00:00
- お疲れ様です。今日はなんとゲットをお迎えして、真面目な会議にしようという意気込みだけあったんですけど。
むっちゃなんか、チキン玉がなんか、くっついてるんですけど。
ちょっと今日ビッチ団が遅いんで、明日もゲイをお聴きの皆さん、今日はちょっとスペシャルゲストを招きしてますけども、
宝塚大学観光学部教授の日高先生に来ていただいてますけども、こんばんは。
- こんばんは、よろしくお願いします。
- 明日もゲイ
- こんなもう、おちゃらけたゲイばっかりね、喋ってるとこにお呼びするような感じでもないんですが、
いろんなちょっと真面目な話を、最近のゲイについて聞こうっていうことで、いいですか?ふんみんさん。
- いいですか?いいですか?
- 日高先生は何をされてる方かというと、アンケートを取ったりして、調査して、研究というか、されてるという、その辺をちょっと聞いていただいて。
- ゲイ男性の調査を応急させてもらってるんですけど、
思春期、青年期の若い人たちの実態調査、特に健康のリスクに関わるような感じで、
HIVや無防備な性行動や、あるいは薬物とか、ドラッグとかですよね、
あとタバコの禁煙教育だとか、そういった健康教育全般に関心があるんですけど、
とりわけその中でも、クラブに行く人たちの中でどのくらい薬物を使っているのかとか、
ゲイ男性の中でコンドームの使用状況はどうかとか、
その実態をただ明らかにするだけじゃなくて、その背景にどんな要因が関係しているのかみたいなことを、
数千人数万人規模でずっと調査をやっているということですね。
もう長くやられてますよね。
長いんですよね。1998年からなので、計算できないと固いですけど、何年になる?
20年?
そうですね、今年20年目とかいうことですよね。
すごい。
もう俺がまだ出る前。
そうですね。
何が出る前?
知らない。
東山とか知る前ですね。
20年だったら昔は、さっきもちょっと打ち合わせで喋っていたゴメ王とか、
ダッポードラック的なものがまだ。
そうですね。一番最初に大規模に調査をやったのは1999年なんですけど、
その時は1025人に回答をいただいて、その時2003年が2000人くらいの回答だったんですけど、
その2003年の調査の時はゴメ王やラッシュのことががっつりと回答があったような時代ですね。
ラッシュってアメリカの研究、サンフランシスコの研究とかでも、
ゲートウェイトラックってやっぱりゲイ男性の中に言われていて、
他の各世代とかいろいろある中でそこまで行かなくても、
ラッシュぐらいいいんじゃんとか、ラッシュぐらいだったらみたいなことを結構おっしゃる方とか多かったと思うんですけど、
03:04
入り口になるので、寄り継ぎにとか、
あるいはラッシュを使って他のハードなドラッグに繋がる場合もありますけど、
そうならなかったとしても、やっぱりラッシュ使用境界においてコンドームを使わないというようなことは明らかにあった。
なので性感染症の流行はそこに一緒になってきたというところがありますよね、日本でもね。
出たばっかの子ってそんな知識とかないから、
ラッシュとかこんなあるんだよって言われたらそんなドラッグとかだとは思わない。
思わないよね。
ちょっとやってみって言われて。
そういう話とかよくあるから、そういうドラッグなんだと思う。
どういうことを一番中心にアンケートとかとっているんですか?
アンケートで、大体アンケートっていうのは過去半年間の出来事と、
それからこれ前の人生どうでしたかみたいなことを2本立てで聞くんですけど、
なので過去6ヶ月間の最近の性行動だとか、
そういうようなことを聞いたり、それに関連する理由というか背景をお尋ねしていく場合もあれば、
あとはやっぱりその、原因男性はじめとしてLGBTの学齢期のいじめ被害とか高いので被害経験が、
学校教育でどんな情報提供があって、どんな風に過ごしてきたかみたいなことを聞いてきたこともあるんですけど、
最近はまた全然違う切り口で、例えば披露宴をね。
披露宴したいと思っている人はどのくらいいるかとか、
同性パートナーシップのことが自治体の取り組みとしても始まってきたわけですよね。
そういう中でレズビアンで、ゲイで、バイセクシャルでとかもいろんな人たちがいて、
その中で披露宴したいと思っている人はどのくらいいるのか、年齢の上の人だったらどうなのかみたいなことを色々分析したりだとかしてますね。
結婚式とかってみんなそんなしたいものなんですか?
