1. IBUKI STATION
  2. TJAR2024優勝の土井陵選手ゴー..
2024-08-16 43:56

TJAR2024優勝の土井陵選手ゴール・インタビュー!

TJAR2024は土井陵選手が優勝しました。

土井選手のゴールシーンとゴール後のインタビューの模様をお送りします。

土井さんのインタビューは、大会実行委員会の飯島さんによるものです。

深夜の大浜海岸で、たくさんの応援者に迎えられる土井選手
ゴールの横断幕を前に
ヒーローインタビューには、竹村選手が駆けつけた

サマリー

トランスジャパンのゴール地点で、土井陵選手のレースの展開や牧野選手の追い上げについて語られています。また、竹村選手の失格という意外な展開や大会全体のペース感についても触れられています。TJAR2024のゴールインタビューでは、優勝した土井選手がレースの経験や苦労について語ります。特に過去の参加から得た教訓が、今回のタイムに影響を与えたことが強調されています。TJAR2024では土井陵選手がレース中の体験を語り、困難な状況とそれに対する思いを共有しています。彼は足のマメや眠気、食事に関する話題も含め、競技中の心の葛藤について詳しく述べています。TJAR2024優勝の土井陵選手が、レース中の体験や応援の重要性について語り、応援の力が勝利に繋がったことを説明しています。

トランスジャパンのゴール
スピーカー 2
IBUKIステーション、近藤です。 たしろです。IBUKI STATIONです。
スピーカー 1
ついに、トランスジャパン、ゴール地点にやってまいりました。 いよいよ、先頭がもうすぐゴールすると。
そうですね。 ということで、大浜海岸、静岡県静岡市の大浜海岸にやってきております。
スピーカー 2
たしろさん、スタート以来ですね。 ほんとですね。 まさか、またゴールにね、ちょっとスタートとゴールにいさせていただけるとは思いませんでしたけれども、
スピーカー 1
はい、どうぞよろしくお願いします。 再び、IBUKI STATIONのインタビュー担当ということで来ていただきました。
よろしくお願いします。 このスタートからゴールの間は、どうやって過ごしてましたか?
スピーカー 2
スタート見送ってから、その後、室堂から市の越しで、ちょっと選手を逆走応援して、
その後、今度は大城沢の方から上甲地に入って、上甲地のチェックポイントで、ずっと選手のお迎えをしてました。
スピーカー 1
すごい。やってました。 じゃあ、北アルプスで2箇所応援をして、
スピーカー 2
その後は? その後は、1回家に帰って、そしてゴール地点、今ここにいるという感じですね。
スピーカー 1
フルコース。 がっつりですね。 中央アルプスと南アルプスは行ってはいないと言うものの、かなりがっつりですね。
はい、ということで、先頭がただいま、ロイ選手。 今、静岡市に向かってロードを走っているということで、単独で1位なんですけれども、
その後ろ、約1時間差ぐらいで、6番の牧野選手が、結構追い上げているという展開で。
本当にすごい追い上げですよね。ちょっとびっくりしました。 どうです?この展開は。想像してました?
スピーカー 2
これはですね、ちょっとなかなか想像してなくて、
土井さんが先頭で、ずっと来てはいたんですけれども、なかなか南アルプスでね、
ペースダウンというか、足に豆ができて苦しまれてたっていうのをね、インスタとかの情報で見ていたんですけれども、
IBUKIで見ていても、確かにちょっとペースダウンしているかなと思います。 そこを牧野さんが、
腰淡々と狙って、ここまで追いついてきたというのは、本当にすごいなと思います。
スピーカー 1
牧野さんも、今単独で2位ですけれども、南アルプスではね、塚田さんとか、他の選手と結構同じような場所にいたのに、
はたなぎに降りてから、ロードで一気に差を広げるってことで、相当ロードで話してます。
スピーカー 2
追い込んでますよね。 これ多分、見てる皆さんも、
スピーカー 1
おー、牧野さん、頑張れ!みたいな感じで、言って思ってらっしゃる方もいらっしゃるのではないかと思います。
さすがに追いつくのは、ちょっと厳しいかなという気はしますが、
スピーカー 2
多分あと土井さん1時間ぐらいですね。 今現在時刻が夜の23時40分ぐらいなので、
多分あと1時間ぐらいでゴールするんじゃないかなと。 今ちょうどですね、
ゴール地点と牧野さんの間に土井さんがいるみたいな、そんな位置関係です。
スピーカー 1
