1. 今日の10分de1テーマ
  2. 今日の10分de1テーマ「自由..
2021-09-09 12:39

今日の10分de1テーマ「自由意志がないと責任がとれない問題」について

spotify

本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

00:04
はい、というわけで始まりました。
本日はですね、ちょっとあの前に話した自由意志の話っていうのをちょっとしたいなと思います。
というのは、まぁちょっとそれに関連する本を午前中に読んでいて、なんかいろいろですね、病院の待合室で読んでたんですけど、
ちょっといろいろこう考えることがあったんで、ちょっとその話をしたいなというふうに思います。
自由意志っていうのは、キリスト教の文脈から出てきた人間が本当に選択肢の中から自由な意志を持って、
よし、これを選ぶぞって理性で選んで行動してるのかっていう話ですよね。
で、カトリックとかはね、知ってるねみたいな、教会にとっていいことをそれでしたら天国行けるし、しなかったら地獄になるよみたいな感じでしたし、
ルターとかはですね、そんなもんないみたいなね。
もうなくて、自由な選択なんてできないから、人間が救われるには神の恩徴しかないんだよねって言って、
じゃあ信仰しましょうみたいな感じだったわけですけど。
でですね、その自由意志っていうのを俺ら持って動いてるの?それともないの?っていうのがですね、
よく哲学的なテーマというか議題として挙がったりするわけですけど、
でですね、どうも脳科学の分野でですね、元々こういう話題ってあんまり科学的な話じゃないって言って、
ウィトゲンシュタインとかもズバッと言ってるんですけど、
でもなんかどうもですね、今脳科学の分野みたいなのが進んでいて、あんまちょっと詳しく調べてないんですけど、
自由意志ってどうもやっぱなさそうやぞ?みたいなことがですね、ちょっと科学的なアプローチからですね、
なんかちょっとそういう説に傾いてるって話は聞いたことあるんですよね。
なんでですね、僕はどっちかというと自由意志ない派なんでですね、
うーん、やっぱそう?みたいな感じなんですが、
でですね、この自由意志がないとですね、僕はない派なんですけど、
自由意志がないとするとですね、ちょっとこう、
これについてどう考えればいいんだろう?っていう問題がですね、責任の問題なんですよね。
っていうのは、その自由意志を持ってて選択肢から自由に選べると、
自分の意志で自由に選べるという場合って、
まあ、悪いことしてしまったらそこに、
あんまりそれを選んだんだから、それの結果には責任を持たないとね、みたいな感じでですね、責任というものが発生するんですけど、
自由意志がないんだとしたらですね、責任とか発生しようがないんですよね。
でですね、これについて例えば僕の身に置き換えて言うとですね、
僕はもう小学校6年間ですね、忘れ物をしないっていう通知簿のね、忘れ物をしないっていう欄がですね、
小学校6年間もう少しだったんですよね。
リコーダーとかですね、1年間忘れ続けるみたいな、
03:03
なかなか物を1年間忘れ続けるって難しいじゃないですか。
それぐらいですね、物を忘れまくってたんですけど、
失くしまくってですね。
で、まあ本当にこういろんな人に迷惑をかけたんですが、
でですね、
それはですね、まあちょっと本当に失くしちゃうなーなんてですね、
まあ嫌だなーって、失くし忘れっぽいしなーって言って、
気をつけないとなーとか思ってたんですけど、
でですね、今もですね、昔よりはね、だいぶマシになったんですけど、
やっぱですね、忘れたり失くしたりすることがあってですね、
そうすると迷惑かけるんで、社会通例上もちろん謝るんですけど、
これですね、まあ40年くらいね、生きてきて、
やっぱりその性質っていうのはですね、ちょっと逃れがたいもんだっていうですね、
感じもしてきたのでですね、
マシにはなってるけど逃れがたいもんだっていう感覚があるので、
これですね、僕は忘れっぽかったりとか物を失くすことについて、
基本責任ないと思ってるんですよね。
何か忘れちゃうんだよねっていう風にどっかで思ってるんですよね。
でも社会通例上すごく謝ったりはするんですけど、
でですね、これはもう本当に諦めに近くてですね、
