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2025-01-24 16:19

#405 加速する公務員のブラック化

公務員のブラック化

1. 税収の激減:少子高齢化により、自治体の財政基盤が急速に弱体化
2. 人員の大幅削減:地方公務員数は25年間で54万人減少。一方で採用倍率は過去最低を記録
3. 業務量の増加:マイナンバーや福祉関連など新規業務が次々追加される一方、既存業務の廃止は困難

この結果、公務員の過重労働が深刻化し、行政サービスの質の低下が現実的な問題となっています。デジタル化などの対策は始まっていますが、抜本的な解決には至っていません。
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おはようございます、かくうです。皆さん、公務員という言葉を聞いて、どのようなイメージを持つでしょうか?
一番初めに思うのはですね、安定している。公務員に就職すれば安定しているというお話であったりとか、平均で見ると少し給料が高いだとか、
あとは、例えば国会議員とかそういった方をイメージして、寝てばっかりいるとか、よくわからないことばっかり言っているとか、まともな政策を出さないという批判の声とかもあったり、
また、お役所仕事という言葉があるとおりですね、もう5時終わって帰っているんじゃないかとか、受付窓口の時間が短いとか、
いろんな不平不満というか、そういったところも出てくる人がいると思います。
でもですね、正直言いますと、どんどんですね、ブラック化が進んでいます。
民間がですね、ホワイト化するにあたって、いろんなことをですね、公務員側がどちらかといえば、労働環境を良くしろとか、給料を上げろと民間にですね、言っているところなんですけど、果たして公務員のあなたたちができているのかというところをですね、話していきたいなと思っております。
このラジオは、副業NG公務員の私が、バトーアイドルのシードマック様のモデルタをやりつつ、井河志カニさんの講座で発信力を磨き、発信の力で運命を変えていくラジオです。
ということで、加速する公務員のブラック化ということでお話ししていきたいと思います。
はい、公務員のブラック化はですね、皆さんあんまり馴染みがないんじゃないんでしょうか。
そう、今ですね、お役所お仕事って言われているようなことってですね、なかなかないんですよね。
そう、5時に帰る、確かにですね、5時に帰られる方もおられますけど、全然ですね、5時に帰るなんてとんでもないっていう人の方が圧倒的に多いんですよね。
これはなぜかっていうところなんですけど、このお役所お仕事っていう言葉がですね、流行ったのはですね、もうだいぶ大昔になるわけなんですよね。
なんならバブルのぐらいとか、私はそういう認識をしているんですけど、こういうのも、いつの時代っていうのは、ちょっとなかなか言い難いとは思うんですが、
で、なんでこういうこと、そのブラック化っていうのが進んでいるかっていうとですね、
それは、やっぱり日本の人口って減っているんですよね。それは皆さんご存知だと思うんですけど、人の人口が減るっていうことはですね、どうなるのかっていうところなんですけど、
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まあ単純にですね、税収が減るんですよね。地方公務員であれば、やっぱり地方の税収が減るというところでですね、予算が減るわけなんですよね。
予算が減るっていうことはどういうことかっていうと、当然公務員の人、雇う人の量も減らすわけなんですよね。
では人は減るということで、まあそれは仕方ないというところなんですけど、じゃあ業務量はどうなのかっていうとですね、業務量はですね、ずっと増え続けるんですよね。
これはなぜかっていうと、例えばですね、民間の会社であればですね、成果が上がらないような部署だとか、プロジェクトだとか、まあそういったものってですね、どんどんやめて新しいものをしていくと思うんですよね。
でもですね、公務員はどうかっていうと、一度始めたサービスをですね、これやめますとか、そんなことってですね、簡単にできないんですよね。
で、結局ですね、その住民の批判とかを、まあ過度に恐れてっていうのもあれなんですけど、やっぱりですね、その制度とかサービスを利用している方って絶対いるんですよね。
で、少なくなって、あんまりですね、意味がないなって思っても、それをいいと思って使っている人がいるので、簡単にですね、減らすって言うと、まあ問題が起きるわけなんですよ。
ただ、いろんなことですね、新しくこう、なんか困りごとというか、新しくサービス、こういったサービスを行っていこうというのは随時ですね、どんどんやっていくんですよ。
なので、どんどんですね、業務量は減ることなく増え続けるというようなことが起きているんですよね。
なので、人員っていうのはどんどん減っていくのに、業務量っていうのは非常に増えていく、幅も増えていく。
で、新たに何かこう問題が起きれば、当然ですね、それに対応もしないといけない。
