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2024-09-13 52:24

#17 【ゲスト回】一人でも多くの人を救いたい。人のために輝く生き方とは

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今回はゲストに「月曜日のオノマトペ」のひらたさんをお迎えして、今までのさまざまな経験や価値観を語っていただきました!

✦ バラエティ豊かすぎる経歴

✦ 仕事選びの基準

✦ フリーランスを目指す人への助言 など

【関連リンク】

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月曜日のオノマトペ

アフターセブン

【アフターセブン】ひらたさんゲスト回

#43 ポッドキャスト機材沼!マイクの選び方編【日曜担当りりこ】

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Japanese Point of View

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ひとりりごと

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Music credits:

Faithful Mission by Artificial.Music

さみしいおばけと東京の月 by しゃろう

トーマス大森音楽工房

サマリー

ひらたさんは自身の多彩な経歴について語り、音楽やダンスを通じての成長や職業人生の道のりを振り返ります。彼のフリーランスとしての生き方は、さまざまな経験や人との出会いによって形成されています。このエピソードでは、飲食業からシステムエンジニアに転身した経緯や、人との関係を大切にする生き方について話します。彼はこの過程で得たスキルや挑戦した環境、特にパラオでの体験を紹介します。ポッドキャストのエピソードは、パラオ共和国での生活やYouTube活動を通じて、逆境を乗り越えようとする姿や、人々をサポートする努力を描いています。また、フリーランスとしての働き方や自己成長への挑戦についても触れられています。このエピソードでは、フリーランスとしての仕事のスタンスや人との関わり合いについて話されており、特に他者を救いたいという強い思いを基に、ポッドキャストを通じて人々に活力を与えることの重要性が強調されています。さらに、人生の数奇な経験を人々のために活かす意義についても語られています。

