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こんにちは。goryugocastインタビューズ第2回の時間です。
今日は、モノカキの倉下忠則さんにインタビューをしてみようと思います。
倉下さん、久しぶりですよね。会ったの。そうですね、だいぶ久しぶりですね。
昨日会って話してたんだけど、単純にエヴァノートのイベントの時以来なので、4年ぶりぐらい。
今のときすごいなぁと思うのが、リアルに4年会ってなくても、あんまり久しぶり感はしない。
やっぱり、タイムラインとかブログオーターがいい読み合ってたりすると、わりかしスムーズな話が続けられたりしますよね。
出会ってから単純に、多分8年ぐらい。よく考えたら、以降半分会ってないのに、あんまり問題なかったっていう。
今日は、スクラップボックスについて書かれている本を、倉下さんが7月の26日ぐらいに発売されていて、
日付的に、俺にとっては昨日、スクラップボックスの出版記念イベントというものに行ってきまして、
スクラップボックス、超面白いなぁっていうことを思い知ったんですが、スクラップボックスを簡単に一言で言うと、どんなツールだっていう。
すごく難しいんですけど、スクラップボックスっていろんな使い方ができるので、こうだとは言い切れないんですけども、
機能的に言えば、やっぱりWikiと、カード型のスムーズなWikiっていうのが、汎用性のある説明の仕方なんですけど、
もっと用途的に言うと、いろんな情報を保存して、それをリンクでつなげられる、簡単にリンクでつなげられるツールですね。
ちなみに、すごい砕いた言い方をすると、俺と倉下さんが出会ったきっかけっていうのが、どっちもEvernoteが好きだったっていうところで出会っていて、
現段階で、俺と倉下さんがスクラップボックスも好きだったっていうところを考えると、
たぶんEvernoteが好きな人だったら、好きになる可能性は極めて高いんじゃないかな。
高いでしょうね、きっとね。特に10年くらい前にEvernoteにワクワク感を感じてた人は、たぶんこのツールにもワクワク感を感じると思いますね。
あと、スクラップボックスで言うと、導入は簡単なんだけど、すごいと思うのが、Evernoteよりむしろ難しいんじゃないかっていうふうに思ったんだけど。
まさにその通りで、僕は三角形をイメージしてて、入り口で必要となる知識はすごく小さいんですけど、熟練していくほど、知識が幅が必要となるのがどんどん広がっていくっていう三角形の形をイメージしてて、
やっぱり使い込もうとなったら結構な知識が必要なんですけど、でも簡単に使う分には本当にもう誰でも使えるツールだなと、入り口は広いなと、そんな感じですね。
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すっごい大雑把に説明をすると、スクラップボックスっていうのにアカウントを登録して、アカウントを登録すると、はじめにっていうカードが書かれたページに行って、
プラスのボタンを押すと新しいノートが作れて、そこに文章を書いて、また新しいものが出てきたらプラスを押してメモ、カード、ページ、ニュアンスとしてはカードが近いのかな?
カードを追加していって、ウィキ的なシステムなのでブラケット括弧で単語をくくっておくと、そのページへのリンクが作られて、リンクをたどっていけば横のつながりでいろいろとつながっていく。横っていう表現でいいのかな?
横っていう表現でいいと思いますけど、上とか下ではないので横なんですけどね。でもこうやって多分ね、言葉で説明するよりも実際ちょっと触ってみるのが一番早いかなと思うんですよね。
確かにね、いきなり言語で。その辺は多分スクラップボックスって調べれば無数に出てくるのと、実際に登録してみるのは基本的には無料で、
そう、Googleのアカウント持ってたらすぐ作れるんで。
企業で複数人で、複数人じゃないのか、企業が利用する場合だけ?
鋭利目的で、非公開で使う場合だけお金がかかりますけど、公開するプロジェクトか、あるいは鋭利で使うもの、個人で使うものとか家族で使うものとか、学術研究で使うものに関してはお金が一切かからない市場になってますね。
面白いのが、要するにブログとか書く人はブログによってお金を稼いでいるんだけれど大丈夫なんですよね。
それでも個人であれば問題ない。
個人で使うっていうことになって大丈夫みたいで、あとそのスクラップボックスでまず言っておくのはあれなのかな、参加メンバー、複数人で同時に編集ができる。
同時に編集サクサクできるっていうところを同期エラーで悩むことがほとんどないんで、だから同時編集の感覚はGoogleドキュメントの同時編集に近いんですけど、
誰かが書いていったやつが隣でリアルタイムに反映されてっていう。
ショートカットで自分のアイコンを入れられる機能がスクラップボックスにはあるんで、複数人で編集していても誰がどこを書いたのかが結構残しやすい。
うん、あれは面白いね。説明をすると大変難しいんだけど、ユーザーをちゃんと認識していて、
コントロールアイっていうショートカットを入れると自分の絵がピロンって出るんで、誰が書いた文章なのかも分かるから、複数人でも分かりやすい。
混乱しづらいっていうね。
感覚的にスクラップボックスは何個でも、用語としてはプロジェクト、何個でもスクラップボックスのプロジェクトを作ることができる。
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で、倉下さんは何個プロジェクトがあるんでしたっけ?
