105×68メートルのフィールドには喜びと楽しさと悔しさが詰まっている。サッカーを愛するクリエイターたちの雑談ポッドキャスト fm105、今日も渋谷からお届けいたします。
パーソナリティは、湘南ベルマレサポーターのデザイナータホイと、清水エスパールス渋谷CITY FCサポーターのコピーライター竹パンです。
11月の10月最終週から続いている11月1週目なんですけど、なんと今週3本目です。
後半回なんですけど、告知してたようにこの回はゲスト回です。渋谷CITY FC代表取締役CEO小泉翔さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。 今リモートで繋いでるんですけど、練習場なんですよね?
そうなんです。今日は高井戸公園のグランドで練習してるんですけども、今週末からトーナメントが始まるということで。
痺れるタイミングでありがとうございます。 ちょっと痺れてソワソワしちゃうんで、練習見に来ました。
今日は渋谷CITY FCとは何なのかという話と、小泉翔さんがどんな人なのかというのをちょっと色々聞いていきたいなと思いますのでよろしくお願いします。
そもそも僕が何なのかというと、僕は渋谷CITY FCの個人スポンサーをしております。
そういうのあるんだ、個人スポンサーって。
で、スポンサーになったタイミングで小泉さんとお会いしたっていう感じですね。
いつ頃でしたっけ?もう2年前ぐらいですか?
渋谷になった瞬間ですね。
じゃあもう3年前ですかね。
元々東京CITY FCという名前だったのが渋谷CITY FCになるということで、渋谷でサッカーだったらこれは僕も関わりたいなと思って個人スポンサーになりました。
そうですね。チーム名を変更した時に色々ビジョン、ミッション、バリュー的なところも色々大幅に変更したんですけど、その策定のタイミングで竹田さんにガッツリ入っていただいて、
今僕らプレイニュー&スクランブルっていう標語的なコンセプトを掲げて、ほぼ全グッズにそれが入ってたりとか。
実は今着てますよ。
本当だ。
今そのTシャツを着てます。
この言葉とか考えたりとか、スポンサーになってからお手伝いもするようになって色々やらせていただいてるんですけど、
小泉さんはどんな人かというと、フォルムでいうと丸っこい感じの人です。
フォルムから入るんですね。ちょっと丸っこいですね、確かに。
丸っこいんですけど、そんな小泉翔さんのサッカー歴の話から聞いていきたいんですけど、もともとはプレイヤーですよね?
そうですね。ちゃんとサッカーやってたのは大学2年生までで、埼玉市出身で埼山市っていうお茶畑の真ん中ら辺で生まれたんですけど、
高校時代はオミアルディージャーのU18のユースチームに入っていて、ただ全然プロになれる気配が全くなくですね、普通に立教大学に進学をしまして。
ただやっぱり幼稚園の時期にサッカーを始めて、高校3年間ずっとサッカーやってたんで、もうサッカーで大学に行くとかもなくやめようかなと思ってたんですけど、
ちょっとやっぱりあまりにも長い期間サッカーやってたんで、突然サッカーやめるっていうのがあんまり自分の中で折り合いがつかずというか、やっぱりサッカーやりたいなという気持ちもあったんで、
地元にある当時ハンノーブルーダーっていう名前の関東一部二部を行ったり来たりしてた社会人チームに高校アルディージャー卒団してからすぐ入団をして、
大学2年の春まで関東一部二部と3シーズンやってました。
それは僕初めて知りました。
関東でやられてたんですね。
そうなんですけど、ちょっと今の関東リーグと比べると昔まだレベル的には高くなかったんですけど、
今までのJリーグチームにない試みをいろいろやりたいねとか、
そんな優しい言い方じゃなく、
日本のJリーグをもっと盛り上げなきゃダメだみたいな、
結構トゲトゲした集団で、
すごいカッコつけていました。
僕ね、実はその頃に接点があったんですよ。
当時関わっていた梶原さんと知り合って、
こういうチームがあるんですけどって言われて、
その時に、なぜか僕はあまり興味を示さなかったんです。
なんでだったんだろうな。
いや、多分まだ生きがってただけだったんで、僕らも。
なんかそんなに興味を示さなかった。
ああ、そうなんだ、ぐらいな感じで、
なんかあったら見に行きますよ、ぐらいな感じで、
当時終わっちゃってたんで、
小泉さんのプレイ自体は見たことないんですよね。
僕はクラブの歴代アシストにまとめて、
僕はクラブの歴代アシストにまだ名前が入っているんで、
しかももう恐らく抜かれることがなくて、
4部、3部、3部、3部と4年間で多分30アシストぐらいしてるんですけど、
相手がやっぱりレベル的には低かったりとか、
10点差の試合とか普通にあったんで、
とんでもない数の記録で、
今の選手たちにはもう抜けないなっていう物理的な印象になっている。
それを僕は見てたらさらにいろいろ自慢できたんですけど、
そこは見てないんですよね。
そうっすね。
そこから本格的に小泉さんが社長になるタイミングとかもあると思うんですけど、
いろいろ変わっていったのはどういうタイミングなんですか?
