1. 研エンの仲
  2. #107 Ask me anything! その2
2023-08-22 1:55:52

#107 Ask me anything! その2

いただいた質問、全部答えます!と意気込んで始めたこの企画、2回目の収録ですが、面白いお便りをたくさんいただいてまたしても長編になってしまいました。

「二人は喧嘩するのか?」「Brain OrganoidについてのAyakaの意見」「Ryoheiが学んでいて楽しい技術」「英語で学術研究するべきかどうか」「おすすめのエッセイ」などの質問にお答えしました。

今回お答えした質問は以下の方々からいただきました。本当にたくさんのご質問、ありがとうございました。これからも研エンの仲をよろしくお願いします!

しゃけさん

uraxさん

なかじさん

英語が悩ましいさん

加藤拓也さん

Hiroki Ozawaさん

せぐめんとぽらりてぃーさん

ビーバーナイトさん

tomiraさん

くもさん

べるつりーさん

わっふるさん

まっちゃんさん

Kyojiさん

れんれんこ

きょうへいさん



サマリー

亮平さんと綾花さんは引っ越しについて話し、部屋の準備や家具の購入について言及しています。また、読書やおすすめのエッセイについても言及し、亮平さんは成田亨のエッセイを紹介し、綾花さんは家具用の洗剤について触れています。以前の週と同様に、東京での生活に役立つ情報やおすすめのトレーダージョーズ製品に関するブログを紹介しています。また、喧嘩についてはお互いに対話し、シャワーを浴びて問題解決をする方法を採用しています。さらに、亮平さんは地図アプリの開発に携わっており、特にネットワークの勉強に興味を持っています。幹細胞再生医療やブレインオルガノイドに関する進捗や将来のコンシャスネスについても考えています。亮さんは質問に対する考察も行っています。大規模な神経活動の記録は必要であり、データと組み合わせた解析方法の発展が望まれています。しかし、大量のデータの解釈やノイズの扱いは課題となっています。夫婦の研究者はキャリアとプライベートのバランスを考え、ビーバーナイトさんのキャリアプランについて質問しています。また、優秀な研究者の定義についても議論しています。LINEでのコミュニケーションや1人の時間を大切にすることについても話し、神経経済学についての意見交換も行います。エピソード100到達おめでとうございます。思い込んで誤った理解をするというミスについては、仮説を持つことやカジュアルに接することが大切であり、その仮説に基づいて確認するまでは安心できるという話もします。また、大学院受験の対策と心構えについても話し合います。ニューヨークでのエピソードから、英語で学術研究をするべきか、英語優位の是正、アカデミアやエンジニアとしての意見表明方法について考えます。最後に、「プロ野球の試合から得られるデータを用いた野球のマーケティング戦略が広がりを見せています。ここでは大谷翔平選手のメジャーリーグでの活躍について語り、メジャーリーグのマーケティング戦略について理解を深めます」とお伝えします。エピソード100回記念ということで始めましたが、ちょっと時間がかかってしまいましたが、でも皆さんのおかげで100回まで続けることができました。次の200回までまた頑張りたいと思います。