実際数えたことはないんですけど、23個ぐらいかな。
23個ぐらいプロジェクトに関わっていて。
でもその関わっているって言ってもいろいろあって、自分が主要なメンバーの時もありますし、他の人が作ったグループにちょこっとだけ顔を出すのも一応参加なんで、関わり方の濃淡、濃い浅いはありますけど。
よく使うのは個数で言ったら何個ぐらい?
2個かな。
自分専用に使われている1個と、外向きの自分用のと内向きの自分用のがやっぱりメインですね。
ああ、そっか。その公開していいやつと公開しないやつというのに分けている。
書籍の原稿とかはさすがにオープンにはできないんで、プライベートな形で書くしてますけど、アイデアメモみたいなのは全部公開してるんで、その2つが使っている度合いで言うと80%ぐらいかな。
今の書籍の原稿っていう話で、俺的にはおおっていうことになるんだけど、もう書籍の原稿はスクラップボックスで書いている?
今のとこはスクラップボックスで書いてます。
スクラップボックスだと何が良いですか?
リッチテキストが嫌いなんですよ。できればプレインテキストで書きたい。動作的に軽いし。レバーノットの場合は全部リッチテキストになっちゃうんで。
強制的にリッチテキストにされてしまう。
困るんですけど、でもスクラップボックスの場合は一見全部プレインテキストでありながらリンクが貼れるんですよね。
例えばテキストファイルだったら1章のファイルと2章のファイルをそれぞれ作ると、1章を読んだ後に2章で別のファイルを開き直す必要があるんですけど、
スクラップボックスファイルってリンクが貼れるんで、1章の下の方に2章へのリンクが貼っておけば、そのまま続けてジャンプして読めるんですよね。
だからそのプレインでありながらリンクが使えるっていうのが僕好みになってますね。
さっきラシタさんにエバーノートの画面っていうのを見せてもらったんだけど、
ラシタさんのエバーノートの画面が俺と違いすぎて超面白くて、エバーノートの表示の仕方っていうのを何種類か変えられるんだけど、
一般的に思うのはタイトルがビャーって横とか上に並ぶ表示のさせ方をしている人が多いんじゃないかって思うんだけど、
ラシタさんのやつはスクラップボックスと全く一緒で、全画面カードビュー。
サイドバーのノートブックリストも消してるんで、カードしか表示されてない状況ですね。
しかもそれを全部リンクによって繋がるようになっていて、全く同じことやってるやんっていうスクラップボックスと。
いやでもこれがすごく便利なんですね。やってみると、結局ノートブックリストっていらんやんっていう結論に達したんで、
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だからエバーノートをスクラップボックス寄りに運用してるっていう感じですね、今は。
スクラップボックスによってそっちに行くようになってしまった。
そうそう。それ便利やんってことを気づいてしまったっていう。
でも言ってたのが、7,8年前に初めて会ってエバーノートの話をしたときに、ノートのリンクをできるようにしたいっていうのをめっちゃ言ってたよね、そういえば。
実際に実装されたときはもう本当に来たーっていう感じで、その時代はそこまで使い込めてなかったんですけど、
スクラップボックスを使ってみて、やっぱり改めてノートリンクは便利やなと思い浮かんで、エバーノートの運用の仕方を根本的に変えたっていうのはありますね。
ああ、スクラップボックスの影響でエバーノートの使い方が変わったという。
この画面を見てエバーノートだって思わないよなって思って。
確かに。
もういわゆるノートブックみたいなのは分けていない?
一応複数あるんですけど、常に表示しているのは1つで、使い終わったものだけ別のところに行くっていう流れになってます。
使う、使い終わった、もう2個しかない。それだけなんだ。
それで運営できちゃうんですね、問題なく。
ラスタさんの使っているのがメモというか日報というか、そういうのも結構含まれているっていうのもあるからなのかな?
