1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #130『グランツーリスモ』の感..
2023-09-18 22:55

#130『グランツーリスモ』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

バーチャレーシング

() F1レーサー : 実際にはF3だが、フォーミュラカーに乗ってれば全部「えふわん」って言っちゃう。我々の認識レベルはそんなもんです。

() 『ワイルド・スピード』シリーズ : 物理法則に対してとてもおおらかな、シミュレーターの対極にいるカーアクション映画。ヴィン・ディーゼルが雨に濡れた子犬のような目をする。

() ホッパーさん : ドラマ『ストレンジャー・シングス』シリーズでデヴィッド・ハーバーが演じる田舎町の警察署長ジム・ホッパー。主人公グループの暴力担当。本作のジャックさんは髪型や髭など、ビジュアルがほぼそのまんま。

() 『ミュータント・タートルズ』 : ウーピー・ゴールドバーグがヒロインの上司役。念のためググって確認したら「日本語吹き替えが泉ピン子」という、心底いらない情報を入手した。

() 『バイオレント・ナイト』 : 『クリスマス・ウォーズ』もそうだけど、なんでアメリカ人はサンタクロースに暴力を振るわせたがるんだろうね。

() 『V.R. バーチャレーシング』 : SEGA制作のアーケードレーシングゲーム。当時はまだ珍しかった3Dポリゴンを使用したリアルなマシンの挙動で人気作となった。

() セナは人間じゃねえ : アイルトン・セナ。こんなド素人同士の会話でも「セナ」で通じてしまう伝説的レーサー。

() 『F-ZERO99』 : スーパーファミコンのローンチタイトル『F-ZERO』をモチーフにした、バトルロイヤルレースゲーム。一つのサーキットに99人のプレイヤーを詰め込んで走らせるのでボッコボコにクラッシュしまくる。映画グランツーリスモの日本公開前日にリリースされた。

() 『Carmageddon』 : Car + Armageddon。一応レースゲームのはずだが、どの車もまともに走る気がないのでスタート直後に大クラッシュが発生する。人を撥ねるとポイントゲット。

() 『Ultima Online』 : ネットワークMMOの元祖。テレホタイムに狩りをしながらチャットでダベるゲーム。

() 『どうぶつの森』シリーズ : タヌキに多額の借金を背負わされて返済するゲーム。

() 『第9地区』 : ヨハネスブルグに難民として住み着いたエビ星人を立ち退きさせようとしたら謎のエビ汁を浴びてエビ化していく男の話。

() 『チャッピー』 : ヨハネスブルグでギャングが盗んだAIロボに悪事を仕込んで強盗を企てる。ギャングのリーダーが「テンション」とカタカナででっかく書かれた面白ズボンを穿いている。

サマリー

映画『グランツーリスモ』は実話を基にした物語であり、ゲームプレイヤーが実際のレーサーになるストーリーです。レースシーンはリアルに再現され、シミュレーターのトレーニングの重要性やゲームの精度の向上についても描かれています。

