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2023-09-12 09:54

デザインの4原則は覚えなくてもいい。大切なのは相手を〇〇〇〇ないこと。

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大切なのは相手を「まよわせない」こと。

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こんにちは、グラフィックデザイナーのちふねこです。 今日は、デザインの4原則は覚えなくていいっていうお話をしていきます。
これはですね、あ、その前に、4原則ってご存知ですか? なんか一般的に、デザインをする上で
すごく基本的な部分、この4つを守ればある程度綺麗になりますね、みたいな
結構身近なデザインシーンとかで、プレゼン資料の作成だったり、バナーの作成にも使えますし、
あと名刺とか、そういったデザイン、SNSの投稿画像とかでも応用できる、使える、本当に基本的な部分の原則として4つあって、
近接、整列、対比、反復ってあるんですけど、この4つの原則は、私は覚えなくていいと思っています。
この覚えなくていいってどういうことかというと、私はもっと根本的な部分を大切に一つ意識していれば、
この4原則って全部自然とできちゃうよねっていう意味で、これは覚える必要ないなと思っています。
根本的な一つ意識すればいいのは何かっていうと、迷わせないこと。
作ったデザインを見てる人、プレゼン資料を見る人、バナーを見る人、SNSの投稿を見る人、
その相手をとにかく迷わせないっていうのを常に意識していれば、このデザインの4原則っていうのは自然と
クリアできるかなと思います。 今日は
そのデザインの4原則を具体的に説明しながら、それぞれどう迷わせないことに繋がっているのかっていうのを
ご紹介していきます。 まず一つ目、近接。
この近接っていう原則がどういうことをするものかというと、情報同士を近づける、近づけてまとまりを作るみたいなイメージです。
これは、迷わせないことにどう繋がるかというと、まとまりを作って関係性を明確にすることで迷わせない、
相手を迷わせないっていうふうに繋がっています。 具体的に
想像していただきたいんですけど、 何か料理屋さんのメニュー、カフェだったりレストランだったりのメニューを見た時に
商品の写真と商品名、あとお値段とかそういう情報が載ってますよね。 それぞれ
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いっぱい並んでいる中で、この商品名とこの値段はどの写真のことを言ってるんだろうっていう、わかりづらいメニューに出会ったことありませんか?
多分あるかなと思うんですけど、それはちょっと近接がうまくいってないデザイン。 ずばり迷っちゃってますよね。これはどっちの情報なんだろうっていう迷いに繋がっちゃうので、しっかり
その関連している情報同士を近づけてまとめるっていうのが、この近接になります。 もう少し具体例言うと
その商品が上下に2列、2列たくさん並んでいるとして、その間
画像と画像の間にちょうど真ん中に商品名があったとすると、その商品名って上の画像のことなのか、下の画像のことなのかわかんないですよね。
なので、本来上の画像を説明しているなら、その商品名は上に近づけて、下の画像とは距離を取るっていうのが
この近接、まとまりを作って、見てる人を迷わせないっていう具体的なやり方になります。
続いて2つ目、整列っていうのは、これもまあ整える
ことなの、いろんな位置を揃えるのを整列っていうんですけど、なんか
文章の頭だったり、画像と文字の始まりを揃え、文字の始まりを画像の端に揃えたりとか
いろんな部分で使うんですけど、この整列は
シンプルに整ってると綺麗、だからいいよねっていうのももちろんありますし、
あとは私が思うのは、仮にこの整列ができてない時、いろんな情報が不揃いな場合、すごく違和感があるなって思うんですよ。
これは決してデザイナーだから感じる違和感とかじゃなくって、なんかちょっとずれてるだけでもここずれてるなって思っちゃったら、もうそれって余計な情報なんですよね。
本来その伝えたい情報、デザインによって届けたい情報とは別の、全く関係ない、なんかここずれてるっていう情報を相手に伝えてしまうので、
そういうのはなるべく避けたいので、その不揃いにすることで生まれる違和感を避けるために、この整列っていう原則があると私は思っています。
続いて3つ目、対比。この対比は何かというと、
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その、例えば画像がいっぱい並んでて一つだけめっちゃ大きくして目立たせるとか、
大きくすることによって他と対比が生まれますよね。 差別化と言いますか、そういう強弱をつけることで
そのデザインの要点だったり、あとは情報の優劣っていうのを明確にする。 それによって相手を迷わせないっていうのがこの対比になります。
これはデザインに限らずなんですけど、そのあらゆる伝える場面において、その強弱がなくて単調だとか、
要点がはっきりしてないっていうものって、分かりづらいじゃないですか、この受け取り手としては。
例えばプレゼンもずっと同じトーンで話してる人のを聞いてると眠くなってきちゃったり、結局どこが大事な話だったんだろうっていうのが分かりづらかったり、
そういうのと一緒で、デザインも対比、特定の情報とその他の情報をしっかり差をつけることによって、
その要点とかが分かりやすくなって、相手を迷わせないっていうことに繋がります。 最後の4つ目、反復。
こちらはちょっと口頭で説明するの分かりづらいかもしれないんですけど、
この反復が何をするかっていうと、その、繰り返しで表現できるものは、なるべく同じ型を使って繰り返しましょうっていうものですね。
なんだろう、小さいテンプレを作るイメージですかね。 ちょっと具体的に言うと、例えば
秋のまるまるキャンペーンっていうバナーを作るとして、特典が3つあります。 で、その3つの特典は別に優劣はなくって、それぞれしっかり伝えたい。
同じレベルで伝えたい情報なのに、その丸1、なになに、四角2、なになに、星3、なになに、みたいな、
それぞれ装飾が違うとか、同じ優劣の情報のはずなのに、なんか、星3だけなんか特別なのかなみたいな、
この丸と四角と星の違い何なんだろう、みたいな、そういう違和感というか余計な印象を相手に与える可能性がありますよね。
なので、この反復っていうのは、この余計な印象を与えずに、相手を迷わせないための原則です。
なので、さっきの例で言うような3つの特典が特に優劣がないなら、全部同じ型で丸1、丸2、丸3っていう風にシンプルに繰り返した方が、その中身の情報がしっかり相手に伝わりやすいっていうことですね。
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ということで、今日はデザインの4原則、近接、整列、対比、反復っていう4つの原則について、それぞれ全部覚える必要はなくって、
とにかく相手を迷わせないっていう部分を1つ覚えておけば、どれも再現できますよっていうお話でした。
キクダケフリーランス講座の毎週火曜日は、こんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやってる方も、そうじゃない方も、何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
最後まで聞いてくださってありがとうございます。
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