結婚というか、パートナーシップ、いろんな聞き方をしたんですけど、
渋谷区や世田谷区だとか、あるいは関西では宝塚市が同性パートナーシップの制度をやってるわけですけども、
自分の住んでいる自治体でそういった制度があれば登録したいと思いますか?みたいなことを聞いていると、
レズビアンの女性の方がすごく高くて、その人数が。
10代のレズビアンの方だと78%とかいう中で、ゲイ男性だと50%前後というところですかね。
ちょっと関連してメールをいただいてもすごくいいので、ここでちょっと紹介していいでしょうか。
同性離婚ということですね。5月12日にメールいただいた。皆さんおはようございます。
コンスケです。いつもいただいている方なんですよ。コンスケさん。
同性婚をしていたレズカップルが発狂したニュースがありました。個人的には不運と思っただけです。
06:03
皆さんは何か思いましたか?ということで。
これちょっと出てましたよね。公表がこの間しただけで、もうずっと別居状態。
別居状態というか、実質別れてたんですよという話だったらしいですけど。
なんか第1号って感じで、マスコミ、メディアに出てたカップルが、ちょっと実は別れてたんですっていうことらしいんですけどね。レズカップル。
これは渋谷ですよね。渋谷区でやってた人。
一番最初の頃の。
割と綺麗な方ですよね。モデルさんとダンサーさん。
大々的にやった人はもうちょっともってほしいなというのはありますけど。
これはでも個人の自由やからいいと思うんですけど、さっきのお話でその若い人の方がパーセント高いというのは、年行くとどれくらい下がるものなんですかね。
披露宴。例えば披露宴ですか。
披露宴ですか。パートナーシップじゃなく、披露宴ですかね。披露宴ということも別に聞いていて。
例えば10代のレズビアンの中でパートナーがいる人の44%は結婚バーティーや披露宴をしたいというふうにお答えになっていて、
ゲイ男性でも40%ですね、10代が。
10代40%に対して20代のゲイだったら32%、30代だと29%、40代だと18%というふうに、恋人がいる人でもどんどん少しずつ減っていくんですけど。
なので逆に恋人がいない人であればまたもうちょっと気持ち、ニーズが低いということはありますけど。
それで恋人がいて、今のその人と披露宴したいかみたいな質問になるということですか。
恋人がいる人に聞いていたということですね。
披露宴や結婚したいのとはまた別な。
なんかその、自治体の持っている制度としてそこに登録したいとか公に認められたいというニーズの人と、
とにかく披露宴をしたい、パーティーをしたいという人たちは被る部分もあると思いますけど、違う部分もあるかと思いますけど。
若い人とかだとやっぱりそんなに結婚、今よくある、こういう保障が欲しいから結婚したいとかそういうんじゃないですね。
どうやろうな、でもな。今は外国でもしっかりしてるけどな、バイトって。
パートナーシップの場合も同じくらい下がる感じですね。
年齢によってどうかということですか。
例えばですね。
20代の時で一生そういう限りで結婚するのか。
実際のパートナーシップも、このゲイ男性であれば10代の50%が利用するかもって言ってるんだけど、
これは20代になれば43%、30代で37.9%、40代で30%、50歳以上で29.6%ということなので、
09:06
右肩下がりに、階段下がるように。
でも僕の家族は割と高いよね。
そんなにあると思わなかった、10代とか。
これまでの調査でも何万人ものゲイ男性、バイセクシャル男性にお答えいただいてますけど、
ざっくり大体いつ聞いても恋人がいる人ってのが40%強なんですよ。
なのでそう見れば、決して低くはないんじゃないのかなみたいな。
そうですね。40代、僕の世代でも恋人いたら2割ぐらいはそういうパートナーシップ制度を使ってもいいっていう。
恋人いようがいまいが関わらず、3人に1人はここで制度があれば使ってみたいっていうふうに40代言ってますね。
ただヒロエンになるとやっぱり若干…
ヒロエンはね、分かりますわ。だってそんなに死体ないしっていうか分かれへん。
ヒロエンは20%切ってますね、40代だとね。
死体ですか?僕行きますよ。
いや、したくないです。
どっちかというとしたくないかな。
ロールモデル的なものがあんまり少ないから、どういうヒロエンって言うのな時にあんまり見えないのは正直…
彼、パートナーをみんなに紹介すれば?みたいな感じがするよね。
そうやろうね。だからそこで両親とか兄弟とか、どこまで親戚呼ぶかって言うんやけど、
すごい幸せなことだと思うけど、全然そういうの想像できないというか、
大変やなぁとしか思わないから、
若い時の勢いがある時のことをやりたいなと思うのかなと思います。
いろいろ考えてしまいそう。相手の親のことだったりとかね。
あと職場の人呼ぶとかとかね。
うちの親と向こうの親の、どんな関係なんだろうよ。
気まずいてちゃうからね。
いろいろ考えてしまうかな。
そうだね、確かに。
ヒロエンやってずっと付き合ってるんやったらいいねんけど、
すぐ別れる人多いと全部やっても、最初の方の人は真面目なのかなと思ったけど、
いっぱい別れる人いるとまた別れるんやろうなって思いながら来るんじゃないかと思って。
そんなん考えてやらんでもええと思うけどな。
自分勝手というか、やりたければやればいいしって思いますけどね。
のんきのカップルでも結婚って勢いって言いますもんね。
普通に結婚制度があるんやったらやっても、そういうのあってもいいかなとは思いますね。
他の制度がついていかないじゃないですか。やっぱり家席どうするねんとかね。
用事どうするねんとかとか。
だからレズカップルの方は別れちゃったんだけど、
12:00
どう思いますかっていうことで、ふうみさんじゃあ一言はくれますか。
だからああいうふうに代々的に有名なカップルが別れちゃうと、やっぱり簡単に別れんねんやと思われるから。
思われるから気をつけろって。
もうちょっと並びいてほしかったなと思う。
その人の勝手とはちょっと思えない。何の本も前に出して。
あの本が原因やったって言ってましたからね。
あんまりこう承諾得ずに。
だってあれ見たら一般の人絶対結婚したいだけやんと思うやん。
日々が生えた原因みたいな。
そうなんですね。
やっぱり責任感を感じてほしかったやっぱり。
いや感じてほしいじゃない。そんなあんな結婚制度がどうとかそういうふうに言って代々的にやるんだったら。
普通にただ何も言わないで結婚するだけやったらすぐ若いと思うけど。
まあでもいろいろ葛藤はあったと思いますよそれは。
大きくなってそれを見たみんながちょっと勇気づけられたっていうところも。
一歩前で出る人もおったやろうし。
いいんじゃないですか。あとは本人が別れたら別れたで。
明日もゲイ!
こういう割とビジネスとLGBTを結びつけるみたいな動きっていうのはここ2年ぐらいの話ですかね。
まあ代々的にこういう風になってきたのはそうだと思いますけども。
でももう90年代後半からアメリカの話っていうのは日本に輸入されてきたし。
90年代2000年代の頃っていうのはアニエスベイなんてご存知ないかもしれないですけど。
アニエスベイだとかドラムだとかタワーレコードだとか。
あとキリンシーグラムがアブソリュートウォッカーって出して。
アメリカのマーケットなんかだとウォッカーを頼むんじゃなくてアブソリュートウォッカーを頼むんだっていう風なところでLGBTのマーケットとしていろんな動きがあったんですよね。
あったけれどもそんなに大きくならなかったし勾配にも多分つながらなかったのが最近はまた全然違う動きになってると思いますし。
何より2020年のオリンピックっていうようなところは完全に射程に入っていて。
オリンピック現象が改正されてあらゆる差別の中に性的指向の差別も含まれるようになって。
それがあっちゃいけないということのいろんな流れで大きなマーケティングってところはなってるんだと思いますけどね。
すいません僕ちょっと基本的な質問なんですけども。
先ちょっとパートナーシップどれぐらい使いたいかみたいなことで世代別にこう言ってるじゃないですか。
この項目がレズビアン女性、ゲイ男性、バイセクシャル男性、バイセクシャル女性、MTF、FTM。
ここは僕分かるんですけど、エクスジェンダー男性、エクスジェンダー女性っていうのはどういう理解なんでしょう?