だから、要は倍のペースで進めば追いつくけど、 土井さんも今キロ5分ぐらいで進んでいるってことなので、
スピーカー 2
さすがにキロ2分半で走るのは難しいかなっていうところですかね。 ちょっと人間じゃないかなみたいなね。
ただ、かなり近差になりそうですね、2人のゴール時間もね。 ただ、これ見る限り牧野さんもまだまだ諦めてない感があるので、
スピーカー 1
この後ね、どこまで土井さんと差を詰められるかなっていうところが。 そうですね、2人の差はこのまま行くと1時間切るかもっていう、
1時間以内の差で2位がゴールする可能性が出てきているという状況ですね。 ゴール最終盤、今そういう状況ですけど、ちょっとじゃあ少し振り返りますか。
竹村選手の失格
スピーカー 1
振り返り、レース全般を。 最初は竹村さんが大活躍ということで、
スピーカー 2
全県ナンバー1番若かった31歳竹村選手が、土井さんと先行している時間が長かったぐらいですよね。 そうですよね、紙コーチも確か竹村さんの方が早く入られてたかなと思うので、
土井さんも意識している選手はという問いに竹村さんの名を挙げていらして、私はちょっとびっくりしたんですね。
土井さんが特定の方を意識しているよというふうにおっしゃっていたのを聞いて、かなりびっくりしたんですけど、本当にその通りの展開に最初はなったかなという感じですね。
スピーカー 1
その竹村さんと土井さんは2人とも寝ずに北アルプスを越えて、やりがたけを24時間以内には通過して、紙コーチに午前というか深夜に辿り着いて、そこで竹村さんが睡眠に入って。
そうですね、確か2時間ぐらい仮眠されていたのかな。 そこで寝なかった土井さんが先行1回したという感じでしたね。
その後、ロードが続くんですが、2時間寝た竹村さんが結構追い上げて。
スピーカー 2
そうですね、そうなんですよ。それちょっと息吹で見てびっくりしました。2時間下がったはずなのに、もう竹村さん追い付いているという。
スピーカー 1
なので、休憩が良かったのかまた追い付きかけて、中央アルプスも割と近づいて、追い付いてはなかったんですかね。
スピーカー 2
ちょっと差をつけながら、2人で1位、2位という形で済んでいましたが、ここで竹村さんがちょっと痛恨のミスということで。
そうですね、本当に。ニュースを聞いた時は本当にびっくりして、公式の発表よりも竹村さんご自身のフェイスブックの投稿でみんな知ったみたいな感じだったので、
え?え?え?みたいな感じで、その時は私、カーミーコーチのチェックポイントとかにいたんですけど、え?みたいな、本当にもうみんな驚いてたっていう感じですね。
スピーカー 1
ヘルメットの着用義務区間である、法研だけの区間のところでヘルメットを着用するのを忘れていたと。
それを本人が途中で気づいて、自己申告をして、その結果失格ということで、レースが終わってしまうという。
スピーカー 2
でもなかなかできないですよね。あそこまでレースをリードしていて、このまま行けばっていうのなのに、ヘルメットの着用義務違反を申告するっていうので、
おそらく申告したら失格するだろうっていうのは本人もある程度はわかっていたと思うんですけれども、そこでやっぱり申告したっていうのは、
やはりこの大会のルールとかっていうのを理解した上で、この大会にきっと竹村さんは望んでいたんだろうなっていうのを感じて、やっぱりちょっと切なくなりましたね。
SNSでもね、ちょっとバカ正直なんじゃないのみたいな意見とかも見たりとかもしたんですけれども、
でもやっぱりね、そこはもう本当に竹村さんがこの大会のルールをちゃんとわかった上で望んでいるっていうのがわかりますよね。
スピーカー 1
申告せずに良い順位を残したとしても、絶対心の中に何か残ると思いますし、もちろん誰かと会ってると思いますからね、写真もあるかもしれないし、そんなことが後からわかるようなことぐらいならっていうんだと思うんですけど。
はい、潔くて素晴らしいことだなと思いますけど。
スピーカー 2
でもね、次回必ず出れるっていう確約があるわけではないので、やっぱりそれでもご自身で申告するって相当な覚悟がいったと思うので。
スピーカー 1
そうですね。ということで、本当今回台風の目というか、何なら1位もあり得るのではっていうポジションで、全然ね、まだ疲れが見えてなかったというか、スピードが別に落ちていなかった竹村さんだったので、ちょっと残念だったなという。
スピーカー 2
本当に残念でしたね、やっぱり。
スピーカー 1
でしたね。
スピーカー 2
はい、同士さんにどこまで食らいついていくのかなっていうのは見たかったなという気はとてもします。