ひらたの多彩な経歴
りりこ
皆様こんにちは。人生のヒントは、番組パーソナリティの私、りりこが毎回トピックを決めて、皆様の人生のヒントになるようなお話をしていくポッドキャスト番組です。
はい、今回もゲストをお呼びしております。今回のゲストは、かなり特殊な経歴をお持ちのポッドキャスト番組、月曜日のオノマトペのひらたさんです。いらっしゃいませ。
ひらた
お邪魔いたします。月曜日のオノマトペのひらたじゅんと申します。よろしくお願いいたします。
りりこ
よろしくお願いしまーす。
ひらた
なんかいろんなとこお邪魔しちゃってごめんなさいね。
りりこ
そう、私が別でやってるアフターセブンにも呼んでね、今月もまた引き続き機材の話とかもしてもらって、いろんなところで引っ張り回してますけど。
ひらた
ありがとうございます。本当に呼んでいただいて。
りりこ
はい。
ひらた
お邪魔いたします。リスナーさんも。
りりこ
生粋のエンターテイナーひらたさんの登場ですよ。
ひらた
なにそれ。はいはいはい。
りりこ
さっきかなり特殊な経歴って言ったんですけど、私、ざっくり何やってきたかっていうのを何回か聞いてるので、今まで聞いてきた話の中でバンドやったりとか海外で仕事したりとか、なんとなくいろんな経験されてきたっていう印象があるんですよね。
ひらた
そんな目で見てたんですか、僕のこと。
りりこ
そんな目でめっちゃ見てましたよ。
ひらた
はいはいはい。
りりこ
でも時系列まではそんなに知らないのと、今はフリーランスでお仕事されてるっていう風に私は認識してるので、
フリーランスとかになりたい人とか、今後どうやって食っていこうみたいな人の参考にもなれたらなということで、そこら辺をつついていけたらなと思っております。
ひらた
そんなハードル高いのか。
りりこ
ハードル?低くいきましょう。
ひらた
低くいこうよね。
りりこ
だんだん高くしていきましょう。
ひらた
ヒントって言われるとちょっとドキッとしちゃってさ。
りりこ
そんな気負いせず、でも多分話してたら勝手にヒントは出てくると思うので。
ひらた
そうですか。
りりこ
ということで、差し支えなければ今までの華やかな経歴について教えてください。
ひらた
華やかなでちょっと笑いました?
りりこ
いやいやいや。また面接みたいなこと言ってんなと思って笑っちゃったんですけど。
ひらた
簡単に言うと、中学校の頃にバンドを組んで、高校1年生ぐらいのタイミングからバンドでお仕事ができるようになって、ちょこちょこ音楽関係のお仕事もし始めてたと。
で、そのまま高校に行ったんですけど、高校を高2で中退して音楽学校なんだけど高校卒業の資格が取れるみたいな学校に入ったんですね。
で、またここで出会った人といろいろバンドでお仕事をしたりとかしてて、20歳のタイミングでこのバンドがデビューするってなったんですけど、
このタイミングで俺はまだ金もらいたくねえ、ロックは金もらったらおしまいだみたいな尖った時期だったんで、バンドを抜けるっていう風に決めたんですよ。
で、この後にダンスを始めて、21歳からダンスインストラクターのお仕事。
人前で踊ったりとかショーとかももちろんね、いろいろやったりとかツアーとか回らせていただいたりとかっていうのもいろいろやりながら、もう体がそろそろしんどいなって思ってきたタイミングで、27歳でダンス関係の会社に入ったんですよ。
で、ここでサラリーマンみたいなことをやって、その後30歳に今度飲食店の会社に移動して、まあなんやかんややってるうちに肩書きだけなんかどんどんどんどん偉くなっていき、責任も重くなっていき、もう嫌だーってなったので海外に逃亡しようと思って、
33歳のタイミングでパラオ共和国っていう国に移住をして、そこでパソコン関係システムエンジニアのお仕事をやっていて、コロナの影響があって37歳8歳ぐらいの時にこっちに戻ってきて、そこから個人事業主っていう感じですかね。
なので簡単に言うと高校でバンドのお仕事やってて、21歳でダンスのお仕事やって、27歳で会社員やって、30歳で飲食のお仕事やって、33歳に海外に行って、38歳から個人事業主っていう感じですね。
音楽とダンスの軌跡
りりこ
すごい、いろいろやってきてますね、やっぱり。 訳わかんないよね、これね。 というか異業種が多いなって思って、まずそのスキルとかってどうやって習得したんだろうっていうのが率直に思ったことですね。
ひらた
スキルか、バンドとかダンスとかは体が覚えていく仕事なんで、もうここはひたすら練習、1日16時間とか平気で練習しましたね。 セルフブラックみたいな。
自らを追い込み追い込み。 このバンドとダンスはもうひたすら本当に18時間とか練習して睡眠時間削ってご飯食べるのも忘れ練習練習練習っていうので本当に詰め込んで体に覚えさせてた感じですね。
会社員になってからはすごい尊敬できる上司の方、いまだに尊敬してるんですけど、すごい厳しく僕を育ててくれた人がいて、その人がもう本当に根っこの部分から社会人とはこうだっていうのを厳しく教えてくれたんで。
僕はなんかそこに対してあんまり自意識を持たずにこの人が言ってることが全て正解だって思って、その人の言ってることとかを学ぶようにしてたんですよ。
マッキンゼーっていう会社わかりますかね。
りりこ
はいわかります。
ひらた
あのマッキンゼーで働いてた人が日本に帰ってきて、僕の上司になってくれたんで、そこでマッキンゼースタイルの考え方とかっていうのも教えてもらいつつ、その会社のスタイルの考え方とかも教えてもらいつつ、社会人とはこうだぞっていう一般的な教養に含まれるような部分とかも全部教えてくれて、
そこでかなり厳しい方だったんで、社会人としては形成されたんじゃないかな。
りりこ
社会常識みたいな。
ひらた
社会常識、サラリーマンとはこう考えるべきであるとか、サラリーマンとしての矜持みたいなのもそこで教えられましたね。
りりこ
実際、会社員として仕事してたのって、27歳からパラオ行って日本に帰ってくる時まで、だから11年ぐらいですか?
ひらた
そうですね。27で会社員になって、38で帰ってきてるので、11年ですね。
りりこ
でもその前に高校生で音楽でご飯食べられるようになってたっていうところからすごいですけど。
ひらた
もうどっから整理したらいいのかみたいな感じですよね。
りりこ
それはちょっとそう。混乱してますよ。
ひらた
リスナーさんが混乱してなきゃいいけどね。
りりこ
そうですね。そこはまとめていけたらなと思いますけど。
音楽の話はさておいても、21歳から27歳でダンスインストラクターって書いてあるけど、それも音楽とは違うから一からやってたってことですよね?
