00:10
毎度、ごりです。
土曜日、日曜日と、久々に連続の休みということでね。
7月に入ったので、巻き借りもなく、ちょっと家族サービスっていう感じの2日間を過ごしてました。
罠の方は、ちょっと見回りには行くんですけれども、
今日は見に行って、トレイルカメラも仕掛けてあるんですけれども、
トレイルカメラには、コジカちゃんが、もうそのトレイルカメラをもの珍しそうに匂い嗅ぎにくるみたいな、そんな映像が撮れてましたけれども、
そこじゃないんだよっていう場所なんですよね。
このトレイルカメラに関しては、今自分が仕掛けている罠とは違う場所の調査のために仕掛けているので、
足跡がある、ここにトレイルカメラを仕掛けたら、何か動物が映るだろうなという感覚でやっているので、
大正解ではあるんですけれども、鹿かというね。
僕らの両体では鹿は2番目になっちゃうんでね。
鹿かという感じだったんですけれども、
多分この固体は、以前僕が箱罠の掃除をしている時に、
ピピピピ、警戒音を鳴らしていた固体の子供の方だろうなと思いますね。
かなりその近辺を行ったり来たりしている固体だと思います。
罠はね、今日は草刈りを一生懸命頑張ってきて、草を刈っても刈ってもこの時期は大変なんですけれども、
とにかく人が通る道だけは確保しないといけないので、草刈りを頑張ってきました。
介護と家族の意志
仕事の方の介護の方の話で、ちょっと面白い話があったんでね、話をしておこうかなと思うんですけれども、
結構ね、ご高齢の方、わがままというわけじゃないですけれども、
言うこと聞かない?というふうにご家族が言うんですけれどもね、
例えばおじいちゃんの杖を使って、押し車を使って、
あまり遠くまで行かないで、自転車に乗らないでとかね、いろんなお願いをご家族がする。
まあその家族の願い、お願いというのは、怪我をしてほしくないとか、そういうことですよね。
ところがね、これって行動抑制ですよね。
で、やっぱり年配の方、特に超高齢者、80,90になってくると、
それまで自由に、割と元気に活動している人だからこそ、90代後半とかまで元気に過ごしていけるので、
まあ80代ぐらいまで何も問題なく生活していたりね、自転車乗ってたりとかする人もいると思うんですけれども、
まあ車の運転なんかね、田舎なんで当たり前のようにしているんですけれども、
ある時から急に、あれもやめて、これもやめてって家族が言うわけですよね。
で、これで喧嘩になるわけですよ。
なんでだと、俺の好きにさせろっていうふうになるんですけれども、
まあ、お互いの言い分はわかるんですよ。
怪我をしてほしくない、危ないことをしてほしくない、何なら他人を怪我させたくないっていうね、
そういう状況になると思うんですけれども、
まあでもやっぱりね、年配の方もそれまで頑張ってきたプライドもありますからね。
やっぱり、息子娘からの忠告を受け入れないわけですよね。
そういうのがね、積み重なっていくと、つまらんことでも言うことを聞かない、
言うことを聞かないと言い方おかしいかな、お願いを聞いてくれない。
年配の人の頑固さ
例えば、杖を持ってほしいよとか。
つまらんことじゃないですか。ある種。
まあ、年寄りのプライドからすればね、高齢者のプライドからすれば、
それはもう、とてもじゃないけど、そんなもん、触りたくもないっていう人もいるんだと思うんですけれども、
まあ、おしぐるま、例えば、結構おしぐるまも購入すると結構高いんですよね。
おしぐるまだと月々数百円ですけど、購入すると何万もしますのでね。
まあ、良かれと思って何万もするおしぐるま買ってはみたものの、
全然、ほこりかぶって玄関の片隅で折りたたまれたまんま、なんていうこともあるわけですよね。
で、そこから月日が流れて、
まあ、ちょっともう家で見るのも大変、
まあ、その高齢夫婦を介護してた場合、どちらかが本当に大変になってしまった場合、
ちょっと余裕のある人を預けるっていうことがあります。
例えば、おじいちゃんとおばあちゃんがいて、おばあちゃんの方が手がかかるようになってしまった。
おじいちゃんの方に重きを置いて、介護、もしくは医療ですよね、看護をするので、