引っ越しと部屋の準備
スピーカー 1
Ryoheiです。 Ayakaです。
スピーカー 2
研エンの仲は、エンジニアのRyoheiと、研究者のAyakaが、その時々で好きなことを話すポッドキャストです。
はい、というわけで、Ryohei君に引っ越してから3週間ぐらいですかね。
スピーカー 1
もうそのたったの? あっという間だな。
スピーカー 2
あっという間だね。
でも部屋がだんだんできてきたね。
スピーカー 1
ね。いやー、本当に引っ越しもようやく落ち着きました。
今週でようやく全部揃ったかな。もうたぶんしばらく駅屋で何かを頼むことはないでしょう。
スピーカー 2
けさ、ソファーがなんと届きまして、あとテレビはね、先週買ったんだけど、テレビ代が届いて、テレビを見るリビングルームが結構完成してきたって感じかな。
スピーカー 1
そうですね。いやー、たぶん私だけで引っ越してきてたら、テレビも買わなかったと思うし、ソファーも買ったか怪しいね。
まあ、そうかもね、確かに。
いやー、本当にいろいろありがとうございます。家電とかもいろいろ調べてくれて、たぶん私だけだったらもう最小限で乗り切ろうとしていただろうなっていう気がします。いろんなものに関してね。
本当に机と椅子だけ用意して、そこで食べて、そこで仕事して過ごした気がします。机1個にかじりつくみたいな感じで。
それはそうかもしれない。
スピーカー 2
私はたぶん本当にほっとくと、机と椅子さえあればいいやみたいなタイプだから。
スピーカー 1
まあ、それは結構たぶんイギリスに住んでたとき、イギリスでは私寮に入ってたんですけど、修士で留学してて、
そのときは机とベッドが備えつきで、基本的に1年しか入れない部屋に入ってたのもあって、全然家具買わなかったんですよ。
だから今回初めて家具をちゃんと海外でいろいろ揃えたりとかしてる感覚があって、なんかおもしろいですね。
前回だから家具つきの部屋だったっていう感じ?
つきだし、そのキッチンとかバストイレとかは同じフロアの人たちで共有みたいな感じだから、
それもあって、あんまりなんだろう、その辺をどう整えていくか生活しやすくしていくかっていうよりはもうそこでどう自分が合わせていくかっていう方向に行ってて、
なんか自分にとって暮らしやすいように自分で部屋を作っていく、海外でっていうのは初めてだったから、
結構いろいろ勉強になったっていうか、いろいろおもしろかったです。
スピーカー 2
今回に関してはもう、IKEAにいろいろ頼りっきりというか。
スピーカー 1
そうね、本当はもっとね、なんかいろいろ違うところで、ヴィンテージの家具とかなんかいろいろ言ってたけど、
結局なんかその、やっぱり輸送とか家具さとかを結構重要視してしまい、結果としてIKEAになりました。
スピーカー 2
そうですね、ちょっと運び込みがこう、なかなか難しいっていう事情もあり。
スピーカー 1
そうですね、まあでも、個人的にはすごいテイストとかかなり揃えられたので、
あとはまあ天井が高めなのもあって、
これぐらい天井が高いとIKEAの部屋家具が合うみたいな、それでも結構おしゃれに見えるっていうのが結構うれしい。
スピーカー 2
確かに。
今回なんかちょっと設定した縛りというか、インテリアの基調としては、
なんか東京住んでた家は結構木目のものが増えちゃったんですね。
で、それはそれで統一感あっていいんだけども。
スピーカー 1
ちょっと北欧系のね、デザイン中心になってましたね。
スピーカー 2
今回は木目禁止ということで、
はい、ちょっと足とかそういう、なんかメタルな手すりとか、肘掛けか、椅子の肘掛けとかにもなんか黒いものを採用しようということで、
で、いろいろ買ってみたら結構これはこれで統一感出ていいですね。
スピーカー 1
うん、気に入ってます、すごい。
家具の購入とインテリアデザイン
スピーカー 1
食べ物とかどうですか?
スピーカー 2
食べ物ね、いやーもう日本食は恋しくて、恋しくてたまらないっていう感じになるかと思いきや、意外と何度かなってるよね。
スピーカー 1
うん、全然なんか気になんないな。
なんか今んとこそんなに、一応本当に日本食アクセスめちゃくちゃよくて、ニューヨークは。
びっくりするぐらい本当に何でも買えるんですけど、でもなんか全然行ってない。
普通に近所のスーパーとかで買って。
スピーカー 2
お米はスーパーで買って食べてますけど、お味噌汁とか日本のおかずとかそんなに作ってないかな。
スピーカー 1
だからまあ、わりとこっちの食事で、特に不満なくやってきてる感じが今んとこはします。
そうですね。
わりと外食してもハズレだなって思うことほとんどないし、どれもわりとおいしいです。
まあなんかいろいろ調べてから行くようにしてますけど。
スピーカー 2
まあかなり食的には恵まれた環境にあるというか。
スピーカー 1
まあそうだね、たぶんね。
スピーカー 2
あると思いますね。
スピーカー 1
まあそんなこんなで生活は徐々に立ち上がってきて、仕事も普通にしているという感じです。
で、なんかわりとそうね、なんかもう本当にいろんな条件が違うから何とも言えないんだけど、
なんかこう、イギリスにいたときよりも生活しやすいし仕事もなんかしやすいなって思うことが多いかもしれないです。
どっちかというと。
まあそのときはそもそも学生で自分が1個1個のプロジェクト2ヶ月しかないみたいな感じだったから、
なんか立ち上げてすぐ移動してみたいな感じだから、
みんなとゆっくり仲良くなったりっていう時間もなかなか取れないし、
今回はまあもちろんいろいろなんか大変な部分もあるけど、
でもやっぱり長期的にお互い関わるし、
まあこっちが学費を払う側じゃなくて給与をもらう側になるのもあって、
まあいろいろなんだろう、仕事としてなんかいやすいっていうかなっていう感じはします。
なんかニューヨーク来る前はなんだろう、私はイギリス1年いたとき結構まあ安心して過ごせたし、
オクソドっていう街がすごく好きだったので、アメリカこえーみたいな、
アメリカまじ怖いし、できればイギリスがいいなって結構思ってて、
で、来てみたら意外となんか生活もしやすいし、仕事の面でもすごくいろんな人と会えて話ができて結構楽しいなっていう感じが今のところはありますね。
スピーカー 2
なるほどね。
まあなんかいるスパンも違うし、1つのプロジェクトにかける時間も違うし、
まああとは今回結構スキルをいろいろ交換しちゃう、自分ができるところはやって、相手ができるところはやってもらってみたいな感じで、
スピーカー 1
学生のときとはちょっと違う立場で関われるっていうのもありましたね。
そうですね、それもありますね、確かに。
まあでもなんか本当に私は結構ガラッと分野を変えてるので、それもあっていろいろ新鮮で学べることがあって面白いなっていう感じはします。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
まあなんかそんなこんなでいろいろ立ち上がってきました。
スピーカー 2
まあなんとか順調と言えるかなっていう感じですかね。
スピーカー 1
今のところは。
今のところは。
まあこれぞアメリカだなっていう、なんだろう、てか私はかなりいろいろ警戒してたんですよね。
なんか事務処理がめちゃやばいとか、事務関係めちゃやばいとか。
スピーカー 2
まあ結構早めに動いてましたよね、それもあって。
スピーカー 1
そうですね、まあ実際確かになんか日本ほどのなんか安心感はないかもしれないけど、
でもまあなんかそんな今んとこすごいストレスになるようななんかトラブルとかは起きてないかな。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
生活でも仕事でも今のところはという感じ。
まあこれからもしかしたらなんかあるのかもしれないですけど。
スピーカー 2
まあなんかそもそも結構期待値を低めにセットして。
スピーカー 1
そう、期待値がすごい低かった。
うん。
うん、期待値がめちゃ低かったし、もうすっごい不便ですっごい苦労するんだろうなって思ってきたから、
なんか、あ、思ったほどじゃない。
スピーカー 2
まあそうかもしれない。
僕もなんかアメリカの会社で働いてて、まあやっぱそういう考え方というか、
あ、このぐらいだよね、だって人間だものみたいな、そういう感じで事務処理の人の処理のスピードとか、
あとメール一本打つとなぜか一瞬で返ってきたりして、最初からそのスピードで返してくるやって思うやつとか、
まあ一通り経験してから来たので、まあそういうもんかなっていうか、
むしろ一対一で話せるとめっちゃスムーズに話が進むってこともかなりあるんで、
実はカスタマーサポートみたいなところに連絡すると、こう普通に解決したりとか、でも結構あるなと思っているし、
まあなんかよしよしだし、まあなんかちゃんと期待値を設定していけばそんなに大変だってことはないんじゃないかな。
スピーカー 1
そうですね、今のところはね、まあなんかいろんな人に本当にあれがやばい、これが大変だって結構聞いてから来たから、
そういう意味でまあマジ期待値が低かったんですよね。
だからまあ今のところは順調ですという話ですね。
はい。
で、まあもうそろそろ、そろそろちゃんとお便りにお答えしようと。
スピーカー 2
お答えしようと確かに。
スピーカー 1
いうのが今回ですね。
スピーカー 2
手越しでバタバタしちゃったのもあって、ちょっと遅れちゃったんですけども、
4月ぐらいかな、に募集したお便りの書いてある質問を全部お答えしますという企画ですね。
Ask Me Anythingの第2回ということで、今回は後編ということでいただいたお便りについて答えていこうと思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあ最初のお便りを彩香さん読んでいただいていいですか?
おすすめのエッセイと洗剤
スピーカー 1
はい、最初のお便りはシャケさんからいただきました。ありがとうございます。
いつも楽しく聞いています。
お二人は好きなエッセイやおすすめのブログがありますか?これからも応援しています。
とのことです。
るうえさんは最近読んだエッセイとかあります?
スピーカー 2
えっと、この質問を見て、ちょっとKindleとかの読書履歴調べてみたんですけど、一番最近読んだエッセイはなるひとしんのん。
当時は、今は天皇陛下ですけど、が書いたテムズとともにという。
スピーカー 1
いいですよね。
スピーカー 2
僕、総道に留学されてたときの体験記ということで、すごくおもしろかったです。
スピーカー 1
どういうところがよかったですか?
スピーカー 2
まず、天皇陛下って特殊な皇族っていう特殊な立場の人が、内心を書くエッセイっていうのが結構珍しいし、全然想像もつかない体験をしているという。
留学に行って、そこに着いた当日に、向こうの生徒会長みたいな人がぞろぞろやってきて、挨拶してくれて、寮の一番いい部屋みたいなところをあてがってくれて、変わる変わるいろんな人が会いに来てくれて。
あと、プリンス仲間みたいなのができるらしくて。
イギリスはじめ、ヨーロッパは結構皇族とか国王とかそういう人たちが多いから、彼らとの親交で、やっぱなんだろう、豪華厳守あるあるみたいなのがあるじゃないですか。
スピーカー 1
あるあるかわいいな。
スピーカー 2
そういうのは日本にいると、そもそも家族以外にはしゃべれないけど、日本ではこうなんだよねみたいな、お前の国はどう?みたいな話をできているのではなかろうかと、
勝手に推察させていただいているんですけども、別に会話の内容とかはそんなに書いてないですけどね。
そういうごとこの国の皇太子に、ボートでクルーズしてフィオールド見せてもらいました、みたいな。
スピーカー 1
なんか、私もちらっとしか読めないですけど、めっちゃ楽しそうですよね、本人が。
スピーカー 2
実際、本人も人生一番楽しかった数年間で会ったって断言していて、そうなったんだろうな、日本ではちょっとまた大変だもんなっていう。
スピーカー 1
でも、すごい楽しそうで、いいなっていうのと、あとはね、クソ女王さんのおかげで僕は行ったことあるので、あのパブや、行ったことあるぞ。
私が両親さん連れて行ったパブに、実は天皇陛下も行かれていたということが判明し、
まあ、てか、クソ女王さんのパブの数ないから、仕方ないんだけど、それは。
そう考えるとなんかすごいですよね。
私もなんか、皇后様、政子様が行かれていたカレッジはどこで?とか、天皇陛下はここで?とか、話は聞いてたんですけど、
そんな詳しく、いたときに何があったかとかは全然知らないんで、いずれ読んでみたいなと思います。
なんかいいですね、ロイヤルなカレッジ。
スピーカー 2
ロイヤルな、なんかちょっとポッシュな感じになっちゃったけど。
ポッシュな感じだね。
意図せずある感じ。
だかさんはどうですか?
スピーカー 1
いや、なんかすごい私は逆に身近な感じになるんですけど、家電を買うときとか、細かく日本の、こういう洗剤が欲しいみたいな。
なんか私、マイペットを持ってこなかったことをけっこう公開してて、
マイペット、家具用の洗剤みたいな感じですね。
家具とか、ほんと割といろんなとこに使える感じの中性洗剤かな。
東京での生活情報とトレーダージョーズ製品
スピーカー 1
で、マイペット的なものはアメリカにないのかと思って調べたりとかするのに、
いわゆる中妻の方、駐在してる方が書かれたブログがすごいお世話になってて、
おすすめですっていうのはなんかちょっと違うんだけど、
最近読んでお世話になってるのはそういう感じなんで、
スピーカー 2
発信してくれている方にめちゃ感謝って感じです。
海外在住の人には共感していただけるんじゃなかろうかと思います。
スピーカー 1
ほんとにありがたい。
スピーカー 2
あと最近、そういう日本人で海外在住の人が書いたトレジョのおすすめ食品ランキング。
トレーダーズ城っていう、別に日本系とかでは全然ないんですけど、スーパーがあって、
そこのお菓子とか冷凍食品とかすごいおいしいんだよね。
僕らはトレジョに行く日を楽しみに、これを買おう、あれを買おうと計画してるんですけど、
その計画にとっても役に立つのが、やはり日本人の在住者のブログということで。
スピーカー 1
めちゃめちゃお世話になってます、ということは一言言っておきたいかな。
あとエッセイ系で、割と読んでるのは、半分仕事も兼ねてなんですけど、
依存症の人とかが自分の治療プロセスとかについて書いた、
エッセイ漫画とかは読んだりとかしてますね、よく。
なんかやっぱり患者さんの立場で、どう自分の苦しみと向き合ってきたかとか、
どう治療に関わってきたかみたいなのを知れるのってすごく、
私みたいに研究はしてるけど、あんまり臨床の場を持ってない人にとってはすごく参考になるなって思ったりするし、
やっぱりそういうところから研究のインスピレーションとか得たりもするので、
割とそういうの読むのは好きですね。
こんな感じかな。
喧嘩についての対応方法
スピーカー 2
というわけで、じゃあ次のお便り行きましょうか。
スピーカー 1
行きましょう。何が行きましょう?数ありますからね。
スピーカー 2
ユーラックスさんからいただきました。
いろいろなことを精力的にこなされているお二人ですが、苦手に感じていることって何かありますか?ということですね。
苦手なことたくさんありますね。
スピーカー 1
なんか、たぶん二人とも比較的球技とかは得意じゃない方なんじゃないですか?
スピーカー 2
いや、得意じゃないね。苦手ですわ。
投擲だね。
スピーカー 1
投擲苦手。
スピーカー 2
投擲が苦手なのもあるし、二人以上でやるスポーツ。
二人以上でやるスポーツで投擲しないものってあんまないか。
サッカーも苦手だから、別に投擲が苦手だからではないな。
スピーカー 1
でもわかる、言いたいこと。
スピーカー 2
たくさんの関節を連携させて動かすことが苦手です。
スピーカー 1
でも、それで言ったら別にさ、登山とかはできるわけじゃん。
スピーカー 2
まあね、登山は確かにできるね。
