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  2. V.58 まちづくりをしたいケー..
2023-12-04 46:14

V.58 まちづくりをしたいケーキ屋さん・佐々木涼子さん「人生の目標は長生き」

今回は、まちづくりをしたいケーキ屋さん・佐々木涼子さんにお話を伺いました。
現在東京での都市計画のお仕事、そして千葉県館山市でケーキ屋さんでのお仕事、そのふたつの仕事をされている佐々木さん。
そういうスタイルでの生活についてのこと、また「普段の日常が好き」というお話など、様々に伺いました。
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ゆいなわさんの聞く人ラジオ。皆さんこんにちは、ゆいなわさんの聞く人ラジオの時間です。今回は、まちづくりをしたいケーキ屋さん
佐々木涼子さんにお話を伺いました。現在、東京での都市計画のお仕事、そして千葉県立山市でケーキ屋さんでのお仕事、
その2つの仕事をされている佐々木さん。そういうスタイルでの生活についてのことをはじめ、普段の日常が好きというお話などを様々に伺いました。
一つ聞きたいなと思うのは、立山と東京の生活というのをお聞きしたいと思っておりたので、それについて聞きたいなと思っているのだけど、
今、普段は立山と東京のお仕事を両方やっている感じ。
2拠点まで行かないんだけど、拠点は完全に立山。
仕事があったりだとかっていうときに、こっちに宿取ってきている感じだから、東京は仮住まいみたいな感じ。
仮住まいという住まいがあるわけではなくて、東京は来たときにどこかに泊まってみたいな、そういうお仕事をしているみたいな。
多分家庭のある人とかだと、東京にお家構えて立山にも、立山は全然安いからね、2000万も出せば全然お家買えちゃうから、あると思うんだけど、
私の場合は地元に自家があるし、したら家賃払わないでいいから、これは全然身軽になるから、こっちに来たときにホテルで払ってという方が自然かなって。
その生活自体は、いつぐらいから始まった感じですか?
22年の4月まで。
去年の4月、1年半前ぐらい。
3月末に引っ越しをして、それまでは押し上げに住んでて。
あ、押し上げだったんですね。
押し上げの家もすごい良くて、私大好きだったんだけど。
隣のおばちゃんがね、テレワークとかしてると、お昼ご飯もう食べたの?って言って、食べてないんだったら焼きそばあるわよって持ってきて。
何それ、そんなバカ、素敵なところに押し上げに。
すごい良かった。
定食セットみたいなお膳を持ってきてくれる、すごいお隣さんで。
それもまた素敵な。
私、手縫いのちゃんちゃんこもらって。
ちょっと待って。
03:00
手縫いのちゃんちゃんこっていう単語をちょっと久々に言いましたけど、もらったんですね。
表地の布も、どこだっけな。
どっか岡山の方の合い染めのところで、見本帳みたいなの見せられて、どれがいいって言われて。
じゃあこのシマシマのでお願いしますって言われて。
チョイスできた感じ。
それで縫っていただいて、今実家に置いてあるんですよ。
本当に綿入りのすごく素敵な。
私、そこがね、7階建ての鉄筋アパートで、私が3階に住んでて、1階がガレージみたいな感じ。
2階が事務所スペースみたいなのがあって、3階が私と加林のおばちゃんが住んでて、
おばちゃんが全体の建物管理をしてるんだけど、
7階に弟さんが住んでらっしゃる。それが親さんで。
2階に住んでるのもたぶん妹さんで、一族で住んでらっしゃる。
4、5、6は普通の部屋割で、2D系ぐらいの部屋があって、
7階のドアを開けたところに屋上スペースがあって、
そこから墨田川の花火大会が、2階場がめっちゃ綺麗に見えて、
何それ、押し上げから?
スカイツリー挟んで、第一会場の2階が見えて、
それを居住者さんに開放してくださった。
大谷さん、こないだのうちの方、
すごいちょっと嵐というか、台風以来ちょっと強めの風が吹いたじゃない。
お電話くださって、大丈夫だった?ってくださったくらいで、
大丈夫でしたけど、よかったら遊びに来てくださいねって言うくらい、
今でも気合があって。
素晴らしい。そうなんだ。
本当にいいとこに住んでたから、東京もそこは離れたくなかったんだけど、
帰ろうかなって思った。
帰るに至って、帰ろうかなって思う。
お仕事は建設系の?
