1. アナタのお金の悩みを解決! 2020年の家計防衛
  2. 第18回【シリーズ:コロナショ..
2020-04-14 13:44

第18回【シリーズ:コロナショック】③株価が乱高下…含み損を抱えている人の動き方とは

特別企画【コロナショック】と銘打ちまして、FP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんがコロナと家計についてシリーズでお送りいたします。
【第1弾】コロナ恐慌はやってくるのか
【第2弾】年金への影響
【第3弾】株価が乱高下…含み損を抱えている人の動き方とは
【第4弾】コロナによる給料ダウンで家計をどう見直せばいいのか
【第5弾】家計におけるタブー

第3弾は、新型コロナウイルスの影響で乱高下をしている株価により、現在含み損を抱えている人に対して、どのように今後動いていくべきかについて解説していきます。

この番組の感想、またはこの番組で解決してほしいお金の悩みを募集しております。以下のURLよりお気軽にご投稿ください。 https://sec.allabout.co.jp/survey/2271

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.

00:05
皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの深野由悠子です。 皆さんこんにちは、マネーライターの清水です。
深野先生、今回もよろしくお願いします。 清水さん、今回も新型コロナのショックで、遠隔で収録になっていますが、聞きにくくないですか?
聞きやすいかと言えば、そうでもないんですけど。 リスナーの皆さんも、多分聞きづらいところがあるかと思いますが、
そこはご了承いただいて、中身で勝負したいと思いますので、よろしくお願いします。
今回のシリーズで、コロナショックということで、お送りしているんですけども、今回のテーマはコロナと投資ということで、
株価で含み損を抱える人たちの今後の動き方について、いろいろ考えたいと思います。
世界的に、日本も含めてですけど、株価の乱高下が続いております。 その辺について、やっぱり心配されているかと思うのですが、いかがですかね?
まず、今起こっているというのは、ややパニック折り的な状況ですよね。 これ実はリーマンショックの後にも見られたことなんですけども、
よく投資の世界だと、分散投資と言うじゃないですか。 要するに、ある資産のデメリットをある資産のメリットに補って中立化させるような感じですよね。
ところが、こういうショックが起こると、実は分散の効果が一時的に効かなくなって、全ての資産が同じ方向に動いてしまう傾向があるんですよ。
まさにそれが起こったのが、今回のコロナショックですよね。 基本的には、もうはや売れるものは何でも売って、持っているともっと含み損が増えてしまったりするから、
とりあえず売れるものは何でも売って、現金化していようという動きが、 特に3月に入ってから急激に起こったというのが今の現状ですよね。
ですから、その売りがある程度収まってこないと、下げ止まるのはちょっと難しいのかなという気がしますね。
今、株式だけでなく、金も下がっている、債券も下がっている、全て下がっているわけですが、この下げ止まりになるために、どのような条件が今後必要になってくると考えたらいいでしょうか。
一つは、先ほど言ったように、現金化する売りが止まるのかどうかというのがポイントですよね。
もう一つは、今回の要因というのが、新型コロナウイルスという一種の感染症ですから、
感染症になっている人の数の増加にブレーキがかかること、 あるいは、いきなりワクチンができるというのは難しいでしょうから、治療薬が出てくる。
03:05
それをWHO、世界保健機関機構が認めるとか、そういうことになってくると、少し流れが変わってくると思いますよね。
その治療薬もすぐ出てくるのかというと、新しい薬が出るためにはかなり時間がかかると思いますが、
今、既存の薬で、いくつか候補が出てきているんですよ。それが基本的には効いてくる。
例えば、中国では一部、薬に効果があったとか、そういうことが出てくると、少しずつ変化が出てきている。
