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どうせやるならちゃんとやらナイト。
この番組は私、トンチピクルスと、
オークボーティーでやっております。
はい、トンチピクルスは今年59歳になります。
そん…。
そんなに言いそうになって、ぐっと止めました。
もうそんなにですよ。
そうか、でも僕も55歳ですからね、今年。
そんなに。
普通、55歳と59歳の良い初老男性2人が喋ることといえば、野球の話とか。
まだ全然我々野球の話してないですね。
やってみましょうか。
チームはどこを応援しています?
いや…。
見ないですもんね、僕、野球。
僕も、何て言うか、福岡に住んでいると、やっぱりホークスっていうので、
チケットを頂いたりとか、一緒に行きましょうとか、そういうのがあるから、
野球の中継とかをテレビで見ていると、結構BGM的な感じで楽は楽なんですよね。
そうですか。
そういうので、ダラダラ見てて、勝ったとかいう時期も、だいぶ前はちょこっとあったんですけど、
基本的にそんなスポーツ興味なしなんで。
他の競技も別に見たりはしないですか?
しないですね。
オリンピックとか、ああいうのでもあんまり見ないですね。
僕はですね、たまに見るのがボーリング。
ボーリングの番組が?
たまにですね。それとダーツ。
へえ。
それは地上派ではないかもしれないけど、たまにBSとかで世界ダーツ選手権とかやってたりするんですよ。
それを見るんですか?
結構渋いですね。
世界ってつくけど、やってるのはアメリカだけなんですよ、だいたいが。
アメリカのどこかでやってて。
日本人の選手とか出て、応援しようかなみたいにならないですか?
でもね、日本人は見たことないですね。世界ダーツ選手権では。
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いつもアメリカ人みたいな人が出てますけどね。
もしかしたら予選とかで他の国の人たちはのきなめ落ちて、アメリカ一挙みたいなってことですかね?
どうでしょう。ただ、ダーツに関して言うと、あれって別にパワープレーではないじゃないですか。
筋肉とかですね。
テクニカルなものでしょうから、日本人とか上位に行きそうなもんですけどね。
見たことないですね。もしかしたらアメリカだけの番組なのかもしれないですね。
勝手にワールドがついてるだけみたいな。
点数のつけ方も全然知らなくて、点数のつけ方を番組を見ることでわかればいいなって思うんですけど、
最後まで見ても何が何でこの人が勝ったのかわかんないんですよね。
それは、僕がさっきの野球の中継みたいな感じで、なんとなくBGM的に流しながら、
じゃなくて、結構じーっとガッツリ見てる感じなんですか?
ふふふふ。
怪しい笑いが。
あのですね。
中に読み解くべき暗号みたいなのが。
今ので伝わりましたかね。今のふふふっていう笑いに、5GBくらい情報を入れたつもりなんですけど。
これを音声の表示にするとノイズの中にブロックみたいなのがあって、怪しい笑いが。
ダーツとボーリングですかね、見るとしたら。
ポーツかぁ。ないなぁ。
あれでもほら、前なんかそういう部活はしてたんでしょ?
部活は、僕たちの頃ってほら、男はもう全部運動部やろうみたいなのがあるから、
あと強制的に連れて行かれるみたいなのもあるじゃないですか。
高校の時とかは何もする気ないのに、横にめちゃくちゃ背の高い友達がいたんですよ。
一緒にぶらっと歩いてて、1年生の時。
僕も筋肉はないけど、なんていうか、そんな痩せ方じゃないじゃないですか。
ラグビー部の人に、お前ら二人来いって言って。
えぇ!?
入れ入れって言われて、この部はめちゃいいからっていうので、
もうどんにちも練習せんし、いいこといっぱい言われるんですよ。
やってみればいいみたいな話で。
はぁーみたいな。
情けないのが、スポーツが全然できないのに、そういう時にもしかしたらちょっとできるようになるかなみたいな。
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薄い夢が頭によぎるわけですよ。
じゃあやってみようかなって。
めちゃくちゃ練習きついんですよ。当たり前ですけど。地獄なんですよ。
雨でも何でもやるみたいなので。
割と実は強豪校だったんですか?
