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どうも、ボイストレーナーみかです。
今日は、久しぶりの声の分析配信でございます。
声マニアでもあります、私、ボイストレーナーみかが、いろんな方の声を分析してまいります。
今日は、ベーシストYouTuberとしても大活躍されている、くぼあつしさんの声を分析させていただきます。
嬉しい。
私、楽器の中でもベースが一番好きなんですよ。
いろいろ好みはあり、私はボーカル仲間と喋っているときに分かれるんですよね。
ドラム派だっていう人とか、ギターがいいよとか、鍵盤効くなっていう人もいるんですけど、
ベースが一番私は好きで、っていうのも、ベースっていうのはリズムも出してくれますし、コード感、音のコード感も出してくれる。
さらにもうちょっと踏み込んだ話すると、曲のグルーヴみたいなのって、ベースが一番出してくれてる気がしていて、
バンドなんかで歌うときは、ベースの音聞いてれば間違いないみたいな、私の中でそういうのがあって、ベース好きなんですよね。
そんなベーシストYouTuberの久保篤さんの声を、本日分析させていただきます。
じゃあまず最初に久保篤さんの声はこんな声ですよっていうのをご紹介しようと思うんですけれど、
毎週金曜日に質疑応答ライブっていうのをYouTubeでされていて、その一部分を流そうと思います。
こんな声されています。
こんばんは、久保篤さんの雑談ライブ配信のお時間でございます。
毎週金曜20時ぴったりですね、1分たりとも遅れずに毎週配信しているわけですが、
ベーシストの皆さんのお悩みに答えたり、ベーシストの質問相談に答えたり、ベーシストの質問相談に答えたりしている雑談ライブ配信でございます。
ということで、めちゃくちゃベーシストの質問相談に答えてくださっている久保篤さんです。
ではですね、早速分析をしていこうと思います。
そうそう、その前に、久保篤さんは改善したい点として、声の硬さとか、あと滑舌、そして歓声的な部分、声が変わる部分のこと、歓声点って言うんですね。
変わる声で歓声です。
それとか、声がすぐに枯れてしまうということで、その辺が気になっていらっしゃるってことなんですけれど、
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お声を聞いている感じ、やっぱり息が少ないかなっていうふうに思いました。
しゃべってる時ってすごい無意識かもしれないですけど、息吐いてるんですよね。息止めたらこういう感じでしゃべれないので、しゃべれませんので、無意識ではあっても息は吐いているんです。
この息を吐く量が少なめなのかなと思っています。
もしかしたら、もっと息を吸うと喉が楽になるんではなかろうかと、そんな予想なんですよね。
というのもね、ちょっと私声でやってみようと思うんですけど、息の量が減ってくると、息は足りないけど声出さなっていう感じで、どんどん声がね固くなっていく、ガリガリガリとしていく感じになっていくんです。
ちょっとやってみますね。一度同じ音量でずっと出すつもりで、息の量がだんだん減っていく。
ん?ややこしいこと言ったか?伝わったかな?とりあえずやってみます。
同じアーという言葉を出すんですけれど、息の量が減っていきます。減っていくとどういう声になるかっていうのを聞いてみてください。
いきます。
アー
みたいな感じです。
久保篤さんの声の良さとしては、その声の力強さっていうのはあるので、そこはそのままあっていいかなと思うんですよね。
ただ、それで喉が枯れてしまったりしんどくなるっていうのはもったいないので、シンプルに今の喋りのままでいいんだけれど、息の量を増やすことで枯れるっていう状態を少し軽減できるんじゃないかなって思いました。
ユーチューバーさんなので、映像も見れるのですごい思ったんですけど、やっぱり、はぁーって吸う息の量が少ないなと。
むしろ少ない量であんだけ喋れる、それすごいなと思ったんですよね。
だいたい吸ったらなくなるので苦しくなっていって、また息継ぎするなんですけど、息の量が少なくてもあれだけ声を出せるっていうのはすごいなと思っています。
かといって喉の強さによろしくっていう感じでもたれかかってしまうと、どんどん喉がしんどくなっていってしまうので、意識的に深くたくさん息を吸うことで、自然と息をファーっと使って喋るようになると思うので、
そういう感じで対応されると、もしかしたら喉のしんどさっていうのが楽になるんじゃないかなって思っております。
これに近いことが起きているのが、さっき言ってた、歓声点、声が変わるところ。
地声と裏声が切り替わるような、言うたら高い声のところですね。
しんどい!みたいになるところ。