まあ、そうでしょうね。これ比較したことがないんで、他の人のエバーノートの使い方と。
だからどう違うのかわからないですけど、エバーノートのこういう使い方は多分こっちの方が使いやすいと思います。
リンクを多用して。
他の僕以外の人でもリンクを多用した使い方の方が使いやすいと思います。
結局リンクを多用するんだったらスクラップボックスの方が楽なんじゃないのかっていう。
問題はありますね。話になってきてしまいますね、そこは当然のように。
スクラップボックスでの原稿の書き方っていうのも話を聞いてて、
スクラップボックスでのっていうか、そのリンクを活用したスクラップボックスの使い方っていうのがなんて言うんだろう、
言葉で説明するのはなかなか難しいんじゃないかと思うんだけど、どうやって言ったらいいのかな?
俺がラスタさんの本を読んでいて、その一番これだって思ったのが、本の中でその力的に使う。
説明をするときに単語でタグとなるキーワードを並べるんじゃなくて、
1個のページには文章を書け。文章を書く理由っていうのが、本に書いてあったノートパッドの説明。
ノートパッドは...テキストエディターの説明か、
何かのアプリケーションの説明だったかな。
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テキストエディターの説明っていうテキストエディターっていうカードを作った時に
テキストエディターの説明で、ノートパッドのようなものである。
テキストエディターとはなんとかかんとか。ノートパッドのようなものであるなんとかかんとかかんとかっていう感じの説明が書いてあって、
あって普通にキーワードだけを並べていたら テキストエディターの中にノートパッドへのリンクというものは絶対に作られない
まあ普通は作らないでしょうねきっと でそこがそれをキーワードにしてリンクをすることでその思いもやらないところから
つながるっていうのがスクラップボックスの面白さなんだぞっていうのを聞いて これは面白いって思ってそこからこう何日間かいっぱい
なんて言うんだろうノートカードを作るのが楽しいみたいな感じで いやだからそのこの発想の切り替えが結構重要で
ハッシュタグをつける機能があるんでついついハッシュタグをつけてしまいがちなんですけど スクラップボックスでとりあえず文章を書いて説明する中にあるキーワードをリンクに
するっていう使い方をすると あのつながると思ってなかった情報がつながることがあるんですよね
でハッシュタグって自分がこれやと思ったものにつけるんで あのつながると思ってたものが並ぶだけなんですよね
だからその面白くないというか今までと一緒じゃんということにしかならないんだよね キーワードをリンクにしていく使い方やとこれまでとは違ったツールの面白さが出てくる
でその説明を聞いて一番面白そうだなーって思ってパッと簡単に実現できそうだと思ったのが その本の感想をスクラップボックスにメモをする
で本を読んでその面白いなーって思ったところ 今の俺のやり方で言うとkindleでハイライトをしてそのハイライト部分をスクラップボックスに貼り付けておいて
本のタイトルからkindleのそのハイライトをバーって 本のタイトルのページに書き込んだものをそのコピーしたものを入れていって
そこをその中から面白そうなキーワードをいっぱい作ってみて さらにその最近面白いのがページが長くなりすぎるっていうのもスクラップボックス的には
あまり面白くないんだよねそうですね なのでその引用の部分っていうのも10個も20個も一つのページに並べてしまうと全然面白くなくて
もう極論すれば1個の引用にタイトルをつけて別のノートにしてしまうぐらい でその引用のフレーズとともにそこに感想とかその引用した文章の中のキーワードみたい
なのをリンクにしておくと自分が書いた本内容と同じようなキーワードで連動して くれたりとか他の本の内容とその同じキーワードで繋がったりして
これはなんかこんなことがあるのかっていうのが発見できる 今までのツールではそういうのがしづらかったんですよね
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一応だからキーワードを全部タグにして貼り付ければ似たようなことはできたんですけど そんな手間をかけることはまずないんで非常に手軽に情報同士の繋がりを生み出せるっていう
だからここは結構新しい斬新というか次世代の情報整理ツールやなっていう感触が ありますね
昨日のセミナーで話していた思想を育てるっていうのがもうまさにそれだったんじゃないかっていう
これまでのツールではできてなかった自分の中にあるいろんな断片的な考えがキーワードによって繋がっていくという感覚をもたらしてくれた初めてのツールですねこれが
アイディアはね死ぬんだよね 昨日の話でそれも超面白かった話で何個アイディアがあるって言ってたんだっけ
エーバーノートノートブックはだいたい5000くらい 5000個アイディアがあるんだけどその見せてもらった5000個のアイディアをテキストとして並べると
ものすごいことになってなんかもう文字アートなんじゃないかっていう テキストアートみたいな量のアイディアが並んでいるんだけど
5000個も並んでしまうと動画を見返すだけで何分かかるんだろう仮に見返したら 1秒として5000秒かかる
1個1秒だとしても5000秒かかってしまってそうなってしまうともうそのアイディアを残しておくことはできるけど使うことはもう無理なんじゃないかっていう
そこがスクラップボックスだと何か使える可能性が今見えてきている 見えてきてますそれが仮にキーワードがリンクにされていれば
自分が何か新しいことを書きつけて同じキーワードを出した時に下の方に関連ノートとして表示されるんで今までやったら眠りについてたアイディアが発掘されやすいっていう環境ができつつあるわけですね
そこが面白いよねその5000個のうちのどうせ使わないものは多分繋がらないからもう二度と見つからなくて良くって
でも一応残しておいてそのアイディアについて文章で説明をしてキーワードを入れて キーワードをリンクにしておくと何か繋がるかもしれない
直近でラシタさんも何かそういう体験みたいなのって最近何かあった?