全然。でもコモンの体育教官の人が、ラガーで死体みたいで、とてもきつかったんですよ。
腰ももも痛くなったんで、ゴールデンウィーク前にはイジでもやめてやると思って。
やめますって言ったら、やめさせないみたいな話になって。
その教官とですね、やめます。やめさせない。
いろんな理由を考えるわけですよ。勉強したいのでやめます。
ダメだ。みたいな。
家のほうの用事があるので、ダメだ。みたいな。
1年生の時が、クラスの担任が別の体育教官だったんですよ。
それがもうバカバカしいじゃないですか。肌から見てたら。
3日寝て、コモンの体育教官に、もう一回やめさせてやれって言ったみたいで、
なんとか6月ぐらいにやめたような気がするんですけどね。
4月に入って6月に。そうなんですか。
スポーツやってる人には申し訳ないんですけど、やれないですよ。
休みも、特にラグビーとかってものすごいハードじゃないですか。
もともとそういう素養がないのに、っていうところが一番だと思うんですけど、
漫画も読みたいし、テレビも見たいし、レコード買ったら聞きたいしっていうのも、
ただクタクタなだけなんですよね。
本当に申し訳ないけども、合わないっていうですね。
ちなみに、横にいた背の高い人はラグビーが入ったんですか。
入ったんですよ。で、そいつをもうやめるって言い出して、
そいつも同じ問答が結構あったみたいで、ダメだ、ダメだって言って、
ちょっとおかしくなってしまって、悩んで、
別におかしくなるとかじゃないけど、
ちょっと心の病気とかそういうのない時代だけど、
そこまでは言ってないけど、ちょっと弱った感じになってしまったんで、
多分、僕を助けてくれた教官が、それもいいじゃないか、やめさせてやれよって、
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多分言ったんじゃないかなと思うんですけど、
助けてくれた人はバレーブルやってたんですよ。
だからそいつ性高いからバレーブルに引きずり込まれたんですよ。
でもそっちは良かったみたいで、頑張ってやってたから、良かったなと思ったんですよ。
結果的にですね。
もしかしたら大久保さんも花園とかに行ってたかもしれないですね。
部屋にパスして駆け抜けてる写真を自分の中で飾ったりですね。
そういうのがあればもうちょっと爽やかな人生だったと思うんですけどね。
じゃあそれ以降、スポーツは縁がない。
縁がないですね。
僕は一回も運動部って入ったことないですよ。
僕中学の時に確か美術部だったのかな。
中学は美術部で、高校は部活動とか全然しなかったです。
軽音部とかそういうのは入らなかったんですか。
入ってなかったですね。
楽器ももともとできなかったし、
楽器できないくせに、
それこそその頃ってレインボーとかホワイトスネとか流行ってて、
そういうのをギターでペロラって弾く友人とかいたんですけど、
馬鹿にしてましたもんね。
気持ちは分かります。
そうですか。
僕も弾けないから。
いいやいいや。
僕も高校、大学かな、そういうところです。
そういうことには入ってないので、
あるいうところでやるのって半分お祭りじゃないですか。
ひけらかしみたいなのもあると思うんで、
なんとなく嫌な気分で見ててしまったんですね。
要は我々陰キャっていうことですね。
そうですね。
今そういう時代的にいい言葉が、ズバリな言葉が。
今ちょっと思ったんですけど、
ご陰キャさんってどうですか。
年取って陰キャな人って。
一応外では陽キャをやってるけど、
お家に帰ると大人しくご陰キャ。
あんまりでも、
外に出てる時に暗い感じも良くないかなとは思ってるから、
なるべく釈放というか、そういうのは心がけてるんですけど。
そうだ、先週の話になっちゃうんですけど、
話してて思ったのが、
例えば我々って陰キャだったのが、
今陽キャじゃないけども、ちょっと違うふうになっちゃう。
でも高校生の頃陽キャだった人が、
今もしかしたら陰キャになってるかもしれない。
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それってお酒と同じで、
酒ってほら年を取ると、
強くなったり弱くなったりするじゃないですか。
人によって変わる。
そういうキャラも年を取って、
前は陽だったのがちょっと陰になっちゃって、
いるかもしれないですね。
そうですね。
スポーツバリバリで楽しくやってた人が、