15:04
なんか最近ですねエクスジェンダーとかっていう風なカテゴリーも言われるようになってきてるんですけど、
自分のことを中性であるとか、真ん中中性とか、あるいは両性だと思うとか、あるいはそもそも性別なくて無性だと思うとか、
いう風にアイデンティティを持ってる人たちもおられて、そのを総称としてエクスジェンダーという風な枠。
去年は1万5千人のLGBTをはじめとするセクシャルマイナリティ全般のアンケートを答えていただいたんですけど、
本当に多様で、自分のアイデンティティの持ち方とか表現の仕方ってことも含めて本当に多様な回答があって、
そういう中でゲイ男性はやっぱり分かりやすいというか、自分のことを男だと思っていて男が好きっていうことですよね。
なので分類というか分析をしていても、そこは際立ってるなっていうのは。
エクジェンダーって自分が男かも女かも自分で分からない。
分からないとか決められたくないとか決めたくないとか。
決められたくないとか。
というかそのカテゴリーに入らないからっていう。
どれでもないんだけど。
でも決めたくない、分からないってはっきり言う方たちもいるので、その人たちはエクジェンダーに入ってないんですよね。
その他ってことですね。
早い人はその他なんだ。
バイセクシャルっていうのは、どっちも好きやけど、自分は男やと思ってるとか女やと思ってるっていう。
なのでやっぱ性的指向と性自認っていう二つ。
なるほどね。
そういうのってどうやって教育していくとかっていうのって大変ですよね。
教育っていうか、世の中納得的に多くの人は性的指向も性自認も迷ったり揺らいだりする人がいない中で、
数は少ないけれどもいると。
その数の少なさが教室に一人か二人はいるくらいじゃないかっていう風な推定値の中で、
文科省からのいろんな文章もあるので、そこに取り組んでいきましょうってことは、この数年注目されてるところですよね。
2020年のオリンピックのことも当然あるし、いろいろそういう、
遅れてないですよみたいなアピールもいりますよね、もちろんね。
タバコの問題なんか今すごいやってますけど。
今の小学生とかの若いければ若いほど差別的じゃないとかそういうことはあるんですかね。
でもさっきね、ちょっと打ち合わせで、というかさっきその録音前にされてるのはやっぱりどうしてもいじめっていうのは発生するっていう話があったので、
18:04
なんかやっぱりその辺はまだまだじゃないですかね。
差別というかそのいじめというのはあるんじゃないかと。
小学校の時って教えてもらうと教えてもらうとどっからいじめ始めたりとかそういうときもあるもんね。
そういうのを教えたり、芸っていうのを得るよとかレスリアっていうのを。
そういうのを。
お前そうちゃうかといっていじめるんじゃないかと。
差別しちゃダメって言われたら逆にそういう人いじめるようになったりとか。
なったりとかするから教えない方がいいんじゃないかと。
違う、そういうのでいじめが出たりもすることもあるんやろうなと。
教育とかはしてほしいけど、そっか。
たぶんですね、教育であろうとなかろうといじめは始まってるんですよ。
教室でいじめはあって、子供たちの中でちょっとした違いだとか差異をそこを捉えてガーってそこに。
子供であればあるほど、若ければ若いほどある意味残酷で、それを露骨にやってくるので。
そこで教えたからといって、よりそれがいじめが強くなるというよりは、
大人たちが、教師が毅然とした態度でそこに取り組むということをして、
やっぱりそれを軽減させるという方向にいかなければいけないなと思うんですよね。
何にでも言えますもんね。別に家だからとか、じゃなくて、ちょっとクセのある人でもそれだけでいじめになったり。
いじめる要素を見つけようと、そこをいじめるみたいな。
自分たちとちょっと違うよっていうところを見つけたら、ほんと残酷やからね、子供って。平気で言うし。
ちょっとしたことに、何でも違うところを見つけたら、いじめだと思う。
ただ今までと変わってきたのは、2015年の4月30日の文部科学省が全国の教育委員会に出した通知文と、
2016年4月1日にさらに文書を出しているんですけれども、そこで国が学校現場に取り組みを求めていて、
これまでは見て見過ごしてきたというか、なんとなく気づいてはいたかもしれないけれども、
先生たちを見過ごしていたようなことがあると思うんですけれども、それじゃいけないというようなことや、
あとはやっぱり教室に1人か2人は当事者の子たちがいるということであれば、
例えば先生がこういうことを教えるまでいかなくても、話題にしたときにキモいとかね、
そういう発言は出るわけですね。子供であればあるほど。
そういう教育の場では不規則発言と呼ばれているわけですけれども、
その不規則発言に対して先生たちが知らん顔をしていたり、あるいは一緒になって笑っているとダメで、
なんでそんなことを言ったんだというようなことを、ちゃんとそこで話題にして言っちゃいけない。
どうして言っちゃいけないかというと、その言葉で傷つく人がどれだけいて、
その傷つくのが1回の傷つきで人は知らないと思いますけど、
しょっちゅうしょっちゅう繰り返されていくことで、中には命を落としていくような人も中にいるので、
だからこそそういうこと言っちゃいけないんだということを大人がどう示すか。
21:02
それを繰り返すことで息を潜めているクラスの中にいる当事者の子たちは、
ああやって戦ってくれる大人がいるとか、守ってくれる人がいるんだということが伝わっていくんだと思うんですよ。
だからそれは教育の場でやらなければいけないことを思うんですが、
なかなか教育委員会の壁が厚くて高くて、
それに取り組んでいけているところばかりじゃないので、
なので今なおいろいろな課題があるし、
いじめ不登校、自傷行為ですよね。
自傷行為も刃物で自分の身体を傷つけるというふうな当事者の若い子たちがすごくたくさんいて、
他の集団に比較すると何倍もその経験率が高い。
なので、そこをなんとか乗り切った大人たちが、
芸男性であれば、いろんなことがあったけれど今乗り切った。
元気にやっている方たちももちろんおられますけど、
トラウマじゃないけれども昔の時のしんどさだとか、
いろんなことが今の生活にじわじわと影響しているかなとか、
影響していることも気づいていないけれども、
どこか自暴自棄な気持ちの背景にはそういったことがあるから、
みたいなこともやっぱり研究でわかってきていて、
なのでフォーカス的な関わりというか、
教育というのが必要なんだと思うんですけどね。
先生の育てる時にそういう勉強をしていたんだろうな。
そうなんですよ。