2,3回ありましたねそれを発掘して文章を書いたってことはないんですけど
一つは自分がリンクを使い加えようとした時に全然作った覚えのないカードが提案されてそれを覗いてみたら今考えてたこととちょっと繋がってるなっていう発見があったのと
もう一つは朝自分の公開プロジェクトを開いてみたら前日自分が作ったメモと1ヶ月前ぐらいに作ったメモが横に並んでたんですよね
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それは僕が見たんじゃなくて他の誰かが閲覧したノートだったんですけどその2つが同じキーワードを持っているノートだったんですよ
でも僕はその時にそのキーワードをリンクにしてなかったんで繋がらなかったんですけどたまたま誰かが呼んだおかげでそれが発掘されてリンクが繋がったっていう経験があって
そのエヴァノートってないじゃないですか他の人が自分のノートを発掘してくれるなんてことは
発掘してくれたらダメだからね絶対ダメだからね一応
それがこのスクラップボックスは公開も非公開も選べるんで公開にしておくとそういう意外な発掘が起こるということがありましたね実際に
公開の話はすごい面白かったアイデアメモっていうもので見せていいものは公開して誰でも見れるようにしているっていう話を聞いて
俺その話を聞いてもそれに何の意味があるのか果たして全く理解できなかった
編集はできないんでしょ他の人はただ見られるだけでアイデアメモが
それを公開しておく意味って何なんだっていう話を何なんだって言われて気づいたんだけど
スクラップボックスの最後に訪れた順に並べるっていう並べ替えの手段があるから自分じゃない赤の他人がたまたまそれをノートメモを見てくれたらそれが一番上に来る
その謎の想定していない順番になることによってご先行を自分で目視するのは無理なんだけど人に見つけてもらえばいいじゃんっていう超絶アイデア
超絶アイデアですよねこれ自分でやらなくていいんだあとその多分最初に見てくれたページから次に見に行くページは自分ではこう関連しているとは思わないけれど興味を持ってもらえたことだから
繋がりやすいはず全く無役なものよりは何かし役がありそうなものが上に来やすいですよねだから
それそれはねなんかこう新しい時代だわっていう自分の話でもその自分のスクラップボックスの料理のレシピを管理していて
料理のレシピでよく見るやつってだいたい決まってるんだけどそれをアクセス数順に並べればいい
そうするとよく使うレシピが上に来てよく使うレシピは丁寧に書いておいた方が得なことが多いから丁寧に書いておいて
二度と掘り出されなかったものはまあいっかっていう だから本の中で書いたリファクタリングっていうやつですよねだからよく使うものは重点的に手当てして
そうじゃないものはもうリファクタリングから外してしまうっていう だからこれが仮に大きい一塊の情報の場合はやっぱり
全体像を直さないと気持ち悪いのでどうしても大仕事になるんですけど細かくページを作っておけば手入れしやすい
情報の浮き沈みが出てきますよねそれによって 仮に全部が同じページだったら全部同じ情報が一回上に上がってしまうんで
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閲覧順があんまり機能しないんですけど細かく作っておけばそういうのができやすい 理想のイメージはもうスクロールなしで全部読めるぐらい
理想っていう言い方はちょっと悪いかもしれないけど 入れる情報の流度というか何をそこでコントロールしたいかによりますけど
あんまりスクロールしない方がいいですよねきっとね その数行数百文字程度 あるいは3段落とか4段落までかな
で繋がってくると面白い だから一つの文脈までかな 2つ以上文脈するとリンク作った時にノイズになってしまうんで
説得しくて把握しにくくなってしまう だからまあ一つ機能って言うとおかしいですけど一つのページには一つのメッセージとかそれぐらいにしておくっていうのがいいですね
あとそのリンクでもう1個思い出したのが提案してくれるやつがめちゃくちゃ賢い そのいわゆる完全前方一致ではなくて曖昧検索って呼ばれているもので
入力した言葉が先頭になくても中頃にあっても後ろにあってもあるいはちょっと 糸文字間違えててもあの自分が探しているものが提案されたりするんですよね
あれによってそのタグ覚えられない問題を大幅に解決できるんじゃないかって言う カッコをつけてスクラップボックスっていう程度なら間違えないのか
