1. イラクでなに食べた?
  2. #45 ソフトクリームを食べなが..
2025-01-29 19:42

#45 ソフトクリームを食べながら憤る

2025/1/28

上からコントロールする人に翻弄され憤り。さらに上を見て仕事する人にも憤っています。

 

トランプ政権、対外援助を一時停止 「米国第一か検証」 国連は懸念
https://www.asahi.com/articles/AST1X0CH1T1XSFVU079M.html

 

US orders immediate pause to foreign aid, leaked memo says

https://www.bbc.com/news/articles/ce9nx5k7lv0o

 

米政権、対外援助USAIDの職員数十人を休職に=関係筋

https://jp.reuters.com/world/us/EN3VNSBAFJLXFKOX7LL7ZI4J3Q-2025-01-28/

 

 

#声日記

 

サマリー

アメリカの大統領ドナルド・トランプの就任に伴い、国際支援の停止が発表され、シリアの人道支援団体に混乱が生じています。特にアメリカからの支援が重要なプロジェクトでは、団体が突然活動を停止するなど、緊急に対応策を講じる必要が生じています。このエピソードでは、個人の権力が社会に与える危険性について語り、特にアメリカの政治とその影響を考察します。また、民主主義環境での行動の重要性についても触れています。

ソフトクリームを食べながらの録音
こんにちは、1月28日火曜日、17時50分です。
今日の公園日記です。
今日は仕事の帰りに、モールでソフトクリームを食べながら録音しています。
今日は、もうちょっと忙しかった。
忙しかったというか、ミーティングが朝9時半からと、夕方3時半からのミーティングがあって、
同じメンバーでミーティングをしたんですけど、その間は9時半のミーティングに行って、
合意したこれとこれを役割で準備しましょうという作業を、
3時半のミーティングまでに仕上げて、それで確認して終わったという感じで、
とにかくちょっと他のことが何もできなかったというか、バタバタしました。
これはどこまで話していいのかって思うんですけど、話します、ちょっと聞いてくださいよという感じなんです。
今まで私は、うちの団体のスタッフの人たちが、今ほどある意味ちょっとパニックになっているって言っていいかな、
シリアにいるメンバーが私にはパニックになっているように見えて、
今までいろいろ爆撃があったり、いろいろシリアの政権が変わったり、いろんなことが起こって、
スタッフが私のいる町に避難してくるミーティングで、夕方のミーティングで決めて、
翌日、みんな国際スタッフ移動みたいなことも経験しましたけど、今までいつもみんな冷静に対処していました。
それは危機管理プランみたいなコンティンジェンシープランって言うんですけど、
こういうことが起こったらこういうふうに対応しようって、大抵のリスクについてはこういうことが起こるかもしれないから、
もし起こったらこういうふうに対応しましょうってシミュレーションして計画が立っているからなんですよね。
なので、大抵今まで起こったことは何が起こっても予測の範囲内だったとも言えます。
人道支援とかする意味では、それはある意味最低限の条件とか必要なことで、
大抵どんなことが起こり得るかを予測しておく。
それでそれが実際に起こったらどういうふうに行動しているかも計画しておくことで、
何かあった時にもう冷静に対処することができるんですよ。
というふうでした。今までは何が起こっても。
ところが今起こっていることは皆さん冷静さを欠いてバタバタ対応しているので、
それで物事の進め方自体にもイライラしたり、いろいろな食い違いがあったり、
ストレスも溜まるし急に忙しくなっています。さあ何が起こったか。
アメリカ大統領ドナルド・トランプ就任しました。
そして就任してすぐアナウンスしたことの一つに、ワークストップオーダーというのがあります。
大きなメディアなどでも報道されているので、日本でどれくらい報道されているのか知らないですけど、
ワークストップオーダー、すべての国際支援を3ヶ月間ストップしてください、フリーズしてください。
その間に3ヶ月間で見直しをして本当に必要なものだけを残します。
国際協力、アメリカが行っている国際協力、
あとその国際協力というのが多分もうちょっと軍事よりの支援も含め、
海外への協力や支援を90日間フリーズしろというオーダーを出しましたね。
それの影響です。そんなことはコンティニジェンシープランのどこにも載っていません。
そして私たちが今やっている北東シリアのプロジェクトの全体予算の半分以上が
アメリカからの支援によるプロジェクトです。
そしてそれを、ただそれが何日前か、1週間いないぐらい前ですよね、報道になっているのも。
