00:00
hmsk
じゃあ、自動運転か寄附の話しましょうよ、じゃあ。 そうねー、自動運転。
juneboku
自動運転しといたほうがいい気がすんな。 よっしゃ、楽しみ。
いやー、もうね、サンフランシスコ暮らしじゃないですか。 はい。 今、サンフランシスコの一番のこう、観光アクティビティって
Waymoに乗ることなんですよ。 観光アクティビティ。なんか人力車みたいな位置づけってこと?日本の観光地でいう。 そうですね。
hmsk
今までだとサンフランシスコってケーブルカー? 結構急斜面が多いので、そこを登って観光地に行けるみたいなケーブルカーが、まあ観光名所として
juneboku
100年、200年と続いているものがあるんですけど。 おー、自動車産業的な、モーターの時代ってことか、なるほどなるほど。
hmsk
うん、あのケーブルカーってその、もう地面の中にこうベルトがずっとグルグルグルグルしてて、そこに車両の車輪を噛み付かせて走るようなやつなんですよね。
で、かつてはその坂が多いから、馬がかわいそうって。
昔。馬がかわいそうだから導入された存在がそのケーブルカーで、かなり歴史があるんですよね。
馬の代わり、それまでじゃあ馬で登ってたってこと? うん、移動のための馬だったんですけど、その馬の代わりになるものとして導入されたものみたいなのが、
juneboku
まあ長い歴史を持つ観光資源みたいな存在だったんですけど。 知らなかった。
hmsk
まあサンフランシスコ行ったらだいたい乗るよねっていう感じのやつなんですよ。でも最近になって、まあここ半年ですよね。
一般層がWaymoって自動運転タクシーに、Googleのやつですよね。に乗れるようになり始めて、僕も乗り始めたのは去年の2ぐらいかな。
乗れるようになって、招待をやってきて。まあサンフランシスコ市内だと許可が下りて営業運転も可能になって、最初はまだ無料の時期があったりとか、
お金を取ってはいけませんみたいな、レギュレーション上。で、一定のレベルを超えたのが認められて、今は営業運転ができるようになりまして、
今はスマホでピッと、タクシーアプリと同じ感じで場所を指定したら、人の乗ってない車がやってきて、自分を拾ってくれて、
思い通りの場所に連れてってくれるという体験が平然とできるようになってですね。
すごーい。
かなり観光産業というか、サンフランシスコ以外ではなかなかまだ乗れる機会がないので、
やってきた人が乗りたいものみたいなのに挙げられるようになってきて、僕も友人が遊びに来たってなったら、ウェイも乗るって一言聞くぐらいにはなって、
おもしろ体験の一つにはなるなという存在があるんですよ。
03:03
juneboku
それってさ、外から観光とかで行った人は、自力で呼ぶことはできるの?それ。
hmsk
テクニカルには可能で、アプリで登録して、ただちょっと登録後の招待制みたいな感じで、
Google側からOKになったりしないといけなくて、いろいろ競合を避けるためとかいろいろ元々あったんですけど、
でも今は話によると、Instagramのウェイものアカウントにメッセージを送って、
今遊びに来てるんだけど乗りたいんだよねって送ると、アカウントをすぐ作成できるような招待を得られるっていう話を聞きました。
juneboku
口がInstagramのDMなのおもしろいけど、そうなんだね。へー。
hmsk
なんか回り道はあるし、割とそういうのも緩めになってるっていう感じ。
なるほどなるほど。じゃあ利用してほしそうではあるんだな、ウェイも側的にも。
そこで現地住んでる人たちもだいたい使えるようになってきてるんで、そういう人たちに聞けば乗せてもらえればするんじゃないかなという感じにはなってきてます。
juneboku
そうなってんのか、はいはい。でも確かに乗ってみたいなと思う。
僕も行ったら、これがサンフランシスコかって言いながら楽しんだろうなって想像はつくもんね。
hmsk
いいですよ、本当。
なんていうか、僕あんまりタクシーは好きなんですけど、アメリカンタクシーはそうでもないけれど、日本のタクシーは割と好きだったんですけど、
ライドシェアみたいなのあんまり好きじゃなくて。
はいはい、知らない人と同席。
そうですね。他の知らない人ともそうなんですけど、運転手がタクシーの運営するプロフェッショナルじゃないのがあんまり好きじゃなくて。
juneboku
なるほどなるほど、運転手側ね。
hmsk
なんかギグエコノミー全体に言えることなんですけど、金を出す側と出される側が露骨に出会うような状態ってあんまり気持ちよくなくて。
juneboku
あーへー、そうなんだ。
hmsk
多くのギグエコノミーで働く側をやる人っていうのは、どうしてもやっぱりお金を十分に得られていないがためにそういう仕事をやらざるを得ない人たちみたいな。
juneboku
あーなるほど、そういう人。
hmsk
そうだ、一定量というよりかなり多くを占めるわけですよね。
ウーバーイーツ配達する人とか、いわゆる定職に就くのが難しかったりとか、通常の仕事では足りないお金を賄わないといけないみたいな状況下にある人が結構な割合でいるので、
そこにテクノロジー企業で働いてる人間が金を払って、その人たちに何かしてもらうっていうのは、ある種の奴隷の構造みたいなのと似たものを感じて。
あー、なるほどね。
