2022-06-10 09:13

#108 所得倍増計画② 若者は金がねーぜ。時間のない年寄り


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。


https://stand.fm/channels/610899f475cffe5545f309b3
00:05
みなさんこんにちは。ハッピーな貯金で将来の自分を楽にするラジオ、ハピチョキ、今日もやっていこうと思います。
前回からですね、一つのテーマで3回分けて話すということで、何のテーマで話しているかというと、今岸田内閣がぶち上げている所得倍増計画というものに対して、世間の反応みたいなことについて話しております。
第1回はですね、この調査の回答、世論調査の回答の比率というのが出てて、それについて調査の結果をまるっと受け入れるんじゃなくて、その背景をちょっと考えてみないと、間違った方向に進んでいくかもしれないよ、みたいな話をしております。
今日は第2回目として、その所得倍増計画というのが具体的に貯蓄から投資に回しましょう、みたいな話でいろいろゴタゴタ議論を沸き起こしてますけど、
同世代、我々と同世代、30歳、40歳の人たちから見れば、金がないぜというのが本心なんじゃないかなということについて話していきたいと思います。
この調査の内容をさらっとおさらいしますと、世論調査でね、今後貯蓄を投資に回そうと考えてますかという質問をしたところ、
投資に回そうと思いますという人が23%、投資に回そうとは思いませんという人が4割、回す貯蓄がないという人が34%ということで、貯蓄から投資へということで、やらないよ、できないよという人が7割を占めているという結果になったということであります。
答えている人が均等に各年代でばらけているという仮定で話しますけど、投資に回そうと思う人、23%、ここの人というのはどういう人かと考えたときにお金がある程度余裕がある人とか、
投資というものに前向きな人か、実際家族がいて、自分のもらっている給料がどれくらいか、かつ生活費がどれくらいで、投資に回せるお金がどれくらいかというのを分かってない人かなというふうに思います。
現実を知らない人、お金がある人が現実を知らない人が投資に回そうと思うという明るい回答をしていると。逆に投資に回そうと思わないという人は、若者というよりは年寄りが多いんじゃないかと。
投資に回す貯蓄がないと言っている人は、年寄りよりも若者の方が多いんじゃないかなということを考えました。
03:06
なぜかというと、若い人というのは、本当に私もそうですけど、余剰資金なんてほとんどないんじゃないかなと思います。
大企業に勤めていて、ボーナスで200万円、300万円をもらっている人は分からないですけど、平均年収が400万円と言われている中で、その近辺にいる人たちはお金がないんじゃないかなと思います。
逆に年寄りというのは、時間がないなというふうに感じます。
貯蓄から投資へということで、投資ということを考えると、よく言われているのが、時間を長く取って、銘柄を分散して、みたいなことが言われますけど、
投資のセオリーとしては、若い時には将来に対して20年、30年と定年まで見た時には時間があるので、ある程度リスクを取って高いリターンを得るために投資をする。
それが万が一こけても、給与所得というのが会社からもらえるので、そこの収入がゼロになるということはないから、ある程度リスクを取れるよねと。
逆に定年を迎える間際になってきたら、だんだんとリスクが高いものから債権とか現金とかに変えていって、リスクを極力減らしていくと。
確実に老後を迎えられるように、資産を安定したものに変えていこうというのがよく言われていることだと思います。
なので今更、年寄りからしてみたら、貯蓄に回そうと言われても、債権とか現金にしていくフェーズにおいては、別に貯蓄に回さないで現金として持っておいたらいいよねと思う人が大半だと思いますし、
逆にリスクを取って時間を味方にできる若者というのは、お金がないよということで回答をしているんじゃないかなと思います。
これはリアルに私自身も思うことがありますけど、毎月5万、6万、投資に回すのも結構日々言いながらやってます。
ツイッターの世界を見てみると、あそこは異様に次元が違って、月30万、40万投資していて、ファイヤーしている人がいて、みたいな感じで日々繰り広げられてますけど、
自分の身近に投資をしている人がいるかというと、まず話聞かないですし、かつやっている人でも10万、20万投資できているかというと、私は聞いたことはないということを考えると、
やっぱり投資に回すお金がないというのはリアルな反応なんじゃないかなと思います。
06:01
私自身も今日ツイッターでつぶやきましたけど、三つ子の魂100までとか言って、今ちょうど3歳になる嬢女がいますから、
今後の人生を決める上でいろんな刺激を与えた方がいいんじゃないかということで、
三つ子の魂100までとか言うから、いろんな経験させたいし、旅行にも連れていろんなところの世界があるんだよというのを見せたいし、
本の読み聞かせなんかもするために本を買いたいし、年齢に応じたおもちゃで遊ばせたいと思って、いろいろパズルとかブロックとか買いますし、
味覚を育てるという意味でも同じものとかスーパーの惣菜とかじゃなくて、いろんな海鮮だったり山のものだったり旬のものだったり果物だったり、
そういうものも食べさせたいし、洋服も同じ服ばっかりじゃなくて、おしゃれとか感覚を磨くためにも多少安いものでもいろんなバリエーションのものを服を着せたいし、
ということでお金がかかると。
このラジオでも散々言っているジュニア兄さんというのは来年までしか入金ができないということで、将来の資産形成という意味では、
今年、来年のうちに万額80万円を投資しておいた方が将来的に有利に働くなと思ってそういうのもやっていると。
そんなことをやっていると、投資に回すというお金よりは貯蓄すらもままならないよという心の叫びを呟いたわけです。
これには共感のいいねがいくつかもらえていますけど、やっぱり我々のような世代ってお金をガンともらっている人は別だと思いますけど、
やっぱり貯蓄から投資へと言われても限度はあるし、やれたとしても投資なんか時間を味方にということで、
平均リターン5%とかいう世界ですから、入金力がないと1万円を5%で転がしたとしても500円しか増えないよと、
それを年数重ねたら違いますけど、これから中学、高校、大学と成長する、進学するにつれてまたお金がかかってきますからね。
ずっと持ってられるかというのも、その時どうなっているか分からないという意味では、なかなか貯金から投資にという踏切がつかないなという意味でも、
なんとなく共感できる部分はあるなと思います。
だったら、所得倍増というのを早速に実現させたりとか、社会保険料を引き下げるとか、減税をするとか、
いろいろそういう国としてやれるシステム、民間にお金を倍増で払いなさいというよりは、
国としてやれることをやってからそういうことを言え、みたいな気持ちはちょっとあるなということで、
この30代、40代のリアルということで、今日はこの所得倍増計画に思うことについて話をさせていただきました。
このシリーズ勝手に言ってますけど、残り3回目は次の放送で話したいと思います。
09:06
今日は以上です。バイバイ。
09:13

コメント

スクロール