何度もね、目を逸らしちゃったんですね。本当に怖い映画でした。
でですね、高いところの恐怖映画っていうのはですね、飛行機事故の映画とかありますけれども、この映画はですね、そんな映画よりももっともっと怖かったと思います。
きっとですね、動きが取れない状況、そして地上がですね、飛行機よりも近くて見えやすいので、より怖いというふうに感じたのかもしれません。
しかしあんな高い塔の上で、しかも周りにはね、家がなくてですね、誰にも気づかれないんです。
そんなところでどうやって助かるのか、携帯電話の電波も届かないで連絡する手段もないんですよね。
で塔の上はね、寒くて風が強くて、ずっとね、太陽の光に当たっているので肌も焼けてくるんですよ。
そして食べ物も飲み物もなくて、どんどんどんどん体力が消耗されていきます。
もう助かる手段はないんじゃないかと、あったとしてもあんな高いところでどうやって救いを求めるのか、という状況がずっと続くんですよね。
一つの手段をやってみて、それがダメでまた他の方法をやってみて、という感じの次々と訪れる自然がもう本当にね、見てられませんでした。
そんな場面がずっと続くので、見てる方はずっと緊張感が続いて、心が休まる場面なんて一個もないんですね。
体もずっと固めたまま見てたので、心身ともに疲れました。
でもですね、そんな映画から得たものは何の希望もないところでも希望を捨てないこと、そしてこんなことしたら危ないから後でやるとかですね、考える暇がないんですよね。
どんなことでもやってみないとわからないんです。やってみないと助かる見込みがない。
つまりそういったことは人生でも起こるわけで、人生ではやらなくてもいろんな道があるのでね、大丈夫なんですけれども、
塔の上ではそんなこと言ってられないんですよね。人生もやるべきことを見つけて、とにかく行動することが大事だということをですね、この映画を見て確信しました。
で、この映画ですね、塔の上に取り残された2人がいろいろ試行錯誤して助けを求めるんですけども、ちょっとね、突っ込みどころが何個かあったんですよね。
で、何かと言いますとですね、あんな高い塔の上にいて、しかも足場はね、2メートル四方ぐらいしかないのに、
そんな狭いところで、大して怖がらずに普通にね、2本足で立ってるんですよ。
そんな姿を見てですね、ちょっとそれはないだろうというふうに思ったんですね。あんな高いところで、しかも風も強いのに、塔のね、柱に捕まっていないと落ちてしまう恐怖ってあると思うんですよね。
でも普通に下を見たりとかですね、前のめりになったりですね、地上を見たり、落ちそうになるくらい、それは普通にできないだろうという場面もあってですね、
その辺がちょっとね、リアルさが欠けていたかなというふうに思いました。
で、実際の撮影ではですね、本当に15メートルぐらいの塔を作って、その上で2人を撮影したらしいんですね。
そしてその背景をね、CGで合成したらしいんですけども、本当にね、これはリアル感があって、本当にね、心臓が縮まる思いでした。
ですのでね、本当に映像的にはすごい怖いんですけれども、もうちょっとね、2人がこの高いところにいるというね、落ちそうだという状況を怖がってほしかったなというふうに思いました。
今ならですね、NetflixやAmazonプライムで見れるので、ぜひね、見てない方は見てみてください。
この映画、私の自宅のね、大きなモニターで見たので、よりね、臨場感があってものすごい恐怖でした。
そのせいかですね、こんなにですね、映画を見て手に汗をかいたことはなかったです。
ですので、星4.0を付けたいと思います。
はい、さて2本目の映画です。2本目の映画がThe Crowですね。こちらは2024年アメリカイギリスフランスの合同作品です。
監督がルパートサンダース、出演がビル・スカルズカルト、FKAツイグス、ダニーヒューストンが出ております。
こちらの映画ですね、オーストラリア公開が2024年8月29日なんですけれども、日本公開はまだ未定ということで、公開されたら是非見に行ってほしいなというふうに思います。
このThe Crowはですね、ジェームス・オバーのコミックを原作としたホラー映画なんですけれども、1994年のこの映画をリブートした映画がこのThe Crowですね。
1994年の映画クローの撮影では、ブルース・リーの息子ブランドン・リーが出演していたんですけれども、彼は撮影中にね、事故で亡くなってしまったのは有名な話ですね。
さてストーリーなんですけれども、エリックは恋人のシェリーが過去に恐ろしい殺人を目撃され、命を狙われていることを知るんですね。
彼はシェリーを助けようとするけれども、二人とも命を落としてしまうんですね。しかしエリックはあの世で再び命を与えられ、不死身の体を手に入れた彼はこの世に戻って、シェリーを殺した犯人たちを探し、一人一人に復讐を実行するという映画です。
この映画のですね、主演のビル・スカルズ・ガルドがとてもかっこよくて、彼によってですね、この映画は映像美がね、とても素晴らしかったなというふうに思います。
背も高くてスタイルも良くてイケメンで、彼がね、歩く姿は男の自分でも惚れ惚れするぐらいでしたね。
このクローの役は彼にぴったりだというふうに思いました。しかし映画の批評家にはこの映画はあまり好評ではないらしいんですね。
この主演のビル・スカルズ・ガルドはクローに適してないということだそうなんですが、個人的にはね、とても良かったと思うんですよね。
1994年の一作目を見ていないので、今作と比べられないんですけれども、一作目を見た人がこの新しい彼の演技をですね、気にならないのではないかなというふうに思ったんですね。
彼はね、いい演技をしてたと思いますよ。彼はイットというですね、映画にも出ていましたが、とてもね、演技が上手だというふうに思います。
そして恋人役のFK・ツイークスっていう女優さんなんですが、この人は黒人の女優さんで、とても魅力的だなというふうに思いました。顔もそうですし、演技もすごく上手でした。