22日ぐらいからかな、就任したのが何日でしたっけ。
団体の対応と懸念
22日ですか、就任が。で、23日、4日ぐらいからそれが報道され始めたんですけど。
問題はですね、結構すぐにまず対応した現地でスタッフの契約をじゃあもう切りますとか、活動を止めますとか撤退しますとか、
あっという間にそれを受けて現場の活動を止めるっていう判断をした団体がいたんですよ。
それは、これはですね、シリアの支援の話だけじゃなくて全世界のって言っているので、
いくつか例外はありますとは言っているんですけど、ほとんどの全世界の支援を止めますというアナウンスの後に、
じゃあすぐ私たち活動を止めますっていった団体があって、
それは私なんかはちょっとある意味軽蔑の目で見ていた。
NGOってノンガバメント、非政府で人道支援をしているのに、
ある一国の大統領がいくらその人たちが大きな資金を出していたとはいえ、
ある一国の新しい大統領が何かを言ったからって、
そんな簡単に今やっていることをじゃあ止めますっていう判断するっていうのは何事だと。
それはもしかしたらもともと止めたいと思っててずるずる続けていたのを、
ちょうどいいきっかけになるから止めようぐらいの感じなのかななんて想像して、
まあそういう団体もあるよねなんて言って距離を持った目で見てたんです。
先週末ぐらいまで。
そうしたらですね、今私たちが活動している団体のパートナー団体がいるんですけど、
その人たちもちょっと似たようなことを言い始め、
本当に最低限必要な活動以外はちょっともう止めますとか、
スタッフの契約についてちょっと考え始めますみたいなことを言い始めて、
それでしかもそれが現場レベルでNGO同士の横のつながりがあって情報交換をするので、
そういう話が他の団体からいっぱい出てき始めて、
それで現場の人たちが今じゃあ三つのパターンのシナリオを考えて計画を立てようとか、
ちょっとパニクっている感じで、団体の活動を縮小する計画を立てたりとかいうことをちょっとし始めてます。
しかし、私はイタリアって言っちゃったけど、
私の団体の本部の例えばヘッドの人とかはある程度尊敬しているし、
デモクラシー、民主主義の浸透、市民活動の浸透みたいなことを活動の中心に置いている団体なので、
さすがにうちの団体はいくらどんなお金を出す相手だったとしても、
アメリカ大統領が何を言ったからって自分の団体の活動をホイホイと簡単に削ったりやめたりするわけはないというふうに思っているんですよ、今でもいるんですよ。
しかもちゃんとした正式な通知とかも来てないんですよ、本部に対して。
という段階なので、比較的本部はいろいろ心配はしていると思っているけど、まだ何のアクションも取ってない?
それはそれで問題で、じゃあ何のアクションも取らなくていいとはいえ、せめて一つメールで、
こういう動きが今出ていますが、皆さんあんまり心配しないで冷静に対応しましょうとか、
今現時点では本部でも情報を集めている段階なので、まだはっきりしたことは何も言えませんけれども、
少しでも分かったらシェアしますのでもう少し待ってくださいとか、そういう連絡は昨日の時点、
昨日じゃなくても今日、時差2時間あるのでまだ待ちたいですが、出してほしいと思うんですよね。
現場がパニックになっているということが分かっているんだから、でもその連絡も出ない。
現場がパニックになっているというよりは、いろいろな可能性に備えてABC3シナリオのシミュレーションをしよう、
まさにコンティンデンシープランということを今やっているわけですが、こういう事態が起こった時はこういうふうにしよう、
ということのシミュレーション立てというのを急遽やっているわけですが、
なんかちょっとそれがすごくドタバタするしストレスすぎる。
自分たちの契約を解除するということも含めてのシミュレーションをしなきゃならないわけなので、現場の人たちは。
もし明日中にあなたの雇用契約を解除しますというアナウンスを出したとしたら、1ヶ月後にどうのこうのみたいな。
そのもしっていう話とはいえ、すごく自分にとってもストレスフルなことを考えなきゃならないということが起こっています。
私自身も例外ではなくて、私のお給料の半分ぐらいがアメリカのプロジェクトから出ているので、
もしかしたら私も時短勤務とか半分の契約にしますとか、そういうことになる可能性もある。
私ちょっと前まではこの団体に入るまではもう絶対アメリカ資金のプロジェクトでは働きたくないって思ってたんですけど、
ついヨーロッパの団体だから油断して自分のお給料がアメリカ資金から出ているっていうこともまあいいやって思い始めてたし、
シリアの制裁解除、経済制裁の解除なんかの行動については結構アメリカは早く動いたので、
やっぱり素早くデシジョンメイキングができるっていうのは良いことだななんて敬意の念を抱いたりもしてたんですけど、
個人の権力とその影響
やっぱり自分が世界のことを全て一人で決めてコントロールできるって思っている人っていうのは非常に非常に非常に危険ですよね。