そうですね、まず2019年に、
北京人というか、今クラブの会長職に就いている山内和樹という僕の同級生がいるんですけど、
そいつが自分でスポーツ系の会社をやってまして、
そこの会社の100%子会社として、
クラブを法人化しようと、
本格的に渋谷からJリーグを目指すというのを発表しようというタイミングが2019年にありました。
その時東京都2部に、3部から2部に上がったタイミングだったんですけど、
そのタイミングに合わせた安倍昌平選手が初めてのプロ契約選手として、
うちのチームに加入していただいて、
僕はサイバーで1年働いた後に旅行系の会社を全く別で友人と経営をしていて、
2019年のタイミングもまだ全職の役員だったので、
いわゆるプロボのボードメンバーみたいな形で運営に携わっていたんですが、
がっつり参画はしていない状態が2年あって、
2021年にそろそろ一緒にやろうよってみんなに言ってもらったりとか、
僕もこのタイミングかっていうのを決断をして、役員として渋谷市に入りました。
その時は取締役として入って、1年後に代表だった山内を会長職にして、
僕が代表になってっていうのが、弟子のシリーズの途中で、
僕が代表になって戸坂敬さんを招聘して、去年戦ってみたいな、そんな流れですね。
そうですよね。代表権GMでもあるんですか?
そうですね。あんまり型書きを決めていないんですけど、
一応GMと言われるところなのか、教科の部分と授業の部分、どっちも見てるみたいな状態ですね。
何か思い出しました。小泉さんが代表になった時に、GMだった人と監督だった人がいなくなって、
小平さんが選手権監督になってみたいなのを発表された時に、
4ポスト中にいなくなって、そのままやるんだみたいな。
そうですね。いろいろありましたね。
ちょっと不安になった時がありましたね。
確かに皆さん不安にさせたなという思いもあります。
東京都一部から関東に上がるくらいのチームじゃないですか、
選手ってどういう人がいるんですか?
社会人の人なのか、プロなのか、元プロなのかってどんな感じですか?
僕が代表になってから大きく方向転換というか方針として、
若い選手をメインに構成したいなと思っていて、
大学卒業してJリーガーになれなかったけど、まだその夢が諦められない若手選手たちが、
28人所属している選手のうち21人占めています。
大学卒業して3年目以内で21人占めています。
平均年齢が24歳代なんですね。
東京都一部の中でも大学生のチームを抜かすと一番若いチームになっているんですが、
そこに安部翔平選手とか岩沼俊介選手とか宮崎大輔選手とか、
そういった元々Jリーグで活躍した選手たちがベテランの層としているというような、
大多数の選手が基本的に午前中練習をして、午後はスポンサーの会社さんで働かせてもらってというような、
いわゆるセミプロ契約的な形になっています。
なるほど、なるほど。
前に岩沼俊介さんと話した時に、午前練習をやることが大事ってお話ししていました。
そうですね。クリアソンさんとか、
ウェブサイトの方とか、
上のカテゴリーでどんどんカテゴリーを上げているチームの皆さんが、
南核さんは今年から午前練習をしているんですけど、
クリアソンさんとかは未だに夜練習で、
やっぱりそこがチームの人たちも午前中やった方がいいというのを皆さんおっしゃっていて、
僕らは東京都も去年のタイミングで全員、午前中練習が来れるように仕事の調整を僕が行って、
その会社さんに働かせてくださいというのを頭下げにいってみたいなことを、
おととしの11月の代表になって、そこから3回スクライドバーッと動いて、
去年から基本的には全員午前中練習に参加できるような状態になっているというような感じですね。
そっか、全然別の仕事をしていて普通に働いている人とかだと午前練習はなかなか難しいですもんね。
そうなんですよね。
それこそ竹田さんが大好きな川西周選手とかは、
ソルティーロという本田圭介さんがオーナーをやられるサッカースクールで午後、
子どもたちの指導を行ったりとか、そういった選手もいるんですけど、
大多数がスポンサーの会社さんでパソコンをカタカタ、
いろんな仕事を教えてもらいながら働いているというような形ですね。
このチャンネル、田穂井さんがそもそも湘南ベルマーレサポーターなんで、
湘南ベルマーレサポーの方がたくさん聞いてくれてるんですけど、
オーナーにゆかりで言うと宮崎選手と、
あと大津優和選手がオーナーにいるんですよね。
