ゴール地点とコメント賞
続いてゴール地点、女性で62位でゴールされた東海林さきさんとサポートの皆さんにお越しいただきました。感想おめでとうございます。
ありがとうございます。
なぜ来ていただいたかと言いますと、今回ですね、IBUKIに一番コメントが多かったコメント賞です。
イェーイ!ありがとうございます。
おめでとうございます。先ほど東海林さんについたコメントを計算しましたら、30件ありました。
ありがとうございます。皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。全国各地からコメントしていただきました。
大人気の東海林さんですけれども、ちょっとじゃあ、それぞれ自己紹介をしていただいてもいいですか?
はい。東海林さきと申します。
今日はレイクビューバー100に初めて参加して、どうしてもゴールしたかったので、何とかゴールできてとても嬉しいです。
はい。おめでとうございます。
楽しかったです。ありがとうございます。
愛知県から参りました。虎の穴に入っています。大西渉と申します。
もう一回お願いします。虎の穴?
虎の穴です。の大西渉と申します。
チーム名かな?
そうです。チーム名です。
今日は初めてレイクビューバーのボランティアとして参加させていただいて、英語のエイドと夜間のゴールテープを担当させていただきました。
じゃあ大会のスタッフというか、ボランティアの方で入っていただいているわけですね。
すみません。サポートではなくてね。
元々知り合いというか、お友達で。
なるほど。さきさんとの関係というか、チームか何かですか?
去年大会のボランティアで一緒になって、そこから仲良くさせてもらっていて、今回出るという話だったので応援するよという形で。
なるほど。そして。
ギフから来ました。笠野優子と言います。
今回はさっきのチームとしてエイドの担当で、あと二人いるんですけどギフから三名でサポートにやってまいりました。
サポートエリアに入るのは一人ですけれども、三人チームを組んで順番に。
さきちゃんの要望に応じたものを準備するというメンバーで来ました。
すごい体制ですね。
言わせていただきました。いっぱい。
ということで、現場でもサポートの方三人もいらっしゃって、スタッフにも仲間がいて手厚い体制ですし、
コメントも本当に30件も入るという感じですけど、これはどういう現象なんでしょうか?
たぶんさきちゃん自身はまだ分かってないと思うんですけど、
そういうマイルレースとかにさきちゃんがもともと一緒に走っていた先輩と仲間たちが、
さきちゃんを中心に今回各自の時間にコメントを入れるっていう、そういう現象が起こっていたんだと思います。
アドバイスも?
そうですね、アドバイスとエイドへのアドバイスといろいろ。
なるほど。じゃあさきさん応援しているちょっと離れている方々が遠くから、
もっとこういうふうにするといいよみたいなアドバイスをたくさん書かれてコメントがどんどん増えていたっていう。
いびきステーションを使って。
そう、使ってやりとりをして。
さきちゃんへのメッセージとエイドスタッフへのメッセージといろいろ。
途中で仮眠をね、撮ったんですかとか、いろいろかなりいびきが読み込んだコメントも多くて、
温かいものがそろそろ欲しいかもとか、コーヒーとかも飲むのかなとか、
かなり具体的なアドバイスというか書かれたけど、これがそういうことなんですかね。
それを書いてくれた友人たちもマイルを走る友人たちなので、
自分の経験からそろそろこの時間はこういうの食べたい頃かなとかを言ってくれたんだと思います。
なるほど、なるほど。
レースの経験
そしてダイモンジの時は有名なダイモンジャムを通るんだね、最長時間更新って書いてありましたけど、
さっきさんの今までの最長時間も全部把握されて、そろそろ最長時間かなっていうことですかね、これは。
そうですね。さすがです。ありがたい。うれしいです。
このコメントの内容って本人には届いていたんでしょうか。
私はまだ全然見ていなくて、今拝見して温かい友人に囲まれて幸せだなと思っています。
そんなさっきさんですけど、普段どのエリアでどんな風にランニングを楽しめるんですか。
今は岐阜県の岐阜市に住んでいるので、近くにある金火山という山、標高はそんなに高くなくて300ちょっとなんですけれど、
そこを何往復かするとか、そういうのが多いかなという感じです。
チームとかに入られたりしてるんですか。
チームに入ってないです。
チームに入ってなくてこんなにたくさん仲間ができてるってのはどういうつながりなんでしょう。