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あそこでね、グッと力を入れて頑張ってしまうと、それも喉に負担がかかるんです。
男性って特に筋力があるので、パワーでなんとかしちゃうんですよね。
しちゃうんだけれど、喉周りの筋肉って、グッと固まってしまうと、それ以上動かなくなって、高い声も出ない。
力を抜くこともできない。行けないし、戻れないし、みたいな感じになってしまうので、
歌うたったりとか、喋るときって柔らかく筋肉を使うっていうのが実はコツなんですけど、
筋力があるが故に、力でギュッてやれてしまう。
そうなると、声が切り替わるときに負担がかかったり、うまく切り替えれなかったり、そんなことが起きてきます。
歌ってみたの動画のリンクも教えてくださって、歌もかっこいいんですよ。
聞いてくださいね。概要欄にリンク載せときますんで。
歌の一番高いところ、キングっていう曲の歌ってみたをアップしてくださってるんですけど、
この曲の一番高い、「歯をむき出して」のところが一番高い音なんですけど、
このときに、みたいな感じで、力を入れてギュッてしてしまうと喉がしんどいので、
ここで息を吐く、みたいなイメージです。
今めっちゃわざとやりましたけど、分かりやすいようにね。
あそこまでやらなくていいです。
息を吐く、歯をむき出してっていう風に歌うと、喉が少し軽く、軽くじゃない、しんどさが軽くなるんじゃないかなと思っております。
ちょっとね、声マニア的にも言わせて欲しいことが一個あって。
あのね、久保土司さんは、首の長さからなのか、喉ぼどけの位置が非常に興味深くて。
だいたいね、高い声になると、男性って喉ぼどけがグーッと上に上がっていくんですよ。
喉の根元の方に収納されるような感じで見えなくなる方とかもいるんですけど、
久保土司さんはね、声が高くなってもずっと喉ぼどけが見えてるんですよ。
喉ぼどけが上がってないわけじゃないんだけど、ずっと見えてるっていう感じで。
この辺はね、マニアだとわかっていますけれど、ついついずっと見ながら動画を楽しんでしまいました。
喉ぼどけの位置とかもね、実は声を出す時に関係したりするので、
喋ってるところとか、歌ってる映像を見ながら分析できると、
やっぱりより精度を上げたお伝えができていいなっていうのをね、改めて思わせていただきました。
はい、ということで、今日はベーシストYouTuberの久保土司さんの声の分析をさせていただきました。
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久保土司さんに限らずなんですよね、息をあんまり使わずに喋ってる方って結構多くて、
たくさん吸って喋るだけで解消されたりすることがあるんですよね。
なので、もし喋ってて声枯れるんだよなーって思ってらっしゃる方は、ぜひ息を吸ってみてください。
たまにあるのがね、息吸いすぎで吸えないのに吸おうとして、うまく息を使えないみたいなパターンもあったりするんです。
息を使えないと上手に吐けなくって、同じように喉に負担がかかるっていう、吸ってんのに使えないパターンもあるので、
その辺もね、またおいおいいろんな形で説明していけたらいいかなーなんて思っております。
概要欄に久保土司さんのYouTubeのチャンネルだとか、歌ってみたの動画のリンクも貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
他の動画も面白くて、機材の紹介だったりとかね、ベースのいろんなことを教えてくださるチャンネルですので、チェックアウトでございます。
はい、ということで、スタンドFMでは声に聞くメンバーシップの配信もしております。
声を育てるべく実践的なものをお届けしております。
今週はまさに呼吸です。
腹式呼吸についての話をしているんですよね。
腹式呼吸で声を出すと、喉の負担ってかなり楽になりますし、
いわゆるいい声っていうのが出やすいんですよね。
でも、腹式呼吸ってこんな感じですよねとか、
よくわかってないけどこういう感じちゃいますみたいなのってすごいレッスンに来られる方でも多いんですね。
なので今回は3パターン、3つのパターンで腹式呼吸のやり方をお伝えしています。
ご自分の中でしっくりくるパターンを取り込んでもらって、
ご自分の声に活かしていただけたらいいなぁなんて思って、
今週は腹式呼吸についてやっております。
呼吸とかめっちゃ地味なんですよ。
めっちゃ地味だけど、着実に声に聞くんですよね。
そんな感じで今回、今週は腹式呼吸について集中的にお届けしておりますので、
興味がある方は概要欄をご覧ください。
あなたの声のアウトプットを応援していきます。
ボイストレーナーのミカでした。バイバイ。