でも例えば スクラップボックスほにゃららとかっていうノートにしてた場合にそのほにゃららが思い出せなくても別に
大丈夫っていうまぁあるいはほにゃららスクラップボックスっていう ページタイトルにしててもスクラップボックスを思い出せれば見つけられる可能性が高いと
この検索も含めそのタグの提案と検索がこれは俺の予想で日本人が作ってくれているから なんじゃないかって思うんだけど
すごい賢いよね すごい賢い 検索に関しても自分が料理のレシピを探したいと思った場合でも
どう考えてもノイズがあるはずなのにちゃんと欲しい奴が来てくれる
最初に提案される何個かを優先するアルゴリズムが多分あるんでしょうけども僕には見えない
グーグルと同じなのかな ページランク的な概念があって
閲覧が多い順とかページリンクが多い順が先に来てるかもしれないですね
そこはねもうやっぱ数値でちゃんと示すことはできないんでどう賢いかの具体化ができないのがすごく悩ましいんだけど
すごい賢いよね検索においてその自分のデータに関する検索でなんかここまで優秀なものに出会ったことはなかった
だからそのスクラップボックス使ってて一番イライラを感じにくいっていうのがあって
やりたいことが結構スッとできてしまう
他のツールやったらイライラするなっていうことがほぼない そういう意味ストレスフリーな感じで使いやすいんですよね
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ブラウザベースのテキストを書く 本質的な機能としては文字を書くだけで邪魔なことは何もなく
その一時めんどくさかったテキストファイルを毎回作らないといけないみたいな概念はもう消え去ってプラスボタンを押せばいい
さらにプラスボタンを押せばいいどころかキーワードで括弧をつけてやったらもう一個新しいタイトルのページが作れる
やっぱり開発さんが使って使いづらい部分を細かくリファクトリングしてこの結果だと思うんですよね
だから非常にユーザーに近いところで開発されているっていう感じですね
もう一個クラッシュさんの使い方で面白いなって思ったのが日付のノート 日付のスクラップボックスノートが作られそこから1日が始まる的な流れ
それも概念として新しいっていうか面白いっていうかだから楽なんだってわかりやすい気がするんだけど
一応ワークフローリーとかアウトライナーでも似たことはできるはずなんですけど
あれが一緒に一つのアウトラインに混じってしまうのが嫌やっていう人はこの使い方がいいかなと思うんですけどね
今日っていう日付の今日じゃないか8月20日なら8月20日っていうタイトルのノートが存在していて
そこから今日やることを書き出す 今日やることのうち例えばメルマガの原稿を書く場合にタイトル先決め仮決め
仮決めでいいです仮決めしといて例えばなんかぼんやりとこれについて書こうと思ってるけどタイトルが決まってない場合やったら
スクラップボックスについて書くっていうぐらいにタイトルにしてそれをリンクにすると
それが赤いリンクになるんでそれを踏んだら新規ページの作成に飛ぶと
赤いリンクを押したらもうそこが原稿が始まるところで
原稿が始まってそのまま書き進めていけるのでそのページはすでにその日付のページとリンクされているので
何もしなくても下に8月27日と8月27日のページがもう表示されるんですよね
終わったらもう一回そこを押せば変えれる
で仮にタイトルが変わったらタイトルをテキストを変えたら変えますかっていう提案が来るんで
その提案ボタンを押せば一番最初日付に書いたリンクも自動的に変わるようになっているんで
タイトルの修正もしなくてももう終わってしまう
だから最初が仮タイトルでいけるっていうのはこの編集機能があるからなんですよね
さらにそこからラシタさんの場合はユーザースクリプトをフル活用してもっと高度なことができるようになっていて
そうですねこれを説明すると多分文字数とか時間が全く足りないんですけど
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自分がこういう機能をテキストエディターに求めてるっていうものを
JavaScriptで書けばある程度は実装できるっていう拡張性もスクラップボックスはありますね
サンプルとしてわかりやすいなって思ったのが書籍の原稿を書いているときに
書籍の原稿の見出し一覧がサクッと表示させられる
それもだから500文字ぐらいなら必要ないんですけど
2000とか1万とかのページを作ってしまうと下の方の情報を見つけ出すのが面倒くさいなと思って
そのニーズから逆にこういうのを作ったらいいなと思った機能を付け加えたと