スピーカー 1
IBUKIステーションでもね、スタート前にお声を聞いていたので、頑張ってほしかったなっていうか、最後のどこまで持つかっていうのを見たかったなっていう、残念な気持ちでありますが、竹村さんが中央アルプスでリーダーされて、一旦同士さんが単独で1位という形になりまして、
そして2位争い、2位、3位、4位、5位あたりが、というか竹村さんを入れたら3位、4位、5位、6位あたりですけれども、だいたいの塚田さんと牧野さん、それから安田さんと山本さんという感じで4人が、ちょっと離れたりちょっとくっついたりみたいな感じで、ずっと進行しているっていう、顔ぶれとしたらだいたいこの4人ですかね。
そうですね、上位陣はだいたい、今おっしゃってた方々がほぼ上位で、たまに順位の入れ替わりとかありましたけれども、基本そのメンバーで行ってたっていう感じですね。
塚田さんは最初のロード区間でかなりゆっくり入られて、もうインスタライブでもね、後ろでみんな早すぎだよって言って、僕はゆっくり行くよみたいな感じで入られていたのに、北アルプスに入ったらね、結構前の方で現れて、いつの間にやらっていう感じでしたが、山に入ってからは安定していたし、自分のペースを守って、逆に淡々と進まれたのかなという印象で、
ずっと基本は塚田さんが3位なり2位なりという土井さんの後ろに位置づけをしていて、ちょっと遅れて牧野さんみたいな感じが多かったですよね。
ですが、ここに来て牧野さんが一気に差をつけて2位ということで、何なんでしょう?溜めてたのかな?
スピーカー 2
本当に、一時期ちょっと調子悪そうな、一ノ瀬とかだと少し調子が悪そうな感じではあったと思うんですけど、多分その後、復活されたんでしょうね。
あとは、牧野さん、南アルプスがご出身ということなので、それもあって、よしっていうふうになったんじゃないかな。
スピーカー 1
牧野さん、地元。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
それはまた強い。
スピーカー 2
ここでやっぱり見せたいみたいなのがあったのかもしれないですけども。
スピーカー 1
塚田さんはちょっと失速してるかな?
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちょっと安田さんとの差が縮まってきて追いつかれてきてるような感じにも見えますが、3位頑張って支持してもらえたらいい感じですけれども。
そんな感じですかね、上位陣の今回の展開は。
大会全体の展開
スピーカー 1
全体的な印象はどうですか?
スピーカー 2
全体的な印象は、チェックポイントに来る選手みんなが言ってたんですけど、やっぱりスペース早いですよねっていうふうに、選手の方は言ってましたね。
あとは、上コーチも関門時間の前に全員選手が通過するっていうのを初めて。
スピーカー 1
確かに。いつもね、関門ファイトみたいな。
スピーカー 2
関門ファイトはあったんですけど。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
もう朝8時?13日だったかな?の朝8時が関門だったんですけども、もうその関門前には全員通過して、片付けも終わってるみたいな。
そういう感じだったんです。それは本当に初めてというふうにおっしゃっていました。
スピーカー 1
確かに。全体的によくまとまっているというか、割といいペースでみなさんまとまって住んでるなっていう印象で。
そうですね。
スピーカー 2
例年よりもばらつきが少ないなっていう印象がありますね。
そうですね。前回は本当に土井さんが独走状態で、割とトップと一番最高尾が長く取られてたんですけど、今回は割とまとまってるっていうのと、
もちろん上位、中盤、終盤みたいな塊はあるんですけど、その塊の順位はそこまで入れ替わってないっていうか、という感じですかね。
スピーカー 1
中盤、後半の選手も大きくばらけず、みなさんまとまって割と一定のペースで住んでるというのが今回の大会の特徴かもしれないですね。
土井選手のレース経験
スピーカー 1
いろんなノウハウが共有されて、ゴールまで向かうノウハウというか、そういうものが蓄積されてきているのかもしれないですね。
スピーカー 2
あとは、私がすごい印象的だったのは、前回出場されて、今回が2回目っていう選手が、やっぱり順位を前回出場されてた時の順位よりも上げてきてるっていうのがすごく印象的で、
スピーカー 1
