00:00
♪
はい、えーと今回のイメージキャストですが
えー、やっちゃいましたね
はい、ちょっとすみません
この録音のサンプリングレートが低いという
なんか
録音するときにねめちゃめちゃ低い音質で
録音開始してしまって間違えて
あの、ゼロが1個減って
10分の1の音質で録音しちゃったので
てつとさんの声だけめちゃめちゃこもってる
昔の電話みたいな形になっちゃってるんですけど
なのですごく遠くにいるという風にイメージしながら
遠くで喋ってるより水中で喋ってると思って聞いてください
はい、それでは第11回かな
今回のイメージキャストを聞いてください
どうぞ
ラジオの曲紹介みたいになっちゃった
(笑)
はい
(音楽)
おはようございます
おはようございます
イメージキャストです、あずまです
てっとうです
というわけでですね
えー、てっとうさんなんか最近受賞したものありますか?
はい、すごい聞きたくなって
受賞したんですよ
おめでとうございます
ありがとうございます
何受賞したんですか?
えーとですね、ちょっとスパコーンっていうおもちゃを作ってまして
そのスパコーンは
えー、なんて言ったらいいか
まずスパコーンの説明します
そうですね
これはゴム鉄砲で遊ぶときに
的に輪ゴムを当ててもあんまり飛ばなくて面白くないことがあると思うんですけど
みんなが思ってる、悩みですね
なんか折り紙で作った的ぐらいだったら、まあ過労死で倒れるけど
例えば牛乳パックを打ってもちょっと揺れるのがせいぜい
でもそれをバコーンと吹っ飛ばすような
えー、仕組みを作りました
はいはいはい
ただ、ゴム銃がただ強くなったらそれって単に危ないだけなんで
まあそうですね
そうじゃなくって、台の方を作って的を乗せるための台ですね
はいはいはい
その台にセンサーをつけて、わずかな振動を捉えて
えー、それで吹っ飛ばすっていう
なるほど
で、吹っ飛ばすためのモーターというか、ソレノイドっていう部品なんですけど
それが入っていて
えー、あとは的は自分が作ったものを
スパコーンっていう名前の台の上に乗せて
えー、スタンバイすると
その的をゴム銃で打つと
スパコーンそのものでなくて的をちゃんと打つと
パーンと飛ぶ
吹っ飛んでくれるという
はい
だからゴム銃のちょっとの刺激を
すごい大きな衝撃のように
バコーンって吹っ飛ばすことができるという
03:02
そうなんですよ
まあサイズはだいたい牛乳パックと
えー、断面、なんか真上から見た牛乳パックぐらいの正方形で
高さが5センチぐらいかな
割とちっちゃな台座ですよね
そうですね
ちょっと音だけ紹介してもらって
これ音で紹介するのすごい難しいプロダクトですけど
はい、電源オンにします
ちょっと待ってよ
はい
デレレって言いましたね
かわいい
で、スイッチをオンにします
はい
(電源音)
(笑)
これ電気ちょっとチャージするんで
パワー溜まってる感じがありますね
はい、かかるんですよ
で、その後で的に弾を当てると
(電源音)
あー
今ので吹っ飛んだ音が
いい音しました
バスって音がしました
(笑)
マイスに近すぎたかな
いや、ちょうどよかったと思いますよ
バスっていう気持ち
ティッシュの箱ぐらいだったら倒したり
空だったらちゃんと吹っ飛んだりします
で、こう
(電源音)
あー、吹っ飛びましたね
はい、今吹っ飛んでます
(笑)
で、このおもちゃは
これがスパコーンっていう名前の
そう、スパコーンっていうおもちゃなんですよ
スパコーンのサウンドロゴ流したほうがいいかな
あー、流しましょう流しましょう
えっと、スパコーン.comっていうサイトがあって
あ、あるんだ
(笑)
いや、あるっていうほどのものではなくて
1ページのグレーのサイトが出てきて
なんかバグって言うのかなって感じなんだけど
真ん中をクリックすると
スパコーン
いい音ですね
はい、これサウンドロゴです
