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♪~
藤原 博の
「なんなんやろう」
こんにちは 藤原 博です
少女漫画を描いています
夫の帽子です
友達のCさんです
この3人で
ゆかりの日常のやりとりを配信します
カフェで隣のテーブルの回路を
聞き流している気分で
聞いてもらえると嬉しいです
♪~
えっとね、今日話しておきたいやつがね
月島くん3巻が4月5日に発売予定なんですよ
もうすぐ!
これ多分撮ってる、今はまだ2月やから
作業中なんですよ、コミックスの
出来上がってないんですけど
これが放送に載る頃は多分発売されたかする直前かぐらいの回になると思う
じゃあ発売記念スペシャルしないと
ありがとうございます!
また出来たらもう急いで持ってきて
そういうCさんに呼んでもらって
それからやろうかなと
なので発売前に宣伝した方がいいじゃないですか
なので一旦内容を知らないCさんにも
こういう感じの缶になってますよっていうのを
お願いします
私が説明を簡単にご用意しましたので
今回は3巻で
9話から12話までが収録されてます
で、2巻のラストでね
覚えてない方に思い出してもらえるように言いますと
エマがレンに恋人になってくださいって告白したんですよ
そうそう
プールサイドでね
プールサイドでね
プール行って一緒に
そう、で、どうなるの?みたいな感じの引きでやったわけなんですけれども
言ってしまうの?
この辺は言った方がいいかなっていう
そうか
どうかな?
聞かない方がいい?
なんかある程度、だってもう何も言えなくなるやん
だから何も言えない
だって聞く人は
答えを言っちゃうの?
ネタバレになっちゃう
どうしよう
やめといて
どれぐらい言った方がいい?
え、違う話を
一話飛ばして言うとか?
まあまあまあ、それから始まって
二人は付き合うのどうなの?みたいな感じがあります。
で、なんやかんやあって、エマがレンの実家家に呼ばえに行きます。
呼ばえに行く流れもあります。
呼ばえに行ったら、レンに実は妹がいたっていう、
ここはちょっとネタバレしますけど、
妹がいたっていうのがわかるっていう話に展開していきます
で、やがやってエマって今誰にも内緒にしてる心を読める能力っていう不思議な能力を持ってるじゃないですか
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それをレンに能力がバレるっていう展開もあります
マジで!?
え、バレちゃうんですか?
どっちのがバレるのかさぁどっちでしょうねっていう感じの
だからまあレンがエマの能力を知るところになると
あ、じゃあ
いう参加になります
うん
はい
結構それは大変な展開ですね
どうなるんでしょうねっていうそんな内容なので
またまとめて読んだほうがいいって言うの
まとめて読む
読みたい
間空いてるんで
読みたいです
今回、読者は知らないであろう、でもコミックスを出版社から出している漫画家からしたら、
そうそうみたいな常識みたいなところをちょっと小話的に言おうと思うんですけど、
普通漫画って、漫画家が内容を考えて描くっていうのはみんな知ってるところじゃないですか。
出版社で担当さんがついて書くってなったら
その担当さんも一緒に作るっていうのは
だいたいなんとなく想像つくじゃないですか
でもコミックスを出すってなった時に
もうちょっと関わってくる人がいるんですよ
っていうのも出版社が印刷を全部
その出版社の中でやってるんじゃなくて
別にあって
そっちも担当さんが付いたりするんですね
その人は何をしてるかっていうと
まず台割りってコミックスの何ページが目次で
何ページから何ページが何話入ってみたいな
そういう成本するための作業をしてくれる
構成をちゃんとチェックをしたり
だから担当さんももちろんチェックはするんですけど
さらにそこでチェックしてもらって
そのセリフを、この部分はこの単語は平仮名で書いてあるけど、こっちでは漢字で書いてありますけど、
統一しませんかっていうそういう直しとか。
こういうふうにずっと。
そうですね、そういう感じですね。
で、この言い回しはちょっと怪しいので、こっちの方が文法的には正解じゃないですかみたいなのも、
そこでまたしてもらったりするんですよ。
担当さんとか編集部が見逃しているところもチェックしてもらうみたいな
雑誌に出すときよりもさらに厳しいチェックがあるってことなんですね
そうなんですよ
コミックスになるタイミングで
これは何になるんや
公演粒っぽいですね
出版社
