ビューティフル・ネーム問題
はい、これはですね、ポッドキャストで、「おはようケンタウロス」っていう番組があるんですよ。
たまたま聞いてましたらですね、話題があって、「え、マジか!」と思い、そこから触発されている話題です。
トラックバックみたいなことがね、ポッドキャストでも簡単にできるといいんですけれども。
あの、みなさん5台をご存知ですか?
どうですか?昭和の世代の人じゃないとリアルタイムでは聞いてないかもしれないですけれども、
一番有名なのは、たぶん、ん?何が一番有名って言っていいのかな?
ギンガ鉄道3-9かなと思いますね。
ラビットっていうね、TBS系の情報番組なんかでもテーマソング的に使われている?今も使われてるんですかね?
The Galaxy Express C9…ってやつね。とか、いっぱい有名な曲はあるんですけど、
その中にビューティフル・ネームっていう曲があるのをご存知ですかね?
今日も子供たちは…ってやつね。
音楽アプリで検索するとすぐ出てくると思いますけど。
で、その曲の前奏ですよ。歌に入る前のところ、振りの部分。
あれって、みなさんにはどのように聞こえてますか?
いやいや、覚えてないよっていう人もいらっしゃると思いますので、
ちょっとここでポッドキャスト、私の番組は一旦止めてですね。
SpotifyなりAmazon MusicなりAppleのやつで聞いてきてください。
YouTubeにもあります。
聞きました?聞きましたかね?
聞こえ方の違い
これね、私にはこういう風に聞こえるんですよ。
後ろの方はどうでもいいです。
私には…って聞こえるって部分。
これところがですね、多くの人には…って聞こえてると。
え、マジかと思って。
それが坂口ケンタウロスさんっていうね、さっき冒頭で紹介した
オハヨケンタウロスやっている方も私のように聞こえていて、
みんな違うっていう風に友達が言って、
カバー曲とかも確認したら全部違って、
私がマイノリティだったってことにびっくりっていうやつで、
そうなんですよ。私もそれから確認しました。
アプリ、Spotifyだったかな。
Spotifyで検索しても、クリスペプラーさん。
クリスペプラーさんじゃないよ。
演歌歌ってる人だよ。
黒人の見た目なんだけれども演歌うまい人。
クリスなんとかさんですよね。
クリスペプラーさんはどうもクリスペプラーです。
ダメだ、似てないからどうしてもない。
クリスハートさん。ごめんなさいね、クリスハートさん。
うまいっすよな、歌めちゃくちゃ。
クリスハートさんも五代後のビューティフルネームカバーしてますし、
他いくつかありましたね。
どなたか忘れちゃいましたけれども、聞きましたと。
全然、しっかり聞こえないですよ、私にも。
だから五代後の原曲だけ私には、の方が聞こえるんですよ。
いや、分かりますよ。
五代後の原曲の方でも、が入ってるのは私にも聞こえます。
なんだけど、それは完全に裏の音。
言ってみたら、ベースのメロディーラインぐらいに、
ベースにメロディーラインはないかもしれないけど、聞こえる。
裏音ですよね。
だから私、昔から子供の頃からそういうの聞き分けるのが好きで、
ドラゴンクエスト3のフィールド音楽。
いきなり知らない人もいるかもしれないですけど、
ですよね。
だけどこれは、ファミコンの場合はPSGかな。
音源で三つ音が一緒に鳴らせるんですよね。
だから和音も一応多少はできるんですけど、三つしか鳴らせないんですよね。
交換音とかもその中に入ってくるんで、あんまり複雑な音は出せないんですけれども、
ドラゴンクエスト3のフィールド音楽のベースラインは、
結構これ正確だと思うんですよ。
絶対音感的なものが私には備わっていると思っていて、
どれみでは言えないんだけれども、音階ってちゃんと認識できるんですよね。
だからゴダイゴのビューティフルネームはいつ最初に聞いたかな。
たぶんね、小学校の高学年かもしれないですね。