ということで、今あるサービス以外も新しいサービスを増やし、さらにはですね、突発のことにもですね、どんどん対応していかないといけない。
特にですね、政治批判をするわけではないんですが、まあいろんなですね、トップの方たちがですね、こうお話をするわけなんですよね。
こういうことをしていく、こういうことをしていくと、新しいですね、自分に例えば票を入れてくだされば、こういうことをしていきたいということをですね、どんどん言われるんですよね。
なので、選挙とかですね、新しい人が来られるたびにですね、新しいことをどんどんどんどん増やそうと、やっていこうとするわけなんですよね。
いや、それが決して悪いわけではないんですが、その古いものはですね、残ったまんまですね、まあそうやって公約のたびにですね、どんどん新しいことをやっていくということでですね、新しいことがやっぱりどんどん増え続けていくわけなんですよね。
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それで、その政策というか、それを行うですね、人員がどこにいるのかというところと、その予算はどこにあるのかというところなんですが、
まあもちろんですね、それは潤沢な状況ではないので、まあでも可能な限りはやっていくというですね、根性で乗り切るという形になるわけですよね。
で、その根性で乗り切るとなると、どうなのかというと、まあ当然ですね、ブラック化していくわけなんですよね。
ブラック化というと、具体的にどのようなブラック化というところなんですけど、まあですね、最近はですね、ちょっとないんですけど、10年ぐらい前であればですね、私は月、一月200時間の残業をやっているような、まあそういった状況だったんですよね。
で、それでですね、じゃあいくら時間外のお金が支払われたのかというところなんですけど、一番少なかったところで、2万、2万1千円ですね、2万1千円、200時間残業して2万1千円、ということですね、これ1時間に時給で換算すると100円、百何十円かですね。
そう、1時間百何十円かで残業をしていた状態ですね。
で、さらに不思議なことにですね、3ヶ月間連続で1円単位まで残業の、残業代が全く同じだったということがありますよね。
そして、あと、代給とかですね、土日仕事して月曜火曜が代給であるとか、よくあるわけなんですけど、まずですね、この代給というものを見なかった、そう、どの道ですね、代給であろうと、平日そのまま勤務であろうと、仕事に来ないといけない状況なので、代給と思いながら来るとですね、ちょっと気落ちがするので、
初めからですね、この勤務っていうものを全く見ずに、普通に出勤してくる、まあそういったですね、状況が当たり前のようにですね、続いていました。
今はですね、若干そういうのは軽減されてですね、代給が取れるようにとか、早く買えるようにとかですね、なってますので、まあその辺についてはですね、不満が全くないわけではないんですけど、
そういうですね、過酷な状況からは多少はですね、脱却しているというところでですね、それはそれでいいんですけど、それでもですね、やっぱりあの先ほど言った通り、どんどんとですね、業務量は増えて、
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昔よりもですね、その残業の時間が減ったっていうのは、無駄な待機時間が多少減ったというところなんですよね。
昔であればですね、何か必要があるかもしれないということでですね、残されたりとか、あとは上司が全く帰ろうとしないから帰れないとか、
自分の仕事が例えば5時に、10年前はですね、終わったとしても、上司が8時に帰るんだったら8時半ぐらいに帰る、まあそういったですね、ことをやっていたわけなんですよね。
そう、やることなくても上司が帰らなかったら、むしろ何か上司にやることないですか、お手伝いさせてくださいということでですね、上司よりも絶対に先に帰らないというようなことがあったわけなんですよね。
今はですね、そういうところを大分軽減されて、上司の方から早く帰るようにって言われるようになったので、結果的にはですね、残業の時間というのは減ってますが、明らかにですね、残業せざるを得ないですね、業務を持たされているというような状況は非常に見受けられるというところですね。
はい、ここでお話ししたいのが退職金のお話ですね。私の父親もですね、公務員であったわけなんですけど、私よりですね、35歳ぐらい年上なので、35年早く退職したわけなんですよね。
そこの、その時の退職金と自分がですね、もらえるであろう退職金、どれくらい差があるかというと、正直ですね、良くて7割、悪くて6割ぐらいの見込みになってます。
ということでですね、父親たちは1.5倍は軽く超えてたという退職金をもらえるわけなんですよね。同じ仕事、むしろですね、私たちは5年長く働かないといけない状況でもあるのにですね、退職金はですね、それだけ減額されているという状態なんですよね。
で、じゃあ物価はどうかって考えるとですね、この35年ですね、皆さん35年前の物価って考えたことあるでしょうか。ビックリマンチョコ、ビックリマンのシールがついたですね、ウェハウスって言うんですかね、チョコクリスピー?
