1. 小松正史『耳の保養』
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2024-07-06 10:01

表現を極め続ける秘訣は「事務」の強化にあり!

表現活動を成功させるには、事務作業の強化が不可欠です。事務とクリエイティブのバランスを取ることで、音楽活動の可能性が広がり、夢を現実に変えることができます。事務力が成功の鍵となるのです。
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皆さん、おはようございます。作曲家で大学教員の小松正史です。
今日はね、昨日と続きまして、雨の通勤途中のそんな道姿をちょっと収録しながら喋ってみたいなと思って、今日もお伝えしたいと思います。
今日のタイトルというかですね、それは何かというと、特に音活動とかそれに伴う事務の存在というね。
事務って腹筋とかね、身体トレーニングの事務じゃないですよ。事務作業の事務ですね。
事務についてのバランス感というか、その取り方によってですね、創作活動がどんどん発展していくよ、深掘っていきますよ、みたいな。
そんなお話をしてみたいなという風に思います。
僕最近ですね、超ベストセラーになっている本をですね、僕も偶然ながら読破しました。
それはですね、ちょっとこちらリンク貼っておきますけれども、建築家であり音楽家であり小説家でありですね、筆筆家のですね、坂口京平さんという方がいらっしゃいまして、
45歳かな。その方が最近漫画のテイストで書かれたですね、生き延びるための事務っていう本があるんですね。
これがすっごい良くって、いろんな人が紹介されてるんですけども、僕は坂口京平さんすごく好きで、いろんな本読んでるんですけど、今回超ベストセラーですね、これね。
これは自分で創作活動しなくても、日々の生活の中で、ジムってめんどくさいなとか、他のこともしなくちゃならないのに確定しんごく大変だな、この野郎って思う方いらっしゃると思うんですけども、そうじゃなくて、やっぱりジムがあることによって、自分の活動がものすごく充実して、良い感じで続いていけるっていう感じのね、
そういう推進力になっちゃうんですよね。だからそれをやっぱり意識的に使っていくというか、そういうことがむちゃくちゃ必要かなというふうに思いますね。
僕で言うとですね、今まで23、4年くらい大学で、こちらの聖火大学で働いてからですね、学外的というか対外的に音活動を結構やったりしてるんですよね。
それって結構事務作業が多かったりするわけですよ。ギャランティーはいくらだとか、会場はどうするかとか、当日のスケジュールとかですね。そういうのが結構多かったり、僕はマネージャーはいませんので、そしていろんな音楽事務所に所属はしてないのでね。
事務所って音楽事務所、まさに事務やってるところじゃないですか。それもやってないですし、全部自分で学内の仕事と合わせていろいろやってるところがあるんですけども、その時間帯の方がめちゃくちゃ多いんですよね。
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何なら本番が2時間くらいだとしたら、その10倍くらいのやり取りは結構ありますよね。事務作業。そういうこともあって、事務って僕は音楽活動をやり始めてからこれ結構大事なものなんじゃないかなと。逆に事務がしっかりしてるから、自分が好きなように本番で演奏したりとか。
本当に満足いくような表現ができるというか、安心感なのかな。そういうのができるんだとは思うんですけどね。それでこの事務、坂口共栄さんの生き延びるための事務なんですけども、事務って必要なものがある。道具なんですよね。
それがノート一冊でOK。ノートとペンさえあればいいんじゃないみたいな。そんな程度でそこまでの自分のやりたい活動の客観化ができるのかって思っちゃうんですけども。そうなんですよ。ノートと鉛筆さえあればいいみたいな。すごくないですか。今っていろんな管理するようなアプリとかいっぱいあるけど、基本的なノートと鉛筆でOKみたいな。
それに何を書くかなんですよね。何を書くかというと2つポイントがあるみたいに書いてありまして、1つはお金ですね。どれだけ経費がかかるのかみたいな。そういうことですね。そしてあとはスケジュールですね。計画、時間というかですね。段取りみたいなもの。それの2つをしっかりしておけば全然OKなんじゃないかなっていうことなんですね。
