中村亮平選手の初出場と獣医師の役割
スピーカー 1
IBUKI STATION、鉄拳ナンバー12番、中村亮平選手にお越しいただきました。ありがとうございます。よろしくお願いします。
スピーカー 2
結構早めに、この会場に入られて。そうですね、せっかくなので早めに来て、雰囲気を味わおうかなと思って来ました。
スピーカー 1
いかがですか?初出場で。
スピーカー 2
そうですね、今、ロイ選手とか、前回の報告書参考にした関さんとか、本物にお会いできては本当に始まるんだなというような実感がやっと湧いてきましたね。
先週紹介拝見すると職業が獣医師さん。はい、そうですね。
獣医師さん、人間のお医者さんは多分過去、いらっしゃったと思うんですけど、獣医師さんってすごく初めて。多分、獣医の中では初参加かなと思います。
スピーカー 1
ちなみに、獣医師さん、動物園の獣医師さんということなんですけど、動物全般見る。
スピーカー 2
そうですね、獣医の中でもさらに犬猫とか牛馬の獣医さんがいると思うんですけど、動物園の獣医っていうのは一番カバー範囲が広い職業かなと思います。
スピーカー 1
じゃあ、本当に園内の動物全部見るって。
スピーカー 2
うちの動物はそんな大きい動物園ではないですけど、ライオンとかトラとかキリンとかカバまで見るっていう感じですね。
すごい大きいですね。
スピーカー 1
普通、獣医師さんというと、例えば犬猫専門とか、いわゆる畜産専門とかって分かれると思うんですけど、なかなか難しいですね。
スピーカー 2
そうですね、人数としてはすごい少ない職種かなと思います。獣医の中でも。
中村亮平選手のトランスジャパンへの意気込み
スピーカー 2
そんな獣医師さんが、なぜトランスジャパンに出ようと思われたんでしょうか。
全然、他の皆さん5年とか10年スパンで目指されてる方多いんですけど、私はたまたま2022年大会の再放送をテレビで見たときに、自分は登山とマラソンはずっとやってたので、自分にもできるんじゃないかなっていうのと、
あと私は北海道に住んでいるので、あんまりこのアルプスを登る機会がないので、一度の大会で3つも行けたらお得だなみたいな。
お得。
スピーカー 1
一気に全部登れていいじゃんみたいな。最初はそんな軽い気持ちで目指しましたね。
北海道にお住まいということなんですけれども、思想とか、あとはアルプスへの練習とかっていうのは、多分本州に住んでらっしゃる選手よりは頻度はどうしても低くなってしまう。
スピーカー 2
そうですね。北海道は他の方と違って1500メートル以上のビバークで宿題と言われる課題はこなせるんですけども、さすがに1回は行こうということです。
去年の9月に北アルプスのルートは一応全部、バンバ島から上高知までは1回行きましたね。
スピーカー 1
何回ぐらい?もうその1回?
スピーカー 2
1回だけですね。
1回だけ?
自分の登山経験の中で、アルプスと北海道の山の違いをそこで擦り合わせるっていうようなイメージで行きました、去年は。
スピーカー 1
じゃあ、中央と南は思想はされてない?
スピーカー 2
そうですね。南は先行回の戦場がたけ行っただけですし、そこは最初の行ったことない山に初めて行ける楽しみを残したというか、そういう形ですね。
スピーカー 1
初出場で初体験トランスジャパンのコースっていかがですか?近藤さん的な。
スピーカー 2
でもね、元のコンセプトが全部行けてお得ってことなんで、やっぱり多少は行ってないところが残ってないとお得感がないですもんね。
そうですね。でも実際行ってみたら、当然ね、天気がいい時間だけじゃないし、夜もいっぱい歩くので、そこまで中央と南を楽しめるかは疑問不安あるんですけども、最後まで行けるように頑張りたいなと思います。
スピーカー 1
行ってないコースで、ここちょっと楽しみにしてるみたいなところって。
スピーカー 2
そうですね。やっぱり、前回参加された石間さんっていう選手が北海道の方で、もともと知り合いではなかったんですけど、トランスジャパン目指す中でマラソン大会とか破雪年の時かなとかをちょっとお話しさせていただいて、石間さんが南アルプスはすごい北海道の山に似てるよっていうふうなことをおっしゃってたので、最後の南アルプスどうなのかなっていうのはすごい楽しみですね。
大会目指されてから出るまでっていうのはどういう道のりでした?
そうですね。登山経験とかマラソンのタイムは持っていたので、ビバークの課題をこなすっていうのと、後は報告書を読み込んでイメージしてっていう形なので、
やっぱり自分はトレラン経験がとにかくなくて、去年慌てて破雪年だけ走ってっていう形なので、他の方とはちょっとアプローチも違うと思うので、どんなになるかなという不安はまだ残ってますね。
じゃあ主に登山をされてきて。
はい。登山とマラソンもメインだったので。
それでどれくらいかかったんですかね、出場が決まるまでっていうのは。
去年の1月ぐらいに目指して、1年間でその書類選考の分を揃えてっていう感じなんで、本当準備期間は1年ぐらいしかないです、私は。
スピーカー 1
トレラン歴が1年。1年でトランスジャパンに出場。
スピーカー 2
でも登山の経験がまずあるところが。
スピーカー 1
山歴が27年。
スピーカー 2
本当は今回選考会出て、一発で合格するとは思ってなかった部分も半分あったので、例えば2年後とかになるかなっていう気持ちもあったんですけども、運良くこのスタートラインにつけたので、それは当然楽しみたいなっていう気持ちがあります。
今回の目標とか。
目標はとにかく乾燥です。
家族にもだいぶ負担をかけたりとか、職場にもそうですし、なかなか毎年、毎回毎回2年ごとにチャレンジするっていうのは難しいと思うので、今回ダメでまた2年後、4年後ってなっていくとやっぱりつらい負担も大きいので、
1回とにかく乾燥して、1回区切りというかつけたいなっていうのはあります。
そうすると乾燥すると卒業みたいなイメージで。
どうですかね、でも1回乾燥したら、さっき関さんともお話したときにそんな話になったんですけど、乾燥すれば次選考会免除になるので、もう2年後ぐらいまではっていう、そこは妻に頭を下げるかなってわかりますけど、っていうのは考えてますね。
まあでもひとまずね、今回。
とにかく乾燥しないと始まらないので。
スピーカー 1
じゃあ、ぜひ最後のゴール地点でお会いできるのを楽しみにしておりますので、頑張ってください。
スピーカー 2
お忙しいところありがとうございました。
三上三鶴さんの2回目の出場と完走目標
スピーカー 2
はい、では次は三上三鶴さんに来ていただきました。
ありがとうございます。
いつもIBUKIステーションを聞いていただいてるということで。
ちょっとなんかいきなりデビュー、IBUKIステーションデビューでちょっと高揚してます。
スピーカー 1
今ですね。
スピーカー 2
初めてです。トランスジャパン2回目ですけど、IBUKI初めてなんで。
そっちの方がドキドキしてます。
SNSでもね、シェアしていただきましてどうもありがとうございました。
やっぱりこう、現地応援できる人だけだったらいいんですけど。
知り合いでも、私広島から来てるんですけど、IBUKIで見てるよって人が多いので。
そういった中でなかなかこうIBUKIでこう見たらいいよとか。
のって多分知らない方が多いので。
それをちょうどお話しされてて、これいいなと思ってですね。
ぜひちょっと知り合いの人に聞いてもらいたいなと思ってシェアしました。
ありがとうございます。
スピーカー 1
本当にありがとうございます。
スピーカー 2
そしてあのときに出ていったたしょうさんがいま、インタビュアーとして。
ありがとうございます。
今回は参加していただいて。
スピーカー 1
すみません、もう本当にただのファントークだったの。
スピーカー 2
いやいやいや、でもすごいなんか聞く人のっていうか応援する人の目線での話だったんで。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
すごい多分聞いてて、本当にためになるのかなと思ってました。
嬉しいです。ありがとうございます。本当に。
今回の大会に向けてちょっと抱負など聞ければと思うんですけど、2回目ということでどうですかね。
前回リタイアしてますんで、とりあえずも目標というか、ひったつの目標は完走。