で、サウンドロゴはおもちゃと直接関係ないんですけど
でも重要ですね
ピタン、ドラスイッチみたいな感じの
そうそうそう
雰囲気ですよね
で、このスパコーンって
実はゴム鉄砲じゃなくても
上、なんか振動させればパコって弾けるっていうだけのおもちゃなんで
なんかいろんな余白を持っているというか
そうですね、そこが面白い感じしますね
なんていうか、こう
割と遊び方を制限してないというか
ある種なんかAPI的な提供の仕方をしているのが面白いなと思いました
そう、とにかくもうただ飛ぶんで
あとは
あとはもう何を飛ばすかとかどう飛ばすか
何基準で何きっかけで飛ばすかっていうのを
全部お任せというのがいいですよね
そうそう、それを発明してもらうっていうところがまた
おもちゃの特徴でもあります
もともとテッドさんはかなりゴム銃に凝ってた時期がありましたよね
そうなんですよね
作り始めたのは小学生ぐらいだったと思うんですけど
意外と大学生の途中ぐらいまではゴム鉄砲結構
ゴム銃って言ったりゴム鉄砲って言ったりして
作っていて電車式のゴム鉄砲だったりとか
ちょっと輪ゴム時代が飛ぶようなものも作ったりはしてたので
06:00
ゴム銃って割り箸とか輪ゴムでみちみちに巻いて作るやつだけど
テッドさんなんか変なの作ってましたよね
ゴム鉄砲って言っても割り箸とかで輪ゴムでひじひじに縛って作るっていうのは
からスタートしたんですけど割り箸の長さって21cmぐらいなんですよ
21cmで一方輪ゴムが伸びる長さって一生懸命伸ばしたら40cmぐらい伸びるんです
これはオーバンド16番って標準
日本ゴム銃射撃協会で使用されている標準があるんですけど
大体40cmぐらい伸びるんですよ
それだけだとすると割り箸で作ったゴム鉄砲って全然延長できないんで
もっと伸ばしたいと思って東急ハンズで長い木の棒を買ってきて
無理矢理くくりつけてめっちゃ強いの作るっていう
そこら辺が原点
そこから徐々に大学ぐらいになったら
キャドーとかをある程度使って図面を印刷して
ただ3Dプリンターとかあるわけじゃないんで
紙にばって印刷してそれをスプレーの糸で木の板に貼って
それをノコギリとか糸ノコギリで切り出して
ただちょっと1mmぐらい大きめに切り出すんですよ
その後ヤスリでゴリゴリゴリゴリ削って
かなりプリミティブな作り方をしてますよね
しかも大学生っていうか中学高校から大学にかけて別にお金がないから
もうダイソーとかで買った工具を使って
ヤスリとかもダイソーで買ったやつを
日々ちゃんと使った後は歯ブラシで
クズ落として油とか塗ったりして
そうすると意外と100円でも使えるんですよ
めちゃめちゃいい話だなこれ
それでプラマイ0.12mmぐらいの精度までは
ギリ持ってこれたので
連射式のゴム銃の機構みたいなものも
ギリギリ作れるっていう感じで頑張ってました
金属で切り出したりとかもしてましたよね
アルミ板とかにも
アルミ板の時はスプリングが入らないから
ステッカー用のプリンターのシートがあるじゃないですか
あれに印刷してアルミにペタッと貼って
それもやっぱり金属用のノコギリ1000円で買ったやつと
あとピラミネアム2っていう
多分工作してる人は使ったことあるんじゃないかと思うんですけど
09:00
小学生の時に誕生日プレゼントに買ってもらったノコギリがあって
それをずっと使ってましたね
テトーさんは誕生日プレゼントにノコギリ買ってもらう少年だったんですか
そこを踏み切ってんだったなと思ってて
小学校5年生とかまでは
わりとおもちゃ買ってもらってたんですよ
ラジコンだったり当時ゾイドとか流行ってて
ゾイドの機構がプラモデルなんだけど
その機構があってちゃんとゼンマイで動くっていう機器があって
面白かったんですけど
なんかしばらくすると飽きちゃうじゃないですか
そうですね、どうしても
なんかこうもどかしいというか