ひらた
そうですね。一からやってましたね。
りりこ
一からダンスやり始めて、そこから自営業的な感じでやってたんですかね?
ひらた
そうですそうです。もう完全に自営業ですね。個人事業主ですね。この時も。
りりこ
どうやって仕事としてそんなことが成立できるようにまで持ってったんだろうっていう、そこもやっぱ謎が多すぎるんですよ。
ひらた
ダンスはでも結構簡単で、ダンススクールに通うじゃないですか。
一生懸命練習してると、レッスンの中で一番最後の時間とかに、じゃあ今日一番うまく踊れた人って言ってピックアップしてくれるんですよ。
ピックアップされてみんなの前で踊ったりとかすることがあるんですよ。
そういうとこで目立ってると、このダンスの先生が今度誰々さんのミュージックビデオの撮影でダンサーが必要だからお前来ない?って先生から声をかけてくれたりとかするんですね。
あとはショーがあるんだけどお前らのダンスチーム出てみない?とか。
っていうので直接声をかけてもらえることがあって、そこに1回でも出るとまた現場の人たちと仲良くなるから、それで今度こういう仕事あるけどどう?とかって結構話を振ってくれるんですよ、皆さん。
なのでそういうので結構トントン拍子でお仕事いただいたりとか、あとはダンスのショーとかはもうひたすら営業回りしてましたよね。
飲食業界への移行
りりこ
営業回り。
ひらた
1週間毎日クラブ2軒はしごして、いろんなイベントのオーガナイザーさん、主催者さんにご挨拶して、一緒に酒飲んで、なんか機会あったらぜひお声かけくださいみたいな顔を見せに行って営業をして、
今度うちイベントあるからお前ら出たらとかって声かけてもらうのを待ってるっていう感じですよね。
りりこ
結構なんかひらたさんが持ってる素質が生きてるなっていうのは話したいと思いました。
コミュ力おばけだからひらたさんは。
ひらた
そんなことないって。そんなことないですよ。
りりこ
そういう人懐っこさが仕事を得るきっかけとかにもたぶん生きてるんだろうなっていうふうに思ったんで。
ひらた
そうかもしんないですね。でもね、ありがたいことに。
りりこ
やっぱコミュ力があって人が好きじゃないとダンスインストラクターとしては食べていくの難しそうだなって思っちゃいましたけど。
ひらた
いろんな方向性があるんでもちろん職人気質みたいな方もいらっしゃって、もう本当にその人はスキルがズバ抜けてるんで。
りりこ
そっちタイプもいますね。
ひらた
その人はぶっきらぼうでもそのワザを盗みに来る人がいるっていうので大人気だったりとかする先生ももちろんいるんですよ。
りりこ
そうですね、だから方向性ですね。コミュ力の人もいるしスキルの人もいるし、でも両方合わさったら最強なんでしょうけど。
ひらた
そうなんですよ。僕の場合とかは20とか21ぐらいでダンスを始めて21でダンスインストラクターになっちゃってるんで。
あ、1年?
そうそう、1年でダンスインストラクターになっちゃってるからそれはスキルなんてないんですよ。
りりこ
あー。
ひらた
ってなるともう僕はコミュ力で行くしかないんですよ。
りりこ
だからやっぱり自分の。
ひらた
そうそうそうそう。今のこのコミュ力はダンスインストラクター時代にかなり鍛えられたかなっていうのはありますね。
りりこ
そういうことですか。
ひらた
はい。
りりこ
だって生きるか死ぬかみたいな感じじゃないですか、極端な話ね。
ひらた
はい。
りりこ
だからもうそこでコミュ力をゴリゴリに磨いてそれが今も生きてるみたいな感じなんですかね。
ひらた
そうかもしんないですね。
りりこ
なるほど。
ひらた
なんか自分ではそんな気がしますね。
りりこ
うん。話とかしてるのを聞くたびによくこんなに人のことを楽しませようというようなことをできるなって思って。
すごいなっていつも感心してるんですよ、私は。
ひらた
あ、そうですか。あんまり身に覚えがないんですけどね、自分では。
りりこ
もう無意識にできてる。すごい。
なんかダンスやってたのがそれも10年ぐらいでしょうけど、そっから飲食に行ったのもだいぶ畑違いだと思いますけどね。なんで飲食?
ひらた
純粋に知り合いの人の会社で募集してたっていうのと、あとはダンスをやってたときかな、バンドやってたときか。
で、暇なときに居酒屋とかでバイトしてたことがあったんで、なんか今持ってるもんでできること、飲食だったら昔居酒屋程度ならやってたから飲食行ってみようかと思って。
で、知り合いのつてで飲食の会社に入ったっていう感じですね。
りりこ
なんか強めの肩書きを持ってたんですかね、そのときも。
ひらた
そのときはなんか副事業部長みたいになっちゃって。
りりこ
強そう。
ひらた
強そうでしょ。で、この責任がめっちゃ嫌だったんです。から後に海外逃亡することになるんですけど。
りりこ
畑違いで飲食入っても今までの経歴とかは変わられて結構もう最初から責任の重いポジションに突っ込まれちゃったみたいなのもあったんですかね。
飲食業のキャリア
ひらた
最初は普通の社員から始まって店長になってエリア長になって、その後副事業部長になってっていう。
もちろんステップはあったんですけど、最終的に副事業部長になってしまっただけであって。
りりこ
そういうことですか。出世ですね。
ひらた
いい言葉で言うとね。
個人的には責任が増えただけだと思ってたんですけどね。
りりこ
給料は上がらずみたいな。
ひらた
でもお給料はめちゃめちゃ良かったんで。
りりこ
そうなんですか。飲食ってあんまり給料そんな良くないイメージだったんですけど。
ひらた
僕はめちゃめちゃ良かったですね。
りりこ
会社によるのか。
ひらた
会社によりますね。
りりこ
そうなんですね。
ひらた
それでも毎日仕事に行って毎日帰ってくるだけですから、金は全然貯まってきますよね。
使う場所がないから。
りりこ
飲食って給料が仮に良くても休みが全然取れないイメージが結構あって。
接客してなかったかもしれないけど事業部長だったら。
でも結局サービス業的な感じだと思うんで、
責任的な休日に仕事することとか多かったりするんじゃないかなと思ってて。
ひらた
そうですね。
りりこ
あんまり休みとかは取れなさそうだなってなんとなく思いました。
ひらた
そうですね。
その辺はあんまり興味なかったし新しい領域のことを勉強することがいっぱいあって、
勉強の方が楽しかったりとかしてたんで。
りりこ
もうじゃあ100%自分の仕事にコミットしてたんですね。持ち時間は。
ひらた
そうですね。
りりこ
すごい。
ひらた
勉強してたら文句とか言ってる時間ないっすもん。
りりこ
確かにね。
ひらた
ストレス感じてる余裕ないっすもん。