安定はあるし、別に今すぐ帰らなきゃはないんだけれども、
やっぱりコロナがあって、お家で仕事できる。
田舎でもできるじゃんみたいなのが、
消費者さんだったり見てるとある中では、
別に私もやればできるんじゃないのかなって思う。
でも会社制度はなかったんで、
当時の上司が上手いことちょっと上を騙してやってくれて、
06:07
当時の上司がちょっと人力…
制度的には頭が赤じゃない。
お力を…
地方で、県内の方で同じようなことやってる人いるから、
あれだったらできるんじゃない?って言って救済してくれて、
その人ももう今会社辞めちゃったから、
そろそろ辞めなきゃいけないかもなんだけど。
そういう方のお力があったからできてるみたいな。
今なかなかそういう副業みたいなのを認める会社って、
流れとしてはあるけれども、
こういう球体伝とした建設業みたいなところでは少ない。
抜け道的にやらせてもらってる形だとは。
ご自身としてはおかげさまでそれにやらせてもらって、
週に2回建設系の…
週に月間はそれをやらせてもらって。
月間は東京でそれをして。
でもそれが笑っちゃうんだけど、
月曜・祝日が最近多いでしょ。
月曜日と火曜日っていう契約だから、
月曜が祝日だとどんどん減っていくっていう。
そうですよね。
月額のお金より変わらないお得だ。
なんと、それは後で気づいて。
まさか元々それ気づいてたみたいなことは分かんないですけど。
でもそうなんだ。
今そんな感じ。
じゃあ月間っていう契約で、
月曜日・祝日の時はそれはやらないし。
だから月曜日が休みだったら、
火・水とかにすると時間外の手当がいる。
そういうこともあるよね。
なんて素敵なお話。
そんなのはみんながやればいいなって思いますね。
みんながやれってできないですよ。
そういう感じなんですね。
だから月曜日休みだと、
年明け月曜日が休みだと、
1月ってだいぶ私働かなくてよくて。
そうなりますよね。
申し訳ないんだけど、
ちゃんと月給はもらえますみたいな考え方になる。
申し訳なさは、
それはその気持ちは持ちつつも、
いただくものはきちんといただいて。
もらえますと。
なるほどね。
あとは縦山で。
縦山でケーキ屋さんをやって。
ケーキ屋さんってどんなお仕事する?
ケーキ屋さんは、
営業が水曜から日曜までなんで、
そこに作って品物を並べるっていうのはメインなんだけれども、
季節でいろいろ変動もあるんで、
どのくらいのものを並べて、
09:00
どのくらい売り切るかっていうのがある。
けれど基本的にはそこは妹のほうで
コントロールをしてもらってるから、
私はそこに対して、
品物を並べる手助けをするっていうのはメイン。
で、そこを作るっていうメインのところ、
ベースのケーキ作るのはうちの妹がやるんで、
そこの味の変更とかは私は絶対にできないから、
クリームを塗ってもらってベースのケーキがあって、
そこにフルーツを乗っけたりだとか、
ちょっとしたデコレーションの違いみたいなところはサポートします。
あとは何個くらい出すかってことも、
今日はこのくらい売れてるから、
あと何個出す?みたいな話はする。
けどそれ以上のことはしない。
それは妹のプライドに関わるところなんで、
私はしない。
けどちょっとそこに踏み込むようなことをすると、
すごく怒られるから。
あ、怒られるんだ。
そうそうそう。引く。
引くんだ。
あのね、ああいう商売する人ってやっぱり自分のポリシー、
プライドみたいなものがあるから、
そこに踏み込んでこられると多分すごい嫌なんだ。
ああ、なるほど。
私はそういうのは一個もないから何もわかんないけど、
それをやるっていうことが、
私は多分ストレスになっちゃうけど、
それが仕事だと思ってやれる人の範疇なんだなって。
それはやっぱりやり始めたから気づいてきたこと。
ずっとサラリーマンやってたら多分わからない。
経営っていうところはそこの何個出す、何個売る、いくら売るっていうところのコントロールだと思う。
コンサル業で見積もりは作る1件につき、
1千万とか2千万とかだけども、
それは年間通して何億ぐらいの仕事をします。
あなたにこれぐらいの作業料を保証します。
っていう中でやるけれども、
それをやらなかったとしても成果が伴っていればお金をもらえるっていう世界でやってきてるから、
そこから直接私はお金をもらってない。
それをお金が会社に入って会社からの給料でもらってきたから、
私が例えば何千万円仕事をしたとしてもしなかったとしても、
安定したお金をもらえて、
けどケーキ屋さんとかはいくらのケーキを何個売りました。
直接してくるから、
そこはすごくシビアに自分の仕事っていうものを評価するだろうし、
そこに評価軸っていうものが明確に設定ができるんだと。
12:04
私はどこで、例えばAっていう市役所さん、
Bっていう市役所さん、
同じ仕事用をしたら同じ値段でなければおかしいだろうと思ってるから、
そういうところにちょっとバイアスが入っちゃうんだけど、
それがないっていうのはすごく特有な世界だなって思いますね。
そっか、ほんとそうだね。
両方やってるから余計に重いんじゃない?
