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2016-10-27 17:22

第68回「質問する力とは?〜テクニックを学んでも良い質問ができない理由〜」

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第68回「質問する力とは?〜テクニックを学んでも良い質問ができない理由〜」
上場企業から中小企業までエグゼクティブ・コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つセルフコーチングの技術についてわかりやすく解説する番組です。
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秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
卓越した人物が持つ共通した能力、それは自己対話の力。
ポッドキャスト自分の可能性を開放するセルフコーチングは、
上場企業から中小企業まで、エグゼキティブコーチングトレーナーとして
人材開発を行ってきた秋山ジョー賢司が、ビジネスや人生で役立つ
セルフコーチングの技術について、分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
秋山ジョー賢司の自分の可能性を開放するセルフコーチング
ジョーさん、本日もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日のお伺いは前回に続きまして、質問する力をそのまま続けて
前回の復習した方がいいですよね。
質問する力とはという話をしたんですよね。
最後がディスカバーということについて、ちょっと深掘りをしたいと
意味不明な終わり方をしまして、何のこっちゃという形で
今日を迎えているんですが。
そうですね、前回質問とはクエストであるということは
冒険の旅、冒険に行って何かに気づいて帰ってきたじゃないですか。
行った以上ね。
何かを手にして戻ってくる。
その手にしたものが素晴らしいもの、いわゆる気づきだったり
それを発見していくという意味でディスカバーなんですよ。
ワンピースみたいですね。
そうですね、ディスカバー、ディスカバリーとかね。
ここで重要なことはディスカバー。
うるさいですね、ディスカバー。
が何なんだよ、みたいな気どころですが。
ディスカバーというのは英単語で言うと
カバーしてあるものをディス、外すということですよね。
ここに大きなミソがあるんですよ。
カバーしているものを外す。
それが発見であると。
ということは何が入っているかというと
そこにあるという前提があるんですよ。
発見というディスカバーという言葉の前提。
ある。
ディスカバーという言葉の前提、すごい質問ですね。
なるほど、確かに確かに。
これもあると。
ですからあるという前提で旅に出るんですね。
ですからないものを探すのではなくて
ある、今カバーしてあるからそれをディス、外す。
ですから例えばですよ。
よくコンタクトを落とした、探してというときに
見つかる人と見つからない人は
そこにあるという前提を持っている人は探せるんですよ。
メガネがない、確かにない前提で探していると
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本当に見つからないですよね。
そうですよね。
確かに。
探している間にもしかしたらないのかなとか
見つからないのかなと思った瞬間に見つからなくなってくる。
ですから発見したいときは
あるという前提を持っていないと見つからない。
これが質問とどう関わってくるか。
非常に重要でして
質問する場合は発見してもらいたいので
あるという前提を入れていくということです。
聞く側が。
例えば悩んでいる人がいて
例えばですよ。
俺、遠藤さんって親友いるの?みたいな。
なんですかその言い方って感じですね。
いないと思っているの?みたいな。
そうです。つまり
友達いるの?
いないでしょ?みたいな。
つまりこれいわゆる
イエス・オア・ノーで答えられる質問
コーチングの中では
クローズ質問と呼ばれているんですが
この場合はあるという前提が入らないんですよね。
そうすると
遠藤さん大親友っているの?みたいなことと
聞かれたほうが
この人いるっていう前提で聞いてないから
俺いないのかなっていうふうに見てっちゃう。
もしこれがあるっていう前提
親友はある。つまりいるっていう前提だと
どんな質問になります?
遠藤さんはどんな親友がいるんですか?とかですか?
素晴らしい。優秀ですよね。
優秀ですか。
いるので
いるからじゃあそれはどんな親友なんですか?とか
何人親友いるんですか?とか
どんな時に親友と会うんですか?っていうふうに変わってっちゃうんですね。
ですから聞かれたほうは
いるっていう前提で聞かれているので
回答の中でいないっていうところに行けないようにしちゃうんです。
これが質問するときのすごい大きなポイントになります。
前提を入れていくんですね。
ですから
何か問題解決をする場合
じゃあこの問題を解決するために
どんな方法があるかな?みたいな。
方法はあるんだけど
どんな方法が
ベターだと思う?みたいな。
いないではなくある中でしか探せなくなってくる。
なるほど。確かに。
例えばこう
恋愛とかでいうと
私好きな人がいないんですよ。みたいな。
なんかもぞもぞっとする質問ですけど
質問じゃない。聞きますね。そういう会話ね。
好きな人ができないんですよ。みたいな。
そうなんだと。
じゃあどういう人が好きなんですか?