りりこ
重機関車のような働き方してたんですね。
ひらた
そうですね。朝は仕入れに行って、昼はランチ営業手伝って、
そっから事務作業入って、夜の飲食店のピーク手伝って、夜中になったらバーのお仕事やって、
朝方家に帰ってきて、仮眠してまた次の日の仕入れ行くみたいな。
りりこ
結構接客とかもしてたんですね。
ひらた
もうバンバンしてましたよ。
やっぱ人と話してるときがストレス発散になるんですよね。
りりこ
うーん、だろうなーって。やっぱコミュ力おばけですね。
ひらた
それも勉強して培ったもんですからね。ダンスの時にどうやって話したらいいんだろう、とかね。
りりこ
もちろんもちろん。ただ人と話して元気になるっていう素質だけは天性の恵まれたものだと思うので。
ひらた
確かにね。それはそうかもしんないっすね。
りりこ
そうね。私は逆タイプだから、話すことでエネルギー持ってかれるタイプだから、同じことをやったら多分もう、すぐくたばってしまうと思います。
ひらた
そうだね。誰にでもおすすめなやり方ではないよね。
りりこ
まぁ向き不向きはちょっと、そうね、就く仕事考えた方がいいかもしれないですね。
そうですね。
重機関車みたいな働き方をするにしてもね。
ひらた
そうですね。
りりこ
でも3年間だけだったんですね。飲食はね。
ひらた
そうですね。3年間だけでしたね。っていうのは知り合いのつてで入ったっていうのが当時の事業部長だったんですけど。
この事業部長がこの会社を抜けて自分の飲食店を立ち上げるっていう、独立するっていうタイミングだったんですよ。
僕はこの事業部長に尊敬してたのでこの人の下で働いてたんですけど、会社自体は別に何の思い入れもなかったので、
じゃあこの事業部長がいなくなっちゃうんだったら僕も辞めまーすって言って辞めちゃった感じですね。
結構会社員自体は自分が尊敬する人とかで選んでるんですかね?入る会社を。
そうですね。やっぱり人として尊敬できる人がいないと、犠牲にするもの多いじゃないですか。会社員って。
それこそ可処分時間が極端に減っちゃうから、会社員になった段階でね。
ひらた
その中で毎日ストレスを感じながら働くのであれば、その引き換えに何か自分が摂取できるものっていうのは用意しておかないと、僕は会社員はできなくて。
りりこ
わかる。
ひらた
で、27歳の時はマッキンゼーにいた方に尊敬・傾倒できてたし、僕未だに尊敬してますし、その人の言葉を未だに思い出しますし、
30歳になって飲食を紹介してくれた方も未だに連絡取り合って遊びに行ったりとかしてますし、
やっぱり人として尊敬できる人、今でも関係がつながってるぐらい尊敬してる人と出会えてたのが会社員を体験できたきっかけというか、その人たちがいたから会社員ができてたっていう感じですかね。
システムエンジニアとしての挑戦
りりこ
うーん、なるほどなるほど。でもその後引き続き、またこれも別の畑ですけど、パラオに行ってシステムエンジニアをやってたんですか?
ひらた
システムエンジニアをやってましたね。
りりこ
5年間?
ひらた
5年間。
りりこ
え、まずなんでなれるのっていう話なんですけど。
ひらた
ちょっと学校の話を省いてるんであれなんですけど。
りりこ
あ、そういうことか。
ひらた
そうなんです。ダンスのインストラクターになる前にパソコンの専門学校に通ってるんですよ、僕2年間。
りりこ
あ、そうだったんですか。
ひらた
そこでプログラミングの勉強をしてたので、タイミング的に言うと音楽の専門学校を卒業した後19から21までの2年間。
りりこ
あ、じゃあバンドやりながら専門学校通ってたってことなんだ。
ひらた
はい、そうですね。
りりこ
あ、そういうことだったんですね。
ひらた
なんでそこでプログラミングの勉強とかもしながらやってたので、33歳のタイミングで海外に渡ってシステムエンジニアというのができたんですよ。
りりこ
え、でも14年とか経ってるからシステムエンジニアって本当に時代の流れについていく仕事だと思うから、そんなに経ってたら勉強し直しレベルじゃないんですか?
ひらた
確かにね。もう1年前の知識とかが使えない世界だもんね、インターネットとかは。
りりこ
本当に。
ひらた
ただ、まあありがたいことにこの飲食の副事業部長をやってた時に、お店に貼り出すポップとかをやったりとかもしてたし、あとは店員さんが注文聞きに来る時にピッピッピッピってなんか操作してるじゃないですか。
りりこ
POS?
ひらた
そうです、正解。自動でね、レジと通信してて、店員さんがピッて打つとレシートが出てくるみたいな。ああいうシステムとかを作ったりとか、あとはホームページとかを作ったりとかしてたんですよ、会社の。
りりこ
すごい、マルチすぎる。
ひらた
そこでだいぶアップデートはできてたんで、海外に行ってシステムエンジニアやる時も比較的ウェブサイト作ったりとか、あとはもうパソコン分解修理するみたいな、こういう作業は変わらないし、昔から仕組み自体はね。
りりこ
確かに。
ひらた
だからあんまりこのアップデートで苦労するみたいなことはなかったですね。
りりこ
そうなんだ、すごい。飲食で仕事してた時に勉強もめっちゃしてたって言ってたのは、そこら辺も含まれてたんですね、きっとね。
ひらた
そうです、そうです、そうです。
りりこ
なるほど、でもなんでパラオ?みたいなのもやっぱ気になるんですけど。
ひらた
いや、ほんとなんでだよね。
りりこ
海外で仕事したいっていうので狙い撃ちしてパラオ?なったんですか?
ひらた
これも知り合いの方が会社経営されてて、旅行業の仕事をやってるっていうのは知ってたんですよ。
飲食店辞めるっていうタイミングで、実はパラオ共和国っていうところがあって、そこに支社があると。
で、そこでシステムエンジニアが欲しいんだけどひらたくん行かない?って言われて、パラオ共和国ってどこ?初めて聞いたけど。
って思いつつ、いいっすね行きましょう行きましょうって即オッケーしちゃったんですよ。
りりこ
なんだそのノリ。
ひらた
だから本当に空港着くまでの間とかも僕調べなかったんですよ、パラオ共和国ってどういうところ?
りりこ
なんで?
ひらた
だから現地の空港着いて、え、めっちゃ南国じゃんって思ったぐらい。
りりこ
嘘でしょ。やばい、だって服とか用意していくからその土地の気候ぐらいを調べるべきじゃないですか。
ひらた
パラオ共和国ってフィリピンとグアムの中間ぐらいにある常夏の島なんですけど、
なんも知らずに行って服とか現地で買えるっしょぐらいな感じで、本当バックパック一つとギターだけ持って行ったんですよ。
りりこ
ギターは手放せないんですね?
ひらた