それで詳しいことはぜひ本部に呼んでいただきたいんですけども。まず何かやりたい、何か好きなことがあるんだけどこれ5年とか10年後続けてられるのかなみたいな。そういう不安のある。これ第一人称で坂口さんが主人公になってるんですけど。
途中からジム君という方が登場して、その方がはじめは疑ってたんだけど、段々とすごくいい関係になっていくっていうような。逆に坂口さんはジムに助けられるっていう、そういうお話なんですけどね。
実はその脳内で自分一人で結局いるんだけど、ジム的な役割のある、頭の使い方が大事っていうことなんですよね。一人でね、悶々と表現しててもこれ何になるのかとかお金になるのかとかですね。そんなこと思ったり、これ続けられるのかとか。
モチベーションが全然湧かないんじゃないか。そういう不安っていうのが何をするにしてもあると思うんですけど、そういうことを払拭するためにどうしたらいいのかっていうことも書いてあるんですね。結構ネタバレになっちゃうんですけど。
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これまず一つ目がですね、今の1日の中でのどんな時間を何に使っているかっていうのをエングラフで書いてみたらどうかなっていうことなんですよ。朝何時に起きて、ご飯は何時に食べて、午前中の仕事は大体この時間帯やってっていうような、いろんなパターンはあるけど大体の状況、現状、角度。
そして例えば10年後にですね、それをどうしたいのかっていうことなんですよね。どんなふうに過ごしたいのか。もうちょっと創作時間を増やした方がいいのかとか。もっとゆったりと睡眠をとるためにね、睡眠時間を確保したいとか。いろんな希望が皆さんあると思うんですけど、それを実際に書いてみる。
実際に同じ形のエングラフをですね、10年後の理想のエングラフを書いていくっていうことをしていくと、結構いい感じで計画ができるんじゃないかっていうことなんですよ。
結局、自分にとってですね、それを2つの時間軸で意識するのは大事だけれども、根幹の話も書いてあるんですよ。本当にもう創作活動、いや人生を楽しく続けていくためのエッセンスみたいなことが書かれていて、それがですね、ちょっとおネタバレしちゃうんですけど。
何か対象に対して楽しく続けていくことができるような、そういうことをやっていこうっていうことです。これ言ってみれば当たり前のことなんですよね。
自分が本当に楽しいと思えるもの、それを続けていく、続けたいなっていう、そういうことをうまく深掘りしていくような、その経営とかマネジメントのためにジムがあるっていうような。
ジムっていうのは嫌なもんだとか、面倒くさいとか、そういうふうによく言われたりはしますけれども、そうじゃなくて、自分のやりたいことをバックアップしてくれるっていうような、そういう大きな力っていうのがジムにはあるし、逆にジムにそれをやっておけばですね、やりたいことはもう本当に好き勝手やれるというか、
もうちょっと暴れることができるんじゃないかなみたいな、そういうバランスの取り方もしっかりしておりましたね。なので本文を読んでいただきたいと思うんですけど、僕的に解釈するとですね、やっぱり日々の活動っていうのはどんな場合でも、芸術活動にしても一般的な生活にしてもですね、やっぱりメタ認知がめちゃくちゃ大事なんですよ。
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これね、メタ認知。自分の姿を客観的にちょっと距離を置いて見ていくっていうような、そういう認知の仕方だと思うんですけど、そのためには計画ですよね。それを可視化する形でテキストに書いていくっていうことがとても大事なんですね。
そういうのを日記に書いている方いらっしゃいますかね、皆さんの中で。日記でもいいですし、やっぱり自分の頭の中に置いておくだけではちょっと物足らないですよ。やっぱり外在化していくっていうことをしていって、それを常に一つノートにまとめてですね、見てあげるっていうことをしていく。
それによってですね、音楽なり他の分野なりやりたいことがどんどんと進んでいくんじゃないかなということで、今日はですね、ジムの大切さということで、坂口共栄さんの生き延びるためのジムのお話をさせていただきました。それでは今日も良い音の一日をお過ごしください。
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