研究者としての1日のスケジュールをちょっと話してもらおうかなと思います。
研究者ってやっぱり1日どんな生活してるのかってそんなに知られてなかったり、
あと本当に日によって全然違ったり、めっちゃつまんない日とかもあると思うんですけど、
そういうのもリアルにちょっと教えてもらえればなと思います。
で、早速クレームをいただきまして、難しいよということだったので、
はちから先に紹介したいと思います。
そうだ、あとちーさんが今回ちょっといないんですけど、ちょっと諸事情です。
はちさんの大回しでやっていただくということ?
ちょっとね、会ったばっかりで緊張気味かもしれないんで、ちょっとぎこちなかったら申し訳ありません。
よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
じゃあ私なんですけど、最近私新しい家に引っ越しまして、なんと犬と一緒に暮らし始めましたので、
生活スケジュールが結構変わりまして、最近は朝6時に起きます。
早いですね。
犬に起こされます。
なんかトイレとかしてガチャガチャみたいなガリガリとかやっちゃうんで、それで起きて、
ちょっとだけ簡単な身自宅して、犬は朝すごい元気なので散歩に行きます。
健康的ですね。
そうなんですよ、7時台までぐらいには散歩に行って、近くに大きな公園があるので、
すごいランニングとか頑張ってる人の横で犬とのんびり歩いて、
ポッドキャストをその時間に聞く時間ができましたので、
なるほど、そこでいろんなポッドキャストさん聞いて。
20分ぐらいしかうちの子は全然歩かないんで、そんなになんですけど、
なんか新しい番組さんこれから開拓していきたいなと思って。
いいですね、朝の時間ってインプットにすごいいいから、
確かに難しいのありますか?
やっぱり馴染みのない知識の、馴染みのない分野だと、
なんかそういうのを朝の時間に聞くと、すごいインプットにいいのかなって思ったりもします。
がんばるか。
散歩した後は朝ご飯食べたり食べなかったりして、
9時ぐらいまで、早く起きるんで最近は9時より前には大学行くんですけど、
大学行って最低限のメールチェックして、
あんまり見すぎるとそこで時間取られるんで、
それで実験するか論文書いてるかを最近はしてます、朝の時間は。
で、お昼は家に帰ります。
そうなんですか?
お昼食べに、犬チェック。
犬チェック、大事。飼い主としての責務ですね。
帰れる日は、お昼とかに予定がない、授業とかない日は帰って、
そういう時ってお昼ご飯って、あらかじめストックしてあるんですか?
それともその場で作っちゃうんですか?
その場で作ります。
そうなんですか?
簡単にですけど。
のほうが多い。
毎日ではないけどね。
私、ヨーロッパに行った時はみんなそんな感じでした。
お昼家に帰ってる人多かったんですけど。
アメリカだとそんなことないですか?
結構みんな帰ってる人のほうが多いと思います。
やっぱ、なんか家族。
家族もあるだろうし、
いちいち持ってくるのめんどくさいってのもありますよね。
たぶんそこが一番大きい理由です。
でも1時間ぐらいの休憩とって、大学戻ってきて、
もう午後もうずっと一緒ですね。
論文書いてるか実験してるか。
すごい論文書いてるイメージがあるんですよ。
ずっと聞いてるとめっちゃ論文書いてるわと思って。
そんなことない。そんなことない。
それ書いてるタイミングで収録してる感じですよ。
私のリサーチマップ送りましょうか。
いやいやいや。
そんないじめないでくださいよ。
確かにどっちの。
し、分野も違うからなかなかね。
そこの出やすさとか、
1個あたりで重みっていうのがまた変わってくると思うんですけど。
そうなんですよ。
でもけっこう早く帰るようにしてますやっぱ。
それも犬がいるんで。
そうですよね。
じゃあ、中村さんは週休4日制なのかもしれない。
いや、金曜は休みですね。
基本金曜もコーヒータイムと、
クラムチャウダーで休みの日ですね。
で、そっから飲みに行ったりもしますし、
確かに、フライディーですもんね。
そうですね。飲みに行かないときは、
見終わってないヒカルのYouTubeを見ます。
普通にもうヒカルしんちゃん。
そうね、不況してくるからね。
なかなかいないんですよね、見てる人は。
そうね、申し訳ないけど、僕は見てないからね。
研究者界隈で見てる人あんまりいないんですよね。
めっちゃ有名だから、なんか知ってはいますけど。
なんかそういうノウハウとかが詰まってるの?
