1. 近藤ナオという生き物
  2. #16「日本リサーチ編 Cift(..
2024-06-21 16:00

#16「日本リサーチ編 Cift(シフト)」

関わる人それぞれによってシフトとは何かという解釈が違うが、自分としては世界中の人たちが全員家族になれば世界は平和になるんじゃないか?という仮説を実験した活動。拡張家族というキーワードを掲げて2018年に 渋谷駅前の東京都の土地に東急グループが建てたビルの13階ワンフロアの19部屋のマンションを全部借り切って19部屋に当時39世帯で住み家族のように暮らせるのか?という実験の話

00:06
こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第16回の話をさせてもらえたらなと思っています。
第16回目は、今日が多分リサーチ編の日本編の最後の回になると思います。
今日の話は、Ciftというプロジェクトの話をさせてもらえたらなと思っています。
Ciftは、簡単に言えば、僕の理解としては、
関わる人たちそれぞれによって、Ciftとは何かというのの解釈の仕方が違うと僕は思っているので、
僕は、世界中の人たちが全員家族になれば、世界は平和になるんじゃないかという仮説を実験した活動だったなと思っています。
このCiftのコンセプトワードとしては、拡張家族というキーワードを掲げて、最初にスタートしたのは、これも7年くらい前なのかな、
これも渋谷の駅前に東急グループが、東京都の土地を借りて、東急のグループが建てたプロジェクトで、
それが1階、2階とか商業施設が入っていて、その上がオフィスになっていて、13階、14階、15階、16階がアパートメントですね、マンションみたいになっているというようなプロジェクトがあって、
そこの13階にワンフロアで19部屋のマンションの個室というのかな、いろんなタイプがあるので、1DKから2LDKとかいろんな部屋が19部屋あるという感じでしたね。
その13階を全部借り切って、19部屋に当時39世帯だったかな、暮らしてみんなで家族のように暮らせるのかという、始めた社会実験です。
19部屋に39世帯でぐちゃぐちゃになっちゃうんじゃないの?というのを最初は大谷の東急さんはすごい心配していたんですけど、メンバーのほとんどが僕と同じような形で多拠点居住者の集まりだったので、渋谷の家と福岡の家だったり、渋谷の家とメキシコの家だったりとか、カンボジアと渋谷という人もいたし、
03:03
2拠点居住以上している人たちが出たり入ったりしながら暮らすという形で、なので多い日でも15世帯ぐらいしかいなかったかな。少ない日は3世帯とか4世帯ぐらいしかいないみたいな日もあったので、
その活動、僕ががっつり参加してた3年間、4年間ぐらいだけど、3年間の間で関わってた家族全員が集まった日は1日もなかったですね。1年に1回周年祭をやろうとか言って、
3ヶ月4ヶ月前からスケジュールを抑えているのにも関わらず、やっぱ誰かはドタキャンするっていう感じで、本当に全員集まることはなかったので、全然ぐちゃぐちゃするような状態にはならなかったんですけど、そういう形で暮らしていて、
年齢的には0歳から60歳ぐらいの人たちが暮らすみたいなコミュニティでした。楽しいことが多そうに、ビジュアルを見ると毎日のようにいろんなキャラの人たちが家に集まってきて、ワイワイご飯食べて楽しそうに見えるんですけど、
楽しいんですけど、そっちよりもやっぱり共に暮らす仕事じゃないので、みんな家族として暮らすっていうことは、家に帰ってきた時は家にいるうちはずっと一緒なわけですよね。個室もあるんで個室に入っちゃう人もいますけど、みんなで集まる共用のキッチンだったりソファーゾーンとかリビングみたいなのもあって、大体みんなそこにいたりするので、
新職を共にしだすと隠せないっていうか、仕事で出会ってたりとか、講演会で見る姿とかってやっぱりなかなか素の姿というか、僕から見てだらしないなと思う部分とかっていうのはほぼ見えてはこないので、
でもやっぱり共に暮らしているとお互いのそういうどんな背景で今まで生きてきたかとか生活観とかが全部見えてくるんで、だからそれを許容する楽しいっていうよりは多くの人が言ってたけど忍耐と包容力、母性ですかね。母性の方を鍛える道場みたいな場所だったなっていう感じ。
なので家族だから相手を論破するとかじゃないというか、仕事でも論破とか嫌だけど、仕事とかだったらまだプレゼンテーションしてこうする理由みたいなことで相手が納得してくれるのはあると思うんですけど、家族に対してプレゼンして論破するみたいなのとかはないなと思って。
06:10
だから本当、忍耐と包容力を持って、相手がどんな生き方をしててもその人がなんでそういう生き方をしてるかとか、具体的に話すといろいろ長くなっちゃうけど、すごい地味なので言えば掃除の仕方とか片付けの仕方一個取っても生きてきた背景が違うし、こう片付けるので何が悪いのっていうのがわからないみたいな。
でも気になる人は気になるみたいなそういうことを気になるよって言って、気になるんだ、なんでって言ってちゃんと話を聞く、そういう考え方があるんだっていうから。
どっちかの方向に強引に擦り合わせるでもなくお互いの話を聞き続けるっていう、その対話の時間っていうのがそこにすごい時間を取られるので、かなり楽しいっていうかそういう時間の方が多かったですね。
楽しい部分に関しては、暮らしってアポイント取らずに集まれる、共同生活すると面白いのが、当時コロナの前からやってたので、今はコロナ後なんでリモートワークで仕事できる人たちが多いから、家にいながらやってる人も多いですけど、