だから別に制限時間ギリギリでもなんでもいいので、完走できればいいなと思ってます。
最新としてはこれができれば完走できるっていう前回からの改善点というか。
改善できてるかどうかわからないんですけど、やっぱり眠さに弱くてですね、前回この大会0時スタートじゃないですか。
それが結局どうやってスタートラインに向かえるまでちゃんと休めてなかったのかわからないんですけど、
前半ロード30キロぐらいあるんですけど、途中で眠さがきてですね、ベースダウンして。
最初の剣登るところもすごく遅くてですね、スタートから多分失敗してたのかなと思ってて。
途中寝て回復はするんですけど、でもやっぱりそれがスタート前ぐらいまで回復するかというとそんなことなくて、
だんだん後半になればなるほどしんどくなってきて、最後の方は、
まともに歩けないっていうか、ちょっと崖とかに下手したら落ちるんじゃないかっていうぐらいちょっとやばくて、
でももう関門が迫ってて休めないみたいな、そんな状況でちょっと後半進んでたんで、もうやむなしっていう感じで。
じゃあもう最初の寝不足が最後まで解消されず。
解消される、そうですね、たぶんそれがまずそこはちゃんと解消して今回はスタート望まないといけないなと思って、
一応さっきもギリギリまで、寝れないんですけど横になってじーっとしてました。
そうですか、あんまりこのポッドキャスト出演とかで興奮させない方がいいかもしれないですね。
スピーカー 1
ちょっと落ち着いた感じで。
スピーカー 2
一回も既に休まれて、体を休めてくれてるってことですね。
とはいえ12時スタートってことで、いきなり徹夜スタートなので、
なかなか万全と言っても難しいかと思うんですけど、何か工夫されてることとか他にあるんですか。
他はありますか、なんだろう、
それってさっきの睡眠以外はあまり実はやることないかなと思っているので、
あとは本当に長いレースに一応なるべく出るみたいな。
それこそ東京グランドトレイルとかもその一環で出たっていうのもありますし、
そういうので慣れかなと結局は。
何かこう都合よくうまくいくことなんてないかなと思っているので、
そういう経験をいかに積むかが勝負っていうところでですね、
なるべくそういうように心がけています。
スピーカー 1
先週紹介のところで、前回大会では南アルプスの荒川岳手前でリタイアという結果に終わりましたが、
その時よりも総力、知識、経験いずれも上がっていると実感していますというふうに書かれてるんですけども、
そうですね、何かここを一番上げたみたいなところってありますか。
スピーカー 2
経験ということでいうと、
トランスジャパンって割合時間をかけて挑戦されている方が多いと思うんですけど、
目指すきっかけはコロナで、その頃は普通のトレーラーしかしてなかったところ、
海外のレースに出ようと準備してたんですけど、コロナで中止になっちゃって、
そこの休みに何しようっていうので、トランスジャパンいつか出たいなって思ってたんですけど、
出ようと思ってもやっぱりテント博の経験とかで時間かかるので、
とりあえずじゃあアルプス行こうっていったのがきっかけで、
そこから2年後に運良く出れたっていうのがあって、
経験という面ではこういった高い山での経験って2年間ぐらいしかなかった。
なのでそれから比べると2年分の経験は増えてますよっていうので、
それはもう自分に足りないと思ってたので、そこもなるべく通うようにしてましたっていうのと、
あと総力面で、やっぱり速さが正義だなと思ってですね。
アルプスのほうまで来ることは、私広島からなんでしんどいんですけど、
総力鍛えるのはなんとかできるんじゃないかなと思ってですね、
ちょっとお年頃的に言うと50も過ぎてきていて、
普通にすると落ちていく一方だと思うんですけど、
そこになんとか抗って少しでもタイムを上げれるようにっていうので、
ロードの総力ですけど、フルマンソン昔出したタイム、
10年前ぐらいに出したタイムがあって、
これはちょっと更新しようと思って頑張って、
今年の2月に一応今までのフルマンソンのベストタイムを出したので。
スピーカー 1
素晴らしい。
スピーカー 2
すごい。おいくつでしたっけ?
52です。
52でベストタイム。
三上さんのトランスジャパンリタイア
スピーカー 2
それはかなり。
スピーカー 1
あと私もう一つ三上さんに伺いたいことがあって、
前回結構テレビに三上さん出られてて、
その時にリタイヤを決めた時に、
この状態でこれ以上このレースを続けるのは、
この大会に出てる選手としてふさわしくないっていうふうにおっしゃっていたんですね。
スピーカー 2
よく覚えてらっしゃいますね。
スピーカー 1
それ私すごく心に残ってて、
本当に今でも覚えてるぐらいなんですけど、
トランスジャパンってすごく難易度の高いレースですし、
あとは30人も選手がいるんで、
それぞれの選手にとっていろんな大会に対しての考え方っていうのはあるんですけど、
なんとなく私、
どんな選手もこの大会にふさわしい行動をしたいっていうのと、
事故を絶対に起こしてはいけないっていうのは、
割とどの選手にも共通しているのかなっていうふうに思ってるんです。
その辺ちょっと三上さんのお考えでいいので、
ちょっとお聞かせいただければなと思います。
スピーカー 2
たぶん大会を一言で言うと、やっぱり自己責任っていうのがあるんで、
やっぱり責任を持たなきゃいけないっていうのがあって、
その責任って何っていうと、
これ以上いったら死ぬかとか死なないかって、
自分的には死んだら終わりっていう考え方もありますけど、
でもそれによって自分の周りにいる人たちの家族、
身近なところだったら家族にやっぱり少なからず影響があるっていうか、
心理的な影響もある、それ以外の影響もある。
そういうのを無視して勝手な行動は取れんなっていうのを感じてました、その時はですね。
だからある程度もう結構しんどいので、
もう自分の限界とかっていうリミッターはだいぶ切れてる感じになって、
そのリタイアした時もですね、そこはちょうど森林限界のところで風が強かったんで、
もうちょっと上がると稜線に出るっていうポイントだって、
そこはちょうど荒川岳の手前ですごい危ないところなんですよね。
多分もうこれ以上自分行くのは無理だって思ってたんですけど、
でも今無理でも今後2年後とかに目指す時に、
そういった環境を経験するっていうのはやった方がいいんじゃないかと思って行こうとしたんですけど、
ただ、でももし上がった時に本当は行けない状態なのに、
もうちょっと行こうと思って実際滑落するとかっていうことがあると、
それは迷惑かかることなんで、
本当は自分的には行きたいんだけども、
そうやってこう人に迷惑かかることってやるのが正しいんだろうかっていうのが、
その時は考えて、
もちろん大会の方で死者が出たとしたらそれは迷惑になるし、
そんな選択肢はないなって思って言ったのがそのセリフなんです。
自己責任っていうのはなんとなくこう、
死ぬのも勝手みたいな考え方もあるけど、
それだけじゃないなっていうのはすごい感じてるし、
そもそも大会っていうこのフォーマットの中で参加している身としては、
大会のことを考えずに突っ込むっていうのはちょっとありえないなっていうのが思っていて、
やるんだったら一人で勝手にやればいいじゃんっていう話で、
その辺はこの大会出てやっている身としては、
そういうことは守らなきゃいけないなって思っています。
スピーカー 1
ありがとうございます。
もうそれが聞けたので。
スピーカー 2
念願のIBUKIステーションに出演させていただいて。
そんなに読んでいただけるんですか?
そんなにめちゃくちゃ聞かないんですけど、
ぽろぽろやっぱりこういうランニング系のホットキャストを聞いてます。
ちょうど広島の仲間がトレイルの関係のホットキャストをやってて、
それを聞き始めたのがきっかけで。
それはなんていう番組ですか?
カルトブドープトレイルっていう、
広島のランナーが飲み屋で話しているような、
話を延々しているような感じなんですけど、
僕ら聞いてて面白いんですけど、
そういうのを聞くのがきっかけで、
いろいろちょっと他のを聞き始めたっていう感じで。
トレイル系でIBUKIステーションを見つけていただいたっていう感じなんですね。
IBUKIステーション何がきっかけだったんだろう?
ちょっと忘れました。
走っているときとかに聞かれますか?
