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2024-11-14 10:00

完璧主義の人が損している衝撃の3つの理由

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こんにちは、サチュアレコです。今日は、完璧主義の人が損している衝撃の3つの理由というテーマでお伝えしていきます。
今聞いてくださっているあなたは、完璧主義でいらっしゃいますか?
人それぞれね、完璧主義の度合いとかも違うと思うんですけど、完璧主義な人のわかりやすい例を出すとすると、
例えばある2人がいて、どっちも仕事で目標に向かって頑張るぞって思っているところ、上司に何かフィードバックを受けた時に、完璧主義かどうかでその捉え方っていうのが変わってくるんですよ。
もし過度に完璧主義じゃなかったら、普通に、あ、フィードバックあざまーす、もう改善点見つかっちゃったので、ここから学んで生かしていきやーすってなるところを、過度に完璧主義になっていると、
そのフィードバックを受けただけで、大失敗だ、指摘されて恥ずかしいっていう風にしか捉えられなくなっちゃうんですよね。
あくまで一例ですけど、この完璧主義の難しいのが、この人は絶対に完璧主義な人とか、100%完璧主義じゃない人とかっていうのもあんまりそういったのはないところで、
グラデーションのイメージなんですよね、完璧主義も。でも特に今、若い人たちの間ではこの完璧主義のレベルがどんどんどんどん高まってるそうなんですよ。
聞いた感じではね、志高くて良さそうではあるんですけど、実は私たちにとってこの完璧主義というのが深刻な問題になっていて、
良くないよねっていうのがよくわかるデータもちゃんとありまして、今回はここを掘り下げて、なんで完璧主義が良くないのかという3つの理由をシェアさせていただきます。
早速一つ目というのが、パフォーマンスを下げるからなんですね。完璧主義な人は生産性が高くてストイックで、やっぱりね、全部適当にしちゃう人と比べたら成功しやすいイメージってあるじゃないですか。
一郎選手とか、スケートの羽生譲さんとか、そういう人が成功してるイメージってあるんですけど、実はこれ間違ったイメージなんですよね。
例えば海外セレブの中でも、自分で自分を完璧主義だって言ってる人たちはたくさんいらっしゃって、セリーナ・ウィリアムズとかスティーブ・ジョブズとか、もちろん皆さん才能があって確実に高い業績を挙げてらっしゃって、すごいのはすごいんですけど、
でも海外にね、完璧主義について研究されてるトーマス・カランっていう方がいらっしゃって、彼のデータ分析で、この完璧主義っていうのと彼らの業績っていうのには何の関係もないっていうことがわかってるんです。
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んなわけなくない?って思っちゃうけど、これが本当に本当で。海外の研究でね、学生のサイクリングのアスリートを対象に行われたものがあって、まず自分は完璧主義のレベルが高いって思ってる生徒とそうじゃない生徒に分けて、全員に6分間のサイクリングをしてもらって自己ベストを更新するように指示されたんですね。
ただし、実はこの研究者たちはね、その研究の一環として、スクリーンに映し出される情報をあえて操作して、全員どんだけ頑張っても自分の目標を達成できないように設定されてたんですよ。
その上で生徒たちには1回目挑戦してもらって、また次行って2回目また同じように挑戦してもらったんですけど、なんとなんと面白いことに、完璧主義のレベルが高い生徒たちは2回目のテストであんまり努力しなかったそうなんですね。
どういうこと?って感じですけど、これめっちゃ重要なポイントで、完璧主義の人は物事がうまくいかなくなると、ほんと辛すぎるっていう感じになって、これ以上失敗したくねってなって、先延ばしにつながるっていう事実があるんですよ。
つまり完璧主義だからって実際の自分のパフォーマンスを高めるのではなくて、挫折とか失敗を経験した場合、パフォーマンスを低下させる傾向があるってことなんですね。
確かに思い返せば、私も昔フリーアナウンサーの仕事をしていた時、本当ニュースを読むのが苦手で緊張してめっちゃ震えちゃってたんですけど、もうぐるぐるぐるぐるなって
失敗が許されない状況?絶対に一つも失敗するなよって言われてる状況の時ってね、とにかく完璧にしなきゃって思えば思うほど、マジで信じられないくらいパフォーマンス下がったんですよね。