って聞いてもよく分かりませんみたいな。
そうなんですね。
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分かんないことないでしょっていうと
前回はリードされないじゃないですか。
そこは分かってるっていう前提を入れて
もし分かるとするならばどんな人が好きなの?
分かるとするならばですか?みたいな。
分かんないとこに行かせないようにしちゃうんです。
たぶん今ぐらい聞かれると
どう?って始まりそうですよね。
その質問のアウトカーはちなみに何なのかよく分からないですけど
一番皆さんがあやふやなものをピックアップしたんですけどね。
ですから例えば何か相手が困っていて
答えが見つからないとかやり方が分かんない
やり方が分かんないってことは
やり方がないっていう前提が入ってるわけですよ。相手に。
ビジネス上も同じですよね。
社長が幹部とかに言うときにも。
お前難しい難しいとか言ってるけど
なんかやり方あんだろ?考えてみろみたいなことを言ったときに
冒険の旅に出づらいわけですよ。
出たら殴られそうですよね。
そうですね。
例えば違うよみたいなね。
それは上司の方がこいつには答えを見つけられないんだろうみたいな
感覚が入ってるとそういう言葉になっちゃうんですよね。
ですからもし上司の方が相手が
自分で考えて自分で行動させたいならば
その部下にとって
部下にとってのベストな方法って見つかるはずだって前提入れちゃうんですよ。
ところが俺にとってのベストな方法を答えさせろではなくて
お前にとってのベストな方法ってあるじゃんみたいな。
なるほど。
それ何をちょっと考えてよみたいな雰囲気。
この人には自分にとってベストな方法があるんだっていう前提で質問していく。
それが質問する上でのディスカバーの重要なポイントなわけですね。
そうですね。
質問する側が質問する内容のものをある前提でちゃんと追いかけると。
そうですね。
そうですね。
それをやっていくことによって
聞かれた方はあるっていう前提で考えていくので。
これはセルフコーチングでも全く同じですね。
何か自分が困難に陥ったとかトラブルが起きたときに問題解決したいと。
その場合何か方法あるという前提です。
その解決策があるとか。
そうですね。
それを思い込むとかそういう根性論レベルではなくてあるんだもん。
現に今まで解決できないってことが思ったとしても解決してきてるから今はあるわけですよね。
セルフコーチングの際に私がよくやってるのは
いやわかんねえなとかって思うときに
コーチ役の私としてはそうだよねみたいな。
わかんないよね。
そこはペーシングしといて。
09:01
でもわかるとするならばみたいなことをすごいよく使います。
わかってるとするならばどうなのみたいな。
それはわかる前提の
中に入れる。
これをプリフレームって言い方をするんですが入れてしまう。
わかるとするならばどんな感じとか。
そうするとその中で考えていく。
そうやってコントロールしてるんですね。
それわかんねえよとか。
そうなの?じゃあね。
もしだよ。
もしもわかるとするならばどんな方法があるかもしれないと思う?
みたいな家庭法4つくらい出るんですよ。
仲間日本語として破綻してるけど。
そうです。文法上はどうでもいいんです。
もしだよ。
もしわかるとするならばどんな方法があると思う?
あるかもしれないと思うぐらい。
そうすると
もしあるとするならっていうと
あるという感覚が入っていっちゃうんですね。
そうすると探しにいけるわけですね。
ですからやっぱり問いかける側が
自分に対しても人に対しても
それはあなたある知ってるはずだから教えてよみたいな。
あなた自身が知らないよって言っても
その言葉を信用しないというわけです。
そういうことを使っていくっていうのは
質問していくではすごい重要ですね。
ですからちょっと言葉をもっかいがあるかもしれませんが
私はセッションをしてて
相手の言葉をそんなに信用しませんからね。
どういう意味ですか?
こういう場合はどうした方がいいと思いますかって聞いて
いやわかんないですよって言って
わかんないって言葉はあまり信用していない。
質問っていうのをセッションするコーチ側が
ある前提で聞いてるんで
ないはもう帰ってきてもある種排除しちゃうわけですね。
排除なんですかね。受け取らないという。
分からないっていうのを受け取らない。
そしてディスカバーをしてないだけだなと。
カバーを外してないだけであるよねみたいな。
なかなか難しいですね。
そうは言ってもあるでしょって言った瞬間に
シャットダウンされちゃいそうですし。
そうです。
ですからそうは言ってもって言っちゃうと
否定されちゃうことなのね。
そうだよね。わかんないよね。
でさ、分かるとするならば
全然受け取ってるくせに受け取ってないみたいな。
そこは感覚をフェイシングしといて受け取って
でも分かるとでもしだよ。
もし分かったとするとどんな感じ?みたいな。
感覚は受け取るけどコンテンツは受け取らない。
その通りですね。
だからみんなジョーさんの前でベラベラしゃべっちゃうわけですね。
12:00
そうですね。
そうですね。
そういうことか。
確かにコンテンツは受け取らないけど感覚は受け取るんですね。
それすごいですね。
感覚の受け取りってどうやってやるんですか?
