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ながら聴きラジオ キコアベ
みなさま、おはこんばんちは、アベノエです。
先週の土曜日曜とアンカーからの配信を
ウェブからたくさん聞いてくださった方がいらっしゃいまして、
再生数がかなり伸びていることについ先ほど気づきました。
どなたかはわからないんですが、ちょっと身が引き締まる思いがいたしました。
こうして何十本も一気にお聞きいただくことで、
いったいどんな気持ちにさせたんだろうと思うと
少し心配になったAでございます。
われわれは、社会人演劇カンパニーアーベーと申します。
今日はいつもより気持ちを引き締めてまいりましょう。
キコアベスタートです。
さあ、今週も始まりました、ながら聴きラジオキコアベでございます。
40回目の配信ですね。
最近、私のキコアベのモチベーションというのは、
エンディングを撮ることにありまして。
曲がね、とにかく好きなんですよ、曲が。
エンディングの曲を聞くために撮った後、
何回も何回も聴き直したりしてね。
ちょっと変態的なくらい。
今日も早くエンディングを撮りたくって、
前半の編集早く終わらせたいなぁなんて、今も考えております。
ちなみに曲名はトロピックラブと言います。
NCSというサイトからお借りしております。
今日も私の大好きなエンディングが誰かに届くのかと思うと、
嬉しくて頑張ろうという気持ちになります。
聴いてくださっている皆様、本当にありがとうございます。
ぜひエンディングまでお付き合いいただけたらと思います。
さあ、先週の土曜日、ある配信者さんと出会いまして、
出会ったと言ってもね、実際お会いしたわけじゃなくて、
配信上でという意味なんですけれども、
その配信者さんはとっても一生懸命にお話しされていて、
自分の好きな本を紹介されていたんですね。
少し興奮気味で、息も少し上がるほど熱心に。
もうその熱量にやられてしまって、一瞬で虜になりました。
彼女は配信を始めたばかりのようで、
まだ10回に満たない配信回数だったんですが、
他の配信でもとても楽しそうに収録をされていて、
ご自身の身の回りのことを話されていました。
私は彼女に、本当に12歳なの?すごいな。
とても一生懸命におしゃべりしててよかったです。
とコメントを残しました。
すると彼女からすぐ、12歳です。本当です。読書が大好きです。
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これからもよろしくお願いします。と、とても丁寧な返事が来ました。
まっすぐですごくかわいいなと思いました。
なんだろう。好きなものを好きって言えること。
一生懸命話すということ。礼儀正しくいるということ。
とても大事なことを教えてもらった気がします。
これからも彼女の1ファンとして応援していきたいなと思いましたし、
彼女のように純粋に伝えたいことを真摯に話さなくちゃと、
改めて気持ちを引き締める私Aでございました。
いやー本当にね、いつ何時どんな方に聞いていただけるかわからないですからね。
頑張っていきましょう。はい。
それでは本題に参りましょう。
本日は特集アーベイメンバーの役作りJさん編ということで、
役作りについて先週私Aが出した質問をメンバーに答えてもらう回でございます。
今回取り上げますのはJさんとCさんが当時所属していた
アッシュという劇団の公演ソウルフラワーという作品です。
アーベイがまだ2人だった頃、曲演で出させていただいていたので、
今のアーベイ4人全員が出ていた作品となります。
まずはJさんからの回答収録を聞く前に、
どんな感じで演技をしていたのか、
舞台DVDからの音声をお聞きください。
私のこれまでの経験を全てそこに語るんだ。
え、じゃ、あの初再現の思い出も?
そうなんだよね。もう初めてだったからさ。
三井美水さん、よろしくお願いしますって。
あれ?どっちなのか分かんないですよって。
そう言う奴とかやめろ!やめろ!
まあよい。
計画は戻った。計画を早めることにしよう。
行け。
お前も行けるぞ!
私はいかん。ここに残る。
しょうが。
この塔は私そのものなんだ。
ここで死ぬのが正しい。
どうせ痛みを感じないんだ。
これくらいの方が私らしい。
いかん。
地下にシェルターがある。
ノアと呼んでいる。そこに行きなさい。
しかし、早く行け!
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エブリバディ!
グッドラック!
やっと眠れる。
後悔もない。
しかし、
痛みを感じない私が、
初めて恐怖を感じている。
これがせいか。
なるほど。
怖いもんだな。
生きるってことは、
最後に知れてよかったよ。
アーメン!