juneboku
怖いんですよね。
06:00
juneboku
それはサンフランシスコだと、僕もサンフランシスコで利用したらよりそれを強く感じるのかな。
hmsk
いやー、日本のウーバーイーツの様子とかを見るにあんまり変わらないとは思うんですよね。
juneboku
そっかそっか。僕はちょっとウーバーイーツから離れちゃってるから想像つきにくくなってるけど、確かにいろいろあるね。考えることはあるね、確かにね。
hmsk
なので、あんまり得意じゃないんですよ、そのウーバーとかリフトでタクシー呼んで乗るっていうのが。
まあ、気にしなきゃいいだけの話ではあるんですけど、その場を作る業界にいるわけじゃないですか、そのテクノロジーを。
まあね、披露すればそうだよね。
触ってるので、何ていうか本当にこれが世界に対して出すべき甲斐だったんだろうかっていう。
まあ別に僕はウーバーを作ったわけではないですけど、なんとなく加担してる気がするし。
しかもアメリカにやってきて、アメリカの結構収入がないといけないようなビザみたいなのを取って、こっちで働くみたいな立場になるってことは、
アメリカにいる人の雇用を奪っている可能性があったりとか、
横からやってきた人がパイを取ってるような感じがあるので、感覚としてどっちかというとあんまりわが者顔できないもんなっていう気持ちになるんですよね。
なるほど。
juneboku
ああいうのってもしかしたら憎しみの向けられる立場みたいなことになるのかね、論理的には。
hmsk
なんかネットスーパー系のサービスでインスタカートってあるんですけど、
スーパーに行ってもらって、スーパーで買い物してきて、家まで運んできてくれるみたいなのの人にお金を払ってチップをあげてみたいな図は、
本当にこれは、これを叶えるために僕たちはテクノロジーを司っているんだろうかみたいな感じはするんですよ。
juneboku
わかったわかった。日本でもたびたび台風来るとか大雨のときに、こんな日はピザにしようみたいな、
そういうピザ屋側からの売り出しみたいになったときに、配達員はどうなるんやみたいなのがあるし、これはどうなんだみたいに問題視されるときがあるんだけども、
それとも近い感じがする。
hmsk
金を払えば何をやらせてもいいというか、それに近いものを感じたな。
juneboku
というものがある上でのウェイモがいいのは、それが全て人間じゃない人によって行われることなんですよね。
そう、少なくとも乗客として、目の前にいる人に対して何かを思ったりしなくては済むってことはあるもんね。
人がそこにいないから。
hmsk
そう、コンピューターが自動で。もちろんそれをオペレートしたりとか、それをサポートするために24時間人が働いてる可能性はもちろんあるんですけど、
09:03
hmsk
やっぱり直接隣り合わないことはすごく大事というか、かなり精神的に楽な部分もあるし、
juneboku
なるほどね。
hmsk
ウェイモ自体がそんなに高くないんですよね、値段も。
既存のウーバーとかリフトみたいなので、人が運転するタクシーを呼んで、乗るよりはちょっと高いんですけど、
そういう時にチップを、人が運転してくれる場合チップも払うんですけど、
だいたいそれを乗せるとウェイモの方がちょっと安い説があったりとか。
juneboku
そっか、チップっていう概念が発生しにくいのか、ウェイモはと。
hmsk
ウェイモはもうないですね、そういう概念が。
一律、乗る前に見積もりが出て、乗ったらそのままって感じで。
アプリでってことか。
これが求めていたものかもしれないっていうので喜んで使うこともあるし、
どうしてもこういろんなリスクというか、やっぱりちっちゃい車の中に人と対峙する状態になるので、
深夜に酔って乗るわけにもいかない場合あるじゃないですか。
なるほど、なるほど。
juneboku
自分が正しく行動できない可能性があるときに。
なるほどね、自分がってことね。
hmsk
危険な場所に行ってしまうような可能性があるので。
確かにね。
なんというか、それでウェイモで一回家まで乗って帰って、
寝過ごしたことがあるぐらいには気に入ってるんですけど。
家の前で泊まってるのに降りなくて、最終的にオペレーターが通話で起こしてくるみたいな感じの。
juneboku
検知してる、なんかこれおかしいなっていうのはちゃんとオペレーションセンターで把握されてるんだね。
すごいね。
hmsk
起きなかったらこのままウェアハウス、倉庫、車止めるとこにもうお前連れてくぞっていうのが聞こえたとこぐらいで起きて、
juneboku
すまんすまんって。
リラックスできてるってことだね。
hmsk
非常にぐらい気に入っているんですよというのがウェイモなんですけど。
今触れた感じの中でもやっぱり人が運転するしないっていうのは結構大きな差を生むというかですね。
大きいね。
今の場合は乗る身として人がいてくれなかったらいいなって話ではあるんですけど、
逆に僕、車も運転するんですよね、普段暮らしの中で。
juneboku
してるよね。
hmsk
そうすると周りをウェイモが走ってるんですよね。
juneboku
はいはいはいはい。
hmsk
よく見るよく見る。横にも現れる、前にも現れるってなるんですけど。
juneboku
ウェイモって車両は特徴があるんですか?
