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2021-02-16 09:57

#203 60歳の爺さんだからといって演歌が好きなわけではない 【知的生活回】

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若い人から見れば,60歳の還暦の人間なんて,爺さん以外の何にも見えませんよね
でも,この爺さんは,頭の中はまだ30代なんですよね。
カラオケ言って,「60歳のじいさんだし,演歌でもいれときゃ歌うだろう」ということはないので,
どうぞよろしくおねがいします。

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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第203回目の今日は知的生活回です。
60歳だからといって演歌が好きなわけではない、というお話です。
趣味ということについてのお話なんですが、
だいたい人は何らかの趣味を持っているというふうに思います。
僕という人間の趣味は何だろうかと言われたときですね、
60歳を超えて定年間際の人間だから、若い人から見ればもう爺さんですけど、
爺さんの趣味といったら演歌とか盆栽とかね、
そういうものを趣味として持っているのだろうというふうに、
きっと思われる、イメージとしてね、そんなのがあるんじゃないかというふうに思うんですけど、
何ですか、僕らっていうのはですね、
昭和の頃の並兵に代表されるような、
昭和の頃の親父というものじゃないんですよね、もうね。
もう30代ぐらいの頃のまんま年をとっているというのが正解なところで、
年をとったから盆栽いじるとかね、年をとったから演歌を歌うとか、
そういうようなことっていうのはまずないんですよね。
盆栽というのは別に年をとった人の趣味でも何でもなくて、
あれはあれで一つの道ですから、若い頃からね、
盆栽をいじりながら大切なことを学んでいくという、そういう道もあるわけで、
年をとったじいさんがするわけでも何でもないわけですね、本来ね。
その頃人生が延熟してきたから、そういうものを自分でいじりながら、
人生というものとそれをつなげながらというようなことはあったかもしれないので、
あたかも盆栽いじりがじいさんの趣味だみたいな思われ方をされているのかもしれませんけれども、
全く自分自身ではそういうものではないと。
趣味というのはね、人間の思考というのは年をとったからといって変わるものじゃないですよね。
例えば音楽とかね、じいさんだから演歌を歌うんだろうとか言って、
よくカラオケとかで職場で若い人たちと行くときに、
僕はその若い人たちが歌う歌というのがものすごく好きで、
若い人たちがどんどん新しい歌を教えてくれるんだよね。
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うわ、これ面白い歌だ、これ誰のなんという歌だみたいな感じで、
それを知るのがすごく好きなんですよね。
だから別に歌はしてくれなくてもいいし、気を使ってくれなくてもいいし、
若い人たちが歌う歌をそこから学んでいくっていうようなのがありましたので、
すごくその場が楽しいわけですね。
自分たちと同じ人間、年ぐらいの人間でカラオケ行ったら、
80年代とか90年代の歌ばっかりしか歌わないですからね、
ポップミュージックですけどね。
新しい歌とか誰も歌わないですよね。
だけど若い人たちと行ったら今の歌を歌ってくれる。
こんなことはすごく楽しいんです。
ところがね、やっぱり人間って面白いもんで、
そういうような思いで聴いてるっていうふうには思わないんですね。
きっとこの人も歌を歌いたかろうというふうに思われるわけですよ。
そしてなんかこの人にも曲を入れておすすめしようと。
そしてこの人はじいさんだからきっと演歌が好きに違いないとか言ってね。
なんか流行ってみんなが知ってるっぽいような演歌とか入れてね。
どうぞとか言ってマイクをくれたりするんですよね。
ちょっと何言ってた?
いやーどうぞ歌う。リスタイルさんも一つ歌ってくださいとか言うわけですけどね。
知らないしこんな歌とか言って。
えーみたいな感じでね。
いやーあなただったら年の人はこういう歌を歌うのと思ってましたみたいな感じで。
皆さんいろいろ考えてくださるんですけどね。
いやー僕はそんなよりも今の歌を聴いてる方が楽しいというね。
どうしても歌いたい場合はその中の人たちの中では歌わないですね。
だって僕が歌う歌ってなんだよ。
ディープパープルとかビートルズとかね。
エルトンジョンとかねジョン・レローンとかね。
今の人たち絶対知らないような80年代70年代のポップミュージックですから。
それもあの海外のね。
それをね60のじいさんがね70年80年代のポップミュージックを英語で歌ってたらね。
絶対見てる方痛いですよ。
なんだーみたいな。
なんで急に英語で歌いだしたんだーみたいなね。
なんか何ちょっと痛いぞみたいなね。
絶対そうとしか思われないですよ。
なんか英語歌ってカッコつけてんのかなみたいなね。
そうとしか絶対取られないですよね。
ですからね僕はカラオケではねもう歌わないですね。
あの本当に歌いたい時は仲間といってバンドのね。
仲間といってもう60年代70年代の歌をね歌いまくりますね。
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ビートルズのアビーロードのB面のメドレーとか歌えますからね。
15、6分かかるやつをね。
そこでは誰も何もいませんからね。
みんなもう60越えたねあの大学の教授とかもいるんですよね。
でもそういう人たちなんかねもうおそらく歌えないですよね。
自分たちの仲間で行った時にはね。
でももう僕たちのそのねバンドの仲間の中ではねもう
ぜっぺり歌ったりしますからディープアップルのねバンを大絶叫したりしますからね。
信じられないでしょ60のじいさん。
でもそういうもんなんですよね。
ただ年だけが経ってるだけで中身はね全然変わらないですからね昔と。
そんなことはないだろうと思ってるかもしれないけれどまあ30年後40年後わかりますよ。
本当だってあの時リュウサイルが言ってたのは本当だって。
今のあの時のまんまだ頭の中の自分の思考っていうのはってね思いますよ。
だからカラオケに行って僕はあの歌を歌うよりも若い人が歌う違う世代の人が歌う歌から新しい風をいただいて
そっちがねそっちの方が楽しいと妙にその気を使わないでくださいというねことをと思っている人がいるよという話ですね。
いやあのこれを聞いてくださっているリスナーの皆様の先輩だとか上司だとかその方がそうとは限りませんからね。
僕が特別な人間かもしれないのであの忖度してくれとかね何も言わんけど俺は歌いたいんだ俺にマイク回してくれとか思ってらっしゃるかもしれないんでね。
それはねすいませんあのそういう人もいるかもしれません。
でもね中には僕みたいな人間がいますのであの回してくれなくていいですよ。
分からないですよそんなんねあのどうしていくか分からないですよね。
あのまあそういう人がいるんだなあというふうに思っていただいておっていいと思いますし。
まあだいたい見てたら分かるかもしれませんよ日頃の言動だとか上司だってその上司との付き合いの中でねこの人はね何か忖度しないといけない人だとかね。
この人は逆に気を使われるの嫌なんだと自分たちが楽しんでるのを見ることが好きな人なんだってのは付き合いの中できっと分かると思いますのでそれにあったようにしていただければいいんじゃないでしょうか。
少なくとも60になったじいさんがみんな円化が好きというそういうお考えはお考え直しいただいた方がいいんじゃないかなというふうに思っております。
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はいいかがだったでしょうか。
もう今の60代ってひねくれてますよね。
なんかこじらせてしまったらいい。
こじらせてられてるわけじゃないですか。
ひねくれてるわけでもなんでもないんですけれども。
もうなんかね僕ら本当に経済成長の中で職の心配もなくお金の心配もそうなく普通に今の方と変わらない生活をしてきた人間なので。
一世代上の方のような苦労なんて何にもしてきてないので。
はいというようなことですから基本的に今の世代の人と何も変わらないというそういう世代でございます。
それではまたリスタイルでした。
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