なんかポジティブになりますよね。
そうなんや。
なんか俺ならできそうだなって思います。
そういう勇気をくれる系も。
そうですそうです。
みなさん見たほうがいいらしいです。
見たほうがいいと思います。
見ようかな。
メンタル的に落ちることないですね、あれを見てると。
そういうのは確かに大事かもしれない。
特に我々とかあんまり、日本の友達と話す機会とかあんまりないので。
なんか研究者って鬱になりやすいって言うじゃないですか。
そうね。
それがならないです、絶対。
あれ見てると。
研究者見るべきかもしれない。
特にポスト読フェイズとか。
いやポスト読で病んでる人は見たほうがいいっすね。
だから僕の場合結構、お二人結構ポッドキャスト聞いてる感じですけど。
僕あんまり今まであんまりそういう習慣がなくて、これ始める前は。
ずっとYouTubeだったんですよね。
私もですよ。
あ、そうなんか。
初めてからです、ポッドキャスト。
そう、だから初めてひよけんさんのやつも聞かせてもらったし。
ありがとうございます。
他の、だからわらさんがなんか結構ツイートしてるんで。
めっちゃしてますよね。
してるね、確かにしてるね。
それ見て、えーと思ってちょっと聞いてみたりしてます。
でもめっちゃいいと思います。
頑張ってください。
あ、俺に言ってる感じ今。
そうそうそう、頑張ってください。
俺今応援されてたんや。
ふーんって聞いてた。
裏方宣伝業務も。
そうですね、僕らのポッドキャストだとしゃべることは中村さんで、それ以外は僕なんで。
僕はもうただの操りマリオネットとして。
まあでもその割にはね、あの結構雑だからいつも。
適当になんかしゃべってくださいって言うとやってくれるんで。
あーすごい、いいですね。
ちゃんと埋めてくれる。
先輩としてね、やっぱ敬意を払ってるんで僕も、わらさんには。
あ、わらさんの方が先輩ですか?
ほんのちょこっとね。
ほんのちょっとです。
ほんのちょっとね。
5歳です。
俺が30になるまではめちゃめちゃいじってましたけどね。
最近はもうちょっとなっちゃったから。
そうそうそうそう。
じゃあ、わらさんの1日ってどんな感じですか?
1日ちょっとだから背伸びした平日の予定をちょっとご紹介しようかなと思って。
背伸びしたってハードル上げていきなりあれなんですけど、この日は5時半に起きてるんですよ。
早っ。
っていうのも、YouTubeで見たい生配信があって。
日本時間の9時半から始まるやつがあって、こっちの時間だと5時半なんで。
ありますよね。
なんでそれを見て、せっかく早く起きたしと思って8時ぐらいに家出て。
ちなみに何見たかは言わないんですか?
全然言ってもいいんですけど。
ちょっと前までやってたアニメの、おしのこってアニメの声優さんたちがやってるラジオ配信があって。
そんなのやってるんだ。見よう。
そうなんです。もうちょっとね、おしのこ2期終わっちゃったんで、10月の初めに。
もうその番組自体は当分ないと思うんですけど、3期が始まるまでは。
そういうのをちょっと見てて、それで目覚ましてからラボに向かうって感じですね。
で、家が中村さんは大学から近いんですけど、僕ちょっと離れたところに住んでるので、
なんかちょっと早めに出て、で、ちょっとスタバとか寄りながら。
いいですね。アメリカっぽい。
そう、コーヒーピックアップして、で、ラボ行くみたいな感じですね。
で、そういう時ってやっぱり家が遠い分、皆さんお二人みたいにお昼に家帰るとかできなくて、
なのでお昼ご飯持ってくんです。
いくらいなんですか?
10分、15分ぐらいですね。自転車使って。
近い。
近いですか?
近いんだ。
近いんだ。
近くないと思う。
地味に遠いです。
地味に遠いです。
自転車爆速で15分ぐらい。
いやいやいや、普通に恋で。
近くないですか?
近いんだ。
近いんだ。やっぱり中村さんとか、中村さんとか歩いて1分とか2分じゃないですか。
そうですね。
そっか、それに比べたら。
でも車で30分とかの人もいるじゃないですか。
そうですね。そういう人からしたら全然ですね、やっぱり近いと思いますけど。
なんかアメリカ車社会だったりして、そういう感じなのかと思ってました。
僕らの住んでるサンフランシスコは割とキュッとしてる町で、
例えば日本だとどこのイメージだろう。
公共交通もすごいしっかりしてて、あんまり車は僕らも免許持ってないんですけど、いらなくても別に生活できるような町なんです。
なので、あえて持ってないっていうのと。
そうなんですね。
そうなんですね。
で、お昼持ってくんで、お昼みんなで食べて、12時ぐらいかな、みんなでお昼食べようってなるんで、食べて。
それ俺前から気になったんですけど、
はいはい。
食べようっていうのは誰が言い出すんですか?