これは東海林佐紀の力だと思います。
ちょっとその辺の魅力を詳しく教えていただいていいですか。
私は職場の同僚なんですけど、彼女の明るいキャラクターと、いろんなレースに応援に行くんですけど、
必ず誰かといつも一緒に走ってたりとか、周りに誰かいて、そして連絡を取ってまた別の山で出会ったりとか、
そういう人をつなげる明るさとエネルギーがすごくあるのかなと思っています。
なるほど。
嬉しいです。
いつも誰かと走ってるもんね。
確かに。
トレランはどれくらい、何年くらいされてるんでしょうか。
7年目くらいです。
で、結構100マイルとかも。
100マイルは今日が4回目のトライで3回目の成功って感じです。
なるほど。
じゃあ最近100マイルも走られるようになって。
そうですね。去年くらいからマイルレースを走るようになって、旅をしてる感じがすごく楽しいなと思って、ロングレースがいいなと思って。
海外も。
そうですか。どのレースに。
2月にニュージーランドのUTMBシリーズのニュージーランドの大会に出たのと、その前の年にベトナムでレースに出ました。110キロくらい。
結構出られてますね。
楽しいです。海外のレースも。
それはじゃあUTMBも目指されてるっていう感じですか。
いつか走りたいなと思ってます。
その時には是非サポートに来ていただきます。
もちろん。人を巻き込んで。
なんかそのいろんな人とね、いつも一緒に走ったりとかされてるっていう話ですけど、何か心がけてるんでしょうか、そういう人を巻き込むのは。
えー難しい。そんな心がけてることはないんですけど、明るくいることですかね。
くらいかな。
とはいえ100マイルレースだと辛い時とか、体調がすくれない時も来ることがあると思うんですけど、そんな明るさってそれでもいつも保たれてるんですか。
例えばボランティアしてくださってる方とかに挨拶を頑張ってするとこっちも元気になるなと思って、しんどい時に頑張って挨拶しようって思ってます。
今日はちょっと最後の方できなかったから、辛くて、という感じです。
じゃあちょっと今回のレースを振り返っていただいてもいいですか。最終的には50時間58分で先ほどゴールされて、リアコにも飛び込まれていましたけれども、どんなレースでしたでしょうか。
とてもとても辛かったです。
とても辛かったんですが、辛かったからこそ各エイドのスタッフの方たちがテンションを上げてくれたりするのがすごく嬉しかったですし、
近くを走っているランナーさんとも話をしたりしながら、みんなで進んでいくというトレランの良さが感じられたなと思っています。
なるほどね。岐阜ってことは静岡山脈もそんなに遠くはないと思うんですけど。
そうですね。
今日走ったところだと、5在所からランナー空峠ぐらいまでしか走ったことなくて、その先に行ったことがなかったので、なんだこれはと思いました。
じゃあそんなに遠くはないけど、序盤しか走ったことなくて、レースに挑んだということで。
はい。
で、どうでした序盤からの展開としては、どういうふうに進んでいったんでしょうか。
すごくテクニカルなコースだということは聞いてはいたんですけれども、思った以上に大変な坂ばっかりで、気持ちよく走れたなっていう坂は一度もなかったなというぐらいの、もう全部壁に見えました。
それは終盤までずっとですか。
はい。全部壁って感じでした。
なるほど。で、なんだこれはってなって、どうしたんですか。
なんだこれはってなって、でもほんとに近くにいた友人とかとちょっと行くかみたいな感じで、はい、がんばりました。
じゃあ今回も結構周りに一人だけじゃなくて、ご友人がいたんですか。
たまたま前に山で出会った方と同じ部屋で宿泊の同部屋だったので、その人と途中一緒に走ることもあったりとかして、っていう感じですね。
なるほど。やっぱり今日も今回も周りに仲間を作って。
そうかもしれない。はい。眠気を覚ますためにも誰かとしゃべりたいっていうのがありました。
知らない人にも話しかけるんですか。
話しかけます。
はい。どんな感じで。
えっと、お名前を教えてくださいって言います。
いきなりそこから入るんですか。
結構そうですね。レース中に。
レース中に。ちょっと会話して、しんどいですねとか、さっきのエイド美味しかったですねみたいなちょっと世間話をしてから、
あ、お名前を教えていただいていいですかって聞きます。
あ、そうなんですか。
はい。
で、例えば近藤ですって言ったら、どんどん話しかけるんですか。
そうですね。下のお名前なんですかって伺います。
下のお名前から聞くんですか。
はい。
なんで?