はい。ちらっと私の声も聞こえましたけれども、
舞台アーカイブちょっと劇というコーナーみたいになっちゃいましたね。
雰囲気伝わりましたでしょうか。ね。
それでは、Jさんの回答を聞いてみましょう。
はい。というわけで、ここからは私、Jでございます。
今回ですね、役作りについてということでね、
大量のアンケート回答を促されているわけでございます。
これめっちゃ長いですね。
これね、真剣に答えちゃうとね、4時間半くらいになっちゃうんでね。
はい。つまりね、きゅっと2分くらいに収めたいと思っております。
無理?無理かな。
うまいことやっていきたいと思います。
今回ね、僕の方にしたのが、
映画の有名な登場人物、ジョーカー役についてということでございまして、
これがね、補足しますと、
ジョーカーであってジョーカーでないというか、
映画のキャラでは出てないんですね。
なぜか、全然違う話なんですけど、なぜかジョーカーとして。
まんまジョーカーだってことで、言い切って演じたわけでございます。
はい。あのジョーカーだけど、あのジョーカーじゃないという設定であったわけでございますね。
はい。で、質問の方なんですけど、役作りの序盤の段階ね。
1番、役を作る際、最初の段階で入りやすかったか、苦労すると感じたか。
これがですね、ここでもね、あの、こと言うか聞こわべでね、
以前からちょっと話してはいるんですけども、
あの、もともと僕がやってた役っていうのは主役がほとんどだったんですね。
で、主役なんですけど、ま、情けなくて、
おどおどしてて、いわゆるこう、等身大の情けない男子というね、役でございまして、
そればっかりだったんですね。で、それが、いろいろあった上で、ちょっと成長して、
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最後には、あの、遠くの方にある何か、何かに向けて、
頑張るぞ!ってピョーンってジャンプして、ね、終わる。
そういう役ばっかりだったんですね。
なので、このジョーカー役はですね、あの、ま、役の中にはいろんな設定なり思いなりはあるんですけど、
明確に悪者です!お前悪者だよ!悪役だよ!ってね、あの、分かってたんで、
非常にやりやすかったですね。あの、もう立ち位置がね、スッと分かってますからね。
これはね、あの、非常にやりやすかったでございます。はい。
で、丸2でございます。
表現をする対象が実在する状態だと、プレッシャーを感じるのか、作りやすい、
真似する対象がいて楽だと感じるのか、というわけでございます。
というわけでございますけど、これはね、あの、ま、キャラ自体がもう有名なキャラだったんでね、
非常にね、あの、僕自身としてはね、プレッシャーは感じずにね、すごいやりやすかったですね。
まああの、こういうね、小さいというか、衝撃状とかのね、お芝居ですとね、
変なキャラが出てきてもね、これは何?ってこう思ってるうちにね、どんどん話が進んじゃってね、
わけわかんなくなっちゃうんですよね。
なので、あの、鼻からはい、悪役ですよっていうビジュアルで、はい、しかもジョーカーやってます!
っていうね、すごいわかりやすさがあると思ってね。
あの、非常にね、やりやすかったですね。楽でしたね。
というわけで、2つ目はそんな感じでございます。はい。
で、えー、③です。
えー、どの程度対象を参考にしたか。対して、自分という割合はどれくらいだったのか。
これはですね、あの、やっぱり映画の、バットマンの、えー、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカー。
ね、当時はね、それだけだったと思うんですけどもね。
あの、それはもう、もちろん見まして、えー、ジャック・ニコルソンの、あのー、身振りになりね、あのー、立ち振る舞いであったりはね、すごく参考にしました。
ただ、それが、えー、芝居に活かされていたかというと、それは疑問を感じたりは得ないんですけどもね。
結局はね、そんなにね、お芝居の上手じゃない僕がね、やってるわけですからね。
虎の胃を狩る狐。全然言えてないね。
虎の胃を狩る狐というんですか。
見た目だけはね、バキッとしましたけど、結局中は僕なんでね、これちゃんとね、役に寄せていけたのかわかんないんですけどね。
えー、僕の中ではですね、えー、ものすごくね、極悪非道なキャラを演じた、その中に、えー、Jのチャーミングらしさがあればいいなと思いながら演じた次第でございまして、割合としては、3-7ぐらいですかね。
やっぱり自分が勝ってますね。
で、やってましたけど、えー、お客さんの方にどう映っていたかは、わからないという次第でございます。
でもね、これ結構評判良くて、えー、J、何やるじゃんと。
ね、悪役ハマってんじゃんといろんな方に褒められたのを覚えております。
はい。続きましては、えー、稽古場や本番で行った役作り。
えー、これ④の質問ですね。
えー、外国人だったり動物だったり、自分との差異が大きな役をやる場合、その溝をどう埋めて作ったのか。
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これがですね、えー、溝ですね。
全然なかったんですね。
ね、あの、ま、いわゆるね、ジョーカーというね、役名であってね、役を演じているJですから。
溝なんてございません。
もうね、コンコンっつってね、隣のJですけど、今日からジョーカーなんでぐらいの感じで入っております。
これどの役も、いろんな役をやってますし、これまでもね。
結構切り替えは、あのー、できる方だったんで、全然あの、溝とかはね、なかったですね。
やっぱり、まあ、差異が大きい分だけ、あの、ビジュアルとか見た目でカバーして、自分がやりやすい、お客さんが見やすいようになったんじゃないかなという次第でございます。
はい。そして、えー、5番目の質問。
顔や体格など、対象と違う点に対して何か肉体に施した工夫はありますか?
