2024-06-30 07:46

日本語】Japanese)ブランクーシ 本質を象る 展覧会の見どころを解説。2024 7/7まで アーティゾン美術館

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よろしくお願いします
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みなさん、こんにちは。彫刻家のinumaitekiです。 今日はですね、あのアーティゾン美術館
東京駅にある美術館なんですけれども、そこのブランクーシ本質を形取る、 形取るですね。
象さんの象、エレファントの象で、形取るという展覧会に行ってきました。 その記憶が上がったらしいうちに、今のところちょっと収録しておこうかなと思います。
何をどう見たらいいのか、それはまあもちろんね、自由に見ていただいていいと思いますけれども、 何が良かったかなということを話していきたいと思います。
これは3月30日から7月7日、今2024年ですけれども、もう少しゆっくり話したほうがいいですね。 そういうわけで、今言ってきた感想を斜め読みしながら、斜め読みというか話してみようと思います。
まずですね、気をつけていただきたいのが、一つ見落とさないでほしい部屋がありますね。 あの
部屋に入ってから左回りで全体を回るんですけれども、 流れに沿っていくと、一部屋、ちょっと窪んだところに
部屋があるのを忘れちゃうんですよね。なのでもし、 行かれてまだ見てない方がいたら、その部屋に是非行ってほしいんですけれども、そこはですね
パリのポンピルセンターの前にあるブランクーシーのアトリエ、残されているんですけれども、 まさにそこをちょっと再現したような
光の感じを作ってある空間で、あんな風に片方からの光を当てて部屋全体を綺麗に白くする 技術があるんだとびっくりしましたね。
LEDもなんかそのふんわり、 ふんわり光を当てる部屋を作ってあったので、素晴らしかったですね。
そこに大体全部で5、6、7点の作品があるんですけれども、 その中でも金色にブロンズを磨いた作品が4点ありまして、
1点は そのアーティストの美術館が所蔵している作品があるんですけれども、それ以外の3点
のうち、その2点が本当にブランクーシーの財団が持っているものがようやく日本に来て、 初お目見えというか、来たことあったかもしれないですけど、なかなか見る機会がない作品なんじゃないかなと思っています。
その2点なんですけれども、王妃Xと言って、これは王妃は王様の王とお姫様の姫ですね。Xという、
プリンセスXというタイトルの作品なんですけれども、ちょっと首をかしげて斜め前に伸びてるよみたいな形の彫刻なんですけれども、
まあ美しいですね。 どこから見ても本当美しい。
で、あの目線が割と人によって違うと思いますけど、少しね、かがんで横から見たりとか、ちょっと下から眺めてみたりしてみていただけると本当にね、素晴らしいなと思うんですけどね。
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何がいいか、まあそうですね、台座の四角い、あれはなんか石…石灰岩というよりも赤い大理石なのかな?
なんか多分書いてあるかわかんないけど、石の台座、まあそこに特に何なのか、ちょっとね、ピンクっぽいような台座。
角をちょーんと綺麗に面取りしてあるね、すごくいいのがあるんですよね。それが本当に綺麗でしたね。
それともう一つ、そのアトリエ再現の場所にある真っ白い部屋にある、一番右側にある金色に磨かれたタイトルが洗練された若い女性、
ナンシー・キュナールの肖像というのなんですけれども、 ナンシー・キュナールってブランク氏の友人だったんですけれども、その人の肖像という形になっていて、
なんていうかね、ちょっと横向きの女性のちょっと髪の毛を上で結んだような形になっていて、
はい、その髪の毛、後ろで結んだ髪の毛が3つポコポコポコと、なんか素敵な形を作ってるんですよね。
これがブランク氏エステートというところから借りてきているもんだと思うんですけど、すごい素敵ですね、これも。
はい、この2つをぜひ見逃さないように見ていきたい、欲しいなと思うんですけど。
他にもね、いろんなお魚のやつとかね、いろんな肖像、卵みたいな形のやつとかね、
あとそれから空間の鳥、なんかいろいろあるんですけれども、どれもこれはですね、横浜美術館とか豊田市美術館で皆さんご覧になられていることもあると思うんで、
いいなと思うんですけれども、それからあともう一つ見逃さないで欲しいなというのが、
えーとですね、なんていうのかな、部屋を左回りに回っていって、ブランク氏のそのアトリエ再現の、アトリエなのかな、白い部屋の出てすぐ右手のところに映像コーナーがあるんですよ。
びっくりするくらい長い映像なんですよね。59分だからそうくらいあるんですよね。
その中、だから僕のおすすめは、展示を見て、チラッとその映像ルームを眺めて、面白そうだなと思ったら見て、
まあちょっと暗くて白黒だし面白くないなと思ったらちょっと違う場所へ行って、5分10分して帰ってきてまたちょっと見る、みたいな風にすると面白いところに行き渡るんじゃないかなと思います。
なんかマンレイが撮ったブランク氏のアトリエの映像があるんですけど、まあ上の方から眺めてすごい素敵な、こんなに広いんだって思うようなところがあるんですけど、
それとですね、モデルを呼んで、その台座の上で、まあ制作台の上でダンスをしている女性とかですね、
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ちょっと女性に首を正面向いて、ゆっくり左を向いて、ゆっくり右を向いてっていうような動作を映像に残している、ブランク氏自身が映像に残している映像があるので、それもすごい素敵ですね。
すごい美しい人たちが映像になってるんで、それも見てもらいたいなと思いました。残すとこ1週間なんですけれども、まあその2つ、それとですね、
そうかな、まあそんな感じで、あとまあ、いろいろな、まあその3、4点はぜひ見てほしいなという意味で、このポッドキャストを残しておくことにしました。
一般、1800円。会場で買うと2000円なのかな。ただその予約もですね、僕は午前中の10時から11時半のクラスというふうにお願いして、大体10時半頃に入ったんですかね。
なのでとても見やすい展覧会だったなと思います。というわけで、7月7日、2024年までやっているブランク氏本質を語る展覧会、ぜひ見ていっていただきたいなと思います。
今度ですね、アザムダイヒルズのカルダー、アレクサンダー・カルダーという彫刻家の展示を僕見に行きたいと思うんですけども、もし一緒に行きたい、行っていただけるという方がいらっしゃったら、
何のDMでもいいので、連絡いただければ、今月か、今月ないですね、来月の何日あたりかなって聞いたらいいなと思ってますんで、もし予定が合う方は予定合わせていきましょう。
では良い一日をお過ごしください。ボンジョルネ・アビアント・彫刻家の委員のメディキでした。さよなら。
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