見出しジャンプ機能ですね
しかもそのユーザースクリプトの作り方っていうのも超面白くて
スクラップボックスの中の自分のページにスクリプトを書いておくとコピーがされる
これもだから説明しても多分わからないと思うんですけど
だからスクラップボックスって扱う要素がものすごく少なくて
プロジェクトとノートしかないんですよね
それはなんか響くかもその表現は
いわゆるややこしい設定画面とかが全てなくて
設定をノートに書くんで
設定するノートをノートに書きましょうっていう形になってるんで
その意味で非常に全体が理解しやすいんですよ
複雑なパーツが非常に少ない
設定もノート
セッティングっていうノートを作るんだもんね
実際にやりたかったのに
セッティングスっていうタイトルのノートを作って
その下に設定を書くと設定が入ってしまう
だからその僕そのセッティングスっていう概念が
最初理解できなかったんですね
ページ作るって言われて
どういう説明されてもわからない気がする
逆にこの形はすごく自然やなと今は思うんですけど
ユーザーの名前のページを作って
そこに自己紹介を書いておいて
それはユーザーとして認識されてみたいなのも謎だよね
普通はなんかプロフィールタブみたいになって
プロフィールはこちらみたいに書くはずなのに
それも全て他のメモと一緒の並列に扱われて
そこにも設定を書くことができてしまう
そこに設定を書いておくと
それが自分のところでも動いて
さらに言えば公開されている
スクラップボックスのプロジェクトを見れば
人のやつをコピーして勝手に使っていいよっていう
僕さっき見出しのスクリプトを実装したって言いましたけど
ほぼコピペなんで
人が見出し出してくれてるやつを
これを通過をって言って
見出しの選び方が僕の望むのとは違ったんで
見出しの抽出方法だけは書き換えましたけど
全体のアルゴリズムの98%はコピペなんで
そしてすごい先人たちがいっぱいいるから
そういう少なくとも
ウェブで見かけたことがあるものに関しては
もう公開されているから
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そこのページに行けば見つかる
スクラップボックス研究会とかのプロジェクトに行けば
まあ大概見つかる
現在ウェブ上に出てるものは
多分ピックアップされ尽くしてると思います
スクラップボックス研究会っていうページを見てもらうと
まあその辺も大体全部いけてしまう
そういう謎機能が多いっていうのは
いいのか悪いのかって思わなきゃ
発見する楽しさをユーザーに残すっていう
全部教えるんじゃなくて
ユーザーが発見して
自分で使い方を面白くしていく余地を残している感があり
わざとそうしている感があります
この前画像を大きくできるっていう使い方をね
知ったのが1週間以内ぐらいの出来事で
一応スクラップボックス1年以上使ってるんだよね
1年間それを知ることができなくて
しかも知ってたら絶対初めから使うのに
誰も教えてくれなくて
全機能を網羅したページとかマニュアルを作ると
なんかねそれ全部読むのが修行というか
そういう感覚になることが多分あるんですよね
だから多少不十分であっても
機能は自分で見つけてもらう
探してもらうっていう形に多分
意図的にしてあると思います
わざと言わないのか
確かにユーザースクリプトなんてね
多くの人にとっては言ったらいらないからね
それは正しい気がする
さらにCSSも普通ならブラウザのプラグイン
グリースモンキーとか使って
CSSを変えるとかってやればできるんだけど
スクラップボックスの場合
スクラップボックス内にCSSを書いたら
それも当てはまるっていう
根本のデザインも自分オリジナルにできてしまうんだよね
カード形式で並んでいるのが標準ですけど
いわゆるブログ形式
縦一列でカラムが並んでいるような
に無理やり作り替えることもできてしまうんで
そこは面白い
謎のカスタマイズの余地がありつつも
基本で言うなら
例えば今から初めてスクラップボックスを
使ってみようと思います
どうやって使ったらいいんですかっていうか
大体の場合エバーノートと同じく
ノートブックみたいなのをいっぱい作ったらいいんじゃないか
みたいなのを悩むと思うんだけど
ラスタさん的にはどうしたらいいと思いますか
公開すべきか公開すべきじゃないかは
自分で判断してもらうとして
まず一つプロジェクトを作って
そこに普段自分が使う情報を
文脈関係なく保存していきましょうっていうのが
どういうの一歩としてはいいかなと思ってますね
