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こんにちは、パオロです。今日はですね、情報発信をしているのに、なぜコーチ・コンサルが売れないのかという話をしていきます。
これを聞いている人は、コーチとかコンサルとか、あるいはそれに近いようなビジネスをやっている人もかなり多いと思うんですけども、
もちろん皆さん、情報発信をしていると思うんですよ。
じゃあ、ちゃんとその情報発信によって集客ができて、自分のバックエンド商品が売れているのかというと、なかなかうまくいっていない人も多いと思うんですね。
情報発信というのは非常に複雑で、答えがないので、こうやれば必ずうまくいく、みたいなものってないんですね。
人によっても状況も違うし、持っているリソースも違うし、向き不向きとかね、相性とか知名度とか、
いろいろな要因が重なり合っているので、だからこそすごく難しいわけです。
ちゃんと考えて情報発信をしないと、ただの虜に終わってしまうというか、労力と時間ばっかり使って1円の売り上げにもならないというふうになってしまうわけですね。
今回はこのコーチコンサルが売れない根本原因ですね。
これを多分解消しないと、なかなか売れるようにならないんじゃないかなというものをお話していきます。
それはですね、自分がどういうふうに認識されているのかということですね。
自分がお客さんとかそういう見込み客の人たちからどういうふうに立ち位置として見られているかということですね。
コーチとかコンサルだから、じゃあコーチでコンサルとして認識されればいいのかというと、そういうことではないんですよ。
じゃなくて、僕たちはどういうふうに認識されないといけないのかというと、ガイドなんですね、ガイド。
導く人ですよ。道を示してあげる人。
ストーリーの最も一般的な王道のテンプレートにHero's Journeyというものがありますけど、
Hero's Journeyにストーリーを語りましょうみたいなこと言われるじゃないですか。
で、あれ主人公は誰なのかというと、主人公は自分じゃないんですね。主人公ってお客さんなんですよ。
お客さんがそういういろんな大変な思いをして、そこから這い上がってきて逆転して成功するみたいな。
それをざっくり言うとHero's Journeyと呼んでいるわけですけど、
僕たちはそこのどこに登場するのかというと、ガイドなんですね。
そういうハリウッド映画とかでも、主人公がいろいろ壁にぶつかって、そこで師匠みたいな人が出てきて、
それで敵をやっつけるみたいなストーリーなわけですね。
僕たちはその師匠とかにあたる部分、それをガイドと呼ばれているわけですけど、そのガイドですね。
導く人として認識されることが重要になってくるんですよ。
例えば日々、ただ情報を発信しているだけだと何か役に立つなぐらいなわけですね。
ノウハウの発信だけしていると。
だからなかなかそういうガイドという立ち位置としてはあまり認識されない。
先生みたいな感じになってしまったりとかね。
本当に困ったら助けを求めるじゃないですか。
導いてくれる人のところに行くと思うんですね。
だからそういうふうに認識されないといけないわけですけど、
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ただノウハウを発信しているだけだと、この人の情報いいなぐらいで止まってしまう。
じゃなくてこの人だったら自分を助けてくれるなというふうに思ってもらう必要があるわけですね。
じゃあそういう状態を作るためにはどうすればいいのかということを考えて発信していかないといけないわけですよ。
例えば自分のストーリーを語るのもそうですね。
僕自身は例えば全く未経験の状態からネットビジネスの世界に入って、
最初の1年間はブログを毎日書き続けてやったけど月1万が限界で全然稼げませんでした。
でもそこからコンテンツビジネスに参入して、
Kindle、Audible、Udemyとかやるようになって少しずつ稼げるようになって、
最終的には今完全にコンテンツビジネスで起業してそれだけで飯食ってますみたいな話をすると、
同じようなことを目指している人は、この人だったら自分が通ってきた道も既に通っているから
いろいろ教えてくれるかもしれない、助けてくれるかもしれないと思うわけですよ。
自分が今まさに稼げていなくてコンテンツ販売で起業したいと考えている場合に、
もう既に自分の迷いっていう人がいるんだれば、やり方わかっているわけですから、
この人に聞けばいいやってなるんですね。この人だったら助けてくれるなみたいな感じになるわけです。
だからそういうふうにガイドとして認識されるってことが大事で、
それをするためにはただノウハウを発信しているだけだと、役に立つなぐらいで終わってしまう。
だから自分のところに助けを求めに来ないわけですね。
あるいは他のやり方もあって、当然クライアントですね。
クライアントが、いわゆるビフォーアフターですね。
ダメダメな状態から成功したみたいな、そういうことを伝えていくと、
クライアントが要するに今の見込み客みたいな感じですね。
見込み客がその話を聞いて、あの人のところに行ったね、こんなふうに助けてもらえて、
最終的には自分の欲しい結果が手に入るんだって思ってもらったら、
そういうような形で自分のところに頼ってきてくれたりとかするわけですね。
だから見込み客の、見込み客じゃない、クライアントですね。
クライアントの話をするとか、直接インタビューしてもいいと思いますね。
