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2023-10-03 58:45

#6【アナと雪の女王】後編 ひとりでいたい(いたくない)

2013年の映画、クリス・バック、ジェニファー・リー監督のディズニーアニメーション映画「アナと雪の女王」を深める回後編

今回の編集後記はこちら

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[[[今回のトピック]]]

映画大好きポンポさん / 人間関係を断ち切れ / なんで中指までいってんの? / それでも愛の可能性を信じたいトリビアさん / 誰に見せるんですかそれ / スケート税で大儲け / “ありのまま”ってそうじゃない / ナルシシズム / 甘えてんじゃねぇ! / 1人でいたい(1人でいたくない) / おひとりさま天国 / アンビバレントなオラフ / 能動的であること / アナの大失敗 / アナが主人公 / サンキュー、ウォルトニキ / トロールの役割 / 勝新太郎、抜ける / 傷つくとそうなる / あれでよかった / ポルノ過多 / やっぱり孤独が敵 

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サマリー

「アナと雪の女王」の後編では、エルサは愛と孤独のジレンマに立ち向かいながら、映画の中でそれを乗り越えるために努力しています。また、オラフの存在は曖昧な存在であり、彼の言葉が愛の本質を説明しています。「アナと雪の女王」の後編では、アナがエルサに助けを求めるも、誤解されてしまい、努力は失敗に終わります。しかし、最終的には二人は真実の愛と成長を通じて困難を乗り越えます。「エルサとアナの関係」や「アナの成長」の話が主要なテーマであり、アナがクリストフの行動によって愛に気づき始めたことが重要なポイントとなっています。エルサはアナに助けられ、心が溶け、ポジティブになり、これからもエルサの話が進んでいきます。

映画大好きポンポさん
深めるシネマ。
映画からの悪口みたいなのは、あんまり言いたくないというか、でも、でもね、なんか、そういう、今まだ見て、その映画見てない人のバイアスになっちゃちょっと嫌だなとは思うんだが、でも言いたい。
好きな形で言ってくれ。
いやまあ、あの、PEが入るかもしれないけど、あの、映画大好きポンポさん。
ああ、出ましたね。
これ見てもらったからね、トモヒ。
そうね、俺も2回ぐらい見て、まあまあまあまあ、あの、というか、まあ俺がどうこうというよりは、あの、本当にトリビアさんは本当に怒っている。
この映画。
核心が怒っている。
もう、木、木、あの、抜いている刀を素で。
そうそう、もう行くぞっていう。
あの、あの映画すごい、本当に好きな人が多いと思うから、それ、だからこそ言葉も選ばないといけないんだけど。
まあね。
多分これ聞いてる人の中でもすごい好きな人がいるかもしれないけど、あの、アニメ映画でね、映画大好きポンポさんという、多分漫画原作なんだと思うけど、映画制作の裏側を描いた。
まあ、だいぶファンタジックな絵を描いてるけど、なんか、あの、新人の映画監督が、あの、成り上がるまでみたいな話なんだけど。
1本映画を完成させて、まあ、賞を取るまでみたいなね。
そうですね。2021年か。
2年前ぐらいだけど。
結構最近だったんだ。
割と最近だけど、机上で見て本当にあの、両方の中指をスクリーンに突き立てたくなるぐらい俺は腹が立ったっていう。
あんまり俺映画そんな嫌いになることないんだけど。
まあまあそんなにね、こう怒ってますみたいな、この映画について怒ってますみたいなのを聞くことはほぼない。あなたから。
ない。
だからこそちゃんと言った方がいいのかなと思いつつ、ちょっといまだに悩んでるが。
うん。
なんかね、その本当にそういう煮詰めた部分だけ転写されてて、その要は。
ああ、それはつまり、穴行きのレリゴーズってことね。
そうそうそう。
アリのママのね。
アリのママの部分からセッションみたいな。
うん。
ここの天才とはこういう、こうあるべきみたいな。
うん。
で、あれもまあね、セッションは半分ブラックコメディだと俺は思ってるけど、そっからそこを間に避けちゃった?みたいな。
ああ。
その。
言語ゲームが。
言語ゲームになってない?
進んでいく。
大丈夫?っていう。
うん。
で、まあ2年経って、最近だからこのね、穴行き見ててもう1回思い出して。
うん。
やっぱ俺の許せない価値観はそこかなと思ってもう1回見たりして。
うん。
で、まあ公開から2年経ったから。
うん。
まあ結構評価変わったから、当時本当に大絶賛だったわけ。
うんうんうん。
まあと、主にアニメ会話、アニメ映画ファンかな。
うん。
実際に映画ファンも結構多分好きな人もいると思うけど。
うん。
なんかだったから、まあそろそろみんな落ち着いたかなと思って。
はいはいはい。
その。
で、みんながTwitterとかで検索したらやっぱ、やっぱみんなそのアニメ映画、生涯ベスト10に入れてたり。
ああ。
超名作名作みたいなのを最近見たけど、テレビとかでも結構吠えたりとかして。
うんうんうん。
最高最高、必ずじゃあそうかって言って。
うん。
ああ、これは、これは喋りてえって思うなって。
ああ。
だからその。
え、ど。
その映画に、映画の中にその。
うん。
つまりまあ、まあ要はメッセージがあるわけよね。
うん。
どういうメッセージにどう腹立ってんのかが、なんかもうちょっとはっきり言った方がいいと思うんだけど。
俺がやっぱり腹立ってんのはその、別に映画監督っての目指す主人公がやっぱり人付き合いがすごい苦手だと。
うんうんうん。
でも映画への愛がもう尋常じゃないぐらいあって。
うん。
で、そんな人がなぜかすごい敏感映画プロデューサーのポンポさんっていうなんか美少女。
美少女に。
