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2025-01-31 1:03:30

クリエイター必読!?創作者の魂の在り方を描く、超ド級熱血マンガ『G戦場ヘヴンズドア』 #91

こじらせ平成夜話、第91回テーマは「G戦場ヘヴンズドア」。


平成12年(2000年)に連載開始。日本橋ヨヲコによる人気マンガ『少女ファイト』の前日譚。

2人の少年が漫画家を目指す物語だが、漫画の技術やノウハウはほぼ描かれず、創作者の在り方のみが描かれる。

「漫画は自分にあるものが全部出る」という筆者の言葉通り、魂を絞り出して描かれた、その熱量を感じろ!!


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サマリー

このエピソードでは、日本橋陽子の漫画『G戦場ヘヴンズドア』を通じて、クリエイターとしての魂や人間関係の複雑さについて語られています。主人公の坂井田町蔵が漫画家になるまでの過程や、彼の父親との葛藤が描かれ、作中の名言の重要性が強調されています。『G戦場ヘヴンズドア』では、クリエイターとしての魂や主人公たちの過去、人間関係が重要視されています。特に、坂井哲夫とその友人たちが抱えるトラウマやコンプレックスが物語の中心的な要素となっています。この作品では、創作者の魂や漫画の意義が描かれ、特に坂井大蔵とその息子たちの関係が重要なテーマになります。受賞式や創作活動に関する葛藤が展開され、漫画家としての成長や家族の関係の複雑さが浮き彫りにされています。また、町蔵と哲夫の複雑な関係や、作品を通じての成長が表現され、創作に対する熱い思いが伝わります。『G戦場ヘヴンズドア』では、漫画家としての精神的健康や人格の重要性が強調され、町蔵は父親との関係を通じて、「本当に面白い漫画は健康じゃないと書けない」という教訓を学び、クリエイターとしての本質に迫っていきます。

クリエイター系作品の紹介
🖥津田君さ、クリエイター系の作品って何か好きな作品とかある? 🌵️クリエイター系の作品?
🖥例えば? 🌵️クリエイター、主人公が何かを作ってるみたいな? 🌵️あ、そうだ、たとえばバクマンとか
🖥左利きのエレンとか? 🌵️ブルーピリオドみたいなやつね 🌵️あーとかとかとかとか
🖥好きな、バクマンは読んだ? 🌵️読んだ、読んだ読んだ、あれも面白かったよね
🖥クリエイター系のマンガって何かあるかな? 🌵️そんなもんでもバクマンとかぐらい?
🖥主人公が音楽をやってるって意味では、ピューとフクジャガンは好きかな? 🌵️いやいや、あれは
🖥クリエイター系では絶対にないけどね、何くるかと思ったら音楽珍しいなと思ったらピューとフクジャガーさんかい 🌵️アハハハハハハハハハハハハハハハハハ
🖥クリエイター系って言われるとあんま触れてないかも 🌵️まあまあまあクリエイター系って言われるとあんま触れてないかも
🖥まあまあいろいろあると思う、チェイサーゲームとかタラキマンとかも 🌵️チェイサーゲームは確かに読んだ、あれはゲーム作るやつだよね
🖥まあそのクリエイティブ系の作品っていうカテゴリーというかジャンルいろいろあると思うんだけど 🌵️はいはいはい
🖥今回はね、俺が平成で最も魂が打ち震えたクリエイター漫画を紹介しようかなと思いますと 🌵️はいはいはい
🖥クリエイター系漫画ってさ、まさき爆漫とか出したけどさ、結構さ面白い漫画を書くにはこんなテクニックがありますみたいなシリアスな笑いとかさ 🌵️はいはいはい
🖥なんか結構手法みたいなのを紹介、紹介というか解説してくれたりするの結構面白いところだったりするし 🌵️そうだね
🖥今日俺が紹介する作品はクリエイター系の漫画なんだけどそういうのは一切ないです 🌵️ほう
🖥一切そのテクニックなんじゃない 🌵️じゃあピューとフクジャガーと一緒だ 🖥ピューとフクジャガーと一緒かぁ?怒られそう
🖥フリコーダー両手に持ってカンカンカンカンカン 🌵️アバンドレイブじゃないのよ
🖥一切ないんだけど、でもマジで創作する人、表現をする人はマジで全員触れておいた方がいい 🌵️ほうほうほう
🖥クリエイターの魂の在り方が描かれている漫画 🌵️ほう
🖥ジーセンジョウヘブンズドア紹介しようかなと思います 🌵️はぁ、はいはいはいはい
登場人物と背景の説明
🖥それではそろそろ始めていきましょう 🌵️はい
🖥こじらせ 🌵️平成
🖥やわ 🌵️やわ
🌵️こじらせた大好きを胸に秘め
🖥皆さんこんばんやわ 🌵️こんばんやわ
🖥こじやわの津田と 🌵️佐々木です
🖥はいこの番組はいろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについてお互いの好きなものを押し付け合い独自の視点で語り合っていくラジオ番組です 🌵️そうです
🖥ということでなんですけどジーセンジョウヘブンズドア知ってます? 🌵️わかんない
🖥聞いたことない? 🌵️ない、ジーセンジョウのアリアしか聞いたことない
🖥ジーセンジョウのアリア、なるほど 🌵️うん
🖥少女ファイト知ってる? 🌵️ん?
🖥少女ファイトって漫画? 🌵️いやーわかんない
🖥これ知らない? 🌵️カードファイトヴァンガードしか知らない
🖥カードファイトヴァンガード、少女ファイトは多分ね、ワンシーンだけ知ってる気がする
🖥え? 🌵️一個有名なネットミームがあるから
🖥あーそうなんだ 🌵️あのお前がそう思うならそうなんだろう、お前の中ではない
🖥あーあれそうなんだ 🌵️あれね、少女ファイトの一言
🖥へー元ネタ知らなかった 🌵️そう
🖥うん 🌵️まあ少女ファイトっていう漫画がありまして
🖥うん 🌵️G戦場ヘイブンズドアはその少女ファイトっていう作品の前日誕にあたる作品です
🖥前日誕? へー 🌵️ちなみに少女ファイトはバレーボールの漫画だから全然クリエイターとか関係ないんだけど
🖥でも前日誕なんだねー 🌵️そうそうそう
🌵️でその少女ファイトっていう作品に漫画家のおじさんが出てくるのよ
🖥はい 🌵️このキャラ、坂井田町蔵って言うんだけど
🌵️この坂井田町蔵が漫画家になるまでを描いた作品がG戦場ヘイブンズドア
🌵️漫画家の漫画家の爆漫みたいなジャンルというか流れの作品ですねと
🖥でそのおじいさんは少女ファイトでバレーやってる 🌵️バレーはやってない漫画を描いてる
🌵️バレーをやっているこの知り合いとか親戚みたいなのが出て客席とかにいる感じ
🌵️でこのG戦場ヘイブンズドア少女ファイトどちらも作者が日本橋陽子先生と知らない
🖥存じ上げないですね 🌵️多分好きだと思うよ
🖥ほうほうほう 🌵️日本橋陽子先生はね一言で言うと魂の漫画家っていう感じですわ本当に
🖥日本橋陽子先生 🌵️魂の漫画家って感じ本当に
🌵️これ多分読んだ人みんな分かるって言うと魂の漫画家です
🖥日本橋が漢字で陽子がカタカナで 🌵️陽子がカタカナでオが下のオかな青の日本橋陽子先生
🌵️とにかくめちゃくちゃ熱い漫画を描く女性の方です
🖥熱いんだけど勢いとかじゃなくて結構シビアな人間関係とかをじっくりねっちり描くんだけど
🖥でも根っことか軸はもうめちゃくちゃ熱いみたいな作風の方ですと