治療薬に関して言うと、1ヶ月前、この収録は3月26日ですけども、2月の基準に比べると、少し治療薬に対する期待というのは高まっていると見てよろしいんじゃないですかね。
アメリカでは、来年にはもう薬が出るんじゃないかという話が流れていますが、治療薬が出るのと同時に経済も落ち着くと、同じぐらいの時間軸で考えていいんでしょうか。
そういう形になるのは難しいのかなって気がしますね。例えば、今回投資のお話をしていますけれども、株価も高めから比べて3割以上を下落しているわけですよ。
今の段階で3割以上は、もっと下落するかもしれませんが、例えばリーマンショックが起こった後は、アメリカや日本の株は半年後に実は最安値と付けて、そこから上昇していくんですね。
例えばアメリカを見ていると、リーマンショックの前の株価に戻すまで、実は4,5年くらい時間がかかっているんですよ。
それを考えますと、もちろんそれと同じになるとは言い切れませんが、それ相応の時間がかかる。
株価は企業業績を買うという形になりますから、経済や企業業績の改善が見えてくるという形にならないと、株価が本格的に出直ってくるのは難しいでしょうね。
今、株式なり投資金額を保有している方が、結果的に福溝を抱えている方が非常に多いと思うんですね。
数年回復するとしても、損切りしていいのか、保有しすぎていいのか、その辺が迷いがあると思うんですけど、どう扱うべきだというふうに深野先生は考えますか?
まず、今の相場を見ていると、みんな現金化したいと思っているから、1日でも早く売らなきゃと思うじゃないですか。
06:01
そういうのを思われる方もいると思うんですけど、1つまずは資産全体の点検をしてもらいたいんですよ。
例えば、今どうしてもライフイベントがあったりとか、現金化する必要がある人というのは、売らざるを得ないですよね。
そうじゃなくて、慌てて売る必要がないんだったら、1つは冷静になってもらいたいんですよ。
自分が売るところが、後から見ると底値だったというケースが結構あるんですね。
それを考えると、例えば、この収録した3月26日ですけども、日経営金株価を見ると、一番低かったところが、取引の時間中で言うと1万6300円前後ぐらい。
それが1万9500円まであっという間に2割近く戻っているわけですよ。
やっぱりそれを考えますと、こういうリバウンドの局面もありますから、少なくとも取り戻したいというのだったら、
日経営金株価が下がっているときに戻しているときに売って、ちょっと傷を浅くするとか。
やっぱり売るタイミングなんか、慌てる必要がないから考えてもらいたいですよね。
もちろんですね、実際には戻らなくて、さらに損を膨らませてしまうこともあり得ますが、
これは絶対とは言い切れませんけども、そういうことがあるということ。
あともう一つ、自分がなかなか今まで手が出なかった株も同時に下がっているじゃないですか。
そうすると、それに乗り換えてもいいと考える人もいるかもしれません。
この場合の乗り換えというのは、先ほど清水さんがおっしゃった損益にも兼ねてね。
その場合にはですね、じゃあ今自分が持っている株と乗り換えようと思っている株に、
どちらの方に将来性があるのかって考えてもらいたいんですよ。
要するに自分が持っている株がまた再び復活してどんどん上がっていくようなことを考えるんだったら、
それは損減必要ないかもしれないし、自分の持っている株はなかなかもう復活できないな。
それよりも新たに株に乗り換えた方が、より早く投資額を回収できる。
さらにはプラスも期待できると思うんだったら、それは乗り換えた方がいいと思うんですよ。
自分が新たな気持ちで投資するんだったら、どっちがいいだろうという形で銘柄を比較すると、
意外と損益に何かもしやすいと言いますよね。
ただし今の場合は、今まで自分が目をつけた株が今回の暴落で、株価が下がってきたという感じかもしれないけども、
こういう風に大きな暴落があると、やっぱり今後銘柄の物色とかも変わってくるんですよ。
ある人が、ちょっと早いかもしれないけども、株式市場は先取りするので、そろそろアフターコロナ。
コロナショックの後のことも少し考えて、銘柄選択を始めた方がいいんじゃないかという人もいるわけですね。
それを考えると、やっぱり我々の今の状況を見ると、仕事とか生活が一変してるじゃないですか。
09:06
仕事であれば、これも今遠隔で収録してますよね。遠隔でということを考えたり、仕事もテレワークであったりとか。
