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  2. #292 ささやんと私
2021-03-02 09:22

#292 ささやんと私

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雨降りの十二月の朝はとても手に負えそうにない。

僕は傘も持たずに、濡れながらつまらないことを考えている。

心なしか、皆早足だ。

小さな胸に詰め込んだ揺らめく思い

風に吹かれ、消えそうで、少し心細くなる。

一人きりの十二月の夜は必要以上に切なさ香る。

賑わうイルミネイションをかわして、足早に、行く宛てもなく。

溢れるほど、小さな胸に詰め込んだ揺らめく思い

風は今日も冷たくて、答えを急がせている様。

『十二月』homesick(作詞作曲:うえみずゆうき)

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00:01
みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、「ささやんと私」というお話をしたいと思っています。
ちょっと今日はいつもと違うような感じのお話になるんですけども、
端的に言うとですね、「ささやん」という、私の幼馴染についてのお話になります。
僕がよく聞いているポッドキャストでですね、
時々、ささやんという人物がですね、よく登場するんですが、
ささやん本人は別に目立とうとしていないのに、
周りの人がささやん、ささやんと言ってですね、
いろんなメディアで取り上げているという現象がとても面白いなと思って、
僕も便乗してですね、ささやんについて今日はお話したいなと思っています。
なんだかんだ僕はですね、ささやんと小学校からの同級生で、
去年2020年までですね、一緒にバンドをやっていたという意味で、
約30年間の付き合いをしているすごい幼馴染だったりするので、
幼馴染ならではのですね、長いエピソードが出せればいいかなというふうに思っています。
カントリーマンラジオというですね、ポッドキャストがありまして、
これはですね、ザ・ダイヤモンズというバンドの皆さんがやられているポッドキャストになるんですけども、
そのささやんという、僕の幼馴染はそのダイヤモンズのドラムをしているので、
そのカントリーマンラジオというのを聞いていただけるとですね、
ささやんがどんな声で、どんなふうに語る人なのかというのが知れると思いますので、
今日の話を聞いてですね、ささやんってどんな人なんだろうって思った方がいらっしゃればですね、
カントリーマンラジオを聞いていただければと思います。
僕とささやんの出会いはですね、小学校なんですが、厳密には小学校3年生のクラス替えで、
初めて一緒のクラスになりました。
最初の印象はですね、今のちょっと天然っぽいというか感じとはちょっと違って、
どっちかというとね、ちょっとやんちゃな感じだったなという印象でした。
僕自身がどっちかというとすごい大人しくて、スクールクラスの底辺みたいなすごい大人しいタイプだったので、
当時ですね、どっちかというとささやんに最初絡まれているみたいな感じがスタートだったように記憶してますね。
ささやんはですね、笹山有希っていう名前で、僕は上水有希っていうからですね、
同じ有希やないかみたいなちょっとこうね、上から絡んでくる感じでちょっとめんどくさい奴だなって思ったのが最初の印象でした。
その後ですね、僕はいろいろひょんなことからクラスのですね、学期代表みたいな人に気に入られて、
スクールクラスの頂点に君臨するようになってからですね、
どっちかというとそこからは今みたいな感じというか、ささやんをいじったりするような感じの、
僕がいじってささやんがいじられるみたいな感じの関係性がその後30年ぐらい続いているという感じですかね。
彼に関する面白いエピソードっていうか、
本当に30年も一緒にいますから、結構無限にあるっちゃあるんですよね。
彼について話そうと思ったら多分200話ぐらいにちょっと分けないとちょっと難しいんですけども、
03:04
今日はその中でもですね、パッと思いつくエピソードをお話ししたいなと思います。
中学校の時のお話をしようかな。
当時ですね、僕たちはバンドに憧れを持っていて、
グレーがね小学校6年生ぐらいから流行りだして、
中学校の頃は僕たちはハイスタンダードというバンド、別に世代ではなかったんですけども、
ちょっとインディーズのバンドにハマっていて、
ハイスターかっこいいよねとか言いながらバンドやりたいよねとか言いながらですね、
お互い彼は野球部、僕はサッカー部とかいう感じで、
部活動ばっかりしてたんですが、概念上、概念だけでバンドを組んでました。
彼はドラムで、僕はベースで、他にギターとギターボーカルとっている4人編成だったんですけど、
別に練習することもなく、俺たちバンドだよねみたいな謎の状態でいました。
中3のですね、文化祭、それこそみんなが部活動を引退した後だったんですが、
僕たちの学年、そこが珍しくよくてですね、
先生たちも甘々で、文化祭でバンド演奏していいよ、みたいなことになったんですよ。
僕たちその夢にも思ってなかったので、歓喜しましてですね、
ライブができると、本当にバンドができるんだってことでね、すごいテンション上がったんですよ。
で、そのOKっていう発表があったその日に、じゃあもう今日から早速練習しようよ、みたいな。
教室を使ってね、空き教室を使って練習していいよって言われてあったので、
じゃあ今日から早速練習しようってことでテンション上がってて、
そしたら笹山がですね、ごめんちょっとスティック持ってきてないから家にスティック取りに帰るねって言って、
ダッシュで家に帰ったんですね。
で、その戻ってくる途中に、階段でつまづいて腕を骨折するという。
腕を骨折してですね、結局笹山は文化祭に出れなかったっていうですね、そういう逸話があります。
かわいそうだったのでですね、一応ステージには上げてですね、腕をこう突った状態でですね、
ちょっとだけ喋ってもらうっていうのをやったんですけども、一緒に演奏することはなかったですね。
人生初ステージは残念ながら彼はドラムではなくて、腕を骨折してですね、ちょっとMCをするという感じで人生初ステージを終えました。
まあそんな感じのエピソードがですね、本当に200っちゃ言わんぐらいね、ある面白い友人です。
で、今いろんなところでですね、笹山、笹山とですね、取り上げられていて、なんか僕はとても心温まるというか、
それこそ僕も2020年、去年の後半まで一緒にバンドしてましたので、その後ね、彼がどうなってるのかなとか思ってたんですけど、
そうやっていろんなメディアを通じてですね、彼の噂が聞こえてくるのはですね、とても嬉しいことだなぁと、活躍してるんだなぁと思ってですね、
彼の活躍を楽しみにしています。
最初にも言いましたけども、彼がどんな人なのかっていうことに興味がある方は、ぜひカントリーマンラジオっていうね、
ポッドキャストを聞いていただけると、笹山が実際に出演というかして、
喋っていたりするので、こんな人なんだなぁということがわかっていただけるかと思いますので、
こういう噂話だけではなくてですね、実際の笹山のトークもね、キレッキレの彼のトークをですね、聞いていただけるといいんじゃないかなというふうに思います。
06:01
今日はですね、そういうお友達紹介というちょっと異例の回でしたけども、笹山と私というお話でした。
それでは曲紹介いきたいと思います。
ホームシックで12月
ながら
つまらないこと考えてみる
心なしか
みな生やした
小さな胸に詰め込んだ
ゆらめく
重い風に吹かれ
消えそうで
少し
心細くなる
とりきりの
十二夜明けの
夜は必要
人に
切なさ香る
に際を
イルミネーションを
かわして
足早に
行くあてもなく
あふれるほど
小さな胸に詰め込んだ
ゆらめく
重い風は今日も
冷たくて
答えを
急がせているよ
09:22

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