じゃあもう声なんて一生上げないと思う人だって世の中にはいるわけでしょ。
守りに入って想定できる限りのことしかやらなくて、冒険とかしない?
でも危ないからもう外にも行かないとか、そういう人って本当に実際いるじゃないですか。
そういう人生を送りたいんだったら別にそれは否定しないけど、
でも生きるって嫌なこととか嬉しいこととか全部体験するのが生きるっていうこと?
そうですね、そのチョイスはね、私にもあるし娘にもあるっていう。
そう、だからそのブレネーブラウン的、またこれも教科書的な何を目指しているのかっていうと、
頑張って声を上げたけど、なんかあのおっさんがめっちゃ嫌なやつで逆切れされちゃった。
なんかもう今日は運が悪かったな。
でも次また同じことがあったら、またトライしてみようって思えるのが最終的なゴール。
だからその後に残さないで、こうもやもやしないで、
そのもやもやするのが悪いって言ってる。
もやもやしたらやっぱりそれを人に言うって、その彩香さんがこれをメッセージで送ってくれたの私はすごく嬉しかったし、
それがあの私のブッククラブとかで言ってる、成仏させるってことなんですよ。
だから人に言うと、いやそれは明らかにそのおっさんが悪いでしょってなんかね、
絶対相手に問題ある、家に帰ればって、何その答えはって、
だからまあその人にはその人の理由があると思う、そういうふうに言った。
それは私たちは全てを知ることはできないし、
なんかがこう説得力のある理由があったのかもしれないけど、全然なくて、
単にこうわがままな人だったのかもしれないし、
彼が何でそれを言ったのかっていうのは、まあはっきり言ってどうでもいいっていうか、
だからその声を上げると、こういうこともあるよと。
フェイスダウンモーメントってブレネーム・ブラウンの本では言うんだけど、
競技場に勇気を出して出て行ったけど、こう足引っ掛けてこけて顔に泥がついてるような、
でもそれはみんなに起こりうることなんですよ。
で、それをもう私転びたくないから、絶対誰にも何も言わない人生を選ぶんだった。
それはその人の自由。でも顔なんか泥だらけになったらこう拭いて、こう立ち上がって、
しょうがない、また頑張るか。
そういう時に話をシェアすると、横を見るとそういう人がいるんですよ。
同じようにこけた人たちが。
こけたけど頑張ろうって、また明日頑張ろうって言える?
それを目指してる。
なるほど。
だから一生こけない人生って誰もないし。
なるほどね。
なんか思ったのは、この体験をして聞いて聞いてみたいな感じで、いろんな人に話をしてみたんですけど、
私の身近にいる人はよくそういうこと言うねっていう、
もう全く反対の驚きのリアクションとか、もうやめた方がいいよっていうのが100%だったんですよ。
そっか、だから私がやってることって特殊なのかって思ってしまったのと、
もうなんか、娘がかわいそうとか、そういうことをまたプラスで言われちゃうと、
私はすごいいけないことをやってしまってるんだと思って。
さらにこの経験をしたことで、またシェアしたことで、
そういう反応をされたのは、私が女性だから、しかもアジア人だからかもしれないよねとかね。
そもそもそういうふうに声を上げることはこの街ではね、
もうお年寄りの分別のある人しかしちゃダメなんだよとかね、そんな意見まで言われて。
でも確かにそういうお年寄りの人がのやり方を言っているとこにも言わせたことがあって、
そうするとね、そういう人の話はよく聞いてるわけですよ、つまり。
ツナ引いてない犬の飼い主でも、おじいちゃんおばあちゃんの話だったらおとなしく聞いていて、
そっか、なんか私だからダメとかあんのかとかね、
とにかくがっかりすることのほうが、このシェアをしたときに多くて、
なんか初めてゆかりさんに、そういうポジティブな意見をもらえて、
やっぱりいいんじゃん、みたいな感じをするというか。
これはまた難しいのが、私はいつも話を他の人にシェアしましょうって、
言うんだけど、誰にシェアするのかっていうのがすごくポイントで、
なんていうのかな、またこういう言い方すると誤解を生んじゃうかもしれないけど、
もちろん人間の自然な感覚としては、やっぱりそのママ友とか、
自分が普段喋っている人にシェアするのが自然だと思うから、
これも彩香さんがそういう話をシェアしたこと自体は全然悪いことだと思わないんだけど、
相手が自分が求めているような反応をしてくれるかっていうのは、
それもまたコントロールできないじゃないですか。
それは仕方ないんだけど、
じゃあ例えば彩香さんが今回この経験をしたことで、
じゃあ自分が話をシェアしたときに、