大津選手とかはスポンサーで働いているんですけど、
大津選手はスポンサーで働いているんですけど、
大津選手はスポンサーで働いているんですけど、
大津選手とかは先ほど言ってた大学に出てプロを目指してっていう形なんですかね。
大津選手とかは先ほど言ってた大学に出てプロを目指してっていう形なんですかね。
そうですね。優和は大卒でうちのチームに入ってきて、
今3シーズン目ですね。
彼は本当に分かりやすく、まだまだ上を目指したいと思って所属をしている選手で、
彼は本当に分かりやすく、まだまだ上を目指したいと思って所属をしている選手で、
本当にタイミングと縁があれば引っ張られる可能性も全然あるなと思っているぐらい、
主力として頑張ってくれている選手で、
スポーツ系のニュース速報アプリのプレイヤーっていうアプリがあるんですけど、
スポーツ系のニュース速報アプリのプレイヤーっていうアプリがあるんですけど、
そこがスポンサーとして4シーズン目ですかね、一緒に戦ってくださっていて、
今優和はそこで営業しています。
そうなんですね。
僕、岩沼さんとかとも話してて思うんですけど、
選手引退して全く他の仕事経験しないまま、
その瞬間からなるのがなかなか難しいのかなと思っているところで、
岩沼さんみたいなベテランになってから経験するのもあるし、
O2選手とかは最初に経験しているっていうのは、
なんかコンパクトな気がしますよね、いろいろ。
そうですね。やっぱり僕が2年前からいろんな選手の補強とか、
いろんなJFL、J3、上位カテゴリーとか、
大学の監督さんとかとお話しする機会がすごく増えて、
やっぱりずっとビジネス側にいた人間なので、
彼らが怪我をしてサッカーを引退しなきゃいけないとか、
うちがそれこそ契約満了を言い渡さなきゃいけなくなった時に、
いわゆるセカンドキャリアのリスクというか、
危うさみたいなのはすごく感じていて、
そこが僕はどうしても、
気になって仕方ないというか、
選手たちのことをちゃんとうちに来てくれたからには、
面倒見てあげないと、本当に社会に出て、
全く活躍できない人材になっちゃうっていう、
その辺のリスクをずっと感じていて、
なので、できるだけ選手がサッカーを引退した後に、
社会にスッと入れるような仕事を、
働きながら働かせてもらっているというような状態ですね。
【佐藤】なるほど。これは少し僕の試験と偏見も入っちゃうんですけど、
やっぱり渋谷でやっているがゆえに、
他の地域に比べて選手がそこで学べるスキルって、
ITビジネス系だったりとか、
比較的これからの時代に使えることが多いような気がしていて、
地方の工場で働きながらというよりは、
スポンサーが大きいのかなと、かなり偏見が入っていますけど。
【佐藤】実際僕もそれは事実としてあるなと思っていて、
やっぱり肉体労働系とか、飲食店でとか、
そういった仕事が多い中で、
渋谷にいるとスポンサー企業さんの属性上、
かなりパソコンを使って仕事する会社さんが多いので、
今後何かしらパソコンスキルとか、
マーケティングとか広告とか、
そういったスキルがつく仕事に、
選手たちを働かせるようにはしています。
【佐藤】そういえば今飲食の話が出たのであれですけど、
この間ミレチに行ってきたんですけど、
ヒルマ選手、働かれてますよね。
8万のミレチ。
僕の大学の時一緒にサッカーやってたやつが、
そこの料理やってて、僕の同級生が、
ヒルマ選手のことを後輩っぽく光るって言ってるんですけど、
サッカーのことを考えたら、お前はそんなに偉そうにしてはいけないんですね。
ちょうど僕が行った日、ヒルマ選手お休みだったんですけど、
あそこも面白い会社ですよね。
そうですね、あそこ本当に面白い会社で、
社長さんから是非新しい選手をうちに雇いたいって言ってくださって、
飲食で働いてるのは本当に光るだけですね。珍しいケースです。
山本さん社長のインスタ、僕ずっとフォローしてるんで、
山本さんが渋谷の試合見に来ててびっくりしたんですよ。
びっくりしたと思って。
そうなんですよ。ホームゲームちゃんと見に来てくれてて。
美味しいですよね。その料理作ってる人は僕のチームのキーパーですよ。
そうなんですよ。
そういう渋谷って面白いビジネスいっぱいあるんで、
そういうところと関われるのも選手にとっても面白いなと思いますね。
これ関東の昇格トーナメントありますけど、
レギュレーションとか教えてもらってもいいですか?
