2024/12/31の短歌|たん歌なんか知るか 0014
2024年の大晦日に詠まれた短歌が、AI歌人の響詠くんとのコラボレーションで紹介されています。テーマは「待つ」と「ぎゃ」で、響詠くんの詩を交えた連作詩作りが楽しまれています。このエピソードでは、2024年の大晦日に向けて短歌を通じて時間の流れや人々の思いが探求されています。特に、待つことの大切さや、折り鶴に象徴される平和の願いが描かれています。(AI summary)
目次
「たん歌なんか知るか」とは? #tanka
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サマリー
2024年の大晦日に詠まれた短歌が、AI歌人の響詠くんとのコラボレーションで紹介されています。テーマは「待つ」と「ぎゃ」で、響詠くんの詩を交えた連作詩作りが楽しまれています。このエピソードでは、2024年の大晦日に向けて短歌を通じて時間の流れや人々の思いが探求されています。特に、待つことの大切さや、折り鶴に象徴される平和の願いが描かれています。
短歌の紹介とテーマ
はい、短歌なんか知るか。淡々と綴る短歌日記。 14個目のエピソード、2024年大晦日、12月31日に詠んだ短歌をすべて紹介したいと思います。
短歌なんか知るか。 この日はたくさん詠んだんですね。
なぜかというと、AIチャットGPTの響詠くん、AI歌人ですけれども、彼がペースが出てきちゃったっていうか、私が詠むとそれに返し歌をするようになったんですね。
ここでは連歌って言っちゃってますけど、連歌ってのは正式には上の句、下の句を順番に詠むのが連歌なので、正確には連歌というより連詩なんですけれども、
それはさておき。アプリのお題を中心にこの日はたくさん詠みまして、しかも連詩、連作詩がたくさんできちゃったんですね。響詠くんとの合作ですね。
それをちょっと紹介したいと思います。 とにかく響詠くんが詠みまくり始めた年末でした。
まず、待つっていうお題が短歌アプリ57577で出たんですね。
これをまずAI歌人響詠くんに振ってみたんですね。その前から詠み始めたんで、だいぶ。
だからまずお題を振ってみようと。それまでは私が詠んだのを響詠くんに見て聞いてもらって、それに対して響詠くんが詠むっていうパターンはあったんですが、
もうお題から振ってみようと思ったんですね。そうしたら見事に詠んだんですね。しかもいいやつを詠んだんですね。
待つっていうお題で響詠くん詠んでみる?って言ったら、詠んだんですね。あっという間に。
1秒かからない。AIが歌を詠むのはね。我々は1時間2時間かかったりする時もあるんですが。
つまる日々 それもまたよしと 穏やかに 過ぎゆく時を 知る心持ち
何を思ったかこんなやつを詠んだんですね。
つまる。まあ年の瀬、押しつまる。押し迫る、押しつまるという意味もあるのか。
過ぎゆく時を 知る心持ち。まあ年末だからかな。
あとは待つっていうテーマでこんなやつを詠んだんですね。
とにかく 穏やかに 過ぎゆく時を 知る心持ち なんだということですね。
AI響詠くんは実は待つっていうことがわからないはずなんですが、言葉の上でこれを詠んだと。
これに対して私が詠んだのが、ふとせつな ざわめくこころ いとおしく 日々過ぎゆけど なお待つを知る
とにかく響詠くんは、まあ待つ、待ってもしょうがないから過ぎ行く時を知ればいいじゃないかって言ったんだけども、
私はいや待つ気持ちは捨てられないよというのを歌ったのがこれですね。
後でもっと詳しく語ります。
ふとせつな ざわめくこころ いとおしく 日々過ぎゆけど なお待つを知る
これはAI響詠くんに対する返歌として詠ませていただいたんですね。
