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2024-03-27 12:36

35:【金型】インターモールド2024の出展機情報をご紹介

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4月17日から大阪で開催される金型加工技術展「インターモールド2024」の出展機情報を紹介します。
①オークマ
②牧野フライス製作所
③ファナック

■参考リンク
インターモールド2024
https://www.intermold.jp/top/

■プロフィール
つねぞう
ものづくりが好き。工作機械メーカーで設計をしている。猫を飼っている。

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下記で文字起こしが読めます。
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00:04
こんにちは、常蔵です。
Design Review.fm第35回目、始めていきます。
このDesign Review.fmは、世の中の様々なもの、
主に工業製品やそれに関わる出来事について、
私の主観で勝手にデザインレビューをしていこうという番組です。
前回は、「壊れて喜ぶ強度試験って何?」ということで、
航空機の翼の強度試験について話してみました。
今回はですね、インターモールド2024年が、
4月17日から19日に開催されますので、
まだもう少し時間はありますが、各社の出展情報を見てみようと思います。
では本編をどうぞ。
はい、本編です。
まずインターモールドとはどういうものか、簡単に説明しますと、
インターモールドは年に2回、東京、大阪、そして名古屋で開催される、
体形技術の大規模な展示会です。
今年はですね、大阪と名古屋での開催で、
4月17日から19日が大阪、
6月26日から28日が名古屋で開催されます。
今回はですね、4月17日から19日の大阪、
インテックス大阪での出展情報を見てみようと思います。
まずは大隈さんですね、
6号館の6B-251がブースの場所となっています。
ホームページの特設ページを見てみると、
3台の出展機があるようですね。
1台目は縦型マシニングセンターのMB-46VE-2と、
移動式の共同ロボットOMR-20の組み合わせの機械となっています。
自動化を手軽にコンパクトにというコンセプトの展示ですね。
縦型マシニングセンターのMB-46VE-2には、
新しいオペレーティングシステムのOSP-P500が搭載されています。
移動式の共同ロボットOMR-20は、
去年の11月に開催された大隈創業125周年を記念した
内覧会で発表された新商品となっており、
ファナックの20キロ過半の共同ロボットを
移動式の台車に乗せた製品です。
簡単に移設できる使い勝手の良さが特徴となっており、
03:02
システムの機械との位置合わせなどの調整にかかる時間は
10分以内だそうです。
多品種少量生産を手掛ける中小規模の金属加工会社をターゲットにしていて、
最大10台の機械、そして30種類の加工ワークを登録できるそうですね。
そして2台目は複合加工機のマルタスB250-2と
ビルトインロボット、アームノイドの組み合わせとなっています。
誰でも簡単に操作できるロボットシステムがコンセプトの
アームノイドは、加工室内にビルトインされる超融合内蔵ロボットと呼ばれており、
工作機械のオペレーターが使うことを前提としています。
なので複雑なロボットのプログラムが不要で、
ガイダンスに従っていけば動作経路を自動生成できるそうですね。
そして3台目が五軸制御立て型マシニングセンターのMU6300VL。
これは高精度・高剛性と大きな加工空間の両立がコンセプトの展示となっています。
Lが付いているので、詮索仕様となっていますね。
テーブルサイズは0×630。
ちょっとさっき言い忘れたんですけども、2台目のマルタスも、このMU6300もですね、
新しいCNCオペレーティングシステムのOSP-P500が搭載されています。
このMU6300VLは半導体製造装置の真空チャンバーの加工を意識したような機械ですかね。
お次は薪のフライス製作所の出店情報を紹介したいと思います。
薪のフライス製作所は6B-441がブースの場所ですね。
薪野の特設サイトというのは、まだ今日の段階では準備中なんですけれども、
ホームページから見れる案内上からですね、出店機が分かりましたので、これをご紹介したいと思います。
薪野も3台の出店機があるようです。
1台目は縦型三軸マシニングセンターのV56iプラスですね。
このプラスは去年のインターモールド2023で発表された機械で、