🖥このG戦場ヘイブンズドアであとがきが描いたんだけど
🖥俺がすごい好きな作者の漢字を表すすごい好きな話があって
🖥読者の方に裏話とかありますかっていうインタビューに対して裏情報なんにもないんですよ
🖥漫画は自分にあるものが全部出ますからっていう回答してて
🖥なんか魂の漫画家って感じで 🌵️自分のすべてをぶつけた作品である
🖥すべてが出てるんで裏話なんかないですシートなら裏話ってこれですみたいな
🖥漫画って全部出てるんですよっていう 🌵️なるほどね
🖥本当に熱い漫画家さん 🌵️はいはいはい
🖥で漫画の特徴としては名言が死ぬほど詰まってるんだよね大体
🖥さっきの有名なやつねお前の中ではなもあるんだけど 🌵️お前の中ではな
🖥本当に一作品に名言何個詰めんねんってくらい名言がとにかく詰まってて
🖥本当にもったいぶらずに使いまくってるっていう
🖥詰め込もうとしてるっていうよりかは漫画力というかどのキャラクターも岸に生きてるから
🖥自然に出てくる厚い台詞であったり深い台詞みたいなのが出てくるよというところで
🖥とにかく厚い作家さんですと今回紹介するのがG戦場ヘイブンズドアなんだけど3巻しかないです
🖥だからすごい読みやすい 🌵️大丈夫だよね途中で終わってる
🖥途中で終わってないよ大丈夫 🌵️あっよかったー
🖥完璧に完結してるから 🌵️ゾンビトリガールみたいな感じじゃなくてよかったー
🖥いやガッチリ完結してちゃんと少女ファイトに繋がってるから 🌵️え?そうなのねはいはいはい
🖥3巻しかない読みやすいけどめちゃくちゃ面白いし絶対に読む価値がある衝撃の漫画だからぜひ読んでいただきたいという
人間関係と漫画制作のテーマ
🖥温めて持ってきた作品でございます 🌵️はいはいはいはい
🖥では内容というかストーリーと登場人物について説明解説していこうと思うんですけど
🖥結構その人間関係とストーリーが割と絡み合ってて複雑だからちょっと分かんないとこあったら手切り一応説明するつもりだけど聞いてもらってというところですと
🖥ではまず主人公さっき言ったけど坂井田町蔵 🌵️坂井田町蔵
🖥少女ファイトではもう結構売れっ子漫画家だったんだけど人生上ヘブンストーリーは高校2年生ですと
🖥で彼は伝説の漫画家坂井大蔵の息子ですと 🌵️うんうんうん
🖥坂井大蔵がペンネーム 本当は坂井田なんだけど坂井田大蔵だとちょっと呼びづらいって言うから坂井大蔵にペンネームを書いてるっていうのがお父さん
🖥でこのお父さん坂井大蔵は今最も売れている漫画家と言われていてまあなんか大田英一郎みたいな感じかなと
🖥作中のポジションとしては 🌵️はいはいはいはい
🖥でこの主人公坂井田町蔵は漫画がめちゃくちゃ嫌いですと お父さん漫画家なんだけどね
🖥特に父親の漫画が嫌いだしファンのことも軽蔑している 🌵️ファンも
🖥父親が売れてるのは大衆に媚びた作風からだと思っているのが一つと
🖥お母さんが作中ではギリ離婚してないけど離婚出てっているの 🌵️寸前みたいな
🖥家にいないの 🌵️事実上も別居性格みたいな
🖥でお父さんはそれを止めずに漫画を書くことを優先したっていう過去があって漫画によって家族も崩壊したし 🌵️崩壊しちゃって
🖥父親は俺なんかより漫画の方が大事なんだみたいなので父親を恨んでいると 🌵️はいはいはいはいはい
🖥でさっき日本橋陽子先生が結構人間関係しっとり書くよみたいな話したんだけどここからちょっとエグい話があって 🌵️はいはいはいはいはい
🖥でこの主人公坂井田町蔵は父親が憎すぎて父親坂井大蔵の愛人と肉体関係を持っているという 🌵️はいはいはいはい
🖥愛人がいたんだね父親のね 🌵️はいはいはいはい
🖥まあ愛人ってことになってる 🌵️ことになってる
🖥厳密に言うと違うんだけどこの漫画の始まったタイミングが愛人だとされていて 🌵️うんうんうん
🖥でこの町蔵は父親のコンプレックスだったりとか鬱屈とした日々みたいなものを変えたくて 🌵️うんうん
🖥っていうところでその父親の愛人を寝取ってみたいなその父親への反抗心みたいなのの現れがここに出てる 🌵️うんうんうんうんうん
🖥っていう 🌵️なるほどねそんな奴が漫画に目覚めるわけだ
🖥目覚めるまあ結構人もんちゃくあるけどね 🌵️そのうち漫画家になってる
🖥そうね結論でそうなってるから コンプレックスには漫画嫌いですと父親も憎んでますと 🌵️うんうんうん
🖥でも創作には興味があって一番争いないと小説をこっそり書いている 🌵️はぁはぁはぁ
🖥父親に内緒でというか内緒でもあるし反抗として漫画じゃなくて俺は違うのでいくと
🖥で結構最初序盤1話の序盤とかでも父親に対して俺はあんたみたいなゲスなやり方で名を上げねえとかつかかるんだけど 🌵️うんうんうん
🖥父親は名を上げるだとお前が?こそこそ何か書いてるようだが一度拝見したいものだなぁみたいなこと言う 🌵️うんうん
🖥そしたらまちづま誰が見せるかって言うんだけどお父親に自分から読み手を選ぶとは思い上がりもはなはなしいなと 🌵️うんうん
🖥父親も結構挑発的なんだね 🌵️結構挑発的そう
🖥そのプライドがある限りお前は先へ進めんよっつって一周されて 🌵️うーん
🖥そいつが作画だきっと きっとそうだ 🌵️おーおーおーおー
🖥まあそうなんだけど 🌵️どっちなんだ?
🖥そうなんだけど 🌵️だろうな小説書いてたら原作担当だろうなっていうのは容易に想像がつくけどね
🖥では長谷川哲夫の説明するんだけどここから 長谷川哲夫は昔漫画家を目指していた天才少年なんだけどある理由があって漫画家から離れてきたと 🌵️ほうある理由
🖥その理由は後で話すんだけど ある日クラスメイトにこの坂井玉一蔵のお父さん坂井大蔵の漫画をこれ今めっちゃ面白いから読んでみなって読んだら
🖥ここに刺さるものがあって久しぶりに自分も漫画を描こうという気になったっていうところから始まった 🌵️うんうんうんはいはいはい
🖥長谷川哲夫はちょっと大変でお母さんが病気で入院してるのかつ両親が離婚してて 🌵️うんうんうん
🖥おじいちゃんとお母さんと自分だけで暮らしたんだけどお母さんが入院しちゃってお金が全然ない 🌵️うんうんうん
🖥漫画も久しぶりに描こうと思ったのもあるし漫画賞に応募して賞金を獲得してお母さんの入院費に当てようみたいな理由もあって漫画を描き始めると 🌵️うんうんうん
🖥で教室で漫画を描いてるわけ高校生なんだけど家だけじゃ時間が足りないから 🌵️うんうんうん
🖥そしたら町沿いが投稿してくるわけよ 町沿いは漫画が嫌いだから哲夫に絡むわけ 🌵️うんうん
🖥なんかこれ見逃しに描いてるなぁみたいな脱出性やなぁみたいな 🌵️うん
🖥あーもうほんとお前みたいな終わってる奴は漫画のセンス悪いんだろうなぁ尊敬してる漫画家とかいんの? 🌵️おー
🖥そしたら坂井大蔵 🌵️お父さん 🖥そうで町沿いがブツンって来てその漫画の原稿を破り捨てるわけよ 🌵️うわっ嫌な奴
🖥そうで喧嘩になるのかと思ったらクラスメイトのみんなが町沿いをめちゃくちゃ心配する主人公を破り捨てた方 🌵️嫌な奴嫌な奴嫌な奴
🖥お前今すぐ逃げろ 🌵️なんで 🖥早く帰れもう終わりだお前もう学校辞めた方がいいみたいな 🌵️えぇ
🖥でもずっとえ?みたいなどういうこと?みたいななるわけよ 🌵️どゆこと?