虚しくなってきてしまって
もっとずっと遊べる何かがあったなとか思ってたんですけど
ある時ゴムデッポを強力にし始めた頃に
インターネットというものが普及し始めていて
そこでゴムデッポで検索すると
大人たちがめちゃめちゃすごいの作ってるのが出てきて
やばいこんな世界あるんだってなって触発されて
その年の誕生日プレゼントが木の板とノコギリだったんですね
それが良かったですね
すごい話ですよこれ
だから自分の子供もノコギリを欲しがるような
仕向けていくのかな
木の板とノコギリっていうのは
おねだりして買ってもらったんですか
お父さんこれがいいと
そうそうそう
連れて行って今でも覚えてます
ホウ材っていうホウの木で
微妙に油断ではいるんですけど5ミリの厚みのもので
サイズは30×40cmとかだったかな
2枚くらいとあと10ミリ×50ミリくらいの角材みたいな
それもホウ材だったんですけど
その2種類とあとはノコギリとボンドとかネジとかも買ったから
今でも覚えてる
すごいはっきり覚えてますね
東急ハンズの木材見て目をキラキラさせてる
鉄道少年の姿目に浮かびますね
本当に2時間とか入り浮かって
本当に親としてはすごい誇り高いと思いますよ
あんまり理解されてなかった気がしますよね
子供が目キラキラさせて東急ハンズの木材見て
これ欲しいお父さん誕生日にこれ買ってって言うのだったら
もう子育て終わりだなって
コンプリートだなって感じですよ
どこに出しても恥ずかしくない
当時はちょっと分からなかったですけどね
もうそれがどうなるのかっていう後につながるのか
あ、そうだあと真鍮の2ミリの棒と3ミリの棒も買いました
あとアルミの板
12:00
ちょっと連射式のゴム銃をその時作ろうと思ったんですけど
連射式のマシンガンみたいな
一応専用とといったトリターを引くたびに1個ずつ出る
その機構が公開されていたので
真似して作ろうと思ったら
結構頑丈なパーツが必要だっていうことが分かって
でもアルミとか切るってその時は思いつかなかったから
アルミ缶だったらハサミで切れるんで
それを頑張って切って折りたたんで分厚い板にして
それを部品にして
今度はその部品と擦れ合う木材のパーツがどんどん擦り減っていくんですよ
だから擦り減らないように中間接着剤を染み込ませて
すごいガキガキにして
盛り上がったところをヤスリで削ったりして
それを全部自分でたどり着いたんですか
そうそう
すごいな
でもパッパッと思いついたわけじゃなくて
これがダメだっていうのを行き当たりばったりで直しながら進んでたって感じが
物作り精神がもうその時から
何歳ですか
それが12歳かな
今思えば
その時僕6万役税しかしてなかったですよ
でもその引き換えに友達はできなかったよ
仲間はいなかったね
そのゴム銃すげーぞっていうのに共感してくれる人はいない
いなかったかな
すごい人はいたかもしれないけど
俺も作りたいみたいな人はいなかったかな
変な奴がいるぞっていう感じ
しかもその当時、ちょうど学校に行ってなかった時期で
登校拒否だいぶしてたんで
本当引き込みでそんなことしてたんですよ
学校行かずに家でずっとゴム銃作ってたってことですよね
そうですね
今思えばそれは原点だったなと思うけど
本当当時はこんなことして
どうなりたいんだろうって
全く絶望でしかなかったですけどね
絶望しながらゴム銃作ってたんだ
現実逃避かな
それがなんとなく今でも残ってて
気持ちの中に
それでピエロセンサーっていうセンサー
安いんですけど
30円とか50円で売ってるセンサーを
触る機械があって
機械があって30円とかだけどね
そしたらそのセンサーってマイクとかにも使われる
スピーカーとかマイクにも使われるようなセンサーなので
音に反応してなんかするセンサーですよね
かなり繊細な振動に
ちゃんとフィードバックが返ってくる
で、試しにセンサーの上に空き缶を乗せて
