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超ブログ思考
はい、こんにちは、ポロです。
今日はですね、自分に合ったターゲット設定という話をしていきます。
ターゲットを決める時にですね、一方的に自分に都合のいいターゲットを決めてしまうことってあると思うんですけど
まず覚えておかないといけないのは
絶対に落とせない人がいるっていうことなんですよね。
どんなに頑張っても、この人は絶対に自分のお客さんにならないっていう人が存在するんですよ、世の中には。
当たり前ですよね。全てのお客さん、全ての人間を自分のお客さんにできるわけがないので
それは何を言っても結局難しいんですね。相性の問題とか価値観の違いだったりとか
そういったところでどんなに頑張っても、こっちを振り向いてくれないってことはあるわけです。
それを理解しておかないと、結局そこに時間とか労力とかお金を使って
うまくいかなくてどんどん疲弊してしまうみたいなことになるので
まず大前提としてそういう人たちがいるっていうのを覚えておかないといけない。
分かりやすい例で言うと、例えば自分は駆け出しのコンサルタントで
大企業の経営者をターゲットにしますと、そっちの方が儲かるからみたいな理由で
適当にそういう人たちを相手にしますって言っても、おそらく全く相手にしてもらえないと思うんですよ。
分かりますよね。だって駆け出しの何の実績もない人に
大企業の経営者がコンサルタントをお願いするかってないわけじゃないですか。
でもこっちはそういう人たちを相手にしたいと思って、そういう人たちがターゲットですって言ってしまうわけです。
ここまで極端な例はさすがにわかると思うんですけど、でもこれに近いようなことをやっちゃうんですね。
自分にとって都合のいい人をターゲットにするけども、相手は自分を求めてないみたいな。
こういうことが起こるわけです。
なのでちゃんと相手が自分を必要としているかどうかってのを見極めないといけないんですけど、
いわゆるそのペルソナを決めましょうみたいなことよく言われるじゃないですか。
このペルソナって結構適当に作っちゃう人多いと思うんですよ。
名前つけましょうとかね。何歳で年収いくらでとかね。家族構成こうでとか。
趣味こんな趣味持っててとかどこの住んでてとかっていろいろ細かく決めましょうって言われると思うんですけど、
これって何か何だろうな。それも何か存在しないようなペルソナを作ってしまったら何の意味もないわけですね。
ペルソナを作るときに重要なことっていうのは、ある程度の情報量を持っていることが大前提なんですね。
いろんな人に会っていろんな人の話を聞いて、こういうことを考えている人がいるんだとかね。
こういう人たちはだいたい共通してこういうような考えとか価値観とか信念を持っているんだなっていうのが、
情報量としていっぱいあって、いろんなデータがあるとより正確なペルソナ設定ができるんですけど、
何もお客さんのことを知らない状態でペルソナを作りましょうって言われても、正確なペルソナって作れないと思うんですよ。
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だからやっぱり情報量を増やしていく必要がある。
たくさんいろんな情報とかデータとかそういったものに触れて、より正確なペルソナができるようになったら、
ペルソナ設定とかターゲット設定っていうのはうまくいくんですけど、
ただ単純に細かく山田太郎さん35歳、奥さん1人、子供1人何歳で年収400万でどこに住んでてとかって、
それ決めても意味がないんですね。
それは何の情報をベースにペルソナを作ったのって話になるわけなんで。
僕はそれでは十分ではないと思うんですね。
で、ちょっと前に見たYouTubeの動画で、セス・ゴーディンっていう人がインタビューを受けてたんですけど、
セス・ゴーディンって近代マーケティングのゴッドファーザーだっていう風にね、その動画の中では言われてたんですけど、
ドラッガーいるじゃないですか、ピーター・ドラッガー。
ピーター・ドラッガーは古い時代の古いジェネレーションの時のマーケティングの権威で、
今はこのニュージェネレーションはセス・ゴーディンだって結構年いってる人なんですけど、
だっていう風にその中で紹介されてたんですね。
で、そのセスが言うにはですね、
旧来のターゲット設定とかっていうのはもう通用しないって言ってるんですよ。
いわゆるデモグラフィックな切り方、セグメントの切り方では通用しないっていう風に言ってます。
デモグラフィックなっていうのは、たとえば何歳なのかとかどこに住んでるのかとかね、
世界的に言うならば、たとえば白人なのか黒人なのかみたいな、そういう切り方だったりとかね。
そういうデモグラフィック、何歳とか年齢いくつねみたいな。
ので切るのがデモグラフィックな切り方なんですけど、
でも彼が言ってたのは、別に白人だからこういう悩みを持ってるとか、
黒人だからこういう悩みを持ってるとか、そういうのは関係ないよって。
白人でも黒人でも同じような悩みを抱えているし、
それこそ30歳の人と60歳の人も同じような悩みを持っていることはあるわけですよ。
だからそういうデモグラフィックな切り方ではなくて、
サイコグラフィックな切り方をしていかないといけない。
悩みベースでセグメントを切っていくということです。
20歳でも将来が不安な若者もいれば、50歳とかで年金が心配な人もいるわけですよね。
太っている人も年齢とか性別とかに関わらず、
男性でも女性でも太っていることを悩んでいる人とかいるわけじゃないですか。
単純にそういう何歳の男性女性でどこに住んでて、
どういう人種だからこうだっていうのはもはやないと思うんですね。
だからサイコグラフィックな悩みベースとかそういったところでセグメントを切って、
