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2024-06-13 12:35

【飼育員】自分が育てた羊毛を知ろう

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00:07
はい、おはようございます。飼育員の丸岡です。
今日も、人と羊が繋がることをテーマにお話ししていきたいと思います。
えーと、今日はですね、昨日の話の続きで、
えーと、昨日は、うーんと、
まずそうだよね、ちゃんと羊毛を届けるためにも、
まあ、ある程度ね、ちゃんと、
その先に使ってくれる方たちのことを、ちゃんと意識して、
使える羊毛を育てましょうね、というところかな。
そこをまず、ちょっと頑張ってほしいなと。
で、まあ私はね、カバー着せたりとかしてるんで、
まあその辺はね、ちょっと、
なんていうのかな、
本来の姿ではないかもしれないけれど、
まあでもそれでも、届ける上ではね、
一つの手法というか、やり方としてね、
できることかなとも思うので、
その辺もまあ必要であれば、選択肢の一つとして取り入れてもらえたらなというところで、
今日お話しするのは、
カバーを着せる着せない、まあ関係なしにね、
それなりに良い羊毛が作れましたというところ。
健康な羊をまず育てて、
健康な羊毛がとれましたというところになったら、
じゃあ次どうすればいいのかっていうところね。
そこをちょっと今日はお話ししようかなと思ってます。
まずね、
なんていうかな、とりあえず初心者というか、
初めて羊毛を販売するっていう前提でね、ちょっとお話しするんだけど、
だいたいそうだな、
その飼育員として、
今までね、もし羊に関わって、羊を育てていた方からするとね、
いくらで売れるのかっていうのは全く分かんないと思うんだよ。
そもそも自分の育てた羊の毛が良い羊毛なのか、
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そうでない羊毛なのか、その辺も全く分かんないよね。
多分そもそも羊を好きで飼い始めた方であれば、ひょっとしたら分かるかもしれないし、
個人的に自分が使う羊毛を育てたいために羊を育てているとか、
そういう方たちも中にはいるので、
そういう方たちは自分好みの羊毛を育ててもらえればいいかなと思うんですが、
いわゆる飼育員として、動物園とかふれあいとかで羊と関わっているって方たちは、
たまたま羊が担当になったっていうだけの方だったりすると思うので、
そういった飼育員の方たちにとっては、よしやしって分かんないんだよね。
自分が羊毛を使うわけでもないし、販売したこともないし、
自分が糸を紡いだ経験もない方がほとんどなので、
そうなった時にどうすればいいのっていうところね。
一番分かりやすいのは、やっぱりそのスピナーさん、糸を紡いでくれる方たちとつながって、
その人たちからどうでしたかとフィードバックをもらって、
そこでやっていくのがいいとは思うんです。
思うんだけど、とはいえ値段とか、いくらでってなった時に、
今まで値段つけたこともなくて、
それこそただで、もし使いたかったらどうぞってあげてた方たちだと思うんですよね。
そういう中で値段つけるってめちゃめちゃ難しいわけで、
相場も全く分かんないからさ。
っていう時のためというか、そういう方たちにこそ活かしてほしい取り組みがあって、
それが国産羊毛コンクールっていうね。
京都にあるスピナッツっていうね、原毛屋さんがあるんですよ。
本田増美先生という方がね、その羊毛を審査して、
ちゃんと点数をつけてくれるんですよ。
100点満点中何点ですよ、この毛はっていうね。
品種ごとにこの品種に合った羊毛かどうか、
品種ごとに全然毛質って違うからさ、
それにちゃんと見合ってるかどうかとか、
そういったところをちゃんと審査してくれるんですよね。
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ダメージがあるのかないのかとか、
これはどういう用途に向いている毛なのかとか、
ちゃんとそういうところも評価してくれるので、
そこに1回出してみると。
年に1回それがあるので、
毛刈りをした後にね、だいたい6月の頭ぐらいに毎年行っておりますので、
ぜひそれに出してほしいんですよ。
今年はもう終わっているので、また来年ですね。
来年ぜひ挑戦してほしいかなと思うんですが、
なのでね、まずそこで自分が育てた羊の毛の状態を、
ちゃんとプロの目線でね。
本で増美先生はウールクラッサーという資格を持っている方になります。
これを持っている方は日本でもう数人しかいないという、
羊毛をちゃんと審査できるというかね、
判別してくれる、ヨシ足をちゃんと判別してくれるという、
そういう資格があるんですよね。
その人がちゃんと見てくれるので、
ちゃんとその基準に沿った羊毛としてヨシ足を判別してくれるので、
自分のところの羊はどういうのに向いているのかとか、
うちの羊毛のいいところ、悪いところというのもしっかり教えていただき、
そこにちゃんと値段もつけてくれるんですよ。
値段、これやっぱり大事ですよね。
この値段をつけて販売とかしていただくわけなんだけど、
そこで自分のところの羊毛がだいたいくらぐらいで売れるのかという、
その相場が見えてくると思うんですよ。
なので、そういうためにも、こういうコンクールというのを本礼先生は開いてくれてるんですよね。
国産羊毛というジャンルというかね、
なかなかまだ日本の国産の羊毛というのがそんなにメジャーじゃないというか、
今まではやっぱり糸にするとか、ちゃんと羊毛を販売するというところまで、
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日本の羊たちはなかなかそこまで皆さん手が回っていないと。
お肉とかにはするんだけど、羊毛を販売しようってなると、
やっぱりなかなか買い手がつかなかったりするので、
やっぱりその辺皆さん、知識も経験もほぼないような状態になるので、
そこを何とか底上げして、国産羊毛が少しでも普及するような身近なものになるようにというところで、
本礼墨先生も尽力していただいているわけなので、
ぜひそういった取り組みがありますので、そこをまず挑戦していただけるとすごくいいかなと。
私自身もそこからやっぱり自分のところの羊毛がどういうレベルなのかというのを知ることができたので、
すごくすごく大事なことです。
なのでまずはそこに出してみて、ちゃんと評価してもらって、
自分のところの今の現在地というのをちゃんと知ると、
ちゃんと数値化もしてくれるし値段もつけてくれるので、
それでまずは知りましょうというところをやってみたらどうかなというところかな。
その後は自分のところの羊毛の良いところも悪いところも分かってくると思うので、
それを見てどうやってもっと良い羊毛を作ればいいのかとか、
まだ汚れが多いよってなってくると、
スカーティングっていう技術もあるし、
あとはフリースっていうね、
一枚にちゃんと刈り取るっていう技術っていうのもすごく大事になってくるよということになるので、
育て方もそうだし、それを刈り取って、
羊毛をちゃんと次使えるようにスピナーさんにお渡しするための準備っていうのも必要になってくるので、
そういった技術を学んでいくということもまた大事になってくるんですよね。
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なかなか大変だよね。
じゃあ次はどうしようかな。
スカーティングとか毛刈りのことについてちょっと、
明日は喋ってみようかなと思います。
ではでは。
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