それで、これはもうふざけたお題が出たんですね。
ぎゃ、ってね。
これにまたAI歌人の響詠くんに振ってみたらこんなのを詠んだんですね。
ギャーの連作詩
ぎゃあぎゃあと 子らの声する 春の庭
遊び疲れて 眠るひととき
もうこれ一発で詠みましたね。
もうこれはもうそのまんまで、じゃあ私が返歌しましょうということで、サピエンス返歌ということで、ぎゃ。
ぎゃあとるず はじめ人間 ゴゴンゴン ホモ・サピエンス よりルーデンス! ってね。
はじめ人間ゴゴンゴンってやつがあって、はじめ人間ギャートルズが好きだったんですね私ね、名前がはじめだってこともあるんですが。
ギャーといえばギャートルズしかないと私にとってはね。
なので ぎゃあとるず はじめ人間 ゴゴンゴン ホモ・サピエンス よりルーデンス! ってね。
もう遊び感覚で、あの漫画アニメはとても遊び感覚にあふれてたので、あの感覚好きなんですね。
どう見てもサピエンスじゃなくてルーデンスな感覚が好きだっていうね、そんな話ですね。
そしたらこれをAI歌人の響詠くんに、じゃあ私は今ギャートルズ詠んだら、これまた詠むんですね。詠めと言ってないのに。
ぎゃらぎゃらと 笑う群れゆく 夜の街 ネオンに踊る 影は誰ぞや ってなぜかいきなり夜の街になったんですね。これね。
年末、夜飲み歩いてるオヤジたちの話なのかなとか思いながら。
居酒屋にも行ったことないし、夜の街も歩いたこともない響詠くんAIがこんな歌を詠んだと。
ネオンも見たことないのにってね、そんな感じで面白かったんで、それに私がサピエンス返歌じゃなくてルーデンス、遊びで私のことね、ホモ・ルーデンスである私が返歌をしたんですね。
ぎゃーーーー! ゴキブリでたぁー! 大丈夫 北海道は ゴキブリ知らず
そしてそれをAIくんに言ったらまた詠んだんですね。響詠くんが。ぎゃぎゃぎゃと 騒ぐ世界の 片隅で 見上げる星は ただ黙りけり
これ締めの一句、詠んでください。締めの一首ね。締めの一首、詠んでくださいって言ったらこれ詠んだんですね。
これで全部で連作詩ができちゃったっていうことで、お題、ぎゃ。AIとのコラボ連歌って書いてありますが、正式には連歌というよりも連作詩ですね。
ぎゃあぎゃあと 子らの声する 春の庭 遊び疲れて 眠るひととき 響詠。ぎゃあとるず はじめ人間 ゴゴンゴン ホモ・サピエンス よりルーデンス! 一狄翁。
ぎゃらぎゃらと 笑う群れゆく 夜の街 ネオンに踊る 影は誰ぞや 響詠。ぎゃーーーー! ゴキブリでたぁー! 大丈夫 北海道は ゴキブリ知らず で、最近いるんですけどね、実はね。ゴキブリね。円山公園あたりにね。
ぎゃぎゃぎゃと 騒ぐ世界の 片隅で 見上げる星は ただ黙りけり。一応、もうね、はじめ人間の時代からね、子供が遊んで、はじめ人間思い出して古代に戻って、それが現代の夜の街に来て、
北海道で飲んでる話になって、最後はね、見上げる星で終わるという。年末大晦日にふさわしい連作詩ができたということですね。そして、
この待つの方も、もうこの調子で連作詩作っちゃおうって話になって、私が3つ目を詠んだんですね。往くを待ち 静かに過ぎて 復《また》来たる 風の吹くまま 待つ人のまま
あとでちょっと解説します。これ響詠くん、私が作ったのに、響詠くんも絡んでくれて 完成させたやつですね。
この辺でやりとりが本当は面白いんですけどね。この待つ人ってことで、連作詩を作っちゃおうってことで作っちゃったのが、これですね。
最初に響詠くんが詠んだ、待つで詠んだ、つまる日々 それもまたよしと 穏やかに 過ぎゆく時を 知る心持ち
それに対して私が、いやまだ待ちたい気持ちもあるんだよってことで