片方だけだったらそれはそういう世界だからなんだけど、
一人一人を相手にするってちょっとしんどいけど、
すごい世界だなって思う。
ほんとそうだね。
サラリーマンと経営者ってそこがすっごい違うなって。
それはやっぱり今ご実家の経験者さんを手伝うようになって、
だからこそ。
実家じゃないの。
妹が始めた商売なの。
実家じゃないの?
実家じゃないのよ。
あ、そうなんだ。
うちそんなの一個もやってないの。
妹さんがじゃあやりたいって言って。
やりたいって言って初めて。
うちは本当に雇われしかやってない家系の中で、
妹が突然それを始めて、
弟も雇われじゃないでやってるからそうなんだけど、
うちの下二人はすごいんですよ。
突然始めた妹さんの思いってなんだろう?
やりたかったんだよね。
ケーキが好きで。
ケーキ屋さんやりたかったんだ。
それはちっちゃい頃からそんな調子があった?
ちっちゃい頃は、
身近にいたわけだよね。
一緒にクッキー作ったりとか。
私が多分小学生の時にケーキの本を
誕生日にプレゼントしてもらって、
一緒にケーキ焼いたり、パンドケーキ焼いたり、
クッキー焼いたりして、
私がいなくなった後も妹はそういうのやっていて、
話を聞くと、
高校生くらいから大学進学じゃなくて、
生科の専門学校とか行きたかったんだけど、
でもそれは、
私の時はすごくフリーだったのに、
妹の時にはそれは反対されたらしくて、
親が?
本人の話だよ、よくわかんないけど。
ダメで、みたいなこと言われて、
本人にしてまで奈良城に行って、
難しいことを勉強したのに戻ってきて、
横浜であるそのところに一緒に住むようにして、
ケーキ屋さんに就職をして、
その4年後くらいに独立をして、
私も手伝ってっていうのはよくわかんない。
そう思うとやりたいって思いがあったってことだよね。
15:02
じゃないとやらないわけだし。
そういうのが一個もないから、
やりたいっていう思いが流されてきたから、
すごいなって思うけど、
やりたいって思ったんだったら、
計画しなさいよって、
本当ばっかりで私が振り回されてました。
計画してやるってなればまだわかると、いきなり。
やる気はある、計画性がない。
そういうことですか。
それをやられてるってことですね。
それを姉妹でやってるのがプチアンです。
佐々木さん自身は建設のお仕事に、
もっともっと入っていくというか、
それと好きだったというか、興味があったというか、
最初に就職したのはどういうこと?
嫌いじゃない、好きなんですよ。
多分相対的に向いてるなって思った。
相対的に向いている。
人がやるよりも私がやった方がうまくできそうな気がするっていう、
すごい思い上がりなんですけどね。
もともと好きな話になりますけど、
好きなことってこれみたいなのある?
ない。
ない?
ない?