だけど教育学部の教員養成課程の中でカリキュラムに入っていない。
それは教員だけじゃなくて、医者や看護師や臨床試み師だとか、
多分専門職一般に絶対この子とセクシャリティーの子と入れなければいけない
というふうな、そういう国のカリキュラムになっていない。
大きな大学で少し余裕があるところは、
そういった授業も取り入れたいとかいうのもあるかもしれないので、
おっしゃるように教員養成課程の中で、
しっかりカリキュラムに盛り込んでいくということは必要な取り組みですよね。
去年ぐらいの東京レインボープライドとかパレードは何枚かありますよね。
あれの時にラジオ番組で言ってたのが、
思春期にセクシャリティで悩んじゃうと、すごく学力が落ちたりとかして、
そこから人生設計的にすごく不利って言ったら変だけど、
そこからストレートだったら悩まないようなことにかかずらってしまって、
すごく成績が落ちたりとか不登校になったりとかするんですよ。
そうすると中学・高校で不登校になると、
そこからのキャリア、仕事まで働くまでの流れがすごく悪くなってしまうのが、
やっぱり一番問題じゃないかみたいなことを言ってて、
そうかなと思って。
でもそういった個人差があるじゃないですか、悩み方というか。
ガッツリ自殺考えるぐらいまで、家庭関係もあると思うんですけど、
その個人差があるんで。
僕なんか割とボーッとそのまま来たんで、
なるようになるからいいかなみたいな感じも半々ぐらいで思ってたんで。
24:03
悩まなかったわけではないけど、
ちょっと今遅れてるビッチさんなんかは悩んだタイプと言ってたんで。
キャンディーちゃんはその辺は普通にスルーしてやってきたタイプというか。
そんなに悩むというまでいかないです。
ノンケな感じだったんでしょ。
それ以外の悩みがいっぱいあったんで。
自分の体の悩みってそんなになかったかなと。
いろいろ悩み事あったんで。
難しいですね。一般化できないというか、本当に人それぞれでやるんで。
ただその個人差があって人それぞれで、悩みながらもそれほど躓かずに来れた人と、
がっつり大変だった人と。
ただいずれの場合も本当に困った時に誰に聞いたらいいかとか、
その情報が圧倒的に少ないっていうのがやっぱりマイノリティの変えてる社会的な環境で。
じゃあインターネットがこれだけできて時代も変わって良くなってるのかといえば、
この情報を探し出して選び出す力ってことも同時に身につけないといけないわけですよね。
なので選択肢がよりたくさんあった方がいいわけですけども。
情報も含めてだけども。
昔が大変で今は少し楽になったかというと、一概にそうとも言えないかなという。
今の中大の子とかもだいたいそういう原因の人とか普通にいるっていう認識の人は多いんですか?
多分いろんな社会調査ありますけど、
より若い人の方が同性同士のパートナーシップや結婚もより賛成という人たちが明らかに多いので、
それは連動してのことだと思いますし、
あとはやっぱりカミングアウトされた経験も年齢上の人に比べれば今の若い人の方が多いと思うので、
それは同時に自分のことを正直に言える当事者たちが以前よりは増えてきてる。
状況は必ず本当に変わってきてるんだと思いますけど。
明日もゲイ!
20年以上こう調査されてきて、何かこう変わってきたなとかっていうところって大きく感じるところってありますか?
ゲイ男性のデータで見て明確に変わったなと思うのは、
HIVの抗体検査に行く人が以前よりは増えた。
それは明らかに増えてると思います。
10%以上増えてるかな。
特に都市部に在住の人は検査に行くアクセスもいいので、それは増えたと思いますけど、
それはそうなんですが、
じゃあ予防行動がどうかとかいうことを見ればそれはあんまりほとんど変わってない。
なのでコンドームを使う人たちが増えもしないし減りもしない。
27:03
気持ちでも減ってる傾向。
減ってるとまで言い切れないけれども、みたいなところは見えていて。
一方でメンタルヘルスの状況だとかそういったことは、いろんな方法でお尋ねしてますけど、
メンタルの振動さってこともそれほど変わってない。
なのでLGBTのことがいろいろな話題になってるけれども、
今の人たちが生活者としての当事者の状況がガラッと変わるほどには、
それは当たり前なんですけど、社会の制度も何も大きく変わってきてるわけでもないし、
ということは思うかな。
でもゲイランスに限定すれば、検査に行くようには気持ちになったかな、
10%ぐらいは増えたかなっていうのは。
でもすごい増えたというか、逆にすごく少なかったんですね。
そうですね。最初の調査の頃だと、人生で1回は検査に行ったことがあるっていう差が50%ぐらい。
都市部で過去1年間ということになると20%切るぐらいだったのが、
今はもう30%近くになってるので、過去1年間で見ても。
障害経験というところで見ても60%ぐらい行ってたかな。
なのでずいぶん増えたなっていうのはありますけど。
大阪行きやすくなりましたもんね。
そう思います。
昔の人に保健所行って行って、チリ抜いてもらって1週間待ってとか、
時間も限定されてるから行くのも大変らしいという感じだった。
今、水田市はそうですけどね、結局一緒ですからね。
大阪市内だったらそういう1時間とか。
塚場で大変やったらちょっと、いつもやってるところにまた足運びができるし。
それは検査の技術が変わったというかね、検査手法が変わった。
時間がかかったものが短い時間でできたり、
あるいは利便性という意味でも駅の近くでとか、夜受けられるとか、
いろいろな提供する側の変化ということもあったと思いますし、
以前はゲイ男性の検査に対してちょっと余計な一言言っちゃった検査担当者とかがね、
今はずいぶん減りましたよね。
本当にフレンドリーに丁寧に対応してくれるというか、
サービス提供者が増えてるというようなこととか、
いろんなことが連動して今の検査環境になっているということですよね。
ちょっとHIVとかバイドクとかさっき増えてるというニュースが結構あるじゃないですか。
その辺はどういうことというか。
世の中全般的にバイドク増えたというニュースありますよね。
でもゲイ男性の中はもともと増えてたんですよ。
とっくの昔から。90年代後半から。
今もそこは変わってない。
ゲイの中での流行はバイドクとB型肝炎とHIVなんですよ。
それはもともとあって。
ただバイドクの最近の流行は女子の間にも増え始めた。
というところで結構ニュースになっている中なので。
30:02
男女間もあんま使ってないってことね。
その辺はね、いろんなはっきりとしてまだ裏付けが取れてないんですけれども、
ただバイドクの場合はコンドームだけじゃ防ぎきれない。
明日もゲイ!