山中選手のトランスジャパン出場の経緯
スピーカー 2
走っているときはあまり聞かなくて、
車で移動しているときとかそういうときに聞いてます。
楽しみにしてます。
スピーカー 1
嬉しいですね。ありがとうございます。
スピーカー 2
ようやく出ていただいて嬉しかったです。
じゃあぜひ感想を目指して頑張ります。
頑張ってください。
ありがとうございました。
では次に山中志郎選手に来ていただきました。
ようこそです。
スピーカー 1
ようこそです。
スピーカー 2
念願の出場おめでとうございます。
スピーカー 1
おめでとうございます。
スピーカー 2
そうですね、選考会3回落ちて4回目にやっと通ったんで、
割と周りから祝福といじりと両方いただきました。
いじりというのはどういう?
選考会の主とかベテランとかだいぶ言われましたね。
結構選考会行くまでもかなり長い道のりなので、
なかなか出れないと心が折れるというか、
方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですけど、
山中さんとしてはずっと挑戦し続けたっていうのはどういう気持ちだったんですか。
正確的にしつこいっていうのもあるんですけど、
このままじゃ終われないなって区切りがつかないんで、
目標があるのが針になるっていうのもあったんでやってたんですけど、
さすがに今回あかんかったら4回落ちたことになるんで、
さすがにいじるにも周りが気遣うやろうなと思って、
今回ラストと思ってチャレンジしてました。
もういいやみたいな気持ちになったりとかはなかったんですかね。
いや、瞬間的にはありますけど、
そういう時にはちょっと嫁さんが背中を押してくれたりとか、
もう一回やってみたらとかね、そんなのも言ってくれたりとかで、
なんとか気持ち切らさずにやってこれたかなって感じです。
JRCになるのは7年で、TJRに出るのは8年かかりました。
そうですね、これで間奏までもっとかかるって言われたらもう嫌ですけど、
間奏は1回でなんとかしたいですけど。
割と時間のかかる方ですと書かれていましたけど。
そうですね、そんなに要領が良くないんだと思うんですけど。
そこをそうやって穏やかに言いながら淡々と目指され続けているっていうのがまずすごいなっていう感じですけど、
今回出場かなった要因って何だと思いますか逆に。
何でしょうね、何だろう、分からないですね。
いつも1回目は何が何かよく分からんうちに受けて、
2回目と3回目は周りの人からいろいろ話聞いて、でも地図読みでも知ってたので、
地図読みをちゃんと練習したというか、それぐらいですかね。
じゃあご本人としても今回は一番上手くできたっていう手応えはあったっていう感じですか。
そうですね。
ちょっとテント張る漏洩のやつで焦って残り1秒みたいなのがありましたけど。
スピーカー 1
ギリギリだったんですね。
スピーカー 2
まあまあ何とか運良く。
一応それ以外は想定通りできたなっていう感じでしたね。
スピーカー 1
最初に戻っちゃうんですけど、
そもそもトランスジャパンを目指そうと思ったきっかけみたいなのって何かあるんですか。
スピーカー 2
きっかけはもともとNHKの番組のDVDをお客さんに借りて、
こんなのあるでって見せてもらって、
すごいなと思うんですけど、別世界の話だなと思ってたのが、
たまたまマラソンで記録が出たんで、
1個クリアしたなと思って、じゃあやってみようかという感じでしたね。
じゃあ一応出場権はあるのかなって思って、そこから考え始めた。
でも全く山の素人なので、道具を1個ずつ買い揃えていって、
2年かけて1回目受けたって感じでしたね。
スピーカー 1
じゃあ目指そうと思った時は山の経験とか全然なく。
そうですね。三ヶ四角に10拍以上っていうのがあるんですけど、
スピーカー 2
ゼロ拍でしたね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
近藤さんとかずっと山やってありましたけど、
僕はトレーラーもやってたぐらいで、全く別物なんで。
確かにトレーラー歴の方が長いですね。
でも去年トルデジアン完走されて、
かなり長い距離のレースも出るようになってこられてますけど、
それもトランスジャパンとかを見据えながら距離を伸ばしていってたんですか?
スピーカー 1
トルデジアンはもともと目標が、
スピーカー 2
トランスジャパンとトルデジアンという2つの目標だったので、
どっちも同じくらい大事という感じで。
じゃあ一個は去年カナイ、今年もう一個も出場はカナイ。
スピーカー 1
そうですね。もう引退するしかない。
スピーカー 2
今山中さんちなみにいくつでしたっけ?
僕51で大会終わったぐらいに52になるんですね。
山中選手の出場目標
スピーカー 2
そうですか。
でもじゃあ44歳ぐらいから目指して始めて、
51、52のところで出場っていう感じなんですね。
スピーカー 1
そこから目指すってなかなかいろいろ大変だったと思うんですけど、
ここクリアするのが一番大変だったよみたいなところってありますか?
スピーカー 2
いや何でしょうね。
でもこうやってると分かるんですけど、
あんまり年齢が言い訳にならないというか、
スピーカー 1
年上ですごい人がいっぱいいるんでね。
スピーカー 2
あんまり年齢のせいにできないんですよね。
例えば何やろう、
55歳ぐらいでサブスリー初めてやりましたとかね。
そんな人もおるんで、
なんかあんまり年齢は関係ないんじゃないかなっていう気はしますね。
あとお仕事もね、税理師されながらかなりお忙しく過ごされてると思うんですけど、
なんかそういうトレーニングの時間とかは?
トレーニングはそんなにしてない方だと思います。
疲れるんで。
スピーカー 1
ほどほどに。
スピーカー 2
仕事中もなるべく目を開けながら寝るようにして。
目を開けながら寝てるんですか?
適度にサボりつつ。
何なんですかそれ。
すごい技術ですね。
多分練習量は少ないと思いますね。
月間2,300キロぐらいなんで、
スピーカー 1
全然してない方だと思います。
その少ない練習量で課題とかをクリアする秘訣っていうかコツみたいな、
こういうところを工夫したみたいなのって何かありますか?
スピーカー 2
いや多分体が丈夫なんだろうな。
スピーカー 1
なるほど。
でも重要ですよね、体が丈夫って。
スピーカー 2
それは大事です。
スピーカー 1
重要ですよね。
スピーカー 2
怪我したことないし、足つらないし、何でも食べれるし、
スピーカー 1
長距離適正が多分あるんだなという気がします。
ある意味恵まれてますよね。
そうですね。
スピーカー 2
結局ずっと歩き続けられるかどうかみたいなところがありますからね。
足痛くなっちゃったら終了ですからね。
そしてじゃあついに出場されるわけですけど、目標とかはありますか?
目標、そうですね。
まずは初めてなんでね、完走第一ですけど、
なんか完走第一だけだとちょっと気が緩んじゃうなっていうところを去年トレデジアムで思ったんですよ。
もう何時間でもいいから完走できたらいいわと思って去年臨んで、
実際めちゃめちゃ楽しかったんですけど、
なんかちょっと物足らないなみたいな、
なんか出し切ってなかったなっていうのはある。
そこはもうちょっと攻めたいな。
スピーカー 1
ここに来て攻めたいという言葉が。
スピーカー 2
なので、タイムは全然天気にもよるんでね、分かんないんで、
なるべく順位も意識しつつ、ちょっとでも前に行きたいなっていう。
そういうのは上位じゃないですよ。
挑戦者たちの心意気
スピーカー 2
具体的には何時間とか何位とかはありますか?