あとは誰かと一緒にやる場合には
それを誰かとやるかどうか
そうですねチームメンバーが
例えば奥さんと共有したいんやったら
それをまた別にプロジェクトを作ったらいいですし
例えばライフハックを好きな人が集まるんやったら
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それをまた別に集めて
プロジェクトを作ったらいいんですけど
そういうメンバーが仮に一緒であれば単一でいい
自分一人で使うのやったら一つでいいし
同じメンバーとかライフハック研究会というのを仮に作って
そこでラーメン情報を共有したいなっていう場合やったら
もうそこにラーメン情報を入れていけばいいと
そういう使い方でいいと思います
これもエバーモードと同じく
プロジェクトを分けたくなる病みたいなのが
つい発揮してしまって
いっぱいプロジェクトを作ってしまいそうなんだけど
でも最初はやっぱりそうなるでしょうね
なんとなくこれまでのツールの使い方から
延長手線的に考えると作りがちなんですけど
最初は無理にでも一つでまとめてやってしまうと
リンクで繋がる楽しさが多分出てきやすいと思うんで
あえて分散させない方がいいかなと思いますね
そうだねよく考えたらエバーノートでいう
インボックス一個だけで全部済ませてしまおうぜ
でも意外となんとかなってるしっていう
なんとかなる不思議となんとかなるんですよねこれね
俺自分の話で言うと
その料理のレシピが書かれていて
本の感想が書かれていて
読んだ本あともう最近で言うと
ちょっとしたメモみたいなことも一緒に雑に書かれていて
ゲームの攻略ネタみたいなもので一緒に書かれていて
でも意外となんとかなってしまっているっていう
さっきその話で言うと
読んだ本とレシピなんですけど
レシピ本をどうするか問題が発生するじゃないですか
切り分けの問題
普通にやろうとしたらね
そこが一つにまとめるとちょうど収まりますし
しかもそのレシピ本が中継地点になるんですよね
ほんと
あーそれ一番伝わりやすいかも
めっちゃいいネタとして
だからまとめてやっても問題ないし
まとめてやったほうが面白かったりしますよね
しかも自分の話で言うと
そのKindle本で載っていたレシピとかを
読んだ本としてレシピが載っていて
読んだ本からKindle本のレシピにリンクしている
確かにそれが便利で面白くてっていうのはやっているかも
っていうのでやっぱりやるなら
もう全部を一個のノートだけでやってみると
超面白いんじゃないかっていう
そうですね
だから日常的にものすごい大量の情報を扱っている場合は別として
そんなに増えていかないのであれば
もう一つまとめても混乱は少ないと思いますね
検索が優秀っていうのもやっぱあるのかな
その上の方になくても
あとバッザッと探せば割と見つかる
あんまり使ってないものはどうせ上の方に来ないから
もういらない
そういう割り切りみたいなのはあるでしょうねきっと
見つからないものを気にしないでいられるかどうか
リンクさえ貼ってあれば
いつかは見つかるかもっていう期待もあるんで
いつまでたっても見つからなかったものは
結局はいらなかったっていう風に割り切れてしまうと
やっぱ楽しいのかな
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一番最後に書いてあった本の中でちゃんと
いいこと書いてるよねっていうので
こうあったんだけど
最後がスクラップボックスは楽しいっていう感じで
締めてあって
それだよね
やっぱ楽しいんだよね
2つあって
さっき言ったストレスなく使えるから
快適っていうのがあって
つまりマイナスの要素がないっていう意味での楽しさと
あと例えば
wikiと違ってカードがないなってるんで
ノートが増えると一個増えるんですよね
wikiって何も増えないじゃないですか
見えない見えない増えたことが見えない
これが増えていくのがまず楽しいんですよね
でリンクつけた時に下に表示されるのも楽しいんです
でリンクを送って別のページに行くのも楽しいんですよ
これだからそういう楽しさもあるんですよね
なんかねカードコレクションみたいな
しかも自分で作れるカードコレクション
ということでスクラップボックス超面白いので
ぜひ試してみてください
あとねそのスクラップボックス情報整理術を読むと
もう一段階ぐらい楽しくなりそうなネタもいっぱい書いてあって
マジでそのねこんなことできるのかとかね
全然知らんかったからね本読むまで
すごい積極的に情報収集をしてたわけではないっていうのは認めるけど