ギターは手放せないから。
とりあえず3日分の下着と靴下と、なんかあった時用の雨がっぱとか、一応なんかそういうサバイバルできるようなものだけ持って、全然知らない国に降り立つっていう。
りりこ
すごいな。
ひらた
びっくりしてましたもん、空港に迎えに来てくれた担当者が、パラオのことどんぐらいご存知ですかって言われて、
いや、本当に名前すら知らないっす。どんな国かも知らないっす。
りりこ
いやいやいや。
ひらた
冬ってあるんですか?とか。引いてましたよ。
りりこ
これを聞いてる人たちも引いてますよ。
ひらた
なんでよ、引かないでよ。
りりこ
でもめちゃくちゃ寒いところとかじゃなくてよかったですね。
ひらた
そうですね。
りりこ
死ぬ危険性があるから。
ひらた
本当ね、本当ね。暑いのは我慢できるけどね。
りりこ
南国はね、死なないと思うからあんまり。無人島じゃなければ。
ひらた
この時に僕ほんと3単語ぐらいしか英語喋れない。
イエス、ノーとあんまり一枚で使わない方がいい、Fワードとかぐらいしか知らないで海外に行ったんです。
りりこ
イエス、ノー、Fワードだけ?
喧嘩勃発するよ、しょっちゅう。
ひらた
本当危ないよね。本当危ない。
パラオ共和国っていうのはアメリカが統治してた時代があるんで基本的には英語なんですね。
現地の言葉ももちろんあるんですけど、公用語として設定されてるのは現地の言葉と英語。
街中とかでも普通に喋られてるのは英語の国にイエス、ノー、Fワードだけで突っ込んでいったっていうね。
りりこ
無謀すぎ。期間は決まってたんですか?
ひらた
期間は基本的に2年更新だったんですよ。
なので2回更新をしたんですけど、皆さんも経験した流行病の関係があって、国がロックダウンしちゃったんですね。
もう外から誰も入ってこれませんっていう状態になっちゃって、国自体の収益のうちの8割は観光収益だったんですよ。
だからマジでお金がなくなっちゃったんですよ。
りりこ
収入源が立たれちゃったみたいな状態でしたね。
ひらた
物価的に言うと当時の日本よりもちょっと高かったんですね。このパラオ共和国の方が。
そこで月のお給料が3万円になっちゃったんですよ。
どうします?3万円でどうやって生きていきます?
パラオにおける経験
りりこ
帰りますね、国に。
はい。
ひらた
でも契約が残ってるんですよ。
りりこ
破棄。
生きるか死ぬかだもん。
ひらた
そうですよね。このパラオ共和国っていうのは海に囲まれた国なんですけど、魚とかいっぱい獲れるんですよ。
りりこ
サバイバルすれば生きていけるのかな?
ひらた
そうそうそうそう。だから本当にビギンの歌みたいな感じで、金がないなら釣りにでも行ってくるわみたいな。
りりこ
島人だ。
ひらた
感じでみんな生活してたんですけど、ここで一番痛かったのが魚アレルギーなんですよ、僕。
りりこ
ちょっともう詰んでる。やばい。
ひらた
だからどうしようと思って、これはやばい。3万しかない。飯も6人食えない。魚も食えない。どうすっかと思って考えたのが、
パラオ共和国ってYouTubeあるじゃないですか。
りりこ
動画サイトね。
ひらた
そうそう。YouTuberになろうと思って。
りりこ
ブンブン。
ひらた
ブンブンって、ハローYouTubeってやろうと思って。
パラオ共和国自体はこのYouTubeの収益プログラムに指定されてない国なんですね。
りりこ
収益化できないってこと?
ひらた
そう。人口が1万3千人ぐらいしかいないから、人数が少なすぎちゃって、この国で収益化プログラムをやっても無駄っていうので、外れてるんですよ、パラオ共和国。
だからYouTuberをやったところで、全然お金入ってこないですよ。どんだけバズろうが。
りりこ
悲しい。
ひらた
でも僕はYouTuberになろうと思ったんですよ。
りりこ
お金入ってこないですよ。
ひらた
なぜかというと、ここの現地のレストランとかを日本人の観光客に僕はアピールしたいんですよ、あなたのレストランを。
だから撮影させてくださいって言って撮影しに行くじゃないですか。
そうするとおすすめのランチとかを出してくれるんですよ。
そしたらそれが撮影だからって無料で食べられるんですよ。
りりこ
それはお店の人の厚意ってことですか?
ひらた
厚意です厚意です。宣伝してくれるんだったら、お金なんかいらないですよって言ってみんな出してくれるんですよ。
りりこ
優しいな。
ひらた
それでなんとか食いつなぐっていう。
りりこ
だからもうコミュ力おばけなんですって。
また引いてる?
いや引いてない。感心してますよ、私はもうすごいな。そんなことできる人そんなにいないって思って。
ひらた
だからYouTubeの仕組みも分かんないし動画の撮り方もプロフェッショナルには分かんないし編集の仕方も分かんない状態でとりあえずYouTuberになろうと思って。
ありとあらゆるカメラを持って現地に行ってこうやって撮ってみたら面白いかなとか色々勉強しながら家に帰ったらカメラの設定とかを調べてみて。
今度は素材が出来上がったらこれを編集しないとYouTubeにアップできませんから。
クリエイティブな挑戦
ひらた
じゃあ編集ソフトの使い方を覚えようって言ってサブスクに入ってプレミアプロっていうアドビの編集ソフトがあるんですけど。
これのやり方とかを勉強してテロップに入れてみたりとかYouTubeっぽく色々調べてやってみてアニメーションつけたりとかそういうのも色々やってYouTubeを上げてたって感じですね。
りりこ
すごいですよね。やっぱりクリエイティブだし。
でもなんかサブスクのところでうんって思ったんですけど、なけなしの3万円が吹っ飛んでってるなって思って赤字やんけって思ったんですけど。
ひらた
そうなんですよ。ただ目の前に美味しいご飯が食べられる可能性があるって思ったら、このサブスク代は勉強代だと思って。
勉強代として泣く泣く払ってましたね。
りりこ
アドビが儲かる。
ひらた
この辺りりこさんもセンサーが立つとこだよね。
りりこ
めっちゃ立ちますね。もう10年以上搾取され続けてますから。
ひらた
まあそんな感じでパラオでいたんですけど、もう本当にロックダウンがいつまで続くかわかんないってなっちゃって。
じゃあもう一旦現地の人を解散しましょうってなって38だから5年間ぐらいいたパラオを後にするっていう感じです。
りりこ
結局あのウイルスに屈したっていう形でちょっと不本意な感じで帰ってきちゃったんですかね。
ひらた
まあそうですね。
りりこ
じゃあもしかしたらもっと長くいたかもしれないんですね。
ひらた
そうですそうですそうです。
りりこ
そうなんだ。それはちょっと残念でしたね。