映画『グランツーリスモ』のストーリー
最初にこれは実話をもとにした物語である、ババーンって出てきたときにさ、結構ふかすじゃんって思ったんだけども、
案外実話成分多めなのかね。最後に実際のヤンのレース、200戦以上走ったとかさ、書かれてたし、
ああ、そうなんだ、実話だったんだって思いました。てっきり実話のエッセンスがちょっと入ってるから、実はベースですって言ってるのかと思ったら、
実際にいるんだね、ヤンさん。 あれはグランツーリスモからこうじて、実際にF1レーサーになった方なの?
みたいだね。 実際問題、本当にグランツーリスモとかさ、テレビゲームのシミュレーションとしての性能っていうのは高いから、
ない話ではないなーって予告の時点では思っていたけれども、 ゲームはあれだよね、Gがさ、体感できないから、そこのとこどうするのかっていうのはあるけれども、
実際にトレーニングのシーンで、結構シートに体が押し付けられるようなシーンとか、強調してたし、
そこら辺が壁だったんだろうなっていうのはさせられるよね。 そこら辺が何?壁?
ああ、シミュレーターの人たちと、シムレーサーって言われてるよね。 シムレーサーの人たちと実際のレーサーのフィジカルの問題である。
そうね、体力とかね、中が暑いからとかさ、いろいろ言われてたし、あとは事故ると死ぬっていう話だよね。
とはいえ、実はベースだからかさ、あんまりドラマがなかったなっていうか、
堂々のストーリー、ゲームのプレイヤーが実際のレーサーになっちゃうっていう、いかにもトリッキーな入りの割には、ストーリーは普通のサクセスストーリーだったよね。
もっとファンタジーって言ったらなんだけど、ミラクルな展開になるのかと思ってたの。サイバーな世界でとか、そういう話になってくるのかしらって予告の時点で思ってたんだけど、
なんか実はベースの映画にありがちなお話がもう完全に綺麗にまとまっててっていうのを普通に本当に他の俳優さんでやったって感じの、
普通に面白いんだけど、なんか私さ求めてたのがワイルドスピードみたいな疾走感だったもので、そこらへんは違うじゃん。
ゲームとリアルなレースの再現性
まあね、そういう話じゃねえからって感じじゃん。元のゲームがリアルなシミュレーターのわけで、レースもリアルなシーンだったよね。
普通に実写レースのシーンは面白かったけどね。 極めて忠実なんだろうね。
だから、私みたいなOSPですか?みたいな人が寄ってきたら、そういうんじゃないっつって。
あの客少なかったよね。
それはあの館のあれによるんじゃないんですか?
広い館の割にはまばらでさ、もっと客来ると思ってたんだよね。 予告見て僕も興味持ったくちだし、面白そうだなと思ってたんだけど、
意外と人に刺さってないのかなって思っちゃった。
ぶっちゃけもう本当ストーリーは綺麗じゃん。
だから実際にいる人、ご存命の人をモデルにすると、お話っていうのは綺麗にまとまっちゃいがちな感じがしてるのね。
まあ嘘をつくわけにはいかないからね。
多分今回ストーリーの中で脚色されているのはレースの戦績とかだと思うんだよね。
6戦目にギリギリ4位以内に入って契約成立とかさ、
すごい事故を起こして観客死なせちゃったとか、 あとはルマンで3位以内に入るっていうのは、これは調べて実際にルマンで3位に入ってたんだけど、
あれ入れなければチームは解散とかそういう話は多分脚色されたドラマなんじゃないかなって思うんだよね。
あとキレると気の荒い、ベタな金キラのライバルがいるとかさ。
悪者の金キラボンボンね。
彼がSNSで追放だとか、レースの安全性を脅かしてるとか言ってるけどさ、どう見たって自分が車当ててたりとかさ、観客だってわかるだろうにね。
キャパ君がね、キャパチームなんだ、キャパ君だと思ってた。
あいつキャパって言うんじゃないの?
チームキャパのボンボンだけども、オーナーがキャパさんだからキャパって名前なのかもしれないけども。
もともとホッパーさんを解雇して嫌だったやつでしょ?キャパだと思ってたけど。