もうちょっとビッチさんが来られたんで。
お疲れ様でありまして、申し訳ないです。
ビッチさんです。
僕ツイッターでちょっとネタを募集して、
去年の夏私○○でしたということで募集したらメールいただいて、
明日もゲイの皆さん、そしてゲストの方、こんにちは、あきらです。
あきらさんという方がいただいてます。
ありがとうございます。
さて、去年の夏私○○でしたというテーマですが、
去年の夏実は臨病になりました。
海外から日本に遊びに来た友達とセックスをし、
次の日なんだかペニスがムズムズして、あれ変だなと思いながら、
しばらくそのままの状態で過ごしていました。
しかし数日後用をさす時にペニスに痛みが生じて、
これはおかしいと思いすぐに近所の病院で検査をしたら臨病でした。
排尿時のペニスの痛みとペニスからのウミが大量に出て本当に大変でした。
点滴をして治療後1週間後と2週間後に再度検査をしてもらい、
お医者さんからもう大丈夫と言われ、やっと感知しました。
自業自得ですが本当に大変で用を足すのが臆病になっていました。
と同時に政府セックスがいかに大切かを今更ながら痛感しました。
その経験以来定期的に性病とHIVの検査を受けて、
必ずコンロームをつけてセックスをしています。
臨病は自分みたいに症状が出る人もいれば、
友達のように症状がない人もいるみたいで、
症状がないから臨病に感染していないというわけではないみたいです。
友達も帰国後、病院で検査をし感染していたらしく、
訪問に感染していたのだろうと医者に言われたと言っていました。
また最近は薬に耐性を持っているらしく、
薬を使ってもなかなか治るのは難しいケースもあるみたいです。
去年の夏は大変でしたが、
今年の夏は政府セックスで楽しい夏を過ごしたいと思います。
皆さんも楽しい夏を過ごされますように。
ではまた次回メールさせていただきますということです。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
ということで臨病です。
今、日高先生からお話を伺っていて、
ゲイの間では性病も割とコンスタントにあると。
梅毒もIHRBも。
だからやっぱり気をつけないといけないというところになるんですかね。
不特定多数とするというか。
不特定多数、それは人数が増えれば増えるほどリスクは高まると思いますけれども。
人数がどれだけ増えても毎回必ずコンドームを使っているとか、
あるいはオーラルでもコンドームを使うことをどれだけの人ができているかというと、
多分それは相当低いですよね。
だから不特定多数で人数が多いから、
33:04
そういうよりは人数がどれだけ少なかろうが、
リスクのあることをしていればやっぱり心配にはなるということだと思います。
そうですよね。気をつけないと。
そうね。コンドームですよね。
出会ったばっかりの人だから気をつけなきゃいけなくて、
仲のいい友達だったら大丈夫なのかというと、
でも仲のいい友達もちょっと前を出会ったばっかりだった人なわけですよね。
当然人間関係考えれば。
あとやっぱりマイノリティで人数が少ないということもあるから、
人間関係が狭い。
友達の友達や自分が前に会ったことがあった人みたいなことが、
もし想定できるのであれば、
そこで人間関係が狭い中で、
特定のウイルスだとか病気が入ってくれば、
なおかつそこで予防行動しなければ、
流行のスピードというのはそれなりになるということだと思うんですね。
なんかみんな話聞いてると、
言葉の選び方が正しいかどうかは別ですけど、
性善説と性悪説的な感じというか、
僕が出会う人は病気なはずがないみたいな、
なんか妙な自信とか思い込みみたいなものがある人と、
いや高い確率であるだろうみたいに疑ってる人みたいなのも、
価値観というか考え方の違いってすごくみんな話してると差を感じて、
やっぱりその、いや自分は大丈夫と思ってる人は、
なんか久々に会うと、なんかもう見るからに今病気と戦ってますみたいに、
なんかやっぱり今すごく身近でも病気と戦ってる人って多いなというのを、
本人が言わないまでもすごく感じるんですよね。
で、やっぱりそういう人をさかのぼっていくと、
自分は大丈夫みたいな感じで、やっぱりそういう政治生活を送ってるっていう過去を見ると、
ずっとそういう危険なくじ引きをし続けた結果、
どっかでくじを引いてしまったみたいな、
やっぱりそこに、さっきの毎回ちゃんと予防するってことは、
ハズレくじを入れないってことだと思うんで、
やっぱりその辺が早かれ遅かれという考え方の人っていうのは、
でもなんかハズレくじとか言っちゃうとね、
HIV陽性だとか生化発生症にかかったことがハズレみたいな、
変に表現のことはともかくおっしゃったけれども、
例えばHIVのことでいけば、陽性であることがわかって、
薬ちゃんと飲んでれば相当コントロールできる。
で、人にうつさないぐらいウイルス量を体内から減らせることになっていて、
ということがなかなか逆に知られてないみたいなところがあると思うんですよね。
そこの情報が多分決定的に不足していて、
36:01
いろいろなサービスが、例えばLGBT向けのサービスが始まっている中で、
出会い系のアプリを作った会社があって、そこがHIVにかかっていると入会お断りみたいなことをね、
言ったとかっていうニュースが出てましたけど、
それって根本的なことにやっぱり理解がないというか、
そもそも感染症で感染しているかどうかということはわからないわけですし、
みんながみんな検査に行っているわけじゃないですし、
というところもそうだし、仮にかかっていたとしても、
どれだけ今コントロールができていて、
相手にうつさないというぐらいの治療効果が上がっているわけですよね。
そういう話とかもいろいろフォーカス的に伝わっていけばいいのになって思うんですけど。
今それでちょっと飲んどけば予防できるような薬になります。
予防というか、それが体位でちょっとやっと変えるみたいなのがツイートで回ってきたんですけど、
だからその正しいかどうかわからないけども、いろんな情報が流れてきていて、
でも結局はやっぱり自分が当事者にならないと何でもそんなもんですよね。
テレビとかいろんな病気のとこ収集するときはあまりHIVとやらないですね。
いやもう本当にメディアが取り上げないHIVのことは今はもうね。
取り上げたらダメとか?