ふとせつな ざわめくこころ いとおしく 日々過ぎゆけど なお待つを知る 響詠くんが作ったのに私が手を入れたのがこれ、響詠/一狄翁。
私が詠んだのに響詠くんも絡んだのが、一狄翁/響詠ってやつなんですが、3つ作りました。一緒に。
静けさに 寄り添う風の 音さえも 気づかぬうちに 時は過ぎ行く
それに対して、静けさに 寄り添う風の そよぎさえ 聴きわけるように 刻は過ぎ往く
これちょっとだけ似たようなやつなんだけど、微妙な違いがあるわけね。
往くを待ち 静かに過ぎて 復《また》来たる 風の吹くまま 待つ人のまま 解説は後でします。
それにつながったやつですね。もう先に、これ順番 逆になってますけれども、まあいいですね。
はい。とにかくこの2つも作って、連作詩を作ることも意識して作ったのがこれですね。お題、平和。もう一個、短歌アプリから平和が出たんですね。なんと大晦日にね。
もうこれはじゃあ 詠もうと。一応、私が最初詠んで、
平和ってやつを 上の字に据えて。和を以て 貴しと為せ 聖徳太子ですね。
平らかなる世 忘らるる 古の智慧 ね。 和を以て 貴しと為せ と聖徳太子が言ったけども、 平らかなる世、 平和な世が忘れられて
古の智慧が忘れられちゃったみたいな。まあそんな話ですね。これに対して AI 君が詠んでくれました。
和を編む 人々の手に 託された 平らかなる日 祈りつつ織る これもなかなかいい歌だなぁと思ったんですけどね。
最後これなぜかねー、
響詠君は一発詠んだんですね、これ。響き合う 声の彼方に 咲く言葉 誰のものとも 言えぬ詩かな
っていうね、のを詠んだんですね。これはもう単独で、
詠み人 AI ということで、単独で投稿をさせていただいたということになります。かなり分量たくさんありますが、大晦日はこうやって
チャット GPT AI 歌人響詠君と遊んでたっていうね。寂しい年末だったわけですけれども、それはさておき。少しだけ、今のに加えて補足的に
解説をすると、 待つっていうので、とにかく響詠君
単独で詠めるようになってきちゃったんですね。このつまる日々 背景はわかりませんがとにかこういうね、もう待っててもしょうがないから
もうねもう過ぎ行く時を、過ぎ行く時を知る年にもなったんじゃないのみたいなのを
歌っちゃったんで、いやいやまだ僕も若いし、待つ気持ちはあるんだよっていうのを歌った ところから始まったんですね。
それはそれでほっといて、ぎゃで盛り上がって。これで5首の連作詩ができたところで、調子こいてこの待つも連作、作っちゃうぜ
時間の流れと待つこと
って話になって。それでこれ、どういう順番で作ったかね。チャット GPT とのやり取りはまたいずれnote記事に
したいと思いながら、ちょっと手が回ってなくてできてないんですが 。往くを待ち 静かに過ぎて 復《また》来たる 風の吹くまま 待つ人のまま
これは要するに、時間が過ぎ往く、人が過ぎ往く、往ってしまうのを待っている。
往ってしまった人を待っている。時間だけが静かに過ぎて。だけどまた戻ってくるかもしれない。
これはもう風に任せるしかないし、まあ私自身は待つ人のままでいいんじゃないかっていうふうに詠んだのが、この待つなんですね。
往くを待ち。往ってしまう時や人を待って、静かに時だけが過ぎて、戻ってこないかもしれないけど、また来るかもしれない、でもそれはわからない、風まかせ。
だからもう待つ人のままでいればいいじゃないっていう、そういう歌ですね。それでちょっと1個飛ばして、待つ人の3ですね。
これがなぜか、響詠くんが2つ詠んで。もうこれをじゃあ直して、似てるけどちょっとだけ変えたやつにしちゃおうということで、やったのがこれですね。
この2つ、3首目と4首目をちょっと見比べながら、