なんか、
ふわふわと日常生活するみたいなのが好き。
毎日同じ感じで過ごしていくのが好き。
安定が好きみたいな。
朝起きて朝ごはんちゃんと食べて。
子供の時代だったら学校から帰ってくる。
ご飯食べる、寝る、朝起きる学校に行くみたいな。
きちんとしたちゃんと生活をするみたいな。
だってそれがなかったらもうなんかやることなくて。
何もすごくぼんやりした。
いやいや、そんなことないですよ。
明日も明後日もその次も毎日同じだっていうことの幸せを噛みしめていたわけ。
はいはい、そういうことですね。
それが好きなんですね。
そういうのが好き。
ただ、必ずしも毎日一緒じゃなくて、
季節の移ろいによっていろいろ変わるわけじゃないですか。
もちろんもちろん。
明日コートを着ようかなとかってあるわけでしょ。
そういうのが好きなんですけど。
ちょっと笑ってる。
すごいご隠居みたいになってる。
いやいや、そんなことないですよ。
そんなことないですよ。
普通に本当そうかなと思いますけど。
でもそういうことをどこに行ってもするのが好き?
それが今のお仕事にどう繋がっていくのかっていうのは不思議な感じがしますけど。
選び方があるわけじゃないですか。
18:00
業界とかって自分が大学とか専攻とか。
日常生活に目指したっていうのはたぶんすごく一貫してるような気は。
はい。
都市計画の仕事に今ついてるけれども、
それも結局何か特別な日のためにやるわけじゃなくて、
昨日も今日も明日もずっと同じことをするために必要なこと。
都市計画の仕事自体。
だと思う。
都市計画の法規制って基本的に100年変わんないんですよ。
へー、100年。
土地利用、ここは多分商業地だと思う。
商業地はお店を構えて、人が住むのではなくて、
商売をするための土地利用になるんだけれども、
ここだと、
神戸町ね。
神戸町の場合だと白山通りがあって、
何だ?
安国があって。
安国通りがあって。
観戦通りの沿道っていうのは30m商業地域っていうのは
わりと決まり。
ああ、そういう区画の話。
だからビルが建つでしょ。
最低限30m。
10階建ては絶対に建つ。
緩和措置を入れれば何十mが建って、
それが極まったのが大手町。
そういう風に街並みを見ていくと、
ここは30mだな。
ここは何mが都市計画だろうか。
なるほど。
それは共和主の話ではなくて、
100年の経営の中でできている話だから。
そういうのが都市計画。
視点はね、今急にグーっていって、
ちょっとびっくりしました。
ちょっと地に足がついて話をしていたと思ったら、
今急に都市計画で話がワーってなってるから、
ちょっと今戸惑いましたけど、
でもそういう話でしょ。
だからそこでも神保町の交差点って、
低いところがあるでしょ。
あれは都市計画の道路の計画線がかかってて、
木造3階建てまでしか建てないから、
低い。
あれは将来的には道路になる用地で、
カビアルのところとかはあれは道路なんだ。
えっ、そうなんだ。
だからちょっとそういう知識があると、
あそこは道路なんだっていう風に見てしまう。
はいはいはい。
あそこ白山通りバーっていくと通ってるでしょ。
低いところが出立ってるじゃない。
あれ本当は道路。
本当は道路?今道路じゃないですよね。
都市計画道路としての事業計画が決定されたら、
あれは買収される。
買収するために低く抑えてるの。
もうじゃああれ以上ならないし。
食べちゃダメ。
ここで規定される。
あるときなる?
21:01
なる。
あるときっていうのは分からない?