そんなんよいわないです。
思っててもここでは言えない。
さすがにここでは言えないです。
察してください。
まあでもいいですね。
いい走りをやろうとされてるっていうことですよね。
ご家族とかは何か応援してる感じですか皆さん。
一応ゴールには来てくれるはずなので。
嬉しいですね。
スピーカー 1
見せたいですねゴール。
スピーカー 2
そうですね。
どう思われてたんですかね皆さん、ご家族の皆さん。
ずっと挑戦を続けられてる山中さんのことは。
トランスジャパンもそうなんですけど、
山に行くと家にいないっていうので、
多分山が嫌いなんだろうなっていう。
山はろくでもないもんだとは思ってると思うんですけど、
チャレンジしてること自体は応援してくれてるみたいなので、
だから唯一ゴールして言いたいのは、
諦めないって大事やぞって言いたいなという。
その一言のために走るって感じですね。
スピーカー 1
それはご家族だけじゃなくて、皆さんの心に響く気はします。
スピーカー 2
とりあえずうちの子にだけ響けば十分です。
お子さんはいくつなんですか。
子2と中1なので。
石山さんも来てくれる予定ですか。
はい、来ます。
ぜひそこで有志を見せて、
海にたどり着く姿を見せていただければと思います。
お待ちしてますので。
ありがとうございました。
お次は石山雅文選手に来ていただきました。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
県ナンバー19番ですね。石山雅文選手です。
石山選手は私がツイッターのフォロワーでもありますので、
ツイッターって言っちゃいけないのか今、Xフォロワー様なので、
直接お声掛けをさせていただいて、
今日お越しいただいたという経緯です。
本当にありがとうございます。
そしてですね、いきなりなんですけれども、
この選手紹介を見られた皆さんが、
多分一番気にされていらっしゃると思います。
石山選手の背中の写真に込められた思い
スピーカー 1
なぜこの写真を一枚目に持ってきたのか。
これをぜひ最初に伺いたいと。
スピーカー 2
これはですね、まず一つ、
僕、山とかで自分の写真あんまり撮らないんですよ。
風景の写真とかを撮るのは好きなんですけれども、
自分の写真があんまり残ってなくて、
そこにあるのは誰かに撮ってもらった写真なんですね。
数少ない選択肢の中で、
自分らしいと思う写真を提出してくれみたいな風に
書かれていたものですから、
あんまり強そうな写真とか出して、
強そうな人だなって思われたらちょっとやだなっていう思いもあって、
今年の年始ぐらいに、
一緒に走っている仲間たちと出た駅伝大会の写真なんですけれども、
それを提出したんですが、
僕はそれ3枚目に設定してるんですね。
そうなんです。
スピーカー 1
1枚目にあえてしたわけではなく、
スピーカー 2
1枚目は…
スピーカー 1
なっちゃったってことですね。
スピーカー 2
1枚目はその3枚目の写真を設定してたんですね。
スピーカー 1
なるほど、このフィニッシュの写真ですね。
これが1枚目にドーンと来る予定だったのが、
この泣き顔写真が1枚目になぜかなってしまったと。
石山選手のレースへの意気込みと目標
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
そういうことだったんですね。
スピーカー 2
つまり全ては実行委員会の罠ってことですね。
スピーカー 1
そういうことですね。
もう本当に、これ見た瞬間、
なんでこの写真が1枚目なんだろうって、
もうすごく疑問で、そこちょっと突っ込みたかったんです。
すごく突っ込みたかったんですね。
スピーカー 2
そうなんです。はめられましたね。
スピーカー 1
何かありますか、近藤さん、ご質問とか。
スピーカー 2
じゃあこの大会のことを伺いたいんですけども、
今回の挑戦はご自身にとってはどんな挑戦ですか。
そうですね、僕自身はこのレースを目指すぞ、
レースに出るぞっていうことがスタートではなかったんですね。
どっちかっていうと、ドキュメンタリーを見てすごく感動して、
あそこに走っている選手の人たちって、
どれだけすごいことをしている人たちなんだろうっていうのを体感したいというか、
だからフルマラソンで言えば3時間20分を切れるとか、
そういういろいろ基準があるわけじゃないですか。
そういうのをクリアする世界の人たちっていうのは、
どういう人たちなんだろうなみたいなのを、
ちょっと自分なりに片鱗を感じてみたいなっていうところからスタートしているので、
そういう意味ではもう正直挑戦は終わっているというか、
先行会に出場して合格を勝ち取るのが実は僕の中では大目標だったんです。
なので、一応完走がもちろん目的ではあるんですけれども、
ちょっと誤解を恐れず言うならボーナスステージに今いるというか。
じゃあこの本選に出ている人とはどういう人なのかっていうのを知りたくて、
自分も体を動かしてやってみたみたいなイメージなんですか?
そうですね。
もともと本当に目指してはいなかったもので、
ただそれがきっかけでランニングとかファストパッキングに取り組むようになって、
それがすごい楽しくなっていたっていうのはあるんですけれども、
それを繰り返していたら、ある日フルマラソンで3時間30分を切れた日があったんですね。
小指くらいなら引っかかるんじゃないかって思って、
そこから初めて目指し始めたっていう感じです。
じゃあ最初はちょっと想像がつかない世界というか、
あんな大会に出ているのはどんな人なんだろうって思ってたのが、
今まさにご自身でこの場所にいるわけですけど、
実際どうでしたか?
思い描いていたものといざ自分が体験してみての違ったところとかありますか?
そうですね。
思い描いてた姿とはやっぱり違いますかね。
ドキュメンタリーを見て感じたそのすごさみたいなのを
自分が体験しているかっては全然思えないですし、
正直まだ全然実感もなくて、
本当にこの数時間後に本当に走るんかっていう感じはあるんですけど。
挑戦はちなみに何回くらい?
初めてですね。
初めてで通っているんですね。
そうですね。
スピーカー 1
選考会も初めて?
スピーカー 2
選考会も初めてです。
すごいですね、それは。
ひたすら運が良かったってしか言いようがないんですけれど、今回は本当に。
でも選考はちゃんと通られているわけですから、
実力も伴っていると思うんですけれど。
じゃあ、ボーナスっておっしゃいましたけど、
今晩からいざ山に向かっていくわけですけど、
そこはどんな気持ちで臨みたいと思われていますか?
そうですね。
まずはでもやっぱり周りにすごくたくさん応援してくださった方もいて、
そういう人たちに喜んでもらえるようなレースをしたいというか、
レースを楽しんで周りの人たちにも楽しんでもらえたらいいなって思いもありますし、
あと曲がりなりにも出場者としてレースと名の付くものに出させていただくので、
そういうものに出る以上は少しでも早く、
一つでも上の順位でゴールできることを目指そうかなとは思っております。
一応感想が大目標ではあるんですけれども、
欲を言うならそこを目指したいかなと。
スピーカー 1
やっぱりちょっとね、出場の選手って石山選手だけじゃなくて、
やっぱりお話ししていると、
近藤さんさっき言われてましたけど、やっぱりちょっとなかなか静かな投資がね、
すごく感じられるなというふうに思います。
スピーカー 2
そうですよね。
普段からレースとかは結構出られてるんですか?
いえ、まだ通算で3回、4回ぐらい。
そうなんですか。そのマラソンとか含めて。
一応フルマラソンは年に1回ぐらい。
でもそれもまだ、何回出たかな。
フルマラソンのそうですね、レースに出始めたのも3年ぐらい前から。
どうですかね、4年とか。
トレランのレースとかだと、一応レースと名前のつくものだとまだ4回ですね。
4回。そうですか。
スピーカー 1
トレラン歴が2年。
山歴が9年。
スピーカー 2
そうですね。
この大会の応募基準を満たすためだけにトレランスタートしたっていう感じで。
なるほど。
そうなんですね。
でもそれぐらいNHKの番組の出ている選手は魅力的に思えたっていうことなんですかね。
そうですね。感動しましたね、本当に。
なるほど。
じゃあ、そちら側にご自身で立つんですけど。
そうですね。
どう思います?どんなふうに進むと思います?ご自身の体は。
もう想像及ばないですよね。
すごいですよね。
まだ一番長くても100キロまでなんで、そこから先は全然想像つかないですし。
何が起こるのかなっていう感じですけれども、それも含めて楽しめたらいいかなと思いますね。
スピーカー 1
先ほどドキュメンタリーに感動されたっていうことなんですけど、どのあたりが刺さったっていうのとかってありますか。
スピーカー 2
僕が初めてこのレースを知ったのは2018の時のやつだったんですけれども、やっぱり無補給でトライされている餅月さんとか、
あと最年長の竹内さんの姿がすごく印象に残ってますね。
ちょうど僕2016年に左足のアキレス腱を完全に断裂して、そこからもう全然運動できなくなって、登山とか。
すごく太ったんですよね。ボリュームが増えて、それで渋々運動し始めた時にちょうど出会ったんですけれども、
すごくなんでですかね、自分にできるとは一つも思わなかったんですけれども、
でもちょっと真似してみたいなと思うような強烈なものを受けた記憶がありますね。
スピーカー 1
でもそこから経験積まれて、トランスジャパン出場を果たされたって、なかなかすごいなって思ってしまいました。
スピーカー 2
でもあれですね、最長が100キロってことは一晩のレースはあるけど、これだけ長いのは本当に初めて。
初めてですね、はい。
重装とかはあるんですよね。
ファストパッキングの方が先行して始めてたんで、2泊3泊とかは経験はあるんですけど、それでもやっぱりこのサイズ感は初めてですね。
スピーカー 1
試装とかって結構されたんですか?