美少女になぜかあの認められ、映画撮らされ。
うん。
名俳優とかをお膳立てされて、撮ってみて。
うん。
本当に見事にストレートにあの賞取って終わりっていう。
うん。
話なんだけど、その最中で。
うん。
やっぱ自分には映画しかないんだ。
うん。
映画制作の裏側を描いた映画
まあすごくネクラな少年なわけ。
うん。
少年っていうか青年か。
うん。
自分には映画しかない。
うん。
で、そんなコミュニケーションとかも人取れないし、何やってもダメだし、でも俺には映画がある。
うんうん。
才能があるはずだっつって、ひたすら没頭するんだけど。
うん。
その最中で特に俺が一番違和感があったのはもう後半。
その編集作業までまあ彼がするわけね。
うん。
ハリウッドなんだっけ、ニャリウッドみたいなそのハリウッドを。
うん。
だいぶアニメっぽくした架空の街。
うん。
映画の街みたいなとこなんだけど。
うん。
でまあ編集までやる監督って、そもそもそんなんいんのかっていうのは置いといて。
ツッコミどころ満載なところも満載。
そんな細かいこと俺は言ってるんじゃなくて。
うんうん。
その、編集作業中にやっぱりもう超ドラッギーな感じというか、俺はできるみたいな感じになって。
うん。
で、編集アニメっぽくこうね、なんかこうファイトシーンみたいな感じになるわけやっぱ。
ああ。
斧みたいなやつもね。
見ながら、そう斧みたいなので、めちゃめちゃ膨大な映像の素材があるのを90分くらい収めたいと。
要するに切っていっても。
そう。切っていけ切っていけっていう作業中に、その友達を切れとか、家族を切れとか。
うん。
その、要するに人間関係を断ち切らないと、あの素晴らしいもの生まれないんだ。
うん。
っていうマインドになりながらやってって、完成させてそれが本当に評価されるっていう。
うんうん。
終わりなわけ。
うん。
映画のメッセージと矛盾
でもさ、その価値観でできたとしてもいいというか、まあそういう場合もあるだろう。
うんうん。
けどその本人が作っているその、マイスターっていう映画?
うん。
その劇中劇みたいな。
うん。
のお話は。
うん。
その本当にそういう高校の天才が、その一回どん底に落ちて這い上がるまでを描いてる映画っぽいんだよね。
うん。
あんまり全部見れないからわかんないけど。
うん。
でもそれはなぜそういうふうにその復活できたのかって言ったら、やっぱり人と関わったからっていう話なわけ。
まあそうなんだよな。あの、矛盾してるんだけどね。
矛盾本邦さんという映画はね、すごく。
ははは。
だから綺麗綺麗綺麗とか言ってる時も、こうなんていうのかな、あの、こう都合よく、仲良くなった主演の女の子と一緒にデリート機押したりしてるっていう。
そうそうそう。
だから一人なってはない。
無条件で自分を受け入れてくれる、やっぱ美少女は傍らにいると。
そんなあなたのことは、あの無条件で私好きですっていう人がいて。
うん。
その人はなぜか、あの、そばにいるんだけど。
うん。
そうやってき、綺麗綺麗綺麗って言って。
うん。
で、ほん、見事に評価されるっていう。
うん。
おっ、本気で言ってますっていう。
そこにすごくはなかった。
あなたが、あなたが伝えたいことって何なのじゃあっていう。
うんうん。
その、主人公の何だっけ、ジーンだっけ何だっけ。
ジー、ジーニーくんだっけ、ジーンくんだっけ。
ジーインフィニティってね。
うん。
アシスタントみたいな感じなんだけど。
うんうん。
その、その、疑問じゃんそれ、普通に。
うん。
あの、映画ってそういう、だから創作ってそういうことじゃなくないっていう、その、伝えたいメッセージを伝えるのに。
うん。
自分がその、人との関係を切っていって。
うん。
人、人間関係を描けるわけないじゃん。
うーん。
甘やかされてるわー。
ははは。
その。
ははは。
甘やかされてるって言うのは、その、切るんだ切るんだって。
うん。
そう。
えー、つまりこの、描きたいもの、映画、打ち込みたいもの以外のものに関しては、人間関係だろうと何だろうと、他の趣味だろうと、切るのであるって言ってるくせに。
うん。
優しいみんなが周りにいてーみたいな。
いてー。
そうそう。
そういうのいっぱいあるんだよ、あの映画。
うん。
大小様々なのがあって、見てるうちから、え、え、え?ってなって。
うん。
で、最後も中指です。
ははは、それでも最後中指ですよ。
中指です。
になって。
ダブル中指です。
うーん。
で、つっこうさ、あの。
少ない明るくなるまで。
ごめんね、あの、しつこいようなんだけど、その、なんで中指にまでいってんの?うん、なんちゅうか。ど、どこに腹立ってる?そんなに。
その、つまり、別にポンポさんだけに限んないわけでしょ?
うんうんうん。
あの、えっと、つまり。だからポンポさんは、あの、穴行きの30分、34分時点までの、レディゴーの孫なわけよ。
そうね。
そうね。あの、う、そういう、その、つまり、ありのままが、え、局階内緒拡大解釈か、この部分的なものを抽出になってるっていう。
うん。
の、の、その、それは何がダメだと思ったの?これ。
愛、がない。
あははは。
愛が。
一応。
愛が。
愛が。
愛の可能性、それでも愛の可能性を信じたいトリビアさんだから。
はい。
愛大好きトリビアさんっていう映画を作りたくなるよね、その。
アイビアさんにもうなっちゃう。
うん。え、そう、そこだと思うんだよな、それ。
うんうんうん。
なんか、映画愛とか言うじゃんよ。
うん。
なんとか愛。
うん。
だからその、映画愛さえあればオッケーっていう、多分映画なんだと思う。
うんうんうん。
でも愛ってそういうもんですか。
だって、その。
穴行きもそうだけど。
うん。
その感情によって、感情の起伏によってクリエイティブなものを作れた。
素人を作れました。
でもその中にはたった自分一人でひたすらいるだけ。
うん。
で、これは何か表現したことになってるんですか?
