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おはようございます。社会福祉士のぽこです。このラジオでは、このままでいいのかなともやもや働く日々を、わくわくの日々に変える、そんな放送を障がい者福祉の現場からゆるりとお届けしています。
はい、皆さん毎日暑いですね。いかがお過ごしでしょうか?体調崩さないように気をつけて、熱中症とか対策十分にして過ごしてください。
はい、では今日の本題ですけれど、今日の本題は、みんなもっと自分勝手に働いてみようというタイトルになります。最後までお付き合いください。
はい、自分勝手に働くって聞くと、いいイメージを持つ人って少ないんじゃないかなと思います。逆に自分勝手な人と働くなんて嫌だなーって思う人の方が多いと思うんですけど、私もそうです。
はい、だけどこの話を聞いていると、おそらくこの自分勝手に働くという価値観が少し変わるんじゃないかと思いますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
はい、まずこの自分勝手に働くということについて考えるようになったきっかけは2つあります。
1つ目は、最近私が口酸っぱく言っている残業が増えた件について。もう1つは、最近私が頼まれた返則勤務への参入についてです。
はい、まずこの残業が増えたことについては、最近ずっと言っているので、なんとなく気づいてくれている人もいるかもしれません。最近すごく忙しいです。
というのも、梅雨だからなのか夏だからなのか、利用者さん、地域に住んでいる方々の調子も悪いし、施設に暮らしている人の調子も悪くて、バタバタと対応が続いています。
はい、で、やらなきゃいけないこと対応がどんどんどんどん積み重なって、残業も増えているような状況です。
そんな中、2つ目のきっかけですね。来月から私も返則勤務に参入することになっています。言うても早晩だけなんですけど、この先おそらく夜勤とか、おそばんとか、そういったところも入ってくるのかなと思っています。
で、その提案をされたのがすごくすごく抵抗があって、ちょっともう1回仕事について考え直したいなと思っています。
で、この残業が増えたことと早晩とか返則勤務に組み込まれたことによってすごく抵抗があった瞬間に気づいたんですね。
この抵抗の正体をもう少し解像度を上げて考えてみたいなと思ったので、今回こうやって発信につなげています。
で、なんで私がこの返則勤務、残業について抵抗があったのか、深く深く考えてみると、最終的にたどり着いたのが、自分よりも他人を優先しなくちゃいけなくなる、これに対する恐怖が隠れていたことに気がつきます。
で、昔から昨日の放送でも少しだけ触れたんですけど、他の人の気持ちを優先して自分の意見を隠すというか、自分の意見は脇に置いておいて、決して潰すわけではないんですけどね。
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脇に置いて、それよりもまずは他者の意見を優先する、他の人の大切に考えていることを優先する、こういうふうに人間関係を築いてきています。
なので、どこか常に他の人の意見の方が大切で、自分の意見は後でどうにでもなる、こんなふうに思ってきたんですね。
だけど最近ここ数年、社会人になってからは、自分の意見を大切にするっていうことを覚えたんです。
だからなのか、やりたくないと思ったことをやらなきゃいけない状況に陥ったとき、今回で言えば残業や返則勤務、こういったところに対して、もう一回あの時の自分に戻るのがすごく怖かったんだと思います。
で、このやりたくないことをするのがすごく嫌だった。
それは、自分よりいつかまた他人を優先しなくちゃいけなくなる日が来るから、こんな自分の喪失、自分自身を失うような感覚に対する恐怖を持っていたことについて、
なんかこれ考え方変えれないかなって思ったんですよね。この返則勤務とか残業受け入れたら最後自分を売ってるんじゃないかなんて重く考えたりして、何と堅くなにそんな戦ってるんだろうってすごくなんか呆れてきてしまっています。
で、この考え方を180度すっかり変えて気持ちよく働くことができれば、なんか今やらされていると感じていることも実は能動的にやれたりとか見え方全然変わってくるんじゃないか、もっと気持ちよく働けるんじゃないか、私が目指す気持ちよく働ける福祉職、こんな姿に近づくんじゃないかなと思っています。
で、そのために変えなきゃいけない部分はやっぱりやりたくないことをするの、やりたくないことの部分ですね。ここをやりたくてやっていることだと思えるように考え直してみたい。そんなふうに思っています。