俺もホッパーにしか見えなかったけど、ジャックさんだけ。
最近ストレンジャーシングスシーズン4を見返してるせいで、ビジュアルがさ、もうホッパーさんじゃんって。
完全にホッパーさんだよね。暴力成分が少し減って多少インテリジェンスが増したホッパーさんって感じでさ。
バイオレントナイトもこの人なんだけど、今の私にとってはホッパーさんで、ホッパーさんが最後、よっしゃって言ってシャンパン飲んでて、嬉しそうな顔をしてて嬉しいなって。
早くホッパーさんにも笑顔が訪れるといいなって。
そうだね。
シミュレーターのトレーニングとゲームの進化
ソリ、全然最後まで終えてないからわかんないんですけど。
デイビッドハーバーだったっけ?
俺もずっとホッパーにしか見えねえって思いながら見てました。
見ててさ、最近外国人俳優の顔の区別がつくようになったなって俺思いました。
俺、たぶん本当に人の顔を覚えられないから、ちょっと前の自分だったらホッパーさん見ててもホッパーさんだって気づかないレベルで。
わかる。
それはね、本当に最近思うようになった。
割と意外とわかるっていうか、あと名前もさ、やっぱり何度も出てくるとさすがに結構覚えてる人がいる。
これが十何年前とかだったら、外国人の人はみんな顔が一緒なので役名覚えられないんだよなってレベルだったから。
俺もタートルズ見た時に、あれルピーゴールドバグだったの?とか言っちゃったもんね。
どこからどう見てもルピーゴールドバグだろうっていうね。
確信が持てないんだよね。
持てない、そう。
私もあれホッパーさん?ホッパーさんかもしれない。あとバイオレントナイトの時の人にも似てるかもしれない。
後で調べて、やっぱりそうだったんだ。
あと思い切りあれ誰だったよねって言って、全然違うってこともよくある。
それはそれとして、映画本体の話に戻すか。全然関係ない話で盛り上がっちゃったけど。
でも本当にレースシーンはね、面白かった。手に汗握るってことではないけれども、やっぱり景色とか見てて面白かったし、
演出としては順位が上にピッと出てくるとか、途中でメーターとかゲームのインジケーターがヤン君の視界には見えてるとか、ラインが見えてるとかね。
ああいう演出はやるだろうなって思ってたけども、実際やってて普通にすっきりハマっててよかったなって思った。
私グランツーリスもプレイしたことがないんだけれども、ああいう感じの見た目なの?
僕もモータースポーツ全く興味ないし、モータースポーツっていうか自動車に興味がないので、グランツーリスも触ったことすらないですけど、レースゲームの見た目ってあんな感じよね。
だからモータースポーツに対する解像度が低いから、どのぐらいファンタジーのお話になってるかわかんないんだよね。見ててね。
あとむしろ、カメラワークが固定カメラで撮った方が逆に疾走感が出るんじゃないかっていうシーンが、ドローンで撮られることで相対的に速度感が減速して見えてるんじゃないかって思うシーンがあったんですよ。
でも実際のレース中継とかも今はドローンとかで撮ってるんじゃないの?
途中一箇所だけ酔いそうになったのが、ルマンの観客席のところをこんな感じになってますよって言った後、コースの方に降りていく、モロにドローンみたいな空撮みたいなのがあったんだけど、
そこのところで車は走ってるし、ドローンの目線だしで軽く酔いそうになったのね。
フン、フン、フンみたいな、そういうのじゃないんだなって思った。
実際フン、フン、フンってさ、見に行って何が面白いの?って俺思っちゃうし、中継スタイルの方がいいな。
スポーツでもさ、レースでもさ、現地行ってみてもさ、思わないんだよね。私分かんないからさ。
音とか熱狂がいいんだよってファンは言うであろうよ。
その場にいてみんなと飲みながら食べるのが楽しいんだよみたいな感じなのかな。
そうそう。で、コースの横でさ、見てて、人が巻き込まれて死んじゃうわけじゃないですか。
あんな危険なところで見れるんだねっていうことは思った。