誰に見せるんですかこれ。
うんうんうん。
っていうことじゃん。
うん。
穴行きの最後では、それをアレンデール王国に戻っていって、人々のためにその能力を使う、愛スケートリンク作るじゃん。
うん、作ったね。
で、あれでもう大儲けできるわけですよ。
入場料取るわけでしょ。
だからスケート勢だよね。
スケート勢取るよね、国民から。
愛と孤独のジレンマ
夏スケート勢は多分冬スケート勢よりちょっと高いんだよね、きっと。
高い、うん。
でもあれはやっぱその人のために使うっていうのが愛なわけで。
うん。
その、映画愛ってそれはその映画愛に酔ってるだけじゃないんですかっていうところに腹が立ったんだと。
要するにそれは愛じゃないんじゃないですかっていうことが。
あー、そうね。
言いたいと。
そうかも。
で、その内緒は未熟なんじゃないか、愛がっていう穴行きに戻るとするならば。
うん。
愛というかそのなんていうか、人格がというか。
うん。
あのー。
そうそう。
そこで留まってしまうっていうのはすごく未熟であって、それでいいのではねえっていうかだね。
バタンって言う。
良くない良くない。
良くない良くない良くないみたいな。
やっぱだからありのままでは良くないっていうことを俺は多分言ってるんだと思う。
そうね。
うん。
てかありのままでってそういうことじゃないって言ってるじゃん。
ない、そうね。
そっちじゃないですって。
ありのままの自分を受け入れる、その自分がこういった能力あるっていうことを抑え込むんじゃなくて、使うね。
それをきちんと向き合って、自分にはこういうことがある、なるほどなるほど、それをどう人のために使えるかっていうのを生かすっていうのがありのままであるっていうこと。
ドアをバタンと閉じたまんまのありのままなのだとしたら、それは氷の城の内装だけであって。
うん。
誰かが訪ねてきたら、あごめんもう帰ってみたいな感じ。つまり自分にしか使われない、生かされない。
自己重複。
自己愛だね。
自己愛か。
うんうん。
なるほど。
そう。
自己愛は、難しいな。
ナルシシスティカシーな。
そういうともうちょっと言葉としてあれだよな。自己愛は大事だろみたいな感じになっちゃうけど、自己愛って言葉使っちゃうけど。
ナルシシズムはちょっと危ないし、自己完結になってるって、それって幸せなんですかねっていうことだよな。
そう。そこに多分俺は腹が立って中指が立ったんだ。
そこにだから、中指立つレベルで強い違和感と怒りが湧いてるっていうことなんだよな。
それに映画を利用されたのもたぶん腹立つ。
なるほど。映画愛してるからこそっていうことね。
そう。人に見せるための映画なわけじゃん。
うんうん。
そのポンポさんの中でも、最後がその賞を取って終わるっていうさ。
うん。
その人から評価されるっていうのがゴールになってる時点で、もうそれもどうなのかと思うんだけど。
言ってることと、おかしいやんけっていうね。
おかしいやんけっていう。
本当はだから自分の自宅の部屋で、プロジェクター真っ暗の部屋で自分だけが見てるってことになるんじゃないの?っていう。
そうそう。その結論。ただ氷の城を建ててそれに籠るっていう。
なのにそれがちゃんと上映され、評価。周りから評価され、アカデミー賞みたいなやつを取るわけ。投票制で。
で、めでたしめでたしっていう。都合が良すぎやしませんか、それっていうのに、あの、ブチ切れたっていう。
なるほど。
甘えてんじゃねーよっていう。
あー。めっちゃ怒ってるよね。
そう、怒ってるよ俺は。これずっと喋りたかったんだ。でも誰も言い出せないから、やっぱこういう場もさ。
うんうん。
これツイートで書いたら本当に単なる嫌いなだけじゃんってなっちゃうけど。
なるほど。
しかも短い言葉じゃ全然伝わんないしね。
ここまで喋ったらちょっとわかってくれるかなって、今思ってるからあえて言ってるんですが。
うんうん。
どうすかね。どうすか?
そうねー。いやでもだからその。
どう思ったの?そのポンポさん見てて。
あ、ポンポさん?そうね。そのポンポさんはだから、さっき言った通りで、本当に矛盾してるわけよ。
矛盾してるからやっぱあんまりいい映画じゃないなと思ったのよね。
つまりこの一番強いメッセージとして、成し遂げるためだったら切れ切れ切って切って切れっていう。
それでこう90分のシャープな映画にして、それこそが税肉の削ぎ落とされたいい映画であり、それをするためには自分の税肉も切り落とさねばならんみたいなことでしょ。
つまり他の人との関係とか、他の楽しみとか、映画しかないっていう状態に自分を追い込んでいくことこそがクリエイティブにおいて重要であり、だから今孤独にいる、
そのジーン君みたいに教室の片隅で映画のメモとかをずっと一人で書いてるみたいな状態にいるあなた、孤独なあなたは正しいと言ってるということなんだけど、ストーリーの中でジーン君は一人で頑張ってるわけでは全然ない。
映画はね、みんなで作り上げるものとか言ってるから。
そうそうそう。それで、「おーい頑張ろうか!」って言って、「わー頑張りましょう!監督役!」って言って。そこは、そこは宴会みたいな。そこは甘やか審議会みたいな感じで、やっぱりなんかおかしいのと。
だから、最後デリートするっていう、切るっていう場面でも美少女と一緒に、自分をセーフに受け入れてくれたおぼこい美少女と一緒に切るっていう、これまたこう、「え?」みたいな。
俺はてっきりポンポンさんをクビにするとか、そういう展開がプロデューサーだからさ。映画のプロデューサーだけど、それをクビにするみたいな展開が来るのかな?とか思ってたら、そういう痛いことは特になく、でも孤独を肯定するっていうことになってるから、おかしい。
ダメだなっていうふうに思ったのと同時に、やっぱり、これが大ヒットしてるわけでしょ?ってことは、制作人も観客も、やっぱりこういうものを求めてるなっていうのが、すごいよく分かった。アンビバレントなわけです。