ということですけど、これはやっぱり、あのー、そうですね。
見た目で、えー、全然変えましたね、今までとね。
それまでは本当にこじゃれた格好してね、チヤフヤされて、かわいい服ですね、それって。
それ衣装私物ですか?って言われてね、あの、ニヤニヤするのがね、好きだったんですけどね。
この時はね、もうバリッとしたスーツを着ましてですね。
顔はもちろん白塗りにしましたね。
でね、あの、当時の写真見るとね、ピンクのズラをかぶってますね。
ピンクのズラをかぶって、ハットをまたかぶっておりますね。
どっちかっていうと、これ今思うとジョーカーなんですけど、あのー、なんだっけ、チョコレート工場とジョニーデップもちょっと寄ってますね。
だから、そういうのもステレオタイプにいろいろ奇抜な格好をしたいみたいなとこに寄ってったのかもしれませんね。
ただね、それでも足りなかったんでしょうね。
あのー、自分のね、演技力の無さにね、不安を覚えたのかね。
見てみるとね、左腕がね、ウルバリンみたいなね、すごい爪になってましたね。
武器みたいになってましたね。
それも使わないとね、もう演じきれないと悟ったんでしょうね。
なのでね、もうね、肉体には何も施してないけど、肉体の外側にね、いろんなものをね、鎧を着飾ってね、とりあえず挑んだという感じでございました。
そしてここからは、個人への質問ということですね。
はい、その一つ目が、いつも主役のジェイさんが初めて悪役をやったと記憶していますが、憎まれ役をやるのは辛くなかったですか?
これ確かにね、悪役をやったっていうのは初めてですね。初めてやりました。
普段はね、普通の役やってて、普通の役ばっかりでね、飽きてきてたとこもあったんで、すごくね、楽しかったですね。
まぁ、憎まれ役をやるのが辛いってね、そんなやったらね、あの芝居なんてできませんからね。
あの、憎まれてなんぼだっていう感じですけどね、やっぱりね、人の良さが出ちゃうんですよね。
憎まれ役やりながらね、愛されちゃう。
あの、稽古場でもね、あの、みんながね、ジェイの元に立ってね、「ジェイ最高!ジェイ最高!」って言ってくれるわけでございますね。
ただね、えー、これがね、個人的主観なんで、本当はすごい憎まれていたかもしれないんですけどね。
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本人は全然気づいてませんのでね、非常に楽しかったね、憎まれ役どころかね、もうバリバリ悪役をやりたい評判も良かったんでね。
あの、今後もね、そういうダークヒーローってやっていこうと、心に決めたわけなんですけどね。
次のお芝居があったんですけど、また普通の、おどおどした、等身大の情けない男子に戻ってたんですね。主役で。
これがね、あの、後押ししたのかわかんないですけどね。
えー、その次の芝居を機会に、えー、私はそのアッシュさんを対談したということになっておりますね。
はい。そして、えー、2つ目の個人的な質問。
いつもとは真逆の役をやる際に、どんなスイッチを入れて演技するのか。ご自身の感覚は何も変わらないもの?