登山でも得意なのかな?やってるってだけで得意じゃないかもしれない。
スピーカー 1
まあ、でも苦手ではないですね。
だから、歩いたり走ったりするのが苦手なわけではないけど、っていうことだよね。
スピーカー 2
タイミングよく強調させて動かすのは難しいですね。
スピーカー 1
ダンスとかってこと?
スピーカー 2
ダンスとかね。
スピーカー 1
私もダンス苦手だな。
苦手、好きは好きなんですよ。
好きなのは別に投擲も嫌いなわけじゃないかもしれない。
別に球技も好きなんですよ。見るのも好きだし、やるのも好きなんだけど、
得意が苦手かで言ったら苦手だし、
球技得意のほう、自分が下手だと周りに迷惑をかけてしまう。
スピーカー 2
あれが苦手なんだよな、どっちかっていうと。
スピーカー 1
みんなが下手でいいフットサルタイカーとかだったら来たいよね。
そういうゆるいやつならいいですかね。
でも、なかなかやっぱり大人になってからやろうと思っても、
ある程度上手い人じゃないと球技やんないから、なかなか難しいんだよな。
他に何か苦手なことありますか?
スピーカー 2
詩とかは結構、やりたいけど苦手みたいなのがあるかな。
好きだけどね。それこそ文芸部入ってましたし。
あと絵とか。
スピーカー 1
それすごい意外です。
絵苦手ですよ。デッサンとかすごい苦手だ気がする。
スピーカー 2
確かにでも、読まれてみれば、りょうさんの絵ってほとんど見たことないかもしれない。
それはあんまり恥ずかしかっただけだと思います。
なんかイラストとか、線で一発書きじゃなくて、いろいろ調節できたりするとよく描ける気がする。
スピーカー 1
確かに。それはわかります、私も。
スピーカー 2
デッサンは結構苦手ですね。
結構いろいろ苦手なことはある気がします。
でも好きなことも多いので、いろいろ広告したり練習していこうと思います。
じゃあ次、なかじさんからいただきました。
なかじさん結構感想いただいてる方じゃないかな、ツイッターで。
スピーカー 1
かもしれないです。
スピーカー 2
質問2つあるそうです。
いつも楽しくまた興味深く聞かせていただいています。
ステッカー欲しさに質問させてください。2つあります。
1つ目はフランクにお聞きしたいです。
お二人は喧嘩されないのでしょうか。
お二人の穏やかな雰囲気からはあまり喧嘩をされるイメージはわからないのですが、
喧嘩をされる時があれば、お二人の対応方法や仲直りの仕方などがあればお話いただきたいです。
2つ目、りょう平さんのお仕事について。
りょう平さんのお仕事について深くお伺いしたいです。
お仕事の中で興味のある技術や直近の学びなどを共有いただければとても嬉しいです。
という2ついただきました。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
喧嘩については、お二人は喧嘩するんでしょうか。
あんまりしないですけどね。
スピーカー 1
やっぱりなんかお互いちょっと疲れてる時とか、
確かに。
なんかなんだろう。
それもあって、わりとニューヨークに来てから、
たぶん2人で過ごしてる時間も日本に行った時より増えたのもあって、
喧嘩ってほどじゃないけど、
なんかこぜり合いはありますね。
スピーカー 2
こぜり合い。
なんかちょっと言い合いじゃないけど、
てのあったりしますね。
スピーカー 1
いいところとしては、
喧嘩って言うほど、2人の声を荒げたりとかはあんまりしないし、
だいたいすぐ仲直りしてますよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
30分も持たない気がする。
持たないっていうか。
スピーカー 2
まあまあ、でも平均そのぐらいかもしれない。
日をまたうことはほぼないですね。
スピーカー 1
ないですね。
たしかに。
対応方法としては、私はけっこうたぶん、
スピーカー 2
まず、でもどういうふうに喧嘩するんですか、われわれは。
どういうふうに喧嘩するんだろう。
スピーカー 1
なんか言わんでいいことを言ったりとかじゃないですか。
スピーカー 2
とか、なんかちょっと機嫌が悪くなったりとか。
スピーカー 1
それは言われて嫌だったとか。
でもなんかまあお互い黙ったり、
その機嫌が悪くなって黙り込んだりとかはあんまりしてないから、
そんな気まずいって感じにはならないけど、
なんかこれこうこう言ってたけど、これは嫌だったとか、
そういう感じですかね。
たしかに。
喧嘩って呼ばないのかもしれないけど、こういうの。
たしかに。
なんか対応方法としては、私はとりあえずお風呂入ろうって言われます。
あ、そうですね。
私がこう、要するに2人で一旦離れて時間を置こうってことなんですけど、
ちょうどいいのがたぶんお風呂だから、
とりあえずお風呂入ってきなよみたいな感じで言われて、
すごすごとお風呂に入って、
で、こう上がってきて、
スピーカー 2
たまにあやこさんそういう服装というか。
スピーカー 1
いや、今話してるじゃんみたいな。
でも、だいたいお風呂入って上がってくると、
いや、正しかった、あそこではお風呂に入るべきだったわって言って、
で、なんか落ち着いたんだけど、やっぱりこうだね、ごめんねみたいな感じになることが多いです。
たしかに。
スピーカー 2
まあ、なんかこう、そうですね。
まあ、なんか1人でちょっと考える、頭を冷やす時間を取るっていうのは、
でも、なかなかその、こう、まあ、
喧嘩に限らずいろんな問題に直面してるときに難しいと思うんで、
まあ、なんかシャワーって結構、なんだろう、
喧嘩に限らず良いですよね。
いろんなアイディアが出てくるっていう人も結構いるし、
なので、まあ、いい方法なんじゃないかなと思うし、
まあ、なんか自分でもこうやったりしますね。
煮詰まったりとか、こう、えらいなしてしまったりとか、
まあ、2人の関係の間でも、なんか、
なんだろう、言わなくていいこと言いそうだなみたいなときに、
こう、シャワーとりあえず浴びてくるみたいな。
まあ、悪いことじゃないですか。
こう、何が、こう、なんか最悪、とりあえずシャワーを浴びたという、
こう、いいことが残るというふうにもいいですよね。
たしかに。
スピーカー 1
1個やることが減るという。
今までの経験上、シャワーを浴びた後、喧嘩が続くってことはほぼなくない?
スピーカー 2
まあ、そうかもしれない。
というわけで、対応方法はそれですかね。
スピーカー 1
そうかな。
まあ、あとはお互いやっぱり、なんかどう思ってるかを言語化したりとかって、
まあ、そうだね。
大事かな。
スピーカー 2
うん、たしかに。
あとは、なんか言語化する。
まあ、言語化するって結構大変なので、
まあ、してくれたことに対して感謝をするみたいなのは、まあ、まずは。
スピーカー 1
そうですね。2人とも、なんだろう、まだコア色はちょっと不機嫌なのに、
まあ、でも、とりあえずそれを言語化してくれたことはありがとうみたいな感じで、
スピーカー 2
たしかに。
まだ不服装じゃないっていう。
スピーカー 1
お互い、え、それちょっと不服装だけどって思いながら、
スピーカー 2
とりあえず感謝してるみたいなこと結構あります。
たしかに、あるかもしれない。
スピーカー 1
そこだけ聞くと、こいつら本当に仲良いのかあってもらうかもしれないけど。
まあ、そんなこんなであんまり長引く喧嘩はしないですという感じで、
りょう平さんの地図アプリ開発とネットワークの勉強
スピーカー 1
よへいさんのお仕事について。
スピーカー 2
仕事についてはですね、まあ、ちょっと詳しくは言えないことはあるんですけども、
まあ、えっと、最近は、というか、まあ、入社してからずっとなんですけど、
まあ、地図アプリもですね、まあ、レビューとか写真とか、
こういろいろ見ることもあるかなと思うんですけど、
そういうところを担当しております。
はい。
っていう感じですね。
スピーカー 1
お世話になっております。
特に新しい町に来るとね、
そうだね。
スピーカー 2
まあ、正直、東京にいるときに特にコロナでやらなくなってから、
結構使う頻度は減ったんですけど、
こことかに来てすごい頻度使うようになって、
どんどんなんかあそこを直したいとか、
ここにはバグがあるとか、
いろいろ見つかって、とても大変です。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
頑張っております。
はい。
で、まあ、こっちニューヨークに来て、
たまたまそのニューヨークのチームとも仕事する機会があったので、
ここ2週間、3週間ぐらいかなは出勤して、
こっちのチームの人といろいろ会議をしたりとか、
一緒にコーディングをしたりとかっていうのをやっております。
で、最近興味のある技術直近の学びというと、
直近直近のプロジェクトはやはりちょっと話せないんですけど、
ずっと興味のある技術として、
ネットワークの勉強っていうのは非常に好きです。
スピーカー 1
よく読んでますよね、本とかね。
スピーカー 2
ネットワークの勉強ね、なんかこう、
禅とかに近い、心が安らい。
スピーカー 1
なんで?なんで?
スピーカー 2
なんでだろう。
なんか、変わらない土台にある技術だし、
こう、なんだろう。
これのおかげで、
それこそ今、podcastを聞いてるのも、
すべて関係がある技術。
なんか、ソリューシー物理とかやってる人はさ、
なんかすごい、ちょっと心落ち着いてるイメージ。
なんだろう。
自分がやってることに、
実用的な意味があるかどうかはさておき、
すべてのものを形で作っている、
根本の原理をやってる人特有の、
なんか自己肯定感みたいなのを感じることがあるんですよ。
スピーカー 1
割と私はそれを数学科の人に感じます。
スピーカー 2
そうそう、それも近いかもしれない。
なんかこう、普遍的なところに近いものを、
こうやってる人特有の。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
ネットワークは別に、
なんか、それがそれであることが、
普遍の真理ではないんですよね。
その、同じことを他のことで実装することができるから、
そうではないんだけど、
まあでもその、なんかレイヤーちょっと低い、
基礎的なことをやってる時特有の、
なんかこう、
自分の仕事に使うかどうかはさておき、
なんか学んでてこう、充足感がある感じで、
結構あるんですよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
そしてなんかまあ、
たまにこう、逆だったりもするし。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
というわけでまあ、
IPv6とか、
あとはHP3とかの勉強はとても楽しいです。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
いや、IPv6はすごいですよ。
インターネットって、
あやかさん2つあるの知ってますか?
2つ?
はい。
表インターネット、裏インターネット、
みたいな話ではないんですけど、
IPv4のインターネットと、
IPv6のインターネットというのは、
スピーカー 1
ありますあります。
スピーカー 2
お互いには、
お互いには話せないんですね。
変換する人が必要で、
実はネットワークで言うと、
2つある。
で、そのトンネルをこぐって、
こっちの世界の人とあっちの世界の人が、
通話して、対話してるわけです。
っていう話とか。
が熱いんですか?
が熱いですね、非常に。
IPv6、IPv4っていうのは、
初代インターネットだと思ってください。
結構いろいろ限界があって、
例えばIPの数が足りない、
みたいな話とかね。
何十億ぐらいしかないんじゃないかな。
IPアドレスが。
スピーカー 1
住所の数が。
スピーカー 2
そう、住所の数がないから、
結構1つのアドレスをいろいろ他の人と、
共有して使ったりとか、
頑張ってるんです。
でもちょっと無理があるよね。
っていうのと、
住所1つで相手のマシンとか、
この機器に通信したいっていう、
特定ができないっていうのが、
いろいろ不便なので、
それを移行しようと。
IPv6っていう。
無限に思えるほどIPアドレスがいっぱいあって、
他の仕組みもいろいろ改善した。
けれども互換性がないんですよね。
V4っていう昔のインターネットと。
それをどうやって互換性を持たせるかって話とか、
いろいろ反省を踏まえて、
どうデザインを良くしていったかみたいな話が、
学んでて面白いかなと思いますが、
基本的にはそういうのは、
意識せずインターネット使えるように作ってあるので、
特に役には立ちません。
スピーカー 1
でもサービスを作る人には役に立ったりするね。
スピーカー 2
そうですね。
サービスを作るような人は、
知っておいた方がいい話がたくさん書いてありますし、
まだユーザーとしては、
すぐに役に立つ話っていうのが多くないっていうだけで、
エンジニアの方にはぜひ、
面白い技術なんでおすすめですし、
心穏やかに安らぐ気持ちになれると思います。
スピーカー 1
なるほどね。
それを勉強してて、
自分はもっとこういうことしなきゃとか、
焦ったりとかする感じじゃないってことね。
スピーカー 2
そうだね。
ネットワークに関しては、
そうかもしれないですね。
他の分野のより実用に近いところの方が、
これも勉強しなきゃな、あれも勉強しなきゃなって思ったりとか、
他の人はこういうことやってるのに、
自分はこれ知らないみたいなプレッシャーを感じることはあるかもしれないけど、
ネットワークに関しては、
即座に明日から役に立つわけじゃないからこそ得られる楽しさみたいなのがあるんですね。
スピーカー 1
なるほど。
すごい楽しそうなの伝わってきたんで、
ぜひ今度語ってください。
スピーカー 2
そうだね、確かに。
IPv6の回とかATP3の回やってもいいかもしれない。
スピーカー 1
りょうさんのコンピューター会は結構評判がいいので、
ぜひまたお願いします。
スピーカー 2
確かに。
自分のやってる仕事に近すぎないから話しやすいかもしれないですね。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
というわけで、
玄関についてと僕の仕事について話しました。
ありがとうございます。
じゃあ次行きましょうか。
だんだんヘビーになってきましたね。
非常にいい質問というか、いいお便りが増えてきます。
じゃあ次のお便りを読ませていただきます。
加藤拓哉さんからいただきました。
ポッドキャスト100回おめでとうございます。
いつも楽しいお話をありがとうございます。
ということで質問に入らせていただくと、
今28歳で障害がある子どもたちにリハビリをする作業療法士として働いています。
論文など研究するにあたって仕事に関わる身体的・心理的な問題について学びたいと思っています。
しかしどの大学院がいいか全くわからない状態です。
分野は違うと思うのですが、
大学院に進むにあたって、
なぜその大学院にしたのか、
大学院を選んだエピソードなどを聞くことは可能でしょうか。
スピーカー 1
この場合は既にお仕事をされていて、
それに関連する内容で研究トピックというか、
大学院どういうところに行ったらいいのかみたいなのを探している状態だったら、
学会とか一般公演とかでもいいと思うんですけど、
何人かの研究者が発表して、
自分の研究とかその分野でどういう研究がされているのかみたいなのを発表する場があると思うので、
そういうのを聞きに行くのをまずおすすめするかなと思います。
聞いてみて、これに自分が一番興味がありそうだなっていう研究テーマみたいなのが見つかると、
その人とか発表した人に発表後とかに質問して、
どういう大学院がいいですかって聞いてみたりとかするのが一番いいんじゃないかなと思います。
公演会で大人数でしゃべってる人に声かけるのが難しかったら、
小さな学会とかであればもう少しポスター発表してる人とかだったら、