一人で痛い。一人で痛い、一人でいて寂しいっていう、自分こそが正しいと言いたい。けども、裏ではというか、もう一人心の中の登場人物が実はいて、みんなでいたいし、みんなで協力して何かをやりたいし、つまりリアルが充実したいみたいなことを。
だから、その制作の映画を作った人たちも、そういうアンビバレントなのがごちゃごちゃっとして、そのままでちゃってるし、観客もアンビバレントは、一人で痛い、一人で痛くないっていう。
あの、孤独でいいんだ、愛が欲しいんだっていう。その矛盾が、矛盾したまんま、それをこう享受してるから、だから心地いいからこそヒットしてるんだろうなっていうようなところがあるというふうに見えたから。
なんて言ったらいいのかな。悪魔が作った作品ではないし、悪魔がそれを享受してるわけではないよねっていうふうに思う。きのうまで人間的な映画だし、人間がそれを需要してるというか、享受してるっていうふうに思ったし、やっぱり俺の中にもそういうのはあるなっていうふうに思うよね。
その、いやもう一人でいいんだみたいな感じで。
肩をね、ポンポンされたいっていう気持ちもあるってことだよな。
どっちもある。
でも、だからそこで穴行きとの対照的だなって思ったのはやっぱり最後に愛が勝つかどうかっていう。
結局、言ってみればだけど、このポンポンさんを良しとして送り出し良しとして受け取った人たちも含めてだと思うんだけど、今の時代はまさにそのね、一人でいていいんだっていう、一人でいることの方がいいんだっていうメッセージがどんどん増えてきてる時代じゃないですか。
で、だからお一人様天国みたいな感じですよ。
乃木坂フォーティッシュ館の新客とか。
あれもすごい象徴的なっていうか、自由で気楽なお一人様天国だ。
揉めることなくいつだって穏やかな日々だから、もう大丈夫だからほっといてくださいみたいな。
たからかにこう、旅でそういうことを歌う。
すごい、ここまで来たのかみたいな感じになってる。
つまりこれは今どういうことなのかっていうと、みんな穴行きで言えば30分過ぎ時点、パターンの時点で止まってるわけよね。
止まった。あそこでもう帰っちゃったみんな、映画館から。
そう。
本当に。
10年前、みんなあそこで出たんだろうな、きっと映画館。
出たね。あそこの曲だけ聴きたかったんだろうな、たぶんみんな。
本当にでもそういう人いたかもしれない。
もしかしたらね。
次のスクリーンで、今度また最初から見て、レディーゴーだけ聞く。
つまり何が言いたいかっていうと、これでいいのって、ありのままでいいのって、氷の城を強大なものを作って引きこもったエルサの時点に多くの人がいるんだとしたら
どうすれば、その人たちに、いわば、扉を開けて出てきてもらえるのかっていうのを考えなきゃいけないなって思うし、
ていうか、このアナと雪の女王はそういう映画じゃん。
そうね。
心を閉ざして、その氷の城に立てこもったっていうか引きこもったエルサをどうやったら出てきてくれるかなっていうのをアナがまさに努力して、
なんとかこう、出てきてもらうために、扉を開けてもらうっていう、こじ開けるんじゃなくて、論破するとかじゃなくて。
はい、すみません。
そのための努力および、努力した結果、努力の仕方と努力した結果、得たものは何だったのかっていう、
つまり、真実の愛というのはどういうことなのかっていうのを描いてるし、それを読み解いていくっていうことができると、
映画の30分過ぎじゃなくて、残り60分を消化できるような気がするのかな。
確かに。
オラフの存在
なんか、俺がそこで結構大事だなと思ったのは、オラフの存在っていうか。
はいはいはい。
さっきもアンビバレントって言ってたじゃないですか。
一人でいいんだと、一人じゃやだっていうのの攻め合いだ。
オラフはエルサが作った、こっちはそのありのままでいいのって歌いながらさ。
実はエルサはさ、氷の城作る前に一番最初に、造形物としてオラフを最初に作ってるんだよね。
そう。子供の頃のね、思い出として、もう作ってるんだけど。
で、それこそオラフはアンビバレントの存在。
雪だるまのくせに夏が恋しいっていう。超矛盾してる。
あの、行ったら溶けちゃうもんっていう。
だけど、欲しているっていう。
あれだから、エルサ自身の一部なんだよね。エルサがたぶん作ったから。
エルサの心のもう一つの才能。
それをかろうじてエルサは作ったんだよ。
もう助けてのいい見合いもあって、たぶんギリギリのタイミングであれだけ作れた。
あとはもう氷の城に引きこもったけど。
ギリギリのタイミングでオラフを作ってあげて、
で、アナとそれを触れ合うことで、みんなで時代を解決するっていう。
本当に、ギリギリのタイミングで作った、ヘルプとして出した。
と同時に、ある意味切り離しちゃったとも取れる。
あーなるほど、排出したというか。
で、オラフは最初から愛が何かを知ってたんだよ。
最後の最後にアナに言うじゃん。
愛っていうのは自分より人のことを思うことだって。
自分より人のことを大切に思うことだよ。
その通りだよみたいな。
その通りって。
お前が正しいっていう。
だから本当はエルサの中もそれを理解してるわけ。
アナの努力とエルサへのアプローチ
で、それをあそこの段階で切り離しちゃったから、氷の城に閉じこもるっていうのは正解だと思っちゃったっていうのもあると思うし。
オラを返せばあれがエルサが発したヘルプだった。
で、それによってアナも救われるし。
っていう、そのヘルプを出す。
エルサにとってもその助けてって言ったってことじゃん。
うん。
しかもそのヘルプはアナに届いたんだよ。
そう。
で、細かいこと言うんだけど、あれ実はオラフってアナのところ、アナたちのところに来るとき完成してないの。
あれはさ。
あー。
あの、アナがニンジンを。
そうそう。
与えて、まあ突き刺したんだけど。
急なスプラッタービューション。
グシャって。
あれでオラフは完成したんだよ。
うん。
だからその、与えるってさ、これ一つキーワード。
うん。