スピーカー 2
試装ははいしました。
そもそも先行会応募するための課題で本選ルートを結構通ったんで、
それプラス、今年先行会通ってからはカミコーチからコマガネまで通してやってみたりとか、
そんな感じで、一応旗なぎに降りるまでは一通りと言います。
じゃあ山はだいたいもう…
はい、景色は頭にはなってますね。
結構あれですね、用意周到というか、一回で通るあたりもそうですし、なんか緻密な感じですか?
どうですかね、いや結構抜けてると思います。
抜けてるんですか?
どっちだろう?
昨日は一ノ瀬に送るためのデポの準備してたんですけれども、全部詰めて送った後で入れてなかったものが、
本当はこんなにいらなかったよねってくらい食料ちょっと詰め込みすぎたりとかしてますので、全然抜けてると思いますね。
いやーどうなるか。楽しみですね。
楽しみですね。
すいませんか。
いやいや、はい。
スピーカー 1
もしこの質問まずかったらちょっとカットしていただきたいんですけど、
何やらX界隈で石山さんと新ゴジラが関係があるというふうに私は情報をキャッチしたんですが、
その辺りもし可能でしたらお話しいただけると。
まあ別に構わないですけど、情報源は完全に一人ですね。
そうですね。
わかる方はわかると思うんですが。
スピーカー 2
僕もともと実は俳優やってました。
俳優業を正確に言うと心出してたと言うべきでしたね。
監督からのお願い
スピーカー 2
全然残念ながら目は出なかったんですけれども、その当時に出た作品のいくつかの中にそういうものがあると。
スピーカー 1
おっとこれは新情報です。
スピーカー 2
出演されてるってことですか?
そうです。
新ゴジラに?
そうですね。
マニアック?
それが本当にちょっとしか出てないから分からないんですよ。
スピーカー 1
みんな探す。
スピーカー 2
やめてください。
スピーカー 1
ここで全国公開しちゃう。
スピーカー 2
それはまずいな。
探しましょう。
多分皆さんの2時間3時間を無駄にするだけだと思うんで、それはやめていただきたい。
石山選手に興味を持った方はこれから新ゴジラを見るっていう。
でもすごく面白い映画なので、僕関係なく普通に見返していただくといいと思います。
ヒントとかすごく似合わせて。
あれざっくり言うと怪獣対日本のいろんな各施設とか団体の人たちみたいな構図なんですけれども、
いわゆる官僚側ですかね。
そういうところの中の一人みたいな感じですね。
スピーカー 1
おっとこれは。
スピーカー 2
でもいるかどうかは分からないみたいな。
スピーカー 1
見つけられるかどうか分からないですよ。
スピーカー 2
対策本部みたいな中にいらっしゃるのかな。
スピーカー 1
どうでしょうね。
ちょっとそこはね。
新ゴジラの出演について
スピーカー 1
正解はあれですね。
探す楽しみがなくなるので。
スピーカー 2
まさかの。
そうなんです。
そんなことを以前していたという。
俳優さんが山を歩くという。
スピーカー 1
びっくりですね。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
ちなみにこれ大丈夫ですか?
スピーカー 2
別に構わないですよ。
隠してるわけじゃないので。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
はい。
じゃあイケメンが現れたら石間さん。
はい。
じゃあ憧れの舞台でぜひいい走り歩きを実現してください。
はい。
楽しんでください。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
がんばります。
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
続いては竹村直太選手に来ていただきました。
はい。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
IBUKIステーションで何度も名前を出させていただいて。
スピーカー 2
ありがとうございます。
チームメイトのね、和美さんがIBUKIに来ていただいているので。
すっかり話題の方ですけども。
そしてですね。
竹村選手のトランスジャパンへの挑戦
スピーカー 2
はい。
今日土井選手に注目の選手はと聞いたら名前があっておりました。
スピーカー 1
あっておりました。
お一人。
恐縮です。
はい。
早いですよねっていう風にね。
おっしゃってましたよね、土井選手。
スピーカー 2
名前が早すぎるんでちょっと。
あれですが、はい。
絶賢番号1番ということで。
最年少31歳。
31歳になりました。
ご出場ということですけども。
この大会にかける思いなどまずはお聞かせいただけますか。
思い。
はい。
そうですね。
まずはこのTJRコースを純粋に走ってみたいっていう。
スピーカー 1
どうせならというか勝手にソロでも走れると思うんですけれども。
スピーカー 2
やっぱりこの舞台で走りたいと思うのもあって。
それで今回チャンスをいただいたので。
まずは最低限は本当に感想。
スピーカー 1
何があってもゴールを目指したいっていうのと目標のタイムとかがあるので。
それにどれだけ迫れるかっていう実力ダメージな部分もあります。
スピーカー 2
目標のタイムは秘密ですか。
そうですね。
一応秘密で。
言っていただいていいですか。
ちょっとだけ。
ちょっと。
ちょっと。
でもご想像に。
スピーカー 1
じゃあそれは結果を楽しみに待ちたいと思います。
スピーカー 2
今31歳ってことですけど。
ちょっと目指すには準備も必要ですし。
少し前から目指されていたかと思うんですけれども。
いつ頃からTJRは意識され始めたんですか。
スピーカー 1
完全に意識というか前までふわっと出たいみたいなとか憧れみたいなのがあったんですけど。
スピーカー 2
それぐらいじゃ出れないような大変な、出れるのに大変な大会なんで。
覚悟を決めたのが去年の6月末。
スピーカー 1
じゃあ1年ちょっとという。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ことですよね。
スピーカー 2
足崩してくださいね。
出走前の足楽にしてくださいね。
ずっと星座されてるんで気になって仕方ないですけど。
何かきっかけがあったんですか、その6月に決心された。
そうですね。
岩崎さん、TJR結構知ってる方は多いと思うんですけど。
岩崎さんとあとは伊藤さんと安井さんって方と。
スピーカー 1
この2人もその時は2024年に出たいっていう思いで。
スピーカー 2
結局はちょっとタイミングが合わなかったりとかでエントリーされなかったりしたんですけど。
その4人でアルプスでトレーニングというか行かせてもらった時にTJRを意識した。
その4人の中で一番自分だけがちょっとふわっとしてて。
結構誘われて、じゃあ行こうかなぐらいの気持ちでちょっと軽く行ったんですけど。
スピーカー 1
その途中でやっぱりそういう環境ってなかなか来ないというか。
スピーカー 2
これはかなり狙うなら今じゃないのかなって思いがその時にガッと湧いてきて。
それこそ岩崎さんから直接お話だとかトレーニング受けれる人もそもそも少ないでしょうし。
機会も自分も結局行けたのは1回で。
その機会をもらえたのもあって、いつかっていうのじゃなく来年を目指そうってそこで思いましたね。
そうじゃなかったら例えば40代になってからとかに出れたらいいかなぐらいの気持ちではいたんで。
竹村選手といえばわりと短いレースもすごいスピードがあって速いですし。
どっちかというとスピードもある選手っていうイメージだったんで。
100マイル、一般的には100マイルぐらいに次になってその後にまたもっと長くみたいな方も多いと思うんですけど。
この年齢でトランスジャパンを挑戦されるっていうのはご自身としては。
僕的にも思った以上に早く挑戦することになって出れることになったっていうのはあるんですけど。
自分自身はレースの距離をあんまり決めてないところはあるんで。
あとは練習のためのレースみたいな位置づけもあったりするんで。
結構それこそバーティカルから100マイル、今は400キロとかまでをできれば全部戦いたい。
バーティカルから400マイル全部を戦いたい。
ただもちろん欲張りですし、もちろんそれぞれの分野にそれぞれ強い方がいらっしゃるんで。
スピーカー 1
なかなか結果がそれに別に伴っているわけではないんですけど。
スピーカー 2
個人的な思いというか気持ちは欲張りですけど、出るからには全部いい結果を求めたいっていう。
スピーカー 1
この距離が得意とかっていう距離ってあるんですか。
あんまりわかんない。
スピーカー 2
なるほど。
それこそ中谷凌太さんとか、クッスンだったかな。
話してたみたいで、僕の話題になったときに、その時はバーティカルと100マイルって言ってたらしいんですよ。
向いてる。僕が向いてる。
向いてるのがバーティカルと100マイル。結構極端。
極端。
極端ですよね。
両方向いてるってことなんですね。
なんですかね。
スピーカー 1
じゃあその中間はどうなんかなって思うんですけど。
スピーカー 2
でも中間はそれこそ結構今はロードとかから結構速い人が来てるんで、
それこそ50から100キロの間は結構スピードが本当に速くなってきてる印象があるんで、
結構そこにはスピード的には全然歯が立たないなぁと思うんですけど、
それこそ100マイルぐらいになれば、今までの経験というか最後の粘り勝ちみたいなところがあったりとか、
基本自分はあんまり辞めたくない人なんで、
途中で何かあって順位が狙えなくても結構、とりあえずゴールしようかなぐらいでずっと進んで、
途中で回復したりとかもして、
結果的にはそこまで悪くない結果で終わったりだとかもしてるんで、
結構速い選手というか、ロード上がりだと途中でやめちゃったり、
もったいないなと思う人も結構多いんですけど、
そういう粘り強さというか諦めの悪さみたいなのが100マイルとか100マイル以上だと出てくるのかなと思って、
そういうところはちょっと正気があるのかなと思ってます。
回復が早いんですかね。
いや多分ね、僕潰れる前に諦めるんですよ一旦。
なんか潰れ切る前に多分、
あ、もう嫌。
それが意外とロング向きっていう。
割とそれがすぐにこう、先一旦落としてよかったなっていう。
スピーカー 1
選手紹介を拝見すると、お名前とかもトレーラーのイメージがあったんですけれども、
選手紹介拝見すると山歴の方が長い。
スピーカー 2
でもそれ何を山歴っていうのかちょっとわかってなくて、
実際陸上をやっててその途中で富士山とか、
スピーカー 1
本当に多分一般登山みたいなのを年1、2とかしてたのを含めたらそんな感じ。
なるほど。
じゃあ元々登山をやっててトレーラーっていうわけでもないっていう感じですか。
スピーカー 2
そうですね、そういう感じでもないですね。
わかりました。
これまで最長の距離っていうのは何キロですか。
これまでは450キロ、練習でですけど。
練習で?