ということですけどね。これはね、えー、別にね、スイッチなんてございません。
えー、舞台に上がった瞬間に、勝手にスイッチは入るものでございます。
えー、こんなのね、ちゃんとできてたらね、もっとね、いろいろ人に教えられるんですよね。
まあ、舞台に上がりゃ、それなりになるっちゅうね。
そういうもんでございましたので、スイッチは確に入っておりました。
はい。そして最後ですね、長くなりましたね。最後の質問でございます。
えー、思い出のシーンやエピソードがあれば教えてください。
ということで、これはですね、まあ、悪役でやったんで、えー、どのシーンも結構、記憶にね、あの鮮明に残ってはいるんですけどね。
あの、芝居の後半で、あのー、何がしかに、あのー、足をね、銃でね、撃たれるんですね。
で、スパーンって撃たれて、そのままモンドリ撃って倒れる。
そのね、足の撃たれ方がめちゃくちゃ上手いってね、タテノコに褒められましたね。
撃たれて、そのまま情けなく崩れ落ちて、もう弱い存在になっちゃった、みたいなね、感じのね、あの切ない感じがね、すごい出てると。
そこがね、すごい褒められて、そればっかり覚えてますね。
やっぱりね、もともとはね、情けない人間ですからね、いくらね、強気でいてもね、やっぱりね、弱いところが見えちゃうっていうね。
そこがね、自分でもね、素敵だなーと思ってる次第でございます。
それとですね、この芝居はですね、あのー、珍しくね、あのー、イベント会みたいなのがありましてね。
あの、全然芝居と関係ない、そのキャラクターたちが歌を歌ったり踊ったりするという、謎のイベントがありましたね。
それで、えー、その中で、ここのその、ジョーカーのお好きな人たちというか、その中に、アーベイのAさんもいたんですけどね。
Aさんたちと一緒にですね、えー、これタッキーの歌ですかね。タッキーの、えー、ビーナスを歌って踊りましたね。
未だにカラオケ行ったらね、ビーナスかかればね、踊れるというぐらいね、練習しましたんでね。
それ非常にね、あのー、楽しかったですね。自分がちょっとアイドルになったんじゃないかっていうね、あの気がした感じでございますね。
ただね、その時にね、同じくね、別のね、あのキャストのことですね、あのー、ガーデンっていうね、あのKJとね、あのいろんな人がやったね、あのラップとね、お歌のね、やつがあるんですけどね。
そこでね、あのKJのラップをね、担当しましてね、えー、まあラップ、まあなんかね、高いとこに座ってね、かっこよく始めたんですけどね。
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あの1小節目でね、すべてね、ライムを忘れてしまいましたね。そこからね、ぐだぐだのね、もう韻も踏んでないわね、全然ね、フローも悪いね、ぐだぐだラップをね、ずーっと披露してね、もうほんとに吐きそうでしたね。
ただね、まあまあ受けたんでいいかなと思いますけどね、そこをちゃんとやりたかったなっていうね、それはね、非常にね、後悔しております、はい。
というわけで、えー、長々とすいません、えーと、まあ質問全部答えてみた次第でございますけど、えー、まあ映画、ジョーカーね、ジョーカーのような役ということでね、えー、非常にね、これ楽しかった役なんでね、また機会があれば、こういう役やってみたいと思っております。
というわけで、えー、役づくりについて、わたくしJでございました、スタジオにお返しまーす。
はいどうもー、いみちゃん、いぼちゃんでーす。
いらっしゃいまーす。
ねえねえ、いぼんぬ、突然だけどクイズだよ。
ユーデミンとは一体何でしょう?
ユーデミン言うたら、ほれ、あなたとわたしの…
ユーデミンはオンライン動画学習サービス、動画視聴だけじゃなく、テストも受けられるんだよ。
へーって、へーちゃうねん、漫才は。
スマホ片手に動画学習、遊びを学びに帰ろう。ユーデミン今中で検索。
お姫様、プリンセスでいいですか?
うん!
はーい、じゃあプリンセスしながら、
きこあべ、きこあべ。
さあ、エンディングのお時間です。
ながら劇ラジオきこあべ、本日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
今回はJさんの役作りについての話、結構長めに話していただきました。
いかがでしたでしょうか?
ラジオなのでビジュアルは公開できないんですけど、
このジョーカー役はかなりの方に評価をされまして、Jさんの当たり役と呼ばれる役となりました。
かっこよかったなあ。お芝居っていいですね。
次回はBさんのチェ・ゲバラ役についての特集となります。
こちらもぜひお楽しみにしていてください。
それでは皆様、お体健康には十分お気を付けてお過ごしください。
青年よ、若き君たちよ。
常に正義と共に立て。
若き君たちの胸中から正義が消え失せてしまえば、
その行く末は社会の破滅である。
電車の中でタバコを吸う人を注意した学生が暴行された事件。
周りの人たちは誰も助けに入らなかったとの話を聞いて、
触らぬ神にたたりなしとするのが正解とでもいうような風潮になりかけている今の日本に憂いを感じます。
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サンキュー。エミールゾラ。
あつわきこかけ。JのジジネタJJです。
くわべはまた来週水曜日にお会いいたしましょう。
ごきげんよう。バイチャ。