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2020-12-27 08:33

#167 ブライアン・メイの2足のわらじの凄さ 【知的生活回】

ブライアン・メイは言わずとしれたクイーンのギタリストですが,
実は,天体物理学者として,ホーキング博士などと,ニュー・ホライズンズの打ち上げの共同研究者に名を連ねているほどの人なんですよね。

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Lyustyleの知的瞑想ラジオ、第167回目の今日は知的生活回です。
クイーンのギタリストブライアン・メイの二足のわらじの凄さということでお話しします。
ちょうど2年ほど前ということになります。
2年ほど前といっても、昨年の1月1日の話なんですね。
2019年の1月のお正月のお話なんですけれども、
ブライアン・メイですね、クイーンのブライアン・メイが新曲を出したんです。1月1日にね。
さて、このことをなんで私が今頃話しているのかというとね、
もちろんそのクイーンのブライアン・メイが好きということもありますけども、
とんでもないこととちょっと絡んでいるということでね。
とんでもないって事件でもなんでもないんですけどね。
実はね、そのブライアン・メイが21年ぶりにソロ新曲を出した理由っていうのがね、凄いんですよ。
2006年に遡ります。
2006年にですね、NASAが無人探査機のニューホライズンズっていうのを打ち上げたんですね。
それがですね、冥王星のさらに16億キロもね、遠くにあるウルティマ・トゥーレっていう天体があるんですが、
そこに接近通過を試みて900枚の画像を送ってきたんですが、
これが理由なんですね。
えっ、なんでそのね、NASAの無人探査機がウルティマ・トゥーレという天体に接近通過をしたのが、
なんでブライアン・メイが新曲を出す理由なのという話なんですよね。
これが非常に面白くてね、はぁーと思うんですよ。
なるほどとね、皆さん聞いたら思うと思うんですが、
実はですね、ブライアン・メイはその去年の正月ね、2019年1月1日のね、
ウルティマ・トゥーレの接近通過、これフライバイというんですが、
ニューホライズンズの打ち上げ探査の共同研究者なんですよ、ブライアン・メイって。
クイーンのブライアン・メイですよ。
共同研究者なんですよ、そのニューホライズンズ打ち上げのね。
なんでということなんですね。
クイーンとして頑張って、ギタリストとして本当に世界的なギタリストなんですけれども、
実は天文学者でもあったんですよね、彼はね。
ボヘミアン・ラプソディという映画を見た方とかはね、
彼が学者であるということもご存知だろうとは思うんですが、
僕みたいに中学校の頃からね、クイーンをずっと聴いてきた人間ですね。
ボヘミアン・ラプソディをリアルタイムでね、レコードを買ってきて聴いたんですが、
その頃ミュージックライフとか読んだらね、よく出てましたね、ブライアン・メイとかは学者だとかね、
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天文学を目指しているんだ、学者じゃなくて、天文学者を目指しているんだとかね、
それとかロジャーテイラー・ドラムズのね、彼は歯科技師ですかね、
なんかそういうのを目指しているんだとかね、
そういうようなことで非常になんかね、エリートバンドだみたいな意識がちょっとあったわけですけれども、
もうちょっと詳しく説明するとですね、
彼はですね、インペリアルカレッジというところで、天体物理学の博士号を取るために勉強してたんですよ、もともとね。
そこで論文とかもね、数本残してるんです。
その時にね、趣味で作ったスマイルというバンドですね、そこにフレディ・マーキュリーが参加したもので、
それでクイーンとしてブレイクしちゃったということで、その学問の道を一旦中断されたわけですね。
でもね、もともと天体物理学博士を目指していたもので、
いつかは本物の学位を取りたいというのはずっと思っていらっしゃったということなんですね。
それがですね、2007年に身を結んで、とうとう博士を取得するに至ったということなんです。
学会とかにですね、記念講演とかで呼ばれることはね、あったんですけど、
ただ学位を持っているわけではないんで、あくまでもゲストだったんですよ。
しかし2007年に学位を取ったということで、本物の学者として認められるようになったわけですね。
その後はですね、有名な天文学者の方と協調を出したりとかするなどでね、
天文学の世界に成果を積み重ねてきたんですよ。
その延長に、このウルティメ・アトゥーレの接近通貨の医療運転、ニューホライズンズですね、
その打ち上げ探査の共同研究者に名を貫いていたということで、
普通の天体物理学者としての業績の一つということなんですね。
これが、そのね、ブライアン名がそれだということが驚きなわけですね。
新曲はですね、ニューホライズンズといいまして、
ニューホライズンズの打ち上げ、12年にかかったんですがね、
そのおよぶミッションに敬意を表するために作った歌なんです。
そのね、2019年の1月1日に、そのニューホライズンズっていうのがね、NASAから発信されたんですよ。
NASAのね、ゴダード宇宙センターから披露されたんですね、それがね。
その披露の仕方がすごくて、ニューホライズンズがウルティメ・アトゥーレに最接近した、
その瞬間から演奏を始めたんですね。
そして演奏が終わった瞬間、デジタルによる配信が可能になるというような公開の仕方をしました。
ブライアン名はですね、その時にメッセージを語っていて、こう言ってますね。
このミッションは人間の探求心の現れだ。
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人類は宇宙を蘇生しているものが何かを探求せずにはいられない。
この曲は人類の悪なき努力に捧げる国から、というようなことを言っています。
で、私も聞いたんですけどね、曲中にはですね、ホーキング博士、まあ亡くなりましたけれどもね、
ホーキング博士のメッセージが流れています。
これはですね、2015年の時にニューホライゼンズが名誉制を通過したんですが言ったね、4年前に。
その時にチムに向けて送ったお祝いメッセージなんだそうです。
それを今度の2019年のウキマトゥーレの石金通過の曲の中にそれをまた入れたということでですね。
その曲はね、実に21年ぶりのソロ楽曲ということでね、
非常にクイーンファンにとってもですね、天文学ファンにとっても大変魅力的なイベントになっているというようなことなんです。
これをね、私が去年の1月に聴きまして、早速公式のYouTubeチャンネルでね、聴きましてね、感動して聴いたんですが、
人間って二足のわらじってよく言うけれども、履けるもんだなぁと思いましたねって、それもどちらも世界的な異様というね。
ブライアン・メイが天体物理学者を目指しているということは知ってたんですが、当然のようにクイーンのギタリストとしての彼の方が世に知られているわけで、
まさか何十年も経ってまた若い頃の夢をもう一度学び直して、そしてそちらでも異形を達成してしまうという。
人間ってすごいなというのをね、ブライアン・メイを見てて本当に思います。
今なんか私が彼を見たらね、なんか科学者のイメージの方がむしろ強くなっていますね。
科学者がギター弾いているみたいなね、むしろ今はそういうような形です。
僕は心からブライアン・メイを尊敬している一人です。
はい、いかがだったでしょうか。
なんで今この時期にという感じなんですが。
いや、去年のね、正月の頃いろいろ思い出していましたら、ちょっとね、これに引っかかったと。
ちょうど2年ぐらい前のことですね。
そういうことでちょっとお話ししてみたくなりまして、ポッドキャストで配信をしています。
それではまた、リュウスタイルでした。
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