ついてみたらすごく
ちゃんとピコピコって反応して
15:02
パソコンの方にデータが切ってたので
これはゴム銃の的の振動を拾えるぞって
その時思っちゃったんですよ
2年前とか3年前かな
その話で
その後でいろいろ
一旦忘れた時期もあったり
あとは別のセンサーで風センサーっていうのがあったので
空気砲でボンって打つと
ダンボールがボカンと飛ぶっていう作品を
別のところで作っていて
そのダンボールがボカンと飛ぶのを
ゴム銃でやりたいなっていう風になったのが
去年末ぐらいかな
その時にセンサーがあって
反応するところまではいいけど
気軽にパッと手元で使えるようなものが欲しいなと思ったから
それをおもちゃとしてアッセンブルすることに決めて
スパコンっていうものができました
ちょっとこの辺
かなりロングストーリー
鉄道さんの物作りへの目覚めの追い立ちから
全部繋がってるストーリーですよね
繋がっちゃいましたね
ゴム鉄砲がここまで来るとは思わなかったけど
原点ですねゴム鉄砲って
これからも原点であり続けるのかな
っていう
いい話だな
それが受賞
受賞したんですよ
受賞がついでみたいになっちゃった
受賞すごい嬉しいですよ
あくまでも自分のために作ってたから
受賞っていうのはそんな意識してないつもりではいたんですけど
何アワードでしたっけ
Heroes Leagueっていう
いろんな賞が50種類ぐらいあるような
結構幅広くいろんな人が受賞できちゃうやつなんですけど
そこでプロトタイプFM賞っていうのと
ワーカーシャッチ賞っていうのが出ました
ダブル受賞
どっちも個人的にスポンサードしている
Heroes Leagueにスポンサーしている個人が
鳴き声が入っちゃった
まあいいや
最近音質がめちゃめちゃ良いって言っても
あんまりなかなかなくなってきて
気づいたらパンパリだっていうか
びちょびちょがスタンダードみたいになっちゃった
そうそうそう
すいませんどこまで話してるか
じゃあ今日の説明ですね
お願いします
一個はプロトタイプFM賞っていうのがあって
こちらは山本大輔さんっていう人がやってる
ポッドキャストがあるんですよ
そのプロトタイプFMに出ることができるっていう
副賞がついている賞です
プロトタイプFMっていうのは
いろんなものづくりをしている人が出ている賞なので
18:03
ちょっと紹介してない裏話とかを
ここでも話せたらなと思っていて
楽しみですね
このイメージキャストの放送の方が後なような気がするな
そうですね
おそらくも放送しているので
リンクを見てもらえればと思います
本当に試行錯誤の中でいっぱい失敗作品があるので
その失敗作品を成仏させるためにも
いろいろ話したいですね
あともう一個が若笹さんっていう人
賞の名前のままなんですけど
彼もものづくりされている人で
スパコーンがシンプルだっていうことで褒めてくれて
いい着眼点
それ嬉しかったなと思って
なぜかっていうとスパコーンってボタンが1個しかないんですよ
ボタンを押すとスタンバイして
打つと飛ぶ
その画自体を見ると
これ連動させたいタイムアタックできたらいいよねとか
いろんな音が入ってそれが出たらいいよねとか
いろいろアイディアを言われるし
それ一つ一つやったら面白いだろうなって思うんですけど
実はこれより前の段階で
レーザー銃で打ったら吹っ飛ぶものとか
いくつか作っていて
連動させたりとか調整できるようにすると
周りにパソコンが必要になったりとか
準備がめんどくさかったり
設定が異なると
パッと遊ぼうと思った時にあれ?飛ばない?みたいなことがあるんですよ
今鈍くしてるんだったとか
敏感にしすぎてたとか
そういうちょっと考えてしまう時間が挟まると嫌だったんで
調整機能すら一切なしで
このスパコーンはこのくらいの振動でこのくらい飛びますっていうのを
約束として持っておきたかったんですね
なるほど