だからね、あそこの事故のシーンで、みんなさ、ヤンお前は悪くないって口を揃えて言うじゃない。
それがね、あそこにいた観客っていうのの、あそこの立ち位置が自己責任であったっていうことなのでもあるのかなってちょっと思っちゃったのよ。
実際そうだし、責任を取るとしたら、あそこに客を入れたプロモーターだよね。
金網だけで仕切られた芝生みたいなところね。
あれはあそこに入れるようになっているのが悪いと思うね。
ヤン君にイップスをね、煩わせるためだけのギミックなんだよね。
イップスってなんすか?
精神的なプレッシャーとかで、スポーツ選手とか実力を出せなくなることをイップスと。
イップスと言うんですか。
とにかくヤン君にトラウマを抱えさせるためだけになぜかいた。客。
っていうことなので、そんなに深く考えてもしょうがないんじゃない?
わかるよ。わかるんだけど。
そういうところも含めて、堂々なありきたりな組み立てになっているから。
映像はね、僕は嫌いじゃないんです。
普通に面白かったんだけど、ストーリーに面白みはねえなと。
前半のさ、大会で優勝して権利勝ち取ったとかもさ、えらいあっさり優勝してさ、あっという間に終わったし。
その後のGTアカデミーの5人のレースとかもそうだし、ブレーキがフェードしてたっていうところで、
実はゲームプレイヤーってすごいんだぜっていうのをさ、コッパーさんに分からせるシーンとかもさ。
前半の、だから優勝してレーサーになるまでの流れは、もう本当に駆け足でチャッチャッチャッって流された感じだったなと。
だから、レースの映画なのにデキレースすぎるんだよな。
ある程度は現実なんでしょうから。
だからストーリーとしての面白みというか、この後どうなるんだろうみたいなワクワク感とかは全くなかったなと。
現実ベースでうまいこと成功した人を軸にやってるから、ストーリーもうまいことね、成功しちゃうからね。
これ見る前に僕思い出したのが、昔のバーチャレーシング、セガのゲームの開発スタッフのインタビューでさ、
実際に現実に即したシミュレートをしてガッチガチにゲーム作ったらとてもプレイできたもんじゃなくて、スタッフの感想はセナは人間じゃねえってなったらしいのよ。
ただ、それをしてガチガチのカーシミュレーターとして作ったグランツーリスモ。
いきなりF1だけじゃなくてさ、普通のね、GT-Rとかも走らせられるわけで。
GT-Rってなんすか?
普通のスポーツ車だね。レースとかにも使われるけれども普通に買えるやつ。
それでめちゃめちゃやりこんで、最終的にはホームエラーカーも乗っちゃうみたいな、そんな現実のレースを志す人と同じ手順をシミュレーション上で踏めるようになってて、
しかも何度でもやり直しが効いて、うまくいかないところはすぐやり直せるみたいな、そういうところを考えたら、確かにシミュレーターから上がったレーサーっていうのの強みってあるんじゃないかなって思うんだよね。
だからコースがどういうものかっていうの全体像とか細かいところがこういう仕組みの曲がり角ですとかを、
頭に一通り入れておくのって本当に大事なことだと思うし、あんだけの300何十キロとかスピードを出して、
瞬時に判断を下さなきゃいけないってことで、頭にはもう自然に馴染ませ込ませとかなきゃいけないわけじゃん。
だからそういうイメージトレーニングっていうかさ、事前の頭の準備ができるっていう意味ではシミュレーターって多いにいいよね。
頭の準備どころじゃなくて、作中でも何千回も走ったって言ってたけども、現実にはそんなに走れないものがかなりのリアルなフィードバックを持って走れるわけだし、
あと最適なラインをあえて取らないでやることも試してみるとかね、そういうことが実際のレースと同じ形でできるのだから、
だから本物のレーサーもシミュレーションで練習とか今してんのかね。
してんのかもしんないね。そういうのに実際に使われるほどに、ゲームの精度が上がっているっていう状態なんだとしたら胸が熱いなって思った。
そうね。ゲームだからのめり込んで何度でもできるわけだし、
