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いつも聞いていただいてありがとうございます。先日からですね、体のことを一から一緒に学びましょうという企画を始めたんですけども、今回もそのような話になります。
今回の大きなカテゴリーとしては、運動学というようなもので、体の筋肉とか関節とかですね、こういうものの動きについて学ぶような学問ですけども、その中でもですね、肩甲骨についてちょっと取り上げてみようかなと思います。
以前もちょっと肩こりにまつわるような話とか、肩の動きとかですね、そういう話もしたんですけども、そういうところに肩甲骨の動きっていうのはかなり関わってくるわけですよね。
肩甲骨ってやっぱりかなり特殊で、他の例えば膝とか肘とかですね、そういうところの骨ってかなり骨と骨同士ががっつり結び合ってて動きが構成されてるんですけども、
肩甲骨っていうのは肋骨の上にドカンと乗っているような感じで、浮いているような感じなんですよね。
一応鎖骨とか上腕骨っていうような骨とつながりはあるんですけども、そこの動きのつながりの強さっていうのは結構弱い形で、肩甲骨自体の動きっていうのがかなり大きくなっているというわけですね。
肩甲骨の動きとして主なものとしては上下ですね。上と下に動かす居上下肢というものと、また内外に動く内転外転ですね。
あと手を横から上げたりとか下ろしたりするときに上方回旋と下方回旋というひねるような動きが入ったりするんですけども、こういう動きが複雑に組み合わされて動きを作っているという形になります。
また腕を真上に上げるような動きをするときに、また肩甲上腕リズムっていうのもあったりするんですけど、腕の上腕骨というところと肩甲骨ですね。
こういうところの動きが絡み合ってスムーズに腕を上げるような動きを作っているんですけども、この腕の上腕骨の部分だけですね。
この動きだけだと120度ぐらいしか肩って上がらないんですけども、肩甲骨がグーッと上に上がることによって180度まで上がるような形になっているので、本当に肩の動きに密接に絡み合っている関節かなと思います。
また首とか頭の方にも筋肉がたくさんついてますので、こういう肩を上げ下げするような、さっきの胸上下性とかですね、こういう動きを繰り返すことによっても、肩こりとか首のあたりの筋肉をほぐすような動きにもなりますし、また背中が丸まって頭が前に出るような、こういう姿勢ですね。
こういう姿勢になっているとまた肩こりとかも起こりやすかったりしますけども、こういう状態の時は肩甲骨と背骨の間ですね、このあたりにまた僧帽筋とか両頸筋とかそういう筋肉があるんですけど、ここがグーッと伸びてしまって、逆に肩甲骨の外側の筋肉が固くなってしまうと、こういうような状況もあるので、本当に一概にですね、どういう時にどういうことをすればいいっていうのはまだちょっと言いづらいんですけど、
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例えばそういう肩こりがあるとか姿勢が悪いとか肩の動きが動きづらいとかですね、こういう細かい症状を見ていくと肩甲骨をどういうふうに動かしていけばいいのかっていうのがわかってくるかなと思いますし、今回はですね、その肩甲骨が肋骨の上にドカンとついてて、上下と左右とひねるような動きですね、こういうものがあるよっていうのをまず知っておいてもらえたらいいかなと思います。
はい、じゃあ今回は以上です。ありがとうございました。