え、なんか、その人のお名前は下のお名前じゃないですか。
なので、下のお名前を大事にしたいなっていうのが普段からあるので、下のお名前を聞きます。
で、どちらからいらしたんですかとか、レイクビャ何回目ですかとか、
次のレース何か決めましたかとか、
やっぱ質問責めにするしがち?
そうか、そうやって周りに仲間が増えていくんですね。
そうなんですかね。
え。
そうですか。
え、それをじゃあ今回もされました?
はい。途中、そうですね、何年か話しかけました。
なるほど。で、答えてくれます?
はい。私の出身地の近くだったとか、北海道からいらしたっていうランナーさんと結構途中一緒に走ったりとか、北海道の話聞いたりとかしました。
じゃあ、その自己紹介タイムだけじゃなくて、そのあといきなり北海道の話とか、どんどん質問続いていくわけですか。
そうですね、山どこ行くんですかとか、そんな感じです。
え、なんか不思議?
いつもの、いつものりんりん。
りんりんって呼ばれてるんですね。
りんりんって呼んでる人もいますけど、さきちゃんが多いかな、トレランのお仲間は。
そうですね。
さきちゃんですね。
そうですかね。
コメント欄にもね、りんりん楽しんでって、わいみずのさんからコメントあったりしましたけど。
ずっとサポートで来てくださってて、サポートしつつコメントをしてくださってたやつですね。
みずのさん。
はい。
人との交流を通じて
あ、そうなんですね。なるほど。
はい。
なんか、例えば坂がきついときとか、息もしんどいみたいなときもあると思うんですけど、基本そうやってずっとしゃべってるほうが楽っていう感じなんですかね。
それはちょっと控えます。
あ、そのときは控える。
あ、なるほど。
そうですね。
でも、今回はひえいざんのセクションのひえいざんまでののぼりがけっこうしんどくて、夜だったので、3人でおしゃべりしながらねむけざますと、はい、おしゃべりを楽しみました。
なるほど。
はい。
ちょっとあんまり、ずっとこんな話聞いちゃいますけど、ちょっと話はいいですみたいな人とか、なんかそういうことあんまりないですか。
そうですよね。なんか見極めてるのかな。
あ、この人。
見極めてるかな。
この人はいけそうみたいな。
そうですね。
いけそうな人に。
いけそうな人に話しかけてる気がします。
じゃあ、お話してくれそうな人見極めて、下の名前から聞いていって、おしゃべりしながら力をもらいながら、
あ、そうです。
進むのがけっこう得意技。
はい、得意技。
どうですか、このスタイル。
いや、でもさきちゃんだからこそしゃべってくれるっていうのはあると思うんですけどね。
話しかけられたらやっぱりしゃべりたくなっちゃう。
そうですね。この明るい笑顔でね、聞かれたら無視するわけにはいかないですね。
いかないですね。
ありがとうございます。
じゃあ、今回もそんなお仲間を増やして、そういう方とはなんかその後仲間になったりするんですか。
そうですね、違うレースで会ったりすることもありますし、
あとはもし家が近かったらまた走りましょうみたいな感じで話をすることもたまにあります。
そうですか。丁寧にですね、使い捨てじゃない感じの。
それはしません。しないです。
今この区間だけ寝よむくならなければいいとかじゃなくて、
利用するじゃないですか。
ちゃんと下の名前から入り、終わってから近かったら一緒に走りに行こうとする。
これは確かに。
真の人好きじゃないですか。
そうですね。
そうなんですよ。各地でいろんな人と走って、そこで出会った人と戦っていくんですよね、ずっと。
レース中に知り合った人といろんなところで一緒に走るようにその後なっていく。
それがトレーラーの楽しさだなと私は思ってます。
いつからそのスタイルを確立したんですか?
いつだろう?