そうするとスパコーンがある
ということはボタンを押せば飛ぶって
もうそこの
もう考えるまでもなく
現象としても
なってたよ
違ったよ、言い換えよう
インタラクティブで重要な要素は
エイテンシーの少なさと
予想ができるかどうかってことだと思うんですね
触ったらその瞬間に動くし
その動きがユーザーが確実に想像できるというか
こうやったらこうなるはず
その通りになる
21:01
そこを担保するって結構難しいんですよ
調整できるようにするとその度にちょっと変わってしまうし
変わるのがいい方向だったらいいけど
スパコーンの場合はこうなってほしいっていうのは
その通りになる方が楽しいだろうなと思ってて
これなぜ音声じゃ伝わらないな
スパコーンの動画見てください
リンク貼っておきましょう
あの動画の通りのことが言うで
パッと説明書なんかなしでパッとボタン押してできる
これなかなか体験しないとわからない面白さですよね
それを担保するために極限まで要素を削ったんで
そこを評価してもらえた方が嬉しかった
いいですね
ボタン以外に見えるものがないですからね
裏に充電ポートがあるくらいかな
バッテリー好きです
だから公園に行って1コーラを飛ばしたり
電源もいらない
しかもなんか妙に電気持ちがよくて
100回以上多分200~300回は飛ばせる
夕方まで遊べるっていうのも一つ目標で作ってますね
何でも外に持って行って好きなものを吹っ飛ばし続けて
ていうのがHeroes Leagueで賞を取りました
みなさんありがとうございます
ていう話でした
量産したいんでそれを目指しますこれからは
量産目指して
なかなか量産ってなると考えないといけないことも増えた
そうなんですよね
ちょっといいの話じゃなくなってくるんで
お金も出し
何か糸口ないかなと思って探してるので
量産をサポートしてくれる人募集しています
あとお金持ちの人も募集してます
大富豪の方
面白いねポッて1000万出してくれたら
量産化決定できるんで
はい決定ってなって
やれば多分決定は本当にできる
嬉しいな
それは楽しみです
そんな鉄頭さんが受賞してる間
僕は何をしてたかというとですね
あの
あの
漫画を読んでましたね
打ち読めたそうに言うのはちょっと
いらない気がする
だらだら漫画読んでましたね
いいじゃないですか
そんな知ってるかどうかわからないんですけど
マニアックな漫画ですか
一応ジャンプで連載されてる漫画で
知ってるかな
アトーゲコロハルさんっていう作者の
鬼滅の刃っていうですね
24:02
鬼滅の刃聞いたことありますね
なんかすごく聞いたことあるような気がしますね
すごく聞いたことがあるのか
僕もねすごく聞いたことあったんですよ
はい
やってんなーと思って
1年ぐらいずっとなんかツイッター見てたら
何かしら鬼滅の刃をパロディした何かが流れてきてて
確かにそうですね
みんなこれ読んだことあるんだなと思って
読んでたんですけど
だんだん知らないとわからないネタが日に日に増えてる
そうそうそうそう
知ってたら面白いんだろうなって思いながらずっと過ごしてきて
最近完結して最終刊が出たんですよ
完結したんですね
そうなんですよ
ものすごい大人気社会現象になってたんですけど
僕はなんかそういうの見るとなかなか手を出すづらくなってくるというか
天の邪悪なんで
あんま流行ってるものに飛びつくのは恥ずかしいというかね
わかりますわかります
そういう気持ちが発生しちゃってなかなか手出せなかったんですけど
ちょっとこれはちゃんと読んでみないと何とも言えないなと思って
その自分自身の思考をあえて押しのけてまで頑張って
頑張って
飛びついているっていう状態なんですね
そうですね鉄頭さんが受賞してる
すごい戦いがあったわけですね
ありましたね
いやーアプリで全刊化って読んだんですか
面白かったですね
良かった