そんなことないと思いますよ。取り上げなくなっているだけで。
前日曜日に検査行ったときにHIVは感染してすぐのときが一番人に移しやすいって教えてもらったのに、
全くそれも知らなかったし、薬使っているともちゃんとコントロールできている人だったら
セックスしてもそんなに移すことないっていうのはあんまり知らなかったし、
いつも結構調べたりとかしててもそういうこともあんまりよく知らなかったりとか。
昔そのメールでオーラルのときもどうしたほうがいいんでしょうかっていうのがメール来たときに
僕らも知らなかったから可能性は低いだろうけどしたほうがいいんじゃないか、
モヤモヤって喋ってたと思うんですけど。
でもそれはHIVに限定して言えば相当リスクは低いけれども、
それは口の中で出されない前提の話とか。
僕の友達はね、口内炎ができてるからゴムをしてもらうとか、
そういうことを言ってたなっていう友達もいたりとか、
やっぱりなんか、出血してるような人はちょっとリスクがあるとか。
その辺がやっぱり、モヤモヤってしたほうがみんな生きてるっていうか。
39:03
自分の都合をよく解釈して、さっき言ってたけど、生前説というか、
自分の勘を信じてHしちゃうんで。
そうね、自分の勘を信じてっていうところで、
そこの人が持ってるところに捉えたキャンペーンがあって、
サンフランシスコでやられたやつなんですけど、
それがカナダのナショナルキャンペーン、国のキャンペーンにもなったもので、
ゲイ男性を対象にしたポスターで、
2人出てくるんですよね。
生で使いたいんだけどって言ってるタチの人と、
あと受けかな、なんかいて。
タチの側が感染してるんですよ。
生でやらせてくれたっていうことは、
タチの側は、生でやってもいいってことはこいつもポジティブとかで、
だからいいって言ってくれたのかなって思っていて、
でも受けの側は、生でやりたいってことは、
それは大丈夫だから、だからそういう風に言ってんだなみたいに、
みんな自分に都合いいように解釈しちゃってて、
あなたが考えてることって、そもそも根拠って何?みたいなことを問いかけるようなポスターがあって、
ただ知識の提供とか気をつけましょうじゃなくて、
ちょっと考えさせるような認知というかね、
人の認知を刺激するような予防キャンペーンってすごく有効だろうな、みたいなその時思ったんですよね。
だからおっしゃるように、みんないろいろ都合よく考えちゃうっていうのはありますよね。
なんかすごくみんなから人気もあって、人当たりも良くて、
そういう人は病気じゃないだろうみたいな、
なんかすごい裏があって遊んでそう、病気の確率高いかもみたいな、
なんか割とそれぐらいの感じで。
まさにそれが認知ですよね。
でもそれって、みんなに人気があってあんなにかっこよくてという人はどれだけセックスのチャンスも多くてということであれば、
もしかしてと思うか、
その認知、人の認知っていうのは様々なことですよね。
なんか情報量ってなんか、
自分もこっちの世界の、ゲイの世界に活動し始めて20年弱ぐらいですけど、
なんかまだ10年前ぐらいの方が割といろんな角度から情報が出てたような気がして、
なんかここ本当に、大阪っていう割と情報量多いであろう街でさえも、
なんかゲイっていうコミュニティーに見ながらも、
HIVがどうとか、今どこで検査が受けられるんだろうとか、
いったん病気になったんだけど今どんな生活してるとか、
あとHIVの治療が今最前線でどうなっているとかっていう情報とかが、
もう多分だいぶ取りに行かないと日常の中にはほとんどないなっていうのはすごく悲しい。
もうちょっと体感的にですけど、もうちょっと10年前ぐらいの方が、
もうちょっとまあその国の補助金とか無責任の問題なのかもしれないけど、
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なんかいろんな団体がもうちょっとこう、いろんな言ってたなあみたいな気はするんですけど、
いろいろな予防啓発の取り組みっていうのはそれこそ2000年ぐらいから始まっていて、
大阪も本当に2000年ぐらいからなんですよね。
でも一つ思うのは、いろいろなデバイスが変わってきて、
本当に今スマホでみんな自分の欲しい情報だけ取りに来るとかね、
あとSNSもそうでしょうけれども、
街に出てこなくてもいろんな芸関係の情報が入ってきたり出会いがあるというふうな中で、
わざわざ繁華街に出てこないっていう人たちはやっぱり増えてるじゃないですか。
そこで仮に出てきたとしても、そもそも情報の取り方が本当にスマホ一つあればというふうな、
その間に10年変わったってことは世代も10年ずれてるわけですよね。
だからそういう意味でおっしゃるように、見えづらくなってるみたいなこととか、
全部が連動して何かが起こるようになるんじゃなくてね、
僕はそれはきっとあるんだと思うんですよね。
なんとなく今社会自体がLGBT自体を産業的に、
そういうか、結構この業界はお金になるみたいな感じで、
社会の風潮として動いている。
実際お金になるんですかね。どう思われますか。
思います。やっぱり男性って、そもそも女性に対して、
比べて消費量って低いじゃないですか。
思考として何かものを、思考品にお金を使うとか、なんとかっていうのって、
男性よりはやっぱり女性のほうが生活とか、そういうものに使うかなと思うんですよ。日常から。
男性の中で、例えばゲイが5%から7%ぐらい占めてるとして、
割と家庭を持っている男性に比べて自由に使えるお金が、
毎月倍ぐらいお小遣いで使ってるよってなったら、
結局男性に占める割合は5%かもしれないけど、
倍使うってことは市場に占めるお金が10%超えるとかってなるとしたら、
それはやっぱりそこが結構今まで手つかずなんだとしたら、
そこを発掘とか掘り起こしていこうみたいなのは、自然かなと思うんですよ。
だから割と今、世の中的に言ったら割とお姉がどうもこうもみたいな感じで言うし、
身近だよみたいなことも言うし、割と世の中がゲイの結婚式しようよとか、
ゲーム系のブランドが増えたりとか、割とそこを産業的に掘り起こしていこうみたいなのは、
なんとなくこう、戦略的にやってるところが増えてるなと思って。
逆にそういうふうにしようと思うと、僕だったらやっぱりゲイに対するネガティブな情報は減らしていこうって思うのが、