その人が分からないんだな、分かんないんですよって
分かんないっていうもやっとしてる感覚だけ受け取る。
もやっとしてるなというところは受け取る。
あるのにカバーかかってて
それはもやるよねみたいな。
気持ち悪いだろうなみたいな。
そうだよね気持ち悪いよね、分かってるくせに出てこないんだもんみたいな。
なるほど、そんな感じで捉えるんですね。
あとやっぱりお話しといて非常に面白いのが
なんか分かんないんですけど違うんですよっていう方がいるじゃないですか。
なんか違うんですよ、でも分かんないんですよ。
なんかしっくりこないとか。
なんか違うんですよ、違うんですよ、これじゃないんですよって。
俺がやりたいことはこれじゃないんですよみたいな。
でも分かんないんですよ。
これは非常に驚愕深い言葉で
なんか分かんないけど違うんですよとか分かってるんですよ。
つまりこれじゃない、これじゃない、これじゃないってことは
何か分かってるからこれじゃないって判断してるんですよね。
分かんないことを分かってるって言葉っていう意味ではなくて
これじゃない、これじゃないんだ、なんか俺がやりたいことはこれじゃないんだってことは
これじゃないってことが分かってるってことは分かってるんですよ。
何が分かんないけど。
意識的に何が欲しいか分かってないだけで
例えば今私タオル持ってる。
ハンドタオルみなさん。
かわいい緑のタオル。
これを触りながらこれじゃないんだよね、これは違うんだ、でも分かんないんだってことは
これじゃないってことはもう答えを持ってるわけですよね。
その答えがないとこれじゃないって言えないから。
その答えです。
それがもっとゴツゴツしたものなのか
フニャフニャしたものか分からない。
それはまだ分からないけど
これじゃないってことが分かってるってことは
もう無意識では分かってる。
だとするならどうすればいいんですか?
私の中でめちゃめちゃこの人分かってるねっていうのを信頼できちゃう。
なるほど。
質問する側がそういう相手が分かんないとか
何か違うって言ってるのを見たときに
分かってるんだなって先手を入れられるわけですね。
無意識ではもう分かってて
それが顕在してないだけなんだなと思うだけで
やっぱりこっちとしては安心というか。
なるほど。
相手が分かんないとか違うとか言ってると
こいつ分かってんだなって聞いてるんですか?
その通りだと思いませんか?
言われてみれば。
言われてみればですけど。
なるほど。
そうやって質問するんですね。
そうですね。
質問が何かって話じゃないですよね。
この第2回に渡ってきましたけど。
何でした?
質問をする上で自分の中に何を持つかなんですよね。
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どういう前提を入れるかとか。
それ次第で。
質問するということに関するテクニックはものすごくお持ちなんでしょうけど
それはどこかでまた聞いてみたいですけどね。
そうですね。
よくテクニックはどうですか?とか聞かれるんですが
いつでもいくつでもお伝えすることはできるんですが
その前提が入っていないと機能しないんですよね。
さっきもちょこっと出てましたよね。
プリ何とかみたいな。
プリフレーム。
プリフレームでしょ。
もし何とかだとするならばみたいな。
ああいうのもテクニックですけど。
書いてありますよね。
よくコーチの本とかに家庭法を使えみたいな。
ただその使う側、質問する側の感覚とか意図に
そのテクニックが乗っかると機能するだけなので。
なるほど。
すごい大事なベースの質問をする上での
マインドみたいなものですね。
そうですね。
教えていただいたような感じでした。
最後に。
ということで。
質問する力2回にわたってやってきましたが
総括していただいて。
そうですね。
やはり探求とか冒険ってワクワクしますよね。
そういった意味でセルフコーチングでも
相手の質問に対しても
冒険の旅に旅立たせるための
ひとつのきっかけというか
呪文みたいなものなので。
呪文。質問が。
そういうふうに使ってもらえると
面白いなと思います。
なるほど。
第2回にわたってやってきましたので
質問するときに一回ちょっと聞いて
確認していただいて。
質問する上での自分のアウトカバーは
何なのかチェックしていただきたいですね。
そうですね。
本日ありがとうございました。
ありがとうございました。
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