🖥ここに第三のキャラクター菅原久美子っていう女の子がバットを持ってやってくる 🌵️ほう
🖥ここが久美子っていうのはいわゆるヒロイン的ポジションの女の子で哲夫の幼馴染なんだよね 🌵️うん
🖥久美子は元々バレーボールの選手だったんだけど手首を怪我してバレーができなくなったと 🌵️うん
🖥っていう過去があってでもバレーボールの先生にもう終わりはいらないとか言われてバレーできないならいらないとか言われて絶望して手首をカッターで縦に切ったっていう 🌵️終わりたい
過去のトラウマ
🖥結構えぐい過去があるんだけど血まみれでボロボロで家に帰るんだけど長谷川哲夫がそれを見てびっくりもせずただ笑ってお帰りっていつも通り言ったっていう過去があって 🌵️うん
🖥一緒に住んでる?隣の家とか? 🌵️一緒に住んでるわけじゃないんだけど近いそれで幼馴染なんだけど哲夫はいつも通り笑ってお帰りって言ったっていうところがあって
🌵️自分がこんなにボロボロになったり周りの人に見捨てられたりしても哲夫だけは何も変わらずにいてくれるんだみたいなところでも哲夫にもうゾッコンベタボレみたいになってるって女の子がバッと持ってくるわけよ 🌵️バッと持ってくる
🖥冷静初期だなぁなんかノリが 🌵️ちなみに2000年とかじゃないのまだかな確か 🌵️まぁまぁまぁでもそんぐらいだよね
🖥ヒロインとしては結構ある形のヒロインだね 🌵️そうだから哲夫の邪魔を許さないわけよ彼女は
🌵️それで久美子はバットで町頭を殺そうとするという 塩酸で顔を溶かそうとして 🖥えぇー
🖥良くないアシッドアタックって良くないぜマジで良くないぜ 🌵️えぇー
🖥マジで良くないぜ 🌵️しんちんの皮を手術で縫い付けて逆方形手術をしようとするというクレイジーガールなんだけど
🖥親が医者なんだよ 🌵️親が医者だからといって取って
🖥だから薬いっぱいあるよ麻酔もあるし 🌵️鍵かけて管理しないとダメなんだよそういうなんか決まってるはずだよ大丈夫?
🖥それで町頭をめちゃくちゃにしようとするとなんだけど哲夫がやめてって言うとすぐやめると
🖥でもその代わりにあんたが一番大事にしている物を出しなって町頭に言うわけクミコが 🌵️ほう
🖥だってあんた哲夫の大事な物哲夫の領域を壊したんだから同じ目が合うのが筋だろ 🌵️うんうん
🖥町頭はひねくれてるんだけど筋は通った男だから仕方なく小説を出すわけ 🌵️うんはい
🖥でみんなクラスベッドとかにあいつ哲夫の事バカにしたけど何かやってんじゃんみたいなざわざわになって
🖥クミコも哲夫に好きにしなって哲夫に渡すわけよで哲夫はそれを読むんだけど最後まで読んで一言
🖥坂井大沢の匂いがするっていうこの小説からは 🌵️ほうお父さんの勢強
🖥でもそれよりずっと強くて優しいすごくいいこんな物を破くなんてできない俺にはできないって言う哲夫は言う 🌵️うんうんうん
🖥それでだから町頭はずっと憎んでたでも届かない壁だったお父さんよりいいって言ってくれた哲夫に感動を受けて 🌵️はいはいはいはい
🖥哲夫もこの小説を漫画にさせてくれ一緒に漫画を書きたいっつって物語が始まる 🌵️うんなるだろうなと思って聞いてたけど
🖥ベタベタというかなんなきゃおかしいでしょ 🌵️まあそうね
🖥でこの作品のなんか面白いところが最初にさテクニックとか出ないよって話したんだけど 🌵️うん
🖥結構そのキャラクターのトラウマとかコンプレックスとか人間関係みたいなところに焦点が当てられてる漫画 🌵️うん
🖥むしろどっちかというとそっちが主体だからクリエイターとしてのあり方も書かれるんだけど 🌵️うん
🖥なんかこの坂井町頭から見た坂井大蔵お父さんの漫画がどんな漫画なのかみたいなのも結構軸になっていて 🌵️うん
🖥漫画を目指すにあたって町頭がなんで親父の漫画ってこんなに人気なんだとか 🌵️うん
🖥なんでこんなに人の心を動かすんだって今まで憎いあまりちゃんと読んでこなかった父親の漫画を読んでいくことによって 🌵️うん読むんだ
🖥親子が分かり合っていくみたいな人間ドラマにもなってますね 🌵️はいはいはいはいはいはい
🖥という感じで話が進むんだけどこのまますんなり進むかというとそうでもない 🌵️うん
🖥そうなのだと町頭はひねくれてるから 🌵️まあ物語ってそういうもんだからねはいはいはいはい
🖥悪魔みたいにすぐ行くぞってなんない 🌵️なんないんだ
🖥とはいえ漫画なんか書きたくねーよと 🌵️とはいえうん
🖥自分で書けよと 🌵️まあ嫌いだったしね
🖥坂井大蔵好きな趣味悪い奴なんかと組んでないよと 🌵️うん
🖥ってなるわけ 🌵️はいはいはい
🖥でもさっき第三のヒロインがいるじゃんクミコ クミコは哲夫の邪魔をするものは許さないから 🌵️うん
🖥ありとあらゆる嫌がらせをして町頭に哲夫と組ませようとすると 🌵️はいはいはい
🖥そう 🌵️小豆ちゃんみたいにはいかないのね 🌵️はははは
🖥ありたれる組み合わせをさせる嫌がらせをさせられる 🌵️うん
🖥でもなんか町頭はぁーってなってまず哲夫がどんな漫画を書くのかって言って 🌵️うん
🖥哲夫がとりあえず一人で書いた漫画を読ませてもらう 🌵️うん
🖥それがすごくつまんない 🌵️おー
🖥普通の漫画 🌵️はいはいはい
🖥あーなんだ自分一人じゃ大したもの作れないから俺に頼んだんだみたいな味になるわけ 🌵️うんうんうん
🖥でそれをクミコに言うわけあいつはもう一人じゃできないから俺に頼んだんだよ 🌵️うん
🖥だからクミコがこういう私は漫画のことよくわかんないけどあんたの小説を読んで 🌵️うん
🖥哲夫がなんであんたの小説好きか分かったと 🌵️うん
🖥取り戻せない昔の自分に似てるからだって言われるわけ 🌵️ほう
🖥で昔の自分ってどういうことみたいな哲夫の昔ってなんなんみたいになって 🌵️ね
🖥それで哲夫の家に行くの 🌵️うん
🖥で哲夫のおじいちゃんがいて 🌵️うん
🖥で話聞くと哲夫はもうちっちゃい頃からめちゃくちゃ漫画を書いてた 🌵️うん
🖥それがある日突然書かなくなって 🌵️なんかやれたって言ってたね
🖥で昔小学生とかの時に書いてた漫画を読ませてもらう 🌵️うん
🖥そしたらもう全部めちゃくちゃ面白い 🌵️へー
🖥すごい漫画なんで今あんなつまんねえ漫画書いてんのって話なんだけど 🌵️なんで
🖥哲夫の両親が離婚してるって言ったじゃんでお母さん入院してると 🌵️うん
🖥これはね哲夫の父親が坂井大造の連載してる雑誌 🌵️うん
🖥少年ファイト、少年ジャンプなんだけど少年ファイトの編集長 🌵️うん
🖥でも漫画に取り憑かれた強人で奥さんより仕事を取って離婚してる 🌵️はー
🖥じゃあ二人ともそうなんだ家庭が 🌵️そうそう哲夫も大造、いや哲夫も町造も
🖥お父さんがどっちもそう漫画家で編集者っていう漫画関係の 🌵️で仕事に
🖥仕事に取り憑かれて奥さんをあんまり大事にできなかったみたいな二人だった 🌵️うん
🖥似た境遇なんだね 🌵️そうそうそう
🖥だからお母さんが漫画を憎んでて 🌵️うん
🖥でその哲夫は両親が離婚した時にお父さんに向けて書いた漫画があるの 🌵️ほう
🖥ちっちゃい頃 🌵️うん
🖥でそれすごい完成度なんだけどお母さんがそれたまたま見ちゃって 🌵️うん
🖥でもうそれでものすごくショックを受けて血を吐いて入院したと 🌵️うん
🖥そう 🌵️血を吐くほどの漫画 🖥そう
🖥でその哲夫はお母さんが自分の漫画で倒れてしまったというトラウマでその漫画を川に捨てて 🌵️うん
🖥漫画をそれから二度と書くことはなかったっていう過去があったと 🌵️はぁはぁはぁ
漫画の革命
🖥それを聞いた町沿は哲夫の家を飛び出して雨の中に哲夫に会いに行く 🌵️うん
🖥これが序盤の一番熱いシーンで雨の中、雨っていう演出もベタなんだけど最高の演出で 🌵️うん
🖥雨の中で哲夫を見つけて何こんな中短髪の模様に出そうとしてんだよっつって 🌵️うん
🖥本気が見てんだよ人の顔色かかって書いてんじゃねーよっつって言うわけ 🌵️うん
🖥あんだけ書けば俺なんかいらねーだろって言うわけ 🌵️うんうん
🖥哲夫は父さんに書いたあの漫画を最後に俺はもう何も思い浮かばないんだもう言いたいことなんかないんだ 🌵️うんうん
🖥俺は空っぽだから坂井田君に惹かれたんだ 🌵️出し尽くしたんだねお父さんの漫画で 🖥そうそうそう
🖥って言われて町沿は分かったといいか俺と組むのは手加減するな 🌵️はぁはぁはぁ
🖥もしお前がもう一度俺を震えさせてくれるのならこの世界で一緒に溺れてやるって言ってここでバディを組むと 🌵️はいはいはい
🖥そういうのが序盤の一番大盛り上がりのところ 🌵️うん
🖥この二人が漫画界に革命を起こしていくと思うじゃん 🌵️おぉ
🖥二人で漫画を書くのはこれだけです 🌵️サクセスストーリーじゃないの?え?