あるときっていうのは、例えばだけど、
虎ノ門通り、新虎ノ門通り通ったじゃないですか。
あれは岡山道路で、
私は学生の頃、
20何年前はあれはできないんだろうと思ってたけど、
東京オリンピックで通ったでしょう。
ああいうことが起こるんですよ、都市計画で。
やるってなったら通る。
100年の経緯でやるんだけれども、
あるとき全然本当になる。
ってことは、都市計画みたいなものは、
今はもういろんなところに。
ずっと仕込んであって。
仕込んであるんだ。
まだなってないけど、なってないし。
戦後早い時代に仕込まれたものが、
まだできてないものっていっぱいあって。
それがあるときにやるぜってなったら、進んじゃう。
そのための仕込んであるものは、
仕込まれているのも既に。
それをやっぱりやりませんってなることもあるわけですよ。
今の時代に合わない。
終わったことを東京が1000万都市にならなかった
みたいな話がもしあったとすれば、
それは看板を下ろして、
これはやっぱりいりませんでした。
やれなかったね、みたいなのは。
見直しはあるんだけれども、
将来の発展、成長を見直した仕込みっていうのは既にできている。
そうなんだ。
それは佐々木さんが勉強していく中でというか、
今お仕事されていく中で知っていったこと。
もともとは知らないじゃん、当然。
知らない、知らない。
私の恩師の園又恩師ぐらいが作った計画が、
まだ今動いている。
そうなんだ。
200年なり、もっと200年なり、
そういうことだ。
都市計画ってそういうことなんですよ。
佐々木さんはそういう目で都市を見ている部分がある。
街並みで、ここが高い、ここが低い。
ということはここに計画線があるなっていうふうに見てしまう。
一般の方じゃ当然見えないわけじゃない。
こういう建物だなって。
どうやらそうやって見えてしまう。
それびっくり。
そう。
だからそういう低いところにいい飲み屋とかいっぱいあるんですけど、
これはなくなっちゃうところなんだなと。
いい飲み屋好きですよね。
でもじゃあそういう飲み屋とかに行って。
そう、もうなくなっちゃうところだから、
例えばたてしとかもある。
そうですよね、なくなっちゃってね。
ああいうやつ。
あれ低いまま残ってるっていうのは固定したので安い。
だから残ってるんだけれども、
っていうのはコントロールされてるから安いんだって。
そっか。
そこで例えば住民が反対運動とか言ったとしても、
そんなの言ってますよ、そんなのないのに。
24:00
じゃあ逆にね、残すよ。
残してもいいけれども固定資産税が10倍になりますよって言ったら
商売続けられないでしょ。
そうね、おっしゃると思います。
そうです。
じゃあそれが東京都、例えば都内のいろんなところに
要するに張り巡らされていて。
そう、なくなってしまうかもしれないものを今のうちに楽しんで。
ってことしてる?
まあ若干してるってことですね。
ああ、ここのエリアはもうちょっとしたらなくなっちゃうかもしれないから
この飲み屋楽しんでおこうかなみたいな。
そうだよ、本当に。
うわあ、ちょっと人と視点が違う。
純粋にそこに飲み屋じゃなくて。
永遠にあるものじゃないんだよ。
ああ、失われてしまう感みたいなものを。
失われてしまうことを割とリアルに考えとらえている。
そう思うとまた違うでしょ。
違う、全然。
街の見え方が変わる。
そういうのがあるから。
だからもしも好きな街があれば早く行って早くお金を落として
ちょっとでも1年も2年でも長生きしてもらった方がいいと思う。
そこに生活している人たちっているわけだし
いいお店とかの味わいみたいなのがあるわけだけど
どんどんそういう面があって
なくなっちゃう。
だからそういう人たちにはできれば
あんまり長いことをこねて立つ国に抜けちゃうよりかは
ちゃんと計画づくりの時点から話し合いをして
そこに近いものを残せるような空間づくりっていうところに
話し合いの場を持ってほしいなって思う。
だからね、そういうどのような利害が絡まって
よくわかんないことになるわけですよ。
それが意外と長いスパンでされてるから
気づきづらかったりというか
1年2年でそうなっちゃったらやめられるの?みたいになるけど
でもね、意外と10年20年ってすぐだから
そういうことを
1年の感情じゃなくて
100年スパンぐらいで考えた時にどうなの?とか
そういうことに反対する人って
今自分がこんなに草が生えてるのに
これを切ってしまうのか
買ったらそこに建物が建って
私はあったかい暮らしができるんですけど
それを無視して
この草ぼうぼうがいいんだみたいなことを言うわけです。
そういうことの理解関係や調整をして
何がベストじゃないまでも納得できるんだ
っていうふうにしていかないと
本当にもうそこら中にアレ違いできて終わっちゃうからね。
っていうのが多分街づくりというか都市計画なり
街づくりのシェルトかなと思いますけどね。
27:02
もともと大学とかでそういうのを専攻してたんですか?
一応そう。
何学部?
社会工学してるところで
社会工学類科
都市工学っていう学問があって
それは一番最初は東京大学で田植建造先生が
都市をどう作るか
道路をどう通してどこに高いビル建てて
迂回道路をどう通することによって
都心をより安全な地域にするかみたいな
非常に大きな範囲で都市レベルの計画を作る
みたいな学問が作られて
それで広まったところなんだけれども
私の恩師は田植研究室の学生さんで
当時は本当に東京オリンピックの
首都高を作るときに
川の上に引いて
迂回路を作ることによって都心を守ったみたいな
それはすごい魔法のように見てたって先生はおっしゃってたんだけれども
それが今は川の上を塞いでしまってよくないっていう評価になるわけじゃない?