真実の愛っていうのを、もしあるのだとしたらっていうか、構成要素としてというか。
うん。
だからその、アナ自身にもあるわけよね。
うん。
愛の能力というか力というか。
うん。
があって、それで2人で合わせて完成してんだけど。
うん。
でもまあ、そこしかまだないっていうか、つまり2人ともまだ未熟なんだよ。
うん。そうね。
で、合わさったオラフから学ぶことで、アナの心に真実の愛が芽生えていくみたいな形になっているっていうのは、あの。
片方でなんとかなる話じゃないっていうのは、そういうことだと思うんだよ。
うん。
それでもやっぱりアナはその、すごい能動的にずっと動き続けたっていう。
うん。
ひたすら。
うん。
俺がその、この映画のやっぱりそのメッセージとして、その努力っていう言葉を使ったけど。
うんうん。
それはつまり能動的であるみたいな意味が今あって。
うんうんうん。
その、真実の愛のキスっていうのはさ、キスされると。
そうだね。
あの、解けるっていう。
うん。
これ価値観だったけど。
受動的な。
最終的にその、そうそう受動的な。
最終的に、あの、アナ自身の心を溶かしたのは、自分でエルサを助けるっていう能動的な行動だったでしょ。
そう。
振りかざされた、その剣の前に立って、エルサを助けるっていう能動的な行為だったし、それを見たエルサが、あ、わかった。
うん。
愛が溶かすんだっつって、冬を終わらすっていうのは、それも能動的に。
うん。
何かその、このスイッチ押したから、冬が、あの、終わったとかじゃなくて、自分で終わらせるっていう。
うん。
愛によって自分で終わらせるっていう能動的な行動を取ったっていうのも、やっぱ能動的だから。
うん。
なるほど。だからその、まあ、結末はそこに落ち着いたっていうことなんだけど。
これ、その、アナがさ、いわゆるその形の真実の愛っていうのを獲得する、そして行使できるようになるまでの話じゃん。
うん。
で、だから、努力とはいうものの、その、努力の仕方っていうのが、あの、最初の頃のアナはね、やっぱりね、間違ってるんだよ。
うん。
努力の仕方が、それは何なのかって言ったら、あの、ま、エルサがバーッと出て行っちゃって。バーッと出て行っちゃったら本当に家出みたいだけど。
ははは。いやまあそういう話だから。
まあまあそうね。
どっかで多分みんな見たことがある話の可能性もあるよね。
そうね。
なんかお姉ちゃんが家出した人とかもいるだろうし。
心当たりはね。
両親とも越えて。
結構ある話というか。で、それでまさにだから、心当たりあるあるかもしれないけど、そうやって、まあ出て行くというか、まあ心を閉ざす、引きこもるでも何でもいいんだけど。
そういうのに対して、アナは、あの、私が迎えに行くって言って。で、1回目行くじゃん。
うん。
で、その道すがらも、私が急に結婚とか言い出したから怒っちゃったんだよね。
うん。
怒っちゃって、どっか行っちゃったんだよねって言いながら行くとか、あの、お城に着いてからも、その、ほんとごめんなさいみたいな感じで言って、いやいや謝ることはないよって言って。
だって、あのエルサは、それでキレた。
そういうことじゃない。
そう、そういうことじゃないっていう。
じゃない。
だから、あの、アナは真っ直ぐ努力をしてるんだけど、あの、エルサの話を聞いてないし、あの、エルサのことを誤解しているわけよ。
うん。
で、その誤解したまんま、ぶわーっつって突っ込んで行って、で、あの、あの城に最初にだから、アナが行くシーンで、すげえそのなんていうのかな。
うん。
あの、大丈夫?君の話ね。あの、エルサなら終わらせられるよとか、なんか勇気を出してとか、なんかこう、一緒に帰ろうみたいな感じで、こうすげえこう、ちょっとずつ申し込んでバーッつって行くんだけど、あの、全然エルサはそういうことじゃないし、あとその、なんか、勇気とか言われたって、あの、なんていうかな。
で、人と会うのが怖えつってる人に、勇気を出してってね。何を言っとるんですかみたいな話じゃん。
超ポジティブなね。
そう、ポジティブでちょっとずつ申しに行くっていうのは、そのなんていうのかな。もちろんその、氷を砕こうとして打ち込んでいるんだけど、あの、その打ち込み方は、ただ相手を傷つけるだけになるっていう。
で、で、こう、アナが最終的にやっぱ本音が出てくるというか、あの、結局その、なんていうかな、嫌だみたいな。
あのもう、エルサとじゃなきゃ、一緒じゃなきゃ帰れないみたいな、帰らないみたいな感じで、こう、行く。
行って最終的に、「いや、帰るのよ。」って。
あの、あれ、氷のモンスターが出てくるじゃん。
あれマシュマローンって言うらしいんだけど。マシュマローンだっけなのか。かわいい名前がついてるけど、まあなんでもいいや。
マシュマローか、なんでもいいんだけど、あの、現れて、で、だから結局攻撃されるわけよ。
だからその、全然その、真っ直ぐ、ポジティブな励ましと、自分の思い一緒に対応っていうのを、めちゃくちゃ言いまくるっていうことが、逆に相手にとってつらくなる。
それって果たして愛でしたっけ?みたいなことになっちゃう。
うん。確かにその、結局まあエルサが王国に戻って、ハッピーエンドの話だけど、結局アナはそれに関しては大失敗してる。
アナが、アナが連れて帰ったわけではなくて、
ファンス王子が監禁して連れて帰っただけで、全然成功はしてないって話だもんね。
そうね。で、しかもその後もう成功しなくなったっていうのはさ、あの、ていうか、アナ自身が危機に陥るわけよね。
あの、あそこで、エルサと対峙して。つまりあの、なんていうかな、こう、アレンデールが危機だから一緒に帰ろうとか言って。
まあそれもこう、まあ言わば残酷だけど、アナの都合だから。それをこう、エルサにぶつけることで、またエルサが、
みんな困ってるからって。
アンタのせいでみんな困ってんだよっていうことになっちゃう。
氷売れないんだよって。
氷売れないと、なんかね、一人の青年が、あの、生活成り立たなくなりますけど、アンタそれでいいんですか?みたいなことに。