でもロードレースをした頃はやっぱりマラソンの最中に隣の人と話しかけるというのはないですよね。
そうですね。
でもトレーラーはそれができるのでいいなと思って、それが魅力だなと思っていたりします。
じゃああるとき、これ喋れるなって気づいて、話しかけ戦法みたいなのを身につけていったって。
しんどいですねっていう感じが多いですね。
海外でも話しかけってなかったっけ?外国の方にも。
そうですね、結構話しかけます。
そのバージョンもありなんですか?何語で?
英語で。
英語喋れるんですか?
はい、そこそこ。
じゃあ海外も同じような感じで仲間が増えていく?
なかなかでもその後っていうところまではなかったりしますけど。
一緒に走りに行くのはちょっとね、敷居が高いですけどね。
じゃあそんないろんな人の力も借りながら、鈴鹿も越えて進んでいったんですけど、レース自体はその後どうでした?今回。
今日ですよね。
まずサポートに来てくださっていたので、それがすごく力になって。
やっぱり次のところで会えるなとか、元気に会おうとか、何食べようかなとか、それがすごく力になって。
本当にゆう子さんとあと2人のサポーターの方には感謝の気持ちでいっぱいで。
まずそれが原動力の一つだったなっていうのを感じるのと、あとはそうですね、コースは本当にきつかったので、なんだろう、走れちゃったって感じです。
ゴール完走できちゃった?みたいな。
できちゃったなって感じです。
じゃあご本人としては、できるかどうかわからないなっていう気持ちだったっていう。
したいなとは思いつつ、できるかなみたいな感じだったので。
じゃあタイムもね、50時間、58分ということで、最後の関門から1時間前という感じで、うまくまとめたというか、ちょっとゆうもちながらきれいにゴールまでたどり着いたって感じですけど、この結果にはわりと満足されてる感じですか?
足の爪が痛すぎて、最後の林道、ホーライさんの頂上くらいから、もうちょっと走れたな、最後さわやかに駆け抜けたかったなっていうのがあるので、そこはちょっと悔しいなと思ってます。
サポートの工夫と感謝
なるほど、ちょっとじゃあ改善点も残して、どうですか?その辺、克服するためにもう一回メイクビア出られたりみたいなことは今後。
渡るさん、一緒にどうですか?
ぜひ、今年ボラでしたけど、ぜひ来年は選手として、さきちゃんと一緒に3走目指したいなと。
私ボラにしようかなって。
逆で次は。
なるほど、でも見事にちゃんとゴールまでたどり着かれて、素晴らしかったですけど、サポートの方は気をつけていることとかありましたか?
サポートの方で気をつけていることとか、工夫したこととかありましたか?
今回2回目のマイルのサポートだったんですけど、前回より効率よくいかに準備をして、彼女に欲しいものを与えるかということだけを宣伝して、
次出るときにさらに何が足りなかったか反省をしながら、他の選手とか見ながらどういうのが必要なのかなというのを考えながら出るという感じですかね。
エイドのプロを目指した。
さきちゃんから要望とかあるんですか?
時々本当につらいときとかは、これが欲しいという連絡が途中で入るので、その間に買い出しに行ったりとかして、ちょっと一応欲しいものを。
すごい、追加オーダーも可能なんですね。
追加オーダーも可能なんです、3人体制で。
今回何かあったんですか?
今回は何だっけ、爪が痛いって言ってたの。
氷?
次のエイドで膝を冷やしたいって言ったので、新しい氷を新調してとか、それでテーピングも準備していったりとか、みんな予測しながら準備してる感じですね。
チームだ。
最強のサポーター。
じゃあたくさんコメントもありましたけど、皆さんにちょっとお返事というかお伝えしたいことがあれば。
このコメントを書いてくださった皆さんですよね。
いろんなところから皆さん応援してくださってありがとうございました。
ぜひレイクベア走ったことない皆さんは走ってください。
いいですね。
本当に人から力を得ながら走られてるんだなっていう、すごく人の力をうまくもらいながら進まれてる方法が印象的な東海リン・サキさんでした。
どうもお疲れのところありがとうございます。
こちらこそ本当にスタッフの皆さんにも本当によくしていただいて、もちろん友人もなんですけど、
たくさんの人に支えてもらったなと思ってます。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ぜひ来年は一緒にスタートラインで。
サキちゃんと一緒に頑張ります。
お会いできるの楽しみにしています。
ありがとうございました。
ありがとうございました。