で、そんな時にちょうど流れてきたのが、オイシハルさんのボイシーです。この放送はオイシさんをスポンサーしている丁寧通販さんという通販会社さん、こちらで働いているスタッフにインタビューをした放送になります。
この放送の中で目立って聞かれていたのが、この社員の2人が会社が提供しているミッションをすごく共感しているということですね。これがすごく伝わってきます。会社が社会に対してこういう商品を売ることでこういう人を増やしたいんだよ、こういう人をこういう気持ちにさせたいんだよ。
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ここに対して社員が私もそういう気持ち持ってますって共感をしている。これがすごくいい会社だなと思ったので、今回この放送で取り上げさせていただいております。
これを聞いていて、私は自分が生きたい社会を作るために福祉の仕事をしているんだということを思い出したんですね。
自分の人生において達成したいミッション、この私が生きたくなるような社会、気持ちよくみんなが働けるような社会、気持ちよくみんなが生きられる、明日の自分にワクワクできるような社会を作りたい。
こんな自分のミッションと会社、法人が作っているミッションが重なっていたら、それってすごく最高じゃないかなって改めて思いました。
皆さんの会社のミッションと自分のミッションってどうですかね?共通している部分ありますか?
なんか私自身、福祉の仕事を通して何でこれをやってるんだろうってふと振り返る瞬間があるんですよね。
よく思うのが、この利用者一人の人生に私がエッセンスを入れることができる。私が何か改良をすることで、もちろん一人の力では何もできないですけれど、私の力が少しだけ加わることによって、その人の人生が大きく変わったりもするんですよね。
例えば、私が連絡調整をして入所を受け入れることで、その人はもう山小屋みたいなところに住む必要はない。ホームレスから脱却することができる。生活を安定させるチャンスを得ることができる。
こんなふうにちょっとだけ私が頑張っただけで、誰かの人生を180度変えることができる。もしくは少しだけ変えることができる。何か変化を起こすことができる。そんな仕事ってなかなかないよなって思います。
何か利用者の人生をお手伝いできる。ただ生きることをお手伝いできるって、こんな最高の社会貢献できる仕事って他にないよななんて誇らしく思えたりする瞬間もあるんです。
けれど、そことやりたくないことをやらされている。残業させられている。返則勤務させられている。こんな感覚が邪魔をして、その自分が達成したいミッションと会社のミッションが重なっていることに気づいていなかった。そんなことに気がつきました。
何か他の自分がやりたくないことをする、これを受け入れることが自分の一部分を失うような感じがしていたんですよね。
だけど実はこの仕事をすることによってたくさんのものを得ている。私がやりたいことをさせてもらう土台を作ってくれていたりとか、この仕事でスキルを身につけさせてもらっている。がむしゃらに利用者と向き合うチャンスをもらっている。そんな風に見えなくもないんです。
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正直大変すぎて、そんなことも言ってられない時もたくさんありますけど、ふと考えてみると、何かしてもらっていること、得ているものも本当に数えきれないくらいたくさんあるなと思うんです。
そこに気がつけるような考え方、捉え方っていうのはいくらでも意識次第で作ることができると思います。
なので、働きながらこの自分勝手に働くっていう言葉の意味を最後にまとめると、自分が作りたい社会、自分が影響を起こしたいことってどんなことだったっけって思い出してみるといいんじゃないかと思います。
自分が作りたい社会のためにやっていることだったら、もう全部自分勝手でいいんですよね。
会社のためにとか、嫌なのにやらされてるとか、上司が言うからとかそんなことじゃなくて、そもそも自分勝手に始めたことでたまたまお金をもらっているだけっていう感覚、ここを思い出すだけでも随分と働きやすくなるんじゃないかなぁなんて思っています。
なので、たまには自分勝手に働いている自分に気がつくのもいいんじゃないかと思います。そんな放送でした。
何かこう皆さんの働きやすさにつながるような放送になっていれば嬉しいです。
それでは今日も張り切っていきましょう。熱中症に気をつけて。いってらっしゃい。