年齢がいくにつれて、
虚しさを覚え、
何をしても楽しくない。
そうですね。
何をしても楽しくない。
我々もそんなに変わらないと思う。
変わらないですね。
何してるのが一番楽しいですか。
逆に先に言っていいですか。
僕の一番、
例えばこの1週間とかで考えて、
あなたはこの1週間の中で、
1時間幸せな時間があったら、
どこが一番幸せでしたかと聞かれたとしたら、
僕ははっきり答えることができません。
それは…。
ちょっと待ってくださいね。
聞く準備を雑談の中で流したら怒られるかもしれない。
ピー入れる準備を…。
それは…。
聞きたくないわ。
切る構図なんです。
キンって聞こえる。
いやいや。
キン構図。
作業をしているときですね。
そうなんですよ。
夜中のキン構図で、
僕はライブをしたりするから、
しかもCDを作ったり、
ジャケットを切ったりとか、
フライヤーを作ったりするのを、
夜3時くらいに24時間のキン構図にて作業することがある。
キン構図というのは、
何て言ったらいいんですかね。
レンタルのパソコンがあって、
出力をプリントして、
カットしたり加工したりするスペースが、
自由に使えるんですよね。
多分、いろんな街ね。
ある程度の規模の街にはどこにもあるような、
ウェブ作業ができるコンビニというか、
出力作業ができるコンビニみたいなのがあって。
だからキン構図って言うんですけど。
キン構図に夜中行って、
チラシをプリントアウトして、
それを定規当ててカッターナイフで切っている。
その時間が一番、
心が無になるんですよね。
修行僧のような。
そうかも。
あれ使わないですか。
ゴリッグいっぱい切れるやつがあるじゃないですか。
使わないです。
僕もあれ使わないんです。
いやいや、ごめんなさい。
なんで僕あれ使わないかというと、
大久保さんが使わなかったからですよ。
僕、最初キン構図に行ったのは、
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大久保さんと一緒に行ったんですもんね。
そうですかね。
何かCDのジャケか何かを作るか何かで、
大久保さんが、
じゃあキン構図で製作しましょうって言って、
それで分かりました。
この話60分くらいしたいんですよ。
そんで、
定規の添え方から、
手首の返し方。
ヒギみたいな。
ツバメ返しみたいな。
全然違うとこ切った。
ありますね。
定規で切ってそれが並びっきり。
横に面付けして並べているところにズワッと。
どっちも面白い。
そうそう、よくある。
あれで、大久保さんに連れて行ってもらった時に、
大久保さんがカッターで切ってたから、
カッターで切るもんだと思ったんですよ。
僕も時々使うんですけど、
よく大量に切れるやつがあるじゃないですか。
あれをガリガリやってる人を見ると、
ズレないんですよね。
ちょっとズレても平均みたいな。
ちょっとズレますよね。
ズレないんですよ。
これ便利ですよって教えてもらった時に、
別の人と行って、
びっくり、その人やってたから。
やるたびに薄いもやしみたいな、
ズレの切り残しがズワッて出るんですよ。
気分が悪くなってきて。
薄い普通の紙くらいだったら、
3、4枚重ねてですけど、
なるべく丁寧にやりたいから。
わかります。
そういう意味では、僕はね、
大久保さんの訓闘を受けた。
カッター部みたいな。
断細部みたいな。
やめませんでしたね。
いいですね。一番弟子ですね。
しかも均衡図に行くぞとか言って、
全てトランケーの末で。
あれ見ればお前、めちゃくちゃだろ。
切り方してくぞとか。
切りごたえ散らし持って、
じゃあウエストでウゾッと。
よく見たらもうズレまくって。
やばいですね、均衡図断義。
面白かったですね。
僕もあそこ大好きだからですね。
便利ですね。
じゃあ大久保さんの1週間のうちの
幸せな1週間は来週聞きましょう。
そんなにハードルが上がるとこう、
相当なものを。
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しかも金で始まり。
あるいは図で終わるみたいな。
金で始まり図で終わる。
これ、こんな感じですかね。
そうですね。
お便りもよかったら、
あなたが思う1週間のうちで
一番幸せな1時間。
1時間。
金で始まり。
リーズ。
ポリッとグリッとまた来週。
じゃあ、せーの。
ポリッとグリッとまた来週。
ありがとうございました。