僕何言ってもなんかすごいしゃに構えた感じになってるんですけど
普通に素直に面白いなと思って読んでました
面白いんですけど
なんかすごい悪口みたいになってるんですけど全然そういう意味ないんですけど
なんでこれだけめちゃめちゃ流行ってるのかは最後まで読んだけどわかんなかった
というのがそのこれ全然悪口とかじゃないんですけど
確かに面白いんだけど
これが理由でこれだけ流行ったのかみたいなものは掴めなかったっていうのが正しいですかね
現象ここまでの大規模な社会現象みたいな流行り方になると
これが理由で流行ったみたいなのないですね
そんな気がしますね
どっちかというと流行ってるから流行ってるとか
みんなが見てるから見るみたいな
すごい偶然の重なりでこうなったんだろうなっていう感じはしますね
あと広告の上手さとかもあっただろうし
ちょっと不思議だったのが男子にも女子にも受けてるっていうのは聞いたことがあって
実際知り合いの子供が一枚で見てるみたいな話を聞いて
そうなんだっていうのをちょっと見られたりもしましたね
漫画としては確かにすごく王道のストーリー
あんまりネタバレしないように言うと
27:01
さわりだけ言うと
鎌田炭治郎君という主人公が鬼に妹以外全員殺されてしまって
妹も鬼みたいな感じにされちゃったけど頑張って治すために
鬼をいっぱいやっつけるっていう
すごい王道っぽい話なんですけど
同時にすごく独特なんですよね
すごく癖があるというか
すごく真面目なシーンなんだけど
これギャグで言ってるのかもしれないなっていうのが入ってくるような
なんかこう話し方も独特だし
ジョジョを初めて読んだ時の感覚に近いかもしれないですね
ジョジョが国民的に流行ってもよかった
流行ってないわけじゃないんだけど
確かにそうなんですよね
言語感覚がすごく独特でっていうのもあるし
なんていうんですかね
なんかすごい
ちょっと今資料を用意してます
資料を用意して話すっていうのは初めてじゃないですか
漫画のコマをスクショしたやつがあったので
それちょっと読み上げようと思ってますけど
セリフ回しがすごい独特で
めちゃめちゃ真面目なシーン
緊迫した敵と戦ってるシーンの中で
主人公がセリフが「言うはずがないだろうそんなことを
俺の家族が」って言ってるんですよ
めちゃめちゃ当地法なんですよね
普通漫画だとセリフって
「俺の家族がそんなことを言うはずがないだろう」って言うんですけど
叫ぶ時にめちゃめちゃ怒って
でも「言うはずがないだろうそんなことを俺の家族が」ってなってるのが
当地法によって感情が高ぶってる様子とか
すごい伝わるんですよね
衝撃を受けてる様子というか
そういうのが多々出てきてたりとかですね
なんか新しい感覚というか
ギャグとかだと割とある使われ方だと思うんですけど
ギャグの使われ方と真面目の使い方が混じってるというか
っていうのがあったりとか
あとなんかこの漫画ですごく結構よく出てくるセリフで
「頑張れ」って言うんですよ
めちゃめちゃ励ます
めちゃめちゃ頑張れ言うんですよね
あんま頑張れ言わないですね最近の漫画って
漫画というか作品作られたもの全般において
すごい参ってる人に対して頑張れって言うのって
なんかやめた方がいいよみたいな雰囲気があるじゃないですか
30:00
実際そう言わない方がいい場合が多い
言わない方がいい場合が多いじゃないですか
でもこの作品はかなりめちゃめちゃ頑張れって言うんですよね
追い詰められてる人に対して
それは主人公が自分自身に対しても言いまくってるし
頑張れ頑張れって
なんかこうそれはなんだろう
みんながこう社会的な雰囲気として
なんて言うんですかね
言わないようにしてるようなことというか
言わない方がいいよねっていうことを
積極的に言っていってる
危うさもあるんですけど
でもそれはこう素直な感覚というか
本当はみんな言いたいことなのかもしれないですね