みんな待ってるよ、ほら、早くって言う。
超残酷。
ほらみんな早く待ってるよ。
ほらほら。
ステージ立たないと、ほら、っていうマネージャーの。
足が動かないとかじゃないじゃん。動くじゃん。
ほらみんなほら。
あー怖い怖い。
正面、正面さんが待ってるよっていう。
俺の何らかのこう、トラウマがフラッシュバックするわ、ほんとに。
え、起きれないってことなわけないじゃん、みたいな。
頑張っていこうぜ、みたいな。
ほらみんな待ってる、みたいな。
でも、ね、
それは意味がないっていうのと、それで、
攻められた結果、やっぱりエルサがもう本当に耐えきれなくなって、
やめてーっつって叫んでんのよ、あの氷で攻撃してしまうときに。
で、その氷が突き刺さったのもよね、その穴。
そうね、頭じゃなくて心にね。
あれはつまり、その親密な関係の人に、
なんとかこう、心と心をつなげようとして頑張っていこうとするんだけど、
向こうが傷ついた状態とか、
この映画で言えば心が凍った状態、心が凍った状態にいるっていう人に、
頑張ってこう、アプローチしようとするというか、
ケアしようとするというか、
アナの失敗とエルサの葛藤
打ち込もうとするでもいいけど、この映画で言えば。
でもそれすると、こっちの心も氷かねなんていうことなんだよ。
うーん、なるほどね。
攻撃を受けちゃうし。だって攻撃されてると思ってんだもん、エルサは。
そうだね。
あの穴から。
やめてーっつって叫んでるし。
で、つまり、
言ってみれば孤独な人にアプローチしようとした人が、
その人も孤独になってしまうというか、傷ついた人にアプローチしようとしたら、
その人も傷ついてしまうみたいな。
そういう状態がある。
しかも、それはちょっとつも心に、
お前のこと思ってるみたいな感じでいくと、そうなりがちだっていう。
そういうメッセージだと思うんだよ。
それが、それがだから未熟なんだっていうこと。
確かに。
穴も未熟、エルサも未熟だから。
そうそうそうそう。
でも、2人で獲得した、成長したっていうのがラストってこと。
うーん、だからこう、まあ見方によるけど、
あの、穴の成長物語なんだよね、これって。
うーん。
穴が未熟な愛しか持ってなかったのが、
真実の愛を獲得して、心の氷が溶けるまでっていう。
そして、愛する人の心の氷を溶かすまでっていう風に、
見ることができると思うから、
すごい教訓だと思うんだよ。
お前のことが大事だ、好きだ、愛してる、
あなたのことが大切なのよとか言ってバーって言ったってダメなんだし。
じゃあどうすればいいんですかねっていうのが、
のもやっぱりちゃんと描かれてる。
だから結局どうしたらいいのかって言ったらやっぱり、
エルサにとっては、その扉を閉じるのではなく、
彼女がギリギリでやったように、その助けてっていうヒントを出す。
そのオラフというものを作り上げ。
アンビバレントな心を持っているっていうことを自覚して、
助けてはくれませんかって言えるといいのかなって思ったし。
で、あなたからするとそれを聞き取るっていう。
まあでもさ、この映画のさ、またいいところと俺は取ったんだけど、
エルサはだからその、アナが最初に訪ねてきて、
で追い返したわけなんだけど、追い返した後に、
城の中でさ、落ち着いて、落ち着くのよみたいな感じにこうなってるっていう。
葛藤してるわけよ、一人で。落ち着くの。
城が崩れそうになりながら。
そうそうそう。なんか氷の棘とかバーって増えちゃったりとかして。
真実の愛と成長
で、だからあの人は葛藤してるっていうことなんだけど、
すごいものすごいジャンプカットで葛藤してるから怖いんだけど、あのシーン。
葛藤してんなっていう感じがあるんだけど、
その葛藤は今あなたが言ったような、
自分の中に助けてほしいっていう心と拒絶したいっていう心があってどうこうっていう葛藤の仕方はできてない。
そういうふうに、いわば傷ついてる人が、心焦がしてる人が立ち直るっていうのは、
そうそう簡単なことじゃない。結局同じ悩み方をずっとし続けるっていう。
抑えなきゃいけない。抑えなきゃいけないんだよね、エルサの場合は。
っていうことだから、この映画もいいところに繋がるんだけど、
この映画ってエルサあんまり関係ないと思うんだよ、実は。
アナがどうするかの話。
つまり、心を閉ざしてる人たちに、繰り返しになっちゃうけど、心を閉ざしてる人たちに、
どうしたらいいのかっていうアナの冒険の話、成長の話なわけだから、
アナがどうしたのかの方が大事なんだ。
エルサはどうすればよかったかなぐらいにしかなっちゃわないから。
普通にダブル主人公みたいになってるけど、
もともとはアンデルセンの雪の女王っていう童話が元になってる。
その中では、やっぱりその、
雪の女王、敵、悪役として、その雪の女王っていうのが登場してたんだけど、
レッドイットゴーの曲を作曲したときに、
その作曲家の人が、
エルサの曲に落とし込むためによく考えたら、
彼女を悪役にするのはなんかおかしい気がする。
なるほど。
単なる悪役にするのはおかしいっていうことで、
名曲ができ、その曲が良すぎて、
悪役が歌うにはちょっとどう考えてもおかしい。
なるほど。
からつってそこまで作った曲とか全部捨てて、
映画自体の構成から全部立て直したのが今の形のアナと雪の女王っていう、
あのダブル主人公みたいになってるっていう。
はぁー。
だから、本当にそのアナが主人公であるの。
この通りでは。
そうなの。すげぇ勇気あるキャラクターだな、それは。
おかげでいい話になったよっつって今、制作人に。
サンキューウォルト。サンキューウォルト・ディズニー。
言いに行きたいね。
そう、だからやっぱあの、
アナがどうすることができたのか。
アナはどうして、
エルサの心の氷を溶かし、
もっと言えば自分の心の氷を溶かすことができたのかっていうところは、
かなりはっきりと描かれてるし、はっきりと俺らも、
消化した方がいいと思う。
え、アナがなぜその愛に気づけたって?