練習で。
それがSTM。
この前IBUKI使っていただいた。
STMじゃなくてSTM。
STMだったんですか。
三崎公園。
失礼しました。
失礼しました。
間違ってました。
STM自体は380から400キロ。
スピーカー 1
自分の時計で413とかだったんですけど、
スピーカー 2
それプラスちょっと近くのラーメン屋さんに行くので。
ラーメン屋さん?
夜泣き屋っていうラーメン屋さんがあるんですけど、
そこに行きたくて、そこまで走ったのを合わせると450キロ。
それはトランスジャパンに向けたトレーニングっていうことだったんですか。
どうでした、そのペースとかは。
それは結構感触は良かったんですけど、
足のダメージとか、
ただでもやっぱりそれによって見える部分もあって、
不安になる部分もあったりはしました。
あれは何月でしたっけ。
一回3月末に挑戦して、
300キロぐらいでDNFというか、
その1ヶ月後の4月末にもう一回挑戦して、
その450キロ。
すごいですね。
そうか、その距離をもうご自身の意思で完走してるんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
すごいな。
ちょっとモチベーションを上げるためとか、
スピーカー 1
あと実際にIBUKIを練習で使ってみたらどうかなと思って、
スピーカー 2
レンタルさせてもらったり。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
スピーカー 1
試走とかって結構されたんですか。
スピーカー 2
試走は去年にまず一旦全区間は。
全区間やられてるんですよね。
そうですね。
今年はその中でちょっと気になる部分は、
4回というか1泊2日なんで、
そんなに全体的というよりかは部分的に。
スピーカー 1
でも距離も踏んでルートも行かれてて、
なんかかなりご準備はされているなという印象で、
スピーカー 2
短いのも長いのもお得意ってことですけど、
今大会記録を持たれてる土井さんが今回出られますけど、
土井さんに対してはどういうポジション取りで挑まれようとされてるんですか。
ポジションというか絶対強いじゃないですか。
だからそれこそどれくらいくらいつけていけるかっていうのはありますね。
ただそこを意識しすぎるとなかなかこの距離は持たないと思うんで、
あくまで最初はマイペースに、
多分意識はしちゃうんでしょうけど、
スピーカー 1
あくまでマイペースにいけたらいいかなとは思ってますね。
スピーカー 2
なるほど。
選考会の変化
スピーカー 2
他に意識されている選手とかはいらっしゃいますか。
そうですね、牧野さんっていう方もちょっと軽く聞いた感じ、
五日斬りを意識されてるってことなんで、
そこをそうですね、やっぱりすぐ後ろにいるんじゃないかなと思うんで。
そういう位置取りのいい感覚なんですね。
そうですね。
最初は多分スピード的には一応今までも何回か一緒に走って、
それこそNagano Grand Circleとか一緒に走って、
最初はスピードでいけるとは思うんですけど、
後半の粘り強さみたいな感じでじわじわ上がってくるんじゃないのかなとは思ってます。
スピーカー 1
そうですね、牧野選手は南がご出身だと確か記憶してるので、
後半はやっぱり強いのかなと。
スピーカー 2
いや、強いと思いますね。
選手間でそれぞれの目標タイムみたいな噂が流れてくるんですか。
いや、僕はもうその本人が言ってくれたというか、
人しか知らないですね。
なるほど。
あんまり噂みたいなのはあっては来てないです。
どうなるか。
ちょっと楽しみですね。
若いのでどこまで持つかみたいな話かと思いきや、
スピーカー 1
450キロを常に走られていて知ってる距離だということですし、楽しみだなという。
意識されたのは去年からということですけど、
そこからその1年間でこのレースを完走するために
どんなことをしたらいいというのを考えて、
それでトレーニングを積んでここにいらっしゃるという印象がすごくあります。
スピーカー 2
一応そうですね、去年はかなり、夏はもちろんアルプスなんですけど、
スピーカー 1
秋以降のレースとかも、
スピーカー 2
基本はこのTJRを走るためのレースがその練習だったという感じの位置づけで結構やってました。
楽しみですね。
チームメイトのかずみんさんからは、
ピチピチのイケメンが来るんで応援お願いしますというIBUKIステーションでのコメントがありましたが、
何かそういう応援してくださる方に向けてのコメントがあればお願いします。
そうですね、応援してくださるのが本当にありがたいので、
その結果もとりあえず出たものが結果だと思うんで、
どんな結果でも見てて楽しんでもらえるような走りができればなと思いますね。
それこそ今はIBUKIがあって、かなりリアルタイムで見れるんで、
スピーカー 1
そういうところで応援している人たちも楽しんでもらえたら嬉しいと思います。
いろんなことを言われちゃったら、
土井さんとのあれをどうしてもIBUKIで追ってしまう人が日本全国にいらっしゃるんじゃないかと。
スピーカー 2
そして牧野さんとの位置関係どうなっているか見どころを教えていただいたので、
注目していきたいと思います。
早々に潰れてるかもしれない。
何が起こるかね。
そうですね。
スピーカー 1
それも見どころだと思います。
それも含めてこのレースだと思いますので、ぜひ頑張ってください。
頑張ってくださいってあんまり言っちゃいけないのかもしれないですけど。
大丈夫ですか?
はい。
でも応援してます。
スピーカー 2
頑張ります。
我慢ってある方からメッセージいただいてるんで。
我慢ですか?
我慢、一言。
それはどういう意図でしょう。
スピーカー 1
とりあえず耐え抜けと。
スピーカー 2
耐え抜け。
ゴールまで。
楽しんでじゃなくて、その方から我慢っていう。
ちなみにそれはどなたからですか?