🖥もう書かないです 🌵️あぁその書いてくれっていう結成の時に一個書いて終わり? 🖥うんもう書かないです
🖥そうなんだ 🌵️ここがすごい普通そう爆漫もそうだけどずっと二人でいくでしょ 🖥ずっとだんだん良くしていくみたいな
🌵️そうそう違いますこれしかやらないですこの二人は強作一切しません ここからの展開がすごいんですよね
🌵️でまぁ話を戻すとこれで組みますと ショーにまず応募しようというところで
🌵️二人でショーに応募する漫画を書いていくわけ 町蔵原作漫画鉄蔵で
🌵️で漫画を書き上げるんだけど締め切りが今日が応募の 🌵️今日っていうのは
🌵️書き上げた締め切りが今日で郵便局もやってない間に合わない 🌵️締め切りギリギリに終わった
🌵️一応間違えてたの締め切りを明日だと思ってたら今日だ 🌵️えーちゃんとスケジュール確認しとけよー
🌵️やべーってなって町蔵どうするってなった時に町蔵があっって思って自分の家に行く
🌵️なぜかというと自分の家のお父さんは少年ファイトの 🌵️編集長だから
🌵️あ違う違う編集長じゃない漫画家だから町蔵のお父さんは 🌵️町蔵の方か長谷川さんの方じゃなくて
🌵️編集者が来るのよちょいちょい家に 🌵️その人にワクタスせばいいみたいな
🌵️進捗どうですかって来るのよあの人のワクタスすれば直なら行けるって言って家に急いで帰ると
🌵️お父さんに見つかるぞまたなんか言われるぞ 🌵️そう見つかんないように編集者を見つけて
🌵️編集者に会ってすいません応募書渡せる?渡せるか? 🌵️これこれ受け取ってくださいって頼み込んで受け取ってもらえる
🌵️受け取ってもらえるの良かったね 🌵️編集は別にだって編集だからお父さんじゃないから
🌵️漫画的になんかその障壁とかがあって 🌵️ここは素直に受け取ってもらえる
🌵️え?町蔵くん漫画嫌いじゃなかったの?なにこれ?みたいな 🌵️そこに編集長がやってくる
🌵️そう鉄尾のお父さん 🌵️お父さん現れた 🌵️そう鉄尾のお父さん漫画の鬼
🌵️家族を捨てた漫画のために鬼の男なんだけど
🌵️ここもねもう鉄尾のお父さんと女子も熱いんだよね
🌵️ゆっくり現れてさ町蔵を見てこういうのこう育ったかなるほどなと
🌵️まあそのお父さんと長いからずっと
🌵️鉄尾のお父さんのセリフがエモくてかわいそうになって
🌵️気づいちゃったんだよな誰もいき急げなんて言ってくれないことに
🌵️なあ見ろよこの青い空白い雲そして楽しい学校生活
🌵️どれもこれも君の野望をゆっくりと爽やかに打ち砕いてくれることだろう
🌵️君にこれから必要なのは絶望と焦燥感
🌵️何も知らずに生きていけたらこんなに楽なことはないのに
🌵️それでも来るか君はこっちに行って初対面の町蔵に言う
🖥初対面だね 🌵️初対面だ初対面
🖥そうそうそう 🌵️そうなんだ
🖥まあそっかみんなは学校生活楽しくワイワイやってる中
🖥クリエイティブの世界に来ちゃったらそういうのを捨てて必死に打ち込まなきゃいけなくなっちゃうよっていう
🌵️たぶんその決死の町蔵のこれ受け取ってくださいって決死のを見て
🌵️こいつはこっちに来るんだなみたいな 🖥本気なんだみたいな
🌵️しかも大蔵の息子を知ってるから親の子は息子じゃないけど
🖥父は争えないなみたいなね 🌵️だけどそう、なるほどなと
🌵️来るかと覚悟を問うわけで町蔵は急なことだし圧倒されて呆然とする
🌵️でそのお父さんはさり気より君は漫画が好きかい?って聞く
🌵️で町蔵は呆然としたんだけどそれに対してだけは嫌いです、たっきり言うので
🌵️でお父さんはその調子だって言ってタクシー持って去っていく
🖥ずっと意味深をやって帰ってくる 🌵️ずっと意味深をやって帰ってくる
🌵️で町蔵はなんだったんだって呆然と立ち着く 🌵️本当にそうだよ
🌵️でそこにお父さんの愛人通りかかる、あれどうしたの?って言う
🌵️で町蔵は呆然としながら思うわけで急な出会いだったり今まで漫画を描いてきた
🌵️初めて本気で何かに打ち込んだからの出会いに鳥肌が立ちながら
🌵️こんな簡単に鳥肌が立ち自分なんて知らないって思って愛人に言うわけ
🌵️セックスより面白いことを知ってしまいました、俺はもうそっちには戻れません
🌵️今まで相手してくれてありがとう、親父にはバラさないようお互い墓場に持っていきましょうって言って
🌵️町蔵は漫画家として目覚めるという町蔵を目覚めのシーン
友情の覚醒
🖥僕は今説明だけでお父さんも急すぎるし怖いし尻滅裂なんだけど説明すると
🖥漫画を読むと魂の漫画家だから日本橋先生は大駒とか高精度小回りとか勢いもめちゃくちゃすごいし
🖥熱いでしょ、結構その今回番組の話にあたって
🖥説明するとお父さん意味不明すぎるなって急すぎてって思ったんだけど読んでると
🖥なんかドーンってくるのよさっきの長ゼリー
🖥これから必要なのは絶望と焦燥かみたいな🖥まぁでも言わんとしてることはわかるからね
🖥でなんかもう二人で描いた作品は賈作を受賞する大賞とかで受賞式に行くことになるわけよ
🖥坂井大蔵審査委員長なのねだから町蔵も逃げられなくなるわけよ
🖥ついに父親に漫画描いてること絶対バレる受賞式でだって対面するから
🖥町蔵は複雑な気持ちでいっぱいになるわけよどう思われるのか自分の作品を認めてもらえるのか
🖥今まで否定してきたのに🖥そうみたいなことを思いながら受賞式でお父さんがステージの上に立って
🖥町蔵と哲夫が二人対面するどうなるってなるんだけど
🖥お父さん坂井大蔵は町蔵には目もくれず哲夫に向かって哲夫を抱きしめて良かったっていう
🖥これは何かって🖥いやなんか色々考えられるよね
🖥原作の話はそうでもないけど絵はめっちゃ良かったとか可能性としてはあるし
🖥それかもしくは息子は完全に無視で漫画家としてはもう認めんってことかもしれないし色々解釈はできそうだけど
🖥どういう意図だったのかっていうのはあるの?