結構カジュアルに話聞けるので、そういうのでもいいかもしれないし、
本当に話しかけた人の研究室に必ずしも別に行かなきゃいけないわけじゃなくて、
基本的に自分が話したこととか研究部屋に興味持ってくれる人って、
だいたいの人はウェルカムだと思うので、
その人がおそらくやっぱり通いやすさとか、
大学院は通いやすさとか近さとか普通に生活と接する上で大事なことだと思うので、
興味が湧いた人に話を聞いて、
どこどこに住んでるんだったら先生の研究室がいいよとか、
おすすめを聞くのがいいかなと思います。
スピーカー 2
特に大学院は結構ネットとか書籍とかで調べられるのには限界があって、
実際に行った人の話を聞いても結構人捨てでおすすめしてもらったりとか、
あとは出会ってた人がラボを持っている大学院とか、
知ってる人、尊敬してる人が行ってた大学院とか、
そういう感じで選んでいく人の方が多いんじゃないかなっていう感じはしますね。
スピーカー 1
なんかそういう本とかも入り口にはなると思うんですけどね。
なんかこの本すごいよかったなって思ったら、
その人がどっか講演するときに話聞いてみたり、
メール送ってみたりとかっていう感じなのかもしれないです。
やっぱり一番大事なのはその大学院でメンターとなる教員の人柄とか、
研究家がどんな雰囲気かとかにもよったりすると思うので、
なんかその辺を情報を集めつつ、
行きやすいところから選ぶのがいいんじゃないかなと思います。
スピーカー 2
じゃあそれはお答えということで、
どうもお便りありがとうございました。
幹細胞再生医療とブレインオルガノイド
スピーカー 2
じゃあ次のお便りいきましょうか。
ひろきおざわさんからいただきました。ありがとうございます。
いつも車通勤中に楽しく配信聞かせていただいておりますとのことです。
ありがとうございます。
結構共通点が僕らと多い方のようで、
上京されて、それからロンドンに2年間留学していたこともあったと、
それから今はノースカロライナ州というニューヨークの東海岸ですね、
同じエリアで今ボスウォークをされているということです。
ボスウォークじゃないのかな?
お仕事をされているということですかね。
はい。
ご質問が、私の専門仕事の内容が幹細胞再生医療ですので、
特に最近のブレインオルガノイドに関わる進捗と認知神経科学との関連、
それから将来コンシャスネスはラボで再構成できてしまうのか、
などのトピックについて彩香さんのご意見を聞いてみたいです。
ということです。
良平さんのエンジニア地点からの質問突っ込み考察も楽しみです。
これからも健康第一で頑張ってくださいとのことです。
ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
ここで出てきたオルガノイドっていうのは、
試験管内とかサラの中で生体外で作られた三次元的に作られた臓器ということです。
だから別にこれは脳に限らずいろんな組織で作られていて、
それこそIPS細胞とか使って何か作ったりとかそういう話とも関連してるんですけど、
幹細胞とかから作ってミニチュアの臓器みたいなの作るのの中で、
ブレインオルガノイドって言って、脳全体じゃなくてもある回路とかだけ再構成するみたいなのってもうすでにあるんですよ。
それのことを聞いていただいています。
オルガノイドの応用とは
スピーカー 2
質問です。
ブレインオルガノイドと言いますが、他の臓器のオルガノイドもできてるってことですか?
スピーカー 1
完全体ではない、私もめちゃめちゃ詳しいわけではないんですけど、
完全体ではないと思うんですけど、
例えば心筋、心臓のこの部分の筋肉をどう構成してみてとか、
そういうのはもうすでにあると思います。
研究段階ではすでにいろいろあって、
なかなか難しいのは、オルガノイドってどこまで再現したらできたと言えるのかっていうのは結構難しいですよね。
完全体っていうのはなかなか難しいけど、
皮膚の一部とかであれば、それは3次元じゃないからオルガノイドじゃそもそもないのかもしれないけど、
何か、物の大きさによっては完成って言えるようなものができてる臓器もあれば、
脳とか作るには多分めちゃめちゃまだ、
全部の脳を作るのにすごく時間がかかると思うし、
心臓も小さなもの、一部の組織と組織の結合みたいなところまではできてても、
全体みたいなのはできてないと思うんで、
はい、という感じです。
で、いいですか、質問。
創薬におけるオルガノイドの活用
スピーカー 1
りょうさんの質問のほうが。
スピーカー 2
でも、その臓器だけを作って、なかなか入力とか出力がないわけで、
健全に成長していけるのだろうか、その細胞は。
スピーカー 1
そうですね。
だから、基本的にはそんなに長くは置いとけないと思います。
ただ、一応バイオ液みたいなのつけてある程度は使える状態になってっていう感じですね。
スピーカー 2
基本的な応用先として期待されているのは、当然かもしれないですけど、
その移植とかっていうことなんですか。
スピーカー 1
それは多分本当に最後の最後って感じで、
そこまでいってるのは、そこまで多くないと思うんですけど、
その手前として、創薬でまずは使えるっていうところがありますよね。
こういう臓器に、例えばここにバリアがあるとして、
スピーカー 2
それを糖化するような薬剤を作りたいみたいになったときに、
スピーカー 1
いきなり動物で実験したりとか、最終的には人で知見とかするわけですけど、
その手前の段階とかで、まずはここにどれぐらい糖化率があるかとか調べるときに、
今までは、例えばシート状のナー細胞とかにふりかけてただけだったのが、
もう少し複雑な臓器でそれを行うことで、より生体内に近いことができたりとか、
そういう意味では創薬的なニーズもありますね。
大規模神経活動の重要性
スピーカー 2
例えば、肝臓に効く薬をいろいろ試したいとして、
培養細胞、培養肝臓細胞に効くかどうかをまずは試してみようみたいなことができるといいんじゃないかってことですね。
スピーカー 1
そうですそうです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
そんな感じで、個人的にはブレインオルガノイルめちゃくちゃ興味があるんですけど、
本当になんなら少し留学先としても検討したくらい興味があります。
で、もうすでに脳でいうと、異なる細胞種類を合わせて培養して、
脳のうちのある皮質と腺状態とかだったかな、異なる部位をつなげて回路みたいなのができて、
で、そこから記録をしたりすることができたりしてて、
面白い論文が本当にどんどん出てるっていう感じです。
それは本当ここ数年の話なんですけど。
で、一方でなんか不正とかではないと思われるんですけど、
すごいちゃんとした研究だとは思ってるんですけど、
ただやっぱりすごい他の研究室で再現するのが難しいらしいんですよ。
なんか特定の研究室からばっかりなんかいっぱい出てるみたいで、論文が。
で、なんか仮にできたとしても、同じオルガノイドを作るの多分すごく難しいんですよね。
スピーカー 2
いや、聞くだけで難しそうだもん。
スピーカー 1
なんかどこに細胞を当ててとか、どこのタイミングでこのなんか分子を、成長分子みたいなのを与えてみたいなので、
作れる回路が多分全然違うから、
そうなると同じ回路を何回も繰り返し作るっていうのは結構難しいみたいで、
その辺はオルガノイド全体の問題もあると思いますし、
より脳では細かい回路っていうところが重要になってきて難しいところかもしれないです。
そんなこんなで、いろいろ問題がまだあります。
ただすごい個人的に面白い分野だと思っていて、
いろんなね、神経科学の実際記録して実験ができるっていう意味で貢献もありますし、
治療薬のテストさっきちょっと話したようなことでも貢献がありますし、
本当にいろいろ可能性があって面白い技術だなと思います。
スピーカー 2
3Dプリンターとか例えばうまく使って、一体的な構造とかを再現性よく作れるような仕組みができると面白いかもしれないですね。
スピーカー 1
実際3Dプリンターとかも使われているみたいですね。
オルガノイド作ったりするのに。
ただそれプレーンオルガノイドのときはどうなんだろうな。
プリンターとか使ってるのか私もそこまで詳しくはフォローできないんですけど。
スピーカー 2
他ではじゃあ使われている。
スピーカー 1
多分使ってられたりもしてると思います。
ただ、置いたらその場所に細胞がちゃんと成着するかって言ったらそういうわけでもないんですよね。
やっぱりなんか細胞ごとにここがいいって言ってくっつく場所がなんかそれぞれ違ったりするし、
その辺はどっちかというと分子勾配とかの方、薬の勾配とかの方が重要だったりとかするので、
それをよりうまくコントロールしていったりする必要があるのかなというふうに思います。
スピーカー 2
ちなみにプレーンオルガノイドの場合はニューロン、いわゆる神経細胞以外にもいろんなタイプの細胞があると思うんですけど、
そいつらも含めて作るんですかね。
スピーカー 1
どうなんですかね。
グリアとかを作ってる人は別にいると思うんですけど、神経細胞だけじゃなくて、
私やっぱり栄養を与えるっていう意味で血管を作るみたいなところに興味を持ってる人もいると思うし、
スピーカー 2
血管が難しいって聞くよね。
肉をやってる人、バイオニックをやってる人もやっぱ血管が難しいみたいなことを言ってた気がする。
スピーカー 1
それによって結局作れるオルガノイドの大きさが限定されてしまうんですよね。
スピーカー 2
そう、なんか肉も今ペラペラの肉なら作れますみたいな状況っていう風に。
スピーカー 1
だから内側にその栄養を与えるためには血管が必要でっていうことですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
まあまあその辺いろいろ面白い分野なので、ぜひ私もこれからウォッチしていきたいなと思いますし、
お仕事頑張ってくださいっていう感じです。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
じゃあこの辺は研究系で固まってるって感じですかね。
もう一つ神経科学研究系でお便りいただいたので、りょうさん呼んでいただいていいですか。
スピーカー 2
セグメントポラリティさんから頂きました。
初めてお便りを送ります。神経科学の研究について綾香さんに質問です。
ちょっとズバリですね。
最近システム神経科学では大規模な活動レコーディングが流行し、
綾香さんの所属研究室でもそのような方向性の研究が行われていると思います。
一方でそのような研究の一部は技術的になってしまっており、
何を明らかにしたのかが曖昧になっているという批判もあるのではないかと思います。
綾香さんとして大規模神経活動記録は必要か、
どのような目的場面で使うべきかといった意見があれば聞きたいです。
これからも経営の中を応援していますということです。
スピーカー 1
これはなんか同業者の匂いがすごいします。
僕は何言っているのか全然わかんない。
批判があるのではないかと思うんですがどうでしょうか。
そうですね、大規模な活動レコーディングってここで言っているものは、
これカルシウムイメージングのことを指しているのか電気整理のことなのかどっちかわかんないんですけど、
どちらにせよ時代として最近は、
昔は単一のニューロンから記録をして、
その活動が行動とどう関係しているかとか、
そういうのを解析するというのが主流だったんですけど、
今はカルシウムイメージングといって、
細胞のカルシウム変化を画像として見るということで、
大量の細胞を一気に見ることができたり、
電気整理の方でもたくさんの細胞を一気に取れるような電極ができていたりとかして、
本当に今までとは全然オーダーが違うんですよね。
1回の記録で取れる細胞数の。
もうものすごい数の細胞が一気に活動が、
画像にしろ電気活動にしろすごい大量に取れるようになったというのが今の状況で、
それのことを言っているんだと思います。
大前提として私はまずは必要だと思っていて、
そういう記録自体は。
まず科学っていうのが仮説取り文で最終的にこういう仮説を証明するっていうときに、
すごく役に立つかって言ったら、
そうでもないかもしれないんですけど、この記録自体がね。
でもまずはどういう活動がので起こっているのかっていうのを記述することっていうのは重要だと思うので、
まあ必要といえば必要かなとは思います。
データの解釈と課題
スピーカー 1
ただまあおっしゃってる通りに、とにかく大量のデータが取れるっていう状況があって、
データがたくさん取れるけど、それが何を意味しているのかっていう解釈方法がまだあまり追いついてない感じがあるっていうのは本当にそうだなと思いますね。
なんかいろんなこう次元圧縮、次元削減、その大量の次元のデータを埋め込んだりとかして、
教師なし学習をやって、この成分は行動と相関がありそうですねとか、
そういうのを記述するっていうことは、こうすることで、
仮説ドリーブンな研究では見落とすようなことを発見できるっていう可能性もあるので、
そういう意味では、何というか意味はあるのかなというふうには思いますね。
あとは、よく最近あるやり方としては、たくさんこう神経活動を取ってきて、
それを行動を予測したりとかするのに使ったりして、
機械学習との組み合わせで予測したりとかっていうことはよくやられていると思うんですけど、
やっぱり結構ブラックボックスになってしまっているっていうところがあって、
そもそもその大量に神経活動を取れたはいいが、
大体の電極の位置から大体どの辺かっていうのはわかるんですけど、
それがどういう細胞なのかっていうのが、
究極的にはわかるように記録している場合もあるんですけど、
そうじゃない場合も多くて、
たくさん取れたはいいが、
どういう細胞なんですかっていうところがわからなかったりする状態だったりすることが多いんで、
結構その辺が批判されているのかなというふうに思いますね。
できるだけ経路特異的な記録って言って、
特定の経路だけ、例えばそれはカルシウムイメージングとかだと見れるようにしたりとか、
あるいは電気生理でも特定の細胞とか、
ある領域から領域に投射している細胞だけラベルして、
そこだけ活動、オプトジェネティクスとかで例えば叩いて反応したやつだけの電気生理活動を使うとか、
そういういろんなやり方があって、
できるだけそうやって絞る、
どういう細胞なのかっていうこと、
どういう部位からどこに投射しているものなのかっていう、
そういう解剖的な情報と組み合わせてデータを扱えるっていうことがやっぱり本来的には望ましいんですよね。
なんかちょっとあんまり専門的すぎて、
ヨシさんが若干ポカーンとしてないか不安になってきました。
スピーカー 2
うんうんとか言ってるけど、さっぱりわかってないです。
スピーカー 1
リスナーの皆さん、安心してください。
スピーカー 2
僕はあなたのそばにいます。
スピーカー 1
あなたのそばにいます。
いいね。
そんな感じです。
ちょっと最後に一つだけ方向性としては、
私自身はそういう活動、
カルシウムイメージングで大量な新規活動レコーディングをしたんですけど、
肺の場合は全脳コネクトームっていうのがあるんですよ。
なんか本当に脳をスライスして、
一個一個シナプスがどれにつながっているのか、
脳シナプスにつながっているのかっていうのを、
電子顕微鏡っていうすごい細かく見えるやつで、
全部記述して、ある細胞は何か所つながってます。
スピーカー 2
とんでもない努力だよね。
ガチニューラルネットワークができるってことね。
スピーカー 1
そう、それをするとガチニューラルネットワーク、
普通、なんだろう、機械学習とかで、
Wみたいなのって学習で決めると思うんですけど、
それを物理的に決める。
スピーカー 2
物理版のコネクションがどことどうがつながっているのかってわかる。
スピーカー 1
そうですね。
そういうデータとかと活動記録を組み合わせて、
解析するみたいなことをやったりしていて、