たぶん、前回の反省点とか改善点とかをいろいろ活かして、今回のレースに臨まれて、それが結果に出てるのかなっていう気はすごくします。
じゃあご本人としても、やっぱり1回目の経験を生かすと、それだけ2回目に向けてタイムを縮められている方が多いし、
初めての方も、たぶんいろんな方のノウハウとかを吸収されて、対策をしっかりされて、大きく失敗する方が少なくなっているのかもしれないですね。
スピーカー 2
やっぱり控室とかでも、2回目出場されている方って、やっぱりちょっと過ごし方とかに余裕みたいなのが感じられたりとかもしたので、
スピーカー 1
そこは初出場と2回目に出場される選手との差なのかなっていうのは少し感じたりしました。
そして、あとたぶん数十分で先頭選手来ますが、ゴール地点、IBUKIはこのマイクをセッティングして、公式のインタビューにマイクを使っていただくことになりましたね。
スピーカー 2
はい、そうですね。前回、2022年のインスタライブとか、ゴールした方のインタビューとかで、ちょっと聞きにくいなというところとかもあったりとかしたんですけど、今回はバッチリ。
スピーカー 1
IBUKIステーションで持ち込んでいるマイクと機材をちょっと接続しまして、会場のスピーカーにつなげるというふうな接続をさせてもらったので、
マイクも選手とインタビュアーと2本、4本までありますので、何人でも同時に喋っていただけますし、よりきれいな音質で撮れるかなということと、
インスタライブは空気録音というかスマホで撮るので、その音質はあまり変わらないかもしれないですが、後ほど公式のインタビューもIBUKIステーションで流せるかもしれないということで、
スピーカー 2
僕たちもね、できれば選手のインタビュー撮りたいんですが、多分相当お疲れなところだと思うんで、
スピーカー 1
しかも今夜ですしね。もうすぐもう0時。日が変わる。日が変わるような時間から、これから上位選手が入ってくるということで、皆さんもう疲れ果ててると思いますので、
僕たちのインタビューできたらしたいですが、難しかったら公式の自己委員長の飯島さんのインタビューの声を中心にお届けするかもしれないということで、あとはできる範囲で撮って、現場からの様子とか選手の生の声をお届けできればと思います。
スピーカー 2
では、いよいよ先頭選手が帰ってくると思うので、もうすぐね、ゴールということで。ギャラリーもすごく増えて、もう駐車場も満車っていう。
スピーカー 1
一般の応援の方用の駐車場が今回ちゃんと用意されていたのに、満車で入れないという先ほど連絡がありましたね。
スピーカー 2
そうですね。11時40分ぐらいでしたっけ、さっきのね。もうその時点で満車で。
1時間ぐらい前だと思うんですけど、ゴールの。もう入れないと。
スピーカー 1
入れない。
ということで、こんな時間にこんなにたくさんの人が集まってくるっていう、大会の注目度の高さが感じられますね。
スピーカー 2
夜なのにね、っていう。夜中なのに。
スピーカー 1
ね、みんなどこからやってきたんでしょうね。
スピーカー 2
まあでもね、車がないとさすがにちょっとこの時間だと来れないと思うので。
やっぱりね、車で応援に来たいという方はちょっと今、現時点では駐車場がないという情報です。
スピーカー 1
ちょっと離れたコインバーキングとかに止めて歩くしかないのかなという感じですね。
スピーカー 2
なので、牧野さんの応援にもし来られる方がいたらちょっとね、注意をっていう感じではあります。
スピーカー 1
では。
レースの振り返り
スピーカー 2
はい。では。
スピーカー 1
いよいよ。
スピーカー 2
いよいよ。
スピーカー 1
ゴールを待つということで。
スピーカー 2
はい。トップ選手を私たちも迎えたいと思います。
はい。
はい。
では。
スピーカー 1
はい。
お疲れ様〜。お疲れ〜。
TJAR2024優勝の土井選手がいよいよゴールにやってまいりました。大浜海岸に土井選手登場です。
おかえり〜。
マルトラ峠かな?
マルトラ?
マルトラだね。
マルトラ?
マルトラだね。ボロボロだね。
最高です。最高です。
はい。5日と1時間26分。
お疲れ様でした〜。
土井さん一層、一層見てください。
土井さん。
ハッピー。
感動ありがとう。
はい。ではお疲れ様でした。TJAR2024優勝おめでとうございます。
記録はですね、5日と1時間26分です。
はい。
じゃあね、ざっくりですね、細かい話またどんどんおいおい聞いていくんですが、ざっくりちょっと振り返って、総括的に今ちょっと話をするとどんな感じでしたか?