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やっぱりそういう人たちと思うと思うんですよ。
だからできるだけ病気とか、ゲイの人たちってなんかセックスばっかりでねとかみたいな、
やっぱりネガティブな情報は減らして、ゲイの世の中的なイメージアップしようっていうふうに思うのかなと思うんですよ。
それから言うとさっき言ったHIVの情報、マスコミが出す情報とか減ってるよねとかっていうのは、
割とやっぱりその辺と関わっているのかなと思って、僕はやっぱりそういうふうに情報を見てるんですけど、
実際のところはどうかわかんないですけどね。
マスコミってだいたいそんな感じで、情報ってマスクをさせるようになるのかって。
でも圧倒的にLGBTの報道が増えて、ちょっと増えたってレベルじゃないんですよね、10年前に比べて。
っていう中でLGBTの報道は増えたけれども、じゃあそこでHIVのことだとかメンタルヘルスの悪さだとか、
その言葉ほぼほぼ扱われない。
だけれどもその社会的な差別の構造だとか生きづらさっていうことが、そんなに変わったらやっぱり変わらないわけですよね。
それとか今は良かったとしても、もうそもそもそうやって10年前からしんどい思いをしてきた人のライフスタイルだとか、
しんどさを考えれば、いろいろな健康上のこともあるはずなのに、
そこがスポッと抜け落ちて、そのマーケティング的なことだけでね、本当にいくんだろうかというふうなことは。
でもおっしゃるように、家庶分所得のことだとか、それの自由になるお金が多ければ、
それって例えば女子でも専門職で結婚して、年収700万、1000万ある人たちは中で例えばいますよね。
そういう彼女たちは本当にお金を使う層ではありますよね。
だからそういうところといろんなことを総合的に考えていって、
マーケティング的な存在で見られるのは、その時代の流れで一つかもしれないけれども、
本当にそれだけでいいんですかと。
そうやっている間に一番大事な情報がね、一番大事というか何が情報って人によって違うのかもしれないけれども、
大事な情報が抜け落ちていくだとか。
もっと一番いけないなと思うのは、購買力がある、お金がある、だから大事にする。
でもそれはどの世の中にも、どの世界にも、お金ある人もいればない人もいて、
比較をすれば、独身で仮処分所得が高いかもしれないけれども、
平均年収ということで見てみれば、LGBTがとりわけ年収が高いのか、
言うとやっぱりそんな風に言えるのかなとかね、いろんな考え方があるじゃないですか。
だからその購買力があるから大事にするとか、ということだと本当は、
ヒューマンライツアプローチというところから考えれば全然違って、
お金があろうがなかろうが、ルックスが良かろうが悪くなかろうが、
そういうこと関係ないじゃないですか。
だけど一部分が今おっしゃるようにクローズアップされているのは確かなので、
どこかできちっとみんな、気づいているのかもしれないけれども、
カジ取りを変えないと大丈夫かなというのは。
順番がやっぱり、本当は制度とかいろんな法律面が整って、
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そこに産業がついてくる方がもちろん理想的なんですけど、
やっぱり日本ってやっぱりそもそも異なかれ主義だし、
臭いものには蓋したい国民性で、
何となくいろんなものに寛容ではあるけど、
何か白黒はっきりつけるということを嫌がるから、
やっぱり今まで同性愛というのは日本では何となく文化的にもあるよ、
だけど世の中にはあんまり蓋されているか何か見えてこないよみたいなところやけど、
今って産業的に何かするというのは無理やりその蓋を開けようとしていることやから、
でも誰かがやっぱり蓋を、力をかけて開けないと、
本当のいろんなことが劇的に変わるということが日本ではなりにくいと思うから、
それは多分政治とか行政とかから主導でやっていくのは無理なくので、
何かもう本当産業とかでバーンとひっくり返されて、
世の中の価値観がみんなも変わるしかないよねと思ったら、
そこにやっぱり法律とか政治家がもう動くしかないみたいな、
しかも今も日本の歴史って価値観って動いてこなかったんじゃないかと思って、
それから今そういうふうに動いていっているのは、
何か日本的というかすごく自然な流れというか、そうならざるを得ないのかみたいな、
何となく政治家からしてもLGBTみたいなのが世の中に浸透してしまって、
それをもう見過ごせないみたいなものでしかやっぱり動けないんじゃないかなと。
だからそれをどうするかというと政治家自身が判断できるような人は、
なかなか価値観を持っている人は少ないんじゃないかなと思って、
何かまあ、なるようにしてなっていっているんだろうなあみたいな気はしますね。
何か無理やりこう、もう蓋をこじ開けていっているみたいな。
まあブームじゃないですけど、今LGBTのことを一緒にやっておいた方がね、
良さそうな雰囲気だ、みたいに企業も思うだとか、政治に関わる人たちも思うだとか、
そういう風な雰囲気には徐々になりつつもあると思うので、
そういうタイミングでまさにそれが2020年、オリンピックは本当にきっかけで変化の年なので、
それをこう逃さずにね。
それは他の人権課題もそうだと思うんですけど、LGBTだけに関わらず。
そこはよく言われるところですよね。
LGBTだけでええのかっていう話をずっと言う人は言うじゃないですか。
でもやっぱり海外の目からしたらやっぱり2020年にLGBTのベースとなる国の考え方とかが整わないっていうのは、
それはやっぱり日本はおかしいみたいな。
おかしいです。
そういう風な。
僕ちょっと今思ったのが、日本ってでもアイコンになる人があんまりいないよね。
だからこれからできていくっていうか、去年、今年から出てくるって感じなところ。
まあでもそのメディアで影響力のある人の発言ももちろんそうなんですけども、
やっぱり市民運動とかいろんな活動の中で、いろいろな権利だとかは降ってこない。
いろいろな運動がこれまであったわけですよね、日本でもね。
それを通って通って通って、話して話して話して、やっと手に入ったもの、いろんな制度だとかがあるわけですよね。
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だからそれはロビーングで、いかに政治家にわかってもらうだとか、発言をしてもらうだとか、