やっぱりエンパシーのある反応って何だろうって思ったでしょ、やっぱり。
もちろん相手がそんなことをあなたが言ったのは、
この街でね、そんな日本人のあなたがそんな言うのは危険だよとか、
お子さんがかわいそうとか、その相手が言っていることも一理あると思うんだけど、
でも彩香さんはそういうことを言ってもらって、アドバイスを求めているわけじゃないじゃないですか。
私もこれブッククラブでしょっちゅう言ってるんだけど、
ブレネーブラウン出てくるエンパシーミスっていうのがあって、
ミスってミアミスとかのマッチしないときのミス。
その話を聞いた人が、その話を聞いていると、
なんていうのかな、しっかりその話に寄り添えないとき、
例えば、もうその彩香さんが体験したことがすごく、
私も聞いてて、何そのおっさんって、
不快感みたいなのが私の中に出てくるから、それに耐えられないから、
その場からできるだけ早く逃れようとして、
何そいつって、そのおっさん絶対おかしいよって怒るとか、
あとは、そんなことをしたあなたの方が悪いんだよって、
そんなフランス、多分白人のフランス人の人だったんでしょ。
そういう人にそういうことを言うのって、やめた方がいいよとか、
子供がかわいそうとか、全然エンパシーのない反応を追いしてしまう。
それ、私も話を聞く側として、やりがちだなと思って、
だから、すごく最近心に留めてるんだけど、
そういうとき、どういう反応をすればいいのかっていうと、
やっぱり、彩香さんの体験に寄り添うだけでいい。
それは、それはものすごくつらかったでしょって。
で、話してくれてありがとうございました。
彩香さんがやったこと、全然悪いことじゃないと思う。
でも、さっき言ったように、そういう人もいるよね。
だから、仕方ないっていうか、
でも、だからって、彩香さんがそんなことやるべきじゃなかったとは、私も思わないし、
だから、結構そういう話も聞く。
せっかく共有したのに、全然的外れな反応が来たとか、同僚とかから。
だから、誰にシェアするのかって、やっぱりすごく難しい。
もちろん、夫とか友達にシェアするなって言ってるわけじゃないんだけど、
例えば、パートナーとか言える人だったら、それ言っていいと思うんですよ。
私は今、アドバイスは求めてなくて、ただ話を聞いてほしいだけ。
だから、ジャッジメントなしで話を聞いてって言える相手だったら、言っていいと思うんですけど、
まあ、ママとのとこには、なかなか言えないかもしれないけど。
いやー、だから、その断絶、自分と世界の断絶を2段階で感じましたよね。
飼い主、犬を連れてる人との、
こんなに世の中には、理解し、ここまで理解し合えない人がいるんだ。
だから、戦争も、それは起きるようにみたいな、どこまで思ったのと、
この体験をね、ちょっと聞いて、とか言ってシェアしても、やめたほうがいいみたいなね。
だから、どんどんどんどん、自分がダメだったのかな、みたいな感じで。
で、やり場がなさすぎて、じゃあもう押し込めようじゃないけど、っていう風になっていて、
でもな、いつかこれはゆかりさんにはシェアしたいけど、
でもな、こんなネガティブな話いいのかな、とか思いながらも、
いや、いいですよ。
と思って、やっとお披露目する日が来たっていう。
お披露目。
いや、でも、先週、その前のエピソードで言ったけど、やっぱり言わないでいると、
もしくは言っても、エンパシーのない反応されると、
私がおかしいのかなとか、やっぱり私だけなのかなと思って、
すごい孤立してしまう。
だから、それもシェイムの体験になっちゃう。
でも、エンパシーのある人に聞いてもらえると、
あ、私だけじゃないんだ、って思えると、結構楽になる。
と思うんですよね。
これね、この放送から聞いて、私も私もと思ってくる人がいっぱいいるといいですね。
うん。そう、だからその断絶って本当はいっぱいあって、
子供のいる人、いない人の間にもあるし、
バケット買ってる人、買ってない人の間にもいるし、あるし、
あとは、私の住んでる街、自転車がすごく多いんだけど、
自転車と車、もうすっごいガチンコで、
自転車に乗る人は、もう車に乗る人たちはなんか悪って言って、
そう、車に乗ってる人。
車に叩いたことありますよ、私も。
そうそう、車だから、ブラインドスポットとかに入ると見えないから、
そうそう、車叩く自転車の人もいるし、
車の人たちは、自転車に乗ってるやつはバカだとか、
なんかもう、そういうね、すごい当たり前だけど、
そういう断絶っていっぱいあって、
アメリカだったら共和党とか民主党とかもあるし、日本もね、あるから、
その断絶自体は、どこにでもあって、
みんなが手をつないで仲良く輪になって踊るような、そんな簡単じゃない?