前回の記録を皆さん期待してたんじゃないかなって思うんですけど、そして僕も同じように、自分どれくらいできるかなって思ってプラン立てたんですけど、それは全然違う内容になってしまって、
最後の旗投げではやめる寸前まで行ったっていうところをギリギリのところで踏ん張った感じだったんですけど、一言で言ったら本当に弱い自分にいっぱい出会えたなって思います。
見ていて、中央は竹村選手と結構競っていて、その勢いで南に入っていったと思うんですけど、やっぱり南に来てかなりスピードが鈍化してたのがGPSトラックで結構分かったので、結構辛いんだなーっていうのはよく分かったんですよ。
そこまでもあんまり寝てないのも知ってたし、中央まで1時間、中央まで寝てなくて、あそこで1時間45分、2時間くらい。
下りて、こまがねで。
15分くらいどっかで寝てますね、目つぶって。
実は紙コーチでベンチで15分くらい横になろうと思って寝たんですけど、寝れなかったんで、進もうかなと思って。
で、こまがねで1時間20分寝ました。
むっちゃスッキリしました。
そのまま南に突入。
はい、そうですね。
で、どこでちゃんと、熊野平?
熊野平ですね。本来のプランやったら3分まで行く予定だったんですけど、前回と本当に同じ流れになってしまって、修正した部分は修正したんですけど、やっぱり眠気が課題だったなーっていうのは毎回思いますね。
課題っていうかですね、そもそも寝なさすぎなんだよね。絶対眠いに決まってるんだから。
そうですね。
だって紙コーチスタートしてから2日目の明け方まで寝てないでしょ、ほとんど。
はい、そうです。寝てないです。今日もけど24時間寝てないです。この時間ぐらいでちょうど。
眠いのは普通なので。
そうですね、それは多分南に入ったらそうなりますわ。
ごめんなさい、話戻りますけど、全体を3つに分けて、スタートから紙コーチまでの全体の流れってどんな感じでしたかね。
紙コーチまではプラン通りずっと行けてて、竹村選手が早かったんで、その流れに乗っていかんとこうと思って。
自調してたんですか?
自分は自分のペースで本当にプラン通りの時間帯に到着してたんで、良かったかなと思いますね。
けどすごいなって、どこまで行くのかなって個人的にも見てみたかったのが見てみたかったです。
結構後ろから浮かんがうっていうか、射程距離のないというか見えるような感じで後ろを行くような感じでしたかね。
途中はそうだったんですけど、さっき10分差とか20分差とかどんどん開いていったんで、結構先行くねんなと思って。
最終紙コーチで1時間差ぐらい空いたんで、どこまで行くのか見てみたかったんですけど、竹村選手はそこで寝たんで、それも正解やなと思って。
自分はそのまま行っちゃったんで、眠たくなかったんですよ。だからもう行っちゃおうと思って。
暗い時にトンネルを抜けたかったんですけど、結局明るかったですけどね。それでも車通りは少なかったと思います。
ちょうど今竹村選手が来たので、そこに絡みというか、お互い何を考えていたのか話してもらえれば面白いかなと思います。
途中まで北アフスで競っていた竹村選手です。今回ちょっと残念なことになっちゃいましたけど、真ん中に行ってもらって、北アフスの情勢をお互い話していただければと思います。
苦労と成長
スピーカー 1
スタート直後からバンバ島まではどんなでしたか?
一緒ぐらいですね。本当に一緒ぐらいですね。もうすぐ帰ってくると思うんですけど、牧野選手も一緒ぐらい。3人がパックになっていった感じですね。
お互い関西の人ですけど、知ってはいて一緒にレースとかでは絡みがあった?
レースではないよね。
そこまで一緒というか、毎回土居さんが普通に速いので全然絡めていない。でもそこまで一緒になるレースは少ないですね。
長いのが得意なんですね?
いやちょっとあんま分からないですね。
彼はひょうひょうとしてるから、セルフ100マイルとかも結構してて。僕はTJRはすごい合ってるんじゃないかなと思って、他の人に影響されずに自分のペースで行けるタイプかなと思ってたんで。
結構楽しみにしてます。
私も竹村選手はあまりよく正直知らなくて、ただいくつかのレースで成績を収めてるって話は聞いたんですよね。
100マイルとかそのくらいかと思うんですけど、このレースに来た時にそのスピードとかそれ以降の生活だとかリカバリー、そこに残ったことは全然分からなかったので、
今の最初の1日2日目はいいんですけど、その後いろいろ分かってる人と、私としては未知の人がどうこれから絡んでいくかっていうのはちょっと興味深くて面白く見させてもらいました。
本当は中央はちょっとあんなことになっちゃったんですけど、それ以降は本当は楽しみで見たかったんですけどね。
僕も中央までは想定どおりというか疲労感とかも今までの経験的にも想定どおりだったんで、
これから南とその最後のロードでどれだけ食いついていけるかっていうのは僕自身も結構楽しみだったし、自分の限界の挑戦っていう意味でもそこが見てみたくてTJRに挑戦した部分もあるんで。
ちょっとそこはそうですね、シンプルにそこまでたどり着けなかったというのは。
まだ行ってないよね、中央じゃね。
そうですね。
みんな南に行ってから地獄を見てくるんでね。
それは追わせてもらって、かなり皆さんそれぞれ苦しんでる。
そうですね。
途中の冷水公園、途中で二人見たんですけど、あの辺も結構余裕だったと思う?でもないですか?
