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はい、というわけで始まりました。 本日はですね
出張で今奈良県の山奥に来ていて
釣りの取材なんですけど、 明日早くから取材するんですが
その前日にですね、寝る前に ちょうど本読み終わったんで軽くその話してから寝ようかなと思って
今は録音してます。多分、いつもマイクでやってるんですけど、 スマホでやってるんで
音質悪いんじゃないかなって想像してるんですけど
やってみようかなと思います。 読んだ本がですね
美学vs実裏っていう
プレイステーションを作ったですね、ソニーの、 まあソニーじゃなくてソニーの子会社か、SCEという会社の
くたらぎさんっていう人の 話ですね、そのプレイステーションを作る
任天堂に戦いを挑んでプレイステーションを作るっていう 過程を描いた話でですね
美学vs実裏って プレイステーションと任天堂の戦いだって言われると
美学が任天堂で実裏が プレイステーションなのかなって印象があるんですけど、実は逆でですね
あの プレイステーションが美学なんですよね、だからその美学を追求してきたですね、そのくたらぎさんの
その活動の話なんですけど、まあすごい 面白かったですね、こういう
なんか この本はですね、かなりなんていうか
今一読しただけでも語り幅があるなと思ってですね まあまたちょっと今度ゆっくり
内容を考えて話そうかなと思うんですけど
こういうVSものって面白いなと思ってですね、美学vs実裏みたいな
面白いなと思って
以前読んだですね 東映vs東宝っていうのがあったんですよね
それは映画会社の東映と東宝なんですけど
日本映画研究科の笠川大地さんが書いた本なんですけど
まあそのことも思い出したなと
で、この美学vs実裏もですね、自分の経験とかも合わせてですね
いろいろこう 思い出したり刺激されるところがあったんですけど
東映vs東宝もですね、当時読んで
すごい なんでしょうね、なんか割と衝撃を受けた部分があったんですね
その話を軽く明日朝早くから釣りなんて、寝る前に軽く話してからですね
寝ようかなと思ってるんですけど
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東映と東宝ってですね、東宝の先にあって
東映がそれを追っかける形だったんですよね
だからさっきの任天堂とソニーで言うと
任天堂が東宝でソニーが東映みたいな感じなんですけど
でですね
東宝の方は
本当昔からあってですね、大作とか文芸大作みたいな作ってですね
いわゆる経緯的なんですよね
黒沢桂とかですね、ああいう監督をいっぱい抱えてですね
大作をどんどん作っていくみたいな感じなんですけど
次第にですね
硬直化していくんですよね
なんかこう今の若者に受ける
新しいものは作れないみたいな感じになっていてですね
で、そんな中東映がですね、岡田尻社長という
すごい強烈な社長にですね
切り替わっていく過程の中で
東宝がですね、その大作でですね
東宝はこういう映画作っちゃダメだみたいな
自分を縛る縛りみたいなのが多くなっていてですね
若者に受けなくなってきているっていう中で
どんどんですね
若者に寄り添ってというか
若いクリエイターに新しいことさせてですね
低予算でもいいから
もうバンバン作っていくと
プログラムピクチャーと言われるような
2本同時に流すような映画をどんどん作っていてですね
で、それで当たったらどんどん
それをシリーズ化していくみたいな感じで
あれですね、いわゆる人狂者とか
仁義なき戦いみたいな実力
ヤクザ者だったりとか
エロ路線とかですね
そういうようなものをたくさん作っているんですよね
それで東映がワーって
盛り上げていくんですけど
東宝がですね
それを見てすごく危機感を覚えてですね
どうするってなって
で、俺たちができる技術を全て詰め込んだ
ちゃんと古くない対策を作ろうよ
みたいな感じで2本沈没作って
それがまたすごい大ヒットシーンみたいな感じでですね
基本的には古くて権威化していってる東宝に対してですね
カウンターカルチャーの東映がですね
わちゃわちゃわちゃわちゃ
すごいこう新しいことをトライアルトライアルしてですね
たくさんのヒット作を作っていって
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やばいと思った東宝の心あるクリエイターというか