16チームがトーナメント戦で戦って、
東京都1位で通過したんで、
他の県の2位とか3位とかとやるっていうような組み合わせで、
結果埼玉の2位の越谷FCというチームと初戦やるんですけど、
それが今週の土曜日ですね、4日。
そこに勝つと隣の山から上がってくるチームと、
日曜日に連日ですね、試合をしますと。
そこが市川FCっていう、
市川1位、千葉県の1位のチームと、
うちが東京都リーグの初戦で負けた
本田圭介さんがオーナーをやっている江戸オールユナイテッド。
この2チームの勝者と、2試合目日曜日に戦うことになります。
で、18日ですね、
1週空いて18日の土曜日に3回戦が行われて、
その試合に勝つと決勝進出するんですが、
決勝に進出した2チームがカントリーグ昇格になるので、
決勝戦は勝っても負けてもOKというようなレギュレーションです。
なので一発勝負、
力関係で言うと東京都1位だったんで渋谷は全体の中では、
力関係で言うと上なんですかね?
そうですね、あんまり正確に測れるものではないんですけど、
やっぱり今実力的にはかなりいい位置にはいるなと思っていて、
ただやっぱりトーナメント一発勝負3回連続っていうのは、
やっぱりどこかで絶対に事故が起きたりとか動けないケースが
ほぼ100%と言っていいほど訪れるので、
そうなった時にいかに平常心で戦えるかっていうところかなって思いますね。
最近某清水エスカルスというチームの
G2では抜けた存在ではあるはずなのに
取りこぼす時はそういう時ですね。
ずっと攻めてて攻め急いでると、
普段だったらやらないようなゴール前での
不容易なドリブルとかをして取られて、
なんか実力差がある時ほどそういうの出やすいなと思って。
怖いなーと思って。
去年もね、それこそ負けた試合は1点目が風に乗った
本当にスーパーロングシュートで
そういうことが起きるよなっていうのはありますね。
そうですよね。1点取らなきゃいけない状態で攻めたら
2点目カウンターで食らってる。
ある。さっきからよくある。事故みたいな1点ね。
事故みたいな1点からなかなか挽回できずみたいな
まさにそういう試合でしたね。去年は。
ただ今年ちょっと去年と違うところで言うと
去年16チームのトーナメント戦が
全部横並び4グラウンド一斉に行われるっていう
かなり特殊な会場で、特殊な雰囲気で
うちは2試合目だったんですけど、前に先に4試合やっていて
その後僕ら含めて4試合やるみたいな感じだったんですけど
前半の4試合のうち3試合がPKだったんですよ。
だから試合の時間がずれたりとか
隣でウワーって大騒ぎしてたりとか
かなり飲まれやすい雰囲気だったんですね。
僕らもトーナメント初めてだったんで
ちょっと特殊な環境で初めてのトーナメントに飲まれたなっていうのが
大きな反省点としてはあって
なので特に特殊な雰囲気なわけでもなく
普通に今までやってきたリーグ戦と同じように
対戦相手とうちだけそのグラウンドに集まって
アップをして試合が始まるというような感じなので
そこが一つ良い部分というか相手も同じ環境ではあるんですけど
やりやすいとこかなっていうのはあります。
あと昨日ちょうど去年トーナメント経験した選手たちを
僕がランダムに5人ピックアップして
今年トーナメント初めての新加入の1年目の選手たちに
この時期どういう準備をするべきかとか
去年の反省に踏まえてどういう心持ちで挑んだらいいかみたいな話を
みんなにヒアリングしてたんですよ。
そうしたら岩沼晋介って僕と同い年のベテラン選手が
いや、社長、こういうのが良くないみたいな
要は一番大事なのはいつも通りやることだと思う
いつもと違うことを今から突然やってもうまくいかないし
やっぱり気持ちが入りすぎて空回りしたりとか
いろんなことが起きるからこんだけリーグ戦で勝ってきたし
実力的にもすごく今みんな自信を持っている状態だから
特別なことをしない。それが一番難しいんですけど
岩沼と同じように挑むのが一番大事っていう話をしていて
やっぱり違うなと思いましたね
いやー素晴らしいですね
それこそ川西とか影山とか他の選手も聞いてたんですけど
いや確かに本当にそれですねみたいな
普通にやりましょう普通に大丈夫みたいな
岩沼さんはそういう人
いやそうなんですけどテンションもずっと一定で何にも変わらないんで
そういう選手が長く活躍し続けるんだなっていうのを感じましたね
PKの時とかも岩沼さん落ち着きすぎてないかと思った
PKは?
緊張ないんだと思っちゃいましたけどね
逆に僕とかデザイナーの田口とか坂井とかフロントのメンバーが
割と今週そうそうそう
やったらみんなLINEで不安なことを言い合ってたりとか
準備のほうがあったりとか
あんまりこういうのじゃなくていつも通り簡単でやるべきなんだなっていうのは
思いました岩沼選手から学びました
なるほどありがとうございます