当時は多くの人はだいたい外に仕事に行って、仕事がだいたい終わると家に帰ってくるみたいな感じなので、そうするとアポイント取らずにある程度思考性が近いわけですよね。一応世界中の人がみんな家族になったら世界は平和になるんじゃないかとか、拡張家族っていうコンセプトが分かっている方々で、
かつ、こんな活動に参加するような人っていうのはなかなか普通のサラリーマンとかの人とかは全然いなくて、ほとんどが個人事業主か会社経営者たちでした。
なので、そういう自分で考えて自分で行動したりリスク取ったりしてる人たちも多かったっていうのもあるんですけど、そういう人たちが予定もなく帰ってきて、偶然共用のリビングで出会うわけですよ。こういう状況ってなかなか作られないんだなっていう。
多く外で会う場合ってやっぱりアポイント取って夜ご飯食べようよって言って、メンバーも固定というかアポ取ってるからだいたい誰か分かってるし、僕らの場合は誰がいつ帰ってくるか全員分からないわけですよ。約束してるわけでもないので。
でも、偶然このメンバーが今日は5人が集まったんだみたいな。本当に偶然、毎日メンバーが変わるから新鮮な話も注入されてくるし、そういう感じで。だから1年目で確かメンバーたちで5個会社ができたかな。
09:07
アポも取ってないし。なのでアポも取らずにただただ家に帰ってきて集まって雑談してたら会社になっちゃったみたいな、活動体になっちゃったみたいな。こういう場の集まり方っていうのは非常に意図しないからできるから。
だからそういう場ってあったらいいなっていうのを思ったことは楽しかったこととして。ちょっと拡張家族っていうコンセプトとは関係ないんですけど、でもいろんな人たちと共同生活をするっていうことの可能性みたいなことの1個として未だにすごい大事にしていることですね。
やっぱりアポを取らずに余白があって余裕がある状態で話をできる環境っていうのは人生の中にはあるといいなと未だに思っています。
この拡張家族のプロジェクトは忍耐と包容力でお互いを理解し合うっていうのもそうだし、メンバーが辛い時に助け合えるかどうかっていうのが家族だと思ってて。
例えば本当にいい状態の家族とかだったら、子供とかが犯罪とかして捕まっちゃったりとかして、捕まった後戻ってきた後も捕まるなんて信じられないから関係性切る終わりみたいにならないいい状態の家族だったら、そういうものも受け入れた上でまた共に暮らしていくと思うし、
別に僕らのコミュニティで犯罪があったわけじゃないんですけど、例えば歌手の人とかがメンバーにいて、シンガーソングライターとかの喉の手術しなきゃいけないみたいな感じとかになって、でもその間何ヶ月か歌えないから仕事がないみたいな。
その時とかにメンバーとかが、その時はお金とかでしたけど、お金っていう部分で全員がっていうわけじゃなくてサポートできる人たちはサポートしたりとかして助けたりとか、本当に赤の他人だという設定をされてた人たちが辛い時に助け合えるのかどうかっていうのが一番の醍醐味だったというか、そこに対しては僕はすごい意識を持っていましたね。
12:03
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
日本だとそんな感じかな。
それで、ここで、それをやっている最中に、当時14歳の娘が日本の公立の中学校がもうかなりつまらないって言い出し始めてくれて、結局娘はオランダの学校に行きたいということで、
オランダに僕と娘で移住するっていう形になってた時に、この拡張家族みたいな暮らし方っていうのを海外だとコーリビングっていう、コーワーキングとかCOっていう共にっていうのがついて、コーとリビングで共に暮らすみたいなコンセプトで、
シェアハウスとかっていうのはコンセプト重視っていうよりは比較的経済合理性とかルームシェアとかっていうのはお金のない人たちが少しずつのお金を出し合って部屋を借りるみたいな形が多いんですけど、
コーリビングに住む人たちは共に暮らすことを意識して入ってくるみたいな活動が、当時だとロンドンとかベルリンとかで始まったなみたいな感じがしてたので、オランダに目を向けてみると、まだアムセルダムとかロッテルダムとかっていうところですら同じようなものがなかったので、
これは世界に広げていってもいいかなと思って、当時、ただただオランダに娘のために移住してもなっていう、ためでもよかったんだけどせっかくだからっていうので、
友達2人に声かけて、僕もお金を出して3人でアムセルダムの中古マンションを、それは3LDKしかないんですけど、を買って、今拡張家族っていうような形のコンセプトで、
12人かな、1歳児、一番ちっちゃい子で1歳児かな、2歳児になったかな、の子から12人が共に暮らすっていう形で、活動を世界にも広げていくような形でやっています。
ここで、今の最後、拡張家族シフトの動きだったりとかを起点に、ちょうど日本から海外に移るタイミングもあって、ここで日本でのリサーチ活動みたいなことを終えようと思って、
15:03
オランダに移った年の年度の末に、日本中のいろいろ大きいコンサル契約とかもちょうど契約更新だったので、6社ぐらいあったかな、全部ちょうどいいタイミングだったので、全部日本の仕事は離れて、海外に軸足を移したっていう形ですね。
なので、次回からはリサーチ編の海外バージョンをお話しできればなと思っています。ではまた。
16:00

コメント

スクロール