そういうお菓子があったと思うんですけど、35年前のビックリマンチョコってですね、30円なんですよね。消費税もないからですね、30円ぴったりなんですよね。
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じゃあ今はいくらかって言うとですね、コンビニ、つい最近あれ言ってないんですけど、私が知っている限りでは110円ですね。これより安くなっていることはないですね。もしかしたらどっかの段階で値上げが入ってるかもしれないですけど、110円なんですよね。
同じ商品、気持ちですね、チョコレートがちょっと大きくなったかなっていうぐらいで、30円が110円になってるんですよね。そう考えたらですね、3倍以上物価は上がってるわけなんですよね。3倍物価が上がってるのに、もらえるお金は7割か6割。もう圧倒的にですね、差が生まれてますよね。
ということでですね、こうやってもらえるものもですね、どんどん減っているということ、そういう状態であるというところなんですよね。
このような状況からですね、確か残業の話であればですね、10年前より減ってるんじゃないかって言われるかもしれないですけど、今ですね、いろんな企業がホワイト化していくところなんですよね。
公務員もですね、そうやってホワイト化しようとしているんですけど、なんだかんだ言ってですね、この先ほど言った予算がどんどん減っているのに、新しいことをどんどんやるというようなですね、その属性と言いますか、その体質はですね、変わらないというところなんですよね。
だからホワイト化にですね、公務員は限界があるんですよね。これ以上ですね、ホワイト化しようがないという状況がですね、民間よりも厳しいというところなので、ちょっとですね、公務員安定とか、とりあえず公務員入れたから、安定なのは間違いないんですよね。
でもその安定というのは、例えば倒産がないとか、あとは会社の業績に合わせてボーナスが変わったりとかはあまりないというところで、そういう意味で安定はしているんですよね。
でも逆に言えばそれだけですね、すごく生活が充実して安定しているかというと、そうでもない。もう本当ですね、労働環境は限界があるというところでですね。
なのでですね、やっぱりこれからはですね、本当に自分の人生、今いいのか、今がすごくですね、充実しているのか楽しいのかというのをですね、改めて考えてですね、公務員ってすごく閉鎖的なので、良さの情報ってなかなか得なかったりするわけなんですよね。
なのでですね、まずはですね、楽しい情報とか、世の中の人がどんなことをやっているのかとか、そういったものをですね、知るという上でですね、いろんな発信に触れるというところをですね、やってもらいたいなと思っています。
いろんな発信に触れてですね、そこからですね、自分が発信していくと、お互いですね、つながる方とはつながってですね、そこからですね、外の世界へ、やっぱり同じ職場の人とですね、飲んでも同じ仕事の話をしている。
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あの人はああだ、こうだってですね、なんかすごい狭いコミュニティだけでですね、過ごしているっていうのが公務員の方は非常に多いかなって思うんでですね、いろんな、でも世の中はですね、いろんな方がいますので、いろんなことが起きているので、そういう話をですね、聞くためにですね、発信というものをやってもらって、外の世界を知ってもらう。
そこでですね、何かこういいつながりとかあればですね、その仕事をですね、何かこう変えたりとか、そういうきっかけとかにもなるのでですね、ぜひですね、この発信というか、まずはいろんな発信に触れるというものをやってもらいたいなと思っております。
はい、ということでですね、いろいろとお話をさせていただきましたが、これで収録を終わろうと思います。ここまで聞いてください。ありがとうございました。それではまた明日。
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