公演粒っぽいけど
私がお世話になってるのは有限会社の現在社員さんなんで
それもこれ順応って説明すると
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まず私が2006年にカイチワメイド様がコミックスを始めてやったんで
そこからそういうお世話になったのが
この現代商人さんなんですよ
で、白線写っていうところで私は書いているんですけど
現代書院以外の編集プロダクションっていう
コミックスを出す時に白線者が仕事を振る
そういう会社とかがいくつかって
作家ごとにそれが違うみたいな感じなんですよ
だから私は現代書院さんにお世話になってるけど
同じ白線者のララで描いてるような作家さんでも
現在職員じゃなくて別のところにお世話になって
コミックスを出してる坂さんいっぱいいるみたいな感じで
最初現在職員さんでお世話になってて
その現在職員で働いたかったノロさんっていう担当の人が
もうだいぶ同じぐらい年を重ねたので
独立を支配してそこで
エイトボールっていう会社を立ち上げて
そこに月島君はお世話になってるから
現在商人じゃなくて8ボールにお世話になってる
フリアルになってます
このノロさんっていう方がすごい
これもその担当される人によって
全然仕事内容が変わってくるというか
結構個性が生きてくるような感じなのか
わかんないんですけど
目次ページのデザインとか
そういうところまで考えてくれはるんですよ
これは多分人によるんですよね
そこは別にうちは考えれないですっていうのも多分あると思うんですけど
そういうの考えるのが昔から多分好きな方っていうのがあって
結構デザイン丸投げで
こういう感じでデザインあると嬉しいですって言ったら作ってくれるみたいな
月島くんの殺し方の目字ページは
野良さんっていう方がデザインされてる感じ
で、そのデザインと
表紙、コミックスの裏表の表紙ですね
一番見えてるところ、カラーのやつは
また別のデザイン会社のデザイナーさんにお世話になってて
(笑)
そこはまた別の人だ
そうなんですよ
普通のララとかジャンプとか雑誌の表紙って
編集さんがデザインしてるわけじゃなくて
ちゃんとデザイン会社がデザインしてるんですって
そうなんですね
そうそうそう
で、おしゃれで人気みたいなデザイン会社とかも
結構偏って決まってるんですよやっぱり
ここの会社が人気で
で、この会社が手がけたやつは全部売れ上げがいいみたいな
大事なんですね
影響されるんで
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なのでそれも普通のコミックス単位になってもやっぱ影響力って大きいんですよ
なんかこう作品にあった良い表紙にできるかどうかはそのデザイナーのすごい
力も影響が大きいっていう
で多分作家さんによっては希望のデザイナーさんこの人にお願いしたいって
調べてはる作家さんもいるし私はどちらかというと丸投げタイプなので
当時の担当さん平岡さんがこの人すごい合うんじゃないかっていう人を引っ張ってきて連れてきてくれてみたいな感じで
お世話になっているのがベイブリッジスタジオっていうところの黒木さんっていう人なんですけど
この人はジャンプスクエアで連載して貼る
『遊国の盛り上げ』っていう作品があるんですけど
今アニメ化もされてるんですけど
それの表紙を見て
こういう感じがいいなって思い張って
こういう感じ作りたいから
このデザインを作ってる会社のその人に任せようって
引っ張ってきてくれた感じなんですよ
そんなに表紙で個性が出るんですね。
そうです。
コミックスの表紙は、あまり作者の意図を反映されていないんですか?
作者がしたかったらできる感じですね。
この感じでやってほしいというのが、平岡さんの中で結構あって、私もいいですねってなったんで、合ってるかもって。
なんていう感じっていうのかな?
ちょっとダークな感じ?
そうですね、『遊国のモリアーティ』は内容が
シャーロック・ホームズの敵役のモリアーティ
そっちが主人公のイギリスのその時代の
なんかちょっとスタイリッシュな
そう、スタイリッシュな感じ
スタイリッシュな感じみたいな
なんで、そういう人たちのおかげで
コミックスが成り立ってますっていう
いろんな人が入ってるんですね
そうなんですよ
今は3巻制作中の期間なので
8ボールのノロさんとやりとりをして
ページの確認をしたりとか
っていうやつをやってます
それはやっぱここのコマで
ページのどこで終わらすみたいな
そういうことですか?
どういうことですか?
なんかそれは一緒か?