みたいな人が本当に5年に1回とかぐらいのペースでですね
対策を当てるみたいな感じなんですよね
だから本読んでるとですね
東映の方が勢いがあって感情移入ができるんですよね
なんか小回りが効いててですね
力あるものに立ち向かっててですね
若い力でですね
新しいヒット作をどんどん出てくるみたいな感じで
ちょっとわい雑なんですけど
でもなんかこう僕らみたいなね
編集者みたいな仕事してるのと
内容も近いんですよね
やっぱりなんかこう
僕らってそんなに一つの作品作るのに
予算がいるわけではないので
どんどんトライアルしてですね
なんかどんどん新しいこと試すぞみたいな
ある種若さみたいなものを常に持ってですね
ある種のチャレンジ精神みたいなものを持って
やっていくみたいな部分が必要なんです
そういう東映の姿勢みたいなのには
すごいこうシンパシーを覚えるんですよね
こうだよなぁと
あのものづくりってこうだよなぁ
エンタメってこうだよなぁみたいな感じですね
シンパシーを感じながら読んでいるとですね
結果どうなったかというと
今がまさにそうですけど
東方のボロ勝ちなんですね
ボロ勝ちボロ勝ちですね
ほとんど東方と東映ってどれくらいの
資本力の差があるかわかんないですけど
数倍単位ではあると思うんですよね
じゃあなんでと
まあその基本的な東映がですね
すごい活性が落ちる東方を尻目に
ずっとヒット作をたくさん当ててですね
たまに東方がですね
そのそれに対するちょっとこう意地を見せるみたいな
ヒット作は大ヒット作みたいに作るけど
でも手数が違うじゃんと
東映の方が全然手数多かったじゃん
と思うんですけど
東方はですね
持ってた資本を使ってですね
映画を作ることも当然やってたんですけど
映画を作る以上にですね
駅前のいい土地を買い漁ってたというか
駅前のいい土地を買ってですね
そこに映画館を建ててたんですよね
自分のその直接配給できる映画館をたくさん
日本全国の駅前に買っていったと
でどんどんどんどん映画館を
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直接配給できる映画館を建てていったと
だから配給システムみたいなのを作っててですね
そうなると結局なんだろう
今でいうとプラットフォーム握ってるみたいな形で
いくらですね
そのアイディアでですね
東映みたいにですね
手数かけてわちゃわちゃやっててもですね
結局駅前のいい土地の映画館を持ってるっていうね
今でいう東方シネマズですよね
っていうのには敵わなかった
っていうのがですね
まあざっくり言うと現状なんですよね
そこの現状に向かってですね
今も進んでいくんですけど
でそれを見てですね
周り結構ショックを受けたんですよね
だって自分としては東映の方に
シンパシーを覚えるから
こういうふうになんとも気持ちよく
自分の心を熱くして
わちゃわちゃやってれば楽しいし
数字もついてくるんだと思ってたらですね
あの結局駅前の土地をちゃんと買ってた方が
強かったみたいな話ですね
そうかって思ったんですよね
多分その本読んだのどれくらい前だろう
5から10年前ぐらいの間だと思うんですけど
でですね結構そのことによると
多分僕影響を受けてですね
あの東映的なことも当然やるんだけど
東方的な視点っていうのも
絶対必要なんだと思ってですね
そういうですね
なんかこうちゃんと抑えるとこ抑えて
たとえですね活性が低くても
構造上負けないっていう構造を作っておくことが
大事なんだっていうことを
結構その本から学んだんですよね
それが結構自分の考え方とか
活動みたいなのにですね
すごい影響を与えてたなと思うんですけど
ということでですね
まあそういう東映対東方というですね
一つVSものの割と傑作の本があってですね
でそれにもすごく影響を受けたんですけど
影響を受けて自分の考え方も変わったし
その結果行動も変わったんですけど
でですねそれからその考え方
行動が変わって5年10年経ってですね
この美学VS実理って本読むと
より深く細かくですね
なんかこう答え合わせになるというか
ああなるほどね
こういうことあるよねみたいな
自分の活動とかも照らし合わせて
思いましたと言うわけでですね
また美学VS実理の話は
また後日したいと思います
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本日は以上ですありがとうございました