🖥複線が実はあって説明の構成ちょっと難しかったんだけど差し込んでいくのが
🖥哲夫がさお母さんが倒れた時に漫画を捨てたって言ったじゃん川にもう二度と描かないって
🖥そこに昔坂井大蔵通りかかってた
🖥大蔵を拾ったの?
🖥大蔵はその時漫画家として悩んでた時期で漫画を辞めようかみたいな時期だった
🖥そこに小学生の男の子が漫画を川に捨ててると
🖥で何やってるんだいってなるわけ
🖥だから哲夫はもう漫画を描かないんです
🖥で漫画を川に捨ててでおじさん漫画好きなんだよそんなことしたらダメだって
🖥でこれもらっていいかいって言って別にいいよって
🖥幼い頃の哲夫が書いた漫画をもらうのよって書いて読むんだけど
🖥それがもうあまりに完璧な漫画かつあまりに痛々しい漫画で
🖥何がと言うとお父さんのために書いたか
🖥作中だと絶対に誰かのために書かれた完璧すぎる漫画
🖥誰かの受けを取るためにというか
🖥この人の受け100%のために自我を全部殺して書かれた漫画
🖥っていう小学生が書くにはあまりに完璧な漫画だった
🖥ていうので衝撃を受けてそれで漫画を辞めるか悩んだんだけど
🖥自分が漫画を書き続けてたらいつかそれがあの少年に届いて
🖥あんなに漫画が嫌だって言ってたけどまた彼が元気になって自由に漫画を書いてくれるんじゃないか
🖥あー達成してんじゃん 🌵️そのために売れようって思ったんだ大蔵は
🖥実際できてんじゃん 🌵️漫画を書く意味が分からなくなってたんだけど
🌵️彼のために書こうまずってなって大蔵が自分のモチベーションを新しく見つけた漫画家としてやっていく
🌵️のが哲夫だったその哲夫が受賞式に現れた漫画書き始めたんだまた
🖥あーそういうことだったんだね 🌵️それで抱きしめたなんだけどマジでそんなこと知らないわけよ
🖥えっ父さん俺を無視して哲夫になんでっていうか俺はみたいな 🌵️そうなるよね説明なかったらね
哲夫の過去と葛藤
🖥コンプレックスまた 🌵️またね俺も賞取っとるのに
🖥でその後にお父さんも気づくわけあっマジでお父さんみたいな 🌵️あっいたんみたいなそんなことある
🖥でお父さんも申し訳なさそうな顔してんの 🌵️あーそうなんだ
🖥で息子もみたいになって 🌵️どうしよう息子忘れちゃった
🖥みたいになってそのまま 🌵️何もなく終わり
🖥受賞ありがとうございましたって降りて 🌵️そうなんだ何も言葉かけずに
🖥でそこに編集長がまた来る挨拶皆さん受賞おめでとうございますみたいなやつ
🖥なんだけど相互というわけでこの漫画の基準は今回入選した10位8名
🖥8名の対象取った子と準入選の子ととかその過削が何人とか審査員特別賞とかあるじゃん 🌵️はいはいはい
🖥8人の結果9次で決めたと 🌵️はぁ?なんで?ちゃんと見てやれよ
🖥実は待ちぞうと哲夫の作品対象だったの本当は 9次で過削になったの 🌵️なんで?なんでそんなことするの?
🖥え? 🌵️人に読まれない漫画なんか意味がないから
🖥どういうこと? 🌵️現時点で君たちの実力に差をつけることなんか意味がない
🖥はぁ? 🌵️所詮素人だから
🌵️関係ないここで対象だ君は過削なの意味がない所詮素人だから
🖥それじゃあ大会の作りを最初からそうしとけよ全部同列の賞にしとけよ 🌵️確かにそう言われたそうなんだけど
🖥意味ないとお前ら何かたぶんかましなんだよね漫画家に対する 🌵️コブするための
🖥そうそう対象して対象だーって喜んでるじゃねぇぞってことだよね 🌵️プロの道はもっと険しいぞと
🖥険しいぞというかそうそうそう読者が読めない漫画なんていくら作っても意味ないと 🌵️はいはいはい
🖥お前たち全員1ヶ月以内に単行本一冊分の英文を書いてこい その中から1人だけ3ヶ月後に連載決定だ 🌵️おーはいはいはい
っていうわけでみんな1ヶ月で1冊分みたいな
書けるわけないザワーってなるわけ さらに言うわけ編集長
坂井田町蔵と長谷川哲郎合作は認めない 一人ずつ書け
町蔵くんお前も漫画を書くんだ って言う
えー ここで決裂が始まる
えー書けんの? 書けない
書けない小説しか書いてないもん でも書けって言われた
ヤバいおじさんにヤバすぎるおじさんに書けって言われた
えー無茶なこと言うね そう無茶なこと言う
だから多分買ってんのやっぱ大蔵の息子だしさ
関係ないのほんとは多分持ってんのよ
うんうん まあスパルタ鬼
ほんとスパルタ鬼野郎だからちょっとなんかもう 絵も見せてあげた
目がんぎまってるからお父さん
なんかあれなのかな漫画まあ書けないけど
一回書かせることによってそのよりこう原作者としても力がつくようにみたいな
漫画を書く いやもう漫画家になれって言った
そういう一人でできるような漫画家になれって
これがこれがっつっても分かんないけどこれがお父さん
はいはい 哲夫のお父さん
目ががんぎまり うん
もう怖いのよずっと怖いのよこの人なんかずっと長文無しセリフ
さっきのシーンねこれ聞いてる人は一切分かんないだろうけど
煙草吸いながら
こんな感じですわ
こんな感じですわって今視聴者置いてきて俺須田君にその単行本読ませてます
うん
ああでもなんかすごい絵がバンバンバンみたいなことが多いね
さっきのここね
結構人の顔のアップがかなり対応されてる
そうめちゃくちゃその大駒と小駒のメリハリが多分演出的にすごく上手というか
すごく人にフィーチャーした作品な感じが絵から伝わってくるね
そうねなんかねそうこれ言おうか迷ったんだけど
クリエイターものって最初は少女会社なんだけど作者はね
バディものを描きたかったっぽいどっちかっていうと
漫画がテーマじゃなくて先入を描きたかったから
ただ漫画のテクニックとかあんま出てこないのよ
ああなるほどね
漫画を描くってどういうことなのか
作品って人をどう動かすのかみたいなのがずっとテーマになってる
というわけでさっき言ったけど一緒にやっていくかと思いきや早速欠物すると
これは言われたから欠物もあるんだけどさっきの話があるじゃん
なんでお父さん俺を鉄をみたいな
無視したのか
そうでマチゾはその後知るわけ
なんであの時お爺は鉄を抱きしめたんだっていうと
そのさっきのエピソードね漫画拾ってこの子のために漫画を描こうと思った
つまりそのお母さんが出てくるのを止めなかった時
俺は漫画を描かなきゃいけないんだって言って
お父さんお母さんが出てくるのを止めなかった時
あれは鉄をのために漫画を描いてたんだってなるわけ
確かにそういうことになるよね
お母さんよりもその鉄を取ったことになり得るわけ