なんとなく白根健一郎にテープ借りたんじゃないかっていう記憶がよみがえってきましたけどね。
白根くんね、中学も同級生だから中学かもしれないけど、
ゴダイゴのアルバムをテープにダビングしたもの。
ミュージックテープじゃなかったと思うな。
を借りて聞いたのが最初だったと思うんですよ。
その時からずっとタララッタッタッタで認識してるんですよね。
で、おやおやと思って家族に聞いてみたんですね。
したらやっぱり妻はタララッタッタッタだと。
前々から妻とはこういう時に見解が分かれるんですよ。
まあそうだろうなと。
それが私にとって成長の霹靂だったのは、
これまで私と同じパターンで楽曲を理解していた子供、2人いるんですけど、
が、2人ともタララッタッタッタだと。
妻に標準のEを示してですね、私とは違う見解を示したわけですよ。
自身の認識の違い
これびっくりで、何でびっくりかっていうと、
同じようなことが前に1回あったんですよ。
これはね、名古屋市営地下鉄名城線っていう、
名古屋の人しか知らないと思いますけれども、
紫色のラインが入った環状線があるんですね。
私はもともと天魔町、今は篤田神宮天魔町って名前になってますけど、
天魔町駅が最寄りだったんで、名城線ばっか使ってたんですよ。
それがいつからか接近メロディっていうのが流れるようになって、
それがタンタタンタンタララララーって音なんですね。
私にはそう聞こえるんですよ。
ところが妻はタンタタンタンタラララーだと言ってはばからないわけです。
全然違うじゃないですか。
私にはどうしたって知りあがりにしか聞こえないんですよね。
これは長男、次男とも私の方と同じ方に聞こえるってわけですよ。
妻もその時も言ってたんです。
確かにあなたが歌っている方も確かに聞こえてるのは分かってると。
分かってるけどそうじゃない方の方が私にははっきりと聞こえるんだっていうことを言ってたわけです。
ただ私はその時家族においてマジョリティだったということもあって、
妻のことを何を言ってるのかと。
つき話したような言い方をしてたわけですけれども、
今回は完全に立場が逆転してですね、形勢も逆転したということで。
おのれがね、いかに普段自分がマジョリティであることに
アグラを書いていたかってことを認識させられたわけなんですけれども。
こんな世の中の人がみんな私と違うふうに認識しているものが
こんな身近な楽曲にあるなんてっていうね。
気づかせてくれた坂口健太郎さんに感謝ですけど、
いやこれでもこんなの評判の一角なんだろうなっていうことも思いますよね。
つまり私の目にはこう映っている。私の耳にはこう聞こえている。
私の肌はこのように感じているっていうものが人と全然違う。
私だけがこのように感じ取っているなんていうことをザラにあんだろうなと思いましてですね。
まあ当たり前じゃないですかそんなことは。
だし生まれによってはですね。
もともとそんなことばっかりですよ。
性的マイナリティの方とかそんなことばっかりでしたよっていう人もいらっしゃるでしょう。
私は幸運にも幸運というのもなんかおかしい話か。
ただやっぱり幸運ということになるでしょうね。
というのは性的マイナリティの方とお話をしたりすると
いろいろな苦労されているわけですよ。
私のしてこなかった苦労をね。
そういうのは感じてないわけですから。
まあそうなりますよねと。
ところが自分にもそういう面があるんだっていうことに気づかされるとこれはやっぱりね。
なんか衝撃でしたね。
ちょっとびっくりした。
もちろんこんなものは大したことじゃないんですけれども。
ああなるほどなっていうのを実感するっていうところで言うとやっぱり具体的な経験ってでかいですね。
だからまあこれからも本当に人様の言うことには謙虚に耳を傾けるということと。
所詮その己というデバイスに移っている世界なんていうのは大変ね。
こうなんというか一面的なものであると。
エラーもたくさん起きているんだっていうところをですね。
考えていかないといけないなと思った次第でしたよ。