ひらた
でもね日本に帰ってきて美味しいご飯が食べられましたから。
りりこ
そうですねお肉食べられますもんね。
ひらた
お肉食べられますから。
りりこ
まあでもなんとかその3万で食い繋いで日本に帰ってこれたわけですね。
ひらた
あの時は食い繋いだね。
りりこ
だってもう自分の貯金から切り崩すしかないんじゃないですか。
ひらた
周りの人はやっぱり生活レベルを落とせない人もいるんで生活レベルを落とせずにどうしても毎日ラーメン食いたいとか丼物食いに行きたいとかレストランで食事しちゃうとかっていう人はもう本当に貯金切り崩すしかないっていう感じでしたね。
りりこ
ひらたさんは落とせたタイプの人ですか。
ひらた
僕はもう全然落とせました。
りりこ
強い。
ひらた
いいじゃん別に3日くらい食わなくったって。
りりこ
え、そんなことやってたんですか。
ひらた
やってましたやってました。
りりこ
なんでそんなハードコアなんですか全てにおいて。
ひらた
ハードコアって言うな人の人生を。
りりこ
いやいやいや悪い意味ではないと思うけどでも真似できるかといったらちょっとわかんないなって感じのハードコア。
ひらた
まあそうっすね。
この時に下を向いててもどんどんどんどん締めっぽくなっていくじゃないですか。
どうしてもね。
でなんかこれじゃ面白くないなと思って面白いことがしたいなと思ってたので今この流行病が全世界に広まった中でも5カ国だけこの流行病の影響を受けてない国っていうのがあって。
その中の一つがパラオ共和国だったんですよ。
りりこ
で観光業の人たちで月給料3万円になっちゃったみたいな人たちもザラにいると。
ひらた
じゃあこの人たちがどうやって現地で生活をしているのかっていうのをショートフィルムで撮ろうぜって言って現地に住んでた台湾人のカメラマン2人と一緒にショートフィルム作るぞって言って50万渡すからみんなで撮ろうぜって言って。
みんなで一緒に頑張って作ろうって言ってショートフィルム作ったりとかして。
でそういうのもアップロードしてなんか日本の方に見ていただいてみたいなこととかねやってたりとかしましたよ。
りりこ
それもでももう完全に有志というか。
ひらた
そうですそうですもう自腹でYouTubeに上げてるんでYouTubeはさっき言った通り収益化できないんで。
りりこ
結構でも余った時間をクリエイティブに使ってるなっていう感じはしますけどね。
ひらた
そうですねはいそうだと思います。
りりこ
いい使い方だなって思います。
まあでも結局ね収入も大事ですからで日本に帰ってきてでその後だからシステムエンジニアとして働いてた会社はもう辞めたってことですか。
ひらた
そうですねはい辞めましたね。
フリーランスの現実
りりこ
そっからはずっと個人事業主フリーランスってことですね。
ひらた
個人事業主はいそうですね。
りりこ
実際フリーランスってどんな感じなんですかねざっくりした質問なんですけど。
ひらた
どんな感じえっとパソコンにまつわる何でも屋ですね僕は。
りりこ
フリーランスって言っても本当にいろいろあるからだって個人事業主っていう話だからどんな業種でも当てはまるわけで。
ひらた
そうですねはい。
りりこ
ひらたさんの場合はパソコン関連のエンジニア的なことやってるんですか。
ひらた
基本的にはやってること言うと動画編集写真編集撮影紙面デザインパッケージデザインウェブサイト制作システム制作ウェブデザインあとはパソコン修理とかこの辺ですかね。
りりこ
ちょっと違うやつあった。
ひらた
本当ですか。
パソコン修理ね。
りりこ
ちょっと方向性違う感じたんですけどでも何でもやって感じですねIT側の。
ひらた
パソコンにまつわることだったら一旦僕に相談してくださいっていう感じです。
りりこ
話聞いてた感じだと私のイメージではシステム系だと勝手に思ってたら想像以上に私がやってることとだいぶかぶっててびっくりしました。
ひらた
そうですねデザインねされてますからね。
りりこ
でもパラオから帰ってきて別の会社に転職とかって考えなかったんですか。
ひらた
考えなかったですね。
りりこ
尊敬する人を見つけるのが大変だった。
ひらた
純粋に海外に移っちゃってたんでその間日本でいろいろ働き方とかも変わってたりとかするし僕が知ってた人たちとかもまあいろいろ環境が変わってたりとかしてたまたま知り合いの会社で僕が興味あって入れるっていうところが時代的になかった。
りりこ
話はあったんだ。
ひらた
話はあったんですけどその当時僕が惹かれるものがなかったっていうのと常夏の南国で海が世界遺産になるぐらい綺麗な国でもうだらだらだらだら僕は5年も過ごしてしまったので今更毎朝ちゃんと決まった時間に起きて電車に乗って嫌なおばちゃんの嫌味に耐えランチそば食いに行きまた嫌味なおばちゃんの嫌味を耐える午後を送り週末に帰って来た。
急電近くで満員電車で帰ってきてビール2本飲んで寝るみたいな生活は、僕は絶対無理って思ったんですよ。
りりこ
偏見。
ひらた
しかもきつめの偏見。
りりこ
きつめの偏見。
まあでもそういう人もいるかもしれないね。
ひらた
この可能性で最低ラインのところ考えたらまあそういう生活もゼロパーではないからそれをもし今からやるのって俺は人生単位で見たときに嫌にならないかなと思ったんですよ。
この何年間が。
38で帰ってきてるので60まで働くとしても22年間。人間、じゃあ80まで生きるとしましょう。
80まで生きたとして、22年ってことは4分の1じゃないですか。
この時間を僕後悔したくないなって思った。
なんでここからそのとんでもない偏見にまみれたようなタイムスケジュールで送るリスクがある可能性がある会社員になって金のために22年間働くのと、海外の生活でだらけ切ったこの楽しみの余韻で22年間、金にあんまり縛られずにゆるゆると生きていくのどっちが楽しいかなって思ったときに、じゃあフリーランスでいいかって。
僕は思えたんですよ。
なのでフリーランスっていう方向を選びましたね。
りりこ
なるほど。
まあでも全部自分で営業とかから、実際に自分が仕事として成果物を納品するっていうのを自分でやんなきゃいけないっていうのは結構大変だと思うし、
まあ最初が一番負荷高い気はするんですけどその営業先を見つけるとかね仕事を受注するっていうのがまず最初のかなり高いハードルになるかなと思いますし、
実際ちゃんとフリーランスで落ち着けるようになるまでも時間かかるかなって思うんですよ。
それは実際どのぐらいかかったんですか。
ひらた
落ち着くっていう意味で言うといまだに落ち着いてないかもしれないですね。
りりこ
あ、そうなんだ。
今3年?
ひらた