僕的にも結構暑さにやられて、もう少しあそこのぼりをしっかりというか走れるところは走ろうと思ったんですけど、そこがあまり走れなかったんで。
ただ着いたときにそこまで土居さんとも差が開いてなかったんで、同じように苦しんでるんだろうなっていう。
そんな感じは見えましたね。意外と変わんないんだと思って。
暑かったです。全員歩きでした。
レース中の体験
スピーカー 1
あの時見て、土居君とか高森君と歩くんだと思って安心しました。歩いて歩いてると。あそこは結構きついですよね。
きついですね。
はい、じゃあとりあえず中央、前半は終わりということで。ありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、それで入りの屋に行きましたね。入りの屋ではどんな話でしたか?あまり休んでないんですね?
いや、そんなことないと思いますね。
まずは段ボール3回しまうのを今回はやめとこうと思って、それだけは注意してたら、結果ガーニグを入れてたはずなんですけどなかったっていうことが起こったっていう。
今回もトラップがありましたね。
結局入りの屋で僕は竹村選手の残念だったことを聞いたんで、自分もそこですごいモヤっとしたというか、残念だったっていう気持ちが大きかったんで。
そこがうまいこと気持ちの切り替えがなかなか自分でもできなくて。
ちょっと長めに滞在した中で南に突入していったって感じですね。
前回NHKのテレビを見たときに、段ボールを開けたときにやる手順が書いてあったりとかするじゃないですか。
あんなようなことも今年やりましたね。
やりました。
このレース出てると、出てみないと多分わからないと思うんですけど、だいたい2日、3日くらい経ってから入りの屋に着くんですけど、結構皆さんやられてます。
思考能力がかなり折っていて、段ボールを開けてもなかなか作業が進まないとか、同じようなことを繰り返すとか、いつもできてることができないとなるとか、結構みんな壊れかけてるんですよ。
どういうことか、かなりしっかりしてる方だと思うんですけど、それでも何かちょっと注意力が行き届かなかったとか、そういったところでそういうミスが出たとは思います。
足のコンディション
スピーカー 1
ありがちな話だと思います。
はい。
地蔵を寝に取り付いたと。
地蔵を寝に取り付いて、眠気にやられて。
やっぱりその寝で眠くて。
そうですね。
その入りの屋で寝ようと思わなかったんですか。
全然思わなかったです。
そうなんですね。
後ろに竹丸選手来てるし。
そうですね。
その時からちょっと足のマメが実はあって、中央で雨降られたんで、そこで足のマメができたんで。
そこでテープ貼るとかそういったケアはしてなかったんですか。
ちゃんとガーニックは塗ったんですよ。
塗ったのは塗ったんですけど、持っていくのにどっかに混ざってしまったって感じですね。
でもマメできちゃうとダメですね。
もうダメですね。
そしたらもう多分テープで物理的にカバーするみたいな感じかなと思いますね。
そうですね。はいはい。そうです。
なるほど。
で、千少年とかでも結構厳しい感じでしたか。
まず地蔵で結構苦しんで、千少も毎回のごとく結構きつくて。
僕、身蓋が皆さんどう感じるかわかんないんですけど、身蓋僕嫌いなんですよ。
結構私も嫌ですね、あそこ。きついですね、あそこね。
きついですよ。
嫌いなんで、今まで身蓋嫌いって言ってたんですけど、今回から身蓋様って呼ぼうと思いました。
リスペクトしようと思って。
こんだけ毎回僕を苦しめる身蓋に。
あの山遠くから見ると大したことない山なんですよ。
そうなんですよ。スペックもそんな大したことないんですよ。
テープに見えないくらいの変化点でいくくらいしかないんだけど、嫌な山ですね、あそこは。
大嫌いですね。
嫌ですね。
MIVでやられて、命からがらじゃないですけど、熊野平にたどり着いたって感じです。
同じ時間くらいですね、前回と2時、深夜2時くらい。
一番きついとこだね。
そうですね、眠たくて。
そこで寝たと。
トラッキングが止まったので、どうしたかなって感じで見てたんですけど。
そうですね、はい。