時代によって評価で全然変わるんだけれども
そういうちょっと広い
100ヘクタールとか数千ヘクタール規模で
街を見て計画をしていくっていうような仕事の
お勉強をしました
それは何で?
ていうか変な話
高校生から学問を
なかなかそうならないよね
だって心出すきっかけとか
これにそれに行こうみたいなことってさ
全然それすごい高いことはしなくて
たまたま一緒のクラスにいたさっちゃんが
さっちゃん?
クラスメイトがね
大学の推薦を取ってて
さっちゃんはそっちに行きたかった
けれど私は別にそこに行きたかったわけじゃないんだけど
大学の名前を知ってて
センター試験の結果を見ながら
さっちゃんも進学決まっちゃってるから
どこに願書出しとくかね
みたいな話をして
私ここだよって
じゃあここに1個出しとくわって
そういうことなんだ
じゃあそれのちょっと何かが違ってたら
全然違うことをしてるんだ
たまたまそれがさっちゃんの
さっちゃんのおかげ
さっちゃんは今は道路管理とかややちょっと違う
でも建設系ではあるんだから
勉強したんで行ってるんだけど
役所で自分が本来望んだんじゃないところで
仕事をしてるのに
私が多分本流みたいになってるから
30:02
ちょっと違うよねみたいな話をする
じゃあ言ったら本当にさっちゃんとの出会いがなければ
今の仕事というか今の佐々木さんはあんまないというか
ないですね
そういう世界との出会いもないし
本当にセンター試験終わって
河合塾の表を見ながら
さっちゃんとお喋りしてて
今がある
すげー
それすげー
じゃあその河合塾のその場面っていうのは
佐々木さんのその先の人生を決める何かの
方向の廊下でね
映画的に言ったらその場面が照らされたら
そこがまさに
うわーすごいそれ
そう
第2四部を後期試験
さっちゃんここなんだったら
私もじゃあここ押さえて置いておくわみたいな
でもそれで一緒に進学して
1年は寮だったけど
2年3年4年一緒に生活して
ずっとそれでいいお付き合いさせてもらってね
本当にあの
なんだろうすごい芋つる式にいろんなものが
繋がっていくっていうのは
それが
意外とねそういうのって多分だけど
すごくやりたいことがあって
私大学入学してから
何浪もしてそこの学部に入られたかった
同級生になって
もう行きたくて行きたくて
あそこそこ
そんなにすごいところにボロっと入ってごめんね
みたいな気持ちで
そうだよね
でもいい仕事につながって本当に
そうだね
そっかってね
あざとある仕事をした規模が大きいわけだし
ちょっと人はあんまり普通にはできないような
いやーなかなか
なかなかそういう仕事があるって
気がつかない
それもそうだと思う
言われてみれば
例えばその都市計画的な駅を作りましょう
みたいなことって
言われればそこに仕事は滞在してるってことは
気づくんだけど
でもあんま分かんないよね
なんかやっぱり一個動かそうとすると
すごい時間がかかるわ
例えば鉄道とかだとさ
山のり線ってずっと走ってるじゃない
鉄道が止まっていて工事ができる
それだけに集中できる時間って
本当に1日1時間2時間しかないのかを
毎日毎日積み重ねて
例えば3年経って予約たちましたとか
そういう世界だからさ
本当に100年って本当にシャレじゃなくて
そんくらいかかるみたいな仕事はいっぱいあるんだ
気をせいてもちょっとしょうがないし
33:03
気を長く持ってないといけないのもあるけど
けどゴールはちゃんと見つけて
一歩一歩はちゃんと進まなきゃいけないし
歴史とか好きな人大勢多いじゃない
そういう人がちゃんと過去を振り返るだけじゃなくて
未来に積み重ねていくってことを
仕事にするんだのは
すっごく面白い仕事だと思う
確かに
本当そうだね
おっしゃる通りだ
めっちゃ面白い
何十年か後に自分が絵に描いてたところが
姿として立ち上がってくる
ただ出来上がってくるまで本当に分からなくて
俺がこっちに立ってたやつを
こっちに動かしてここが立ったらできるんだ
みたいなのって