うん今3年です。
りりこ
そうですよね、今3年ぐらい働いてまだ落ち着いたまでは言えないぐらいの感じですかね。
ひらた
そうですね、やっぱり農業的な働き方になるので案件持ってきました、そこから製作します、納期までに相手にお渡しして相手が満足していただけたらそこで報酬という形でお金をいただくっていう形になるので、
これが1日2日でできるわけじゃないですよ。
りりこ
うんもちろん。
ひらた
デカめのシステムとかウェブサイトとかでも2, 3ヶ月かかることはザラにありますし、
デカいシステムになると1年近いプロジェクトとかもあったりとかはするんですねボリュームによってね。
りりこ
うんうん。
ひらた
でなるとじゃあ契約取ってきましたお金くださいって言えないんですよ。
まずは2, 3ヶ月かけて作ってお渡ししたうちにお金をいただくっていうスタイルで僕はやってるので、
フリーランスの仕事のスタンス
ひらた
仕事が決まっても2, 3ヶ月後までお金が入ってこないんですよ。
りりこ
デポジットとか取らないですか?
ひらた
僕は取ってないです。
りりこ
えーすごいリスクじゃないですかそれって。取られたら終わり。
ひらた
なぜ取ってないかというとこれちょっと僕の個人事業主としてのコンセプトでもあるんですけど、
好きな人としか仕事しないっていう。
営業回ったとことかでもその人のこと知らないと僕仕事しないですよ絶対。
なんでデポジットとかっていうと相手を多少なりとも信用してないお金になっちゃうから、
りりこ
そうですね。
ひらた
それは僕の営業スタイルに反するんで僕は一切取らないです。
りりこ
なるほど。
ひらた
僕は仕事がしたいわけではなくて、その人のためになりたいんですよ。
だからそこにデポジットも何もないんです。必要なくて。
ただご飯は食べていかなきゃいけないから、ただでというわけにはいかないので。
りりこ
そうですね。
ひらた
これからもこの好きな人と一緒に仕事をしていくためにお金はいただきます。
それは2人の関係地を継続させるために。
りりこ
なるほどね。それで飛ばれちゃったみたいなことも今のところないってことですかね?
ひらた
今のところないですね。
りりこ
それはもう何より。
ひらた
うんうん。
そういう意味で言うと入ってくる月と入ってこない月があるんで、それが落ち着いてるのかっていう気もします。
りりこ
まあでもそれ自体はフリーランスの働き方としてもどうしようもない部分ではあると思うんで。
ひらた
そうですね。その中でなるべく収入の上限下限を平坦にはしたいので、
サブスク的なことで毎月お金が入ってくるような仕組みとかも作ったりとかして、平均値は上げつつたまにでかいお金が入ってくるっていうような形を作るようにはしてますね。
りりこ
なるほど。フリーランスってお金回りとかもめんどくさいですよね結構。確定申告とかちゃんとやらなきゃいけないとか。
ひらた
うん。
りりこ
なんかいろいろあるじゃないですか。
ひらた
あのね、確定申告の時期に大変って言う人いるじゃないですか。
はい。
あれサボってるだけだと思うわ。
りりこ
すごい刺さった人がいますよ多分。
何を言ってくれてるんだって。
ひらた
いや確定申告ってそんな大変じゃないんですよ。
りりこ
そう。
ひらた
だって使ったお金と入ってきたお金のバランスを提出すればいいだけですから基本的には。
フリーランスレベルで原価消却とかの考え方ってパソコンぐらいしか発生してこないんで。
原価消却の計算もめんどくさくないし、車とかで営業回ってる人は別かもしれないけど。
ってなると収支だけなんですよ。報告すればいいの。
で、1週間に1回30分時間作って収支をバーって入力しておけば確定申告の始まった月にはもう出せるんですよ。
で、だいたい確定申告が大変って言ってる人ってこの収支の入力を日々怠ってるから夏休みの最後の日に全部の宿題やらなきゃいけないみたいな状態になってて、これを大変って言ってるんだと思うんですけど。
フリーランスに限って話ね。これを日々やっとけば全然確定申告とかめんどくさくないですよ。
りりこ
じゃあそれを今後フリーランス目指す人のお金回りのアドバイスとして捉えればいいですか?
ひらた
そうですね。やんなきゃいけないことをやりましょうです。
りりこ
それは何においてもそうですね。
ひらた
そうなんですそうなんです。やんなきゃいけないことに言い訳をするから後々大変になるんですよっていうことですね。
人との関わりと影響
りりこ
なるほどね。ありがとうございます。
で、フリーランスになってからもう3年経ちましたけど今後もフリーランスとして生きていきたいって思ってますか?
ひらた
どうなんでしょうね。もうなんかバンドやったりダンスやったり海外逃亡したりとかするぐらいなんで、なんかもう突拍子もないことやりだしそうな気はしなくもないですよね。
りりこ
楽しみだな。
ポッドキャストもやってるしな。
ひらた
そうなんすよね。
りりこ
でもなんかひらたさん見てて飽きない生き方してるなって思いますよ。今の言い方だいぶ上からに聞こえたな。
ひらた
いやいやいやそんなことないそんなことないそんなことない。
いやでも言われる実際。同級生とかと飲みに行くと毎回やってること違うねって言われる。
りりこ
この経歴を見てもそうですね。だいたい3年とか長くても6年ぐらいで次のとこ行ってるから。
ひらた
そうですね。
だからまぁ今後、なんか違う突拍子もないことやりだしそうな気もしますね。なんか輝くものであったりとか。
りりこ
輝くもの?
ひらた
最終地点の話をすると僕は死ぬ時に一人でも多くの人間を救いたいんですよ。
りりこ
神?
ひらた
神!
りりこ
ゴッド!
ひらた
いただきましたゴッド!
りりこ
ゴッドひらたって呼びますわこれから。
ひらた
だからポッドキャストやってるのもそれが一つ理由としてあって。
ちょっとでもくだらないやつを見てくすっと笑ってもらえれば、明日への活力になっていただければいいなと思ってくだらないポッドキャストをやってたりとか。
このくだらないポッドキャストをやってることで、別に死ななくてよくね?こんな奴らいるし、って思ってくれる人が一人でも増えてほしい。
これはフリーランスで仕事してる時も一緒で。どうしても人間って下を向く時があるので、下を向く時に支え続けるような人間でいたい。
そのためには人一倍勉強しなきゃいけないし、人一倍実力をつけなきゃいけないし、人一倍努力をして知識をため込まなきゃいけないし、常に自分の精神っていうものを健全な状態でしっかりと持っておかなきゃいけないと思うんですね。
これをやって、僕の人生の一応計画では50までっていう計画なんですけど。