それは一緒やな
それは一緒か。
どこに作者のアレを入れるかとか。
そこは、ここに余分なページが入ることができますよみたいな。
なんか、ページ数って決まってて、コミックスで。
物語の部分のページ数を考えたときに、余白が何ページありますみたいな。
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好きにできるページが何ページあるんですけど、これをどうしますかみたいなやつをやるんですけど。
何も書かない真っ白のサッカーさんとかもいると思うんですけど
そういう場合は真っ白なページが続かないように間に間に挟んでいくみたいな
でも私の場合は結構その余白の部分は最後の端末に持っていって端末の書き下ろしを書くみたいな感じでやってるんですね
そこを行ったり来たり自由に台割りを動かすのはノロさんとやる仕事みたいな感じですね
色んな仕事があるんですね
そうなんです
色んなに携わる仕事って
そう、結構ね
色んな携わり方があるんですね
そうそうそう
というちょっと小話なんですけど
これはあんまり知らないだろうなって思って
面白い
はい
ということでまた参観ができたら
しーさんにお渡しするので
楽しみ
そういう会ができたら嬉しいですね。
今、忙しい感じですか?
毎月の締切の方が忙しいんで、
今は締切がないタイミングの間に
コミックス作業をやってるみたいなので、大丈夫です。
楽しみにしております。
ありがとうございます。
その携わってる関連の流れで担当さんが変わって
3巻の最後の1話分は新しい担当さんと作った感じになってるんですよ
3巻の最後の1話分?
9、10、11は前までの平岡さんと作ってて
12話から新しい担当さんになって
新しい担当さんは「わらやんぬ」っていうニックネームで通すことにしたんですけど
え?なんでなんで?
もう一回言って
わらやんぬ
わらやんぬ?
わらやんぬ
わらやんぬとは
とは?
とは「わらやさん」っていう若い男性の
名前がわらやさん
わらやさんなんですけど
宝塚がすごい好きなんですね
じゃあ宝塚じゃないですか
「わらやんぬ」っていう
なるほど〜
のを、なんかね、編集になって出すねっていう、
本当に若手の担当さんなんですけど、
そういう若手の編集さんは、
雑誌の読者コーナーとかを担当することがあるんですよ。
一番最後に、読者投稿ページみたいなのがあるじゃないですか。
あ、ありますね。似顔絵とか。
そうそうそうそう。
そこを担当するのって新人編集の仕事で、
何年か前にそこに担当して
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今も担当してるんですけど
コーナー名を「かえっとダメ」とかあるんですけど
現時点、2022年現時点でやってる読者ページの名前は
「わらぴー」っていう80年代好きなプロデューサー役になってるんですけど
へぇ〜
前に「わらやぬ」っていうのでそこでやってたんですよ
そういう担当さんの名前を出して
キャラになってるっていう
そうなんですね
なんでそれを拝借した状態で
笑安生さん
笑安生さん
どうですか?
笑安生さんがすごい本当に
この間はちょっとCさんにしゃべった時に
パーリーピーポーって言ったじゃないですか
でもそれはめちゃくちゃ説明しないと
誤解が生じるっていうことになったから
どちらかというと
パーティー好きのハッピーアローの方がいいなっていう
ハッピーアローね!
すごい、ようきゃん…
どう喋ろうかな?難しいですけど
友達めっちゃ多い感じ
友達めっちゃ多い感じですね
もうなんか、友達と一緒になんかすることを本当に純粋に楽しめるっていう
テンション高い、宝塚好きで、ティーム系、海外ドラマ好きの
ね、それが面白いなと思って
めずらしくないですか?