大丈夫でしょう、この民主主義の国、ここまで明確に新アメリカ大統領の批判をしても、
リススんならきっと守ってもらえると思って話をしますが、どうせあんまり誰も聞かないだろうっていうこともあるので、
ある程度安心して話していますが、やはり一人の人が大きな力を持つという状態を作ってはいけないですね。
それでそこで今私がイライラしているもう一つは、じゃあそういうわけのわからないでも大きな力を持った人が何かわけのわからない納得できないことを言ったとします。
それを本当に命令が順番に伝わってきて降りてきて、
確かに自分の上司の人からこういう事情だからこういうふうにしないとならないのでこうしてくださいねっていう説明を受けて納得して、
じゃあそうしましょうって行動するならともかく、事例を言いますとこんなことがあったんですよ。
アメリカ資金のプロジェクトで運営している施設がある一つの施設があります。
そこのインターネットスタッフがいます。うちのスタッフ何人かその中で働いています。
そこのインターネットが今日カットされたと。
それでそのインターネットカットについては何でかっていうとアメリカ資金のプロジェクトでもうちょっと資金を
ちょっと基本情報がよくわかるまでは新しい購入とかをするなっていう連絡は確かにきました団体内で。
ただそれは新しい活動を始めるとか新しい契約を結ぶとかいうことをするなっていうのは確かに出たけど、
人が今いて働いている設備でインターネットを切るっていうのはちょっとありえない。
もうあなたたち働かなくていいですって言ってるようなものだしっていう行動をローカルスタッフの人がある意味判断して
ある部署が判断してそういう行動をとったんですよ。
それはおかしいですよねって私は今日の会議で言ったらヨーロッパの本部の人がそんなことしなくていいですと。
もちろん資金を節約するとか送らせられるものはもうちょっと明確な情報が出るまで購入を送らせるとか
そういうことは確かに頼みましたけど、インターネットをカットしろなんていうことは言ってない。
コストを削減しつつもインターネットは絶対必要なものの一つなんだから
インターネットとかフェールだから車の燃料とか暖房とかそういったものをカットする必要はないですって
本部の人が言ってくれて初めてそうですかって言ってちょっと安心したみたいになったんだけど
やっぱり民主主義の国で育ってきていない人、今まで翻弄されてきた人こそこういうことを経験しすぎているから
なんかちょっと当たり前にドナルド・トランプが活動を止めろって言ったから止めなきゃみたいに
受け入れてしまうってことがあるんだなと思って
ちょっとそれは非常に残念ですし、びっくりしたし残念だし
そういうことこそ本当に人道支援をしているノンガマメントって言っている
だからもうちょっとちゃんと自分たちの常識で判断して行動できるようにならなければ意味がないなというふうに思いました
そんなことが今日のイライラバタバタの中の一つの事例です
民主主義の重要性
少し話しすぎている感じもしますが、これは結構重要な情報だと思いますので
ある程度日本の皆さんにも知ってほしいと思います
何かを自分がコントロールできる大きな影響力を持てるって思い込んで行動するということは
本当に危険なことであるし、その行動をある意味忖度して人々が先走って
本当は他の人より現場に近くてより現場の現状を知っていて
より弱い人たちのこととか雇っている人たちのことを守る立場にあるはずの人が
上の方だけを見て忖度した行動をとってしまうというのは本当に恐ろしいことだと思いました
民主主義教育とかって言うんだったら選挙に行きましょうとかっていうことではなくて
こういうことをまさに上を向いて仕事をするんじゃないですよねっていう
人々が働きやすくする環境を作るとか
みんなが困らないようにするにはどうしたらいいかっていうことを自分で考えるとか
そういうことを民主主義っていう中ではまず本当に一番に教えなきゃいけないことなんじゃないかな
というふうに私は今日改めて思いました
そういう意味では私は民主主義の環境の中で育ってこれたので
こういうことがあったときそれはおかしいよって言える立場にあるので
ちょっと遠慮なくおかしいと思ったことはおかしいというふうに言っていきたいと思います
はいでは今日の声日記はなんかちょっと憤慨している感じなんですが
はい以上です明日も引き続き朝9時半からまた会議があります
はいちょっと大騒ぎ本当に大騒ぎです
本当に世界中で世界中で大勢の大勢の人がこの大騒ぎをしています
こういう影響が起こっていますということをちょっと少なくともこの声日記を
いつも聞いていてくれているような人には知っておいてほしいなというふうに思いました
はいじゃあ今日は以上にします聞いていただいてどうもありがとうございました
19:42

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