かもしれないなっていう感じですよね
頑張れか難しい
そうですよね
主人公が思ってることをすごく言うんですよね
言うしその台詞
その何て言うんですかね
心情台詞というかあるじゃないですか
黙々と出てくるやつとか
吹き出しが思ってることをホワホワと出てくるやつとか
あれを主人公がめちゃめちゃ思ってることを
台詞として出すっていうのが
結構なんか最近の王道の戦う漫画としては珍しいな
という感じしますね
そういうのでもないですけど
例えばよく言われるやつだと
ワンピースとかルフィが思ってることって出てこないんですよね
台詞として
なるほど
顔には出ますけどね
顔には出て台詞としてはすごく喋ったりとかするんだけど
その実何を考えてるかっていうのを黙々と台詞で出てくることはないんですよ
それがストーリーを駆動する主人公の読み取れなさというか
なるほど
話を進めていくために必要な要素だったりとかすると思うんですけど
ある程度親切に見せているという感じなんですかね
感じもあるのかもしれないですね
意外と読み取れなすぎて面白くなくなっちゃう人っていうのはいるような気がするんで
ある意味わかりやすい方がターゲットが広がるとかっていうことはあるのかな
朝空を見てて思ったのが
どういう気持ちで見たらいいかっていうのが曲とか雰囲気で全部示されていることが多くて
例えばここは笑うポイントとかここは嘘ついてるとかっていうのが
雰囲気とか表情とか曲で全力で表現してくれてるから
あんまり途中見てなくてもパッと見てシーンが理解できるから
多少小見性でもわかるっていうかそんな感じがするんですよ
33:00
読み取れなあの時あんなことを思っていたのかみたいなことは起こらない
あんまり起こらない
こいつ僕から見るとそう見えたんですけどもしかしてそれに近い手法なのかな
のかもしれないですね
見た人がそのまま楽しめるというか
読み直すというかあれってどういうことだったんだろうっていうことが起こらない
さささっとそのまま読み流せる形というかですね
意外と重要かもしれないですねそういうのって
っていうので結構いろいろ他の漫画とは違う独特な要素がたくさんあるんだけど
それがどういうふうに作用してこうなったのかっていうのはわからないけど
なぜか読み進め僕も最終巻まで読み進めちゃいましたし面白い漫画だなと思いました
漫画で見てみようかなちょっとアニメを何枚か見たんですけど
ちょっと面白いなと思いつつ次の話を見ることをうっかり忘れてしまうくらいの感じだったので
漫画の方がいいかもしれないな
現象として面白いなと思ったのがツイッターとかでも流れてきた話なんですけど
もう結構子ども保育園とか幼稚園とか行ってる子どもまでみんな知ってるんですよ
当然めちゃめちゃ流行ってるし大好きだから
でも実際にアニメとか漫画とかを親が子どもに見せてないんですよあんまり
なんでかっていうと結構グロい話なんで
もともと出だしからなんかその主人公が家族を全員鬼に斬殺されてるし
あとなんか鬼もなんかあの首をその刀で切らないと殺せないっていう設定なんで
頑張って首切る話なんですよね
結構あの子供に見せれないような描写が多いというか
そうですよね
そうなんで子どもたちはみんなその主人公主要なキャラクター炭治郎とかのこと知ってるし大好きだけど
どういう話かはあんまり知らないというか実物は見てなくって
で限られた家の子ども見せてくれてる家の子どもが
その語り部となってこういうキャラクターが出てきてねこういう戦いがあってねみたいなのを伝えてるらしくて
これまさに言葉通りの意味で伝説化してるんですよ
なんか面白いなと思って
伝えて説く話としてこう鬼滅の刃が広まってるっていうのがすごい面白いなと思って
へー
まあシスの要因かどうかをさておき不思議な現象ですね
不思議な現象ですよね
これが何でかがわからないので再現性もないし
すごいなぁとしか言いようがないんですけど