その方は長野さんっていう。
前、新越語学発したときにペーサーしてくださった方からのメッセージですね。
なるほど。
それをじゃあ胸に刻んでらっしゃるんですか。
スピーカー 1
我慢。
我慢。
じゃあぜひ。
スピーカー 2
ありがとうございます。
応援しておりますので。
応援しております。
スピーカー 1
ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では大会実行委員長の飯島宏さんにお越しいただきました。
大会の広報活動
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
今回TJRはもう12回目になりますかね。
12回目を迎えるTJRですけれども、今回の大会の何か特徴とかはありますか。
特徴。
いや、今回限っての特徴とかは特にないですね。
特に何か変わった趣向はあるわけじゃないので、
これまで通りやっていくという感じですかね。
新しいルールも特にはないです。
そうですか。
スピーカー 1
運営のやり方とかが変わったとかそういうことも特に。
スピーカー 2
もう特にはないですね。
前回からメディアティームっていうのを作って、
積極的に専門でやる人たちを当てたので、
それはかなり計画的にいろいろできているので、
見ている人も多分飽きずにいろいろ変化がなく、
変化があって、系統だった発信ができているので、
多分見ている人は面白いのかなとは思います。
インスタライブを結構皆さんご覧になられている様子がだいぶ分かるようになったんじゃないかと思いますけど。
フェイスブックも積極的に入れたりとかで、
いろいろ組み合わせてやっているので面白いかと思います。
ツイッターXとかもやっていますし、
あとスレッツも今回入れていますので、
結構面白いかなと思います。
あとIBUKIですね。
IBUKIを組み合わせるとかなり立体的に見えてくるんじゃないかなと。
スピーカー 1
今回いろいろ本当に前回よりメディアのXを追加したりとか、
スレッツとかいろいろ導入されていると思うんですけれども、
その種類を増やした何か意図みたいなのってあるんですか。
スピーカー 2
いや特にはないです。
前回やってみて感触つかんだので、
Xとか入れてもいいんじゃないっていうところ。
あとスレッツもインスタとかで連動しているので、
そこで負担があるわけじゃないので、
じゃあできるところをやっていこうかという感じですかね。
なるほど。
大会全体としては広報活動に力を入れて、
ファンを増やすみたいなところはあるんですかね。
あんまりそのファン獲得どうかは考えていないですけど、
どっちかといったらこのTJRというレスって、
トレランも全般そうですけど、
観戦型のイベントじゃないじゃないですか。
遥か遠くの山の上でやっていて、
誰がどうなって、前後どうなって、
どこで寝ているかはっきり全然分からないんですけど、
こういった発信することによって、
このレースの面白さが描き出されるっていうんですかね。
これほっとくと多分私たちは何やっているかよく分からない状態だと思うんですけど、
いろいろ使うことによって結構このレースが浮き彫りになっていくっていうんですかね。
面白さがより際立つと思うので、
そういったところでできるところでやっているという感じですかね。
茨城市場最高の参加人数対閲覧者数です。
参加者30人なのに閲覧者数は最大級に多いので、
参加選手1人当たりの閲覧者数では断トツ1位の大会になっていますね。
そうですよね、30なんでね。
選手の特徴と傾向
スピーカー 2
そういうところが近年力を入れられているというところですね。
最初にお聞きできればよかったんですけど、
ちょうど全選手の受付が終わって開会式を待つというタイミングですけど、
選手の皆さんの顔とかをご覧になられて、今の印象とかはどうですか。
そうですね、選考会を経ているので基本的に全部の顔を見ているはずなんですが、
選考会の最中はほとんど顔を実際に見ていないというか覚えていなくて、
名前を表の上で見て単純に数字とかでチェックしていくだけなので、
あ、こんな人いたっけっていう人がいっぱいいてですね、
あ、そっかって感じで結構新鮮ですね。
3分の1くらい顔を知っているとか話したことある人は、
ほかはほとんど初めましてみたいな人ばっかりなので、
そういった意味で結構面白いですかね。
だからここで8日間かけて彼らを理解していくというような感じですかね。
飯島さんでも3分の1なんですね。
そんなもんですね。
私は覚えていないですけど、たぶんそんなもんですね。
新しい選手の入れ替わりも結構ありますもんね。
私もトレーナーレースそんなに出ていないので、
そういった関係の人もよくわかんないですし、
だから余計にあんまり知らないかもしれないですね。
スピーカー 1
先ほど選考会のお話が出たんですけれども、
今年の選考会の参加選手の特徴とか傾向とかっていうのは、
スピーカー 2
今までと違うとかっていうのは何かありましたか。
書類選考とかだと、
昔は結構初歩的なところでミスしたりとかで、
そこでもってしまう人って結構いたんですけど、
みんなも心得てきたというか、
私たちの発信の仕方も壺を押さえてきたのかもしれないですけど、
つまらないところでのミスっていうのは少なくなった。
あと選考会に移っても、結構選考会対策というか攻略というか、
結構皆さん研究していると思いますし、
もしかしたら参加要件、私たち宿題と言われている
いろいろ条件というか課題を出しているんですが、
そこをやっていく中で、
もしかしたら私たちが求めている大事なところを感じ取って、
そこで勉強してきた。
ちゃんと文章としてあるものを、
ちゃんと噛み砕いて自分のものにしてきたっていう結果が、
さっきの合格率、選考会の合格率が高くなったっていうのは、
そういうのが出てきたのかなとはなんとなく思います。
みんな成績いいねっていう感じがあります。
そういう感じですね。
なるほど。
今回選考合格された方の数っていうのは過去最高だったんですかね。
そうですね。出た割合としても高かったですね、合格率はね。
ですよね。
そんな中、やっぱりどうしても30人ってことで。
そうです。だから心苦しいんですよ。
そうですね。
生きといて抽選っていうところがね、なんか気の毒で申し訳ないですね。
スピーカー 1
書類選考で抽選があったのも今回が初めて。
スピーカー 2
そうですね。それも本当にね、戦わずして去らなきゃいけないので、
それも申し訳ないんですけど、選考会って、ただ走らせるだけでなく、
途中で課題と称するものをやらせるんですよ。
ほとんどある一定の場所に留まったりとか、
選手が溜まったり退流もしてしまうんですね。
あと、着いたら着いたで、またテントを晴らしたりとか、
そういうことをしているので、かなり時間がかかるんですね。
今回も結構いっぱいいっぱいだったので、これ以上ちょっと増やすっていうのは、
私たちのキャッパー的にはちょっと難しいし、
あと南アプスのかなり混む参域を使っているので、
これ以上トレラン的な人が一気にワーって来てしまうのは、
ちょっとやっぱ難しいねっていうのは肌感覚としてあるので、
そうですね。なので、選考会前の抽選っていうのは、
今後もっと出てくる可能性はありますかね。
なるほど。参加希望者がどんどん増えていますが、
ちょっとその辺は今後って考えられていることとかあるんですか?
まず定員が増やせにくいんですよね。
定員はちょっと増やせないですね。
各役所とか小屋とかいろいろと話をする中で、
30という数字が出てきていて、
今これを持っているのでできているんですが、
50とかもっと増えてしまうと、
ちょっとやっぱり理解が難しいかなと思うし、
我々の管理的にもちょっと厳しいかなと思うので、
ちょっとやっぱ30ってのは増やせないですかね。
なので選考会でどうしても切らざるを得ない。
仕方ないですよね。
そうですね。
国立公園の特別保護地区とかがずっと繋がるような感じですね。
正直よくこのコースでこんなことできるなっていうぐらいの感じなので。
開催が続けられているだけでもまずすごいことですもんね。
スピーカー 1
そうですね。
あと大会が注目されるにつれて、
応援の方とかもたくさんいらっしゃるとは思うんですが、
Xの方でも応援の方についてのお願いっていうのを出されていたんですけれども、
もしよろしければ応援の方にこういうことはしないでほしいとかっていうのを、
スピーカー 2
もしこちらで言っていただければと思います。
そうですね。
以前あったんですけど、応援のための上り旗みたいなものとか、
大きな横断幕みたいなものとか建てる方がいたんですが、
国立公園内でのこういった掲示物みたいなのが基本的にアウトらしいので、
強いて言えば何ですかね、
A4パウチのプレートくらいだったら許されるような気はしますけど、
あまり大きいものをパタパタ振るのはちょっと避けてほしいなっていうところと、
応援に夢中になるのはあまり一般の登山者の往来に支障が出たりもちょっとまずいと思いますし、
あと当然ですが登山道外に踏み込まないようにするとか、そんなところですよね。
あと応援のためにどっかテントを張ってずっと待っているとか、
そういったのもちょっとまずいと思うので、
普通に登山者に気を使っていただければいいと思います。
スピーカー 1
先ほどお話があった大きな横断幕みたいなのは、それは山の上では?