それに対して発信とか情報提供とか商品作成とかそういうものをしていかないと、
新しい時代は難しいですよっていうふうに言っているんですね。
特にこのインターネットの時代っていうのは本当に多様化なんで、
いろんな人がたくさんいて、それぞれが異なるニーズとかを持っているんでね。
単純にそういうセグメント、デモグラフィックな切り方ではもはや対応しきれないというふうなわけですね。
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自分に合ったお客さんってどういう人なのかっていうと、
分からないじゃないですか、どういう人が自分に合っているのか。
最初の話で言うと、自分がこういうお客さんをターゲットにしてますって言っても、
相手が自分を求めていない可能性があるわけですよね。
それをどうやって見極めるのかというと、とにかく発信しまくるんですね。
発信しまくる。発信しまくると今の時代だと、
それぞれのプラットフォームにインサイトとかアナリティクスがついているじゃないですか。
そうすると大体こういうお客さんが見ているなとか聞いているなっていうデータがたまるんです。
自分なりのデータですよ。
だからその一般的な、万人に共通しているデータじゃなくて、
自分オリジナルのデータが揃うわけです。
自分がこういう発信をしたらこういう人たちが集まってきてこういう反応が出たっていう、
もう自分のためだけのデータが集まるわけですよね。
そうすると自分はこういう人たちに求められているんだとかっていうのが分かるんですよ。
それこそこのポッドキャストとかもそうですし、
このポッドキャストだと年齢的なところで言うと45歳から50何歳だったかな。
そこがもうダントツに多いんですよね。
人口分布で言うと。
だから自分は例えば若い人に向けて発信しているつもりだったのに、
実際に蓋を開けてみたら45歳以上の人たちが多かったみたいなことが分かるわけですね。
そうすると自分はこういう人たちに求められているんだっていうのは何となく見えてくるようになるわけですね。
それはそのプラットフォームによっても変わるでしょうし、
同じ発信をFacebookでするのかインスタでするのかによっても反応とかが変わってくるとは思うんですけど、
それぞれの媒体でどういう人がいてどういう人たちが自分を求めているのかっていうのが徐々に見えてくるようになるんですよ。
それっていうのは自分のことを必要としている人たちですよね。
そういう人たちを相手にする方がヘルシーじゃないですか。
自分に全然振り向いてくれない人たちに一生懸命になるよりも、
自分を必要としてくれる人たちをお客さんにした方が労力もそんなにかからないし、精神的にもハッピーになると思うんですよ。
だからそういう人を見極めていかないといけない。
そのためにはいろんな発信をしていって、もちろん数だけじゃなくて、こういう発信したら喜ばれるんだなとか反応とかを見るわけですよね。
もちろんプラットフォームによっても変わるから、Facebookでは反応が出たけどインスタでは反応が出ないなってなると、
じゃあインスタではこれ系の投稿っていうのはあんまり受けが良くないんだなとかって見えてくるわけですよ。
そうやってどんどんデータを集めていくと、どのプラットフォームでどういう人たちが自分のことを必要としていて、
こういう発信をしたら喜ぶんだなってわかるんです。
そうするとそれに向けて合わせてどんどんアジャストしていって発信とかをしていくと、自分に合ったお客さんっていうのが集まってくるわけですね。
だから全て、例えば悩みをリサーチしましょうとかって言われるじゃないですか。
だけどその悩みを自分がリサーチして、悩みをリサーチしたから全て太っている人たちに対してダイエット提供しますって言って、
じゃあ太っていることが悩みですっていうことがわかってリサーチして、じゃあダイエット方法を教えますって言っても、相手が自分を選ぶのは限らないわけですよ。
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それはやっぱり人それぞれ好き嫌いがあるし、相性があるし価値観の違いがあるから、自分はダイエット商品を売ってて、
確かにそれは相手の悩みを解決するものかもしれないけども、でも相手は自分を選ばない。
なぜならなんかこの人あんまり好きじゃないとか、この人はちょっと嫌とかって思われちゃうみたいなことがあるわけですよね。
ってなると、単純に悩みとかをリサーチするだけでは十分ではない。
その人たちが本当に自分のことを求めているのかってところがわからないと、
なんでこんな悩みを解決できるような良い商品を持っているのに、誰もこっちに来てくれないんだろうみたいなことが起こるわけです。
そうじゃなくて、自分が普段発信しているところから、こういう人たちが来てくれているんだなってわかる。
こっちが相手に合わせるんじゃなくて、こっちが自分のありのままを発信して、それをいいよって言ってくれる人たちを相手にするみたいな。
こっちから合わせに行っちゃうとずれちゃうので、自分らしさみたいなものは出なくなっちゃう。
やっぱり自分の状況で戦うっていうのは大事なんで、そこで変に自分を崩して合わせに行くと、本来の自分じゃないとこういう戦うことになるので、
なんかちょっと変な感じになったりとか、うまくいかなかったりとかっていうことが起こるので、
自分のありのままを発信していって、それに対して共鳴してくれた人たちを相手にしましょうということですね。
非常にこの辺りが重要なので、ターゲットっていうのは、そうやって自分に合った、自分にカスタマイズされたと言っていいかもしれないですけど、
そういうお客さんを見つけていく。そのためには日々の発信をちゃんと意識的にやっていくことが重要になってくるということですね。