そういうアナトミーと組み合わせながらっていうのが、
増えていくんじゃないかなっていうふうに思います。
そういうふうに、いろんなディメンション、
いろんな別の情報、神経活動単体じゃなくて、
いろんな別の情報と組み合わせてタグ付けされた形で扱えるのであれば、
むしろすごく大規模神経活動っていうのは、
神経科学において大事な道具になっていくんじゃないかなというお話です。
なるほど。さっぱりわかりませんでしたが、ありがとうございます。
とりあえず、私はセグメントボラリティさんに向けてお答えしましたが、
スピーカー 2
すいません、あまり説明が。
聞いてて一番近い話だなと思うのは、ビッグデータみたいな話。
スピーカー 1
そうですね。だからビッグデータって本当に意味ありますかって話です。
スピーカー 2
そうだと思います。
例えば、自分がショッピングサイトを作ってるとして、
今までは全然クリックとかそういう基礎的なデータしか取れてなかったけど、
これからはそのユーザーがこのサイトでどのくらい何秒これを見ていたかとか、
取ろうと思えばどんどん取れていくわけですね。
過去にはこういうものを見ていた。
こういうクリックの経歴があるみたいなのがあったときに、
じゃあ次に何をするか予測してくださいみたいなとか、
ショッピングセンター、ショッピングサイトの売上げを上げてくださいみたいなときに、
そのデータはあるはあるけれども、どうしたらいいかってことですね。
でも全然ここを何秒間見ていた、ここを何秒間見ていたっていうのはデータとしてはあるけど、
全然意図したものじゃなかったりとか、
たまたまそこを開いていただけだったりとか、
そういうノイズもすごいいっぱいあるわけで、
それをいちいち全ての次元、全てのデータについて解釈して因果を見つけてっていうのは、
そもそも不可能なわけですね。
っていうのは結構実感としてあるのは、
物を買ったとしても、実は欲しいって思って買ってるわけじゃなかったりする。
たまたまこれを見てて、いいな、買おうみたいな。
全然その仮説として、きっとマーケティングの人たちが考えたパネルに載ってなかったりするわけですね。
でも実際にはそういうことが起こってるわけで、
そういうときにビッグデータをにらめっこしてどう使ったらいいかっていうのは非常に難しいわけですね。
多次元なままニューラルネットワークみたいな機械学習のモデルに突っ込んだほうがいいのか、
それともユーザーのことを理解して、
ユーザーはこういうことを考えて、こういう経路をたどった後にこうしてるはずだ、
っていうふうなモデルを作ったほうがいいのかっていうのは、
ビジネスの世界でもどっちがいいのかっていうのはみんな悩んでることなんじゃないかなと思いますし、
ある程度次元削減をした上で解釈ができるようなデータの特殊要領を作ってあげてっていうのは、
現実的な回として結構あるんじゃないかなとも思いますが、
スピーカー 1
どこまでみんなそれをできているのか、使えているのかっていうのはまだちょっとわかんないですね。
ありがとうございます。
ジェネラルな文脈にワップしていただいてください。
スピーカー 2
僕の例えは伝わってるかどうかはわかんないですけど。
スピーカー 1
全然別の層に刺さってそうだね、説明がそれぞれ。
はい、という感じでした。
別の質問に移らせていただきたいと思います。
じゃあ次の質問に行きましょうかね。
ビーバーナイトさんからいただきました。
キャリアプランの悩み
スピーカー 1
こんにちは。最近お二人のポッドキャストに巡り合いました。
ドライブ中に楽しく拝聴しながら、こちらも同じトピックで夫婦でディスカッションしています。
少しちょっと要約しながらお話させていただきたいんですけど、
私たちご夫婦で生化学系の研究者をされていて、日本企業で研究職として勤めているそうです。
今、夫さんの駐在が理由でアメリカに住まれていて、
お便りいただいたビーバーナイトさんは2年間給食することになりましたということで、
給食中、副業ができないとか、でもコミュニティカレッジのESLクラスに参加したりとか、
社会人ドクターとしてPhDに進学したりとか、すごい忙しいように見えるんですけど、
そんな感じでいろいろロングシュピーズをしているものの、働き続ける夫さんが羨ましいということで、
今後のキャリアを考えるとこれでいいのかと複雑な気持ちですという感じで、2点質問をいただいております。
1つ目は将来のキャリアプランA・Bはありますか?
結婚や出産というライフイベントとキャリアの両立に悩んでいますとのことです。
2つ目の質問は優秀な研究者の定義って何とのことなんですけど、
夫さんはすごい一点集中型研究者で、ビーバーナイトさんはマルチタスク型らしいんですけど、
スピーカー 2
お二人が考える優秀な研究者ってどんな方でしょうかということです。
スピーカー 1
どうですか?キャリアプランA・Bありますか?
両立に悩んでみたいな話ですけど。
スピーカー 2
今のところはライフイベントそうですね。
でも実際あったよね。
いろいろいつ留学するかしないかとかっていうのはスプレッドシートにすることを書きながらいろいろ話し合って、
結果今このタイミングで答弁するっていうのを選んだわけですけど、
今ここからの分岐でキャリアプランA・Bっていうのはあるっちゃあるかな。
ですけど、今は一旦はとりあえずAを選んだっていうときなので、
そんなに今A・B・Cっていうふうに2人で考え始めるっていうのはもうちょい先というか、
これからやっていくことなのかなっていう感じはしますね。
スピーカー 1
確かになんかスプレッドシートやりましたね。
懐かしいな。
スプレッドシートって私たちが言ってるのは、お互いの年齢といつ忙しくなりそうかみたいなのを書いて、
で、私の場合多分子供をどのタイミングにするかっていうのを考えたよね。
それとかそういう留学みたいなタイミングをいつにするかみたいなのを書き出して、
3パターンぐらい考えて、
で、結局そのうちの、そのうちの1つではあるのかな、先に都米するっていう方を選んでっていうか、
選んだっていうか、自然とそうなったみたいな感じのとこあるんですけど、
でも、それをすり合わせておくっていうのは結構大事だったよね。
なんかお互いこう育休とかどれぐらいとこの時期どれぐらい取れそうかみたいなのをすり合わせたりとかしてましたね。
そうですね。
だからまあ今のところプランA、Bっていうのがめっちゃあるかっていうとそこまでなくて、
とりあえず今のところはそのスプレッドシートを見ながら、
まあとりあえずそのプランでいけないか考えてみて、
まあダメならダメで別を考えるみたいな感じかな。
スピーカー 2
そうですね。
ここからまた分岐がありそうですけど、
なので今のところこうめっちゃあるわけじゃないけど、
まあ価値あったみたいな感じかな。
スピーカー 1
そうですね。
でもやっぱキャリア、その結婚出産というライフイベントとキャリアの両立ってね、
やっぱすごい、私たちも書き出してみてこんなに大変なのかってなりましたよね。
特に子供がちっちゃい間とかどうしようみたいな、
私たちもまだ子供がいないので、
なんか実際に想像できてるかわかんないんですけど、
よく考えたら、ここ私なんか1級っていうかなんか3級でとか、
じゃあここで何が起こるんだってか何年間は子供が小さいからとか、
いろいろ考えるとこれどうしたらいいのってなって、
結局まだ私たちも正解わかんないんですけど、
お互いにこの時期にやばいとかそういうのがわかるっていう意味で、
スプレッドシートはおすすめかなという感じです。
優秀な研究者の定義
スピーカー 1
2つ目、優秀な研究者の定義って何ということなんですけど、
そうですね、なんか私は研究者に限らず優秀な人は、
自分の能力とか特性を生かせる人だと思うんですよね。
なんかこうなんだろう、優秀な、
優秀ね、難しいね、結局なんか成果は必要じゃないですか、
多分目に見える結果とかは必要だけど、
成果って自分じゃ基本あんまコントロールできないと思うし、
結構運とかもあるし、
なんかそれで測りすぎるとやっぱ結構、
なんか自分を苦しめる部分もあるのかなと思っていて、
自分の癖とかさっきちょっとお便りにあったように、
その一点集中型とかマルチタスク型みたいな、
いろいろあると思うんですけど、
普通になんかどっちが優秀とかどっちが優秀じゃないとか、
そういうことではなく、その人に合ってるスタイルを貫いて、
その人の自分の癖を生かして成果を最大化できれば、
まあそれが一番いいのかな、
それを最大化できる仕事とかテーマの選び方ができると、
一番いいのかなっていう感じですかね。
スピーカー 2
赤さんの癖はどういうところなんですか?
スピーカー 1
私も知りたいよ、まだわかんない。
まだわかんないって言ったらだけど、
なんとなく自分の癖は把握はしているんですけど、
ちょっと恥ずかしいからあまり言いたくないかな。
スピーカー 2
研究者として。
まあでもなんかそれを理解して、
それに合った形のプロジェクトとか、
スピーカー 1
キャリアを作っていくっていうのは大事かなと思います。
質問に2つ答えさせてもらって、
質問以外の部分なんですけど、
結構今後のキャリアを考えるとこれでいいのか、
複雑な気持ちですという感じでおっしゃってるんですが、
やっぱりね、もうすでに社会人ドクターとしてPhDに進学していて、
ロビスピーツした上で、
しかも英語の勉強もされているっていうことで、
もうなんか、
スピーカー 2
いやすごい。
スピーカー 1
モヤモヤするお気持ちもわかるんですよ、
その復業ができなかったり、
自分は給食して一旦キャリアが止まっていて、
で、夫さんは働き続けられているっていう状況が、
モヤモヤする気持ちは非常になんかわかるんですけど、
でもなんかそれより前に、
なんか多分すごいことをされているので、
自分を褒めてほしいなって思います。
スピーカー 2
なかなかね、
そういう仕事を理由に、
相手の仕事を理由に移動して、
その場所でやりたいことだとか、
自分を磨くことを見つけて、
行動に移せることってなかなかいないと思うし、
じゃあすごいことですよ。
と同時に、
僕も結構、
実は状況としては、
近いっちゃ近いっていうか、
研究者である配偶者の駐在、
赴任を理由に、
僕は別にこっちで一応仕事を続けられているので、
すごいラッキーだなとは思うんですけど、
同じような状況でもあるかなとは思っていて、
そうだな。
そういうことをきっかけに、
違う場所で動いて、
違う場所に生活の基盤を作ることができるっていうのは、
そういう同時にラッキーだなとも思うし、
自分が起点だったらこういう街に、
こういうふうな拠点を作ることできなかっただろうなって思うし、
そこからいろんな出会いとか、
いろんな話を日本に持って帰ることもできるだろうから、
結構自分の中では財産として残ることになるんじゃないかなと、
もしこっちで仕事が見つからなかったりとか、
うまく自分の中で、
キャリアの中では位置づけられなかったとしても自分の中で、
でもその人間関係とか、
得られたものとかっていうのは、
日本で帰った後の仕事にも使ったりすることはできると思いますし、
あとは人生の中では、
結構いい経験、面白い経験にはなるだろうなとは思う確信が、
自分の中ではあるので、難しいですね。
キャリアの中でっていう位置づけでは、
ちょっとフィットしないっていうのはあるかもしれないですが、
自分の人生の中では結構フィットするような時期感があるので、
大丈夫かなっていうふうに思っております。
スピーカー 1
ありがとうございます。
私は逆にそうですね、
私の研究でこちらに来るっていうのが理由で、
ユフさんにある意味付き合ってもらっているっていうところがあるんで、
そういうふうに考えてもらえるとすごいありがたいなと思うし、
そうやって、
割と自分がこの仕事をしたいからここに来るっていうことを、
両親さんもそうだし周りの人が応援してくれたっていうのは、
すごいありがたいことだなと思います。
なので、何だろう、
きっと夫さんもすごく感謝してると思います。
一緒に来てくれたことに関してビーバーナイトさんに。
だから我々としてはね、結構なんか状況が近いというか、
あれだったんで、いろいろお答えさせていただいたんですけど、
とにかくすごく、
今すでに頑張られているので、
いろいろ多分キャリアに関して考えることはあると思うんですけど、
ぜひ今頑張っていることをこれからも頑張っていただけたら嬉しいです。
はい。
じゃあ次のお便りいきましょうか。
仕事とプライベートのバランス
スピーカー 1
とみらさんからいただきました。
いつも楽しく聞かせていただいています。
特に最近のエピソードの、
いつか死ぬのになぜ極める?や状況物語は、
現在研究者として働いている自分にとって、
いろいろと考えさせられるものがありました。
さてお二人の質問なのですが、
仕事とプライベートをうまいことやっていくために、
普段気をつけていることや、
二人の間でのルールはありますでしょうか?
だそうです。
スピーカー 2
はい。
とみらさん自身は、
裁量労働制という環境の中で、
仕事とプライベート、
一人の時間、家族の時間のバランスを
どのようにとるべきか悩んでいるということです。
はい。
そうですね。
僕は、実感としては、
一人の時間は大切にしている方だと思うし、
二人の間でも大切にしてもらっている時間、
お互いに大切にしている実感はあるとは思います。
特にルールといったルールというのはないけど、
LINEでのコミュニケーション
スピーカー 2
でも相手が集中して、
パソコンとか本とかに向かっている時とか、
特にタイピングしている時とかは邪魔しないというのは
暗黙のルールとしてあるかなと思うし、
スピーカー 1
確かに、そうかも。
スピーカー 2
あとは結構家にいても、
LINEで話しかける、
緊急じゃない時は、
時間ができた時に見ても大丈夫なように
LINEで話しかけるということは結構ありますね。
別の部屋にいる時とか。
スピーカー 1
うん、確かに。
スピーカー 2
これは結構おすすめだと思います。
スピーカー 1
なんかね、
こっちは今しゃべりたくて、
向こうはその話をしたい気分じゃないとか、
集中してたりする時とかあるから、
割とそういうことはありますね。
スピーカー 2
そうですね。
話しかける側は、
今話したい、
思いついたことを今、
スピーカー 1
言わないと忘れるっていう。
スピーカー 2
そうそうそう、
っていうのはあると思うんですけど、
やっぱりそれは結構、
お互いの時間を大切する上では、
ある程度は必要だけど、
ある程度は、
お互いが話したい時に話すっていうことも、
必要だと思うんで、
LINEでとりあえず議題として、
投げておくっていうのは、
いいと思います。
あとは、
勉強とか、
やっぱり振り返りとか、
そういうやる気っていうのは、
なかなか、
ある程度まとまった時間がないと、
湧いてこないっていうのは、
あると思うんですけど、
どんな状況でも、
1人の時間が作れるわけではないとは思います。
僕らは結構、
時間取りやすい環境に、
幸いにもいますけど、
そうじゃない環境っていうのも、
たくさんあると思うんですけど、
僕は家で、
そういう環境じゃなかったりするときに関しては、
とりあえず、
外に出れる状況だったら出ちゃうとか、
例えばスタバとかで、
読書やPCを開き始めるだけでも、
結構違うんじゃないかなとは思います。
でもなかなか、
そういう状況ばかりじゃないので、
これは難しい話ですけど、
彩香さんはどう思いますか?
1人の時間。
スピーカー 1
1人の時間ね。
というか、仕事とプライベート、
うまいことやっていくのめっちゃ難しいし、
私も知りたいです。
どうやったら。
1人の時間を大事にするっていうのは、
ある程度してると思うけど、
やっぱりなんか、
頭を切り替えるのが、
一番難しいなっていう感じがして、
例えばプライベートの調べ物とかも同じ、
今って全部パソコンで何でもやるじゃないですか、
パソコンあるいはスマホでやるから、
何に向かってるかによって、