縦型三軸マシニングセンターであるV56iに対して熱対策を強化することで、
長時間の連続加工での位置精度を2.4μm以下にすることを実現した仕様とのことです。
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この位置精度2.4μm以下というのは、薪のフライスの工場での実績値ということですね。
このプラス、標準のV56iに対してどんな熱対策をしているかというと、
まずはEスタビライザー。これは機械内部の温度と変位の関係を取得して分析することで、
機械の安定化制御を行うものですね。
あとはテーブル温度安定機能というもので、
これは機械温度と同調した冷却用、そのテーブルの中の配管にですね、
循環させてそのテーブル自体の熱変位を最小限に抑えようという機能だそうです。
薪のフライス2台目はワイヤー放電加工機のU6ですね。
U6は高い汎用性と低いランニングコストで、ユーザーに優しい機械とのこと。
最大質量のワークを搭載しても高い繰り返し精度を実現する固定式のワークテーブルを採用して、
加工液タンクは機械本体異物と一体化されていますので、小スペースな設計になっているらしいです。
3台目も同じく放電加工機、NC放電加工機のH3i。
テーブル寸法は600×450mmの小スペースな設計となっていて、
金型加工に必須なオプションを標準搭載のパッケージ機だそうです。
これら放電加工機についてのワークショップも開かれるようで、
タイトルはカーボンニュートラルに貢献する放電加工技術。
日時は4月19日金曜日の13時から14時。
興味のある方はインターモールドのページから登録してください。
次の企業はファナックです。
6B-242がブースの場所となっています。
ファナックでは2台の展示機があるみたいですね。
1台目はロボドリルαD28LiB5アドバンスのプラスY500。
名前が長いですね。
少しその名前からどんな機械か説明していくと、
まずD28なのでATC本数が28本ということですかね。
そしてその後にLがあるのでX軸が700ミリ使用。
最後にY500とあるのでY軸が標準400に対してプラス100の500ミリ使用。
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そしてB5アドバンスプラスということで、
制御装置がB5プラスの高性能仕様になっている機械ですね。
コンセプトは小型切削加工機による大型ワークの工程省略ということで、
X軸Y軸のストローク増し増し機能という感じですかね。
そして2台目がロボカットαC600IC。
XYZが600×400×310のワイヤー放電加工機ですね。
コンセプトはワイヤー放電加工機によるプレス金型の高精度加工ということですね。
あとはファナックCNCのデジタルツインによる加工プロセスの最適化というものを示した展示もあるようですね。
そしてファナックのほうでもワークショップがあるそうです。
タイトルは金型部品の高品位加工、高精度加工に貢献するファナックの技術ということで、
4月18日木曜日11時から12時に開催されます。
興味のある方はこちらもインターモールドのホームページから申し込んでください。
そしてですね、工作機械メーカーの出展は、
新日本工機さん、西武電機さん、安田工業さんもあるんですけれども、
ちょっと今日の時点ではまだ出展情報は出ていないようです。
そして工作機械メーカー以外にですね、ツーリングメーカーや切削工具メーカーの出展ももちろんあります。
そのあたりは切削工具の情報サイトを運営しているタクミ先輩さんが紹介してくれるんじゃないかなと思っています。
タクミ先輩さんもね、タクミ先輩トークというポッドキャストを最近始められました。
こちらの方で多分紹介してくれるんじゃないかなと思いますので、ぜひタクミ先輩トークフォローしてみてください。
はい、クロージングです。
今回は4月17日から19日に大阪で開催されるインターモールド2024の各工作機械メーカーの出展情報を見てきました。
私は今回ちょっと行く予定はないので、出展者の方々、そして調査に行かれた方々のSNSなどでの発信というのを楽しみにしております。
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ということで今週はここまでです。
ポッドキャストの感想質問は、ハッシュタグデザレFM、デザレはカタカナ、FMはアルファベットでデザレFMでお待ちしております。
各ポッドキャストアプリでの評価もぜひぜひお願いします。
ではお疲れ様でした。ご安全に。
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