ティーン向け海外ドラマって結構なんか癖があるっていうか
そうですよ
本当にそれこそティーンの女の子がいかにも好きそうなんですよ
そうそう本当に
でもそれがもう大好きで
でもそれが小さい頃から大好きで
その幼馴染の男の子と一緒に
ティーン向け海外ドラマごっこみたいなのをするっていう
幼なじみも好きなんですよね。
そう。
うちも男の子同士で
テンション高くそういう動作するから
全然モテなかったって言ってますね。
でしょうね。
興味なかったんじゃないですか。
あんまりモテたいとかみたいなのは
なかったらしい。
でも楽しそうめっちゃ。
話してるだけで、
本当にティーン向けの
海外ドラマの中って
悲しいこととかあっても
でも最終的にはハッピーな感じになるじゃないですか
そういう気持ちにさせてくれる人がいて
めっちゃいいじゃないですか
めちゃくちゃ年齢離れてるから
ちょっと心配してたんですけど
おいくつでしたっけその
25、26やった気がするんですよね
一番最初に読んだ少女漫画が会場はメル様っていう
すごいなぁ
衝撃の
すごいなぁ
そういう人なんで
なんかねめっちゃ話しはしやすいし
楽しそう
どちらかというと本当にエンタメ大好きっていう担当さんなんで
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そんな担当さんに切り替わった12話は
本当にいきなりすごいテンションが高くなって
なんか楽しみですねその間違いが
すごいね
私やっぱ担当さんが楽しいものを描くっていうのが
結構第一にあるんですよね
そう言ってましたもんね
一緒に作っていく感じやって
さっきもちょっとネタバレで言った
レンの妹が出てくるっていう
その妹の初登場のシーンが12話なんですね
なんで平岡さんと打ち合わせをしてる時に
妹の存在を決めてたんですけど
本当にこの流れで出すってなったら
妹のキャラは最終的に何が一番ベストかっていうのを
最後に話し合ったのはお笑いアングルなわけですよ
じゃあもうそっちに振り切るってなる
お笑いアングルが海の親
海の親は平田さんにした方がいい
ただなんかそう
キャラを味付けをどんどん濃くしたい
好みの味付けにしたら
お笑いアングル好みの味になったみたいな感じ
キャラのオープンですか?
そうなんですよ。
ハンナモンタの的な感じなんですか?
そうですね。
だから、レンゲコっていう友達が2巻で紹介したり、登場してるじゃないですか。
海外ドラマが好きなね。
それCさんに、海外ドラマ好きの女の子を出したいんだけど、どういう感じかなって助言を求めたやつですね。
その時はゴシップガールとか
そっち系の海外ドラマをイメージした感じになってたんですけど
そのゴシップガールからもっとティーンになった感じ
なんかもっとローティーンの感じですよね
そうそうそう
フルハウスとか
フルハウスとかそこら辺
その辺のイメージしかわかんないから
新しいの知らんから
一気にそういうテンションになってますね
ライブテンションがワチャワチャしました
えー楽しい
そんなキャラでもないんだけどなぁ
流れがってことやな
本当にあの
コメディでありたいっていうのは
ずっと一貫して平岡さんとも言ってたし
重くなりすぎないように
盛り上げていきたいみたいなのがあった中で
妹が出てくることによって
ハチャメチャ感が増したから
いい感じに騒がしい感じで
いいんじゃないかなって思ってます
私はれんくんとは全然違うキャラで
うん。マラヤンとのテンションの差をも楽しんでもらいたい。
てか、編集さんによって結構作用されるのって作品が影響を与えるのってみんなそうなんですか?
それとも藤原さんが特にそういうタイプなんですか?
藤原さん特にやと思いますね。
じゃあ楽しみですね、余計。
だいぶね、激しい方やと思いますね。
担当さんを喜ばしたいっていうのが多分相当ある気がする。
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第1話は読者なんですけど
まず1人目の読者ですもんね
1人目の読者やし
その意見が合わない打ち合わせをして
面白い話がかける自信が私にはなくて
どちらかというと
これってこうだよね
そうそうそうみたいな感じの
ノリで話を展開する方が
私にとっては
これはいけるっていう自信になるから作りやすいんですよ
どうしても担当さんの反応を見ちゃうっていうのがありますね
でも基本的には自分がこの話はこうした方が面白くなるっていうのが大前提としてあって
この担当さんは例えば笑えぬやったらそういうテンション高いエンタメ的なところにいろんな知識があるから
それを生かして私が知らないところまで深く設定が作り込める方向に行きたいみたいなのがありましたね。
だから結構その担当さんとか、身近にいる人が何に詳しいかによって私結構考える方向を変えている気はします。
この人って柔軟ですね。
自分の知識をあまり当てにはしてなくて。
誰に何を聞けるか、こっちの設定にしようみたいなのが結構ありますね。
この配信ではお便りを募集しています。
番組の詳細にある質問箱までお渡しください。
またTwitterで#HiroNan
Hiroはカタカナ、Nanは平仮名でツイートしてください。
ではでは、次回の配信、なんなんやろう?
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ご視聴ありがとうございました!