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はい、DMM.comの亀山敬司です。
KOT2東京の文次郎です。よろしくお願いします。
前回のメディアの話になったら、結構変わらず亀山さんがいいなと思っているのは、NHKスペシャルというので終わったので、何がいいのか教えてください。
うん、まずね、昔から見てるけど、クオリティがとにかく高いから、俺が全く違う世界を見るのは、NHKスペシャル流れが一番多いわけよ。
すごいな、当たり前に言ってるの。
いやいや、経済とかのやつは俺は好きだから普通に見るわけよ。中国経済の今とか、株の仕組みとか、お金の関係とか、それも普通に他でも見るんだけど、
間々やってる番組っていうのは、恐竜の奇跡とか、遺伝子の動物とか、他の国の紛争とか、結構全然違うジャンルになるわけよ、NHKスペシャルっていうのは。
確かに、一つの経済とかじゃなくて、歴史とか、本当に多岐に多様なものを扱ってるのは。
山上の一人のお坊さんをずっと追っかけたり、作家の一生を描いたりとか、
でもなんとなくNHKスペシャルの中で、俺いつも録画してるからさ、見ると、なんかあんま興味ないんだけど、とりあえず押してみようかなって、録画したの見るわけよ。
見始めるとこれが結構ハマっちゃうというか、全然違う分野でもそうなるって感じ。
うーん、すごい。そっか。じゃあそれはあれなんすかね、なんかこう、一種、山山さんとしても、なんか興味のない分野をちょっと取り入れようかなみたいなところにこう、なんだろう、うまくハマってるみたいな感じなんですかね。
そう。興味のない分野なんだけど、その興味のない人でもわかりやすく興味を持てるように恐竜とか、まあその敵とか、そういうのをさ、だからもう頭いい人たちが作ってるんだもんね、あれ。
いやでも確かにこれはそうですね、神山さんのちょっとね、知るものとして、確かに神山さんって結構興味ない分野、本当に興味ないから、なんか、え、なんなのみたいな、教えてってこう人に聞いて、でもなんか、本当に興味ないとき教えてって自分で言ってるのに、なんか最後の方、はいはいはい、はいはいみたいな、絶対聞いてないこの人みたいな。
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そういう時もあるぐらいの人が、こんだけ面白いっていうのは、なんかそうですよね、すごいね、編集されて、わかりやすくわかりやすく入ってこれるように作ってるんですね、きっと。
そうそう、単にこう、あの立派な内容を言うだけじゃなくって、ちゃんとそれを伝えやすく、みんなに伝える、特に最近見たやつでさ、数学者は宇宙をつなげるかっていう、そういう番組あったんだよ。
ほう、なんだそれ。
数学なんて素数とか、なんかほらいろいろわけわからんわけじゃん、なんか。
はいはいはい。
掛け算は簡単で、足し算が難しいのが数学の世界だとかさ。
えー、全然もうわかんないけど。
意味わからんじゃないですか。
うん、よくわかんないですね、もうもはや。
うん、もはや。で、数学って学問に何の意味があるんだぐらいの、俺からするとよくわからん。
うんうん。
もう全然無意味の世界じゃない?