寝て、あけがったしらじらした頃に出たような感じ。
4時半出発くらいやったんじゃないですかね。
で、潮見通り着いて。
はい、潮見は淡々と行きました。
で、潮見の下りくらいから天気が悪くなるっていう話をちらっと聞いたんで、どこまで持つかなと思ったら、
山腹越えて江戸市先くらいからちょっと降ってきた感じです。
さらにまた足の上端が濡れて。
そんなザザブリっていうわけじゃないんですけど、ぽつぽつ降って草が濡れて、草を通るときに靴がびしょびしょになっていて、
お決まりのルートで。
で、その辺でGPSトラッキングが如実にペースダウンしていったのがわかったので、
いや、かなりこれ苦しんでるなっていうのは見えましたね。
そこでも眠気があって、雨の中その辺で横になって寝てました。
それでだいぶ回復したんで、高山浦から荒川とかその先は淡々と行った感じですね。
全体のペース遅くなかったですか?あの日尻、高山浦辺りから先。
時間経ってみてもあんまり進んでないなっていう印象だったんですけど、
らしくないっていう。
なんかね、ちょっとこんなん言うのもあれなんですけど、
やっぱり競ってる人がいなくなってしまったっていう部分が結構大きくて、
後ろだいぶ空いてたんで、今めっちゃ追いつかれてるんですけど、
そんな感じだったんで、ちょっと気持ちのダウンというか落ち着きがあったという感じです。
で、舗装ルーン出たら出たで、今度真面はダイレクトに来ますよね。
そこもやっぱりね、これ結構きついだろうなっていうのはトラッキングから見れました。
南下りでからってことですか。
あのね、どこで痛くなったかって言ったら、チャウスからの下りで結構、
親指と小指、どっちも爪の中に耳ずぶくれができてて、
小指は爪の中、親指は側面になって、その小指が何回も当たって、
で、もう日も札もいかなかったんです。
写真で見たんですけど、裸足になって歩いてるのとか、片足とかなんか、いろいろやってませんでした?
いろいろ試行錯誤して、どれでいけるのかなって思ったんですけど、
何やってもあかんくて。
食事と栄養
スピーカー 1
で、そうですね、あんまりよくないんですけど、最終痛み止め飲んで、
どこまで回復するかっていうところですね。
結果それでちょっと痛みが和らいなんで。
じゃあ、スペースダウンの一番の原因っていうと、やっぱり足裏の痛みで、
こっちの筋肉の方がそのダメージはなくって感じですか?
筋肉の疲労はないですね。ただ痛かっただけです。
このレースで結構皆さん後になっているのは、とにかく足裏を大事にしろっていうことはよく言われるんですか?
やっぱりその通りやった結果として。
言う通りやし、ガーニング忘れたっていうのもそうなんですけど、
皆さんご存知かわかんないですけど、日焼け止めがあったんで。
それ塗ったの?
塗りました、はい。
違った?
多分違ったと思います。残骨はしなってないんで。
オイルのやつだったんで。
とりあえずそれを毎回4時間おきぐらいに塗ろうと思って。
それはちょっと違かったんじゃないかなっていう。
結果忘れたら僕が悪いんですけど。
ロードはジョムって感じ?
そうですね、痛みがちょっと柔らいで。
結構いい調子で。それまでが全然足使ってなかったからいい調子で来てたんですけど、
やっぱ最後の最後ぐらいで痛くなってきてまた。
で、最後苦しんだ。20キロぐらいですかね。
そもそも牧野さんが後ろからどんどん近づいてきたから。
結構迫ってましたね。
これはまずいぞと思って。
それは分かったんですか?途中途中の情報は。
そうですね。珍しくIBUKIを僕見て、こんなに来てるんだと思って。
ハタナギラムに降りたときに、僕はもう本当にやめるかどうかぐらいのセットギアまで行ったんですけど、
本当にラインワークスをボタンを押すところぐらいまで行ったんですけど、やっぱり一回行けるところまで行ってみようと思って。
けどその時にもう後続の状態を当然自分も調べてたんで、どんどん近づいてきてるなっていう。
2時間ぐらい僕はハタナギで行ってたんで。
2時間ぐらい。
そうですそうです。2時間ぐらいハタナギでいました。
いたの?
はい。
ダムのところ?