昔のマンガとかで地球に攻め込んできた宇宙人とかが、子供がテレビゲームで遊んでいるのを見て、
こんなに小さい頃からこの星では戦闘シミュレーションをやっているのか?みたいなことで恐れを成して去っちゃうみたいなギャグを何度か見たことがあるね。
ゲームのリアルな演出
割と定番ネタなんだけど、割と最近のシミュレート性能とかを考えたらギャグでもなくなってきているのかもしれないよね。
シミュレーターじゃないんだけど、ちょうど昨日F-099の画面を見たばっかだったからさ、
意外と車が少ないぞとか言ってバカな感じで見ちゃったから。
あんなドッカンドッカン壊れるレースはあかんですよ。
でも実際に走っててさ、ラインが見えちゃうっていうのはね、分かるんですよ。
ゲームばっかやってるとね、割と現実世界にインジケーターが見えちゃうことがありまして。
僕昔カーマゲドンっていうゲームをやってて、
これがまたこの話をするには例えが悪すぎてさ、
道行く人をめちゃめちゃ引き飛ばしてね、
で、敵のカーをクラッシュさせてみたいなそんなゲームなんだけども、
他の車に突っ込んでクラッシュさせるために、
敵の車が横っ腹を見せた瞬間にそこにドーンって突っ込むと、
めちゃめちゃ効果的にね、敵が吹っ飛ばせるの。ダメージ与えられて。
現実世界で交差点で他の車の横っ腹を見たときに、
あ、チャンスだって。
今だってなるね。
さすがに理性があるから突っ込まないけれども、
頭は思うの。
そういう横っ腹を見たら効果的にあれできるなっていう一定のラインができちゃってるから、
そういう同じ場面をリアルで見たときに、
同じ想像がフッてイメージとして出てきちゃうのね。
あと、ウルティマオンラインで土地が全然なくて、
家が建てられなかったときに、
現実の空き地を見て、
あ、ここ家建つじゃんって思ったこともある。
わかるよ。
動物の森にズブズブだったときには、
そこらへんの生垣がブロック状に見えてて、
50センチ角ぐらいでユニットに見えたからね。
ゲームの音が言われるんだろうけどさ。
でもなっちゃうんだよね。
別に現実に影響を及ばさなければいいじゃん。
ちゃんと理性で止まるから大丈夫よ、普通の人間は。
だから、現実と虚構の区別がついてない人はやばいけど、
そうじゃなかったら、別に全然。
なので、この実際にラインが見えちゃうっていう演出は、
あれは本当にやりこんだ人だったら見えるんじゃねえかなって思ったの。
ガチのグランツーリスモのプレイヤーの人だったら、
運転してるときにこういうビジュアルで見えてるのかもねっていうのは、
やったことのない私なんかにも、
ああなるほどねっていう視覚効果として映ったかな。
ただ、現実のF1に当てはめていく上で、
それ以上の過剰な演出はされてなかったので、
ああなるほどな、そこら辺のバランスは難しいよねって思った。
だからさ、それこそバイスピみたいに、
ハンドルぐるぐる、ギアガシャガシャみたいなさ、
そんなようなさ、ハラハラ感の出し方ってできないんだよね。
せいぜいすごいカチカチ手元で、
無線の切り替えのボタンとかを押したりとか、
それぐらいのもんだよね。
最小限、最低限というか、手元で、
感動のシーンへの流れ
瞬間的にできるようになってるね。
あとは全部視界と、前面の視界、
あと左右ぐらいに全神経を配り、
そうね、だからモータースポーツ全然知らない身として、
あんな風になってるんだってのは面白かった。
へーってなってるね。
あと演出で言うとさ、途中で車がパーンって弾けてさ、
部屋の中のシミュレーターの席になって、
それからキュッと戻るシーンね。
あれ、監督がニール・ブロム・カンプだって直前に知ったんだけども、
誰だっけ?
第9地区とか、チャッピーとかね。
だからSF撮ってる人らしい演出だなと思ってさ。
あそこからさ、ガッて場面切り替えで、
自宅でやってる時のやつとかにさ、
繋がっていく演出とかさ、すごかったですよ。
あそこのシーンはさ、前半にも出て後半にも出た
同じシーンの繰り返しなんだけども、