うんうん。
アナが気づけたのはやっぱりクリストフじゃない?
あー、やっぱそうだ。
クリストフの行動によってかなり、
どんどんどんどん学んでいったって感じはする。
うんうん。
その自分のことを全部一回捨ててでも、
アナのために行動する彼の姿を見ていくうちに、
多分気づいたんじゃないかなと。
うん。
しかもその、ちゃんと解説をオラフがするんだよね。
うん。
そうね。
あの、ハンスの元にアナを置いて去っていったクリストフみたいに、
あの、そういうふうに。
あんな男って。
あんなハンスみたいな男じゃなくて、
クリストフみたいな。
人の方が分かる?みたいな。
アナって愛について本当に何も分かってないんだね、つって。
いうわけ。
うるせえなーって思う。その人言われたら。
いや、絶対うるせえなって思うよ。
まあでも叱るべき人に言われたら多分響くんだけどね。
そういうのって。
叱るべきタイミングでね。
論パンになっちゃったらまたあれだから、
あ、何なんだよみたいな。
愛の伝導してくってんじゃねえぞみたいな感じになって。
まあキレるよね。
でもちゃんとモラフがさ、そういうふうにこう、
冒頭と説明する前にやっぱり、
トロールが無理やり結婚させようとしてたじゃん。
そうね、ひっかき回す。
あいつらな、本当にひっかき回すだけだから。
そうね。
欠点も愛があればオールオッケーみたいな、
結婚しちゃいましょうみたいな感じでさ、歌ってやってたけど。
まあでもさ、そのさ、いわばここでようやく俺はトロールを。
お前なんでそのトロールの肩を持つんだよ。
聞かせろよそれ。
あれもしかして俺もトロール。
人造の石が出たぞとか言って。
あんな。
そろそろそんな石が出てきて。
お年頃かもしれないよね。
いやいや、あの、
確かにクリストフが最初の氷切り出すシーンから、
いわゆる心というもの、相手の心というものに対してアプローチの仕方っていう、
打ち込むんだっていう、学んできたっていう、エサキュービみたいな感じのもあるんだろうけど、
でも彼は、
俺は一人じゃないっていつも言うじゃん。
アナになんか言われ、キャチャ入れられて。
恋愛の達人の友達たちが、家族がいるみたいな感じで言ってるわけだから、
クリストフが孤独にならずに済んだのは、
トロールのおかげなわけです。
そして、トロールで孤独に生きてきたエルサは、
ダメだったでしょ?
ダメだったっていうかその。
雑になっちゃって、ダメだったでしょ?じゃねえんだよ。
そんな雑な言葉とか。
エルサは愛を知らずっていうことになったけども、
それに対して、クリストフは一緒にいる人たちがいたから、
孤独にならずに、
幼い頃からエサ教育で積んできた愛をまた信じることができる、
っていう構造になってると思うの。
そして、トロールたちが歌ってる内容っていうのは、
そんなに間違ってない。
誰もが完璧じゃない。
ない、欠点はね、あるけど、そのことは大したことじゃない。
補い合いだって言ったの。
父さん、兄さん、みんなで補い合えば、みたいな。
まさにその通りじゃん。それも愛の一つの形じゃん。
自分で何か全部できると思ったら、
それこそアナみたいにちょっとずつ盲信に進んでいく。
私ならこの冬を終わらせられるっていう。
すごいパワフルであると同時に、自分勝手でもある。
残酷なこと言えば。
なんだけど支え合うっていうメッセージも、
クリストフは育つ中で、
あの人たちと一緒に。
あのトロールたちと一緒に。
あんなもんたちと一緒に。
納得しづらい話だが、その通り。
俺の中の葛心が今スーッと抜けている。
鞘に刀を。
離そうみたいな感じに。
もうパンツ履きませんっていう。
記者たちもそれで、
敵じゃなくなるよね、一応ね。
一緒にいてくれる人たちがあんだけいればね。
ひどい奴らかもしれないけど。
俺は今までちょっと、
そこも含めてなんじゃない?