ここまで知らないとは思わなかったから
そういう意味でもね面白いと思います
ということで今日はくらしたたとのりさんにインタビューをしてみました
はいありがとうございます
番組の感想などがあれば
ハッシュタグシャープゴリゴキャスト宛に
ツイッターなどでお知らせください
それではまた次回ゴリゴキャストでした
はいということでインタビューしてきました
はいなんかスクラップボックスって
最初に触ったっきりで
ちょっと全然しばらくずっと放置してたけど
ああいう話聞くとやっぱもう1回触ってみたくなって
であの文章の中にリンクを入れるっていうの
あの感じね
うんあれを前回触った時は全然それしてなくて
タグしかつけてなかったシャープ付きの
だから括弧ブラケットで囲ったリンクにして
そのページをまた編集とか
いろいろ使っていく使い方でやっていったら
面白いのかなーっていうのは思った
俺ね自分で聞き返してみたらね
なんかすごい面白い話できたじゃん俺って思って
まあ俺っていうか
らしたさんがしてくれた話が面白かったんだけど
まあ多くはそうかな
まあそうなんですけど
なんかクオリティ高いコンテンツ作れたねっていう
なんかスクラップボックスで言いたいことは
全部ここにまとまってるわって感じになった
あの本も今順次読み進めてる感じで
まあ最後まで読もうかなーっていう
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スクラップボックス情報整理術
あれ面白かったね値段見たら高かったけど
2000円くらい
Kindleで読めるし
あとねテキストベースで書かれてるのがね
やっぱ好みだよね
図解みたいなやついらんからさ
あとあれかな
スクラップボックスだと基本がもう全部ウェブベースだから
誰がやっても同じ操作になるっていう
あーその話もね
そのポッドキャストには出てこなかったんだけど
確かその前の時か何かのタイミングで話してて
あーそれはすごいね
本を書くのがめっちゃ楽だっていう
今そういう操作説明のコンテンツっていうのも
仕事で別でやってるけど
Windows版Mac版みたいな
それぞれのスクショを用意してみたいな
結構大変で
それがないっていうのはまあいいかなっていう
確かにね
あとはそのもう一個に絞っちゃうことによって
その開発の人たちもそっちに力を回せるっていうか
うんなんか全部そういう理念みたい
有料版と無料版で機能に差をつけないのも
そういうことにリソースを割きたくないとか
うんそれってでもすごいなーって
うん割とねそのなんか
現代の開発における理想的な世界っていうか
そういう感じのものも思った
あのアウトライナーでいうさ
何やったっけあの理念
理念
みたいなのをスクラップボックスの理念みたいなのも
ちょっとなんかわかったような感じがする
うんなんかそのね
すごい明確な理念を持って運営されてる感じがするなーって
ラスタさんと話してて思った
そういうのは
多分こういう考えでこういうふうにしてるんだと思うっていう
その全機能を教えてくれないとか
うんまあちょっと特殊だけど
こうフラットな階層のない
フラットな情報整理術っていうの
あれねデジタルじゃないとできなかったことなんだよね
あれもまた
箱に入れるという感覚が多分人間にはあるから
それをさせないっていう
今エヴァノートとか自分のエヴァノート見ると
ノートブックがすごい無数にあって
20個ぐらいあるイメージだよね
もっとあるよノートブック数自体
ショートカットの置いてる分だけで20個ぐらい
あれもまだスタックできるようになって
まだちょっとマシにはなったっていう程度には
ノートブック数が多くて
検索で見つかればええやんっていう話ではあるんやけど
スクラップボックスはねそこがタグでありつつ
同時にタイトルでもあるっていう
あと検索もすごい日本語の検索かっこいいっていう
あれやってみたらすごいでしょ
すごい出るのよいいものが
そう探しやすい
42:00
エヴァノートで同じような
なんか曖昧検索じゃないけど
何だったっけあれ
でも入ってる情報はあれなんだけど
みたいな時にすごく力を発揮してくれる
スクラップボックスだった
ということで話した内容のね
もっと細かい話とかは
スクラップボックスの本とかにも書いてあるんで
あれもねだいぶ面白かったので
あれは買って読んだ方がいいと思います
スクラップボックス情報整理術ということで
五流語キャストインタビューズ第二回でした
ご意見やご感想などは
っていうのは確か前の時に言ってるので
それではまた次回五流語キャストでした