あそこで親父が出てきてさ、
ラインを追えよって言うじゃない?
サッカーやろうぜとかさ、弟を見習えとか言ってさ、
息子がゲームやってることすごい嫌そうにしてたのにさ、
その段階でさ、覗きに来て、ラインを追えよとか言ってるのはさ、
なんなんだろう?って。
わかんない。だから。
なんかこの時点で、あれ?なんか理解が深まったの?って思ったんだけど、
その後なんか鉄道のさ、連結の現場とかに連れてってさ、
現実見ろとか言うし、あれ?ゲーム気に入ってないなと思って、
だからあそこのラインを追えよのシーンが唐突なんだよね。
お父さんのバックグラウンドがいまいちわからないせいで、
あと5歳の時に連れてってもらった車の前で撮ってるヤン君の写真、
あの時に僕はカーレーサーになろうって心に決めたんだのところも、
いまいちエピソードが足りなくて、
昔お父さんと一緒に行ったレースかなんかのショーで、
車のことが大好きになったのかな?とか、
お父さんも車のこととか一瞬かじるかなんかして、
ヤンなのかな?とか、その辺がちょっとわからなかったのよ。
なんで急にライン?
ルマンの現地にお父さんが来て抱き合うシーンもさ、
あんまりね感動のシーンのはずなんだけども、
説得力はないよね。唐突感がある。
一方でお母さんは初めからね、割と応援してくれてて。
もともとサッカー選手のお父さんだったから、
部屋に曇ってゲームばっかりやってる息子を心よく思ってないっていうのはそうなんだろうけれども、
そこらへんのね感動のシーンへの流れっていうのは、
いまいち唐突でね。わからなかったね。
イップスの予兆
あとあのわからなかったのがちょっと時代感?
ディスコでノリノリのシーンがあってさ。
それはね、時代としてはたぶんグランツーリスも3とかプレステ3の頃だったと思うんだけども、
現在の最新作グランツーリスも7になってて、
それで書かれてるから、時代背景は結構めちゃくちゃなんだよね。
でもグランツーリスも25だか2.5だかって書いてなかった?
俺もそう思って、いやそんな出てねえだろうと思って調べたら25周年バージョン。
つまり?
今の最新のグランツーリスも7なんだけど、
グランツーリスも7の25周年バージョンっていうのがあるらしいです。
シリーズがいつから始まってんのかも。
だから25年前。
今のお話よろしいの?
今のお話。だけども元になってる現実の話はもっと昔の話だから、
グランツーリスも3とか4とかの時代だと思う。
その頃にディスコでノリノリがあったかどうかを置いておいて、
海外の映画のナイトレジャーってだいたいディスコじゃん。
クラブと言いましょう。
だけどさ、初めて来た東京でお寿司食べた後に、
初めて来た土地であんなノリノリのディスコで、
くつろぎながら初めて恋人とチューをするなんてことができるって、
すげえなって、ほんとかってなっちゃった。
ノリノリのディスコっていう言葉がもう昭和な感じがするんだけれども。
それはもう先日のディスコはノリノリのMEG2の影響でわざと使いましたけど、
まあいいんだけど、全然本筋とさ、重要でないところだから、
まあまあわかるよって流れはね。
まあでも、彼女とのロマンスの下りもいないよね。
とってつけたような感じでは。
で、まあ契約してお金も入って浮かれて東京で遊び回る、
ずっと来たかった東京でいろいろ観光して回るっていうシーンは、
まあいいんだけども、その後ひどい目に遭うんだろうなっていうのは見てて思ったよね。
まあね、これからなんかそのイップスになるんじゃろうなとか、
だいたいもう予想の通りでさ。
だって予告でめっちゃ事故ってるシーン流れてるしね。
流れてたし、こんな感じでこうなってこうなるんじゃろうなって思ったら、
もうほんとにそのままだったからね。
いや悪くはなかったよ、悪くは。
普通に面白かったですっていう感想に留まっちゃったのが意外とね。
エンタメに対して普通にっていうのはあんまり褒め言葉じゃないからね。
だけども俺も似たような感じ。
22:55

コメント

スクロール