なんか読みたくなってきたな
だからでもやっぱ読んでて独特って思いながら読んでましたんで面白いと思いますよ
36:00
じゃあちょっと読んでみよう
ぜひぜひ読んでみてください
ちょっとあのなんだっけ頑張れについてちょっと思ったというか
まあ確かに頑張れっていうのは弱って人にあんまり言わない方がいいっていうのはすごいわかるけど
あの頑張れっていう言葉って命令形じゃないですか
はい
でも実際の内容としては祈りだと思うんですよ
っていうのをなんかどこかで読んだのかもしれないですけど
命令形なのに祈りっていうところのギャップが言葉として難しくしている要素な気がして
あの祈りであったとしても弱っている人に言ったら結局へこむのは変わらないって変わらないんですけど
なんか頑張れって結構言葉としてそもそもトリッキーだから
そこの解釈が意外と幅があってマイナスに作用することが多いのかなみたいなことをちょっと思ったり
でもそこはあくまでも祈りでしかないんだっていう風に思えれば
まあそれなりに使いやすい言葉になるんだと思うけど
グッドラックス的な
そうですねなんかその頑張れって言えない社会だから
だからこそ流行ったっていうのもあるのかもしれないなと思いました
漫画の中でその社会がみんなが思ってるけど言わないようにしてることを言ってるから
受け入れられるっていうのももしかしたらあるのかもなと思いますね
なるほど
でもなんかちょっと読んでて作者が心配になるというか
キャラがみんなすごい頑張っててるし
漫画のめくったところに出てくる作者のコメントみたいなのあるじゃないですか
あれでもなんかこう序盤とか特にめちゃめちゃいろんな人に謝ってるんですよね
ご迷惑おかけしましたとか頑張りますのでよろしくお願いしますみたいなのを見てて
大丈夫かなこの人って
すごい毎回謝ってるんで心配になってその作者のメンタルが
作者もそうなんじゃないかみたいな
ちょっとねあんまり頑張りすぎないでほしいところではありますけど
そうですね
読めるかなちょっとしんどくて途中で読めないかもしれない
ちょっと心配でも完結してるんでそれは本当に良かったと思います
もしかしたら早めに完結させようっていう判断が起こったのかもしれないですけど
ちょっとこれはやばいぞっていう
ちなみに全何巻ですか?
23巻ですね
23巻ぐらい読めるか
そうですね
まあ割と何日かかけておりましたけど僕も
アプリっていうのはスマホ?
iPadでなんかあれですねジャンププラスっていうですね
周囲者が出してる少年ジャンプの漫画が読めたりするやつですね
39:02
今アプリなんですねTwitterとかだと思いました?
僕は漫画は最近アプリで読むようにしましたね
結構便利ですか?
結構便利ですよ
あとなんかその新しい漫画とかちょっと読んでみたいなってやつとかがサクサク無料で読めたりとかするんで
いやKindle意外と使い勝手悪いんですよね
そうなんですか?
読みやすいけどUIが悪くないですか?
確かに確かに
パッとページ読みするのもそういう機能はあるんだけど毎回ちょっとまごつくというか
特に漫画は漫画用にできてるものはないので
もともとがっていってもありますね
なるほど
というわけでぜひ鬼滅の刃見てみるといいと思います
意外とこうやって言ってて読んでない人たくさん居そうですからね
そうですね意外と読むこと
僕が天の弱なためだけなのかもしれないですけど
天の弱な人もぜひ読んでみてほしい
そうですね
おおってなると思うので
じゃあ今回ソウル区議会で
スパコーンと鬼滅の刃2本立てでお送りしました
二大挙動ですね
二大挙動として
それではイメージキャストへのお便り質問こんな漫画読んでみてくださいなどなどあれば
twitterのアカウントに書いてある質問箱の方に送ってください
よろしくお願いします
それではまた今度
さよなら
さよなら
ん
[音楽]