スピーカー 2
山の上の話です。
スピーカー 1
町は大丈夫?
スピーカー 2
下界であれば特にそういうことはないと思うので。
はい、わかりました。
TGAR近年は山の中では補給せずに食料は持ってということで、
一旦コロナで山小屋でのそもそも購入が難しいというところがあってそうなったと思うんですけど、
コロナも回復してきている中で、このままそこは食料を持っていくという感じですか?
そうですね、それは特に変える予定はないです。
そこは意図としてはどういったコンセプトが?
岩津さんが山屋でそもそも持っていくというのがまずベースであったというところの中で、
このイベントで大変だからというところで当初は許されてはいました。
途中での補給ですね。
なんですが、コロナ減っていないですけど、いろいろそこに至るまで選手の行動とかいろいろ見ていると、
ちょっとあまり言えない、よろしくないことがいくつか散見されて、
これあんまり良くないなというのがあったりとか、なのでちょっと山小屋ではやめるようにしました。
なるほど、じゃあ今後もそういう風に続いていくということですね。
それ以外そんなに変わらずのルールで続いていて、割と完成形というかなんですかね。
飯島実行委員長の意欲と難しさ
スピーカー 2
飯島さんはずっと最近は実行委員長されていますけど、これは当面?
早くおりたいんですよ。もう疲れたので、誰かやってくれれば本当にやってほしいですね。
やっぱりTGAの顔という感じ。
いや、ただですね、ある意味しょうがないかなと思うんですよ。
というのは、このTGAのコース上に私の家があるような感じなんですね。
ほぼ。
稲の稲市というところなんですが、入野屋というポイントは稲市の端子というところなんですよ。
つまり市内なんですね。
小間姉とか稲市とか、南新州の方は役所に行くにしてもとにかく近い。
山も当然30分くらいで登山道に入れるので近い。
下に燃え込むのも簡単。紙工事も1時間ちょっとで行ってしまうし。
そうするとですね、東京の人にちょっと打ち合わせ行ってとかっていうのも。
難しいですよね。
結局私だったら、仕事自営で自分で一人でやってるので、時間作り出すことも比較的容易なので、
仕事のちょっと空き時間に役所に行って話しつくるとか、そういったことも簡単なので、
これを多分他の人に頼むと相当休み取って、多分実際無理だと思うんですよ、そんなの。
多分自営みたいな仕事でないと、しょっちゅう休み取って長野行く、静岡行くとそんなの多分できないと思うので、
この代わりやってくる人って誰かいるんだろうかって。
インステンティブがあるわけじゃないので、こんなのほとんど経費しか出てないので、
こんなのよっぽどこのレースが好きで、ボランティア精神でできる人、
自分の時間を使ってもいいと思う人がいるかって言ったら相当難しいと思います。
分担するにしてもやっぱり広いので、簡単じゃないですね。とにかく広いので。
そもそも大会が8日間ってすごい長いので、その分時間を確保するだけでも普通に大変だと思いますし、
それに加えてそのご準備であちこち駆け回って。
結構大変です。
それはだいたいどれぐらい時間が使われてるんですか?
相当使ってますよ。相当使ってます。
エリアも広いですし、いろんな役場に行ったりとか。
今でこそ結構山行くのは、山行くのはかなり分担させてますけど、役所環境は7県内全部自分ですので、
スピーカー 1
北大町から飯田まで、あと山梨の南アルプス市も行ってるので、そこ行きだけでも結構大変ですよね。
そこまで時間と負担をかけて、でもそれでもこのトランスジャパンアルプスレースという大会を運営していくっていう、
その魅力っていうのを改めて実行委員長の飯島さんから伺えれば。
スピーカー 2
単純に面白いじゃないですか。夢があるじゃないですか。
山であったりトレーランナー、結構体力のある人だったら、こんな課題突きつけられたらやってみたいって思う人多いと思うんですよ。
できるかできないかあるんですよ。こんなこといつかやってみたいなと思うと思うんですが、
自分からそれにワクワクするっていうのもあるしますし、とりあえずこういった一つの形ができたので、
これをもし私たちがもう疲れてやめようって言ってしまうと、多分次はないと思うんですね。
終わりにできないっていうか、続けていきたいので、そうしたらちょっととりあえず頑張るしかないかなっていうところだけでやってるので、
ただね、正直大変です。きついので、やめたいです。自分としてはやめたい。
もうちょっと離れたところで関わりたい。
気楽な立場で楽しめれば。
じゃあ後継者育成が。
大変ですよね。
大変です。本当にこれは。
スピーカー 1
誰、どなたが引き受けてくださるか、この時間と負担と時間とね。
スピーカー 2
いつからでしたっけ?
12年からですね。
じゃあもう12年ぐらいは。
もういいです。
半分ぐらい。
いやと言ってもね、ほんと難しい。
で、このことずっとやってるので、近隣の市町村でも顔というか、また今年もやるのにねって感じで、私の顔見ても通ってくるので、
そういう意味ではかなり楽ですね。
あんまり一から説明しなくてもいいみたいな。
大会運営の挑戦とブレのなさ
スピーカー 1
あとは飯島さんのお話を伺うと、毎回毎回ブレがないんですよね。
大会のこととか選手とか、また選考会をこういう考え方で受けてほしいというのが、毎回聞いても本当にブレないので、
そこでやっぱりいろんな、これだけ大きい大会になるといろんなところからいろんな意見とか入ってくると思うんですけど、
そのブレない秘訣みたいなのとかって何かあるんでしょうか。
スピーカー 2
私頭でやっていますが、実行委員会って9名がいて、私の一存で決めてることって基本なくて、合議制で全部やってるんですね。
みんなの思いが、そういった意味でブレがない、ある程度このレースに対する考え方っていうのが統一できてるので、そんなに変わりようがないというか、
例えば私とか変なこと言い始めると、いやそれちょっと違うんじゃないですかってすぐ意見が入って、そりゃそうだねって感じでブレが生じたとしても、
ちゃんと収束していく、もっと本当のあるべき方向に収束していくような感じがあるので、そういう意味でうまく実行委員会のパワーバランスもうまくいってるんじゃないかなと思います。
そんなに変わりようがないというか、日本語化が大変まで自分の力だけでいってね、くらいの感じなので、ルールもそんな変えてないので、例年通りって感じですね。
今回何か注目されてることとかありますか、いよいよ今晩スタートするわけですけれども。
いや注目、いや特に誰ってないですけど、皆さん注目するのは多分前回優勝した土井さんが出てるので、
彼がどんな走りするのかなっていうのは多分一番皆さん注目するんじゃないですかね。
飯島さんとしては。
まあ正直あんまり人知らないので、多分土井君とかこの人知ってますけど、特にどうってないですね。
じゃあまあとにかく質がなく運営をするみたいなところがやっぱり一番って感じですかね。
結局いつもそうですけど、本当は走ってレース始まるまでみんなどんな走りをするのか全然わからないので、
見ながらあの人意外とこんなに速いんだとか、この人どうしちゃったんだろうみたいな質問が出たりとか、ドラッキンを見ながら分析していくような感じですね。
割とじゃあもう期間中ずっとそういうのを見ながら臨機応変に対応されてるという感じですかね。
選手との期待と安全確保
スピーカー 2
ちょっと天候はどうなるかっていう感じなんですかね、今回ね。
ずっと晴れっていう感じもないみたいなので、ある程度洗礼はあると思いますけど。
事故がないように。
そうですね、事故だけはないように。
スピーカー 1
何か選手に一言でも。
スピーカー 2
そうですね、多分今までいろいろトレーニングしてきたと思うんですけど、
どんなトレーニングでも脱出することができなかった新しい境地に多分自分は突っ込んでいくと思うので、
新しい自分が発見できると思います。
スピーカー 1
すごい。
スピーカー 2
俺ってこんなことできるんだっていう。
こんなに辛いことなかった、こんな耐えたことなかったっていうことが多分起きると思います。
でもこんな嬉しいことないっていう、最後に。
スピーカー 1
なんかすごい、なんかすごいジーンときちゃいました。
はい。
スピーカー 2
じゃあちょっとスタッフの前でね、お忙しい時間にどうもありがとうございました。
スピーカー 1
はい、大忙しいところありがとうございました。