うんうん。
中でこのABC予想とかね、なんかいろんな。
あー、なんかよく聞くやつだ、ABC予想。
なんのこっちゃって感じだわ。
確かに確かに。
うん。で、結局それ自体のABC予想を証明するみたいなことを、最近なんか日本のね、あのー、京都のね、学者さんが。
うんうん。
モチリティさんとかさ、博士が研究して発表したらしいんだよね。
うん。
そうですね、なんか去年とかね、なんか解けたみたいな、そんな話ありました。
うん。で、それを、それがどういうことなのかっていう、どういう価値があるかみたいなことなんでね。
どう見ても興味ないじゃない?全く関係って。
まあね、まあなんかその、解けたってことだけはみんな喜んでるけど、
うん。
それが実際何なのかを本当に知ろうと思ってる人は相当少ないでしょうね。その世間一般で言うと。
うん。確かに。
うん。で、全くこれはもう、正直言って、何、あのー、興味もなければそのー、何、お金にもならないようなこうネタなわけよ、ぶっちゃけ。
確かにね、確かに。
うん。でもこれがまあ、あのね、聞いてると面白くってさ、なんていうかな。
うん。
数学っていうのはね、異なるものを同じと見ましたり、
なんか、その教授はこの、同じに見えるものをまた異なるように見せるとか、
まあ複雑回帰なんだけど、
うん。
ただ所々、何となく自分の仕事の考え方で合うとこもあったりして、
うん。
へー、すごい。そんな、そこまで見出してたんですね。
たとえばこの、でも、たとえばわかるよ、なんかすごく短かったと。
たとえば数字って、あのー、なんていうかな。
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えー、異なるものを同じと見出すっていうのはさ、たとえばリンゴが3個と、えー、ビールが3つあったりするじゃん。
うんうん。
これ全然違うじゃない、リンゴとなんかビールとかね、その魚とか。
うんうん。
全然違う。これが3つずつ、3つという共通で同じものを見出す。
同じ3だということになるわけよ。
うんうん。
まあ数学の世界では、全く違ってもこれは3だよっていう考え方するわけよ。
まあ確かにね、Xイコール3みたいなやつですよね。
うん。だからリンゴ3個だろうが車3台だろうが3だっていう。
うん。
そこで、そこで作ってるものを考えるっていうわけよ。
うんうん。
でも考えたらさ、これだから仕事やるときに、よく頭で考えるときに、
そのー、ミジネっていうのは孫徳が考えてたよね。
うんうん。
孫徳のときに、結局そのー、数字にならないものをやっぱ数字に追っかえるんだよね。
なるほど。
例えばこの商品は1000円で、原価が500円だから500円利益出ます。
これ分かりやすいじゃない。
うんうん。分かる。
でもこれを売るために、じゃあ例えば広告を打ちますとかになると、テレビでね。
このテレビの価値がいくらかってことは結構難しいのを探知するからさ。
あーまあ確かに、そっか。なんか、看板とかもそうですよね。
そうそう。看板とかあとはブランドとかさ。
確かに。なんか、なんかいいとみんな思ってるみたいなやつですよね。その理由にならないやつ。
うん。理由にならない。
でもそういったときに、この看板にいくら使うかとか、そのミジョンにいくら使うかとか。
うん。
今だったらCO2削減にいくらの価値があるかとか、その世間的に価値がとかね。
確かにね。SDGsっていうのがどうのみたいな。
うん。
でも仕事やるときにSDGsにいくらお金使うとかね、対策に考えるとか。
うん。
看板にどれだけのお金払うとかっていうのを無理やり数字化してさ、比較していくらまでならやるとか、いくらの予算なら出すとかってことを考えたりするのよ。
へー、すごい。なんかいい話聞いてる気がする。
いいという話か、よくたましいという話かわかんないんだけど。
なんか聞けなかった話が。そっか、じゃあそういうのを指数字に置き換えてるんですね、亀山さんは。無理にでも。
無理にでも、例えば社員のモチベーションとかも、こうやることによったら、例えば福利構成的なことも、社員旅行行ったらどうなるかっていうのも何かの数字に置き換えないと。
確かに。
常に毎年旅行行くのか、10年1回しか行かないのかわかんなくなるじゃない。
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確かに。判断しようがないってことですもんね。