こういう体に生まれてしまったんだからしょうがないなと思って受け入れてるんですよね。
でですね、その代わりその体をですね、
上手いこと操縦して、なるべく忘れ物、自分が忘れ物を強くするとか、
物を失くすんだってことをですね、
身に染みてわかってるんで、
それをですね、操縦するマニュアルみたいなのは経験の中で磨かれてるわけですよね。
やっぱり痛い目に遭うので。
なんでですね、こうちょっとどういうようなメモの取り方をしてみたいなことをですね、
その時とその時の生活の動線とかに合わせてですね、
ちゃんとアップデートしてるわけですけど、
今はですね、メールの下書きのところにやるべきことっていうのをずっと書いててですね、
それをやったらメールの下書きを消していくっていうのをですね、
トゥー・ドゥ・リストっぽくやってるわけですけど、
それはまあ今メールをね、会社のメールを一番見るので、
会社のメールの下書き欄を使うのが一番僕にとって効率がいいからなんですが、
でですね、なんでですね、そういう風に磨いてはいるもののですね、
基本的にはまあまあ、じゃあそれでも漏れてしまったって言ったらしょうがないなと思ってるんですよね。
でですね、まあそれをじゃあ、でもそれはまあマニュアル作りをサボってるんじゃないかと、
マニュアルがまだまだ磨き足りないんじゃないかっていう風に思われるかもしれないですけど、
そこを含めてですね、その能力を含めてまあ自分なんですよね。
なんでですね、まあそういう風に無視、責められてですね、
お前とんでもないものなくしやがってと、
まあ実際今日ちょっと会社でですね、
まあまあな、まあまあなものなくしたんですけど、
しかも他人のまあまあなものなくしてですね、
で、ちょっとまあまあ謝ったんですけど、
06:02
まあまあとかめっちゃ謝ったんですけど、
でですね、まあそれもですね、まあああ、なくしたなこれ、
多分俺だなと思いつつですね、
ああ、彼に迷惑かけるなと思いつつですね、
まあそれにめちゃくちゃ謝ったんですけども、
でもまあ謝りながらですね、まあしょうがないなって僕はもう速攻で切り替えてたんですが、
まあですね、まあ仮にですね、まあその彼はですね、
ああもう大丈夫です、大丈夫ですって言って、
いやいやそんなこっちはこそ確認しちゃってすいませんみたいな感じだったんですけど、
でもですね、もしめちゃくちゃ逆に責められたとしたらですね、
まあ本当にそうなんです、こんな感じなんです僕、期待に応えられずすいません、
まあでもこれぐらいの値打ちなんで、
まあ今度からそう思ってもらえると助かりますっていう、
まあそれをそのまま言うか分かんないですけど、
まあ少なくとも僕は心の中で多分そう思ってるんですよね、
でですね、というわけでですね、まあ本当にこうなんかなかなかね、
なんかこうそこになんかこう、
まあ本当にこう必然的に忘れたりなくしたりしちゃうわけですけど、
でですね、今ちょっとですね、まあ結構入社以来ベスト3ぐらいに入るですね、
結構クズっぽい人と今長く付き合ってまして、
まあ仕事上でですね、長く付き合っていてですね、
まあ本当にですね、ほとほとちょっとはーってことはあるんですけど、
やっぱですね、まあこういう人だからしょうがねえかっては思うんですよね、
本当にしょうがないじゃすまねえなと思いながら、
まあしょうがないはしょうがねえなと思ってるんですけど、
でですね、なんかそんなことを思ってるとですね、
なんか一つ確かエジプトの神話だったと思うんですけど、
こう思い出してですね、そのエジプトの神話っていうのが、
あの、確かサソリとネズミだったかなと思うんですが、
の話なんですよね、
ナイル川かなんかどっかの川をですね、
その二人とも渡りたいと思ってると、
で、サソリも渡りたいしネズミも渡りたいと、
でですね、ネズミがですね、こう普通に泳いで渡ろうとしたらですね、
サソリが、俺も渡りたいんだよねって言って、
あの、背中乗っけてくんないって言うんですよね、
そしたらネズミがですね、
いや、でもお前ほら、刺すかもしんないじゃんって言うんですよね、
そしたらサソリが、いや刺さない刺さない、
んなら刺したら俺も死ぬじゃんって言ってですね、
まあまあまあそうだねって言って、
いや絶対刺さないから、ちょっと俺泳げないから乗っけてってよって言って、