そうすると、この人のところに来ればこういうふうになるんだなみたいな感じになりますよね。
だからそういうような形でどうやったら自分をガイドとして認識してもらえるのかっていうことを考えないといけないわけですね。
ただ教えるだけだったら、通学の例えば方程式を教えてるだけみたいなものなんですよ。
通学って方程式いっぱい習うじゃないですか。こういう式を当てはめたらこういう解が出るよみたいな。
法則ですよね。
でも方程式を習っても問題解けないと思うんですよ。
大学入試とかそういう試験でいろんな問題が出てきて、
どこかのタイミングでその方程式を当てはめることによって最終的に解が求められるわけですけど、
でもどうやってその方程式を使えばいいのかっていうのはわからないわけですね。
だから方程式だけを教えるだけでは十分じゃないですか。解けないから自分だと。
じゃなくて方程式を使ってこうやって解くんだよって解法の部分ですね。
解き方の部分。そこまで教えてあげることによって、
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ああなるほど、こうやったら解けるんだってわかるわけですね。
その解法の部分を教えられるのは、もうすでにその道を通ってきた自分だからこそその解法を教えられるわけですね。
機上の空論でこういう例えばペルソナ設定ってこうやってやるんですよみたいなことを言ってても、
じゃあそれどうやって使えばいいのかとか、みんな理論だけで終わっちゃうわけですよ。
それじゃ意味がない。こうやって使うんですよみたいな話だったりとかね。
以前YouTubeで話しましたけど、デモグラフィックだけで切るんじゃなくてサイコグラフィックで切れと。
東京都在住35歳、山田太郎さん年収500万、妻1人、子供2人みたいなね。
そんな人はいっぱいいるわけですよ。
何を考えてるのかって内面の部分まで導き出さないとペルソナって意味がないわけですね。
同じようなステータスの人はいっぱいいるわけだから。
だからデモグラフィックで切るんじゃなくてサイコグラフィックで切りなさいよってYouTubeで僕も言ってるわけですけど、そういうような感じですね。
そういう応用もちゃんとしていきなさいよってことですよ。
解き方とかそういうことも考えて、解法を伝えてあげる。
こうやったら解けるんですよ。こうやったら多分今の問題解決できるんですよっていうところを伝えてあげると、
この人にだったら自分を助けてくれるかもしれないなっていうふうに思ってもらえるわけですね。
でもそれはやっぱり人によって解き方って変わるわけですよ。
大学入試の数学の問題であれば100人が100人同じ解き方をすれば絶対同じ答えが出るわけですけど、
ビジネスはそうじゃなくて人によって解き方が変わるんですね。
それが難しいんですよ。
だからこそオーダーメイドでピンポイントのマンツーマンのサポートが必要になるわけですね。
人間が同じようなことをやって同じ結果が出るんだったらコンサルとかコーチとかいらないですよ。
ただオンライン講座とかで学んだりとか本読んで学ぶだけでみんな解決できるわけだから。
そうじゃなくて置かれている状況が違うから。
そういう例えばマーケティングの理論とかノウハウっていうものも使える人もいれば使えない人もいるんですね。
この人はそれが使ったほうがいいけど、この人はそれを使わないほうがいいっていうケースもあるんです。
そこがわからないですね要するに。
こういうノウハウテクニックがありますっていう方程式は知ってるけど、
それを使うべきなのか使うべきでないのかとかどうやってそれを使っていけばいいのかっていうのはわからないんですよ。
だからそういう我々みたいなガイド役みたいな人が必要になってきて、
それはこうしたほうがいいですよっていうのを示してあげないといけないと。
そこにコーチコンサルの存在意義みたいなものがあると思うんですね。
だからどうやったら自分がその相手を救える存在として認識してもらえるのか。
Facebookで自分のプライベートなところでご飯食べに行きましたみたいなこと言ってても、
この人なら自分を救ってくれるとか思わないじゃないですか。
そんな発信をしてても意味がないですよ。
だから情報発信をすれば集客できるわけじゃなくて、ちゃんとそこにつながるような発信をしていかないと、
どんなに発信しても集客ができないですから。
自分のバックエンドを買ってくれるようなお客さんが集まってこないんで、
それがSNSであったとしても、じゃあどうやったらそういうふうに自分を認識してもらえるのか。
困ったときにこの人に頼ればこの問題解決してくれるんだっていうふうに思ってもらえるのかってことを、
そこから逆算して日々の情報発信。
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どこの媒体で何を言うのかっていうのをそこから逆算して伝えていかないと、
やっぱり相性の悪い媒体っていうのはあるんで。
そういったことを自分で考えて発信をしていく。
そうするといざ困ったときに自分のとこに来てくれるような。
そうするともう売り込まなくてもいいですよね。
助けてくださいって言っていいですよって売れるわけだから、その状態ができるわけですね。
それをやっていくためにどういう形で情報発信をしていくのかっていうのを自分で考えながらやっていかないと売れない。
だから情報発信ってすごく難しいし奥が深いんですよ。
そこまで理解してやらないと、ただ作業して終わりみたいな。
情報発信で作業して終わりみたいな感じになってしまうので注意が必要です。