こうやって組まないと分からないから
そうなんだ
いやーすごい
そっかー
でもその規模感の生活
生活なんだろうね
仮説仮説仮説
切り替え切り替えで
そうだよね
頭の使い方がちょっと違う
渋谷とかも今そうだけど
本当だよね
将来が見えてなくてあればちょっとなかなかできない
見えてる人しか分かんない
そっか
だからそういう視点で渋谷とかを
直接関わってるわけじゃなくて渋谷とかを見ると
隣の子とかがやってるから
そうなんだ
これあそこ切り替わったら
こっちがこっちになるんでしょう
うわー
のはある
なんか
なんかちょっと
規模がでかすぎて
想像がつきすぎづらいんだけど
扱ってたら
面白さもあるだろうし
自分の関わってるものがあってね
姿を表してそこに人がいっぱい来たって
言ってるみたいなことがあったりとか
どういう感覚なんだろうそれ
って聞きたいけどあんま分かんない
自分が頭に思い浮かべてたとか
パースで書いてもらったやつが
本当にこれがこうなったんだなっていうのが
目に見えるようになった時の
なんかすごい気持ちよさって
全然特別なんだろうなって
それ今ある?今までの仕事で
正直ねそのね
授業までっていうのはまだあんまりやってなくて
分かりやすい仕事はまだそんなにやってないかな
今までやってきた仕事で
つながっていく仕事は当然関わってる
今ちょうど工事中の
さっき言った月下ネオスとか
今ちょうど工事中で
全部取り壊し側で木層を打っていて
そこに今まではね
2階建てくらいの木造のちっちゃい
木建てがいっぱい建てたところに
200メートルのビルが建ちました
それって何年も前とかから
計画されていてそこに携わっていて
5年間やったやつが
もうちょっとしたら
予約着工したら立ち上がり始める?
36:03
国内で一番大きいクレーン持ってくるって言ってたから
それどんな気分なのね
それ借りてきたとした時に
それ見ながら花見しますよ
今から立ってきたねって
それって生涯においても
数回しか訪れないかもしれない花見
いやーちょっとやばい
この話やばい
実際の消火率が容積率であると
百数十パーセントのところに
計画容積可能容積としては
420と答えられていて
私はそれを都市経済図の変更をすることによって
1000まで上げたらいい
空地取って上げていくと
建物の高さとしては200メートルになります
今まで10メートルぐらいの建物のところで200は立つ
絵としてはパンスとしては
計画としては役所に
こういうものが立てたいんです
という話をしてきたけれども
実際立つところはまだ考えていない
あくまでも想像というか
警備車さんは日陰で寒いんだ
川道で寒いんだ
ちょっと暖かいところで
眺めも良くて
多分あそこだったら花火も綺麗に見えるだろうし
ってなったらすごい嬉しいなって
なんかそう思うと
ずっと夢を見てる的な感じな気がしちゃうというか
ある時いつかできる何かを夢見て
それに対してずっと仕事してる感じ?
いい仕事でしょ
そんな仕事
それをさっちゃんが
たまたま紹介してもらって
佐々木さん自身は
地元で補助されてるし
もっと立山に
今地元ではそういう仕事はしてないけど
そういうのがもし地元でできれば
変なマジに取らないで仕事できるから
本当はそういうのもやりたいなって思って
それはもし何かあればっていうところでは
あればあればだし
本当は掘り起こしていかなきゃいけないんだろうね
掘り起こすね
掘り起こせばアルバムあるんですか?
あると思う
だけどそれには仲間を作らなきゃいけないから
それがない中で
古軍奮闘っていうか
急にUターンしてきたアルバムは
言ったら感じ悪いんで
それは言えない
ちゃんと信頼を得て
できるような土壌が整ったら
やりたいなって思うけど
今はまだ早いから
それはちゃんと考えて
自分が動けるうちに
毎年取る前には
39:01
そう思いますけどね
そういうのができるようなことをやりたいなと思って
できるようにしたいなと思って
移住を決めた?
