2024-06-09 05:58

#282 2024/6/9

全国中学校体育大会が実施規模縮小への話

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スタンドFMから、西牧秀敏ライブをお送りします。
皆さま、こんにちは。
6月9日のライブです。
今朝の読売新聞社会面からなんですが、
中大連といって、ご存知の方はどのぐらいいますかね、この組織。
中学校体育連盟の略なんですが、
全国大会を運営している、日本中学校体育連盟が、
8日、主催する全国の中学校体育大会、全中大会といいますが、
こちらで2027年度以降、水泳、ハンドボール、スキーなどの急競技を実施しないと発表しました。
これは全国の中学校約1万校で、部活動の少ない競技を中心に大会を取りやめて、
現行の20競技からほぼ半減させるんだそうです。
狙いとしては、大会運営を担う教員の負担を減らすということなんですが、
全国大会の下、都道府県の大会や、さらには地区の予選大会、こういったものがあるわけなんですが、
今後その大会の運営や規模、それから何といっても、上位の大会がないことには目指すものがありませんから、
今後、中学校が設置している部活動の種類にまで影響が出てくるのではないかと、記事の方にはこんなことが書かれています。
改めて具体的なお話なんですが、取り編める競技というのは、
今回、水泳、ハンドボール、体操、新体操、男子のソフトボール、相撲、それからスケート、アイスホッケー、
さらにはこれは30年度からになるそうですが、スキー、これらの種目だそうです。
逆に継続する競技としては、陸上競技、液電、バスケットボール、サッカー、難式野球、バレーボール、ソフトテニス、卓球、バドミントン、女子のソフトボール、それと柔道に剣道だそうです。
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確かに取り編める、それから継続する競技を比較しますと、取り編める競技はやはり学校によっては部活動そのものがないところもありますよね、これらの競技は。
そして大会の実施の規模としても、会期を3日間以内にすること、それから参加者数と開催経費を現行と比較して30%削減する、こういったところも目標として決めたようです。
あと開催方式については原則トーナメント方式、敗退した選手やチームが交流できる、いわゆる交流試合も検討していくんだそうです。地域ブロックでの持ち回り開催については今後も継続。さらには30年度に大会のあり方を再度見直すと、こういうことが方針として決められたようです。
ですが、こういった中学校の部活動大会というのは長年行われてきていたものですので、今回すごい大きな改革なんじゃないでしょうかね。
各学校の中学校の部活動のあり方も今議論されている中で、ついに全国大会にまでその流れが広がっていったかというところであります。
私自身は中学校の部活動はソフトテニスをやっていました。そして今の仕事についてから一度、生徒の引率でスキーの全国大会には行ったことがあります。
やはり部活動をしている上では、この大会に参加をして、そしてそれなりの成績を上げるというのは夢ではありますよね。
そういったところが昨今のいろいろな事情でなくなっていくというのも寂しい感じはしますが、かといってやはり教員、それから子どもたちの負担になるようだとちょっと本末転倒なのかなとも思いますし、悩ましい問題ではあるかと思います。
今日のライブは以上です。ではまた。
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