ニュースをお伝えしますみたいな。見てる人が心配するレベルですけど。でもね、ある程度自分の中で度胸で出てきて、もちろんプロとして失敗しないのが一番なんですけど
でも失敗した時はまた次に生かせばいいし、私が失敗しても地球終わらねーしなって思えた時にね、なんか不思議と堂々とニュースをお伝えすることができるようになって
なので実体験でも完璧にこだわりすぎるのってね、失敗をしたくない気持ちがどんどん大きくなっちゃって、本当はできることもできなくなっちゃうから怖いことだなって思ってます。これが一つ目ですね
では次、二つ目の理由。悪循環から抜け出せなくなるからです。まあそもそも完璧主義ってどこから来てるのかと言いますと、私たちの中の何かが足りないっていう、そんな不足の感情から生まれるものでして
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なので自分は十分な人間なんだ、不足してないんだって、他の人にそういったことを証明しながら生きていかなきゃいけなくなる、そんな感覚なんですよ
でもね、今聞いてくださっているあなたが、もし自分その感情めっちゃあるかもって、今思われてても全然問題なくって、人によって度合いは違うんですけど
私もこの感覚はありますし、みんなあるし、大丈夫なんです。ただこれがかなり強まっていると、ずっと自分は完璧じゃなきゃってなったり、高い基準を持たなきゃってなったりして
それがいい結果になればいいんですけど、まさかのまさかの基準を自分で上げすぎて、自分で自分を失敗に落とし入れることになるっていうのが起こっちゃうんですよ
そう、完璧主義な人が基準を高く設定するっていうことはね、高いからこそその基準が満たされない可能性も高くなるっていうことにもなって
失敗しやすくなって、自分を責めることになって、完璧じゃなきゃいけないのにってなって、もうこのマイナスのスパイラルはどんどん悪い方に行っちゃうんですよね。もったいない
そう、でも完璧主義な人だからこそ、まさかそういった完璧主義っていう考え方が悪いとなんて1ミリも思わないので、ここから抜け出すのがめちゃくちゃ難しいんです
例えば、そのフラットに自分が楽なちょうどいい考え方で生きてる方がね、竹馬で、例えばですけど竹馬で自己ベスト更新するぞーってなったとして
そういう人が竹馬で、今日こそは隣の町まで行くって考えてるなら、そのプロセス楽しむことができるはずなんですよ、そういう人は
でも完璧主義があまりにも大きい人の場合は、隣の町とかってまだちょっと低い基準なんで、竹馬だけで東京から大阪まで行っちゃうぞーっていうふうな感じで、自分の限界を遥かに超えた自己ベストの目標を設定しちゃってね
それでいろんな状況を重なって、「あー、名古屋までしか行けなかったー!」みたいな。名古屋もすごいけど、そう、自分の目標を達成できなかったりして、他の人がね、また竹馬でアメリカからイタリアまで行ったとか聞いただけでもう挫折しちゃうわけですよ
もったいないです。これが2つ目。あと最後3つ目の理由が、インポスター症候群と深く関わってるからなんです
インポスター症候群っていうのは、自分が何かに挑戦してうまくいったり、誰かに褒められたとしても、「いや本当は自分はすごいわけじゃないのにな。」とかって思ってしまう気持ち。そういったのをインポスター症候群と言います
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実はこれって、自分を中心に考えた完璧主義っていうよりは、社会的に決められた完璧主義っていうのと関係があるんですよ
例えば、試験に落ちて家族をがっかりさせたくないとか、そういった周りからの期待とかが関係している完璧主義で
自分だけじゃなくて、自分と関わりのある全ての人から来るものでね、周りの人のために完璧でいなきゃっていう気持ちになる人も多くいらっしゃって
まさにSNSとかがその典型なんですけど、完璧主義の人がSNSで自分より優れてる人とか、自分よりもすごいって思われる人と比較すると
自分の人生に自信が持てなくなるっていうのも研究でわかってるんですよ
恐ろしいでよね。ということで、自分の中のこういった完璧主義にうまく対処する方法は来週お伝えしますのでお楽しみにどうぞ
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