そうそれだからマチゾは父からの愛情も俺じゃなく鉄をが受け取ってるし
母親がいなくなったのも鉄をのせい
あとヒロインの久美子ちょっと今説明書端折ったんだけど
ヒロインポジだから久美子結構そのマチゾと心をちょっと交わすシーンとかもあるのよ
仲良くなったり
三角関係みたいな感じになっちゃうわけだ
なってんだけど久美子は鉄をに突っ込む
そうだよね最初からね
そうだから自分にも愛してくれる人はもう恋人もいない
親もいない
で鉄をには才能も及んでない
俺はどうしても主人公になれない存在なんだ
すごく才能を得るわけ孤独感に
それで鉄をに行っちゃうんだよね
実は坂井大造は俺の父親だと隠してたんだけど
隠してたんだ
言ってないんだ
それバレちゃうとちょっとあれじゃんだって大造が一番好きって言ってるから
ずっと隠してたんだけどここで初めて言うわけ
俺の父親大造なんだと
でもまあその俺が欲しいもの全部お前が持ってると
羨ましい
俺お前になりてえよ
って言うの鉄をに
そしたら鉄をも今までに見たことない怖い顔で返してくる
本当に俺になりたい
しんどいよって
返してくるわけ
ここで描かれてなかった話があるんだけど
賞取ったじゃん
で受賞式で大造にもあったわけ鉄をは
で俺漫画描きましたつって
大造よかった君がまた描いてくれてみたいのがあったわけよ
話したんだね
それで鉄をお母さんに勇気を出して漫画家になりたいって言ったの
入院してる
そう漫画が憎くて血を吐いて倒れたお母さんに
勇気を出して漫画家になりたい
そしたらお母さんなんて返したと思う
また血吐いちゃうんじゃないの
何聞こえないって返されたのお母さんに
聞こえてるのに認めたくないわけだ
そうで鉄はだからその漫画また描きたいと思ったのに
お母さんに認めてもらえなかった
でお母さんの期待に沿うために
偉大に入るための猛勉強を始める
漫画をすべて捨てて
お母さんのために
じゃあその1ヶ月で単行本1冊のやつは
諦めるつもりだったんだと思うんだよね
なんだけどお母さん死ぬのよ病気で
でお葬式
家族いないから募集を高校2年生の鉄男がやるわけ
で父親が来るわけ
葬式でお母さんに会いに死んだ
で鉄男は言うのよ
父さんなんでもっと早く帰ってきてくれなかったの
言うじゃんまあそりゃ
お父さんなんて言うと思う
鬼のお父さん
ちょっと忙しかったんだよなみたいな
違う違うそんなレベルじゃないよ
違うの?
そうお父さんすごいよ
こんなとこで何してる早く書け
近いね
ネームはできたのか
やっぱ漫画のことなんですね
1ヶ月後にネーム出さないと連鎖できないから
なんで面白いのかやってんだみたいな話よ
お前漫画書くためにやってんだろ
でも鉄男絶望よこれで
ヤバイヤバイ
闇落ち
それで葬式に来て待ち添うの
さよなら坂井だく
そっから学校にも来ず
引きこもって漫画をひたすら書く
鉄男は
心配した久美子が家に行くんだけど
もう本当に
すごい怖い顔で鉄男は言うんだよね
俺はね腹が立って腹が立って仕方がないんだ
できながらずっと寝るまま欲しいんで
漫画を書き続けるみたいな
のが中盤というか
全盤の話です
決別完全に待ち添う
で待ち添うはどうなっていくかというと
鉄男の決別と成長
鉄男と決別して
さっき須田くんも言ってたけど
絵描けないといけない
むずくない
アシスタントとして
漫画家先生のために勉強させてもらったり
絵の勉強とかをいろいろしたり
久美子とデートしたり
いろんな
漫画家の先輩とかとの出会いで
ちょっとずつ成長していく
だけど
鉄男はその間すごい速さで
結局
連載は鉄男が決定して
3ヶ月後に
鉄男はギュンギュン売れていく
連載も開始して
年代で漫画を書いて
連載開始時に43話でもネームがある
ありえない速度で
漫画を書き続ける
本当に一切ご飯とか
マポポ食べず
ザ闇落ち
みたいな
こんなに漫画を嫌いになれるなんて思わなかった
これならいくらでも書けそうだ
って言いながらずっと漫画を書いてる
かっこいいでしょ
かっこいいね
今もう中二だなと思ったでしょ
かっこいいのよ
超かっこいいのよ
という感じになります
ある日
鉄男が行方不明になる
なんで
父子関係の葛藤
なんででしょう
何がというと
鉄男が何しようとしたかというと
父親の復讐のために
父親を困らせようとした
何がというと
めちゃくちゃ売れて
話題ふっとう
人気絶頂の時にいなくなることで
編集長の父親を困らせようとした
ために
こうなってたわけよ
結局そこの
行動は歪んだ親子関係が
まだ引きずってるわけね
だって意味わかんないじゃん
漫画書けば書くほどお父さんのためになるじゃん
なんで闇落ちしてそうなのかというと
だから
一番作家になってやべるみたいな
ことをしようとした
そうだよね
普通だったら別な出版社に行ってもおかしくない
ところ
そっか
なんだけど
結局そんなに意味はなくて
坂井大蔵もいるし
まあね
お前一人なんかいなくたって意味ないんだと
全然
しかも町蔵もいずれ連載するぞと
あいつも
お前なんかいなくたって何も困らないと
焚きつけるわけだ
しかもその後にも
言うんだけど父親が
家で破綻する
漫画を漫画以外の目的で使うやつに用はない
って言われる
でも哲夫は絶望よ
命消すって書いてあるのに何にも意味がなかった
家で打ちしがれてるところに
また久美子がやってくる
心配した
ここがねきつくて
哲夫はやっていた久美子を無理やり
侵そうとする
ここが辛くて
久美子はね
ずっと
哲夫を誘惑するシーンがいっぱいあるのよ
そこまでに
でも哲夫は穏やかな優しいやつだし
漫画以外あんま興味ない人だから
まあまあまあみたいな感じだったんだけど
その哲夫から
迫られた
普通に考えると
嬉しいことなはずなんだけど
こういうシチュエーションでも
無理やり襲われると
久美子もその哲夫の痛々しさみたいなのを
感じながらもう泣きながら
みたいになって
で無理やりされると
で久美子 拒否らないんだ
終わった後
めちゃくちゃ悲しい顔で
私町村のところへ行くわ
って言って
その哲夫の家を
後にすると
で哲夫はだからもう父親の復讐も果たせなかった
で自分を
愛し暮れてた人も去っていった
自分が壊しちゃったみたいな
誰もいなくなっちまった
しかもみんな町蔵のところに行くというか
お父さんも町蔵の連鎖待ってるし
久美子も町蔵の元に行く
真逆をさっき言った
お互いに
自分の欲しいものは
あいつが持ってるってお互いに思ってるわけだ
で哲夫は
何にもない
全く何にもない
え?
ギャートレス?
