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秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット
なぜ一流の経営者たちはぶつかる壁を次々と越えられるのか? そこに隠されたマインドの正体
ポッドキャスト稼ぐ社長のマインドセットは、上場企業から中小企業までエグゼクティブ コーチングトレーナーとして人材開発を行ってきた
秋山ジョー賢司が、経営や人生で役立つマインドの本質について、わかりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。秋山ジョー賢司の稼ぐ社長のマインドセット、秋山先生よろしくお願い致します。
はい、よろしくお願いします。 気合い入ってますね。 気合いです。今年はテーマをおっしゃってましたが、最近はいかがでしょうか?
最近ね、あのー、映画見てきました。
なんか珍しい印象かもしれない。 うん、あんまりこう、なんていうのかな。 映画館行かないですよね。
ネットフリックスはよく見るけど、映画館そんなに行くタイプではない。 なに行ったの?この時期?
この時期はもうアレしかないんですよね。 アレですね。 アレです、そうです。
じゃあ本題行きましょうか。 いやいやいや、言わせてくださいよ。パラサイトね。
パラサイト。 あー、はいはい、韓国映画ですね。 見てないんですよね。
もう、メディア大騒ぎの。
まだ見てない方もいるので、中身は言えない。 確かにそう。
秋山先生、中身バラシ問題結構ありますからね。 何度遠藤さんに怒られたか。
はい、特にキングダム。
見てきたんですけども、実は珍しく、うちはネタで申し訳ないんですけども、
高校生の長女と二人で行ったんですよ。
同じ一つの社会課題の映画を見ましたと、私と高校生の女の子が。
はい、言い方ね。娘です。 娘がね。
同じものを見てるのに捉え方でどれだけ違うのかなって、興味があって。
どうだった?あった?面白かった?みたいな。 全然違うことを言うわけですよ。
そういうのも含めて、同じものを見てもやっぱり世代が違うと、こんなに違うんだなっていうのは非常に新鮮でしたね。
娘と見に行って。
娘はあんまり意味がなかったんですが、そういう子たちがこれを見たときに何に反応するのかな、私と何が違うのかなっていうのが一番のポイントでしたね。
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一回見に行ったらアカデミー賞とか取りまくって、勘で取ってみたいなやつですよね。
今回思ったのは、中身はともかくとして、一つの話題のものとか社会課題のものを見て、そのことについてどう思ったって聞くじゃないですか、誰かに。
どこをその人がピックアップするかっていうのは、その人を知る上ではとても重要な手がかりになりますね。
なるほど。パラサイトを見てなかなか…。そっちですか?映画の話は一切ない?
映画の話はしたいけどできないじゃないですか。
ああ、そうですね。
大人になっちゃうし。
確かに。
営業妨害になっちゃうし。
シンプルにどうなんですか?おすすめ映画でした?
ああ、そうですね。
うんうん。
でも、即答ないの微妙ですね。
映画に何を求めるかだから、娯楽とか楽しいなっていうのであればちょっと違う。
どういう方に?
マインド的に言うとどういうマインドの方におすすめですか?
体の内側がぐちゃぐちゃして、うーん、なんだこれはって感じた人。
ステイトをぐちゃぐちゃにしたい人?
そうそう。
わかりやすい?
ぐちゃぐちゃの中から数日後とか1ヶ月後に何が生まれてくるんだろうかみたいなのを楽しみたい人。
おー、なんかサナギの進化みたいでいいじゃないですか。
ああ、そうですね。
じゃあ進化したい人?
ぐちゃぐちゃになってから、自分の観点とかを進化させたい人にはおすすめです。
ありがとうございます。
さあ、というわけで今日のご質問に行きたいと思います。
今日のご質問ですが、経営者の方からご質問いただいてます。
成績が良くて満足している人に行動を変化させるよう促しても効果がありません。
どのようにしたら良いでしょうか?