そういう働きかけが積み重ねだと思うんですけども、
じゃあ少なくともLGBTのことについて、ロビー運動がどれだけ今もあるのかないのかとか、
そういう風なことも改めて考える機会になっていると思いますし、
ものすごい大きな変化になるかどうかはわからないけども、
まあやっぱり2020年っていうのがね、いいきっかけですよね。
LGBTの方とかの政治家とかでも、やっぱりそれを公表して活動してる人もいるし、してた人もいるけど、
意外とじゃあLGBTのコミュニティから熱烈な支持を受けたかというと、
なかなか大きな流れは今までないなというのはすごく思って、なんかすごく冷めてるというか、
LGBTと政治っていうのがなった途端に意外と当事者の方こそ冷めちゃってる。
氷河が割れますよね。
なんかやっぱり身近な人とかに、最前線になって戦ってる人たちを見て、
結構みんなが否定的っていうか、そんなことをしてあんまり抗ってほしくないみたいな、
っていうことをやっぱり若い世代でも言う人が多くて、
でも今自分たちがこういうふうに自然にできてるいろんなことも、
今まで何十万人、本当に動いた人がいて、今当然にできるようになっていくことっていっぱいあるから、
そういう過去の運動とか、そういう実績とかも、なんかもっと当事者が知れたらいいなと思う。
なんか知らない。
たぶん本当に裏で動いてる人とか、各地でいろんな事業をやってる実行員の人の声とかも、
今なかなか当事者に届いてないなというのがもったいない。
僕はずっとインターネットのアプリに広告を出したりとか、
バナーを出してってことですか?
そうです。バナーを出して答えていただくっていうところで、本当に何万人の方にも答えいただいていて。
それは期間を決めてっていうこと?
期間を決めてですね。
決めてやってられるってことですね。
でもなんかそういうのが、普通に生活してる中に手元にポッと届くとかっていうのはすごくいいなって。
研究の世界で、特にゲイ男性の調査なんかいうのは、いわゆるゲイ男性の名簿っていうのはないわけですね。
だからランダムに答えてもらうってことができないっていう中で、
たぶん封筒に入ってるやつはバーでもらって答えてみたいなやつだったんだと思いますけど、
バーに来る人たちの中でどうかとか、あるいはアプリを使ってる人たちの中でどうとか、
あるいは今日おいでになってる方たちみたいに、友達の友達でどんどん紹介してみたいな、
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そういうパーソナルネットワークの中ではどうかとか、
いろんなやり方をしてみて、ゲイ男性全体の雰囲気とかどうこうみたいなことがね、
調査で明らかになっていけばなと思うんですけど。
なので、いくつかの方法で調査のやり方があればいいと思うんですけど、
たぶん今日聞いていただいてる中でも、アンケート答えてあった方はおいでになると思うんですけど、
やっぱりいろんなことをお尋ねして、項目数も多いし、時間もかかるし、
昔のことを思い出してもらったりとかっていうこともあるんですけど、
やっぱり今最近、HRVとかLGBTのこと以外の研究でも思うのは、
やっぱり当事者の声がまとまって数字になって、
それが国や自治体の施策に反映されれば一番いいんですけど、
反映までいかなくてもガイドラインだとか、文書の中に盛り込まれるだとか、
そういった一歩一歩のところにつながっていくと思うんですよね。
やっぱりそういう意思決定の場で、数字がないと何も判断ができない。
そういったところに届き始めている。
LGBTのことも国会でも質問が出るようになってきているので、
お答えいただいた数字がそういったところでも役に立つというか、
注目されるようになってきている。
それは皆さんが答えていただいたからということをお伝えしたいと思うんですよね。
本当に数字を拾っていくって本当に一番大変じゃないですか。
そこを地道にされる方がいるというのが本当に一番、
最終的に一番近道になるのかなと、
数字できちんと示していくというのが裏付けが必要なんだなと思って。
今なんとなくLGBTって大切しなきゃいけないよとか知らなきゃいけないよみたいな声よりも、
それをじゃあなぜかみたいなことが裏付けが取れていくということがすごく大事だなと思うんです。
わざわざ広告代理店とかが、
男性っていうのは一般男性の中で比率が何パーセントいますみたいなことを
ほぞって今そんなの出したりとかすること自体も、
やっぱり数字でそういう裏付けを今世の中的に取っていっているのがすごい感じになって。
そういう先生の書いていることとか、
ぜひ皆さん知っていてほしいなと思います。
アンケートを取られているということで、
実際どういうことに使われるとかどういう意味があるのかというのは、
多分アンケートを答えている人は何か漠然と答えているとか、
何か面白そうだからというモチベーションだったりすると思うんだけど、
やっぱりそれは最終的には数字としてまとまって、
傾向とかどういうところが、
どういう施策にこういう予算が必要とか、
そういうところにも活用されるということは、
社会参加する一つの形だということをやっぱりちょっとお伝えした方がいいのかなという。
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本当そうですね。
皆さんが望んでいるようなスピードで社会は変わっていないかもしれないですけど、
でも本当にその調査の結果ということは注目をされて、
その数字でもっていろんなことが考えられるように。
特に20年近くそういう活動をされていると時系列でいろんなことが見えてくるのかで、
何回も言ってるけど2020年に向けてやっぱり動きがどんどん速くなってくる中で、
そこでやっぱりなかなか一般のゲイが政治家にロギングなんかしないので、
事務所に電話かけないわけないじゃないですか、やっぱりね。
でもやっぱりアンケートにはコメント付きで答えられるわけだから、
そういうのはやっぱり意味があるということを伝えて、
今日の会は大成功と。
いいかな、これ。
それは先生の決めることだね。
また来てください。ちょっとちゃんと勉強します。
今日楽しかったです。勉強になりました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。