生きていいことなんて一つもなかった
って言ってカッターで
右の手首を縦に切って倒れるの
久美子と同じ
横じゃなくて縦にね
で倒れると
でその後町蔵と久美子が哲夫の部屋に来るんだけど
血まみれで倒れてると
で緊急入院
で命はまあ助かったんだけど
もう右手が動かない
漫画をもう書けない
そう
っていうのが終盤よ
クリエイター仲間の絆
そこに哲夫の父親
またあの鬼の男が来るわ
編集長
で来て何言うかと言うと
うんなるほどとこういう状態になったと
連載を打ち切りにする
このまま中断するか
あと数回で決着をつけるか決めろ
って哲夫に言うわけ
で哲夫も絶望の中
もう書けないってなって
辞めるって言おうとするんだけど
町蔵がさえぎる
俺が続きを書きます
俺が哲夫の手になります
逆やるんだ
逆やる
最初のね
原作と作画の逆をやるわけだ
そこで編集長は微笑んで
好きにしろって言って
お見舞いの花束を投げて去っていく
ずっとすごいな
編集長ずっとすごいでしょ
ずっとすごいのよ
編集長
でまあここでその
町蔵がもう一回組むぞってなるわけ
ここで初めて
哲夫と組んだ時の台詞がリフレインで出る
もしお前がもう一度
俺を震えさせてくれるのなら
この世界で一緒に溺れてやるって
二人で始めて
一回バラバラになったんだけど
最後また二人で作品を書き上げる
っていう展開になっていくわけ
それはなんかお父さんあれなの
最初から逆の方が
才能あるみたいな
逆とかいう話でもないのよ
これ別に
原作を
哲夫がやって
絵を書くっていうことに
あんまり意味はなくて
幕漫とかだとさ
絵が天才的な囚人と
逆だ
逆だ
話が楽しい囚人
話が得意な囚人と
絵が上手い
天才の最高がもうずっとそうじゃん
っていうので
入れ替わることってないじゃん
この話に関しては別に
テクニックとかスキルとか才能があった話じゃなくて
それはどうでもよくて
その
なんて言うんだろうな
一度若立った二人が
っていうところに意味があるというか
漫画の話じゃないもんね
バディの話だもんね
町澤の方が絵が上手いとかじゃなくて
町澤もソロ漫画家として別に
話がどうとかっていうわけでも別にない
小説もそもそも多分
学校で小説してただけで
本人は漫画家としての多分才能が
あって鉄男も別に小説を
書くとかじゃなくて
漫画家だから鉄男自身も
この続き
話すけど
二人で書くわけじゃないの実は
町澤だけで経験も足りないしスキルも足りないし時間も足りない
っていうので受賞式やったじゃん
8人
全員に声をかけるの
町澤が
全員で用いる技術の全てを使って
鉄男の絵柄に寄せて
人気絶頂で救済してた
この漫画を
最終2回には
全員で書かないか
漫画の本質
って
それでその受賞式の
メンバーみんなで
鉄男のために作品を書くっていう展開になってくる
なんでライブのために書かなきゃいけないんだみたいな
話とかもちろんあるし
やってられるかみたいな話もなるんだけど
そのなんか
町澤の覚悟だったりとか
必死の頼み込み
その鉄男の思いだったりとか
っていうので
みんななんだかんだ集まってきて
なんとか全員で
この漫画を完結させる
みたいな
話になってくる
このセリフちょっといいかもな
っていうのがあって
やだよみたいなこと言うやつがいるわけよ
鉄男がみたいな
その中に
プロ漫画家を目指すのを諦めた
プロアシスタントの人がいるわけ
受賞式の中に
でその彼が
漫画やりたくないって言ってるやつに
説得をするんだけど
その人のセリフがすごい好きで
すごくつらかった時期に
ある漫画と出会って励まされたことがあったと
毎週それを読んで
少しずつ
生きる気力を取り戻した
自分がいたと
でもその連載は突然ある日終わってしまった
っていう過去が
でもとても悲しかったんだけど
その時
自分は理解したと
漫画の作者クリエイターっていうのは
とても強い思いをとても不安定で
危うい場所から発信してたんだと
だから自分は
プロアシスタントをしてるんだけど
私はそういう人たちを守りたいと思って
仕事をしてると
だからこの哲夫の漫画を
みんなで描くということ
全員が個性を消して長谷川ちゃんになろうとする
それは
全てが意味のある線だ
っていうセリフがあって
すごい熱いセリフなんだけど
さっき町蔵と哲夫の2言で
ちょっと話進めちゃったんだけど
この最終回の
在り方としては
2人というか
クリエイター仲間というか
1人のクリエイターの思いを
繋ぐ
そこには敵も味方もないじゃないけど
みたいなそういう
メッセージ性というか
メッセージ性で言うとちょっとあれなんだけど
見たら意味のシーンになっていると
みんなで作り上げていく作品があると
それはどういう結末を迎えて
どうなっていくのかっていうのは
ぜひ作品を読んで
見届けてほしい
だけどとにかくめちゃくちゃ
ちょっと熱いから
本当になんだろうな
気分悪く終わることは絶対ないと思うし
3巻しかないから本当に読みやすいんで
だいぶはしょったけど
受賞者の8人にも
それぞれキャラやストーリーもあるし
もうみんなの
いろんな思いが入っているから
三巻の中にそれだけ
詰め込むって密度すごそうだね
話しながらやっぱ見返して
なんかこんなに
もっと関数があっても良さそうだなって思いながら
こんなに短かったっけって毎回なるっていう
あのシーンどこだっけみたいな
本当に無駄がね一個もない
全話全講本当に無駄ないなみたいな
すごい
良い漫画
どうなるかは言わないんだけど
最後の最後の町蔵とお父さんの
開講の話だけさせてもらおうと思うんだけど
全てが終わって
町蔵がお父さんに言うんだよね
ずっと恨んでた
漫画って
絵と話だけでできてるんじゃないんだな
石でできてるんだな
って町蔵が言うわけ
お父さんは優しい顔で
プロになったなって返して
終わるみたいな
いいですね
っていう大枠の話になってます
というところで
ストーリーのシステムは以上
どうですか
面白そうだね
そうか
結局ずっと
父親との話なんだね
あとは
今主人公に
焦点当てたからあれなんだけど
お父さんと別れた奥さんの話も結構ある
単純に仕事に
構わけて別れましただけじゃなくて
お父さんがどんな思いで
家庭より仕事を取ったか
みたいな話とか
愛してた愛してないみたいな話とかも
めっちゃ描かれてる
3巻しかないのに
そこもちゃんと丁寧に描かれてる
家族みたいなものは
確かに軸にめちゃくちゃあるけど
家族もあるし
漫画家として
自分がどういうクレーターであるかみたいなのもあるし
敵じゃないみたいなのもある
全ての漫画家が
全員がその
自分の魂で作品を描きあっている仲間みたいな
作者
日本橋陽子先生は
女性なんだもんね
女性
このご時世男だ女だ
っていうのはあれかもしれないけど
結構さ父親を超えるって
男がなんか
目指しがちなっていうか
男が描きがちな話
じゃん
そこもなんかすごいね
それで言うと
また俺もその男女論で言うと
いやこういう女性もいますよ
って言われちゃダメなんだけど
それで言うと俺どっちかというと女性的だなと思って
超えるって話じゃないのよ
認め合う許し合う話
そっかそっか超えるわけじゃないもんな
どっちかというと俺女性作家っぽいな
って思う
家族のあり方みたいなもの
超えるんじゃないんだもんね
認めてもらうだから
漫画家として成長していくにつれて
お父さんの凄さに気付いていくわけ
なんでお父さんの作品ってこんなに愛されてるんだろう
少年漫画だと売り上げで超えて
より人気になってやるぜ
みたいな感じになるけど
逆にそこはそっか
確かに言われてみればそうだね
その話の流れで紹介するんだけど
名言いろいろあるよって最初に言ったじゃん
好きな名言
とりあえず最後に紹介しようかなと思ったんだけど
お父さん関係の名言が一個あって
町沿いが一人で漫画書かなきゃいけない
って言ってアシスタントになるって
言ったじゃん途中で
アシスタント先の漫画家の先生
町田美若先生っていう人のアシスタントになるんだけど
そこで町沿いが漫画家として
成長していくにあたって
お父さんの漫画を何回も読み返して
読み返すたんびに自分の成長につれて
読み返すたんびにどんどん
漫画家の人格の重要性
前読んだときと違うみたいな
なんで親父の漫画ってこんなに愛されてるんだ