主にうちの場合はラボマネージャーのその子が食べよって言って、で、先に食べちゃったりすると怒られるんで、
なんで先食べるのよって。
ランチカラーってありますよね。
結構ラボごとに。
そうです。でもラボによりますね。
アメリカだからあるとかってわけではなくて、僕らのラボと同じフロアのいくつかのラボがそういうカルチャーがすごくある。
なので他のラボの人と一緒に食べたりもしますし、で、一人で食べるとそれって怒られるので、また私一人で食べるじゃないとかって言われちゃうんで。
やっぱりそのカルチャーはすごい、チームワークという意味でもいいし、他のラボの人と知り合ったり友達になったりする上でもいいカルチャーだなって思ったりしますね。
ちょっとポーズしちゃうんですけど、ラボマネジャーって日本ではいないような気がするんですけど、ほとんどのラボで。
そうですね。
ラボマネジャーさんって何してるかってちょっとだけ。
おそらく日本で秘書さんとか技術補佐員さんに、ラボによっていらっしゃるラボ、いらっしゃらないラボあると思うんですけど、相当すると思うんですけど、
結構アメリカだと多分ラボマネジャーいるのが普通ですかね、中村さん。
僕のところいないです。
いないんだ。
じゃあいないとこもあるのか。
ただ結構何やるかは、ラボとかチームによって依存して結構変わってくるかなっていうイメージがあります。
うちの場合だと、例えば発注とか経理的なことをやってくれたり、あとは今、シングルセルRNAシーケンスっていう生物の1細胞がどういう遺伝子を発現してるかっていうのを見る実験があるんですけど、
それの解析を今ひたすらやってくれてます。
っていう2つの側面がありますね。
事務作業をやってくれるのと、実験の補助をしてくれるっていうのをやってくれる、そういうスーパーマンみたいな。
確かにスーパーマンですよね、ラボマネジャーは。
そうなんです。その人に成り立たないような。
で、戻っていくと、実験をしていって、今ご紹介してる日が、ポス族アプリシエーションウィークっていう、アメリカ全般にあるのかな。
何かそういうポス族の研究者に対して感謝しようっていう、なんかキャンペーンの習慣があって。
日本ではないですよね。びっくりしました、僕も。
どういうことですか。
なんかその週は1週間通してポス族さんの何か有用になるようなフリーのイベントがあって、例えばドーナツとかコーヒーを配るもそうですし、履歴書用の写真を無料で撮ってくれるプロのカメラマンが。
それ年に1回あるんですか。
年に1回ですね、その1週間のアプリシエーションウィークは。
それ大学であるか、もう結構ナショナルにやるんですか。
それがどうだろう、中村さんわかります?
わかんないですね。
そうですね、1個の大学しか知らないんですけど、まあでもその1週間通じて、例えばなんか有料のジブがポス族だと無料で入れるとか。
そういうところまでの、すごいいいですね。
そうなんですよ、結構いろいろあって。
みんなになんかありがとうとか言われるんですか。
あ、それはないです。
母の人かではない。
そんなこと言われたことないです。
アメリカのカルチャーとして、ポス族に限らずですけど、グランドシューデントアプリシエーションウィークとかもありますし、
多分なんかそういう職種とかによって、なんだっけ、公共交通機関の人に、例えばドライバーさんバスのとかのアプリシエーションデイかな、あれはとかもあったりするので、
多分ナショナル的なカルチャーの一つなのかなっていう印象がありますね。
大学生だとライティングの講座が無料で開放されるとかそういうのが確かあったと思うんですけど、
僕が今ご紹介している1日はその週の日だったので、パーティーがあって、
パーティー16時半から始まったんですけど、フリーのポス族のパーティーがあって、行った時にはもうほとんどなくなってたんですけど、
あ、そうなんですね。
そうなんです、16時半にラボに出て行ってみたんですけど、
みんなちゃんと来るんだ。
そう、しかも並んでて。
僕が行った時にはもうタンパク質系のサーモンとか肉とかなくなってましたね。
なのでイチゴとか食べてましたけど。
みんなただ飯を食べに行きました。
お酒ももらえるんで、ビールとかが。
食べ放題飲み放題だ。
その日はたまたまそこで、日本人のポス族のお友達に会ったので、18時過ぎから一緒にジムに行って、
ジムが日本の大学でも付属しているジムもあると思うんですけど、
僕らの大学も付属したジムの施設があるので、そこで一緒に2人でトレーニングして、
僕は比較的中村さんと違って、いつも早く帰るんですけど、
道中ちょっと危ない一帯があったりするので、
たまにホームレスの方がいっぱいお祭りしてるようなところがあったりするので。
あの一箇所怖いですよね。
そう、毎日じゃないんだけどね。
たまにある朝起きるとテントがいっぱい張ってあったりするので、
ちょっと怖いんですよね。
別に危害が加えられるとかないんですけど。
確かに、避けたほうがいいですよね、そういうのが。
そうですね、特に夜にそこ通るのはちょっとためらわれるので、
なるべく早く帰ってっていう、そういう生活をしてますね。
これがサンフランシスコの研究者のリアルN2ですね。