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おはようございます、フラットです。 今日は
医師として時々致命的だなって思うことというテーマでお話ししてみたいと思います。 若干つりのようなタイトルをつけてしまったんですけれども
代表的にはそんなに重くはないです。 ただちょっと悩みではありますよというようなお話になります。
このチャンネルはいつもの日常をゆるっとアップデートしたい方へ。 肩の力を抜いて、地に足つけて、でも1ミリ前に進みたい私フラットがパラレルキャリアを模索する中での気づきをシェアしている番組です。
えっとですね、今日の内容についてはですね、そんなにこう誰かに何か持って帰っていただけるような情報というのはないんですけれども
今日朝、なっちゃのさんという方が真っ左右が苦手ですっていうようなお話がありました。
で、それを聞いて私今日話すことについてはネタとしては考えていたんですけど、なんか話すタイミングじゃないなというふうに思っていて
それもあって話していなかったんですけど、なっちゃのさんの話を聞いて撮ってみようかなっていうふうにタイミングだなっていうふうに思ったのでこの内容を撮っています。
最後までお付き合いください。というわけで、もう1回言うんですけど何が一番悩んでいるかということなんですけど、私あの左右がですねめちゃくちゃ苦手なんですよね。
これはねもともと子供の頃から感じていたことではあるんですけど、日常生活の中で右折とか左折とかこっち左曲がってとか右曲がってとかそういう右左の関係について
かなり苦労してきました。結構苦労してきたというか、なんか自分ではこれすごい苦手だなっていう苦手意識っていうのはねありました。
で、さらにこの苦手意識を増長するとかね、思った経験というのが一つあって、それっていうのは医療系の画像っていうのは右左がね逆なんですよね。
で、過去にあの左右が逆の医療画像っていうお話をしたことがあるんですけど、今言ったように左右が逆なんです。
つまり画像を目の前に見たときに向かって右側が患者さんの左側なんですよね。
だから逆に言うと向かって左側っていうのが患者さんの右側になるんです。
つまり写真と同じなんですよね。
だから医学生になった時にね本当に混乱するんです。
だから医学生から始まってもうかれこれ10年どんどん越えてきてるわけなんですけど、
なのでもう自分の頭の中で画像とかその患者さんを対面っていうかな目に目の前に置いたときに左右を間違えることっていうのはあんまりなくなってきてるんですね。
多分それはとっさり判断したりとかすることがないからだと思うんですね。
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だからあんまり左右を患者さんとか画像を目の前にして左右間違えることはなくなってはきているんですが、ここでさらにもう一個問題が出てきました。
それは何かということなんですけど、実はですね脳神経ないかっていう脳外科もそうなんですけど、脳に関して言うと、
たぶん聞いたことあると思うんですけど、右側の脳が左側の体をコントロールしているんですよね。
つまり頭の病気の左右とそれに対応してくる体の動きっていうものが逆になってくるんです。
だから本当にこれごちゃごちゃしていて、すごい私の中で混乱する大ポイントだったわけなんですよね。
つまりよく聞くと思うんですけど、頭で右側に何か脳出血だったり脳梗塞が起きたりすると、左側に症状が出てくるわけですよね。
しびれとか麻痺とか麻痺っていうのは手足が動きにくいとかですよね。そういうのが出てくるんです。
本当にこれがかなり悩みの種だったりとかするんですよね。
例えば救急外来で患者さんを見たときに、この人はこちら側に症状があるなっていうふうに思って、救急外来の後に画像を撮りに行ったりするわけですよ。
そうすると今度はそれの症状を見たときにはおそらくこっち側に病変があるだろうというような推測の下、画像を撮ったりしてあふむふむ合ってるなっていうふうに思って納得はするんですけど、
いざそれを過去ですね、上級医とかにプレゼンテーションするときに、とっさに頭の中で右左が分かんなくなっちゃうことっていうのが結構あったんですよね。
さらに本当にもうちょっと詳しくなっていくんですけど、病変によっては左右のコントロールが同じだったりすることがあるんですよね。
つまり場所によってはこっち側、ここの病変だったら顔は病変と同速に出るけど、今度は例えば麻痺とか痺れとかは反対側に出るとかね。
とにかくその左右については頭と体に出てくる症状っていうのがすごく複雑になっているんですね。
だから本当に一個一個分かんなくなってくると、考えないと混乱してしまうんですよね。
それがですね、やっぱり脳神経内科やっている中で、個人的にはですね、すごい自分の中で苦労してきたポイントだなっていうふうには思っています。
脳神経内科の領域だと、とっさに左右を判断するっていう場面っていうのはあまりないので、今のところ注意していれば左右間違えないようにはなってはきているんですけれども、
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おそらく人よりこの左右を考える時間っていうものはかかるんじゃないかなっていうふうには思っています。
もうちょっとね、例えばこの医学的な話をしてみると、左右がわからないっていうのは、医学的には左右失認っていうふうに言ったりとかするんですね。
さっき一番冒頭に紹介したなっちゃのさんのところでは左右もっていう形でご紹介されていたと思うんですけども、医学的に言うと多分左右失認に近いんじゃないかなっていうふうに思っています。
今まで私自分のことを左右失認が軽いものだなっていうふうには思ったことは全くなくて、ちょっと苦手だなぐらいにしか思ってはいなかったんですけど、
なんでかっていうと、やっぱり病棟とか外来とかで見る左右失認の患者さんって明らかに左右がわかんなくなってるんですよね。
例えば左のよくやる質問とかだと、左の手で右の耳を触ってくださいとか、確かにそういう二段階質問になってくると明らかにこれわかってないなっていうのがわかるので、
それっていう言葉はもちろん脳神経内科なので知ってはいるんですけど、ここまで酷くないっていうふうに思ってたので、失認っていうような感じでは思ってはいなかったんですけど、
今回なっちゃんのさんが左右毛っていう形で紹介していただいた中で、確かに言ってみればこれの本当に軽いバージョンなんだなっていうのをね、なんか今自分でも感じています。
はい、というわけで、今日はですね本当に雑談会なので、これで終わりにしようかなというふうに思ってるんですけど、
この時々ね、意思としては致命的だなって思うことっていうようなお話で、私は左右がめちゃめちゃ苦手で、特に脳神経内科領域だと頭は右側が左側をコントロールしているとか、そういった左右が逆になることがめちゃくちゃ多いので、
そういった中で割と苦労してきた、苦労してきたとまでは言わないですけど、本当にちょっと苦手なんだなっていうことを意識する場面が多かったですよ、というようなお話をしました。
今日も聞きに来ていただいてありがとうございました。
次回もフラットの時に来ていただけたら嬉しいです。
出会えたことに感謝を込めて、フラットでした。
またねー。バイバーイ。