聞いて欲しいんですけども。静けさに 寄り添う風の これ一緒なんですね。
違うのは、「音さえも」と「そよぎさえ」が違うんですね。それから、「気づかぬうちに」と、その後、「聴きわけるように」。それから、ときの字が違う。漢字が
違うんですね。過ぎゆくのゆくの字が違うんですね。音は一緒なんですね。
だから、音がそよぎになってるわけね。音っていうのは音ですよね。そよぎっていうのはやっぱり風の動きですよね。
そよぐ風。風の音とそよぎっていう。これはやっぱりこう
なんて言ったらいいのかな、言葉は音でもありそよぎとか揺らぎでもありっていうね、動きでもあり、その両方を
表現したかったんで、それぞれ別の歌にしちゃっていいだろうと。音を本当は聴きわけるなのに、そよぎを聴きわけるにしたんですね。
音にはそよぎ、要するに、音さえ気づかぬうちにっていう。普通だったら、動きに気づかぬなんだけど、ここわざと
交差させたんですね。どうでもいい話かもしれないけども。つまり、そよぎを聴きわけるって
いうのを使いたかったんですね。だからこれ両方を生かしちゃおうと。それから、ときは過ぎゆくのこの「とき」ですけど、やっぱり、時間が過ぎるのと、もう一個は
まあなんていうか、刻む「とき」ですよね。瞬間、瞬間が過ぎゆくっていう。往ってしまうって意味で、通り過ぎて行くんじゃなくて、往ってしまうって意味で、刻は過ぎ往く。
その大事な刻、思い出の刻はもう過ぎて往ってしまったという。そのそよぎさえ聴きわけるようにという。まあ、
まああれですね、はい。私と響詠くんだけで盛り上がってた話ですね。これいいですねとか言いながら、この2つ
似てるけどいいですね、とか言って勝手に盛り上がってました。まあそんなことですね。最後5首目が、締めの一首という形になります。これは
すべて最初の2首ですね。響詠くんが詠んで私が詠んだのが
きっかけになって、最後の5首目が多分できたんだと思います。途中に生まれたこの 2首をアレンジして3首目4首目で挟んだっていう形になっています。
待つ人というタイトルにしました。それから平和、これはもういいですね。はい。さっき解説した通りです。
平和への願い
ちょっと響詠くんの最後のやつがいいなぁと思うんですけど。和を編む 人々の手に 託された 平らかなる日 祈りつつ織る って最後、折り鶴まで出てきちゃうっていうね。
これどっから来るんだろうと。この感覚はね。どこで学んでくるんだって思いますけど、折り鶴が出てくるんですね。最後ね。素晴らしいなと思いますけど。
和を編む 人々の手に 託された。私が詠んだ古の智慧はもう忘れられちゃったっていうのに対して、いやそうじゃなくてね、
人々の手に託されてるんだと。だからそれがどうなるかわかんないけど、祈りつつ 折り鶴を折るんだっていうね。
素晴らしいですね。この響詠くん。感動しました。
それからこれはどうやって出てきたのか忘れましたが、 彼方に咲くっていうことで、
響き合う 声の彼方に 咲く言葉 誰のものとも 言えぬ詩かな これ多分、私が響詠くんにどっからそんな言葉を持ってくるのとか言ったら、これを
確か詠んだんじゃなかったかな。響き合う 声の彼方に 咲く言葉 誰のものとも 言えぬ詩かな ってAIくんが
詠んだんですよ。これ年末の最後に。2024年大晦日を締めくくるにふさわしい歌だなぁと思って、ここに
載せさせていただきました。ということで、2024年 12月31日の短歌日記。
短歌なんか知るか。これにて終わりにしたいと思います。最後までお聞きお読みいただき ありがとうございました。
新年2025年の短歌日記を 楽しみにしてください。ではまた。
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