完全に切り替えるということが結構難しかったりする。
確かに。
仕事の調べ物もインターネットでするし、
同時に、
例えば、週末どこ行くから予約しなきゃとか、
そういうのを見たりするから、
結構そのへん切り替えるのは、
なかなかやっぱり難しいですよね。
ある程度自分の中で、
この時間はこれをやるっていうふうに決めるとか、
やっぱり習慣化するっていうことができるといいのかなって、
私ができてるかどうかは別としてかなと思います。
スピーカー 2
なるほど。
なんかこの前気づいたんですけど、
今ニューヨークに住んでいて、
ランドリーあるじゃないですか、
今までは家の中に洗濯機あったけど、
今はコインランドリー的な、
コインランドリーではないんですけど、
スピーカー 1
一応関係者だけが使えるランドリーみたいなところを使っていて、
そこに洗濯と乾燥を一気にやってくれないんですかね。
スピーカー 2
洗濯をしてから1時間弱ぐらいかな。
洗濯終わって、今度は乾燥機に移して、
またしばらく待って取り出すっていう感じなんですけど、
なんかその洗濯を待っている間、
家に帰ってもいいんだけど、
そこのランドリースペースに机があるので、
これちょっと仕事しようと思ってしたんですよね。
そしたら結構普段と違う状況で、
パソコンの自分しかいなくて、
かつ制限時間が自分がセットする、
タイマーがセットするのじゃなくて、
洗濯物が洗われているというタイマーが発動するわけですね。
結構そこで仕事すると割とはかどりましたし、
ちょっと気が散って別のことしようかなって思っても、
でもあと何分しかなくて、
これが終わったら家に戻って、
またある程度ちょっと切り替えがあるから、
じゃあそれまでは頑張ろうみたいな。
そういうふうに思えて、
結構それは割といいタイマーというか、
切り替えに結構便利だなと思いました。
スピーカー 1
なるほど。
おすすめです。
スピーカー 2
これはあやかさんにおすすめですって感じですかね。
1人の時間を大切にする
スピーカー 1
私はやってみようと思いました。
スピーカー 2
いい感じですかね。
ちょっとお答えになってるかわからないですけど、
どうもみなさんありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
はい、じゃあ次のお便り読みます。
くもさんからいただきました。
神経経済学に対してどのような印象をいただいていますか。
答えづらければ神経経済学周りで厚いトピックスがあれば教えてください。
とのことです。
スピーカー 1
どのような印象、そうですね。
スピーカー 2
これは主にあやかさんに対して。
スピーカー 1
かなとは思うんですけど、
学部の時に神経経済学ってニューロエコノミクスって呼ばれて、
ニューロエコノミクスって呼ばれてたりしてるんですけど、
そういう名前のけっこう分厚い本があって、
そういうの読書会をしてましたね。
なんかたぶん私が学部生ぐらいの時に、
ちょうど流行り始めたぐらいの時だったので、
で、どういう学問かっていうのを私がバッと説明できるかって、
ちょっと難しいんですけど、
経済学的な問題、行動経済学とかあると思うんですけど、
報酬とか、
主観的な報酬を表す、
雇用とかそういうものと、
経済学の関係、
経済学的な意思決定とか、
他者と自分でどれぐらいいくら分配するかとか、
そういう問題について、脳の観点も入れながら研究する。
今まで多分行動経済学でやられたことに、
神経科学、たとえばMRIとかを使った実験が組み合わさっていくみたいな、
そういう分野だと私は解釈しているんですけど、
スピーカー 2
じゃあ、だいぶ経済学の中でもミクロだったところを、
神経科学とかの知見を使って説明できるんじゃないか、
面白い枠組みが作れるんじゃないかっていう。
スピーカー 1
基本的にはやっぱり行動経済学による発見がたくさんあって、
その上に乗っかってるっていうところが多分大きいかなと思います。
で、その報酬とか、さっきもちょっと話したような、
雇用みたいな概念っていうのが、
私が研究してた許可学習的な枠組みとすごい相性がいいので、
そういう許可学習モデルを使った研究の例とかが多い分野でもあって、
割と私も面白い分野だなと思ってます。
学部の時、私が担当した章で、
具体的に言うとこういう研究があるよっていうのの例として、
猿も不公平を感じるかどうかみたいな話があって、
鏡越しで、鏡越し、違う、ガラス越しで、
相手の方がいっぱい餌をもらっていて、
どれぐらい相手がもらえて、自分がどれぐらいもらえるかみたいなのを、
多分ボタンで選んだりできるのかな。
で、詳しいところは忘れちゃったんですけど、
多分猿も不公平を感じて、相手がもらえる量と自分がもらえる量を調節したりとかするみたいな、
そういう話だった気がします。
かなり私もこれ昔に読んだ教科書なので、だいぶ忘れちゃったんですけど、
この辺の研究ってすごい面白くて、
日常生活にも活かせるようなインスピレーションが得られるような感じもする一方で、
行動経済学もそうだし、その上に乗っかってるから、
神経経済学もそうなりがちなんですけど、
再現性的なとこは問題になったりしてるんですよね。
だからこの研究ではこういう効果が見られたけど、
別の研究をしたらそれが再現されませんでしたみたいなことがあったりして、
研究としては面白いんですけど、
その知識がめっちゃ日々の生活に役に立つぐらい、
すごいはっきり確立してるかっていうと、
まだそこまでは行ってないのかなっていう感じかなと思ってます。
神経経済学について
スピーカー 2
話したくなっちゃうような面白い研究が多いですよね。
スピーカー 1
それは本当にそうだと思います。
スピーカー 2
難しいですね、確かに。
話したくなっちゃうインスピレーションを与えてくれる研究っていうのをどのように評価して、
僕ら一般人というか、研究者じゃない人が受け取って応用すべきかっていうと難しい。
ビジネス紙のコラムとかに書かれやすいんだよね、内容的に。
それで引用されたりとかっていうことが多いっていうことですよね。
スピーカー 1
なので、もちろん最近はそういうのが問題になって、
事情作用みたいになってきてるんじゃないかなと思うんですけど、
いまだにやっぱりもう再現が取れないってわかってる研究が引用されたりしてるのをしちゃってるので、
やっぱその辺は結構面白い分慎重にならなきゃいけないのかなっていうイメージですかね。
スピーカー 2
はい、じゃあこの辺りからは前回、前のお便りから続いて、
結構カジュアルな神経科学系の話が増えてくるかなと思います。
じゃあ次のお便りいきましょうか。
ベルツリーさんからいただきました。
100回達成!あやかさん、PhDしてておめでとうございます。
ありがとうございます。
いつも楽しく時々勉強になりながら聞いております。
お二人に質問です。
あやかさんが報酬系に興味があるということですが、
お二人の報酬系が働く瞬間を教えていただけたらと思います。
もしかしたらもうどこかの話で話されたらごめんなさい。
お二人の今後の役割を期待しております。ということです。
ありがとうございます。
どの時にドーパミンが出ますかっていうことですかね。
スピーカー 1
いや、ドーパミンのこと考えるとドーパミンが出るようになりました。
っていうのはネタですけど、あくまでもネタで本当ではないと思いますけど。
スピーカー 2
ドーパミンが好きすぎて。
スピーカー 1
どうなんだろうね。
私も自分の報酬系がどういうところに反応するのか興味があります。
基本的にはね、普通においしいものとか、多くの人が報酬だと思っているものと大体同じ。
で、別に何か特殊な報酬系を持っているわけではないかなって思うんですけど。
でもね、そういうの見つけられたらやっぱ強いですよね。
他の人は報酬だと思ってないけど、その人にとっては報酬なものが何かあるとすれば、
なんかすごい仕事とかはかどりそうだし、めっちゃいいじゃないですか。
りょうへいさんは何かあります?エンジニアとして何か。
スピーカー 2
エンジニアとして報酬系が働く瞬間。
それはやっぱりあれですね、コードが動く瞬間であると思うし。
一番気持ちいいというか、一番わーってなるのは、
一発書きしてコンパイルしたら通って思った通りに動いたっていう。
スピーカー 1
確かになんか脳汁出たみたいなラインが。
スピーカー 2
一筆書きして書いたコードがそのまま動いて、そのまま製品できるっていうのがたまにあります。
スピーカー 1
そんなのあるんですか、すごいですね。
スピーカー 2
すごいシンプルなやつ限定ですけど、ほとんどの場合はだんだんゆっくりゆっくり書いて、
思い込みのミス
スピーカー 2
で、こう直して、こう直して、で、やっと動くようになって、
スピーカー 1
で、また動くようになってからのちょっと直してみたいな感じですけど。
確かにコードが動いたのは私も普通に嬉しい。
スピーカー 2
あれは特有の何かありますよね。
スピーカー 1
確かに、それはわかりますね、非常に。
スピーカー 2
それが報酬系の働く瞬間ですかね。
スピーカー 1
あとなんか職業的に特殊な報酬だったら何ですかね。
なんかちょっと面白いデータを観測したときとか、これすごいんじゃないみたいな感じのときは、
もうなんかドバドバ出てるなっていう感じがしますね。
出てる感じがある。
スピーカー 2
確かに、あやかさんが帰ってくるとき、あ、出てるなと思って。
スピーカー 1
でもそんな頻繁にはないですよね。
スピーカー 2
まあまあまあ、確かに。
でもなんか実験のデータを集めてるこう、なんか月というかなんか期間があったじゃないですか、あやかさんが。
そのときは結構、あのなんだろう、今日はいける気がするみたいなとか、
今日はちょっとダメだったとか、
毎日なんだろう、こうね、上下というかありましたよね。
スピーカー 1
そんなわかりやすくていいのかっていう話だけど。
スピーカー 2
それはなんかあんまりプログラマーとしては、まあでもあるかな、
仕事がうまくいったとき、行動がたくさんかけたときとか、そうじゃないときとかあるんだろうけど、
まあ研究って結構なんかステーブルな印象があったので、
なんかデータ取りのときはそういうのあるんだなと思って。
確かに。
スピーカー 1
意外な一面。
まあでも解析してみてっていうこともありますけどね。
確かに。
なんかやっぱり、あ、なんかこれってこういう仮説と結びつくんじゃないかみたいな、
その、なんだろう、点が線になった瞬間みたいなのは、やっぱりなんか補修系が活動してる感じがします。
スピーカー 2
なるほど。
2人ともベースはなんかちょっと仕事は好きみたいなところはあった?
スピーカー 1
いや、それ以外でもちろんありますけどね、なんだろうね。
まあなんかそういう、私の場合はですけど、研究におけるなんかこれすごいかもって思った頃は、
だいたいすぐ挟んでしまって、
なんか結局こういう方向で回収されちゃうなとか、
なるほど。
なんかがっかりするっていうか、なんか落ち着くことが多いんですけど、
でもやっぱり一瞬は嬉しい瞬間があって、それがやっぱりいいかなっていう感じかな。
はい。
次のお便りはワッフルさんからいただきました。
この度はエピソード100到達おめでとうございます。
質問です。
自分はよく思い込んで誤った理解をするというミスを犯してしまうのですが、
お二人は思い込んでしまうことについて何か対策を行なったりしていますか?
いつも楽しく聞いています。これからのミスをとても楽しみにしています。
スピーカー 2
だそうです。
はい、ありがとうございます。
思い込んで誤った理解をするというミス。
スピーカー 1
なんか私もよくありますね。
思い込む対策って何かありますかね。
スピーカー 2
なんか僕は結構なんか、なんとかという仮説って言ってる。
スピーカー 1
語尾をつける。
スピーカー 2
仮説。
全ては仮説なんですよね。
スピーカー 1
まあそうですね。
だからこう、そういう暫定的な状態であるっていうのを気持ちを悪く感じないようにするみたいな。
なんか多分思い込んでしまうのって、思い込んでこれだって思ってないと安心できないから、
思い込んでしまうっていうところがあると思うんですよね。
なんかその自分が思い込むときのことを思い出すと。
だからやっぱり、なんか思い、その100%これじゃなくても、
まあ大丈夫だよねみたいな、そのなんだろう、認知的フレームの中だったら、
そこまでこう強く思い込まずに済むのかなっていう感じがしますね。
どうだろう。
まあでもなんか、仮説を持つってのはすごいいいことだと思うんですよむしろ。
なんか何も思い込むことがなくて物事にあたるよりも、
Aなんじゃないかと思って、実はBでしたっていう方が、
ゼロ仮説からBだったっていうのを得るよりも、なんか驚きがあるし、学びがあるから、
なんか悪いことではないと思いますけど、
もし、なんかそれをやめたいなと思ったら、
こういう仮説、今は仮説状態だなみたいな気持ちで、
なんか確かめるまでは、なんとか仮説って名前つけちゃうと、
カジュアルにいけるのかなって感じがします。
スピーカー 2
そうですね。
大学院受験
スピーカー 2
まあなかなかその、この仮説は何%の確率で正しそうでとか、
このエビデンスがとかって、こう考えるの難しいと思うんですけど、
まだ検証しきってはないけれども、おそらくはこうであろうっていう状態と、
もうなんかこれはこうだ、なんか確かめたっていう状態と、
を意識して区別できるようになると、なんかいいのかなっていう気は、
僕はそう気をつけるようにはしてると思います。
はい。
そんな感じですかね。
そんな感じですかね。
まあでも僕らも全然思い込みたくさんありますよね。
スピーカー 1
ありますあります。
スピーカー 2
アメリカでもそうだと思います。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあ次いきましょうか。
スピーカー 1
はい。
じゃあ次のお便りはまっちゃんさんからいただきました。
大学院受験を考えています。
試験対策や心構えを教えてください。
お二人の新たな挑戦を応援しています。
だそうです。
スピーカー 2
はい。大学院受験を考えられているということで、
学部生の方なのかな、それとも社会人の方なのかな。
スピーカー 1
どうなんですかね。
スピーカー 2
これはなんか僕は内部進学、
そのいわゆるその自分の在籍している学部から直接その上にある大学に行くっていうのと、
まあそうじゃない、外部で進学するので結構違うかなと思っています。
というのは大学院の入試って、やっぱりその大学院に所属している先生が作る、
教授が作るわけですけど、多くの場合は僕はそう思っています。
ただその人が学部生の授業を持っているっていうときは、
その学部でやっている定期試験とか、
あとそこで教えていることとかを当然踏まえて試験を作るっていうことが、
どうしても多くなってしまうとは思うんですよね。
それはなんか内部有利とかそういうことではなく、
まあなんか単純にやっぱ先生が忙しいから、
新しく全然違う分野を取ってくるってよりは、
すでに出したことがあって、難易度のなんか傾向をつかめている分野で問題を出すっていうのは、
仕方ないというか、自然なことなのかなと想像するんですけど、僕は学生の立場として。
なので、やっぱり内部進学の人にどうにかツッツキを作ったりして、
どういう授業をしているのかとか、どういう試験をしているのかっていうのをゲットするっていうのは、
なんかどうしても結構大きいファクターになってくるのかなとは思いますね。
もちろん過去問をずばり入手するとか、それを対策するというのもありですけど、
なんかどういう人が作ってるのか、誰が作ってるのかっていうのは、
そういうところを通して見えてくるっていうのはあるかなと思います。
スピーカー 1
りゅうへいさんは内部進学というか、多分学部がないところですよね。
スピーカー 2
そうですね、学部がないところでした。
なので、基本的には過去問を中心に、学部の授業とかさっき言った対策みたいのはあんまりしてなかったです。
