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みなさま、お聞きくださりありがとうございます。
整理力トレーナーのまきのくみです。
みなさんの暮らしがさらに良くなることを目指した配信をしています。
また少し配信が滞ってしまいましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
先週ですね、私の大好きなおじが亡くなりまして、
そのおじの最後を迎える前の肩のつけ方がとても美しいなと思ったので、
そんなちょっといつもと違うお話をしたいと思います。
おじはですね、嫁宣告を受けていました。
会いに行くたびに、もうこれでもう最後かなと思いながらたくさんお話をしました。
おじは、絞り出すように私に話をしてくれたんですね。
おじは、もう何十年も日記をつけていたそうなんですね。
その話、初めて聞いたんですけども、
自分の最後が告げられた後に、その日記をなんと全て焼却したそうです。
なんで焼却したかっていうと、その日記には自分の嫌な感情も全て書き込んでいたらしくて、
その自分の亡き後に家族に見られるのが恥ずかしいということで、
全部燃やしてしまったって言ってました。
とっても潔いなと思いました。
家族としてはですね、きっと読んでみたかったって思うかもしれないんですが、
残された家族ってその日記をなかなか処分できないと思うんですね。
そういった亡くなった後のものと向き合う時間というのが、
残された家族には必要になって、なかなか悲しみとお別れできずにいるっていうことがあって、
特におじの家族はとっても仲が良くて、本当に愛情あふれる家族だったので、
特にそういう捨てられないものがあるっていうのは、
残された家族にとっても辛いと思うですね。
ですので、おじの判断は素晴らしいなと思いました。
あとはですね、お世話になった人に元気なうちに会いに行ったりとか、
片身として私たちにお財布をプレゼントしてくれたりとか、
そんな感じでね、自分の命を全うされたなというふうに思います。
すごく美しい肩のつけ方だなと思ったので、こんなお話をさせていただきました。
もちろん死というのはこのように準備ができないものなので、
日頃から自分の身の回りというのは常に整理しておきたいなということを改めて思いました。
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今日も最後までお聞きくださりありがとうございました。
お相手は整理力トレーナー牧野くみでした。
また。