でももちろん、そんな上手く全部できるわけじゃないんだけど、当然ね。
でもなるべく置き換えながら、じゃあ社員旅行1年1回やろうかとか10年1回やろうかとかっていうことも考えなきゃいけなかったりするわけよ。
つまり同じものに合わさないと、数字の世界ってまとまらないんだよね。
うんうん。
その価値っていうものを一旦数字化しないといけない。
そっかじゃあ、なるほどな。数字の世界に抽象化させてて、亀山さんは物事を考えてっていうことか。
うん。その中で合理的な経営をしようとするんだけど、
一方で合理的な経営が行き着く先のビジネスの、
そもそもその利益を追求する仕事ってものにどういう価値があるかみたいな、
今度は逆説的な、
うんうん。
同じように見えるけど違うようにっていうのが、
その文字通りという、全く違う話なんだろうけど、
別の世界観を持ってそれとの基準を合わせるっていうのと、
うん。
つまり今までの科学史観の中から、数学もビジネスもちょっと俯瞰で見て、
もう一回その世界をやり直すみたいな考え方をしなきゃいけないなっていう感じ。
なるほど。すごい。
だからそれがすごい数学者の文字通り画期的だったみたいです。
今までの数学の中でいうと、
うん。
同じものだっていう、つまり1たつ1は2だっていうのが、
1たつ1が3の世界もあるんだみたいな、なんていうかな、
うんうん。
そういうことの別の前提をつけて物事を考えようみたいな、
うんうん。
合ってるかわかんないか、そういうようなところがあるんですけど、
そうですね。何千年も積み上げてきた全ての原理みたいなのが、
原理じゃなかったってなる世界線ってことですよね。
うん。
もしかしたらビジネスはさ、
少しでも合理的に利益を生み出す、利回りを良くするっていう原則がもちろん、
もっともっと違うんじゃないかっていう、
うんうん。
もしかしたらビジネスはさ、
間違いないですよ。PDCAじゃない世界があるってことですよね。
何かわかんないけど。
今で言うとこのブラックチェーンを使ったDAOとかさ、
あるじゃない。
ウェーブスリーみたいな世界観とか色々リニューアルされてて、
どっちが良くて、どっちが悪くてって、
そういうふうに思えてるじゃないですか。
でもそういうふうにお互いの思考を占めると、
ロクチェンが使ったDAOとかさ、あるじゃない?
うん。
なんかその、ウェブ3みたいな世界観とか色々言う人いるじゃない?
確かに確かに。
利益よりも正しさの世界線とか、まあなんか色んなね、世界線はありそうだし。
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そう、価値観的なものも、金額よりはその、何?
まあいいねの数みたいなのとかね、色んなその、
だから、そういった点で言うとその、数学の世界もビジネスの世界も全然違う話なんだけど、
なんて言ったの?
その、一旦そこをこの価値観離れてみてこうっていうところの、
なんていうか、そういう風に俺的にはすげえ勉強になったね。
なるほど。
その、数学の世界で色々格闘してる人たちを見てた。
うんうん。
自分もちょっとこれパクローみたいなというか。
そうそう。
ちょっと似てるとこもあるから、そうやって考えてみようかなと。
でもそうやって全然違う学者のところの話なんだけど、
まあ色んな視点的に面白いみたいなのがあってね。
すごいですね。
確かにじゃあNスペは、確かにNHKスペシャルがないと、こんなの見ないですね。
そうそう。
あと恐竜の進化とかを前の週に見たりとかするとまたこれまた違うんで。
なんでかな。
じゃあこれしませんか?
じゃあこの番組でNスペの感想を毎回見たら、それを言う回やりませんか?
毎週、今週月曜日じゃない?
日曜日のNスペについて語る回みたいな。
Nスペを、Nスペ見た回を毎回やっていきましょう。
で、この視聴者さんも録画する媒体があればあれですけど、
日曜日のやつですよね。
Nスペ見て、日曜日夜はNスペを見て、またちょっと答え合わせを。
カメッチラジオですか?カメッチの部屋か。
カメッチラジオでぜひぜひみんなでちょっと答え合わせしちゃいましょうよ。
いずれNスペ、俺らは好きなんだけど、それ以外でもとにかくちょっと違う価値観、ちょっと触れてみたら面白いよみたいな。
ちょっとインターネットの呪縛から逃れるのはいいかなっていう。
次回に続くということで。
ありがとうございます。ぜひぜひ。