ただ、内部進学の人とせるような大学院に進学するなら、そういう対策をしていただろうなとは思います。
スピーカー 1
確かに私は内部も外部も両方、その修士の受験のときにしたことがあって、
やっぱり過去問が手に入る場合よりはそれを参考にしたりとか、
試験範囲とか分野がある程度指定されていると思うので、
そういうのを起点に参考書等でいろいろ補強で勉強したりとか、
普通の感じなことしか言えてないですけど、
っていう感じかなと思います。
心構えは、修士と博士とかでまたちょっと違うかなと思うんですけど、
やっぱりそこで自分が学びたいことを学ぶために、ある意味大学という組織を使い倒そうっていうつもりで
行ってあらゆることを楽しんで、積極的にできると一番楽しめるんじゃないかなと思います。
スピーカー 2
そうですね。
じゃあ、大学院受験頑張ってください。
はい。
じゃあ次行きましょうか。
スピーカー 1
次のお便りは、きょうじさんからいただきました。
F1シーズン序盤
スピーカー 1
アロンスの調子がいいですね。
これまでのシーズン序盤を振り返っての感想をお願いします。
スピーカー 2
F1の話ですね。
スピーカー 1
ニューヨークならだいたい何でも揃うと思いますが、
お米を食べるなら、炊飯器は日本から持ってきたほうがおいしいです。
アメリカさんなら、カリフォルニア米の玉城がおすすめですとのことです。
米国にいらっしゃる方ですかね。
スピーカー 2
お米の銘柄をおすすめしていただきました。
スピーカー 1
実は今、うちのご飯は玉城です。
スピーカー 2
玉城クラシックというのを調べて買ったら、ここでもおすすめしていただいていたことに気づき、
とってもうれしい気持ちになりました。
スピーカー 1
おいしいですよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
普通に。
こちらで、炊飯器があると途端にちゃんと生活できてる感があるよね。
スピーカー 2
そうだね。
ズバリ日本食みたいなおかずを作ってるわけじゃないけど、
お米の隣に置くと、途端におかずになるとか。
そうそう。
スピーカー 1
確かに、それはありますね。
スピーカー 2
フライドチキンとか冷凍食品とか、
でも、お米の隣に置くと、なんかちょっと日本食っぽいかもね、なってくるという。
スピーカー 1
いや、てかなんか、米の吸収力がすごいね。
だいたい何を置いても、何とかなるみたいな。
スピーカー 2
何とか丼みたいになっちゃうしね。
スピーカー 1
そうそうそう。
ていう感じですね。
はい。
F1は、序盤を振り返っての感想ありますか?
そうですね。
スピーカー 2
いやもう、岡アロンソンの調子がよくて、とってもハッピーです。
とってもハッピー。
はい。
もう、あんなにやっぱF1を楽しんでいるというか、人はいないと思うし。
スピーカー 1
うん、たしかに。
スピーカー 2
そして、やっぱアロンソンは長く、実力はあると辞たともに、
まあ主にGが強いかもしれないけど。
辞たともにでしょ。
認める強さだったんだけども、なかなかお恵まれず。
2回ワールドチャンピオンに。
スピーカー 1
マシンに恵まれず。
スピーカー 2
取ったあと、なかなか苦戦してたっていう時期もあったんですけど、
まあ今ね、いいタッグですよね。
ストロールと、ストロールパパと。
スピーカー 1
めっちゃ気使ってそうだけどね。
スピーカー 2
まあそうだね、たしかに。
特に息子さんを預かっているとか、2番目のドライバー、2人目のドライバーとして、
チームのオーナーの息子がいるっていう、すごい緊張する状況だと思うんですけど、
圧倒的な差の、力の差を見せつつも、優しく指導、便達を。
車に乗りながらするという、大変。
スピーカー 1
すごいスピードで、200キロとかで走行しながら、チラッと画面を見てて。
スピーカー 2
会場にね、大きいスクリーンがあって、テレビの映像が流れてるんですよ。
普通でも、そんな状況で見れないじゃないですか。
でもそこでチラッと、オーナーの息子のストロールが映ったらしくて、ダンスストロールの映像が映ったらしくて、
あれはいいドライビングだったね。
無線でレース中にアドバイスというか、励ましを送っていたという、びっくりでしたね。
スピーカー 1
みんなびっくりしたと思う。
スピーカー 2
あれめっちゃ笑ったな。
でもアロンソならやりかねないっていうね。
スピーカー 1
ちょっと最近ハミルトン調子も上がってきて、
アロンソvsハミルトンが個人的には面白いですね。
はい、そんな感じでしょうか。
GOシーズン序盤に関しては。
スピーカー 2
はい、ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
意外とF1の質問は唯一でしたね。
スピーカー 1
確かにそうですね。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
じゃあ次りょうくん読んでもらっていい?
うん。
スピーカー 2
れんれんこさんから質問いただきました。ありがとうございます。
100エピソード達成、新電池の就職おめでとうございます。
お二人とも落ち着いた声質、トーンでいらっしゃるのでリラックスしながら聞ける番組です。
嬉しいですね。
はい。
で、過去のエピソードで一番記憶に残っているのが方言の回です。
岡山のどこ行ったの?どこどこ行ったの?
何買ったの?何何買ったの?
これめっちゃ便利じゃん。
全国で使ってほしいと、今でもふとしたときに思い出してしまいます。
はい。
これはね、確かにね、便利ですよ。
うん。
みんな使ってください。
スピーカー 1
はい。あ、ちなみにちょっと説明したほうがいいのですから。
スピーカー 2
あ、何買ったの?
スピーカー 1
どこ行ったのと、うん。
スピーカー 2
どこ行ったのと、どこどこ行ったのっていうのは、岡山弁ではまず違うんですね。
うん。
で、どこどこ行ったのっていうと、列挙してくださいっていう。
あなたは1週間旅行に行った、アメリカに行ったらしいけど、具体的にどこの都市に行ったんですか?っていうことですね。
どこ行ったの?だったらアメリカに行ったって答えられますけど、どこどこ行ったの?って重ねて聞かれたら、
あ、サンフランシスコとニューヨークとどことどこに行った?
スピーカー 1
そんな無理な日程だ。
まあ、確かに。
まあまあまあ。
スピーカー 2
まあまあまあ。
はい。っていう、はい、区別がありますね。
はい。
何何買ったのも同じですね。
はい。
まあ、はい、気に入っていただいて嬉しいです。
はい。
で、質問なんですけども、えっと、あれ?
スピーカー 1
これ質問というか多分お便りだと思います。
スピーカー 2
お便りだけでしたね。
はい。
じゃあ、はい、ありがとうございますってことですかね。
はい。
環境ががらりと変わってお忙しくなるとは思いますか?ニューヨーク、アメリカでのオピソードお待ちしておりますということですね。
はい。
はい。
まあ、また日曜回とかもね。
スピーカー 1
はい。北米のアウトドア体験を拝聴できることを期待してお待ちしておりますとのことでした。
スピーカー 2
はい。
これからね、どんどんやっていきたいですね、アウトドア。
スピーカー 1
まだ全然アウトドアできてなくて。
スピーカー 2
そうね、正直ニューヨークだけで行くとこいっぱいあるからね。
スピーカー 1
まあ、アウトドアというかほとんどセントラルパークを歩き回ってるだけみたいな。
スピーカー 2
そうですね、僕らの自然体験というか、現代のところはセントラルパークですけど、
まあ、すごい広いですから。
スピーカー 1
まだね、セントラルパークの中ですらまだ行き尽くせてないので、
その辺を回りつつ、もうちょっと州の上のほう、アップステートのほうとかにも行きたいな、
足を伸ばして、ちょっとハイキングとかもしたいなと思っています。
スピーカー 2
はい、じゃあお便りありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
英語で学術研究へのアクション
スピーカー 1
次のお便りは、英語は悩ましいさんからです。
なんかすごいタイトルというかペンネームですね。
スピーカー 2
いや、すごい、まずすでに召喚できるペンネームですけども。
スピーカー 1
英語で学術研究をするべきか、もし母国語でできることが理想だとしたら、
今後どのようにアクションするべきかということについて意見を聞きたいです。
とのことです。
また、最近そのツイッター上でAIを駆使して母国語で学術活動ができる権利が保障されるべきでは、
といった議論があったそうです。
で、私自身お二人と似たような境遇、ノンネイティブで日本での英語教育で育って、
それなりに努力してきましたが、英語が必要なポストへの応募を諦めた経験があります。
読み書きは工事機能で、工事の認知機能でカバーできている気がしますが、
聞き取りなどは発達段階における活動性などから見ても不公平は明らかだと思います。
ジャーナル等で意見文などが今後増えてくることも予想されますが、
お二人はこのような英語優位が是正されるべきだと考えるか、
もしそうだとして、アカデミア、エンジニアとして、
どのような意見表明ができるか、ご意見ありませんか?とのことでした。
不公平感はね、わかりますね、実際ね。
スピーカー 2
そうですね、共感するところが多いですよね。
スピーカー 1
二人とも一応、今のとこ英語の環境で仕事をしていることにはなっているが、
スピーカー 2
なっているかってことですよね。
スピーカー 1
だからといってネイティブみたいにしゃべれてるかって言ったら、そんなことは全然なくて、
スピーカー 2
数倍時間をかかるという感じはしますね。
スピーカー 1
そうですよね。やっぱり母国語で発揮できる自分の能力のうち、
やっぱり何分の1ぐらいしか発揮できないみたいなのはやっぱりありますよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なので、すごい不公平感、別にそれは悪い思ってそうなってるわけではないんだけれども、
自然とそうなってしまっているっていう気持ちは非常にわかりますね。
ただ、今の例えば翻訳AIとかで、完全に日本語で論文書けば、
あとは英語にそれぞれ訳して読んでくれるし、
みんな日本語で論文書けばええやんっていう感じに、
なるほど、翻訳が優秀かっていうと、どうなんですかねっていう。
スピーカー 2
そうですね。日本語で論文を発表して、それを世界中の人が読んでくれて、
英語で書かれたものと同じように評価してくれるっていう未来は、
やっぱり翻訳制度とかの話ではないのかなとも思います。
どんどんこれから良くなっていって、自然には読めると思いますけど、
例えば間違いがあったときとか、誰が最終的に責任を負うのかっていうことですね。
英語優位の是正
スピーカー 2
翻訳、機械翻訳の過程で思われてしまった誤解とかに関して。
それを日本語ではこう書いてあって、日本語話者ならこう読むから、
それを正しく読み解けなかったお前のせいだっていう、
例えば英語話者とか、他の言語話者の人に言うっていうのは、
どういう言語でもなかなか難しいんじゃないかなというふうにも思うんですね。
スピーカー 1
なるほど。仮に、例えば日本語で書いたものを、
英語以外のすべての誰かにとっての語句語で読めるようにするってなると、
難しい、現実的には難しいのかもですけど、
例えば日本語で出版できる強い出版社を作って、
それが、出版社がある程度責任を持って、英語に意味を変えずに変えるとかであれば、
現実的に不可能ではないかなっていう感じはします。
スピーカー 2
ちゃんとした翻訳ができる出版社が増えてくれれば嬉しいなっていうのはありますよね。
スピーカー 1
だって実際論文じゃなくて、本は母国語で書いたものが、
例えば日本語の小説が、ノルウェーの森とかも英語に訳す。
でもあれって、
案人が訳してるのかな。
だから、ある程度やっぱり、結局英語の能力とか、翻訳する能力っていうのが、
結局著者に求められるってところは変わらなくても、
第1個は英語で書いてよくて、
あとは出版社が、出版社の責任で英語にして、
意味に相違がないかの確認は著者に聞いて確認するみたいな、
アカデミアやエンジニアとしての意見表明
スピーカー 1
それぐらいのフローであれば、もしかしたら将来的には可能になるかもしれない。
スピーカー 2
でもあれですね、やっぱ不公平感があるっておっしゃってるのは、
なんで俺らが合わせるねんっていうことですよ。
やっぱ日本語、英語、中国語とか、どんな言語も対等であるはずなのに、
なんでこっちは負担してるのに、そっち側は歩みようろうとしないんですかっていうことだと思うんですよ。
それは非常に、そうだ、その通りとしか言えないし、
いろいろできることはきっとある。
例えば、論文を書く人だったら、論文を英語に直してくれるとか、
英語をチェックしてくれる人をテクニシャンみたいに、また別にプロにやってもらう、
見返してもらえる環境があったらいいとか、
そういうのはもちろんあるんですけど、なかなか難しいですね。
スピーカー 1
やっぱりこれは、私はなんとなく、結局海外のジャーナルに出すことが、
その後のある程度知名度のあるジャーナルに載せることが、
その後の研究費獲得やら、将来のキャリアに効いてきてしまうっていう状況が、
なんかセットになってる気がするんですよね。
国内にここの雑誌に出せば、その後のキャリアとして評価されるっていうような学術誌ができれば、
また話は違ってくるのかなって感じがするんですよ。
それを日本の雑誌を英語に自分で翻訳してでも読みたいっていう人が、
実際にそういう論文誌とか、そういう論文が書ければ、また話は変わってくる感じはして、
だからなんか、そういうのを作るっていうよりは、
みんな日本から、主にアメリカとかイギリスの雑誌に論文を投稿するのが、
ある意味もう当たり前の状態になっちゃってる状態なので、
そういう状況では多分、翻訳能力がどんなに上がってもあまり変わらないのかなっていう感じはして、
だから結局、自国の強い雑誌みたいなのを持つ必要が究極的にあるのかなって感じがしますね。
だから中国とかは、まさにそれに近いことをやっていて、
英語だけど自分たちの雑誌とか作ってて、
そのうち多分中国語の雑誌とかも作るんじゃないかなっていう気はしますね。
わかんないですけど。
だから、そうですね、なかなかジャーナルで意見文とか出せるかもしれないですけど、
スピーカー 2
ジャーナルも結局自分たちのジャーナルを売ることが仕事だし、
スピーカー 1
それは英語のジャーナルだから、それに乗ってもなかなか、
何だろう、状況が変わるってことはまあ難しくてっていう感じですかね。
だからまあアクションすべき、するべきとかできることがあるとしたら、
日本初のそういう、何だろう、強い出版社、学術系の出版社みたいなのができていくと、
もしかしたらいいのかもしれない。
それでみんながそこに投稿したいと思うようなものができたら嬉しいですよね。
むしろ、それこそ海外から翻訳ソフトを使って日本語で投稿してくる人とかが増えてきたら、
なんかもう少し英語以外の言語でも学術研究ができるという状態に近づくのかなっていう感じがします。
スピーカー 2
僕はそうですね、意見共鳴がどのようにできるか、ご意見ありませんかっていうことだったので、
ちょっと考えてみたんですけど、
不公平とか英語優位ってことを、
公正でないみたいな文脈でご主張するのって、
英語でやっぱ書かれてるジャーナルで、
英語圏の人たちに訴えかけるってやっぱり難しいかなと思うんですね。
でも実際、英語ネイティブじゃない人に読みにくい英語が、
論文の中にたくさん含まれているような状態っていうのは、
アクセッシブルじゃないっていうか、
最近結構そういうインクルーシブだったり、アクセシビリティだったり、
そういう観点って、どういう分野でも大事だと思ってるんですけど、
アクセシビリティっていう観点で、この論文はあまり良くないよねとか、