hmsk
もうウェイモって一発で分かる。
特定の車種、ジャガーかな。
juneboku
そうなんだ。
hmsk
車種でも装備も固定されてる感じ。
あのカメラがバンバンバンってついてるんで全体。
juneboku
そっか。
12:00
hmsk
なので一発でウェイモって分かるんですけど、
まずウェイモ見たら最初にやるのって、運転手が乗ってるかどうかを見るんですよ。
juneboku
見る?なんで?
hmsk
運転手が乗ってる場合は、どっかから持ってきてるって言ったらいいんですけど、
営業開始前にウェイモを営業しちゃいけない場所にある倉庫から車両を持ってきたりするときに人が乗ってたり。
まだ高速道路とかダメなんで。
あーそうなんだ。
グーグルの本社がある方からはサンフランシスコの高速道路でやってくるので、
そういう危機も存在するから人が一定の間乗ってたりすることはまあまああるんですよ。
juneboku
じゃあ運転席はある車なんだね。
hmsk
そうです。いわゆる車です。
ジャガーの車だから。
運転席には客が座るなぐらいの感じにはなってる。
juneboku
なるほどなるほど。へー。
hmsk
で、それ自体で運転手を確認するっていうのが不思議な行動だと思うんですけど、
運転手がいるときといないときで、これは人間の行動が変わるなっていうのに気づく部分があって。
で、僕自身は運転手がいないケースのときってウェイモってかなり観察対象になるんですよね。
へー。
要はロボットじゃないですか。
そのエンジニアリングの塊みたいなのが走ってるわけなんで、
どのぐらいのインプットでそのロボットが違う動きを起こすとか、
何か予想する動きを起こすかっていうのが興味を持つ部分あるんですよね。
juneboku
はいはいはい。まあそれはわかるわ、気持ちは。
hmsk
まあ一応道路の上でのルールを守りながらなので、なかなか思い切ったことはできないんですよね。
そりゃそうだよ。
ぶつけたりはできないじゃないですか。
juneboku
デメリットが大きすぎる。
hmsk
ただ、僕の後ろに走ってたとしたら、
原則のタイミングをすごいギリギリまでいいスピードで行ってから信号でギュって止まるのと、
信号に向かってダラダラ行くときで後ろのついてき方がどう違うかみたいなのが気になるじゃないですか。
juneboku
めちゃくちゃ聞いちってるじゃん。
hmsk
まあそうですね。どういうふうに僕の運転に対して評価を下して、
どういう危機回避アクションを取ったりするんだろうみたいな。
まあリスクヘッジするはずじゃないですか、僕の運転に対して。
juneboku
そうだよね。
hmsk
なのでかなり興味があって、そういう試すようなことをちょこちょこやるわけですよ。
juneboku
おもしろい。
例えば交差点で、4方向一時停止の交差点ってアメリカ多いんですけど、
自分が入っていく交差点に対して90度横からウェイモが来てるタイミングで、
hmsk
どっちが先に来たかがすごい怪しい場面ってよくあるんですよ。
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hmsk
先に来て一時停止して出るっていうのが、
基本右側優先、ほぼ同時だろうって思うときは右側優先みたいなルールはもちろんあるんですけど、
なかなか止まった止まってないの判別ラインは難しいので、
かなり個人のさじ加減に依存する部分があって、
結構これ神経削るんですよね、人間同士で。
混み合う交差点に行くと、次あいつだ、次こいつだみたいなのが全員の中で計算が走ってるし、
しかも概覧として歩行者がいるとそこを通れないやつとか来るから、
誰が次行くかが常時変わりまくるんですよ。
juneboku
だから自動運転が必要なんですけど。
hmsk
人間が判断していくんですけど、あるときウェイモと交差点で出会う瞬間みたいなのって、
ウェイモだって分かった瞬間に、自分の方が強気だなって思う瞬間があるんですよね。
juneboku
いやでもそうかもね。考えたことないけど、そのシーンを想像したらそうかもって思った。