あんだけ引っ掛け回すような奴らでも、
いるっていうのはすごく大事なことなのかもしれない。
間違ってる部分もあるし、
そもそもトロールの執著が悪いんやんけ説もあるけど、
あるんだけど、でも、
さっきも話した通り、
孤独が一番良くないんだから。
エルサは孤独だったから、自分の力がネガティブな方にばっかり出る感情が、
氷の魔法が出るようになってるし、
エルサは孤独だったから、コロッと恋に落ちて、それを愛だと勘違いしてしまうし、
愛を行使しようとした時に、自分勝手にちょっと相撲しに出てしまうし、
っていう形なんだけど、クリストフは、
大徳してるわけ、真実の愛としての。
つまり、自分よりも他者を大切にするということこそが大事なんだ。
人付き合いにおいて、本質的にっていうふうなのを、
知ってたからこそ、そしてそのクリストフがアナを助け続けたからこそ、
トロールのメッセージと支え合いの重要性
アナは変わっていけたっていうことだと思う。
その通りです。
もう私が帰ってったから。
記者会見終わっちゃった。
記者会見終わっちゃったか。
国会所持の。
でもこっからはポリシーラベじゃなくて、もう楽屋だと思っていただいて。
でもね、ありのままのっていう話も、
ありのままじゃ良くないよっていう話もおれはしたけど、
結局最終的に、
エルサが愛っていうものを知って、冬を終わらせた後に次に何したかっつーと、
オラフのために雪雲みたいなの作ってあげるみたいな。
専用の雪雲。
あれ良いなって思うけど。
欲しいなって。
あれ欲しいな。
要するにあれは、自分のために自分の能力を使ってるっていうか、
形でもあるわけじゃん。
あーまあ確かに。
ポジティブな形でもね。
自分の分身だったオラフに対して、愛を与えるっていう。
それこそセルフラブ的な。
本来の意味の自己愛だと。
自己愛。
決してナルシスティックなものではなくて、小っちゃい雪雲みたいなものを作ってあげるっていうのも、
それがありのままでいいの?っていうことだとは思うし。
間違ってはないんだけど。
でもみんなやっぱ誤解してたよ。
あーそうねー。
今も現在進行形で誤解されつつあると俺は思ってるから。
そうねー。
いやでもさー、もうさー、あのー、ほんとさー、やっぱ傷つくとそうなるよ。
うん。
なんかもう、あのー。
それでいいんだっていう肯定されたいっていう。
そうそうそうそう。
なんかもうだって、自分がダメだから、その、こうやってその、
例えば人とうまくやれないとかね。
なんていうかなー、冒頭のお便りでもあったけど激詰めされるみたいなさ、こととかさ。
でもう、傷つくわけよね。
で、そうなった時に、まさにあの、あなたが最初にキーワードとして出した、いやいや努力っていう風になると。
もうなんか、倒れちゃうみたいな感じの。
ごむたいなーっていう。
ごむたいなー。
だからまぁある意味で、この映画で、この映画語りたいところが多すぎて困るんだけど、
あのね、あの、エリサは一回氷の城に行って良かったんだよあれは。
そうね、それはそう。
で、あのまんまアレンデールで、あのアナとやってたら、アナとの関係どんどん悪くなるばっかりだし、
あのね、こう、ハンスの、ていうかハンスにあのまま殺されかけ、事故に遭ってもらう予定だったとか言って。
そうだ、あいつの思う通りになってたわけ。
だし、もっと早い段階で、あのアナの心に氷が突き刺さったかもしれない。
で、しかも別にあの、旅に出てねえからアナは、その場合。
だからそのまま死んでるよ。
そのまま。
バッとね、全員そのまま死ぬ。
で、冬も終わんねえから。で、どんどん気温が下がっているみたいなさ、あのセリフとかもあったじゃん。
多分あれもう、本当に氷ついて終わるもん。
終わって、ハンス、ハンスだけ脱出。
そうね、いやでもハンスも多分脱出できない。
脱出できない。
で、まあいや分かんないけど、あの、だから一回離れたほうが良かったのよ、ハルキッと。
うーん、そうね。
で、もっと言えば。
必要だったの。
そうそうそう。もっと言えば、一回離れて、いや、もうその、私はこれでいいみたいな、そういうなんか、あの、ややダメな開き方というか、開き直り方というか。
あの、でも必要な開き直り方というか。
うん。
をやっぱり、一遍しとかないと、進まないようなことがあると思うのよ。実感としてなんかそんなような気がするのよ。
俺悪くないっていう形でもいいと思う。
まあ俺の場合はそういう感じでいたような気がするけど。
このままの人生で。
で、このままでいいんだっていうので、一回もう間違っててもなんでもいいからとにかく。
壊れかけてる事故を肯定して、止めとかないと。
うん。
本当に、あの、死んじゃうみたいな。
うん。
公営神社。
うん。
そう、だからまあ本当にだからその、成長のスタート地点に、あれでやっと立てたわけだから。
うん。でまあ、それで。
そういう必要だよね。
エルサの心が溶ける
アナに助けてもらって、あの心の氷が溶けてポジティブになったんだから、これから多分またエルサの話がこう、進んでいくんだろうね。
まあ独編もあるらしいから、あれなんだけど、まあそういうことになると思う。
どちらかというと、まあ独編はエルサが釣り主人公な感じ。
ああ、やっぱそうなる、なるわまあそれ。
いやー、でもやっぱ創作物でその表現するものとしてやっぱり俺はなんかその最後は大学科っていう終わりにしてほしいなーっていう、なんかそれじゃないと作る意味ないくないっていう。
うん。
でも氷の城の中にいるエルサの心には響いて、一旦それで生き延びられるかもよ、エルサ。
そんなこと言い出したらもっきり泣くない?でもそのさ。
いやいやだからでも。
それ言ったら、それあらゆるものがそうなり得るじゃん。
うん。
だってさ、その、なんかさ、全員クソだみたいな価値観だって。
うん。
それは、それこそお前がよくエルサの心が触れるっていう話で言えば、そのさ、そのギリギリの部分を保つために必要だったりもするけど。
うん。
なんていう、なんかその、で、の、ね、そのための。
うん。
それって、その芸術っていうかポルノなんだよ。
ああ、そこまで言う、まあまあまあ。
ああ。
うーん。
うん。
なんか、いやそれはだから別に否定してるわけじゃなくて、そういう用途だったりするじゃん。
うん。
うん。
だから別にどっちかを本来的にバカにしてるとかではない。
なるほどなるほど。
で、その、そういうためのものである。
うん。
そっちカタな気がしてるっていう。
うーん。
まあ確かにな、カタ、カタではあるよな。
で、あんまりその問題点で語られてなくっていうのもあるし。
その、引き加えるんだとしたら。
うん。
うん。
うん。
人に頼ることの重要性
で、だから、そこの部分、でもその、なんていうのかな。
さっき言った通り、その、心が凍った人に近づいたら、心こっちも凍っちゃったりするわけよね。
うん。
でも、その、その氷を、その、一人で何とかしようとしたって、まああのままアナは死んでったわけだし。
うん。
っていうことだから、あの、やっぱり人に頼るっていうかその、なんていうか、やっぱり孤独が敵なんだっていうふうに伝えてるんだと思う。
確かに俺もそう思う。
そうだね。
58:45

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