っていう尺度を作るってことは可能だと思うし、
スピーカー 1
それはなんかあんまり重視されてこなかったですよね。
機械翻訳にとってわかりやすい英語を書きましょうっていう方法で訴えるってことですかね。
スピーカー 2
機械翻訳に限らず、ノンネイティブだったり、
英語で教育を受けていない人も参加しているフォーラムで、
難しすぎる語彙とか、必要以上の装飾的な構文とかをわざわざ使うよりは、
もっともっとプレーンな英語を書いた方がみんなに届くし、
アクセシブルでいいよねっていう、そういう議論ができれば、
建設的にかつ語形入れてもらいやすくなるんじゃないかなとも思います。
プロ野球のマーケティング戦略
スピーカー 2
結局は書く側がプレーンに非英語話者とかにも伝わるように意識して書かれた英語って、
そんなに日本語英語の壁っていうのが強く感じることっていうのは、
程度的には少なくなるんじゃないかなとは思うんですね。
やっぱり英語ではあるわけですけど。
スピーカー 1
それはでも、じゃあ日本語話者も日本語で論文を書くときも意識すべきことってことですかね。
スピーカー 2
それはそうだと思います。
スピーカー 1
お互いにより機械フレンドリーな言語を書くってこと?
そうそうそう、そういうこと。
スピーカー 2
だってなんか地下鉄の看板に、たとえばニューヨークでの話ですけど、書いてあるようなプレーンな英語って、
そんな誤解しようがないじゃないですか。
すごく限られた簡単な動詞だけでも、全然複雑なことは伝わるし、
なんかそういうことでもいいと思うんですね。
なので、やっぱ英語ってのがネイティブスピーカーだけの言語じゃなくなってきてるような現状が、
スピーカー 1
そうですね、だからなんかそれを言ったら、ある意味、
英語は母国語としての形のあり方っていうのを、
共通言語として使われるがゆえに、
使われる範囲を逆に狭められたりとかしているっていうのは、もしかしたらあるのかなって思います。
スピーカー 2
ネイティブの人たちが、一番自分たちがこれが一番ネイティブになら伝わると思っている言い方じゃない言い方を選ばざるを得ない状況が、
僕らのような、にわか英語話者たちがゾロゾロやってくることによって損なわれているっていうのは、そりゃそうだと思います。
だから、僕らも結構彼らのやりたいこととかをちょっと制限しているところはあるんだよね。
ある意味、お互い様みたいなところは、もしかしたらあるのかもしれないですね。
もっともっと高尚なアイディアなのに、こいつらはわかってないせいで、
スピーカー 1
全然違う解釈をしやがって、でも同じ英語を使っているし、文句を言えねえ。
もしかしたら思ってるのかもしれないですね。
わかんないけど、それぐらい結構みんな、わりかし簡単な英語をしゃべってくれる人が多いなっていうのは、
むしろ私はイギリスと比較してアメリカはそうかなって感じたりはしました。
スピーカー 2
それはあるかもしれないですね。
より人種的に多様性だけが問題じゃないのかもしれないけど、
英語をぼことしない人もたくさんいる環境なので、
なんかシンプルな英語をしゃべる人が多いというか、
シンプルな英語にスイッチしてくれる人が多いっていう印象は確かにアメリカではあるかもしれないですね。
スピーカー 1
なので、意見表明はいろいろ方法としていくつかあげたことかなっては思うんですけど、
お互い様みたいなところもあるかなっていう点も感じつつ、
不公平感はもちろんあるけれども、お互い歩み寄っていくしかないのかなというふうに思います。
はい。
じゃあ次のお便りいきましょう。
次のお便りは京平さんからいただきました。
いつも楽しく拝聴しています。
けんえんの中のことを知ったのは多分エピソード5か6ぐらいからで、
最新回が上がるたびにすぐ聞いていました。
すごい嬉しいですね。
だいぶ最初の方からってことですね。
すごくたくさんお便りとか質問をいただいたので、
全部はお読みできないんですが、いくつか紹介したいと思います。
大変友達の多いお二人、全然友達のいない自分からするとまばゆいばかりです。
友達を作るコツというのはあるのでしょうか。
また相手、京平さんから見た私、あるいは私から見た京平さんの
こういうところが人に好かれるポイントだなというものがありましたら教えてくださいとのことです。
スピーカー 2
むしろね、僕は友達が増えないのが最近の悩み。
スピーカー 1
え、でも最近増えてない?
スピーカー 2
最近はね、増えた。確かに。
ニューヨークに来てから。
ニューヨークに来て、やっぱり場所が違うと、
特にニューヨークに来るとこっちに来てるっていうだけで、
だいぶ仲良くなる一つの共通の話題とかきっかけっていうのは、
やっぱり境遇が近い人が多いので、きっかけになってすごい友達がどんどん増えているんですけども、
東京にいて普通に暮らして普通に仕事してると、なかなか増えないですよね。
大人になってから友達を作るコツっていうのはみんな悩んでるところだと思うんですけど、
知りたいなと思いますね。
僕は思うのは、ポッドキャストとかで、ツイッターでもブログでも何でもいいとは思うんですけど、
発信をし続けてると結構友達関係っていうのを維持しやすいとか、
昔知り合いだった人が意外と自分のことをまだ覚えてくれてたりとかっていうのをするので、
それはすごくスムーズになってるっていう感覚はたまにありますね。
スピーカー 1
確かに、でもポッドキャストで発信してると、向こうとある程度自分たちのことを知った状態で雑談が始まったりとか、
こっちで結構初めましてってなった人も、会う前にポッドキャスト聞きましたみたいな感じに言ってくれたりすることもあって、
それは本当にありがたいというか、やっててよかったなって思うことはたくさんありましたよね。
スピーカー 2
僕らは特に結構実名というか、自分のプロフィールからこんなことやってますみたいな、たまに紹介もしてるので、
それもあって、聞いてもらってるリアルの知り合いが、友達とかが多いのは結構ありがたいですよね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
こういうところが人に好かれるポイントだなというところは、まゆかさんはそうだな、結構オープンマインドというか、気を遣わせないところ。
スピーカー 1
そうなの。ちょっと照れますね、これ。恥ずかしいけど。
スピーカー 2
いろんな人に優しく見られるんじゃないかなと思ってます。
スピーカー 1
これは照れますね。
りょうえさんの人に好かれるポイント。
そうですね、人をあまりジャッジしないところかな。
何を話しても、驚いたりリアクションはしてくれるけど、本気でドン引きしなさそうな感じがある。
スピーカー 2
そしたら僕はですね。
スピーカー 1
話しやすいというか、そういうところがあるかなと思います。
スピーカー 2
なるほど、そうなのかな。
スピーカー 1
わかんない、ドン引きするのかな、わかんないけど。
スピーカー 2
でも確かに、あまりしない方だとは思います。
スピーカー 1
だから結構いろんな人が話しやすいと思ってくれるんじゃないかなという感じがしますね。
あとは、友達を作る上で、いろんな一緒に何かをするイベントごとってやっぱり大事じゃないですか。
どっかに旅行に、みんなで一緒にどっかテーマパークに行くとかもそうだし、
遊びに行くとか、りょうさんは夏に友達と集まってテレワークとかしてるんですよね。
そういうものと一緒にやる上で大事な多分素質として、
ハプニングをめんどくさがらないこと、
あといろいろ計画したりとか、
あと、ことを嫌がらないというか、
っていう感じの、一緒に何かをやるぞってなったときに、
あまりストレスなく過ごせるタイプのところが、
友人関係の維持に効いてるのかなって感じがします。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
確かに、ハプニングはわりと好きな方かもしれないですね。
スピーカー 2
旅行とかって基本ハプニングを求めに行くものじゃないですか。
スピーカー 1
たしかに。
スピーカー 2
予定調和で全て計画通りに終わって面白いかっていうと、
こういうことが起こった、どうしようみたいなとか、
逆にめっちゃ天気良かったみたいな、
じゃあもう散歩だけで楽しいじゃんって言って、
もうなんか計画してるだけでどこも行かないみたいな、
のも結構僕は好きなんですよね。
楽しいと思うタイプだから、
なんかそういう対応不力は確かにある方かもしれない。
スピーカー 1
そうですね、だから長年続いてる宅飲みをやってるとか、
旅行に友達と卒業してから何年経っても行ったりしてるっていうのは、
なんかそういうところが効いてるんじゃないかなっていう気がします。
そういう分析されるとちょっと照れますね。
そんな感じですかね。
もう一つ、他にもいくつか質問いただいてるんですが、
子供が2つ目の質問として、
子供ができるとどうしても時間にも行動にも制限をかけるようになるものですが、
大谷翔平の活躍
スピーカー 1
お二人が堂々と自分の道を選び取って進まれてるのを聞いて、
自分も時間も能力もない中でも、
今から何かを目指したい、何かに打ち込みたいと思うようになりました。
それで参考にさせていただきたく家庭の話ですが、
今お二人に未就熟児ぐらいの子供がいたとしたら、
彩香さんはニューヨーク行きを決意されたでしょうか?
もしニューヨークに行かなかった場合、
どのような進路を選択していたと思われますか?
エピソード100でニューヨークに行きますっていう話を話したときに、
今はちょうど子供もいないタイミングなので、みたいな感じで言ってたのに、
多分反応してくださっているのかなっていう感じがするんですけど、
多分子供がいたらまた違った決断だっただろうなというふうに思いますね。
ちょうど私は留学考える直前ぐらいまでは、
やっぱりコロナの影響で、
あんまり留学とかを前向きに考えられる状況じゃなかったっていうのもあって、
今の研究室というか、今の私のポジションを見る前までは、
日本で留学の前に子供っていう可能性を考えていて、
キャリア的にも残ってっていうことを考えてましたね。
こっちでもちろん子育てしながらやってる人たちもいるから、
それぞれの家族に合ったタイミングとかやり方があると思うので、
別に子供ができたら、
子供がいたらどうしても自分の行動を全部制限しなきゃいけないかっていうと、
必ずしもそうではないやり方も家族によってはあるのかなって思います。
スピーカー 2
自分はそうだな、子供がいたらっていうことですけど、
僕は結構、子供、
言葉を覚えるぐらいの時期以降に海外で過ごすの結構いい体験になるんじゃないかなとは思います。
でもそれより前は結構大変なこととか、
衛生面とかそういういろんな心配、
あと、どこに預けるかっていう心配もすごく多いと思うので、
そしたら日本である程度成長してからっていうふうに考えたかもしれないなというふうにも思いましたね。
スピーカー 1
そうですね。
場所からすごい駐在院の方とか、
本当にいろんな職業の方が日本から来てるんですけど、
やっぱり子供連れで来てる方もたくさんいて、
それこそこっちで出産したっていう方とかも全然いるので、
なんかね、
もちろん確かに子供がいたらいろいろ決断とかの方向性っていうのは変わるとは思うんですけど、
同じ地球なので、
だし別に電気とかガスもありませんみたいなところに行くわけじゃないから、
なんとかはなるのかなって思ったりはしますね。
スピーカー 2
むしろ一般にはたぶん結構意外と子育てする人には優しい環境はいろいろそろってる。
子供がいる状況での進路
スピーカー 2
例えばこの前こっちに聞いた人に聞いて驚いたのは、
基本子供であれば医療費は無料。
それは日本もある程度はあると思うんですけど、
かなり大きくなるまで無料の範囲が広い。
しかも大人の待遇に比べるとね、すごい驚きだよね。
スピーカー 1
大人の待遇が広すぎるんだけどね。
スピーカー 2
子供はやっぱり全部無料なんだ、すごいなっていうふうにも思いましたし、
子育てとか子供なんか泣いたりする子供に対してもみんな優しい気はするし、
公共交通機関とかに関してもそうだと思うし、
子育て支援っていうのは地域にはよるとは思いますけど、
僕はその状況だったらニューヨークがどういうサポートしてくれるのか、
それは東京ではどうなのかっていうことを比較しながら考えたかなとも思いますね。
スピーカー 1
多分今から何かを目指したい、何かに打ち込みたいって思うようになられたっていうことで、
別に留学したいとか海外に出たいっていうことを考えてるわけではもしかしたらないのかなと思うんですが、
それぞれいろんな形があると思うので、
子供がある程度大きくなってからっていう考え方でもいいですし、
今からでもいつからでも何かを目指したり打ち込んだりすることは可能なんじゃないかなと思います。
スピーカー 2
どうもありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
どうもおつかれさまでした。
おつかれさまでした。
そしてたくさんお便りいただいた方々、どうもありがとうございました。
スピーカー 1
本当にありがとうございます。
すごかった。
一個一個のお便りに、恋というか思いも詰まっているし、
このトピックについて語りたいと思わせる引きの強さみたいなのがそれぞれのお便りにあって、
スピーカー 2
すごく嬉しかったです。
スピーカー 1
ありがとうございます。
100回記念
スピーカー 2
100回記念ということで始めたんですけど、ちょっと時間かかってしまいましたけど、
でも皆さんのおかげで100回ここまで継続できたということで、
次の200回までまた頑張ろうかなと思います。
どうもありがとうございました。
本当にありがとうございました。
5月末にお便りをいただいた方にはステッカーを送付しているんですけども、
もしまだ届いていないという方がいらっしゃれば、
ダイレクトメールやお便りフォームなどでお問い合わせいただければと思います。
でも結構Twitterに到着の連絡をいただいて、すごい嬉しかったですね。
嬉しかったです。
あのシールはあやかさんどう使ってますか?
スピーカー 1
シールはね、特に使ってないです。
スピーカー 2
自分では貼ったりはしてないけど、でもなんかいろんな人にあげたりしてるよね。
スピーカー 1
そうですね、意外とニューヨークに行ってからこちらでお会いした人で、
実は聞いてましたとか聞いてから、会う前に聞いてから来ましたみたいなこと言ってくださる方がいるんで、
たまにそういうことにあげたりとかしています。
スピーカー 2
そうですね、なんか僕も自己紹介代わりというか、
名刺になる。
そうそう、こんなことやってるんだっていうことで渡したりとかもしてますし、
あとはね、机の見えるところにちょっと1枚貼ってます。
スピーカー 1
はい、なんかどういう使い道があるのかわかりませんが、
スピーカー 2
なんかね、写真とか送っていただければね、非常に嬉しいです。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい、じゃあそのところでしょうかね。
スピーカー 1
はい、あの、ゲームの中は今まで本当に皆さんのお便りに支えられてやってくることができました。
あの、ぜひこれからもね、あの企画じゃないですけど、
なんかこの会を聞いて思った感想とかどういうことを考えたよとか、
こういうテーマで話してくれませんかとか、
あの、こういう企画に限らず作っていただけると、とても励みになります。
はい。
これからもよろしくお願いします。
スピーカー 2
これからもよろしくお願いします。
はい、ありがとうございました。
はい。
そんなところですかね。
はい。
はい、それではまた次回も聞いてください。
スピーカー 1
さよなら。
さよなら。
01:55:52

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