もうちょっとこれは本当にぼちぼちおばあちゃんがやばいっていうことなので、
ショートステイの間にいわゆるいろいろ手続きが終わるであろうということを見越しての、
おじいちゃんのショートステイの利用ということもあるわけですね。
そんな中、そういう感じで来ている利用者さんが、
押し車も押さない、杖も持たない。
でも、施設に来て初めて車椅子に乗ったんですね。
これが便利だって思ったんでしょうね。
車椅子に乗ってグングン自走するんですね。
ただその自走も上手ではないんですけども、
初めて乗った割には、まあまあいけてるねと思って、
結構自由に自走してもらってたんですけども、
ただね、ブレーキかけないんですよ、この人。
ブレーキかけないとなると、これはリスクなんですよね。
介護をやっている人たちで、ブレーキかけずに立ち上がっている人を見ちゃうと、
慌てて近寄っていっちゃうっていうのもあると思うんですけども、
それぐらいのリスクの高い行動なんですけども、
それを例えば僕らが発見して、
実際はおじいちゃんとは言いませんけども、
仮にね、おじいちゃん、車椅子にブレーキかけずに立ち上がると、
車椅子がどっか行っちゃって危ないよ。
なのでブレーキかけてもらえないかなっていう感じのことを言うと、
僕はね、自分で確認するから大丈夫だよって言うんですよね。
いや、そうか確認する、確かにそうしてくれれば大丈夫って思いたいんですけども、
なんせこの人100歳超えてる人なので、
認知症があるなしに関わらず100歳くらいになってくると、
うっかりってのも出てきますからね。
自分自身の将来
なので、できればかけてほしいなみたいなことで言うんですけども、
結局さっき言ったようなね、
押し車を使ってほしいとか杖を使ってほしいとか、
そういうことでご家庭の方でもね、いろいろ言われてきたと。
で、ご本人もね、僕らが言うと、
そうだな、僕ももう108ヶ月だから、
そろそろ言うこと聞かなきゃダメかなってちょっと言ってくれたんですよね。
あーちょっと、なんか受け入れてくれてる?なんて思ってね。
100と8ヶ月ね、
そうやって自分でね、周りのことを聞く、
そういう気持ちが芽生えたんですか?って言ったら、
もう僕も年だからね。
だからもう若い頃みたいにそんなわがまま言うのもどうかと思ってねって言ったんでね。
言ったんでね。
じゃあ何歳くらいから自分のことを受け入れることができるようになったんですか?
うん、半年前って。
最近って思ったんですけどね。
本当にだから100歳超えてようやく、
周りの人が言ってることの方が客観的に見れば正しいんだっていうことに気づいたっていうことなんですよね。
結構かかるなーってね、思って。
じゃあ自分がね、年取った時どうなるか多分言うこと聞かないと思うんですよね。
自分が介護とか医療の世界でずっとやってきた人間ですから、
おじちゃん危ないよとか言っても知ってるよって言っちゃうと思うんですよね。
なんかね、こっからの今介護職をやってる人間って結構多くて、
実際にヘルパーさんとか介護の分野で最初の頃に、今の制度が始まる前後ですね。
その頃にお仕事を始めた人が既に介護の非介護者、介護受ける側の人間になってきてます。
元職ヘルパーだったり、元職ケアマネだったり、元職が社会福祉協議会の所長さんだったりとかっていう、
そういう人が介護を受ける立場になってきております。
なので、そういう人たちがね、どういう風な感じなのかってのも実際見てますので、
きっと僕もああいう風にちょっと厄介な存在になっちゃうんだろうなぁと思いながら、
ただその100と8ヶ月のおじいちゃんは受け入れることができた、みたいなことを言ったのでね。
そこには100年かかってますけども、100と2ヶ月かかってますけど。
ただそう言ったおじいちゃんね、先日ブレーキかけないどころか車椅子を押しながらバックで歩いてきましたんで、
本当にずっこけるかと思いましたけど、
おじいちゃん頼むからそれはやめてって言ったら、
大丈夫大丈夫、僕は確認するからってね、あんまりわかってないなって思いましたけど、
まあ今日こんな話で終わりまーす。