本当は
本当は40歳くらいで
いけたら良かったんだけど
今の会社が意外と良かったんで
そうかそうか
良い会社なんですよ
良い人が多い
それは素晴らしいですよね
人間関係で辞める人が少ない会社
それは素晴らしい
私が前の会社から転職する時に
その当時の社長が
ここはそういう会社だから
良いよって言って
私がごめんなさい
社長会社つけないかもしれません
って言ったら紹介してくれた
今も前の会社とも仲良しだし
めっちゃ良いね
それは
佐々木さんの思っている人柄とか
本当に周りのおかげだよ
良い人ばっかりと出会う
ちゃんとやってきたからこそ
な気がしてしまいますけど
今はちゃんとおかげさまで
今のがあって
やりたい方法に少しずつ
向いていけるという
ケーキ屋さんを実家する時にも
ケーキ作って売ってっていうのも
もちろん定間の中に書くんだけれど
街づくりみたいなところにも
関わっていきたいっていうのは
ちゃんと授業内容に入れてもらったし
ただ今県業みたいにやってる中では
利益増犯になっちゃうといけないから
あんまり強くは出せないんだけれど
こっちはもし辞めちゃえば
ケーキ屋さんと
街づくりの会社っていうので
ガンって出してもいいかなって
それも可能性の一つとしては考えておく
ただそれを急に出しちゃうと
妹が頑張って大きくしたケーキ屋さんをね
お姉ちゃんが乗っ取ったみたいになっちゃうから
それもそういうのもある
それはややっていうかね
やりたいこともやって
妹もやりたいことがちゃんとできる
私もやりたいことができる
街のためにもなる
ちょっと焦らずやっていこうかなって感じですね
なるほどね
ちゃんと考えてると言いますか
沢木さんが言ったようにこうだこうだ
いろんなものの可能性をちゃんと
言い出していきながら
今お話してくださった中で
思ってることはちゃんと言語ができてるわけだから
その中でどっかにはいければいけない
いきたいわけじゃないですか
42:00
これっていうものが
すごく厳格にあるわけではないから
相対的な部分も相当程度あるんで
それを自分と周りが
嫌じゃない範疇で実現ができれば
それが地域のためになるような
おさまるのであればいいのかな
そこのバランス感みたいなものはやっぱり
やれやれって感じでは当然ないし
あんまり表に立ってわーわーやるのは好きじゃないし
お祭りもSNSもあんまり嫌い
そういうのは多分通ずるところがある
そういうことだったね
そういうのは好きな人がやればいいけど
あんまりそういうのは嫌じゃん
そういうのはお祭りさんのやり方っていうのはちゃんとあって
それでやっていくっていう無理しないし
ちょうどいいところを見ながら
周りの皆さんとの関係をちゃんと保ちながら
妹さんは妹さんのやりたいことをちゃんとやりながら
すごいですね
すごいよ
経営者っていう感はもちろんあるんだ
経営者はね多分分かんない
今年度この間締めてもらって
ゼリシさんからまだ報告上がってないけど
赤でもしょうがないかなって思ってるけど
法人化して当初3年ぐらいは赤でもしょうがないかな
ちょっとドライブしながらうまく収まれば
幸い別の収入が出ちゃう
そこはそこで
それがあるないじゃん
私家賃もかかんない実家暮らしだし
ディスクエッジというか
いやいやいや
そこは自分の境遇ですかって
そっかめっちゃいい話これまた
長いスパンでだんだんやっていければいいかな
そういう意味では人生の目標は長生きですね
出たよ今タイトル
人生の目標は長生きです
山も谷もなく長生きがしたい
来年には科学技術が進歩して
こんなことがあったのかというふうに思えるわけです
それは私がやるわけじゃないけど
そうかそうかそうか
生きてるはいろいろ新しい発見なりがあるわけで
生きてるだけで楽しいなと思います
本当だよ
そういうものを受け止められる柔軟性があれば
来年来ても楽しいだろうな
45:02
それ前からそうだった
若い頃からそんな感じ
今だからそんな風に言えるのか
大学生の頃に教授の当時お世話になった時に
人生の目標は長生きですってつまらないなって言われた
言ったんだ
変わってない
東京建山という2つの場所でのお仕事そして生活
また都市計画に基づいた視点で街を見るということや
過去を振り返るだけではなく
未来に積み重ねていく仕事をされているというお話
普段目にしている街の姿がまた違った姿で見えてくるような
そんな体験でした
佐々木さんありがとうございました
それではまた次回
ユイナワさんのキクヒトラジオでお会いしましょう
46:14

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