りりこ
え、なんで?短い短い。
ひらた
いやいや、信長が人間50年って言ってたからそんなもんかなと思ってるんですけど。
りりこ
いやいや、あいつ火放たれてるから。
ひらた
まあその後に5年間ぐらいは余韻でなんかひらたって変な奴いたよねって笑い話をしてくれるっていう人生であれたらいいなと思ってます。
りりこ
AIに全部データ吹き込んどいてAIひらた作っといたらもっと忘れられないですよ。
ひらた
いやいや、怖い怖い怖い怖い怖い怖いもう怖い怖い。
ディストピアだよディストピア。
りりこ
ひらた教が開かれる。
ひらた
まあなんか5年間ぐらいは酒のつまみにしてもらって。
でもそれ以上になってくると、まあなんかあいつの命日だからみたいなことはしてほしくないんですよ、僕は。
それは縛り付けてしまってるので、もう5年経ったらすっぱりと忘れてくださいと。
人生の目標と考え方
ひらた
ただ5年ぐらいは余韻で笑えるぐらいの変な人生を送ってるんで。
っていうのが今の僕の人生設計です。
りりこ
ひらたさんの年齢がバレちゃうけど、あと9年しかないじゃないですか。
ひらた
そう、だからあと9年の間勉強して、誰か1人でも多くの人を救えるように常にキラキラしてなきゃいけないし、新しいことも勉強しなきゃいけないし、もうほんとねストレスとか感じてる余裕ない。
りりこ
さっき輝くとかキラキラとか言ってたから、ちょっとお星様目指してるんですか?スターひらた。
ひらた
いや、後光差してないとやっぱゴッドひらたは。
りりこ
あーそっちね、そうですね。
いやでもすごいな、ストイックですね、ほんとにね。
ひらた
いやーストイックなんすかね。
いやーサラリーマンでちゃんとお仕事されてる方の方がストイックだと思いますよ。
りりこ
別ベクトルだと思いますけどそれはそれで。
でもひらたさんのその生き方、真似できるかわからないけど尊敬できるような生き方だなと思うし、考え方も私が人を笑わせようみたいなそういう明るい考え方を完全に持てるかと言ったら、ちょっとベクトルは違うかもしれないですけど、
まあでも人のためにみたいな気持ちって誰しも結構持ってる部分はあると思うし、
ひらた
そうですね。
りりこ
うん、だからまあ話聞いててすごい参考になるというか、まあ同じことはできないですけど。
ひらた
まあ同じように生きない方がいいと思います。
りりこ
でもなんかやっぱすごい人なんだなーと思いました。
ひらた
いやいやいや、そんなことない、
そんなことないです。
ただフリーランスをやるんだったら本当にちゃんと自分の資質と自分が持ってる資源っていうのをしっかりと明確に立てた上で人生のゴールに向かってやっていける人じゃないとフリーランスは無理です。
りりこ
いやー、最後に厳しい一言が。
ひらた
なので僕の人生から何かヒントをお渡しできるのであれば、自分の資源と自分の資質をしっかりと持って明確なゴール地点を想像しておけば、
自ずと自分が今やらなきゃいけないことやれることっていうのがわかってくると思うので、
それがお仕事とたまたま結びつきそうだったらフリーランスになってもいいと思いますし、
全然サラリーマンでいることの方がすごいと僕は未だに思ってますし。
りりこ
まあいろんな生き方ありますからね。
ひらた
いろんな生き方ありますから。
りりこ
正解不正解はないから。
ひらた
その人に合ってるか合ってないかだけの話ですから。
りりこ
本当にその通り。
でもなんか私も結構落ち込んでたんですけど、
やっぱひらたさん結構本当に太陽みたいな部分があると思うので、
結構いろんな人を照らしていけると思いますから、はい。
私も結構照らされたと思うんで。
ありがとうございます。
ひらた
よかったよかった。
りりこ
まあでもお星様になるのはもうちょっと遅くてもいいんじゃないですか?
ひらた
本当ですか?
じゃあちょっともう一回人生のゴール地点を見直しましょうかね。
一度。
りりこ
思い出し期間が5年で確定かもしれないけど、
その地点をもうちょっと先にしたらいいんじゃないですか?
ひらた
そうですね。
ちょっと考え直してみます。
りりこ
はい。ということでだいぶ長くなりましたが、
ひらた
いやいやいや、ごめんなさいね。
長々と喋っちゃってね。
リスナーさん疲れたでしょ、もう。
りりこ
いっぱいお話いただいて本当にありがとうございました。
ひらた
ありがとうございましたこちらこそ。
りりこ
最後に何か宣伝等あればぜひお願いします。
ひらた
はい。私ひらたじゅん、月曜日のオノマトペというポッドキャスト番組をやっております。
こちらは同級生2人が解決しなくても何も人生に影響を与えないようなちっちゃなことを
2人で話し合って自分たちなりの答えを出していくという番組でございます。
こちらが月曜日更新という名目でなぜか金曜日に配信されるんですが、
番組名が月曜日のオノマトペですので月曜配信と覚えておいていただければと思います。
あとはりりこさんもそうですけど、
アフターセブンという日替わりで配信者が変わっていくポッドキャスト番組の火曜日を担当しております。
こちらもぜひぜひ皆様お聞きくださいませ。
りりこ
はい、ということでひらたさん本当にありがとうございました。
ひらた
いやーありがとうございました。
もうこんなに僕の話を聞いてくれる人がいるなんて、もう気持ちよくて気持ちよくて。
人生の数奇な経験
りりこ
聞きますよ。それゲストで来てるのに聞いてなかったらなんでここにいるんだってなるでしょ。
ざっくり聞いてた経歴がめっちゃはっきり見えたので私もめっちゃ面白かったです。
ひらた
あー本当ですか。よかったよかった。
りりこ
ということで参考にできるかどうかはわからないような数奇な人生を歩んでおりますが、ひらたさんはぜひこれを参考にしていただければなと思います。
ひらた
数奇な人生。
りりこ
ということで今回は以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ひらた
ありがとうございました。
りりこ
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ひらた
大事。
次回のエピソード
りりこ
最後に質問や要望などがありましたらlifehints.podcast@gmail.comまたはおたよりフォームにご連絡ください。
それではまた次回のエピソードでお会いしましょう。皆様良い一日をお過ごしください。
さようなら。
ひらた
バイバイ。
ありがとうございました。
52:24

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