ありますよね、こういうことって。
だって成績いいですからね。
成績がいいので、いい上にもうちょっとここまでやってくれたらいいなとか、
もうちょっとこう積極的にやってくれたらいいなとか、
もうちょっと上を目指してほしいなとかってありますよね。
あります。
あります。
めっちゃあります。
この時に質問に書いてある行動を変化させるように促したっていうじゃないですか。
これ何やったんですかね。
ん?
質問ではなくて、何やったんですかね、と思いますか?
行動を変化させるように促した。
何やったんですかね。
これは、この言葉から差するとですよ。
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内と外、どっちを触ろうとしたかですよ、社長が。
行動を変化させるように促したってことは内側を触っているじゃないですかね。
そうとです。
そこが非常に気持ちはわかるけど、
今回はこういう方の場合は内側を触らないことです。
マインド兄さんがそう言いますか。
マインド兄さん。
一瞬おじさんって言いそうになって。
ありがとうございます。
切り替えました。
そこは、いいですね、面白いですね。
その人は能力が高いけど、現状に満足しているってことは、
現状維持マインドが働いているということですよね。
うん。
この人なりにその場にいたいわけです。
はい。
なおかつ成績いいんですよ。
会社に貢献しているわけですよね。
うん。
部が悪いじゃないですか、動かす側としては。
本人からしても何が文句あんのって感じですね。
やることやってますよねと。
うん。
そこで何とか皆さんがやろうとするのは、
向上心をかきたてるようにとか、
君は夢とか目的とか目標ないのかとか。
ありがち。
やるやる。
絶対やったことある。
彼は逆に言うと、現状維持をするっていうアウトカムのために、
一生懸命成績伸ばしてるかもしれませんよ。
ああ、アウトカムの違いですね。
僕は現状維持をするためにやるべきことをやってるんだ、とか、
現状維持をしたいためにやるべきことをやったのに、
もっと上に行け、もっと上に行けって言われると。
決まらない夢を持ち出される。最低ですね。
どういうことみたいな。
じゃあ僕がんばんなかったほうが良かったじゃないかってなっちゃう。
ああ。
え、でもですよ。
上目指してほしいじゃないですか。
え?
上や上、この質問の方の立場にしたら、
いやお前さ優秀なんだし、もっとやってくれよって思う気持ちはわかる。
その時の上って何の上ですかね。
マインドが上、しざが上かっていうところが、私たちは考えなくちゃいけなくて。
両方?全部?
本当にそういう方の気持ちはわかるんだけど、そこをぐっとこらえて、
しざを上げるっていうことじゃなくて、
こういう場合はやっぱり会社の発展を考えていった場合ですよ。
人材育成じゃなくて、側を触っていくってことなんです。中じゃなく。
具体的には側っていうとどういったファクターですか。
私、マネジメント、リーダーシップで分けるんであるじゃないですか。
そのマネジメントの方なんですが、オーダーを変えればいいです。
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オーダーを、人間的に成長とか、高い資材とか、将来株でっていう気持ちはわかるけど、
一旦はそこはグッと抑えて、会社の発展ってことを見た場合優秀なので、
彼に対するオーダーの量とか質というものを緩やかに上げていく。
中は触らないで。
こういう方って割とオーダーに対してきっちりやろうという気持ちは高いはずなんですよ。
自分のマインドを上げないようにするために。
だから、お疲れ様。今回もこれ達成。お疲れ様でした。
来期の目標は、こういうふうなことをぜひ取るようにしてくださいね。
っていうふうに、触りたい気持ちを抑えつつ、側をニュートラルに伝えていく。
オーダーを変える。
これ、少し難しいプロジェクトを任せるとか、それもオーダーを変えるとか。
そうですね。成績を一人で叩き出したりするならば、
今年は何々くん、何々くん、このメンバーをどのように活用して、
全員と同じ数字を作ってくれっていうのを、単なるオーダーにしていく。
この方の中を触らない。外側を触るがポイントだと。
はい。それで必要になっている。
彼がもし、そんなに頑張ったオーダーなんですか?と言われれば、
やっぱり、今までのキャリアとか、これからのことを考えると、
これぐらいは会社としてやってほしい。
ここも冷静に伝えていくわけです。
もしかすると、今見てみれば、彼は自分よりまた違うオーダーとか、