そうすると、こういう仕事のやり方も当たり前になるかもしれないじゃないですか。
そういうことを考えると、遠隔の録音ができるとか、遠隔の収録、あるいはテレワークができる。
そういう企業の株がどんどんこれから上がっていくかもしれないし、
基本的に生活の変化に応じて、企業の成長度合いが変わってくると思うんですよ。
それを考えるのであれば、先ほど言ったように、まだ早いかもしれませんけども、
銘柄の乗り換えなどを考える場合には、やはり株式投資は将来の変化を考えると。
先ほど言った少しアフターコロナということも、ちょっと頭の暮らしに入れておくといいかもしれませんよね。
今のお話は、例えば株式なり投資インターフォースですね。
個別にスポットで買うような方、含み依存を抱えているかと思うんですけど、
もっと以前から積立値差、確定拠出年金401Kなどで積立で買っているような人も、
中には含み依存を抱えている人もいるかと思うんですが、
この積立値に関してはどういうふうに捉えたらいいでしょうか。
そうですね。今おっしゃられたように、いわゆる401K、
401Kだったら井出子と言った方がいいと思うんですよ。
井出子も対象者が大きく広がったのは2016年からじゃないですか。
はい。
積立値の方は実は2018年から始まっているんですね。
それ以降を見ると、今回みたいに暴落というのは、
2016年、あるいは18年以降にした人にとっては初めての経験なんですよ。
そうですね。
それを考えると、こんなに急落しているときに、
さらに投資インターフォースを変えましてもいいのかと思っちゃって、
ブレーキをかけてしまう人も中にいらっしゃると思うんですよね。
実はこれは、前回2008年のリーマンショックの時でもあったことなんですよ。
そのリーマンショックの前に、結構分散投資が流行って、
それで始めた人が、リーマンショックでおのろきに買い付けを止めてしまった。
こういう人が結構いたんですよ。
ところが、その時に買い付けを止めていた人は、
その後の上昇局面で大きな過率を取り損なってしまった。
逆にその時に、継続していた人は、
その後の株価の上昇の大きな過率を取りたわけですよ。
それを考えますと、今回のコロナショックであったりしても、
経験則から言えば、積み足り投資は、
基本的には今までと同じように続けていく。
忍耐強く続けることが一番重要。
積み足り投資は、そもそも長い間種をまいておき、
将来の後継期、それに伴って企業が大きな収益を上げる時に、
12:03
大きな過率を捉えていく。
つまり、5年後、10年後に大きな過率を得るために、
今、種をまいておくわけですから、
基本的には忍耐強く、今は積み足り投資を継続することが必要。
また、余裕があるのであれば、
例えば今回は下がっている状況で、
スポット購入をしてもいいと思っているんですよ。
だから、積み足り投資というのは、
基本的には一発逆転法務なんていうのは残念ながらありません。
いわゆる継続は力習いという気持ちで、
頑張っていくことが重要だと思ってください。
はい、わかりました。
株価が1日に1000円下がったり、
持っている人は心臓に悪いと思うんですけれども、
これも含めて投資単位はこういうものかというところもあると思うんですが、
そこの状況を落ち着いて見極めながら積み立てをしている人は、
これが一つの好機だと思って継続してやっていったり、
含み損を抱えている人も、
冷静に自分の保有株をどういうふうに売却しているのかと考える、
機械として捉えれば、
そう当てることもないというところもあるかもしれませんね。
長期で仮立を得ていくということであれば、
やっぱりいい時も悪い時もありますから、
忍耐強く継続していくことが重要だと思っていただければ結構ですね。
はい、わかりました。
福野先生、本日もどうもありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
今回、2020年の家計防衛ということで、
リスナーの皆さんからお金の悩みを募集しております。
当番組の説明欄にある応募フォームから応募いただければと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
13:44

コメント

スクロール