ハタナギのダムのところで、ああでもない、こうでもないって言って。
裸足だったら痛くなかったんですよ最初。
それ続かないよね。
そうなんですよ。
裸足を作ったらどうかっていう意見も出て、
インソールをこううまいこと裸足作れるかなーっていろいろ考えたんですけど、
結果無理やったっていう。
足裏痛い時もね、何やってもダメですね。
そうですね。今もジンジン痛いです。
終わったらね。
むくみはなかったんですか?
むくみ、ちょっと途中が腫れてきて、
5本指ソックスなんですけど自分、
5本指のソックス履いてるこの圧力だけでもう痛くて、
あーわかります。
これはもう靴なんて履かれへんわと思って。
履けなくなりますもんってあれ、むくんじゃうと。
そんな状態だったんで、ちょっと諦めモード入ってましたね。
それは辛いね。
はい。
で、足楽にしようと思って靴脱むと、脱いで休んでる間に足が膨らんでくるんじゃない?
あーそうですね。
で、次にもう履けなくなるってことが起きるので、
あれはびっくりすることが起きますね。
はい。
じゃあ最後はかなり忍耐の走りですね。
そうですね。もう我慢ばっかりしてましたね。
なんかいろんなことありましたね。
前回は割とサラッと行っちゃったなっていう感じだったんですけど、
今回はかなりやられてるなってのが思ったんですけど、
洗礼受けたって感じですか?TJRの時に。
いやいやいや、もう洗礼受けましたね。
簡単じゃないぞっていう。思うようにいかないですね。
はい。もう言う通りですね。
なるほど。
じゃあまた話が変わって、食べ物はどうでしたか?
食べ物は前回とほぼ一緒で、カロリーメイト、柿の種、
あとはコンプっていって相互栄養食のやつとか、
基本的にはもう栄養取れたらいいやって思ってたんで。
足りた?
全然足りました。むしろ余って。
ちょっと靴脱いでいいですか?
どうぞどうぞ。
なんか匂いが出てきそうな。
匂いが出てきそうな。
匂いが。匂いすごいっすよ。
いや本当に。
いろんな匂いが混じってんだよ。
土井選手のレース体験
スピーカー 1
自分のこのザックに安全ピンで止めるじゃないですか。乾かすのに。
その匂いでもう気持ち悪くなってきて。
わかりますね。
はい。
群れた匂いと薬の塗ったクリームの匂いと。
はい。もう気持ち悪いです。
栄養食で、途中で飽きてきたんで、
まあそれは、次改善というか、
次をどうするかみたいなところもあるんですけど。
マルトで食べ過ぎて、一瞬ショックじゃないけどダークなったみたいな。
前回そうやったんで、
マルトではほんとにパン1個と、
前回がね、前回がそうだったと。
今回の修正部分はマルトとイチノセの補給をちょっと量減らして、
そうなったらなんとこうって思ったんで、そこはちゃんとできてましたね。
途中コンビニとか寄ったんですか?
寄りました。寄ったのは、暑かったから氷を、何箇所かで氷買いました。
基本食べるものはもう背負ってるもの?
はい、そうです。氷をここに入れて走ってました。
最後に応援に来てくれた皆さん、
ここにいる方も含めて、あとお家族とか、
いろいろ多分いろんな思いがあると思うんですけど、
そこにちょっと語っていただければと思います。
自分3回目なんです。1回目は台風で中止になって、
なかなかコロナの時やったんで、皆さんもいらっしゃらなかったんですけど、
前回から本当に多くの声援を受けて、
TJRにハマるっていう気持ちはすごいわかるなっていう、
本当に飯島さんもよくおっしゃられてるんですけど、
その日自分がヒーローになったみたいになるんですよね。
どこ行っても声かけてもらえて、それが結構元気出て、
今回も同じようにいろんなとこ行って、
応援の声いっぱいかけてもらって、
最後の最後はこうやって大浜海岸みんなさんで、
なんじゃねーいう話ですからね。
集まっていただいて、
すごい良い経験させてもらえたなっていうのは思います。
ありがとうございました。
応援っていうことで言えば、
他のトレーナーレースとか他のレースだって同じくらいあると思うんですけど、
多分このレースで応援してくれる人がまた違うと思うんですね。
一般の登山者であったり、一般のその辺に住んでる人であったり、
本当に普通の人が街の中で応援してくれるのが結構違うのかなと思って、
私もどうだけ応援に助けられたかというか、
もう最後のロードバーの応援だけでたどり着いたんじゃないかっていうくらい、
本当にこういった応援がありがたかったかなって思います。
本当に最後まで行ってよかったです。
皆さんレース出たときはどんな順位でも最後まで行ってください。
いや本当にありがとうございました。
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