まあそこまで言うならってネズミがこうサソリを乗っけるんですよね、
でですね、川をこう泳いで渡ってたらですね、
もう川のど真ん中ぐらいでですね、
普通にサソリがブサッてネズミ刺すんですよ、
でネズミが、刺さないって言ったのにって言ってですね、
ブクブクブクって溺れるんですけど、
サソリがですね、
ごめん、俺サソリだからって言ってですね、
2匹とも溺れ死んだっていう話があってですね、
これ最初聞いた時、なんやねんその話って思って、
ちょっと面白かったんですけど、
でもこれ結構教訓があるなと思ったんですよね、
09:00
やっぱりですね、サソリはサソリなんですよね、
刺すは刺すと、
刺さない、刺さないよとか言ってたからですね、
刺すは刺すんですよね、
なんかもう逃れようがない部分もあるわけですよね、
やっぱサソリってあるからには、
でなんでですね、
こうまあそういう、それを聞いてですね、
まあしっくりくるなっていうのは僕はこうちょっと世界観を持ってですね、
その自由意志がないっていう世界観を持ってて、
でなんでですね、
まあニュースで誰が何やろうがですね、
基本はやっぱしょうがないなと思って見てるんですよね、
だし、
あ、そういうことをやっちゃった、
やっちゃうのはね、だからサソリが刺しちゃうみたいなもんでですね、
加害者であれやっぱりですね、
うーんそういうもんかぐらいのふうに見ちゃうんですよね、
でですね、
あの、
まあやっぱりですね、
ただその自由意志がないっていうことを認めるとですね、
じゃあ犯罪の責任はどこにあるのみたいな、
やっぱ問題が出てくるわけですよね、
その犯罪とかじゃあ重大なミスみたいなことをですね、
裁けないのかっていう問題が出てきてですね、
で、
そのですね、
あの出てくるんですけど、
やっぱりですね、
まあ結論から言うと責任も、
責任っていう概念もですね、
やっぱ社会を回すために作られたやっぱ幻想だとは思うんですよね、
でですね、
あの、なのでですね、
これはやっぱりこう、
責任っていう概念そのものをですね、
まあ信じてないんですよね、
信じてなくてですね、
まあなんというか方便として使ってるわけですけど、
あ、じゃあ責任持ってやりますみたいなですね、
責任持ってやりますって言わなきゃいけない場面があるから責任持ってやりますって言ってるだけでですね、
責任っていう概念自身は全然信じてないんですよね、
でですね、
あの、
ということでですね、
まあ、
ちょっとここで一つ自分の中で矛盾が発生するんですよね、
僕はその責任というものを信じてないんですけど、
でも実生活の中では責任をですね、
取ったり取らせたりする必要というのがあるわけですよね、
ここに矛盾が生じるんですけど、
でですね、そこの矛盾をじゃあどうするのかっていうのが問題があるんですよね、
でですね、まあこれがですね、
例えばその、
昔からそれはその悪いことやったら責任取らされるのはもう昔からそうだろうと、
ここで悪人は裁かれるだろう、
というようなですね、
まあ反論あるかと思うんですけど、
実はこれも違っててですね、
なんか例えば中世の日本、
その鎌倉時代とかちょっと前ぐらいのですね、日本だとですね、
例えば家で殺人事件が起こったりするとですね、
その人を殺したいその犯人をですね、ほっぽっといてですね、
その殺人事件が起こったら家を燃やすんですよね、
で燃えたら一件落着みたいなですね、
全然その責任、
それを殺人を犯したっていう人のですね、殺人罪、
この責任を問わればみたいな感覚はないんですよね、
全く違う世界観を持ってるんですよね、
なんでですね、まあこの、
あの、
あのなんですかね、
昔からこう変わらず責任というものがあるわけではないんですけど、
12:01
でですね、まあそんなことを考えていたらですね、
その17世紀か18世紀ぐらいのその、
政治哲学の分野の理論でですね、
自然状態っていう概念があるんですよね、
でその自然状態についてのその、
っていう概念がですね、生まれてですね、
こうなされてきた議論をですね、
ちょっと思い出してきたら来るというか、
話としてそこに繋がってくるので、
その話をしたいんですけども10分過ぎてるので、
また続きは明日にします、
ありがとうございました。
チャンネル登録をお願いいたします
12:39

コメント

スクロール