質の違うオーダー、質の高いオーダーをもらうことによって、
ゴールの高いゴールドオーダーかな、質と言うのも。
なんか、うっかりやる気が湧いちゃうかもしれない。
ただ、やる気を上げさせるっていうところにも手段を置いちゃいけないわけですね。
そうです。
ちなみに、前半戦で話が出てましたけど、現状維持をしたい可能性があるよね、とか。
現状維持マインドね。
現状維持マインドって、秋山先生的にはどういう仕組みなんですか。
これ、大きく分けて2つのパターンがあって、
1つは、信頼をしていない人に自分の内側を触られたくないということです。
現状維持って話ではなくて。
現状維持という話。
信頼していない人に内側を触られたくないですよね。
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志を上げさせられるとか、やる気をアップさせるということは嫌なんですよね。
例えば、こういう方の場合は、
もしかすると、超尊敬する人とか超憧れの人が出てきたら、これを捨てるんですよ。
あの人だったら、僕、怒られていい。現状維持やめよ、みたいな。
というふうに、現状維持マインドは、
まだ自分が憧れとか、自分の心を踏み込んでいいっていう人に合ってないので、
ビジネスとしてはちゃんとやってきますが、
仕事もちゃんとやりたいですが、あなたに私の内側は触ってほしくない。
結果として現状維持って感じなんですね。
2つ目は。
2つ目は、現状維持をしないということはどういうことかというと、
成長するということですよね。
変化していく。
そうそう。そこに対して自信がないので、現状維持というところに隠れ身のというか、
実は現状維持マインドの人のもう一つ、これがほとんどなんですけども、
自分に自信がないので現状維持っていうのが、
僕が好きなんだってことを思い込むことによってチャレンジしないとか、
自分のダメなところを露呈しないようにしているっていう人が多いですね。
自己防衛、本能的に近いんですか?
その通りです。
ということは本当は奥の奥の奥の奥の奥のそこにある願望としては現状維持じゃないんです。
実力を発揮したいとか?
チャレンジしたいとか頑張ってみたいとか。
でも頑張ってみたところで自分は失敗するとかダメ出しされる。
だったら僕は現状維持が好きなんですっていうふうに言い換えちゃう。
それを長年ずっと持っていると、僕は現状維持が好きなんですっていうふうに、
そこを自分の無意識で操作されていっちゃうんですね。
なるほど。
じゃあ、ある種この質問者の方からしたらフェイクですね。
フェイクフェイク。
まずどっちかと。
前者だったらちょっと辛いところありますけどね。
前者だとすると、
でも彼の能力とかスペックというのは、
会社とかクライアントとか世の中に貢献できてるんだってことを認めてあげて、
マインドはいいから、君の能力をこういうふうに使ってくれっていうふうに側をしっかり触っていく。
後者の場合はすごい抽象度が高くていいんですけど、対処法としてはどういくんですか?
緩やかでいいんですが、非常にコテコテもしつこたいですけども、
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実習をつけさせてあげるということです。
あと、安心。
不安なんですね、この方は。
そうそう。不安だし、本当は頑張りたい。
だけども、ダメみたい。
自信の前に重要なことは安心ですね。
後者であれば、自信とか安心をまず緩やかですけど、与えてあげて。
緩やかがいいんですよ。
それを強引に、お前すげえな、できるなって言うと、
僕現状維持したいのに、僕のことを引き抜けようとしているこの人は、ってカタクラになるんですよ。
よくある映像ですね。
なので、緩やかに、さりげなく、何気なく、
お、なんかやるね、とか。
お、これうまいね、みたいな感じ。
なるほど。
というわけでね、今回成績が良くて、
良くて満足している人にどうアプローチするかと。
そういったコタトの特性が、実は裏側にパターンとして2つぐらいあるみたいなのが見えて、
アプローチ全然違うんで、ちょっとここは観察が大事なところそうなので、
ぜひ皆さんも近くにそういう方がいたら、あと自分自身がそうだったら、
ちょっと観察していただきたいですね。
はい。
というわけで、秋山先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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