でも、もちろん時と場合によるんだけど、
機会があったら、やっぱり相手の意見をちょっと聞いてみる。
だから、なんでリードつけないんですか?って聞いて、
聞けるときがあったら、聞いてみてもいいかもしれないし、
あとは、自分がなんでしてほしいのかを聞いて、
私の娘が怖がっているからとか、
私は犬は怖くないんだけど、あなたの犬はすごくいい犬だと思うけど、
私の娘がすごく怖がっているから、
そういうふうに一歩進んで話ができれば、理解してくれると思うんだけど、
なかなかそれもやっぱり難しいですよ。
毎回毎回そういう機会があるわけじゃないから。
そうですね。
でも、その選択肢はまだ今一つあるっていうふうに教えてもらったから、
子供が例えばいないときとかに話しそうだったら話してみるとかね、いいのかもしれない。
頑張ってかからないようにするって言ってんだけど、
彼がコロナだったら、私が別にご飯作ってあげたりとかできるから、
いいんだけど、立場が逆だったから余計大変ね。
すいません、最後に余談になっちゃったけど、
本当にメッセージ送っていただいてありがとうございました。
本当に嬉しかったので。
リスナーの皆さんも、この件に関してコメントがあったら、
ぜひぜひ送ってください。
聞きたいですね。
送っていただければいただけるほど、私もこの辛い思いが成仏しますんで、
成仏、成仏させましょう。
みなさんで成仏させましょう。
ありがとうございました。今週のゲストは中村彩香さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
さて、彩香さんとの会話いかがでしたか。
声を出すことは大事、でもその結果はどうなるかわかりません。
そしてこの先が予測できないことがまさにバルネラビリティなんですね。
このバルネラビリティを抱えつつ、それでも勇気を持って生きていく、
というのがブレネーブラウンが書いているホールハーデッドリビング、
心からの生き方なんですね。
簡単なことではないけれども、
それでも勇気を出して生きていこうということをブッククラブで学んでいます。
リスナーのみなさんの感想、コメント、質問なども募集しておりますので、
ぜひぜひ送ってくださいね。
彩香さんのノートはこのエピソードの詳細欄に貼ってありますので、
ぜひ見てみてください。
それにしても、こうやって自分のシェイムの体験を番組内でシェアしてくださった
彩香さんの勇気に感謝です。
これこそまさにバルネラビリティアノニマスでやっていることなんですね。
これを聞いているみなさんも何か相談ことがあるという方はいつでも送ってくださいね。
このエピソードの収録後に彩香さんと話していたんですが、
ヨーロッパ圏のみなさんと歯磨いのお話し会をやりたいなと思っています。
私のやるお話し会とか、バルネラビリティアノニマスの会とか、
ブッククラブとかは日本とカナダに都合のいい時間帯でやっているので、
ヨーロッパのみなさんには都合が悪いんですよね。
なので今回はカナダとヨーロッパで都合のいい時間でお話し会みたいなのをやりたいと思っていますので、
参加してみたいという方はぜひメッセージを送ってください。
さて、それでは今週のポジティブです。
今週のポジティブはコロナから回復して以来運動不足だったので、
1日1万歩を目標にとにかく外に出て歩くようにしていたら、
なんか服がゆるくなったということです。
私は典型的なズボラ人間で運動があんまり得意じゃないんですけれども、
歩くことは苦にならないので、とにかくできるだけ毎日歩くようにしていたら、
なんか体が軽くなって気分がいいですね。
こう外に出ると季節の移り変わりなんかもわかるので楽しいですよね。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、
二条都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリアで制作しています。
はみ来のインスタアカウントははみ出し系、ツイッターははみ出しライフです。
また、フェイスブックにもリスナーさんのグループ、はみ来コミュニティがありますので、ぜひご参加ください。
番組の感想、ゆかりへの質問、今週のポジティブ、今週のブレイブは、はみ出し系アットgmail.comまでどうぞ。
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いつもサポートをしてくださっているパトロンの皆さんありがとうございます。
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はみ来を気に入ってくださった方はぜひお聞きのポッドキャスターアプリにて、はみ来のレビューを書いていただけると嬉しいです。
レビューを書いていただいた方にははみ来ステッカーをお送りしますので住所を教えてください。
さてここまで聞いてくださった方に今週の内緒話を話します。
今週の内緒話はツイッターには載せましたが、イーロンマスクがついにツイッターを買収して、
いくつかの凍結されていたアカウントが元に戻されたりして、一気にヘイトスピーチや差別発言が増えたというニュースを見て、
本格的にツイッターをやめようと思っています。
今はまだポッドキャストのお知らせなどは配信していますが、
それ以外の普段のつぶやきみたいなものはマストドンでやっていますので、興味のある方は遊びに来てください。
このエピソードの詳細欄にリンクを貼っておきますね。
というわけで今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
Your voice matters.
Stay safe everyone and thank you for listening. Bye!