みたいになっていくわけよ
それでその町田先生に
町沿いが問い詰めるわけ
漫画家に必要なものって何なんすか
才能じゃなかったら
本物との差を決定的に分ける一戦って一体何なんですか
って聞いて
町田先生の回答が
人格だよって返すっていう
のがめちゃくちゃかっこいいシーンなんだけど
ここはそのなんか
坂井大蔵ってその
1話の最初見るとすごい食ってかかったりしてたじゃん
煽ったりとか
嫌な親父として描かれてるんだけど
話を進むにつれて
本当はすごく愛情深い人だったりとか
漫画への愛だったりとか
人への愛みたいなものを持ってるみたいなのが
描かれていくの作中で
そこへの町沿いがどんどん
お父さんへの誤解を解いていく中での
その漫画家としての
クリエイターとしての大事なものは何人格っていう
クリエイター漫画としてもかっこいいし
家族漫画としても
これ以上ないくらい
お父さんを表すシーンでもあるというか
結構震えたシーン
だったっていう
なるほどね
聞けば聞くほどなんか漫画の話じゃないっていう
漫画がメインじゃないなって
別に漫画じゃなくても
表現できただろうし
でもまあ
作者は漫画の人だから
そこにも
全部が出るって言ってた最初の
漫画って全部出るんで
みたいなところが
健康と作品の関係
反映されてる感じはあるね
あとは
そうだな
ちょっと名言紹介パート入るわ
ヌルっと入っちゃったから
あとはね
そうだな
坂井大蔵お父さんのセリフが
結構好きで
哲夫に向けて言うセリフがあるんだけど
受賞式であって
本当に面白い漫画は
健康じゃないと書けないんだよ
っていうセリフがあって
これは結構当時
衝撃だったというか
なんかそうなんだ
って思った
すごいセリフで
なんかさ哲夫
哲夫がどんどんやみ落ちしていくじゃない
そこになんかやっぱ凄みみたいなものも
描かれたり
してて
あとなんかさクリエイターものであるあるじゃん
やみ落ちしてさこう
そんな時に出た作品の凄みとかさ
溢れる
才能みたいな
命を削って
命を込めて作られた作品みたいなの
結構あるよね
そうなんだけど
この漫画を俺が読んだ時に
本当に面白い漫画は
これは健康じゃないと書けないんだよって
言ってた時に
そうなんだみたいなことを
思ったのよ
これが読んだ
と思ってて
そうなんだって思ってたんだけど
年々分かってくるというか
分かってくるって言うとあれだけど
もちろんなんかクリエイターの中でさ
漫画に限らず音楽とか
俳優とか
魂を削ってやってる人
確かにたくさんいてその人たちも素晴らしいし
その人たちの中から出せないなんか
勢いみたいなのきっとあるんだけど
なんつうんだろうな
でもなんかみんな凄い人って心豊かじゃない
っていうか
削ってる人たち
削ってるように見える人たちも
何を健康と指すのかは
分かんないし心壊した役者さんとかも
いっぱいいるけど
ちょっと論理的に
説明できないけど
なんか年々その
重みが俺の中に降ってくるというか
健康じゃなきゃ
やれないんだ
いい作品書き続けられないんだみたいな
その理論でいくとさ
いい作品は
心が健康じゃないと
書けない
でもその鉄男の漫画は
売れてたわけだよね
売れてはいた
それは別にいい漫画ではなかった
ってことなのか
どうなんだろうね
何をいい漫画と
真意としてはなんか
漫画を書くってことはちゃんと終わらせることだ
みたいなところで
心が健康じゃないと最後まで書ききれないから
人を感動させるクリエイターの条件
みたいな
そういうところも含んでるのか
いや生きるっていうところまでが
漫画だみたいな話なのか
俺の解釈なんだけど
これ本当に
本当に
黒丸ついてるのよ
本当に面白い漫画は
本当にで一回切ってるんです
本当にに
ルビーというか
横にね
本当に強調されてるわけね
だからその
本当に面白い漫画じゃなかったんだと
面白い漫画ではあったけど
大衆には
広く受けるけれども
深くみたいなところまで
いかないみたいな
そうねと
捉える
捉える人の自由なんだけど
もうちょっと魂寄りなんじゃないかなと
俺は解釈してる
何が本当に面白いのとかって
突き詰めていくと多分いろんな解釈があると思うんだけど
なんか
そのちょっと広いところで
なんかその
クリエイターが人を感動させるには
自分自身も豊かじゃなきゃいけないみたいな
なんかクリエイターに対する
なんかその
なんだテーゼというか
みたいなことなんじゃないかなと
俺は解釈してる
本当にをどう捉えるか
多分人それぞれなんだけど
なんかその一生誰かの心に残り続けるとか
誰かのその
なんだろう
バイブル例えば
例えばその
シャーマンキングすごい好きじゃん
でもシャーマンキングって
俺の人生で一番面白い漫画だと思ってないの
でもめっちゃくちゃ好きなの
超大事なの
なんか
これは
ここで言う本当に面白い漫画なんじゃないかな
って思ってるっていうか
逆になんかその
すっげー面白かったなみたいな漫画
他にあんだけど
でもあんま面白くなかったなみたいな
俺の人生レベルで
刺さった漫画じゃないなみたいなものも
あって
それがなんかつまんない漫画か
それが本当に面白い人もいるんだろうから
それは人によるんだろうけど
なんかそういうニュアンスかなって
俺は捉えてる
本当に作る人が元気じゃないと
そういうなんかこう
人の心に広く刺さるような
不安く刺さるような漫画は描けないんじゃないかなって
だからそれはなんか
作中としてずっと描かれてるから
手相のお父さんも言ってたじゃん
漫画を漫画以外の人に使うやつとか
いらないみたいなとか
ずっとあんにクリエイターは
こうなんつーんだろうな
不純ではいけないみたいな
メッセージ性は作中として
俺はなんかずっと感じるかなって感じ
この漫画については
なんかねずっと
セーフはなんか俺の中に残ってるんだよな
あーそっか
って一時の
マイナスの気持ちとかで
じゃなくてなんか
豊かになっているのが本当にクリエイターなのかな
みたいなことをすごい勝手に思ってる
なるほど
たとえばその漫画の中に全然売れなかった
話とかって出てこない?
そっちから読み解けばなんか分かってきそうな感じ
出てこないね 出てこないんだ
でも
厳密にここはなんか
定義されてないな
魂の漫画ですから
3巻だしね
漫画がどうって話は一切出てこない
ただなんか深そうなセリフがいっぱい出てくる
なんていうかその
まあそこをどう自分が読み解くかみたいなね
うん読み解くか
俺も確かにそうやって詰めていくと
確かに本当に面白くなかったら何なんだろうなって
今なっちゃったけど
ただなんかずっとある
残ってたっていうこのセリフがなんか俺の中で
あーそっかって
なんか本当ずっとさっきさ
漫画の話じゃないんだねみたいな
人の話じゃないって言うんだけどここやっぱ詰まってるな
人の話だよ
漫画の話じゃないからこれは
みたいな感じでね本当に
魂の漫画というか名言もたくさんあるし
クリエイターとして
人としてみたいなのがすごく
どっぷり描かれた漫画でしかも全3巻
読みやすい 進みやすい読みやすい
密度すげー
みたいな感じで
めっちゃ広派なとにかく
漫画ですよと
続編の少女ファイトもめっちゃ面白い
そっか続編
続編というか
漫画の話は一切しないけど少女ファイトでは
それはもうスポコン
超スポコンいろんな高校
ちょっと俺もね
読んだの結構前だからあれだけど
まあそうね基本的には
女子バレーボール
のいろんな高校の
みんないろんなドラマがあって
いろんな思いがあってバレーボールをやっていて
みたいないろんなコンプレックスも描かれて
いろんな家族関係の
悩みを描かれてみたいな
人と人との関わりをとにかくねっちりと
厚く描く
作者さんだからね
結構少女ファイトは長く続いてるかな
さっき見たけど18巻期間
18巻ぐらいまで描いてる
これ面白い
めちゃくちゃ面白い
とにかく厚い漫画が好きな人はぜひ
って感じですね
以上です
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感想をつぶやいてくださいと
ということで今回も終わりにしましょう
ありがとうございました
01:03:30

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